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ティラノゲームフェス2021参加作品

8619 のレビュー
  • 修学旅行 ~性格不安定なまみちゃんと僕の物語~
    修学旅行 ~性格不安定なまみちゃんと僕の物語~
    半分ぐらいまでは自力でやって、後は攻略サイトのお世話になりつつコンプリートしました。 ゲームの内容は、主人公の就学旅行中の行動(選択肢)によってヒロインの性格がかわり、その性格によってエンディングが変わる(一部除く)というもの。 プレイしてまず驚いたのがバリエーション豊富な主人公のキャラメイクでした。この段階でとても気合の入った作品だなと感じました。 いろいろと遊び心満載のゲームで、各所に散りばめられたパロディーネタが面白かったです。 全体的にとても丁寧に作られており、ファミコンを意識したと思われるリセットボタンを押したときのグラフィックやキャラの動きや表情の変化、BGMや効果音のレトロ風味具合など、細かな部分にもこだわりを感じました。 しりとりゲームの発想も面白かったです。 とても素敵な作品でした!
  • 死と月は寄りそって眠る
    死と月は寄りそって眠る
    死生観を考えていてその答えが得られるゲームでした @ネタバレ開始 生きるためというか村人の生活を守る為に生贄を樹に差し出していたのですが自分もその意味が分からなくなって答えを見出したかったその願いは叶って望み樹に飲み込まれてもその意志を持ち続けるほどに、EDの最後で涙ぐみました 死んでも本望というかああ、良かったなと思いました @ネタバレ開始 素敵な作品をありがとうございました!
  • リリスの泪
    リリスの泪
    綺麗な絵に美しいテキストと思う存分短編ノベルを楽しめました。 儚い終わりではあるものの、救いがありそれに向かって走り始める天使たちは読んでいて気持ちが良かったです。 やはりBGMの力も凄かったですね。オルゴール風の音楽は凄い心惹かれます。 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • 暗がりに咲く花
    暗がりに咲く花
    甘い呪いのような思慕の情が透明に伝わってきてきました そして一歩ふみだした先に何がまってても多分慕わしい気持ちが変わることがないだろうなと思います 綺麗なだけではなく少しの欲望ももちあわせているけれどとても自然な感じで純粋だなと思いました。 素敵な作品をありがとうございました。
  • 彼女は彼女の糸を切る
    彼女は彼女の糸を切る
    文章がとてもきれいで演出も素晴らしく、高水準なノベルゲームだと感じました。 Live2D、フルボイスと他のノベルゲーでは取り入れていないものもあり、唯一無二のゲームだと感じました。 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • wanted
    wanted
    普段2割も活用できていない脳をフル回転して挑みました! おかげさまで、久々に脳が活性化されたような(笑) 一問目から大苦戦しましたが、分かると本当にすっきりしますね…! レトロゲームを彷彿とするグラフィックも懐かしくてワクワクしました。 それにしても、こんなにすごい謎解きを作るなんて…!聡明なちゅうかんさんを尊敬します。 こだわりが光る素敵な作品をありがとうございました!
  • よぉ!今からお前んち遊びに行ってもいいか?
    よぉ!今からお前んち遊びに行ってもいいか?
    ホラーだけど要所要所でニヤリとしてしまう、新感覚コメディでした!(笑) @ネタバレ開始 きちんと全エンドを見届け「高橋君って一体…???」と哲学的な気持ちに。 正体がきっちり分かるストーカーさん達と比べ、高橋君の純真さ(?)や脚力などの礎が気になります。 そしてサムネにあるびっしりお札は主人公のおうちでしたか…!!! 視点を変えるからこそわかる真実を受け、パズルのピースが埋められました。読後感すっきり! @ネタバレ終了 ホラーが苦手な方にも是非遊んでいただきたいほど面白いお話です。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 儚き魔術師は虚無に棲む
    儚き魔術師は虚無に棲む
    数学を魔法に、という発想がすごい! はじめは一見突拍子もない組み合わせに感じたのですが、実際プレイしてみると意外と相性が良い部分も多いのだなと気づかされました。 それを踏まえても、本当に魔法として存在するんじゃないかというリアルでカッコいい描写に厨二心がくすぐられました。 登場人物も中々に癖のあるキャラぞろいで、みんな頭のネジ何本かぶっ飛んでる感じでしたが、そこも数学を修めし者という感じがして良いなと思いました。(ド偏見) 中でもやはり猫さんが印象に残っています。レッスンでよく見かけたというのもあるかもしれませんが、彼の信念というか、生き様には心打たれるものがありました。 あと実年齢に比して見た目すごすぎませんか?さすが天才魔術師……! 随所からユウさんの数学への愛が感じられた作品でした。 自分は数学は割と好きな科目でしたが、あくまで高校数学までの話でそれ以上は知らなかったのでとても勉強になりましたし、新たな数学の魅力に触れることができてよかったです。
  • 彼女は彼女の糸を切る
    彼女は彼女の糸を切る
    画面構成が印象的でした。立ち絵が前に出ているのが、追憶の中でも確かに残っている存在のように感じられてよかったです。 @ネタバレ開始 物語としては、似たもの同士の二人がらしさのしがらみを離すというところで、多くはないそれまでの経験から、これからの未来とその先の感情を構築していく青春期の心の機微がよかったと思います。若干癖のある文章でしたが、それも向日くんに合っていてよかったと思います。 @ネタバレ終了 おもしろかったです。 ありがとうございました。
  • 透明人間彼女
    透明人間彼女
    透明人間なんているわけないだろ! と思いながら読みましたが、読んでからはいたらいいなあと思うようになりました。 @ネタバレ開始 僕にだけ認識できるというのはあまりに都合がいいかと思うので、個人的には「いない」の方が好きです。妄想であるということを受け止めて、そんな妄想を作ってしまう自分だけれど、それでも、少しずつ自分を受け入れていける感じになるといいなあと思いました。 仮にほんとうに「いる」としたら、それはそれでおもしろそうですけれども。(^-^) @ネタバレ終了 おもしろかったです。 ありがとうございました。
  • 片付けられない女
    片付けられない女
    最初の方はホラーを装ったアルパカネタゲーだと思ってプレイしていましたが、進めるうちに印象が変わっていきました。 @ネタバレ開始 介入の余地がないとまでは言えませんが、かなり踏み入らなければその原因にまで辿り着くことはないでしょうから、そこまでをする意思がほのかさんにあったか、あるいはそこまでして欲しかったと思える要素をレイコさんが見せていれば、結果はまた違ったのかなと思います。 @ネタバレ終了
  • よぉ!今からお前んち遊びに行ってもいいか?
    よぉ!今からお前んち遊びに行ってもいいか?
    ギャグホラーを楽しめました! @ネタバレ開始 フェス会場みたくなっている主人公の家の周り笑いました。 いろいろ突っ込みたいですがやっぱり高橋君怖いぃ、 @ネタバレ終了
  • ラムネ瓶入り夏休み
    ラムネ瓶入り夏休み
    青々としたタイトル画面につられて読みました。 @ネタバレ開始 最初はおじいちゃんルートでした。祖父母のところに行ったものの、特にやることがないから持ってきた宿題をやって、ちょっとだけお祭りごとに参加して帰る。これぞ夏休みといった感じのお話で、とてもよかったです。夏休みといったら、もうこの、気だるい感じですよね!(*^▽^*)じいちゃん優しい! 次に女の子ルートを読みました。私も『時よ 止まれ!!』主人公くんと京香さんの掛け合い、もっと続け!ψ(`∇´)ψ という呪文をかけましたが終わってしまいました。長いようであっという間の夏休み、こういう日常ばかりだと本当に一瞬で終わってしまうのだろうなあと思います。加えて、終盤にあった『また来年、会えたらいいね』という言葉が、二人の関係性をよく表していてすごく好きでした。 @ネタバレ終了 おもしろかったです。 ありがとうございました。
  • コーヒーのくに
    コーヒーのくに
    概要欄に目を通してから読んだので、コーヒーが比喩であることを認識した上で物語に触れました。 @ネタバレ開始 言葉の重みは、その人の生きてきた環境、経験してきたことによって大きく変わりますよね。恵まれている人たちは、そのありがたみをわかっているつもりでも、実際にそれを失ったことがないから、結局それは想像による補完ありきのものでしかない。つらさや苦しみを知っている人にとってそういう人たちの言葉は、たとえ救いの意志によるものであっても、傷つきかねないものになり得ると思います。またそれが善意からの発言であればあるほど、傷は大きく深くなってしまうと思います。 つまるところ、浅い言葉は人を傷つけるものなのだと思います。そしてこれを前提とすると、千世くんとカノンくんがお互いに共有できる程度のつらさや苦しみを持っていたのは、よかったのだと思いました。同質であったとしても、どうしても分かり合えない領域は存在すると思うので。 また、優しい感じのイラストが、終盤にある真実の言葉と相まって、静かに、けれど確かに灯り続けている光ような温かさを感じられて、こちらもとてもよかったです。 @ネタバレ終了 おもしろかったです。 ありがとうございました。
  • ラムネ瓶入り夏休み
    ラムネ瓶入り夏休み
    私の拙い語彙力で語ることは野暮なのでは…と感じるほど、繊細に夏の思い出を表現された作品です。 @ネタバレ開始 なんといってもこの麗しい絵が、いっそう世界観に没入させてくれました。 主人公のどこか儚い美少年感が…好き…です…。ジゲンちゃん…もふもふしたい…。セットでかわいい…。 そしておじいさまも上品で、さらに方言男子という萌えのよくばりセットで困りました。すごい遺伝子なので、きっとお話にでた主人公のお母様も美人なんだろうなと確信しております。 さらに謎の美少女ちゃんもミステリアスでぐいぐい惹かれました。 来年の再会が果たされ、何かラムネに思い入れがあるのかな?と聞けるのでしょうか。 @ネタバレ終了 多くを語りすぎず、余韻を残すお話作りもオツだなと痛感しました。 夏の終わりに感じる切なさをギュッと閉じ込めた素敵な作品です。 とっても楽しませていただきました!ありがとうございました!
  • 夏、君ニ出逢えた奇跡
    夏、君ニ出逢えた奇跡
    穏やかなBGMと周平くんの温かさのおかげで、安心して読むことができました。 @ネタバレ開始 最初にバッドエンドを読んで、なるほどこういうお話かあと納得しました。そして次にハッピーエンドを読んで、あぁよかったあと思いました。優しく温かい二人が、あのような悲しい結末しか迎えられないなんてことがあっていいのか! と思いながら読んでいたので。(o^^o)出会いの時点で奇跡的なことが起きているので、こういった結末にたどり着けるのはある意味必然だったりするのかなあとも思いました。 また、最後のアイスを交換しに行ったときの一枚絵が本当によかったです。私はこれが見たかったんだ!! 二人には末長く幸せでいてほしいです。(//∇//) @ネタバレ終了 おもしろかったです。 ありがとうございました。
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    タイトル画面の夕焼けにつられて読みました。 @ネタバレ開始 全編を通して少しずつ関係性が明らかになる形だったことに加え、文章量自体が少なめなこともあり一気に読むことができました。 作中で印象的だったのは、「こんなに大きな愛、私背負いきれないよ」という言葉です。那由多くんがとった行動も、それに1ヶ月の時差が生じたのも、種々の愛の重さがあったからだと感じたため、本作を象徴する台詞として印象に残りました。 @ネタバレ終了 短くも印象的なお話でした。 ありがとうございました。
  • ときめきスパッツァー
    ときめきスパッツァー
    まだくるみちゃんしかクリアできておりませんが、折角なのでフェス中に感想を送らせていただきますね。 最初から最後まで作者様のスパッツへのこだわりと深い愛を感じられる作品でした。 うっかりBADENDに誘導されましたがw @ネタバレ開始 校歌くっそ面白かったです!! 歌おうとしましたともw @ネタバレ終了 始まった瞬間と随所随所にツッコミをせずにはいられないこのノリ!好きです。えぇ大好きです。遊ぶ前からわかっていましたとも!! タイプが違うヒロインちゃんたちを攻略するために、また遊ばせていただきますね……!ありがとうございました!
  • アル管理人の恋 spring + summer
    アル管理人の恋 spring + summer
    まだフルコンプはできていないのですが、フェスが終わってしまう前に折角なので感想を投下させてくださいませ。 自他ともに認めるw逆ハーレム至上主義者として、これは遊ばなければいけないとずっと思っていた作品です。 始まりから丁寧に作られたすべてに圧倒されました! 本当に圧巻で、これをフリーで遊べるのはすごいことだと思います。 フルボイスですよ!奥さん!!となります。 まだ二週ですが、各キャラエンディングも二種かな?ある!すごい! ちなみに私は一目ぼれがリンくんなので、真っ先にリンくんをやっとのはここだけの話(笑) @ネタバレ開始 うっかりお兄さん登場時どっきーんしてしまったのは内緒内緒w @ネタバレ終了 キャラ一人ひとり個性が確立していて、物語を盛り上げてくれている。 逆ハーレムを謳っていても、最初の選択画面で一人を選ぶ形式なので、逆ハーが苦手な方も全然大丈夫です!! むしろ選択画面で全員がないかを探した愚か者はきっと私だけですw 作者様の「好き!」と「こだわり」が強く感じられる作品です。 ありがとうございます。
  • ウソからはじまる物語
    ウソからはじまる物語
    3つのお話におけるちょっとした繋がり。この仕掛けが面白かったです! どのお話も刺さる描写ばかりで、多くの方も「分かる…」と共感されたのではないでしょうか。 個人的に日常を切り取ったかのような「どこかであり得たかもしれない」お話が大好きなので、楽しく読ませていただきました♪ @ネタバレ開始 「嘘」と聞くとすぐさま悪いイメージが出るものですが、完全悪ではないのだなと本作を通して再確認。3つのお話に共通して感じたのは、相手を想うからこそ嘘をつくことでした。 しずくちゃんの「嘘でも信じ通す」という信頼の強さ、不要なケンカは買わない聡明さが好きです。 現実味ある等身大の女の子、ナオちゃん。「今は告白できないが答え」と嘘偽りなく導き出せたのは凄いなと思いました。そして「ちゃんと高校生をする」の言い回しが可愛い…。 そしてお姉さん、こころさんと誠さんの穏やかな愛情は胸がポカポカしました。お姉ちゃんも背伸びしていたんだな…。年上でも「迷う」ことあるんだな…。と感情の揺らぎに私もつられてしまいました。末永くお幸せに…! @ネタバレ終了 この読後感の清涼感は何とも言えませんね…。素晴らしい…。 ちょっと意外な結末と謳われる通り、期待以上のお話でした! システムデザインもスタイリッシュで、読みやすく洗練された文章がとても心地よかったです! 素敵な作品をありがとうございました!