ティラノゲームフェス2020参加作品
10034 のレビュー-
ハローライブ!
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アンドロイドは小説家になる夢を見るか?とても読みやすい文章でストーリーにのめり込みました! シャーリーちゃんの家事や受け答えが凄くて、私も一緒に暮らしてみたい気持ちでいっぱいです。 @ネタバレ開始 アンドロイドという特性を生かした執筆方法、知識の取り入れ方にワクワクします。何でもできて凄いなぁ! と思う反面、それを危惧する感情も主人公を通して初めて知ることができました。 とあるENDのタイトルも儚くて思わず息をついてしまいました。素敵な作品をありがとうございます! @ネタバレ終了
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エルシェの少年イラストも設定も好みでプレイしてみました。 立ち絵の美しさ可愛らしさにほっこりしながらプレイを進め、途中で入るアニメーションにビックリしました。真相に辿り着いて、お姉ちゃんの愛の偉大さに感動しました。とても愛情深いお話でした。 お姉さんが優しくて美人で、リオくんが羨ましいですし、リオくんがとても清らかに可愛く育っていてお姉さんも羨ましい、素敵な世界のお話でした。楽しくプレイさせていただきました!ありがとうございました!
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Mermaid princess ~人魚姫と2人の王子様~う、美しい!! エンディングの美しさに言葉を失いました。 本当に、すべての要素が美しくて、とっても素敵でした。
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ひまわりの迷宮美術館で絵画を鑑賞中、謎の迷宮に閉じ込められた「ぼく」とウィルラ。 右か左か、直進か…多数の選択肢を選びながら脱出を目指す探索ゲームです。こまめなセーブがおすすめ。 様々な絵画について学べるアート・ミステリーで、とても勉強になりました。 勿論それだけではないので気になる方はとりあえず一周プレイしてみるのがおすすめです。 エンディングは3つ確認しましたが16種類もあるのですね…!迷宮についてもウィルラについても、まだまだ謎だらけなので頑張ります。
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わたしのしたい2人のぐちゃぐちゃな感情の変化が美しく書かれていて、本当はこうしたい!という気持ちが強く伝わりました。 周りから見たらちょっと変わり者でも、そこが特別な存在であると気づかせてくれる作品でした。 UIも写真をテーマにした美しい作りになっていて本当にさすがです…! クリア後のイラストにもとても感動しました。 素敵な作品をありがとうございました!
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たまよりひめプレイしました! 幼い頃に出会った少年と少女が、時を経て再会をするお話で、ふんわりと不自然な世界観です。 とても神秘的で儚げで、文章とイラストの相乗効果で『美しい』と言う言葉がピッタリな作品でした。 まだ、おまけの解放が出来ていませんが… だいたい、1時間くらいで2つのエンドを見ることが出来ました。 素敵な作品をありがとうございます!
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ウィズファミリア~運命の輪と時の天秤~ガチャ回すの大好きなので(語弊)ガチャ回し目当てで始めたのですが気がつけばインフレしていくガチャコストと溜まっていく資金を血走った目で見つめながらひたすらキャラをクリックし続けてました……タノシイ……ガチャマワスノタノシイ……
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引きこもりと侵入者分岐なしで15分ほどで読了しました。 引きこもりである主人公、ゆうの妙にリアルなエピソードが印象に残る作品。 この髪の毛の長さで三日間は… 絵柄も可愛らしく、会話のテンポも軽快で楽しめました。
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還る読後のどっしり感がすごかったです。 海底に沈んだようなシンプルな背景ながら、状況に伴って変わる色の変化が主人公の心境を表しているようで没入できました。 @ネタバレ開始 順風満帆、家族のもとに帰って無事終わるかと思いきや、だんだんと不穏になってゆき、明かされる陰鬱な真実が妙にリアルでした…! 帰るべき(帰りたい)場所に帰ろうとしていたのに、その場所はもうとっくに無くなっていた喪失感と、余韻を感じさせる最後の終わり方がとても好きでした。 @ネタバレ終了 見せ方がとても上手で美しさもあり、勉強になる一本でした。 素敵な作品をありがとうございました! 次回作も楽しみにしています。
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ツンデレ幼馴染を幸せにしたい一時期は覇権属性だったツンデレを5分で思い出させてくれるツンデレの教科書の様な作品。 つっこみの切れ味抜群な、ちょろかわいいふみちゃんとのやり取りを微笑ましくプレイさせて頂きました。
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蒼白のマジックシールエメラルドあとがき含め50分ほどで読了しました。 迫力のOPから始まり、バトル演出の素晴らしさが光ります。おーすげー動く動く!と呟きながらプレイしていました。 演出に出てくる小道具ひとつとっても魂を感じるクオリティ。 本編からと同じくらいあとがきからも物凄い熱量を感じることができるので、クリア後は是非あとがきにも目を通して欲しいです。 強いて言うならリーフィの温泉イベントのスチルが欲しい!!と思いましたが、ファンアートで見事に補完されておりました。ご馳走様でした。
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僕らのノベルゲームプレイさせていただきました。 ――もうこれで映画作ればいいんじゃないかな? と思うほどシナリオの完成度の高さを感じました。 演出面でも、立ち絵が近づいたり、遠ざかったりする動きが本当に歩いているようで素晴らしかったです。 @ネタバレ開始 前半のキャラクター達のやり取りは見ていて心地よく、合宿に行くまでの流れはグイグイ物語に引き込まれました。 物語の後半は、色恋沙汰で揉めるところがリアルで自然でした。誰も悪くないのに関係が悪化し、プロジェクトの中断寸前まで行くところは見ていて胸に来ましたね。 そこから鬼瓦君のイラストを見て、夜の学校に行く流れは激アツでした。 自分の頭で描いていたキャラクターがイラスト化されると、嬉しくなる気持ちも共感できました。制作者あるあるですね。 新平君が物語後半になかなか筆が進まない中でエゴサをして、酷評を見るところもリアルでとてもよかったです。ゲーム制作をするのはかなり骨が折れます。なのに労力に見合った評価が必ずしも得られる訳ではない。そんな創作の苦しみがしっかりと描かれていました。 そして、キャラクターではタツ君がかなり気に入りました。 好きな子と友人がいい雰囲気になり、執筆作業もできない苦しい中で、その友人から遅い時間に呼び出され、正論と水を浴びせられる。それでも文化祭直前の忙しい中で毎日徹夜でノベルゲームを手伝い完成させる。こんなに頑張ったタツ君に是非MVPをあげたいです。 最後に気になった点が一つだけ。 谷口さんが好きだった相手は誰なんでしょう? 新平君でしょうか? それとも後半に仲が深まった部長でしょうか? 色々と気になってしまって夜も眠れません。 @ネタバレ終了 創作する事の苦しさや楽しさが詰まった素晴らしい作品でした。 良作をありがとうございました。
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空の果てからこんにちは立ち絵を逆にして話を進めるという斬新さにまず驚きました。 プレイ時間は1~2時間の長さで気軽にプレイできましたし、何より話の進むテンポが良かったです。 色々と突っ込みたいところがありましたが、それを許さない、そんな暇など無いと、怒涛の文章の嵐はこれまた清々しさをもっていたので、むしろ突っ込みの方が不要と思いながら終始ニヤニヤしながら、最後までプレイしました。 最後のエンディングはおぉ……と目尻を熱くさせてくれました。 そういえば、すべてを終わらせた後にOPに注目すると色々と気づかせてくれたのも楽しかったですね。 笑いあり、シリアスあり、涙あり、面白いゲームをありがとうございました!!
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こと国シスターズ!!突然やってきた三人の妹たち、そして主人公の喜朗くんを取り巻く人々の、苦労も不安も成長も愛情もたくさん内包した、登場人物ひとりひとりにスポットの当たる物語でした。 ネタバレしかない内容になってしまうので以下畳みます。 @ネタバレ開始 個人的に一番好きなのは紗代ちゃんでした。優しく聖なるギャルほど輝かしいものはない…! しかし心のどこかで、この先選択を迫られたら由乃葉ちゃんを選ぶんだという意思のもとお話を読んでいました。こんなに寛容で優しい彼女が他にいるかと! ……途中までは! けれどもけれども、やっぱり私(というより喜朗くん)には三姉妹が必要なんだ! というわけで、選択肢は両方見ることは当然のことながら、どっちを先に見るか! ということですら非常に悩んでしまいましたね… 由乃葉ちゃんエンドでお茶の間が凍ったりハゲ掛けたりしているところでめちゃくちゃ笑ってしまいました。きっとそれまでの緊張の糸が切れたからなんだ。 そして一番好きな台詞は「科学の前に姉さまが進歩してください!」です。笑 喜朗くんの「変わる」瞬間に立ち会えたんだなあという気持ちで胸がいっぱいになりました。 @ネタバレ終了
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げきをつくろう! ~お花見に行こう!~プレイしました。選択肢にカツサンドがない……だとっ…!? 移動音のシュバババ!で笑ってしまいました。まともな選択肢を揃えるほど点数が低くなるというのは新鮮でしたね。まともなおにぎりを選ぼうとしたらロシアン要素が入ってくるという裏切りにもあいましたが(笑) どの女の子のイラストも可愛かったです。
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テニスのポンチ様プレイしました。旧字体の「悪」、いいよね……。 瑞々しい物語でした。サラッと某ウイルスの話がストーリーに組み込まれているあたり、コロナ文学という感じがしますね。彼ら彼女らのような甘酸っぱく、時にほろ苦い学生生活が一刻でも早く取り戻せる日が来るのを願うばかりです。だってそうしないとパイタッチできないもんね!
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僕らのノベルゲーム3時間ほどですべて読み終わりました。 読みやすい文章に親しみやすいキャラクター達。 何よりノベルゲーム制作についてのお話。 面白かったです! @ネタバレ開始 文芸部の皆はどの子も個性的で好感がもてましたが、とくに感情移入したのはやっぱり主人公の新平くんです。 彼のノベルゲームが好きという思いや、文芸部の皆と団結してノベルゲームをつくるわくわくした気持ちがすごく伝わってきました。 新平くんがずっと大切に育ててきたキャラクターのエレナちゃん。 彼女の物語──成長していく過程が、主人公が仲間たちとの絆を深め、成長していくところとシンクロしているように感じられて、胸が熱くなりました。 新平くんが窮地に陥ったところは、いろいろと身につまされました。 精神的に追い詰められていくところなどは、他人事とは思えませんでした。 鬼瓦くんが描いたエレナちゃんを見るシーン、心に響きました。 タツくんとはもう無理なのかとあきらめかけていたので、仲直りできて本当に良かったと思いました。 読後はとてもさわやかな気持ちになりました。 辛いこともあるけど、創作は本当に楽しい。改めてしみじみと感じました。 @ネタバレ終了 次回作も楽しみにしています。 楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます!
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エレベーター ~性格不安定な僕とみよちゃんの物語~ある日エレベーターに閉じ込められた主人公とみよちゃんと課長。はたして無事脱出できるのか…!? 小さい頃にファミコンで遊んでいた記憶がよみがえる懐かしい雰囲気のゲームでした。ピコピコ音を聞いていると落ち着きますね… けっこんエンドにたどり着くまでに時間がかかりましたが、周回が苦にならないように・かつどのエンドを見ても楽しめるように工夫されているのですごいな~と思いました。個人的にくいしんぼエンドとわるエンドが面白かったです。 これをティラノスクリプトで作っているのがすごい…楽しいゲームをありがとうございました!
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崇高なテロリスト素敵な作品をありがとうございました! ブラウザの演出がとてもリアルで、実際にネットサーフィンをしているようです。承認欲求を叶えてくれるネットの魅力(魔力?)を主人公と一緒に味わえました。 @ネタバレ開始 風刺という一見もろはの剣を使った主人公より、風刺の絵が描けない友達のほうが苦しそうなので「何が正解なんだろう」と考えさせられました。友達に対する不穏な書き込みも気になります……。 @ネタバレ終了 ネット内の散りばめられた文章を読むのもすごく楽しかったです!