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ティラノゲームフェス2019参加作品

3291 のレビュー
  • Please call me…?
    Please call me…?
    これまでの二人の関係性を考えてしまうようなふたりの会話が小気味よく、展開が予想外のところへ変わり、非常に面白かったです。「!?」と「なるほど!」の嵐…! そして最後の台詞にはアアアー!となってしまいました…なんて尊いんだ… 短編ならではの、台詞や掛け合いをモチーフにするという、構成の綺麗な作品でした。
  • 夜光物語
    夜光物語
    連続不審死の話なのに何だかほっこりしちゃいました。幸次郎くんと祐介さんが組むまでの流れを丁寧に追って読めたのがすごく楽しかったですね~ しかし徐々に次は誰…!?とハラハラさせる終盤…!推理を強要されない・ホラー要素もないため安心して読了できました。
  • 初恋は年齢天秤の中で
    初恋は年齢天秤の中で
    舞台設定、シナリオ、キャラクターなど、どれを取っても一級品の作品でした。 話のボリュームはありますが、文章は読みやすいのでサクサクと進めることができます。 特に素晴らしいと思ったのは第7章以降。 話の核心部分に迫り、単なる王道恋愛ストーリーの枠にとどまらない展開になるので、そこからは一気に読了しました。 伏線回収の仕方などが素晴らしいので、作者様の恋愛ストーリー以外の話にも期待してしまいます。 また「note」に掲載されている後書きも拝見いたしました。 クリアした方はぜひこちらもご覧になってください。 作者様がこちらの作品を制作された動機や、キャラクター・シナリオの細かい設定を読むことができ、とても興味深いです。
  • にゅんとにょん
    にゅんとにょん
    gaagle先生の「その他意味」のバリエーションが豊かすぎて、本当に兄貴を探したかったのだろうか?もしかしたら本当に言いたいことは「その他意味」の中にあるのかも…いやいや、バカゲーだからそこまで深い意味はないか!なんて深い考察をしてしまいました。そしてエンドロールのカオスっぷりに笑いました(笑)ビックリマーク多い!!はみ出てる!!!!!
  • 河童の花嫁
    河童の花嫁
    背景やSEなどの演出が効果的で、水中のイメージが自然と伝わってきます。不思議でありつつも暖かさを感じる終わり方で後読感も良かったです。なんとなく紙芝居の読み聞かせのような雰囲気で、落ち着きたいときに是非読みたいと思える作品でした!
  • St.ChocolateDay
    St.ChocolateDay
    主人公の男の子がバレンタインデーにチョコを受け取ったので、ホワイトデーのお返しを考えながら女の子と交流していく物語。メインの女の子は3人(おまけで追加1人)で、最初の選択肢でキャラが分岐します。おまけを含めて全7ルート(各女の子2ルート)、1時間程度で読了しました。 どのルートの女の子もイラストを含めてみんな可愛く、最後まで楽しくプレイできました。みんな真っ直ぐな性格をしているので、バッドエンドを見た時はどれも「あーっ!!」と心の中で叫んでしまいました。その分、ハッピーエンドはとても幸せな気持ちになれました。 個人的に好きなのは、ちかげ先輩です(ゆきみちゃんも独特な口調を含めて、すごく好きなんですが⋯⋯!)。見た目とか性格とか、全てが自分の好みに突き刺さる女の子でした(笑)。
  • ブキヤ
    ブキヤ
    質問に答えて買う武器を選んでもらうゲームです。 一般的なRPGでは武器屋で武器を買うことは当たり前のことですが多くの場合必要最低限のやりとりしか出来ないので、この作品のように店員さんとおしゃべりしながら武器を選べたら楽しそうだなと思いました。おっさんの件でくすっと来ました。 最終的にかっこよくて強そうな武器を選んでもらえたので何だか嬉しかったです! 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 初恋は年齢天秤の中で
    初恋は年齢天秤の中で
    大人っぽく美人なクラスメイトに恋をした少年と、『所有者』と『相手』の年齢を操作できる『年齢天秤』の所有者である青年の物語。選択肢は、会話を楽しんだり、物語を深く楽しむか早く先の展開を見るかといった要素で、一本道のノベルゲームです。 ゲームとしてのドキドキはないものの、二つの物語が交互に展開し、後半はシリアスな展開にもなるので、ストーリーのドキドキを楽しむことができました。もちろん説明にある通り『青春ストーリー』でもあると思いますが、私が感じた面白さはもっと大きな枠というか、うまく表現できないのですが、『人と人のお話』と言うような部分です。とても、とても、最後まで楽しませて頂きました。 ノベコレでは長い部類のゲームだと思いますが、同じだけの満足感も得られると思いますので、ぜひたくさんの方に遊んでみてほしいなと思います。 キャラクターたちはみんな生き生きとして、とても応援したくなる人ばかりでした。みんな幸せになってくれ……特に夏乃ちゃんはしぬほど幸せになってほしい……。 そして、悪いばっかりに描かれていたあの人も、本当は何か苦しんでいたんじゃないかなあとも想像してみたり。
  • Please call me…?
    Please call me…?
    英語の偏差値2なのでジョークを理解するのに少し時間がかかってしまったのですが何とか理解できました。ジョーク自体もうまいなと思いましたし、それをお話全体にかけているのもすごいです。 途中急展開なんかもあって、受験生の時を思い出したりなんかしつつ最後まで楽しんでプレイできました。
  • 初恋は年齢天秤の中で
    初恋は年齢天秤の中で
    初恋天秤という特殊な設定を複雑になりすぎることなく、それでいてうまく活用した凝ったストーリーが素敵でした。この作品の肝は二つの物語がどのようにつながっていくのかにあると思いますが、なるほどなと感心させられる見事な結び方だと感じました。ぜひ各々自分の目で確かめてみてほしいです。
  • その恋、保留につき、
    その恋、保留につき、
    正直に言うと、最初は恋愛応援委員会の強引な姿勢になんだこいつらは?とあまり良い印象を受けなかったのですが、それぞれのエンドを終えた後にはみんな可愛い!良い子!となっていました。私がチョロいという事が言いたいのではなくて、それだけキャラの魅せ方が上手いという事です。いやまあチョロいのも確かなんですが。そういえば姪浜さん√でそんな私そっくりのキャラが出てた気がします。 グラフィックはフリーとは思えないほどの出来で登場人物の魅力をより引き立てています。メイン以外のサブキャラたちも個性的でした。 和子ちゃんと剣道部部長が特に好きです。
  • 千羽×リミックス
    千羽×リミックス
    選択肢でポエムの文章を選んで、完成したポエムによってストーリーが変化する構成が面白かったです。見知らぬ人の書いたポエムが、世界のだれかに影響を与える…何気ないことでも、それはとても素晴らしいことだなと感じました。UIや文字なども、全体的にりみちゃんのゆめかわな雰囲気とマッチしていて良かったです!
  • オオカミガールと機械人形の嘘つきレクイエム
    オオカミガールと機械人形の嘘つきレクイエム
    良かったです。タイトルやタグから、SF色が強いのかなと思っていたのですが、テーマはそこじゃなかったですね。最初に語られる通り、「嘘」というのがキーワードになっています。 普通、嘘はよくない事だとされていますよね。もちろん悪意のある嘘は許されませんが、人のためになる嘘、優しい嘘というのもあるはずです。「嘘も方便」という言葉もあるくらいですからね。本作の中でどのような嘘が出てくるのか、注目です。 最後はやや重い題材を扱いながらも、コミカルなシーンを挟んで暗い雰囲気にならないようにしてあり、このあたりのバランス感覚がうまいなと思います。30分ほどで読める軽めのほのぼのストーリー、気分転換にお勧めです。
  • 取調室
    取調室
    短時間で、推理の達成感と納得感が味わえる素敵な作品でした。 2億円窃盗事件という、大きな事件に、普通の窃盗なら起こりえない違和感。 容疑者に質問して、答えが見えてくるのが心地よかったです。
  • 箱
    箱って、不思議な魅力があるなぁと再実感させてくれる作品でした。 脅かし要素はそこまで強くないので、ちょっとでも耐性があれば問題なく遊べると思います。 1本道だけど、色々な結末が見られて、それが繋がっているのか、繋がっていないのかもわからない所に、世にも奇妙な物語的な面白さを感じました。
  • 私の【怪】験談
    私の【怪】験談
    本当に、実体験を聞いているような感覚で、とても良かったです。 人々は本当に少しずつしか話さないのですが、ポーズや動きで、性格が良く分かって、おまけも楽しませていただきました。
  • 初恋は年齢天秤の中で
    初恋は年齢天秤の中で
    小説を読んでいるようで、ゲーム形式で楽しめて良かったなぁと思える素敵な作品でした。 初恋の甘酸っぱい感じの話なのかなぁと思っていたのですが「初恋」という言葉では言い表せないような、色々な要素が入り交ざっていて「人間ってやっぱり良いなぁ」(辛い事も含めて)と思えるお話でした。
  • イービルウィッチ2
    イービルウィッチ2
    異形との物語なのですが、ヒューマンドラマ感があり、 シリアスっぽい雰囲気を、ニャテップが良い意味で崩してくれて、とても遊びやすかったです。 推理部分は最初が記憶力なくて何度か挑戦しましたが、その後はスルスル思った通りに解け、丁度良い難易度でした。
  • 泣けない兎
    泣けない兎
    孤児院に引き取られた主人公・笛は、近くの森に女神が住んでいるという伝説を知る。笛はある願いを叶えるため、森の奥に行ったところ、そこには女神・神様・天使など様々な存在が住んでいる城があった。そこから始まる現代ファンタジー物語。2時間程度で、トゥルーエンドを完走しました。 登場キャラクター1人1人が個性的に描かれており、笛とのやり取りを楽しみつつ、最後まで一気に読むことができました。直接的な残酷描写はありませんが、ダークファンタジーという説明の通り、どのキャラクターも重たい過去を抱えており、その部分は読んでいて辛いものがありました。それが原因で、一部のキャラクターは当初、笛に対して拒絶的な態度を取ってきます。 しかし、物語が進むにつれ、笛の真っ直ぐな性格(捻くれた部分はあるけれど)によって、キャラクターたちにも変化が訪れます。終盤でみんなが一斉に集まる場面は、大きなカタルシスを感じました。今までバラバラだったキャラクターが集合する瞬間って、やはりすごくいいですね! 人間に対する怒りや悲しみを抱えつつも、それでも人間を信じようと決めた優しいキャラクターたちの物語です。続きの物語も楽しみにしています!
  • もち姫 食べ歩き編
    もち姫 食べ歩き編
    全体的にゆるい雰囲気で可愛い作品です。 数多く用意されている食べ物イラストが本当にバラエティに富んでいておいしそうでおなかが空きます……! ラーメンが食べたくなりました。 エンディングの1枚絵が可愛くて好きです。 素敵なゲームをありがとうございました!