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ティラノゲームフェス2019参加作品

3297 のレビュー
  • 反動のクラウドレイジ-ACT1
    反動のクラウドレイジ-ACT1
    存在を知った時から「ものすごいゲームである」との予感しかなかった「反動のクラウドレイジ」、ついにプレイさせていただきました!! 全ての要素があまりにハイクオリティで、プレイすればするほど((?私は今、コンシューマーゲームをプレイしている……??))と錯覚し、最初から最後まで個人制作ゲームであると言うことをほぼ忘れて夢中で快適にプレイいたしました!!(時々個人制作であることを思い出しては、凄すぎて当惑の笑みが出るレベル) そもそも、このコマンドバトルがティラノビルダーで作られているという事実が凄すぎて、プレイ前から半信半疑だったのですが(コラ)、実際にプレイしてもっと信じられなくなりました笑 一体何をどうしたらこんな凄まじいことに……天才だ……!!! 日常パートとバトルパートが交互に進むストーリー進行はテンポが良く、和みと緊張感のバランスが絶妙でした。その他にサブストーリーや用語集、フリーバトルなどオマケ要素もたっぷりで、クリア後もたくさん楽しませていただきました♪ キャラクターは大勢登場するのに、皆それぞれ性格にもバトルスタイルにも違った個性があり、全員分を考え出すだけで、一体どれほどの月日を…??と思わず作者様に問いかけたくなりました笑 しかも皆魅力的!!主人公の佐富君は真っ直ぐでちょっとやそっとではへこたれないタフさがあり、安心して見守り、応援する事が出来ました。 遊撃伊戸村隊は当然好きだし、討伐土間隊は作者様制作の入隊診断メーカーの関係でコロっと推し隊になりました(チョロい) キャラを語り明かしたらとんでもない量になるので泣く泣く割愛しますが、本当にどのキャラも素敵です。 そしてそして、凄すぎるバトルパート!!! とりあえず殴ってれば勝てる…なんてことはなく、ちゃんと攻守のバランスやキャラごとの役割分担を考え、戦略的に戦わなくては勝てません!そしてそれがすごく面白い!! 残りHPとSP、互いの攻撃力やスキルから頑張って戦略を立て、それが通じるかどうかドキドキしながら戦い……見事勝てた時の達成感!!敵も弱すぎず強すぎず、強敵の部類でも数回試行錯誤すれば勝ち筋が見えてくるゲームバランスがお見事でした!! 繰り返しになりますが、バトルしながら常に頭の隅で((ティラノビルダーでどうやってこれを…??))との疑問が浮かんでおりました笑 ノベルゲーム用ツールにこんな可能性を見出した作者様、何者……? @ネタバレ開始 舞台設定もとても凝っていて、物語の世界への没入感を高めてくれました。思わず支部の外の世界や登場キャラ含む人々の暮らしなどについて想いを馳せてしまいます…。 ストーリーはまだ序盤でしょうに、裏切りあり驚愕の事実ありどんでん返しあり…で、情緒が乱されっぱなしでした!!特に自分が古賀ちゃん推しでもあるので、古賀ちゃんが臨界化したりあんなことやこんな事になってしまって、何度「古賀ちゃーーーん!!!」とかき乱された心で叫んだか分かりません! えーーー皆幸せになってよーーーー!!!と思いつつ、存分にドラマを楽しませて頂きました!この後の展開がすごく気になり、楽しみです!! 最後に余談なんですが、公式HPに載っていた鳥居隊長の作者様イラスト(現在過去のイラストを舐め回すように見て反クラ養分摂取中です…)を見て、自分の中で何かのタガが外れる気がしました。 え………鳥居隊長、本編ではあんな堅物ムーブしておいて、乳児のパパなん………??赤ちゃんにミルクあげたりおむつ替えたり、抱っこして寝かしつけたりしてるん……??いないないばあとかしてあげてるんか……!!?? ……一気に鳥居隊長推しになりそうです。尻が軽すぎる。推しがどんどん増える…!! FAは、初めての反クラFAがこれでいいのか?というレベルの変化球で描かせていただきました。上手く言葉には出来ないのですが、自分の中の古賀ちゃんへの想いを集約するとこうなりました……。 束の間でもいいから、過酷な運命とは無縁でただゆっくり安らかに眠ってくれ、古賀ちゃん……(滝涙) @ネタバレ終了 素晴しいゲームをありがとうございました!!お陰様で反クラ沼にどっぷり浸かっております! 続編も制作頑張ってくださいませ!!!プレイできる時を楽しみにしております〜!!
  • そうだね、その夏の日の話をそっと君にしようじゃないか
    そうだね、その夏の日の話をそっと君にしようじゃないか
    ホラーゲームの実況をしており、中でもホラーノベルが大好きで、 こちらのゲームは今の時期にピッタリだと思い、プレイさせていただきました。 すべてのお話にエンディング分岐があり、短編でありながらボリュームがあって、とてもおもしろかったです! 実況動画を投稿させていただいたので、こちらに報告させてもらいますね。
  • せめて、笑ってくれたなら。
    せめて、笑ってくれたなら。
    ピアノを基調にしたBGMと詩的な表現と鋭い心情描写が魅力的な作品でした。 特に心情描写に関しては、硬派な本も含めた関連テーマの下調べと読み込みが血肉化されているような印象があり、非常に興味深かったです(例えばコミュニティ論であったりグリーフケア論の片鱗が見えたり)。 関連して、物語の幕観に厚生労働省調査などの資料が補完の物語の一部として提示されるのですが、この試みが内容としてもノベルゲームという媒体の使い方としても非常に面白いです。 現実世界の普段見えにくい一面を垣間見せ、考えるきっかけをくれるような物語は大好きで、特にSection 3の最終版の仕掛けには大興奮でした。 ここからは作品を通して考えたことを書きます(作品の意図からずれる解釈も多いと思います)。 かなり大きくネタバレを含むので、作品を通読してから読んでください。 @ネタバレ開始 この作品で読者が何度も反芻することの一つが、主人公達の行動は正しかったのか、救える道はあったのか、ということだと思います。 登場人物たちの様々な行動は様々な形で裏目に出ていきます。 「笑顔は自然に出てくる」や「笑顔が明るくする」という一般的な励ましは、この世界の「ふつう」から拒絶させていることを美笑に再確認させ。 癒しのつもりのピアノは、今は亡き詩織への想いと約束を強く誘起させ。 「時間も解決の助けになるだろう」という期待は、今そこにある危機への感覚をにぶらせ。 翔と美笑の出会いを企図したと思われる詩織の約束は、二人の別れの舞台を提供することになった。 良く知られているように、うつ病患者は続いた抑うつ状態が寛解するタイミングは特に注視が必要で、一般に活動性の増加に伴い自殺リスクが高くなります。皮肉にも一瞬の希望を見せたことが引き金を引くことになってしまった、という見方もできます。 登場人物たちの行動は、問題の解決に意識を向けすぎた点や、行動を意識しすぎ傾聴が抜けていた点は勇み足だったかもしれませんが、それでも基本的には模範的だったと思います。 そして、それぞれ手を伸ばせるタイミングがあったものの、その選択をとれませんでした。その選択肢を奪ったのは何だったのでしょうか。 1つ思えるのは美笑のおかれた環境が非典型的だった故に、辛い(理解できない)環境/ましな(理解できる)環境 という壁を作ってしまったのではないかということです。手を伸ばせば、本当はそこに本当の壁はないことを知るにも関わらず。 とはいえ、それは個別的事情を平坦化し差異を見ないことにすることではないことが実践面では難しい点だなと思います。水樹の場合で祐を追い詰め高い壁を作らせてしまったように。 優也の考えるように人はコミュニティという相対化と均一化という力学の中で生きているので。 もう1つあるとすれば連携の話で、支援者間の情報共有等がもっとあれば、違和感に気づける可能性や目を離さないことで差し当たっての危機は回避できたかもしれない、ということを考えていました。 ただ劇が始まる前に何とかしなければどうしようもなかった感もあり、やっぱり難しいテーマですね...。 この作品のもう一つの軸として突然の死をどう受け止めるかという話があります。 グリーフ・ケアについてはウォーデンの提唱する4つのタスクがよく知られています。これは「喪失の現実の受容」、「悲嘆の経験・克服」、「死者なき環境への適応」、「死者に向けた感情の向け直しと新たな生活の踏み出し」のようなものから構成され、主に4つ目のタスクで遺族の中での故人の位置づけが変わっていきます。 また、事故死や自殺などの突発的な死に対しては、その理不尽さから故人の死の意味や生きた意味を強く希求するケースが多いともいわれています。 劇中では罪から道標へ、嘆きから決意へ、登場人物が一人一人のペースでエネルギーを外向きに変えていくことが描かれます。 美笑のケースは主にエピローグで語られるのですが、ここで美笑の生きた証を残すといった時に、その「美笑」は何を指しているのか?という点が引っ掛かりとしてありました。 私たちは、劇中で一度でも真正面から美笑と向き合いましたか? たった数日の邂逅で彼女をどれだけ理解できたのですか? 「せめて笑ってくれたなら」、劇中では二重の意味を持つ言葉ですが、その題名が部分的に含むように、そこに描かれるのは遺されたものの後悔と罪悪感であり道標となる十字架に他なりません。 ...でも、それでいいのかもしれませんね。壊れたもの元には戻らず、冷酷にも故人はどんどん個人的なものになっていく。物語は遺された自分たちのために紡がれる。 また、グリーフケアの観点でも、制作を通じて遺されたものの語りの場を形成し、過去を昇華する外へのエネルギーを持つことの意味は大きいです。 実際、翔には、表向きは前向きなものの、詩織の際に現実の受容に時間をかけたことや直接の遺族である点で、かなり危うさを感じていました(とりあえず守護霊の話は抜きにして)。 過去の喪失を決意に転嫁していた奏恵やみどりもその位置づけの再解釈をすることは避けられません。 その悲しみを個人のものとして不可視にしてしまわない、ということは悲しみを考えるうえでやはり大切だと思います。 @ネタバレ終了 プレイヤーが作品を、そして作品を通じて現実を考えることに主軸に置くという面白い体験の作品でした。 制作ありがとうございます。
  • 取調室
    取調室
    サクッと終わるので気軽に遊べるだけでなく、推理しがいもあって楽しめた。 最後に刑事の言った「善人か悪人か」に関するセリフも哲学的で心に残る。 BGMもよい。
  • かくしてボクら兄妹は
    かくしてボクら兄妹は
    ビジュアルの統一感が世界観のまとまりにも繋がり、気づいたら物語に惹き込まれていました。 (キャラデザに背景画を合わせるのではなく、キャラクターを背景画の雰囲気に寄せてデザインされたとのことで、個人的に勉強になりました) 楽しくプレイできました。
  • 無人島
    無人島
    恐らく全キーワード回収させていただきました。 @ネタバレ開始 個人的にはゲーム内に全く出てこない公衆電話やドラ◯もんなどを探していくのが謎解きようで面白かったですね。そして、言わせてもらいたいことがあります。 じくうにだいきぼなゆがみがはっせいしているらしい じかんのながれがメチャクチャにとんで…とまって…またうごいて… そしてとつぜんすべてがおわりをむかえるんだ へへへ…それっておまえのしわざなんだろ? おまえにはわからないんだろうな あるひとつぜん なんのまえぶれもなく なにもかもがリセットされる それをしりながらいきていくきもちなんて オレはとっくにあきらめた もうちじょうにもどりたいということもなくなった だってもどれたって…すぐにまたここへもどされるんだろ? きおくをけされてさ そんなだから…しょうじきなにをやってもやるきがでない ま、それもなまけるためのこうじつなのかもしれないけどな じぶんでもよくわからないよ ただひとつわかるのは… このあとなにがおきるかしっているいじょう… もうなにもしないでみているわけにはいかないってことさ さて…オイラのいってるイミがわかるなら べつのじかんじくのなほろあにつたえてくれ 「そのセリフ知ってる」 ってな。
  • 隣人と和解せよ
    隣人と和解せよ
    ニアちゃんがいたいけで可愛いというのに尽きるのですが、優れたゲームデザインがその魅力を一層高めている作品でした。 主人公が話しかけるとえもふりを使ってニアちゃんが動いてくれるのですが、次の工夫からプレイヤーが意識せずとも細かなアニメーションを注視できるようになっています。 ・あえてキャラにかぶせる形で選択肢を配置しており、選択後に視点を動かす必要がない ・ニアちゃんが喋れない設定がうまくはまっており、選択後画面で見るべき対象がニアちゃんだけになる そもそも、ノベルだけどキャラを喋らせないというのがゲーム媒体を活かした発想で面白いです。 エンドの中では2が個人的にはかなり好きでした。 後、エンド分岐後セーブするとED毎(一部はタイミングによって2種類)のセーブタイトルがあるので、それも見てほしい。
  • 肉まん葉集~例えばこんな桃太郎のお話~
    肉まん葉集~例えばこんな桃太郎のお話~
    「ハートフルお下品乙女触手桃太郎パロディ」!?気になりすぎるので遊びました!! @ネタバレ開始 めっちゃ笑いました~~~~!!!!! もうほとんど、R指定作品じゃないか!!!(CEROモードにしたら□□□□ばかりで、逆にエロイ・笑) よくここまで、全年齢版までに落とし込めたなぁ~と、別の意味で感動してましたよ…! いたるところにお下品が盛り込まれていたので、こちらもある意味感動していましたよ…! お父さんとかもう、存在自体が完全アウトだし(爆笑) お下品コメディかと思ったら、まさかの恋愛で終わるとは!! 先生は人間と前情報があったのですが、デフォルメ2頭身ぐらいと思ってたのに…! まさか、等身が高いとは思わなかった!しかもイケメンときた!!さらにさらに魔王ときた!!! 最初から最後まで、落ち着くヒマがない~~~~!!!(つまり、ずっと笑顔になってた) スクリプト系の演出は、「どうなってんの?」レベルが相変わらずで、もう神です。 画面にずっと動きがあるって、何事…!!!??? @ネタバレ終了 めっちゃお下品でした。あ、いえ、ハートフルでした。 話の濃さもすごいですが、「動画見てんのかな?」と思うほどの画面演出で、満足感がすごいです…! 最高のお笑いを、ありがとうございました!!!
  • 改元
    改元
    気になったのでプレイさせていただきました。 改元って実際どうやってるんでしょうかね?豆知識も載ってて助かりました。 @ネタバレ開始 そんなに適当に改元ってやるものなんですかねジッキーくん… 令和になるパターンが何種類かあるのも秀逸でした。 ねーわになった時は笑いました。 @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました!
  • 私の兄貴はワンと鳴く
    私の兄貴はワンと鳴く
    ずっと気になっていた作品で、このたび最後までプレイしました。 素敵な兄妹愛を感じられて良かったです。 @ネタバレ開始 思春期特有の難しい感情の前に離れてしまった二人の関係ですが、 良い結末を迎えられて感動しました。 脇役も出番こそ少ないですが、いい味を出していたように思います。 @ネタバレ終了
  • マンホールぴょんぴょん
    マンホールぴょんぴょん
    タイトルを見て面白そうだなーと思って遊ばせていただきました! トライ&エラー系の謎解きコメディホラーという印象です。 クリアするために何度もマンホールの上でぴょんぴょんしましたw @ネタバレ開始 エンディングはかなり情報が少ないものとなっていましたが、 だからこそ自分なりに色々考察できたりして楽しかったです! 子供がマンホールの上で跳ねていた理由や、主人公が穴に落とされた理由 子どもは生きているのか死んでいるのか、女の人は一体何なのか 私は最終的に「大人の悪意によって殺された子供とその母親」という考えに行きつきました。 @ネタバレ終了 短いながらも遊んでいるときのワクワク感や、その余韻がとても楽しかったです。 ありがとうございました!
  • 暴走族夜怪
    暴走族夜怪
    暴走族の絵とゲームの雰囲気がマッチングしていて、とても楽しかったです! 時計回り→反時計回りの順でプレイさせていただきましたが、どんどん話が怖くなっていくのでワクワクして飽きずにプレイできました。 どちらのルートでも最後の場面は意外なオチで、クライマックスの盛り上がりと静かな曲が流れるエンディンで余韻に浸れることができました。 たっぷりとボリュームあるノベルゲームを最後まで御馳走いただきありがとうございます! 今後も漫画の連載の方も応援しております、斉藤先生の作品を今後も拝見できるととても嬉しいです。
  • 10月32日のハロウィン
    10月32日のハロウィン
    気になったのでプレイさせていただきました…! ハロウィンというテーマが好きなので選びました。 キュルビスちゃんかわいいですね! しかし、そのかわいさに裏がないはずがなく… @ネタバレ開始 なんとなく、彼自身もさまよえる霊なのかなと予想していましたが まさか母の代わりだったとは…! 生きるためにしてきた、ぎこちない行動のひとつひとつが 最終的に母の罪の意識を思い出させることになろうとは。 とはいえ父も母も相手を何一つ見ていなかったので こうなって仕方のないことなのだろうな、と思います。 愛なんて言葉だけで全部嘘っぱちというのが見てて辛い… 来世では幸せに生きられますように。 それはそれとして服装の趣味はいいんですよねえ ハロウィンだから、というのはありそうですが。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • その子は、孤独でした
    その子は、孤独でした
    この作品に出会えてよかったです。猫好きにはたまらないゲームでした。 @ネタバレ開始 主人公の猫は最初は同じ猫なのかと思いきや、ルートによって白猫、茶白猫、黒猫、サバトラに別れてることに気づきました。しかも、色だけでなく、猫の境遇にも違いがあって、なぜ『孤独』になったのかのエピソードに触れる場面は興味深かったです。特に飼い猫ルートでの茶白猫の飼い主と白猫の元飼い主は別物だなぁと思わされました。ののちゃんルートの元飼い主の家族は主人公の白猫をまるでモノのように扱ってて怒りを感じました。だからこそ、ののちゃんの優しさが胸に染みました。通常エンドではののちゃんとの少しずつ関係性を気づいていく様をみれてほっこりしました。バッドエンドでは優しさを信じきれない猫の悲哀がでていて、ののちゃんに申し訳ない気持ちになりました。 寧子さんルートはののルートよりもシリアスだと感じました。通常エンドとバッドエンドがののルートと比べて、切ない感じがでていて印象的でした。他の三人の通常エンドと比べて悲しい気持ちになったのは寧子ルートでした。寧子が通常ルートで「僕と猫さんは全然似てない」と言われたときは胸にグサリときました。寧子さんルートは通常エンドで飼い猫として生きる、トゥルーエンドで野良猫として生きる猫の生き方も興味深いです。トゥルーエンドで茶白猫が土管の場所を縄張りとするために頑張ったところは生きる力強さを感じました。 うららルートやなずなルートも心がぽかぽかしました。最初に選んだルートでもあって印象深いうららルート。通常エンドでもトゥルーエンドともに猫に酷いことをする高校生から守ってくれてかっこよかったです。歌も素敵でした。このルートでは子猫と猫の関係性もほほえましかったです。雨の日にずぶ濡れの子猫を威嚇せず、ベンチの下へといれてあげる。その際に、かつて黒猫も同じようなことをしてもらった過去があったのだと思われる部分があってキュンとなりました。猫まっしぐらを食べる子猫かわいい、黒猫に対して愛嬌のある仕草をする…尊いです。 タイトル画面でうららの部屋で歌とBGMが聞けるのは粋な計らいだなと思いました。 なずなルートのなずなの一生懸命さには微笑ましさを感じました。猫が最初は打算で付き合っていたが、彼女の純粋さから本心で付き合うようになった心の成長がみえたのはこのルートで印象的でした。 @ネタバレ終了 猫と人のエピソード、また遊んでみたくなりました。
  • 無人島
    無人島
    とても面白かったです!! テンポの良い文章と、無人島に持っていくアイテム等を周回ごとに色々試すのが楽しくて、夢中でプレイしました。 周回ごとに新しく出現するキーワードがたくさんあり、まだまだプレイできるのが嬉しいです。 とても楽しいゲームをありがとうございました。
  • 私の【怪】験談
    私の【怪】験談
    @ネタバレ開始 私もあんまり幽霊は信じていない質なのですが、実害あるのは怖いなあと思いながら進めていたら…… まさかの幽霊視点!? とっても予想外でおもしろかったです! ビビっちゃう大学生達や、閉めた戸を開けに来るご夫婦、ニコニコ覗きに来る少女と、みんなのリアクションもそれぞれ好きでした! 特に勝手に被害を出してる大学生達があまりにも情けない……w まあでも押し入れがいきなり勝手に閉まったら私も失禁する自信があるし、ある意味1番現実的な反応なのですかね…… @ネタバレ終了 本日YouTubeにて実況動画を投稿させていただいたのでご報告させていただきます! 改めてみても、終わり方が綺麗で素晴らしい!! とっても素敵なお話でした! ありがとうございましたm(* _ _)m
  • 憧れの先輩と推理クイズで以心伝心しちゃうかもしれない。
    憧れの先輩と推理クイズで以心伝心しちゃうかもしれない。
    前作に引き続き遊ばせていただきました!プレイしている最中も、思い返している今もときめきがとまりません…! 毎回ランダムなクイズも、難しすぎずとても楽しかったです。 @ネタバレ開始 どのエンドも素敵だったのですが、やはりいちばん強く、記憶に焼き付けられているのはエンド2でしょうか。まさかあんなにも、本格的な3回回ってワンをしてくれるなんて。ほかのエンドではときめいたり、時には胸が苦しくなったりもしたのですが、このエンドだけは過呼吸になるかと思うくらい笑わせていただきました。いやしかし、二言はないと言い切って実行する先輩がかっこよすぎる…! また、エンド5も印象に残っています。鈍感トウヤちゃん…。 ショウくんはこんなにもずっと、トウヤちゃんのことを想っているんだなぁとしみじみしています。中々素直になれないショウ君ですが、ひとたびトウヤちゃんが危ないかもと思った時は行動に移していて。言葉が素直ではない分、伝わりにくいかもしれませんが、ショウ君がトウヤちゃんを大切に思っていること、彼女にちゃんと伝わったらいいのにと思わずにいられません。 エンドももちろん素敵なのですが、トウヤちゃんがシキ先輩を意識するようになったシーンも大好きです!! 素敵なスチルも相まって、これはシキ先輩を好きなるなと心が納得しました。 おまけのSSも素敵でした。いやでも苦しい…。ぴったりな言葉が思い浮かばないのが歯がゆいのですが、トウヤちゃんは陽だまり、あるいは太陽のような存在なのかもしれないなと思いました。 みんな幸せになって欲しい… @ネタバレ終了 ときめいたり、時には笑ったりできる、素敵なゲームでした! 次の片恋を遊ぶのも、とっても楽しみです。
  • 臨界天のアズラーイール
    臨界天のアズラーイール
    前から気になっていた作品でしたが、プレイしてみると自分の期待通りの素晴らしい作品でした。 シナリオ・音楽共にハイクオリティで時間を忘れて世界観にのめり込んでしまいました。 伏線の回収も衝撃的で、あらゆる面でとても完成度の高い作品です。 @ネタバレ開始 前半の内容だけでもひとつの恋愛物語として成り立つ濃密さでしたが、まさかこれが全て後半への伏線だったとは……驚きました。 アズラーイールから真実を知らされた後では、現実世界の理人の境遇が辛すぎて涙なくして進められませんでした。 たとえ寿命を全うできなくても、理人にとっては理想の世界を見ながら最後を迎えた方がハッピーエンドなのではないか、と思えるほどに……。 それだけに現実世界を選択した方では、エピローグで沙百合に想いを告げられて本当に良かったです。 あのシーンは自分の心に深く刻み込まれました。 今でも思い起こすとグッと込み上げてくるものがあります。 そしてアズ。 最初はただ自分の任務を全うするための業務的な態度だったのが、理人と一緒に行動するに連れてだんだんと心を通わせていく過程がとても尊かったです。 きっかけはアズラーイールの任務のためとはいえ、理人にとってはもはや救いの女神ですね。 麗美、沙百合、二人とも理人にとってのかけがえのない存在ですが、アズはこの二人とはまた違った意味で特別な存在だと思います。 理人がアズと出会えて本当に良かったと思いました。 @ネタバレ終了
  • 無人島
    無人島
    基本的にサバイバルアイテムの基本として… 緊急時はストロー(緊急時の水確保時)orシャベル(穴掘りや防衛用)の選択肢がないのは残念であるかな。
  • BRADLEY(ブラッドリー)
    BRADLEY(ブラッドリー)
    精神科医、模範囚、最後のテスト…とっても好みの要素しかなくて、ワクワクしながら遊ばせていただきました!たっぷり時間をかけて2周し、一生懸命噛み砕こうと、頭をフル回転させました。 @ネタバレ開始 1周目は、謎に謎が積み重なって何も分からなかったです。回想シーンの中、僕から私に変わる一人称。それだけではなく、色んなところにあった違和感。印象的な夕焼けとオレンジ。 たくさんのヒントがある中で、真相を推測していくのは本当に楽しかったです。 2周目は、推測したことが合ってるのかを確かめながら、もう1つのエンディングを目指してプレイしました。 1周目は真相の影すら見えませんでしたが、2週目は真相が掴めそうな気がしては、すり抜けていく感じがして翻弄されっぱなしでした。 あれからもずっと考えているのですが、TRUE ENDはあのあとどうなったのか、■■■はブラッドリーが作り出したもう1人の人格なのかなどなど、謎はまだ尽きないので、これからも考え続けようと思います。 @ネタバレ終了 プレイ時間以上に遊べる、素敵なゲームをありがとうございます!