ゲーム実況OKの作品(実況前に必ず作品の概要や規約を熟読してください)
49081 のレビュー-
触れたくないけど、そばにいて。俺と彼女と~をプレイしてとっても素敵だったのでこちらも遊ばせていただきました。 全く毛色が違うお話ですがこちらも面白かったです!! こういう躍動感のある女の子大好きなので読んでいてにやにやしちゃいました。 伊坂幸太郎さんっぽいな~と思って読んでいたのですが他の方コメントで意識されていると書いていらっしゃったので余計好みにドンピシャでした!陽気なギャング~に工藤さんもしれっとメンバーにいそうです。 作中に吉本ばななさんのお名前もでていてテンションあがりまくりでした。 @ネタバレ開始 自分を持て余している工藤さんと、大切な人たちを失って深く傷ついている旭さんとの踏み込まない会話が軽妙で、それでいて互いのリスペクトのようなものも感じてみていて安心できる距離感でした。 男女ですけど、恋愛にならないのがすごくいい!バディというほど固く結ばれてもいないけど、手を伸ばしたら届く距離にお互いいるんだろうなぁという確固としたものが二人にはちゃんとあって。ひどい目には合うんですけど、互いを見つけた彼らはもう大丈夫なんだろうなあと安心した気持ちで読み進めていけました。 最後の二人乗りの自転車の終着点までずっと見守っていたいなぁとすがすがしい読後感でした。 軽やかな文章で読みやすいのに、描写の鋭さに何度もはっとさせられました。 本当に面白かったです! @ネタバレ終了 素敵な作品ありがとうございました!!
-
代筆屋ワールドワード手紙やらなんやらの代筆をするお仕事の新人くんになって依頼人の人生がうまくいくような文章をしたためていくコメディー短編。大失敗しても叱られない(というか、そのまま送っているらしい依頼人たちもどうかしている)、やったぜ!……ということで、先日から立て続けに作者さんが公開されているゲームをプレイしておりましたが、最新作の本作も楽しんでやっておりました。 依頼人たちが自分の言葉を見い出すためにこちらでも文章を考えてそのサポートをするというより、依頼人たちは、全員、おまえら自分で考えろよと思うばかりというくらいに恐ろしいまでにこちらに全振りをしてくるだけなので、なあなあで仕事しててもあんまり良心が痛まないような、そういう気分も味わえました。 一周目はランダムに目打ちして文章を生成して進めたのですが見事におもろげレターを量産して大失態を演じ、二周目では選択式に選べるようにして依頼人たちもハッピーなエンディングを迎えていました。 先輩の可愛さ。
-
Drop Doll Dreamダウンロードした!ゲームで遊ぶ済む我慢できない!><
-
サブレキャットヘヴン『アリスニャットシング!』の前日譚にあたる作品です。 前作のような穏やかな雰囲気で進むのかなと思ってましたが、最終的には猫に振り回されているかのような作品だったように感じます。 少しの間しか出てこないキャラにも立ち絵や一枚絵があったりして、なかなか賑やかな印象を受けます。(城ヶ島さん変わりすぎてびっくり) インパクトが非常に強い強いOP・EDをはじめとして(聴き直すとほぼ同じ歌詞なのですね)、BGMがあまり見ないタイプの曲を使っているのも創作って感じで新鮮でした。 @ネタバレ開始 前作に引っ張られて、キッコの物語として主に読んでいました。 作品の猫又像が印象的で、ただの現象としての生命の停止が、人の認識と想い・しがらみによって輪郭を持ち、終わりの先にも残っていきます。 別の言い方をすれば、人との関わりが深くなると、終わりはすべての終わりであるような厳しくも自分勝手な猫と人のあり方は成立しません。 先が長くないことを予感しているキッコにとっては、これは救いでもあるし重荷でもあるのかもなと思っていました。 前作の言葉を借りると人間は亡霊として死に続ける以上、終わりが見えているフェーズにおける言動は、亡き後の仮想の未来から制約を受けるものでもあります。 周囲の配慮を知り周囲を愛しているからこそ、「拗ねているもう一人の自分」をひたすら秘匿し。未来のための亡霊像を作っていく、そんなキッコの強さの源泉を勝手に感じていました。 ニヤは良くも悪くも亡霊に囚われ続けていることも本作で分かったのは、少し複雑な気分ですね... @ネタバレ終了 制作ありがとうございました。
-
月の光の鎖屋さん皆様のコメントの熱量にずっと気になっていてやっとプレイできました! 読み始めてすぐ「あ、文章うまい人のゲームだ」と感じました。世玲奈ちゃんの不安や絶望感もひしひしと伝わってきましたし、話の運びもとっても自然であっという間に鎖屋さんの世界観に引き込まれていきました。心情描写の表現力がすごかったです! 単語もたくさん出てくるのですが、説明っぽさもなくてがっつりとダークファンタジーを味わえました。 ルミエルくん…!無邪気な言動ながら目元はいつも愁いを帯びていて、そのアンバランスさにどぎまぎしつつプレイしました。 新しい沼にはまってしまったかもー!というくらいの衝撃でしたー!! @ネタバレ開始 トゥルーエンドの二人の仲良しっぷりも素敵なのですが、個人的にはEND2がお気に入りです~!! 世玲奈ちゃんの、ルミエルくんを想う気持ちはどちらも同じなのにこうも結末が変わってしまうのかと…。でも、こちらのエンドで垣間見えるルミエルくんの闇になんだか魅せられてしまいました。見た目は少年なのに、老成された闇がより彼の魅力を引き立てて艶めかしさがやばかったです!二人の行き違いが、悲しくも美しいラストでした。 おまけもとっても充実していて、お母さんの祈りと、タロットの魔法が時を経てルミエルくんを救ってくれるお話がとっても素敵でした。世界観のつくりこみが素晴らしくてほんっとうにおもしろかったです。物語の奥行きがしっかりあるので読み終えてからも宝石商さんはどうしてるのかなーとか、魔法省今後どうなるのかなーとか闇市、危なそうだけど行ってみたいなーと妄想楽しいです。 ルミエルくんがうんと年上だとわかるまで、言いようのない背徳感にドキドキしてしまったのは内緒ですっ! @ネタバレ終了 楽しい物語をありがとうございましたっ
-
アゼリアの魔法使い step by step同タイトルの番外編的なゲームがあると聞いて気になっていたのですが、とうとう遊ばせていただきました! 歩くこともままならない主人公を道中で拾ったアイテムで育成して、目的地までたどり着いてもらうゲームです。 @ネタバレ開始 まず最初に、ルウちゃんが健気…っ!! 滅ぼされた国の王女で、現在は療養中につき歩くこともままらないとかもう絶望感が半端ない設定にも関わらず明るくて優しくて健気とか、どこの天使なんですかね…。 口調だけはツンツンしつつも、ルウちゃんを優しく見守る師匠とのやり取りも心温まるものが多くて、所々ニヤニヤしちゃいました。 ルウちゃんが宝箱に近づくごとに出会う人達も、頑張るルウちゃんを励ましてくれたり、はたまた現実を叩きつけてきたりとコミカルな会話が多くてとっても楽しかったです! 最後の宝箱の中身を知った瞬間、「プレイして良かった~!!」と、心の底からにんまりしちゃいました…! それと同時に、宝箱直前でパンツを拾ってしまって若干気まずかったです。 タイミング的に絶対、師匠も拾う瞬間を目撃してる筈なので…w そんな幸せと戸惑いがミックスされた気分なまま就寝した翌日…。 「ディアス師匠の好感度イベントはあと2つあった」という情報を目にしたので、2周目行ってきました…! 効率のいい進め方もお聞きしたし、余裕シャクシャクですな! なんて思ってたんですが…採取が…採取が上手くいかない…! 器用が上がった後は2回目の採取がほぼ成功すると聞いた気がするんですが、3連続失敗が普通に起こるんですが…やはりリアルラックなんでしょうか…? そんなこんなで、効率のいい方法を試した上で結局1時間半ほどかけて師匠の好感度イベントも全て拝ませて頂きました! 師匠の為に何かしたいルウちゃんと、そんなルウちゃんを自由な道へ歩ませてあげたい師匠…良いですね。愛ですね! まだ恋には足りえない感情なのかもしれませんが、まっすぐ師匠に「好きだから役に立ちたい」と伝えられるルウちゃんが愛しくて可愛くて大好きです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
-
竜と白昼夢 -Dragons & Daydream -とても面白かったです! まさかターン制カードバトルが楽しめるとは…! ダイス集めて強いカードひくのが面白くて、一気にクリアしてしまいました。 @ネタバレ開始 ストーリーは悲しい結末でしたが、各キャラがとてもたっていて、面白かったです。ノア先生を狙っていたけど、それっぽいシーンはあまりなく、たしかに記述通り恋愛ものっぽくはなかったですね。ただ、その分、仲間同士の絆を感じられたので、男女ともに楽しめる作品かなと思いました。内容的にも男性が好みそうですし。 バグ報告になってしまうのですが、ダイスを増やすロッドを使用時にダイスがたくさんありすぎると点滅するということがありました。とはいえ、それ以外でそういうのはなかったので、こんなに複雑な処理なのにすごいなとむしろ驚きました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
-
地下放射線おもしろかったー。 @ネタバレ開始 赤髪の男出口開いてもついてきてくれない。なにか見落としあるかも。 もう一回プレイします@ネタバレ終了
-
魔王ちゃんの勇者誘惑大作戦!『機械仕掛けの嘘と夢』を先日プレイして、それをいたく気に入った流れでそのまま作者さまの他の作品もと手を伸ばしてみたけれども、本作も面白かったです。 こちらは前回以上のショートショートなシンプル選択式ノベルゲームとなっていて(コメディータッチが強めシナリオ)、ありがたいことにTRUEエンド以外のルートに行った場合は直前のルートに戻ることができたのもあり、全ルート辿りました。 +++ @ネタバレ開始 多分、違う世界線みたいな感じというよりは、素直に『機械仕掛けの嘘と夢』の登場人物たちの過去の人生を補完する内容になっているものと捉えていいのかな?と思いながらやっていました。思っていたよりもいろいろなかなかの設定だったようだ……というコメディーさもありつつ、全体的な明るさの中にほのかにビターさもあってやっていて楽しかった。メタ的に前作の描写を遡ってキャラクターを見るとじんわりするところもあったり、古い作品順から手を付けてみたのは偶然だったけれど、それでプレイして良かったなあとも思ったり。そういう意味で、作品単品で捉えればとにかく明るい作品なのに余韻はほんのり切なさも持てるようになっていたり、そういうはみ出したところで捉え方が変わってくるのも面白いというか、なんというか。 あと、個人的な二次元に対する性癖としてヤンデレが好きなので、一部、通常に加えて心の中でいいねボタンを倍プッシュ連打しました。ありがとうございました。 @ネタバレ終了
-
Drop Doll Dreamプレイしました!可愛いです!
-
メアちゃんのダァリンになろうデートをしながらヤンデレな恋人の好感度を上げたり、デッドエンドを避けるように会話を選んでいきます。ちょっと昔っぽい描き方で描かれたいわゆる「地雷系」のデザインが気になって遊んだのですがとても楽しかったです。 「これで好感度あがるだろ」と思ったら「え!?そっちの方が好感度上がるの?」ってなるけど、理由を聞いてみると「ああ、そういう考え方するんだ…」と妙に納得したりして解像度が上がった気がします。回答に失敗して死ぬときの演出、とても好きなやつでテンション上がりました……!! そして最後のエンディングが全部よくて、メアちゃんがとても好きになりました。楽しかったです! @ネタバレ開始 メタフィクション的にゲームの枠を飛び出してくるヒロイン大好きなのでとても楽しめました…。そうか、おいしいって言ったら「誰と行ったの」って言われて殺されるのか……。 エンディング、はっぴーえんど全部楽しんだ後、さすがにここだけは脱出だろうと思ってみていた♡はっぴーえんど♡も結局抜け出せなかったのがまさにメリバって感じで…、終わった後のタイトルのメアちゃんの表情も含めて最高です。ここまで溺愛されるなら悪くない…? ヤンデレのよさを堪能できました!ありがとうございます!! @ネタバレ終了
-
Drop Doll Dreamこんな風に、小さくて可愛らしいお人形さんとお友だちになるのが、子どもの頃からの夢でしたっ!!!サムネイル見た瞬間、ズッキュン来ちゃいましたっ!!! @ネタバレ開始 デザインや機能がめちゃくちゃ本格的で、ミニゲームの遊びや模様替え機能まで、細部までやりこめてクオリティ凄すぎますっ!! テラリウムの中のようなデザインにロマンが詰まっていて、もうトキメキが止まりませんでしたっ!!!クラゲやぬいぐるみ、本のインテリア…小物も可愛すぎるっ!!! もう雑貨屋さんのミニチュアコーナーを眺めている気分で幸せですっ!! そして、ストーリーで少しずつ心を開いていく様子に胸が温かくなり、 暗い過去をあえて描かないところに、世界観全体を包み込む優しさを感じました @ネタバレ終了 夢のような特別な時間をありがとうございました!!
-
ヘデラの花が枯れるまで優しく温かみのある静かなゲーム画像には、どこか「何かが起こるぞ…」という空気が漂っていて………気になって気になって、プレイさせていただきましたっ!! @ネタバレ開始 はじめはとてもあたたかく、絵に描いたような幸せな世界… だからこそ、ものすごく胸がざわざわと… そう、「きっとこのままでは終わらない」、そんな予感をさせるような不穏さをたたえていて… …………………………………………………………… …………………………………………………………… 【冬虫夏草】の4文字が出てきた時に、鳥肌が立ちました。 幼い頃、生き物の生態を紹介する番組で初めて冬虫夏草の存在を知ったときに、 その神秘的で恐ろしささえある性質に強い衝撃を受けたのを今でも覚えております… 繰り返しの中で、少しずつ崩壊していく景色、歪んでいく光景… まさに、見えている世界が何かに蝕まれていく感覚にゾワっとしました… 絵を見ても初めのように「かわいい」と言わなくなったり、明らかに何かがおかしくなっていく様子… 前作でも感じていたのですが、6美さんの描く「変化」の描写が本当に鮮やかで、 今まであったものがなくなっていく、今までなかったものが徐々に現れはじめる、 それに伴い、少しずつ「隠されていたもの」が見えてくる… その表現に散りばめられた「ハッとする感覚」に魅せられております… 本当に凄すぎる……… エンド、そしておまけを見たときに、心にグッと込み上げてくるものが… うぅぅぅ…………… @ネタバレ終了 とても心に残る作品をありがとうございました!!!!
-
怪物お断り!人じゃない存在を見抜くゲーム。 BGMと文章のテンポが凄く良くてさくさくと遊べて良かったです。 内容もコメディにちょいこわ成分が入ってる感じ。 あんまり怪異に詳しくないので半分以上を勘でやってたけど詳しい人はちゃんと文章から推測できるようになってる雰囲気はありました。 キャラ、テンポ、シナリオのどれも良くさくっと楽しいゲームをやりたい人にすごくおすすめです。
-
そふと いなー たーもいる全エンド回収大変だったけどマヒル君の顔を見るたびやる気が出てくる!!! 神ゲーをありがとうございます!!neru様最高!!!もちろん二人は結婚ですよね?(圧力)neru様神ゲーをありがとうございます!もう大好き!!ごきんちゃんもやりました!!!今後もゲーム製作頑張ってください!
-
代筆屋ワールドワード次々と量産されるカオスな文面に終始大笑いしながらプレイしました。 目押しの才能が絶望的にない人間ですが、おかげでむしろこのゲームを余す所なく楽しめたと思います。 @ネタバレ開始 モノちゃんの「はじめていこお!」のような独特な語尾が最高に好きです。 エンディングのシーンとかもうね…こんなん恋に落ちちゃうでしょ… @ネタバレ終了 サクッと楽しめて笑えて元気を貰える、そんな良ゲーです。
-
隣の世界の私のクラス毎年フェスの時期に公開される、作者さんのホラー作品プレイさせていただいています。今年も新作がある!と飛びつく勢いで全エンド回収しました。夏にピッタリの(背筋が)涼しくなれるお話でした。 今作も驚かし演出は控えめ(ないとはいわない)で、ビビリでもギリプレイできる良い塩梅。 また、ホラーの背景にある人間関係や、思春期の機微も読んでいて楽しかったです。優しさと容赦なく恐怖のどん底に突き落とす部分のバランスも絶妙でした。 @ネタバレ開始 鏡の世界で少し、時には大幅に形を変える怪異譚を聞くのが興味深かったです。 1番から順番に聞いていき、殺伐とした鏡の向こうの世界に戦々恐々、こちら側の世界パートに癒されつつ完走しました。 どの話も怖かったけれど、特に隙間女がダントツでビビりました…絶対来るって分かっていたけど女の顔を見たとき悲鳴をあげてしまいました笑 熱烈なアプローチにしばらくドキドキが止まらなかったです。恋かな?(狂) 怪談としての結末が怖いのももちろんですが、無差別に感染するタイプの怪異、というのもめちゃくちゃ怖い! 読んでるこっちも他人事じゃないような、次元を超えてきそうな恐怖を感じました。 おまけ画面でちょっとした小ネタが見れるのも嬉しかったです。真鍋くんにはこれからも頑張ってほしい! チケット渡すだけで退散しちゃうの可愛すぎて笑いました。 1年B組のみんな好きです、健やかに過ごしてくれー @ネタバレ終了 夏の終わりにプレイするのがピッタリのジュブナイルホラー、存分に楽しませていただきました~ありがとうございました!
-
常しえの森楽しみにしていた「神の庭」の続編…! じっくりゆったり堪能させて頂きました!! 4月の神に嫁いだ少女と、彼女を何故か最初から溺愛する季神様。 そんな2人の尊い夫婦関係を追想出来る、切なくも優しいお話です。 @ネタバレ開始 以下、迎えた順にエンド感想を語らせて下さい。 Cエンド「ほとばしる果実」 シキ様の機嫌を損ねる選択肢をこれでもかと選んだ結果辿りつきました! まさかの色狂いEND…! シキ様めっちゃ攻めてて、とにかく凄かったです! そして「どろどろ」がまさかのタイミングで回収されるんですね!? これはこれでとっても美味しい最後ですね…! Dエンド「神の瞳の中」 Cエンドとは逆に、やる事はしっかりやりつつもまるでお兄さんと妹みたいな関係になりましたね…。 こんなミサキちゃんも可愛いっちゃ可愛いですが、本当にこの形で良いの…? 夢の中で見た「子供の私ならシキ様はこっちを見てくれる」がモロに作用してる感じが切ないですね…。 2人共一見幸せそうだけど、お互いに微妙にずれた方向を見てる気がしてモヤモヤしました…。 Eエンド「こころの幸い」 今回のミサキちゃんはシキ様に真っ向から意見しに行ってて強いですね…! 言いなったり怯えたりするだけじゃなく、ちゃんとシキ様の意見を受け流した上でいい感じに自分の要望や気持ちをシキ様本人にぶつける感じが好きです! 甘えてほしいシキ様にとっても良い効果を生んでるなーってニヤニヤしちゃいました。 「シキ様感謝祭り」も大成功で、カリ様&ゲン様も温かく見守ってくれてるのも良きです…! ただ、シキ様がミサキちゃんに執着する理由と、ずっと一緒に居る為の解決方法(?)が何も決まっていないのでA&Bルートがどんな流れになるのか楽しみです…! Aエンド「常しえの眠り子」 シキ様とミサキちゃんが眠る場所に、関わりがある兄弟神様達が次々とお墓詣りのようにやってくるのが心にキますね…! 自分が居なくても常世が回るように仕組みを整え済みのシキ様の手腕も流石だし、ゲン様やカリ様がどれだけシキ様を大切に想ってくれてたのかも伝わってくるしで感情ぐちゃぐちゃです。 そしてミサキちゃんが天寿を全うしたという事は雪ちゃんもとっくに寿命を迎えてると言う事ですよね…この時のソウ様は、一体どの結末を迎えてどんな感情を胸にシキ様の元を訪れたのかも気になりますね…。 Bエンド「季神の伴侶」 眷属として生きながらえるミサキちゃん…新しい伴侶の件が心配でしたが、別に必ず交わる必要がないと聞いて心底安心しました。 後から現れた伴侶の人も幸せな生涯を歩めているらしいし、本当に良かった…!! しかも門をくぐれない制限もなくなって、いい事尽くめなのでは??? 嫁いだ初日からある「ミサキが話をすり替えた」「すり替えてません」のやり取りが300年経った後でも継続して続いてるのが、凄く微笑ましくて好きです…! すっかり甘え上手になったミサキちゃんと、振り回されつつも幸せそうな季神様が拝めて嬉しかったです!!! 某所でもこぼしましたが、「神の庭」ではシキ様の立ち位置はチャラ男枠だったので「打倒シキ様!」の気持ちで今作をプレイさせて頂いたのですが、見事に返り討ちに遭いました…。 「相手が好き過ぎて信念を曲げたり、狂いまくっちゃう」人物が癖なので、見事にノックダウンされちゃいましたね、うん。 物語が始まる前から、既にシキ様がミサキちゃんに心を囚われていたのが最高でした!! そして、約束したにも関わらず傍に居てあげられなかった負い目をずっと感じてミサキちゃんの望みとは別方向に突っ走ってるシキ様も愛しくて堪りませんでした…! 自分の中では、Bエンドが正史だと勝手に思ってるので何万年何億年先になっても仲睦まじく過ごして欲しいと思ってます。 @ネタバレ終了 心に残る、素敵な作品をありがとうございました!
-
機械仕掛けの嘘と夢結論から言うと、めーーーーーーちゃくちゃ良かったです!!!! ありがとーーーー!!!!って京都の左右の大文字の火床から叫ぶような気持ち。大文字の大は大好きやでの大なのかもしれない。すてきな作品をプレイさせていただきありがとうございました。 シンプル操作の短編ゲームなのだけれど、とにかくシナリオが最初から最後までずっと「好き!」なまま終わった。余韻の具合もすごく心地良い。テーマに対する表現がコンパクトにまとまるというよりも的確に描かれていて、「小品」の枠を超えてかなり満足感のある内容になっていた。 あと、特に主人公が目覚める最初の場面で顕著なのだけれど、画面上のテンポの良さみたいなのも見てて気持ちが良くて(絵の或る種のスタイリッシュさもこの点で活きているというか)、この点でも一つのお話に没入しやすく作られていた。 なかなか怖い話ではあるし、身近なものとしても既視感のあるようなそれらがここではただ絶望的なものとして在るというよりも、じんわりと悲哀のあるもの、ぼそぼそと乾燥したパンのように虚しく零れるものとして表現されているのもまた妙味となっていた。(私自身は「終わり」へ向かうルートをプレイしています。ゲーム世界にそれを望むかは置いといて、私自身が永遠を望まないため。)
-
6月のヘルエリア長らく楽しみにしていた待望のおにロリ異種男女カプゲームだったので一気に遊ばせていただきました。 結論から言うと良すぎて情緒壊れました。 @ネタバレ開始 でっかいのがちっちゃいのと交流してるだけでにやにやしてしまう民なのですが前半はもうとてもハートフルで「え?戦争とかあったんか~そうかそうか~」くらいには思考が楽観的にとろけてましたが、進めていくと拭いきれないほどの種族憎悪が溢れるに溢れまくってて温度差でたまらんかったです。 特にBADEND1が終始ほのぼの展開なので「章タイトル誤植であってくれよ……!!!!!!!!」と願わずにはいられなかった民です。 人間が霊長類としての肉体をも捨ててまで生き永らえようとしている反面、魔族は人間を人間として尊重しているかつ自らも人間的思考や肉体へと進化しつつあるという設定がギャップがとても好みでした。 現地球における〝人間〟の定義がもはやわからなくなりつつあって、それこそが真の共存の道へと繋がっていったのかなと思うのでした。 人間賛歌ではなく肉体を持つ生命全てへの賛歌とはまさしくこのこと。 キャラとしては最初はアマレさんにグッときましたがゲームを終える頃にはなんかもうみんな好きすぎてみんな幸せになれ……というクソでか感情に支配されていました。え……どのCPも好き…………。 どのCPも好きなのですが一番ぐっときたのが人間王と魔王様の関係性でした。 魔王様の最後の言葉、あまりに最高過ぎました。 あと巨女スライムちゃんが出て来るとは思わなくて私は死にました。くそ性癖です本当にありがとうございました。 めちゃくちゃスチル枚数も多くてUIも豪華で、それでいて濃密でボリューミーなストーリーも合わさって超大作と言わざるを得ないです。 このゲームに出会えて本当に良かったです。