ティラノゲームフェス2020参加作品
10034 のレビュー-
かすがいの記憶心温まるような、優しいお話でした。
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西の森には化物がいる童話調で語られるラストに少し残酷な描写があるもののあの行動を起こした理由を考えると何故か切なさを覚えるものを自分は感じてしまった。
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女のフリしてゲーム作ったら、女装することになりました女装家ってことになったんだ(笑)
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女のフリしてゲーム作ったら、女装することになりました面白かったです。
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片恋スターマイン■どんな感じのお話? 大学編で、いよいよ恋愛メインです。 前作(高校編)はミニゲームが主体で、スターマインの方は本格ノベル。 こちらを先にやって物足りない人は前作をやる、みたいなプレイスタイルでも楽しめると思います。 ■作品全体として 前作をプレイしていると、高校生だった桃耶ちゃんの口から「飲みに誘ったら」というワードが飛び出るギャップが凄かったです。 イラストも前作よりパワーアップ。 分岐する際の選択肢のやり方はシンプルにスゴーって声が出ました。 発想の勝利……。 話自体は結構シリアスに進んでいきますし、 攻略対象の二人も√に入ると闇落ち化します。 そして結構描写が生々しいです。 ■この作品の一番良いところ 望月桃耶ちゃんは放っておいたらそこらへんの男にナンパされてしどろもどろになってそうな危うさがあります。と思ったら案の定でした。 桃耶ちゃん自体は積極的なのに頼まれごとを断れない気弱な感じはまさにヒロイン。 ルートに入っても三角関係は続き、 なかなか進まないもどかしさが醍醐味です。 @ネタバレ開始 ★翔くん√ 交通事故に記憶喪失と急展開の連続かと思いましたが 逃げ続けてきた桃耶ちゃんへの戒めと考えると納得できる展開でした。 記憶喪失になっても、幼馴染として桃耶ちゃんの表情と心境の変化を見抜けるのは幼馴染キャラとしてちゃんとしていて、 ただやっぱり進展は良くなるどころか、むしろ悪化して、 記憶喪失によって、今度は桃耶ちゃん側が片恋っていう状況に。 タイトルの片恋スターマインっていうのはこういうことなのかなと妙に納得。 ■もう何も考えたくない ■前の翔くんが好き まとめちゃいますが両方とも衝撃ENDでした。 理解が追い付かなかったので他の人の感想を見て解釈を深めたいと思います。 ■今の翔くんも、翔くん ここまで来るまでにヒヤヒヤする場面が多くて ハッピーエンドに終わって本当に良かったです……。 翔くんのCGでメガネが服にかかってるのは最高にフェチ度を感じました。 ★紫季先輩√ 翔くん√でも思いましたが二人とも描写が結構ねっとりしています。 主人公の桃耶ちゃんが純粋無垢なので余計そう感じるのかな。 乙女ゲーをあまりやらないため、攻略対象の二人が性的な目でグイグイ来るのが新鮮でした。 節々に感じるそれらが作品全体としての雰囲気にスパイスを与えていますね。 ■そんなの、わかんない エグい展開からのデジャヴ……! そしてまた酒飲んだのかトラックコラ! でもこのENDは個人的に好きでした。 あの時ああしていれば、良かった。みたいな紫季先輩の後悔が綴られていたので。 ■同じ気持ちだと思った→そう思わない キレイなエンディングでした。 親子間での軋轢も解消して、二人もハッピーエンドで、 最後にスターマインのENDを見れて良かったです。 @ネタバレ終了
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お前のスパチャで世界を救えとっても楽しめました。 細かい演出やデザインも素敵ですし、Vtuberをうまく表現したストーリーもよかったです。 自分自身もにあらーになったように楽しみました。にあちゃんかわいいです。
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生真面目な後輩ちゃんのゲームとても良かったです。とても個人的なことですが、今だからこそこの作品を読めて、後輩ちゃんに出会えて良かったなと思います。ありがとうございました。
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嘘の手紙主人公の原田はある日、差出人不明の手紙を受け取る。その主はかつての友人の山中で、内容は10年前に渡そうとした遺書だった。そこから始まる探索ゲームです。全4エンド、最終ルート分を含めて20分程度で完走することができました。 何よりすごいと思ったのは、洗練されたグラフィックです。探索ゲームなので一つの画面に集中する時間も長くなりますが、モノクロで構成された画面がとにかく素敵で、探索しながら無機質でおしゃれなグラフィックを楽しみました。UI等も世界観を壊さない素敵な造りでした。 物語については「嘘」を入れることで、ED毎に意味が微妙に変わっていく構成が良かったです。最終ルートはモノクロの世界が一気に鮮やかになるような光景に、大きなカタルシスを感じました。短い時間ながらも、満足感の高い面白いゲームでした。ありがとうございました!
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恋愛短篇集-星屑の小箱-@ネタバレ開始 「コミュ障な先輩」の話が一番好きです。 二人の会話が心地よくて短編にしておくのは もったいないくらいの出来だと思いました。 久保さんに『幽霊社員』という設定があるのもよかったです。 「一体どんな仕事をしているんだ」 「どんな性格をしているんだ」、 「どうやって会社に入ったんだ」 など、いろんな疑問が勝手に膨らむので、それが解決されることを期待して どんどん読み進めることができました。 最後まで読んでも久保さんには、まだ謎な部分が結構あるので、どんな裏設定があるのかすごく気になります。 また短編集ではありますが、 メニュー画面など、システム周りがすごくしっかり作られているなと 感じました。ボタンやウィンドウも明るい恋愛話という雰囲気にマッチしていて素晴らしいと思います。 @ネタバレ終了
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和泉くんと三姉妹。男勝りだけど掃除・洗濯等の家事は上手いくるみちゃん、ドジっ子だけど料理は上手いしずくちゃん、それにお酒ばかり飲んで何もしていないように見えるけど実は――? というあまねさんで成る美人三姉妹が家政婦として主人公である和泉くんの元へやって来るお話です。 とにかく三姉妹がそれぞれ別のベクトルで可愛くて魅力的で、こんな方々にお世話してもらえる和泉くんが羨ましいです。 基本終始ほのぼのでコミカルですが、根底にあるテーマもしっかりと伝わってきました。 「当たり前」で「味気ない」と思う関係も決して「当たり前」ではなく大切にすべきだということ、幸せの形は人それぞれで一般的な枠に収まっていなくても幸せならそれでいいのだ、そんなことを考えました。 立ち絵のバリエーションやスチルが豊富で、視覚的にもとても楽しめました。 三姉妹のどの方も好きですが個人的な推しはくるみちゃんです! ツンデレっ子可愛い……! 和泉くんのとある秘蔵物が発覚した際のリアクションが特に可愛かったです。 全ED拝見しておまけまで堪能させていただきましたが、それぞれの服装差分や意外な一面が見られて嬉しかったです! 素敵なゲームをありがとうございました!
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せや、ひとりかくれんぼでもしたろホラーって書いてあるけど、怖くなさそうだなぁと起動したら、タイトル画面がちょっと怖かった……。 @ネタバレ開始 ゆるい感じのイラストの合間合間に、突然写真が出てきてちょっと怖かったです。 あと、やきうさんが『ひとりかくれんぼ』をした後に、普通に『原住民』さんと喋っているシーンが入ったので、「ぬいぐるみが実態化した……!?」と思って怖かったのですが、初めから友人の名前を使っただけだったんですね……(笑) 終わったと思ったら続きがあったり、そのラストがゾッとしたり……短いけれど楽しかったです。 @ネタバレ終了
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天海のメッセージボトル『メッセージボトル』は昔、私も憧れて何度かやったことがあります。自分の言葉が『どこかの誰か』に届くかもしれないなんてロマンですね(私の場合、波で全部戻ってきてしまいましたが……)。 @ネタバレ開始 どこへ届くかわからないメッセージが、何度も同じ場所に届いたのはそういうことだったのですね……! 最後はうるうるしました。彼女が無事に宇宙から戻ってきますように……。 @ネタバレ終了
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おしまい少女とても短いお話ですが、優しい気持ちになれるゲームだと思います。 あとがきにあった彼女のお話、読んでみたいです。 @ネタバレ開始 「少女が……動く!!」 スタートした途端、そう叫びました……。口も手も、とても自然に動くので驚きました。 『おしまい』とタイトルにあるので悲しい話かと思っていましたが、優しいお話で安心しました。 終わりの見えないことは確かにしんどいですね……(ゲーム制作とかゲーム制作とかゲーム制作とか……) 深く共感するとともに、難しい機能を取り入れたゲーム制作をやり遂げた作者様に拍手を送りたいです。すごい……! 制作お疲れ様でした。 @ネタバレ終了
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嘘の手紙モノクロの画面がシンプルなのにセンスが光る作品です。 最初は全然意味がわからないのに、気になってついつい進めてしまいました。 焦燥感を煽るBGM・SEや、少しずつ変わる画面、『嘘』の文字……探索は楽しいけれど、明らかになっていくのは不穏な真実……このまま進めて大丈夫なのだろうかという不安感、けれどもどんな結末なのか知りたいという好奇心……とても楽しませていただきました。 @ネタバレ開始 BGMが消えた階段で手紙を開いた時、ハッとしました! 真ENDの後の青空がとても印象的です。 @ネタバレ終了
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点鬼簿行路なんというか、すごいの一言に尽きますね……! グラフィックや演出、BGM、合間に挿入されるセリフ……全てが合わさって作り出された暗く怪しげな雰囲気がとても素敵です。 最初は彼に何があったのか全くわからないのですが、完成された演出で読者を物語に引き込みます。 ニュース記事をツイッターにあげられるのも面白いですね。 @ネタバレ開始 選択肢で首が落ちてくる演出がとても驚きました。怖かったです……。 先輩は演劇に魅入られ、取り憑かれて……戻れないところまで行ってしまったのですね……。 純粋なハッピーエンドとは言いづらいですが、END1で二人が救われたのなら良かったと思います。 @ネタバレ終了 分岐は簡単なので、2つのENDをサクッと回収できました。短いお話ですが、非常に作り込まれていて、とても濃い30分でした。 とても楽しませていただきました。
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あまやかな夢に、さよならを。イラストがとても綺麗で、夕暮れの雰囲気が美しい作品でした。 なぜか『先輩』に執着する主人公の理由が気になり最後まで一気にプレイしました。 切なく優しく、それでいて少し残酷なお話でした。 END後のタイトル画面がなんとも言えないですね……。
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かみさま の きもち2人の神様の気持ちを描いた物語。僕は5分ほどで読むことができました。 本作品の大きな魅力は、絵本を読んでいるかのような雰囲気にあると思います。テーマの選び方。テキスト。音楽。画像。ゲームシステム。その全てが、雰囲気を作るのに役立っていたと思います。特に、何度か繰り返し同じ表現、似た表現を使用する点がユニークでした。この作者さんの過去作品は全てプレイしていますが、この方はこうした遊びを入れた表現を書くのがうまいと感じます。余談ですが、過去作品をプレイしている者としては、バッジにも出てくるクマのぬいぐるみを見てニヤリとしてしまいました。 テーマについては、面白い着眼点だと感じました。かみさま達の違いについて、そういう風に考えたことがありませんでした。今度神社に行ったら、ふとこのお話を思い出しそうな気がします……。 独特な雰囲気が面白い素敵な作品でした。ありがとうございました。
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お前のスパチャで世界を救え無事に全てのEDを見終わりました!細かいところまですごくこだわって作られていて、Vtuberへの愛と敬意を感じました。とても面白かったです。
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旅人とほのぼのカフェあたたかくほのぼのした絵本のようなお話でした。イラストがあっていてすてきです。そして作中に出てくる料理がどれもおいしそう〜!水パンやおひさま大福、食べてみたい…!味を想像しながら読みました。心がぽかぽかするゲームです。
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地下監獄ESCAPEプレイしました。どうやって作ってるんだろう。 久しぶりにゲームを遊んだ気がしました。そして文章の簡潔なのに驚きました。ロワイヤルの頃はもう少しギトギトしていましたが(ダークファンタジーらしい装飾が多いの意)、今回はフォントも相まって文章だけが主張しすぎることなく、全体として非常にうまくまとまっていたように思います。サムネのパツキンはいつ出てくるのかしら→出ないんかーい。