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35738 のレビュー-
天使のエゴ夢を司る天使レヴェリーちゃんは、無為な日々を過ごしていた。 あるとき個性的な三人の天使と出会うことで、ヒントを見つけ、どんどん行動に移していく。 ほのぼのなお話かと思いきや、急展開が来たときには驚愕しました。 また通常の立ち絵がかわいらしく、デフォルメになったときはさらに愛らしさ爆発でした。 @ネタバレ開始 途中からチラホラ不穏な空気は漂っていたものの、本性を現したリリィちゃんの言葉には、プレイしていて青ざめました。 ただパーチェくんの「自分がいなくても」と言い切った姿はかっこよかったです。 シエロさんの想いが聞けたことが、せめてもの救いでした。 ブランさんの輪を抱いて、泣きながら下界に落ちていったレヴェリーちゃんですが、その先で立ち直れることを祈るばかりです。 もちろんこのことによって、ブランさんも自由になりますように。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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道徳ビデオ衝撃的なゲーム紹介と絵柄の可愛さが気になってプレイさせて頂きました。 @ネタバレ開始 いじめを無くすためのビデオ制作だったはずが…。例え演技だとしても他人を傷つける言動自体が人の心を蝕んでしまう事、他人から見れば「たった二ヵ月の」「過去のこと」と思われてしまうことでも一生消えない傷になってしまう事、本作を通していじめの恐ろしさを痛感しました。記憶喪失になるまでじゃないとトラウマから救われなかったミナミくんに切なくなりながらもGOODENDでは登場人物たちみんながそれぞれ前を向くことができて良かったです…! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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脱出サスペンスゲーム エリア33誠に悔しいですが、これ以上は見つけるの厳しいなと思い感想コメントさせて頂きます…!回収出来たENDはシークレットエンド含む28END。うあー悔しい!!シークレットエンドは見つけたのにトゥルーエンド見つからないの何故?!何故なんですかぁぁぁ…!(膝から崩れ落ちる) いわゆる脱出ゲーですが、エンディング数が33個と莫大だったのが気になりプレイさせて頂きました!皆様のおっしゃる通り、むちゃくちゃ難しい印象です。でもそれ以上にエンディングを見つけるのが楽しいので苦ではなかったですね! 俺こそが全部見つけてやるぜ!というやる気に満ち満ちた方、是非全END見つけて下さい!私の仇を討って下さい~~~~!!(心の叫び) @ネタバレ開始 まずゲームシステムの誘導がお上手で、隠されている選択肢の場所を把握しやすかったのがゲームにのめり込む一つの大きな要因なんだろうなと思いました。 詰まっていたのに話が進んだー!と嬉しく思えば思う程どんどん色んな選択肢を探したくなっちゃいますし、逆に慣れてくると選択肢の多さに己が振り回されている・してやられてる感が、自分の事ながら大変面白可笑しかったです。 全ての隠されている選択肢に意味があるのだと思って、執拗にご飯引っくり返したり、私だよん!と壁に穴を掘った挙句初対面で茶目っ気に声を掛けたり、私が黒幕だ!と高らかに危険視される言動をとったりと…いつの間にかすっかりこってり不審者です有難う御座います! 1つ1つの選択肢という名のフラグ管理がハンパじゃなく、細かすぎて脱帽です…!たまたまウィリアムさんのお部屋で冷蔵庫の飯をありったけ食べる事が出来たのですが、その理由がしばらくわかっておらず、暫くの間502号室でご飯をひっくり返しまくりながら、のちに3人分の食事が運ばれているのをしっかり眺めてから555号室に何度も足を運んでました(気付け) スプーン万能ですね!!部屋の壁をスプーンで掘れたり、大抵首目掛けてぶっ刺せたり、電球破壊したりとめちゃくちゃやってました!…あれ?よくよく考えてみると、主人公がスプーン使いの特殊能力持ちなだけかもしれません…(?) クローン兵さん、無暗矢鱈にぶっ刺してごめんね…! エリザベスちゃん、初めは主人公に対して警戒心MAXなのにゴンゾウさんよりも頼りにしちゃうの、ちょっと天然ですよね可愛い!ふひいいい!って叫んじゃう所も可愛いです…!END No.0回収後のお話で、私可愛いから!って言えちゃう所も含めて愛しいです…! そんなエリザベスちゃんエンドで、結構最後まで中々到達出来なかったのがEND No.17でしたね!どうあがいてもスプーンでぶっ刺してベスちゃんを救出していたので、END No.18ばかり行っちゃってました…。「両手を挙げて降参→502号室脱出→555号室で白煙→3人部屋」って行けると知ったのが遅すぎましたね…まだまだだなぁ…。トゥルーにも到達出来てないしなぁ…(悔し涙) あ、無事到達後は、クローン兵さんを気絶させた後ベスちゃんを殴ってました…ごめんねベスちゃん!私としましては、クローン兵さんと同じくらいの強さで殴ったつもりだったんです許して!(てへぺろ)(許されない) ゴンゾウさんは一緒に行動するのめっちゃ楽しくて、わざとベスちゃんを怖がらせるような事ばかりしていたのをここで懺悔します…ごめんねベスちゃん! ゴンゾウさんのノリの良さがサスペンスな部分をほんのり和らげてくれるイメージがあるので好きです。魔法みたい!扉を壊せばいい!みたいな発言してちゃんと拾ってくれる所、本当に大好きです。なんなら「眠りたくない」を素直に受け取って眠る役をしてくれる所も好きです。なんだこの良い人! ゴンゾウさんを起こした時の寝言が地味にわかってなくてモヤモヤしています…何かしらのヒントな気はするんですけど…ゲームを起動した時のタイトルに近い寝言ですし…!くっ…わからない…! ゴンゾウさんの勇姿は私も見て見たかったですね!どんな感じでクローン兵さんを大人しくさせたのか想像するのも楽しいです! ユー シーちゃんの笑顔と笑い方が尊いのと、主人公の為にキーを渡し、今度は逆に主人公によって救われる感じが、まさにメインヒロインですよね!(彼女とのエンディングに真実への欲求ENDがありませんし!) 地味に部屋を覗ける所が好きです…なんだかいけない事をしているような気がして…(ぇ)。 あ、主人公が手を血に染めてでも助けようとしに行った時のユー シーちゃんの対応も好きです!血の匂いがする…!と言われて拒否られちゃって打ち果たしちゃう主人公の、一方的で独りよがりな感情が垣間見えて良きですね…!(ユー シーちゃんも、せめて話を聴いてくれればまた話は変わったのかな…と…。主人公が彼女の為にと歩んできた道次第では。主人公の頑張りが少し切なくて…そう思わずにはいられません…)。何はともあれ、主人公とユー シーちゃんの関係性、大好きです!! ウィリアムさんは、フラグを理解するのが未だに難しいです…個人的に一番の難敵認識ですね(ぇ)。ワインを飲んだ時、冷蔵庫のものを食べた後、トイレで用を足した後…。一体何のフラグを立てれば煙が出るor出ないのかがわからなくて、ウィリアムさんが握っているエンディングは見つけるの難しかったです。 あ、でも…トゥルーを見ずにシークレットを見た身としましては、どこでも踊り明かしてくれたうちの主人公には感謝しっぱなしですね…!(?)最初の502号室、3人部屋でもそうでしたが、必死で踊る事によってダンサー系エンドを回収出来るなんて普通微塵にも思わないじゃないですか?思ったとしても、ダンサーエンドなんて1つだけだろう?…ってなりますよね?でも、そうじゃなかった…!!なので、どこでも踊り明かしたうちのダンサーな主人公には感謝感謝です…!(??) ウィリアムさんのお部屋の机、ボタン範囲がやや小さいので見つけるのに時間がかかってしまいました(笑)。左右対称、シンメトリー…とぶつぶつ言いながらプレイしていた時に見つけたので(ぇ)、作者様の最初のヒント、慣れてきた時にこそ真価を発揮される気がして大変有難かったです…! あ、ウィリアムさんの掴めない性格はともかく、一緒に踊ってくれるようなノリの良さは大好きです!そして、私もウィリアムさんの立場であれば「残る」選択をすると思うので、任務で主人公の相手をしただけのウィリアムさんを殴っちゃったのは本当に申し訳ありませんでした!ごめんねウィリアムさん! アメールちゃんが本当に謎で…!私が見ていないだけで実は研究施設内のどこかに居て、彼女を見る事が出来ました~!的なルートがあるなら是非辿ってお会いしたかったですね…(例え亡くなっているのだとしても、夢の中で沢山ヒントを下さったのでお礼を直接言いたかったのが本音です…!) トゥルーを見ていないので詳細は不明ですが、アルビンさんも作られた=この世に生まれたが故に、人間が滅びても考え動き続けるの…切ないですね…。エネルギーがある限りずっと稼働し続けるのか、それともいつか理想郷を作り上げたら停止を望むのか…アルビンさんの今後が地味に気になりました。せめて、シリアルキラーエンドみたいな悲しみは背負って欲しくないですね… 主人公は何者にもなれるのであまり何も言えませんが、お腹空かせたまま培養室?に行くとお腹が鳴ってバレちゃうの、一周回って愛しくなりました(笑)! 因みに、シークレットエンドを先に回収してからゲームをはじめる画面に表示される各ENDを回収する事によって表示される画期的な鳥肌もののヒントを見たので…。ウキウキしながら見つけたぁ!と思って選択したら、まさかのシークレットENDまでのヒントだった時のショックたるや…(笑)。そのシンメトリーの位置にある選択肢こそトゥルーへのヒント!と思って選択したのですが、トゥルーに到達出来ない自分が全ENDは流石に無理だと、志半ば諦めてしまいました…。1人で5つのキー集めるだけではアルビンさん教えてくれないですし…アルビンさんにダンスの披露も出来なければ空瓶でも殴れないですし…(ぇ)。これは詰んだな、と…。後日、時間がたっぷりとれた時に再チャレンジしようと思います!!打倒、トゥルーエンド!!!(ぇ) あ、見つけてないENDはNo.8、9、15、24、32です。あともうちょっと感が凄いので、時間取れ次第やっつけたいですね…! @ネタバレ終了 ゲームとしても凄く面白く、システムやヒントも画期的で大変楽しかったです!素敵な作品を有難う御座いました!
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カイゾクロジック海賊×推理という異色の組み合わせとイラストが気になっていました! 約30分の中でシナリオと推理パートが交互に進行して、非常にテンポ良く遊べます。 推理は選択式で間違えてもさらりとやり直し出来るので、推理が苦手な人でも楽しめるはず。そのやり直しも面白く、あえて間違えたいまであります。 サスペンスなので血液があったりしますが、明るい感じで進むため多くの方が楽しめるタイプだと思います。 得た情報を見れるシステムもあり、真面目に推理も面白かったです! 推理系ですが気軽に楽しめるコスパも強つよ作品! @ネタバレ開始 この期に及んでベーノンが白状しなくて笑いました! そして間違ってもそのまま笑いに持って行ったりするので、クリア後に色々試してしまいましたw それでいて真面目に推理も面白く、情報が分かりやすいのも素晴らしいです! ありがとうございました!
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My dear devil,XXX(デビキス)フェスぎりぎりになってしまいましたが、ファンアート投稿のため再コメントさせてくださいませ~!! 改めて素敵なゲームをありがとうございました!キズナさんが私の性癖にぶっささりました…好きです…!
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でこれいと・でこれいしょん可愛らしいドット絵に惹かれてプレイさせていただきました! 何で○んだのかも覚えてないけど、大好きなキミに会いたい!そして一緒に来てもらう為に○そう!という、幽霊ちゃん×生者君のラブコメ?です。 @ネタバレ開始 癖になるBGMと、文字を読み進める際の足音のようなSEが心地良いです! 色んなエンディングを見たかったので、最初は1つの行動のみ繰り返す×4種類で進めたのですが、やっぱり「ポルターガイスト」や「のろう」みたいなネガティブな行動を取っちゃいけないですね…全部自分に返ってくる…。 逆に夢枕オンリーの場合、折角対話まで漕ぎつけたのにキミの反応薄いな…?もしかして、アナタの片思いだった? しかも最後に気になる単語がちょこちょこ飛び出してるな?と、居ても経っても居られず、ハッピーエンドをすっ飛ばしてトゥルーエンドに直行しました! ……もし自分が○んだ後に、好きな人からこれを言われたら相当きついなと思います。 自分も陰キャでキミ君寄りなのもあり、言いたい気持ちも凄くよく理解出来るけど!でも、もうちょっと優しくしてあげて…! しかし、アナタちゃんも超天真爛漫な陽キャ女子なので、キミ君の言葉は受け入れつつも自分が解釈出来る最大限のポジティブ思考を発現させて、キミ君から浴びせられたネガティブ発言を全てひっくり返したのには笑いました! キミ君の動揺するシーンに同調しつつ、爆笑したのはここだけの話です。 悪い事をすればアナタちゃんの顔面が悪霊化していくのも凝ってますし、行動次第で調べられる場所へのコメントが変わっていたりとこだわりを感じる部分が散りばめられていて、とっても良きでした! そしてアナタちゃんの夢の中や一人で思案しているシーンの、詩的な表現がオシャレで大好きです…! トゥルーエンドの「天国の○○を這っている」とか、最後のぽるたーがいすと実行の際の「いのるみたいに」が、個人的に深く刺さりました! トゥルーエンドですら、手放しのハッピーエンドとは呼べない闇の深いお話でしたが、2人には事実を受け入れた上で末永く仲良く過ごしてもらえたらいいとな思います。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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記憶を消す旅強くて真面目なおじさんが辛い記憶を消すために奮闘するお話。 楽しくて素敵なストーリー、選択肢や分岐の使い方、贅沢過ぎるスチル、キャラの良さ、スキップも可能なミニゲームなど……とても満足感のある作品でした! 私は自力でスムーズに回収で約一時間半。ゲーム内にヒントもあります。 同作者様の作品である「平穏な?魔王の日常」や「魔物とLOVE」を知っているとさらに楽しめるので、先にプレイをおすすめ。ですが知らなくても問題はないと思います。 @ネタバレ開始 記憶を消すか消さないかの選択に考えさせられたり、最終的に繋がる2ルートが匠! 流石のイラストにキャラの良さ。元魔王様達はもちろん、強くて優しいジークおじさまとリアちゃんが特に好きです! タイトル名から悲しい終わりを覚悟していたのですが、温かくて良かったです! 自分を攻めてしまうことや辛さを抱えて生きることなど、メッセージ性・考えさせられる内容であるのも素晴らしかったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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自称お助けキャラの末路ここがギャルゲーの世界だといつから錯覚していた? 親友とヒロインをくっつけるための最高青春計画。 ものすごく聞こえのいいワードですが、その計画の目的は永眠。 この歪さを隠すことなく初手で示せるのがこの作品の強い所だと感じています。 ゲンキの奔走する様子、振り回される様子は見ていてかわいいねぇ…と思う一方、その対外的な明るさとその身に抱える暗さのギャップに、どうして…とも思ってしまう。 この辺りのプレイヤーの感情が作中キャラクターとリンクする部分があり、非常に巧みで憎い演出だと思いました。 本編の裏で進行しているサブストーリーにも力が入っており、世界観の理解も謎も深まってとても楽しめました。 こういうものワールド全開の、素晴らしい作品をありがとうございました!
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北限のアルバ~夏の章~夏の北海道の風景や旬の食材、日向さんとのストーリーをたっぷり満喫させていただきました! 今回は主人公と攻略対象が同い年ということで、前回の春バージョンとはまた違った甘酸っぱい空気感や恋愛模様が楽しめました。 もちろんお料理はフルコンプしました!やはりどれもすごく美味しそうで食べてみたいと思うものばかり。 大好きな料理に対してとても貪欲な真ちゃんがより好きになりました! 日向さんは面倒見が良くて豪快な面と繊細な面を持ったイケメンで、ストーリーを読み進めるうちにどんどん好きになりました! 仕事の時とオフの時との服装差分があるのも嬉しかったですし、ニカッと笑った笑顔が好きです。訛りや方言にも萌えました! そして今回もソメおばあちゃんの温かい目線にとても癒されました。 @ネタバレ開始 鳥の木彫りをしていると聞いた時点で「なんだと!?見たい!エナちゃんを作っておくれよ!」と目をクワッとさせてしまった鳥好きのおいらですが、その後持ってきてくれたノビタキの置物が真ちゃんをイメージして作ったというのがエモすぎましたし、更に幼い頃に出会っていたという大好きなシチュエーションで更にエモかったです! そして一番印象深かったのが命を扱うお仕事の大変さや大切さ、そんな牧場での仕事や将来について真剣に向き合っていた日向さんの姿でした。 牛の出産シーンでは私もハラハラしましたし、家畜達や酪農家さん達に感謝しようという気持ちがより深まりました。 乳製品大好きマンなので生乳のバタートーストは味を想像するだけでよだれが出ました。笑 どちらのENDもそれぞれ日向さんが覚悟を持って自分で選んで決めた道なので応援したいなと思いました。お幸せに! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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ハーレムなんてあるわけないじゃないですかどのスチルも素敵だしやりごたえのある難易度で全エンドクリア時の満足感と達成感が大きかったです! @ネタバレ開始 その中で特に好きになったのはエメさん…♡料理上手で面倒見がよくて傍にいると安心する…でもエメさんの感性は優しすぎて生きづらい世界だから危うくて放っておけない…沼りました。スーツ姿は+かっこいいのもずるい…。ハッピーエンドが一番好きで二人共ドレスなのとエメさんにとって生きづらかったはずの世界がモニカさまと生きるための世界に変わった事にも感動しました…! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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キミまで700km心温まる、素敵なゲームでした…! @ネタバレ開始 デートの時の、少しのぎこちなさが微笑ましくて微笑ましくて。久しぶりに会うと、確かに緊張するよねと頷いていました。 デート中の2人の表情はコロコロ変わるものの、だけどずっと幸せそうなことは変わらなくて、見ているこちらが幸せになりました。 だからこそ花梨ちゃんが東京に帰るシーンは胸が苦しくなりました。は、早く今よりもっと幸せになって……!! だからこそ、その後2人が同じ場所で幸せになっていることが嬉しかったです。これからは、なんとか休みの日を合わせなくても会えるんだ…! おまけも本当に素敵でした。名前入力が、下の名前だけなのがもう。そっか、そうだよねと暖かな気持ちになりました。 幼い頃に1度あったきりの女の子のことを、よく薫くんは覚えていたなぁという気持ちだったのですが、そういう事だったんですね。ただでさえ、2人の幸せが嬉しかったのに、ますます幸せになってくれてよかったという気持ちでいっぱいです!! また、とっても広島に行きたくなるゲームでした!以前宮島に行ったはずなのに知らないことたくさんで。がんすを食べてみるためにも、また行かなきゃなという気持ちです。 @ネタバレ終了 概要欄に「安心して遊べる」とあった通り、本当に穏やかな時間を過ごすことが出来ました。 素敵なゲームを、ありがとうございました!!
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counselingゲーム実況させていただきました! @ネタバレ開始 ほんとに近未来にありそうな…カウンセリングアンドロイド… 思い通りにいかないとエラー起こしちゃうつむぐちゃん可愛いです!ありがとうございました! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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魂の宿狐さんにお話し聞いていただきました…! @ネタバレ開始 狐さんもここにいつの間にか来ていたと言っていたのがちょっと不穏で面白かったです!考察がはかどる… @ネタバレ終了 ふわふわでかわいかったのでまたお話しを聞いてもらいたいなと思いました!
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恋々跋狐にご注意をめっちゃ楽しかったです(´;ω;`) とにかく全キャラがかわいい! @ネタバレ開始 エンド2を終わった後主人公ちゃんの目が開いていてゾッとしました… @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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虹色の夢出来ることが多すぎて見れていない内容がまだまだありますが、マジで凄いゲームでした! 今はまだ完全版ではないのですが、それでも攻略できるキャラ数が異常。十分すぎるほど遊べます。 そしてキャラAとの会話でキャラBのイベント発生条件が解放されるなど、複雑に絡まりまくったフラグ回収も面白いです。その上イベント数もめちゃ多いので、全く飽きさせない上に収集癖を刺激します。 単純にデートを繰り返すだけではなくこういったイベント回収が必要であるため、攻略する楽しみがしっかり。おかげでこれほどの人数でありながらそれぞれに個性・人間性・関係性が感じられます。 それなのに宿屋経営・育成も手を抜けず、人材雇用に改築、料理レシピや食材の解放など、こちらも攻略と集める楽しみがしっかりです。難易度選択ができるのも有り難い! シビアな経営を楽しむも良し、経営はゆるくイベント回収にいそしむも良しです! そして複数のミニゲームで遊ぶこともできます。好きな人は何度も挑戦、そうでない方はほとんどしなくても問題ないので、自分好みに楽しめます。 私は30時間ほどプレイしましたが、それでもほとんど見れていないと言えるボリューム。なのに全く飽きさせないという恐ろしさ。充実しまくったギャラリーなど贅沢要素は書ききれないので概要欄やサムネ参照! それでも足りてないレベルです! プレイ前の注意事項的な部分を幾つか。 ダウンロード版を強く推奨です。環境を整えることで快適さはもちろん、プレイ時間の大幅短縮にもなると思います。 セーブは分けて残しておく。宿屋経営での育成や金銭面、攻略対象のイベント発生条件などで「やらかしちまった!」が発生する場合があります。 釣りのミニゲームのフルコンプには条件がある。私はこれを知らずにひたすら挑戦してしまいました。一周目では狙わない方が良いです。 時間は恐ろしいほど溶けますが、それほど夢中になる面白さ。ぜひ! @ネタバレ開始 まだほとんど見れてない上に他の方のコメントの熱量に圧倒されて、コメント書けない状態に陥ってました(笑) そして他の方のFAを見て知ったパトリック人気。トランプとストーカーなイメージしかなかったので、余計に気になる……! あとはサムネで知った闇系っぽいシーンなど、あのキャラもこのキャラも本当はもっと奥深かったり、知らない魅力が隠されまくっているんでしょうね~。 私は従業員にあっさり手を出すダメ店長スタイルで、モモノスケに猛烈アタック。照れまくって可愛いのに強かったり凛々しい一面も魅力! ちょろいかと思いきや、何度デートしても進展しないぞ……? 職権乱用し経営者の都合で休ませてお宅訪問したり、既に数値はMAXだったと思いますがプレゼントとデートを繰り返してました(笑) そして一度諦め、あろうことかアンズちゃんに狙いを定める始末。アンズちゃんも最初から気になっていたからなんですけど、よく考えたら姉弟乗り換えはゲスいなと。 その後占いのヒントに気がつき、ウチの専属シェフモモノスケに慣れない掃除をさせ、自分もご一緒する職権乱用再び。なのに他のイベントが入ってしまい進展せず。ここで再挑戦すればいいのに謎の遠回りをしてやっと攻略出来ました。 アンズちゃんも攻略しましたが、まさかの内容で。今のところ恋愛ではこの二人を攻略して一周目クリア。二人一緒でラッキーだったんですかね~? あとイズモとヤクモも狙っていたのですが、確かサニーが速攻で熱出してた気がするので今回は諦めました(何故か兄弟で取り合いさせるプレイ) 確かフェス開催前後くらいに初プレイであっさり詰んでいたのもあり、今回はイージーでプレイ。私は恋愛よりも経営の方が好みのジャンルではあるのですが、見たいことが多すぎるので次もイージーですね。意外なところでデートでの話題がゲットできたり、イベントがめちゃくちゃ沢山あって楽しいです! 他の思い出や気付いたこと等を挙げさせていただきますと…… ダズに会ったら好感度関係なしにミニケーキを渡す人と化したり 神社でおみくじやご利益にケチ付けてセーブ&ロードを平気で繰り返す罰当たりプレイかましたり 一度セーブがバグって4時間が消し飛んだり(本作品だけではなく、たまにあります) アンおばあちゃんへの孝行と見せかけた報酬狙いのゲスプレイしたり タイトル画面はキャラだけでなく、たぶん時間で背景変わってたり 小さなところまでアニメーション入れまくってて驚いたり ボイスにオリジナルBGMも素晴らしいし 攻略したキャラすらスチル埋まってないし、プレゼントもゼロだしどんなけやり込み要素あんねんと震えたり ……などなど他にも色々あるはずですが、とりあえずクリアの状態でも考えるとキリが無いのでここまでに。 ファンアートはモモノスケを描こうと思って色々試してみるも、上手くいかず。ここでもモモノスケを諦めてアンズちゃんに手を出したり、イズモ&ヤクモも試しちゃいました。最終的には大好きな照れモモノスケ。シンプルな方が可愛かったのでこんな感じになりました。 @ネタバレ終了 また挑戦したいと思います! もの凄い作品をありがとうございました!!
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Operation‡Novaサムネイルに惹かれてプレイさせていただきました。 イラスト、オリジナルBGM、UIデザインなど、すべての要素がハイクオリティで、探索パートも楽しかったです。 音楽フェス「アルカナアイランド」が開催される孤島を舞台に、個性的で可愛い女の子たちとフェスを楽しむ物語 @ネタバレ開始 だと思っていました。 色々な疑問を感じながらも読み進めたら、1周目で衝撃のラストに驚き、2周目の怒涛の展開にさらに驚きました。 それと同時に、何気ない場面にも伏線が散りばめられているのに気づいて、鳥肌ものでした。 @ネタバレ終了 あらすじからは想像できない展開でしたが、とても面白かったです。 素敵な作品をありがとうございました!
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ニニニパンゲームボーイみたいな画面のゲームだな!興味そそられる…と思ってプレイさせていただきました! パンを配るゲームってことですが、なにやら投げやりな依頼のしかただなぁと思っていたら、蓋開けてみたら奥深かった… @ネタバレ開始 初回はよくわからないままに1個ずつ渡して、なんだか物語が進まなかった感で終わりました(笑) 2回目からは、みんなのお話を聞かないとだめだなぁと思い、一つずつ聞いて回ったのですが、途中から雲行きが怪しくなってきて引き込まれていきました。 マル→ドドラ→エク→ルナリ→ワイザワの順番で見ていったのですが、マルのEDグラフィックが顔が怖い…!ってなりました。 あんなににこやかだったのに…途中から恐ろしい思想の闇落ちっぷりを発揮してきてて「おお…そのパターンか…」と思いました。 ワイザワのエンドイラストも怖かったですねぇ。 個人的に好きなシナリオはドドラシナリオなんですけど、キャラクターのストーリーを1キャラずつ読み進めていくと全体概要がどんどん見えてきてお話の作り方が本当にうまいなぁと思いました。 おまけもそういう角度からの切り込みかぁ…!とびっくりしましたし、机で考えるパートもあれは選択がすごく難しいなと、悩みました…。 でも、それぞれの経験や思いがあるけど、みんなが視点を変えることができれば明るい未来もあるんじゃないのかなって、そんな風に甘い期待を持ちつつ…全員村に残してしまいました(笑) 大切なのは同じ方向を向くことと、お互いを支えあっていける関係性を作れるかどうか、ですかねぇ… 色々と考えさせられる内容でした。 @ネタバレ終了 楽しませていただきました! ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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奇妙系ホラーノベルアドベンチャー「怪話2」本当に怖かったです。 身の毛がよだつ………まさにそんなお話がいっぱいでした! @ネタバレ開始 ちょっと昔、昭和のレトロな時代背景で、昔聞いたことあるような花子さんの噂から、今なら絶対NGなセクハラオンパレードな職場環境のOLの話など、昔あるあるにちょっと懐かしみを覚えました(笑) おばあちゃんのおつりのお話は本当に怖かったです(><) @ネタバレ終了
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僕らの都市伝説プレイさせていただきました。 四人それぞれにテーマがあり、それらを組み合わせてヤバい都市伝説が生まれるのにはゾクゾクしました。 @ネタバレ開始 エマラ・テッド教団は先生が大変なことになってしまいますが、果たして何を見てしまったのか。 教団は本当にいたのか、はたまた神隠しにでも遭ったのか。 宮白橋のおばあさんは…あれは実在したお話だったというオチ。 まんまとお話として作らされてしまったのは怖かったです。 女生徒の幽霊は…あれはもしかして実体験だった…?呪いは危険ですね。 宇宙人おじさんはさすがに荒唐無稽だろうと思いきや、学くんの様子が…。 もしかしてひっそりと毒牙にかかったのでしょうか… そして河童の幽霊。 まさかのギャグ回かと思いきや、衝撃的な結末に。 あれは…橋から落ちた子が河童になってしまったのかな。 個人的に一番怖かったのはガラガラ男です。 都市伝説を流行らせることに躍起になりすぎて、自分自身が都市伝説に取りつかれてしまう。ある意味最悪の結末ですね…これぞオカルト。 真エンドは何事もなく大人になった彼らが描かれていましたが、本当に何もなかったのかどうかは作者様のみぞ知る…と思いました。 @ネタバレ終了 尾ひれはひれつくと誰も責任おえなくなるので、 噂話はほどほどにですね。 素敵な作品をありがとうございました。
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真実か×××か配信にてプレイさせていただきました。 シュールさの漂うタイトル画面、謎のような…含みのある作品名。 都市伝説としてAIに関する物が出てくるという辺りに現代らしさを感じ期待しながらいざ挑戦。 @ネタバレ開始 名前入力から始まったのでとりあえず自分の名前を入力。 結果、ゲームの中に同じく実況をしている彼岸花(男)が爆誕しました。 ◇ゲーム1日目 もしかすると、実はこの実況題材のゲームを教えてくれた『。』さんの正体は…?という部分も全てのエンドを見た後では疑わしいですね。 主人公は声だけ収録に入れているタイプの実況者という設定でしたが、もし環境音やそれまでのトーク内容に彼へのヒントになるような情報があればと思うと。 配信題材として選んだのは、AIがお題を出す『真実か挑戦か』に7日間連続で挑戦し、クリアをしたら何でも1つだけ真実を教えてくれる質問をする権利を得られるという都市伝説。 主人公は実況者らしく「登録者数100万人を超える超人気実況者になる方法」を聞く事を目的として挑むという動機もわかりやすい物です。 所々入る、主人公のPC画面を操作する部分がまさに自分が主人公としてこのゲームに挑戦しているという雰囲気を演出するのに良いと思いました。 0時になるまでは404という表示だったのに、更新ボタンを押したらトップページに切り替わる演出もただ読ませるのでなくひと手間をプレイヤーにさせてみるというのが良いです。 セーブやロードといった通常ならメニューから出す物もデスクトップのアイコンとして配置する事で世界観を崩さずに取り込んでいる演出もなかなかです。 いざ、ゲームを始めればデフォルメされた牛のマスコットキャラが登場しこのゲームについての説明をしてくれる流れへ。 初日だしまずは質問に答える(真実と入力)と気づくのに若干ボケて手間取りましたが、初回からなかなかヘビーな質問ですね…。 「では、自分の犯した最も重い罪を答えてください」 これは主人公の目線でありえそうな事を答えようにも何もわからない。 じゃあ素直に自分の事で該当する内容を…と思うも、大真面目にどれかを考え解答。 AIがどういう基準で判断しているのかはわかりませんが、嘘を吐いたと判定され挑戦をするという事に。 挑戦内容は「明日、困っている人に遭遇します。その人を助けてあげて下さい」という物。 あれ?主人公ってゲーム実況者だから現実パートというか、カメラを持ってその部分をやったと証明する動画は用意できないよね? と疑問に思いましたが、あくまで裏作業として行いまた実況動画を撮影…これを完結まで毎日繰り返すというつもりのようです。 ◇ゲーム2日目 主人公は大学生という事で、朝の通学場面へ。 配信者としての悩みを持っているようで、だからこそ真実を知る権利の内容も本気半分位で考えてるのかなと察します。 前日言われた通り、不自然な位置にしゃがみ込んでいる小学生を発見。 心配して近づいてみると、何やら体には痣や傷があるようで…。 家庭か学校か、何かしらに問題を抱えた子と判断した主人公は昔自分もそういう子供だったからと少年に語り掛けます。 本当は俺じゃなくてクラスメイトの話との事ですが、安心させる為にここは必要な嘘でしょう。 「かといって友達の所にいるのも居心地が悪くて教室でずっと本を読んでいたんだ」 友達の部分が強調されているのが気になりましたが、これも後々考えれば理解してしまったというか。 確かに、学校でいじめをされている方の問題だった場合は友達がいない場合の想定をした嘘にするのは自然と思いましたが、全てを考えるとこれは…予防線だったのかもしれませんね。 まるで主人公自身に何かがあったような独白。 環境が変わればどうにかなる、自分が変わるしかないというのは同意なのですが…どうも何か裏というかこれしかないしこれで合っていると自分に言い聞かせるような語り口が気になりますね。 どちらにせよ、少年は学校に行けば友達がいるから大丈夫と学校へ向かいました。 しかし、主人公は少年の言っている事が本当か疑問に思っているようで…もしかして、気を遣って学校なら大丈夫と返してくれたと思っている?かと思えば… 「皆は本当に優しくしてくれているのか? この子の言う友達は本当に友達なのか?」 そこまで考え「いや、違う」となり 「そう思ってるだけなんだよ……」 何故、思わずそんな言葉が出てきてしまったのか…。 以前に、グループ内でいじめられっ子の立ち位置をしている子が自分達は友達だと思い込むようにしていたという話を読んだ事があったので、もしや少年もいじめられている事を遊んでもらっているとか受け入れられていると自分に言い聞かせている? 当初はそんな予想をしておりました。 少年に重なるあいつの姿。 10年前、主人公に何があったのか? そしてゲーム収録パートへ。 今日ついた嘘を答えろと言われたので少年に対し自分の事として語った事?と入れてみるも嘘判定に。 でも、もし本当の事を言ってもどうやってAIはそれが嘘か本当か判断しているのかも謎ですし初回はともかく、今回は主人公視点での解答としては間違ってないはず。 とはいえいくらAIが有能だとしても仕方ないか…と再び挑戦をする流れへ。 内容は、イケボでの台詞読みという人によっては羞恥心で大変になりそうな物。 確かにイケボでこんな事を言われたらときめくかもなぁ?と思う内容でしたし、私自身も配信でプレイしていたのでノリノリで読みましたが…。 「安心しろ、俺はいつだってお前の味方だ。お前の為になら何だってできる。だからそんな顔するなよ」 やはり、全てを知っているとこれはただ無作為に選ばれた台詞ではなく『言って欲しかった事』だったのだろう。 もうこの時点からすでに足音というべきか、現実への侵食が始まっていたのだろうと思わせてきます。 精一杯のイケボで対応する主人公、それを感知したのか挑戦クリアというAIの件。 さすがに恥ずかしすぎてリトライしたいとルール違反は承知で画面をリロードし別のお題に挑戦しようとするも、画面は404になってしまう。 ゲームの進行状況がブラウザに記憶されていると思いあれこれ試してみるも、全く解決はせず。 仕方がないので、もう一度編集中に自分のイケボを聞かないよう無編集で本日は投稿する流れへ…。 ◇ゲーム3日目 朝、家を出るとアパートの前に引っ越しのトラックが止まっている場面を目撃。 誰かが引っ越してきたようですが、一人暮らし用のアパートで近所づきあいなんてものもないという事で気にせず学校へ向かう事に。 そして、ここから主人公の投稿した動画再生数に変化が。 ナナヨノユメガタリ実況は今までにない数字の再生数を1日で達成し、初回に至っては1000再生を越えるという1年かけて出した最高スコアの3倍強をたった2日で達成するという勢いの良さ。 もしかしたら、有名実況者が同じゲームの配信をしていてそれの影響で伸びたのか?と検索をしてみれば確かに1つ該当する物を発見。 0時前からスタンバイしていたようで、404画面から始まったのは主人公と同様のようですが何故か時間になって更新してもゲーム画面に切り替わらない…? どうやらこのゲームにはアクセスできる人とできない人がいるらしい。 けど何の為に?どんな条件で選ばれている? 都市伝説として有名になったサイトという事で、雰囲気作りの為かと主人公は推理をしているようですが何とも不気味ではありますね。 他のちゃんとプレイできた人の動画を確認すれば、そちらでは質問をした結果ちゃんと正解をしている様子。 正解と不正解が出る判定もやはりわからず、そもそもランダム設定という可能性もあるのか? 質問内容が絶対に誰にでも証明できる計算問題等ならまだしも、その人に関する情報となれば大前提としていくらAIでも成否を確かめるなんて無理があるはずですし。 疑問は残る物の、本日の収録としてまたプレイへ。 どうやらプレイした人に関する記録は残っているらしく、件もお話をするのは3回目とカウントをしていますね。 そして、少しずつあなたのことがわかってきました。とも。 今日もやる事としては質問を選択。 「あなたは偽善を貫き通せなかった普通の人間と悪人、どちらの方が罪が重いと考えますか?」 まぁた難しい問題が出たな…? 偽善を最後まで貫けないという前提がどちらも共通ならそこに違いは大きくないというのが個人的な考えではあります。 しいて言えば、普通の人間の方が不満を持たれそうですが悪人なら元の印象からそこまで悪印象には繋がらないだろうという差が生まれる程度で。 そうしてやはりどう答えても嘘判定をされ挑戦をする流れに。 「明日乗る電車はいつも乗る車両の右隣にして下さい」 挑戦内容の指定も、初回からですが本当にやったのかやはりAIに判別が難しいのではないかと思える内容。 というか、もし主人公が電車を利用していない人ならどうなるのか? それに、通学で電車を利用する際っていつも乗る車両を決めている物なのか? これが普段電車を利用しない者としてはまず疑問だったのですが、指定されるという事はあるのでしょう、きっと…。 ◇ゲーム4日目 どうやら私の心配した事は杞憂だったようで、主人公は駅まで徒歩だっただけで電車通学をしていた様子。 それに決まった車両を利用しているようで、番号が1つずれた位置に並んでいるようです。 知らない電車が着たりしたら面白かったのに、なんて主人公は思っているようですがそれは完全にあっちの世界に行くフラグなので回収しない方が幸せだよ!? と結構真面目にツッコミを入れつつ。 しかし、ある意味車内はいつもと違う電車だったというのか女性専用車両に乗り込んでしまったらしく。 この主人公男だったよな!?あ、これはまずい…。 周囲の視線も冷たいから移動をしたいのに、車内は空いているのに何故かドアの周囲だけ人が固まっているので別の車両へ移動する事もできない! 誰かここから俺を出してくれ~~~!! そして、時間が経過しそれまでと違う視線を感じた主人公が顔をあげれば目の前にはまっすぐにこちらを見つめる知らない男が。 異様な形相をしており、そもそも人の事は言えないけどここって女性専用なのに何で男性が他にもいるのとか。何でこっちを見てるのとか…。 不思議な事や言いようのない恐怖を感じながら顔を伏せ、ドアが開いたのを確認後ホームへ飛び出し別の車両へ乗り換えた主人公。 家に帰宅し確認すれば、初回の動画はさらに大きな再生数を出している様子。 他にも有名どころな人がサイトの接続に挑戦し話題を呼んでいるという事で、伸びやすい題材なのは違いないのでしょう。 とりあえず、今日も今日とて真実を選択。 「あなたは悪い人ですか?」 これもまた難しいというか、何を基準において答えればいいのか悩みますね…。 誰かにとっていい人だとしても誰かにとっては悪い人に思われる事はありますし、じゃあ1度も小さな悪い事もした事がないかといえばそれはありえないでしょう。 子供の頃なんてそれこそ平気で喧嘩になれば誰かを叩いたり、遊びで虫を殺すとかやりかねませんし。 対象が虫というなら、人間にとって不快とかそういう理由で殺すのもどうなんだ?と定義をまず問いたい所。 まぁ、無難に答えるなら「悪い人」でしょうか。 嘘と判定されましたが。という事で本日の挑戦は? 「今日会った人達の中で一番印象的だった人について話す」 またこれ、挑戦をやったかどうか音声で判断するのでしょうかね…? ちょうど話題としてあの電車で遭遇した男性の事があったのでそれを話題として語る主人公。 ホラゲメインの実況者なのだからこういう時は怖い感じで話した方がいいかもしれないと思いつつ、オカルト的な現象として結びつけたくないという理由から笑える話っぽく語ります。 いや、そこは根性見せようよ!?と芸人魂を求める私のツッコミが入りましたが、オカルトにおける定説を破る事であの男性を紐づけないで終わりたい気持ちはわからなくもない所。 挑戦にクリアすると、AI件が意外な発言を。 どうやら話に出てきたその男性にとても興味がわいたとの事。 「せっかくなのでその人の正体について考えてみて下さい。これは個人的な興味なので強制ではありません」 と言われても偶然出会った相手の正体なんてわかる訳がないよなぁ…と思っていれば、どうやら先にこのゲームの7日目を配信しようとしている実況者がいるようで。 ここでその配信を見るか見ないかの選択肢が出ましたが、初見ではやっぱり自分でやって新鮮な反応を収録するのが一番と見ない方を選びました。 全エンドを回収後、もし見た場合にどうなるのかが気になったので見る方を選んでみたのですが…。 どうやら最後の質問にクリアした場面に立ち会えたらしく。 今度はAI件がその実況者の質問に答えてくれるようです。 その質問用に別窓が開いたらしく、その実況者の環境では別窓がキャプチャできないという事で入力後にカメラで直接モニターを写すようです。 そして、質問を入力し終えたようでここからカメラを用意するのかと思いきや…どうやら答えがすでに出ているらしい? 内容としては本当に真実らしく、その実況者からすれば何故知られているのかわからないといった様子なのがうかがえます。 そして、奇声を上げる実況者。 主人公は怖くなり一旦ページを閉じるも、再び開いてみればそこには404画面と右上に顔出しで映っていた実況者が椅子だけを残し消えている様子が…。 シークバーを巻き戻して確認すれば、ドタドタと遠ざかっていく足音と、微かに聞こえたガラスの割れる音。 …もしかして、発狂しながら部屋から逃げようとしてベランダ戸サイズ位の大きなガラスに体当たりした? もしくは何かコップなりを落としたのか、どちらにしろ正気でないのは確かですしその実況者を知る人曰くそういうドッキリや奇声をあげる人でないという事から何かがあったのはほぼ確定。 このゲームを7日目までやったら発狂するような何かが起きる…? ◇ゲーム5日目 収録前にSNSで七夜の夢語りについて検索をすれば、体感的に1割程度の人がアクセスに成功しゲームに挑戦しているらしい。 選ばれないと駄目というのは知っていましたが、それにしても倍率がおかしすぎるような…? さらに昨日の実況者以外で7日目を終えた人はまだいないのか見つける事はできなかったという謎が深まる状況に。 大体4~6日目で止まっており、4と5日目で止まっている実況者はSNSで今も活動しているのを確認できましたが6日目まで投稿した実況者はSNSもぱたりと更新が止まっている。 つまり、7日目に挑んだら何かが起きた? 主人公としても続行すべきか不安のようですが、ここでやめた方がもっと悪い事が起きるような予感がするのと純粋に先が気になったので続行へ。 そして安定の正解できないのはもう前提で真実を選択。 「あなたが昨日会った男の人ですが、見覚えがあるでしょう。それは誰ですか?」 ここはフラグが建たないと正解を入力しても駄目みたいですね(再プレイにて確認) どのみち、本来は知り得ない情報なのでわかる訳がない。 という事で今回の挑戦は無茶ぶりとも言える内容ですが… 「昨日話した男の人が誰だったのかを明日のゲームまでに思い出す事です」 いや、ほんっとうに知らないんだけど…どうしたらいいのこれ!? 思い出せという表現から、面識があるような言い方ですが主人公は覚えていない様子なのでこれは絶望的としか言いようがない。 強制的に挑戦失敗になるのでゲームオーバーになるのではないか…。 しかし、このまま続行した場合を恐れていた主人公としてはむしろ無理難題でクリアができないからこそ逆に安心できるというのがまた素直だなぁと思える心境ですね。 ◇ゲーム6日目 それでもあの時の状況を思い出してみれば、あの男性はスーツを着ていた事から恐らく毎日通勤手段として同じ時間の電車を利用しているはず。 全ての車両を確認すればまた会う事はできるのではないか? ここで再び諦めるか続行するかの選択肢が出ますが、ここまで来たら突き進みましょう!! 電車は次の駅まで10分はかかる快速。 だから探索する時間は充分にあるはずと車両を移動し、あの時の女性専用車両も通過だから!それだけだから!と気まずさを感じながらも突破。 そして次の車両に到着すればあの男性を発見。 今日は普通の顔でゆったりと座席に座りスマホを触っている様子でした。 あの時の表情も、もしや間違えて女性専用車両に乗った気まずさからだったのか?等と考えていれば停車駅に到着したようで男性は降りてしまい。 やはり見覚えもないしどうしたものかと思えば、男性は降り際にポケットから定期入れを落としてしまったようでした。 それを拾って渡そうと思うも、その前に閉じてしまう扉。 仕方なく、自分の降りる駅で落とし物として届ける事にし何となしに定期入れの表面を眺めてみると。 『ナガシマ タツオ』という持ち主の名前がそこには表記されていました。 こんな形で彼の名前を知る事になろうとは……。 いざ、ゲーム収録パートに入るかと思いきやなかなか勇気の出ない主人公。 一応男性の名前は判明しているのでどうにかなりそうではありますが、無関係なサイトを眺めるだけでついつい足が遠のいてしまう。 もう今夜はあのゲームをせずに寝よう。 ×ボタンを押して画面を閉じてみれば、その後ろに隠れていたデスクトップにある新しいショートカットが…。 AI件の頭のアイコンに、お話しようという名前。 試しにそのショートカットを選択すればサイトのトップに接続され。 しかし、こちらも右上の×を押せばちゃんと閉じるボタンは機能しているようです。 PCもそのままシャットダウンする事ができるようなので、本当に忘れて寝てしまう事もできるし挑戦する事もできる。 …もし、ここでシャットダウンをしたらどうなるのかなと思ったのであえてこちらのルートへ。 主人公は絶対オカルト的な何かと思いたくないらしく、これだけ手の込んだ細工をしているサイトなのだから勝手にショートカットが作られる仕組みがあってもおかしくない。 と言っていますが、それはもうPCを侵食されているという点ではウイルスと大差がないような…。 すると、本来は7日目と日数が進むはずなのに何かの鳴き声と共に赤い文字で表記は6日目にさかのぼり……。 逃げる事はできなかったか。 暗い部屋の中で輝く光源であるPCモニター。 何故かヘッドホンを繋いであるはずなのにモニターのスピーカーから流れるあのサイトの音楽。 曲は同じですが、どこか不協和音な響きもあって不気味な雰囲気が漂います。 しかも今度はPCを終了させる事はできず、選べるのはあのショートカットのみ。 仕方なくアクセスすれば、まずは挑戦の解答として男性の名前を入力する流れに。 初回はここで度忘れをしてゲームオーバーになりました。 定期にあった名前を入力すれば、クリア判定になったようで本日のゲームが開始。 ひとまず、真実を選択。 「あなたの友達が窮地に陥っていたとします。その窮地を脱するのはとても困難で誰かの助けが必要です。あなたは友人を助けますか?」 まぁたこれは難しい問題を……。 まず、その窮地の前提と友達が誰かを教えてくれ。 それによって最適解が変わるから!!と、その上でガチな解答をしたいと思うも、どうあがいても嘘判定のようで。 ここでようやく、最後の挑戦を出されます。 「最後のゲームまでに『私』を思い出す事です」 『私』…?ってこのAI件の事だよね? 実在する人物であるあの男性ならワンチャンまだ問題としてわかりますが、今回ばかりはもう答えようがないのでは? AIの名乗る名前、件とは牛の妖怪です。 さすがに妖怪相手に接点があるとは思えないとこれには主人公も悩むばかり。 そして、画面を閉じればデスクトップにはタイトル画面にいたリアル件が!? もうこれ演出とか仕込みとかそういうレベルじゃない。 絶対都市伝説というか、怪奇現象のそれしかありえない内容でしょう。 個人的にテンションは上がりましたが、主人公としては恐らく寿命が縮んでいるのは想像に易く。 ◇ゲーム7日目 もう日数を表示する際の色が赤い…。 いよいよ最後とはいえ、さすがに妖怪の知り合いなんている訳がない以上無理がありすぎます。 そして主人公はようやく気付いたようですが、何故男性と主人公に接点がある可能性をAIは知っていたのか? 電車にある監視カメラの映像をハッキングでもして情報源にしたとか?他にも個人を識別する何かがないと難しい辺り前提は不明のまま。 7日目を終えた実況者は発狂をした。 6日目までしか終えていない実況者は消息不明になった。 今回の結果がどう転ぶとしても、高確率で主人公もこのどちらかの仲間入りをする可能性は高い。 何か助かる方法があるはずだと最後の足掻きをするしかない。 ここで、ショートカットができてから使っていないインターネットのショートカットが選べるようになっているのを発見。 検索サイトのページが出てくるので、ここで件について調べれば助かる手段があるのではないか? 初回はとりあえず思い当たる限りを試してみましたが、検索をかけても文字化けになってしまい何もわからずにバッドエンドを回収しました。 となると、他に情報として与えらえているワードは…男性の名前? すると、どうやら当たりらしく件としても名前がわかるなら後は主人公が自分で正体を調べられるから正解判定にしてくれたのだと理解しました。 そして出てきたページをみれば…一番上にはニュース記事があり『女児殺害事件』という物騒な言葉が。 10年前に起きた事件であり、被害者の少女の名前は『永島ゆみこ』 逮捕されたのは10歳の少年だったが両親の思いも虚しく極刑になる事はなかった。 そしてページをスクロールすれば現在の遺族の姿として出てきた『永島達夫』の画像。 ここで、主人公は件が誰だったかを思い出したようです。 内容として、とても忘れられない位ショッキングな物とは思いますがだからこそ自己防衛として記憶を忘れていたのでしょう。 10年前、クラスにいたエイジといういじめられっ子に対し自分もいじめに加担したくないからと席が隣だったのでよく教科書を見せていた事。 いじめっ子に向かって苦言を呈するような度胸はないが、いじめには加担したくない。 自分はそれなりに真っ当に生きているつもりであれば、そう思うのはわかる範囲です。 学校という閉鎖空間の中ではどうしてもその中だけで人間関係が完結してしまう。 だから矢面に立てば自分の立場が悪くなるので強気には出られない。 誰だって自分が可愛いから。 だけど、見て見ぬふりをすればそれは実質いじめを黙認している事であり加担しているのと大差はない。 だから主人公は中立でありながら、できる範囲でエイジを助けていた。 本来ならここで、先生なり大人がしっかり動いて指導なり解決をしなければならないでしょう。 けれど気の弱い先生はいじめグループの保護者を恐れて見て見ぬふりをしていた。 …教育者が、一番やってはいけない事を。 そして、グループ行動の時になればエイジの腕を引き面倒見の良い生徒に押し付けて自分は知らんぷりをするように…誰かこいつの教員免許はく奪しろ!! そうやって段々負担は増えていき、いつしか主人公はエイジの親友という事になっていた。 主人公を親友だと思ったエイジは色々な事を話しましたが、その内容はあまりにも荒んだ家庭の事情。 本来なら見えない場所とはいえ体に無数の痣があるのだから証拠もある以上即刻虐待として通報してもいいでしょう。 どのみち、小学5年生の子供にはあまりにも重たすぎる問題です。 やがて主人公はエイジと距離を置くようになり、できるだけ他の友達と遊んで一人になる時間を作らないようにした。 それでも、朝の待ち合わせもしていない登校時間になればエイジは家の前にいる。 とうとう限界を迎えた主人公はそこでエイジを拒絶する言葉を伝え、彼を残し一人で登校をする事に。 そして後日、全校集会が開かれあの日…あの後空き家でエイジが女児を殺害した犯人として捕まった事が話される展開へ。 突き放しこそはしたけれど、主人公はエイジが殺人をするような奴ではないと思っておりすでに心が限界でおかしくなっていた彼はただ死体にずっと話かけていただけだと思った事。 それは主人公が相手の時も、返事をしなくてもずっと話を止めなかった時と同じようにされていたのだろうと。 だけど、その事を主人公は大人達に言う事ができなかった。 もしもそれを言えばエイジの事を突き放した自分が悪者にされる気がして、どうしても言う事ができなかった。 だから俺のせいじゃないとずっと、ずっと記憶を奥の方へ閉じ込めていた。 そして、自動的に立ち上がるサイト。 そこにいたのはいつものデフォルメされた件ではなく、あのデスクトップにいたリアルな件…エイジであり。 件の正体がエイジであると入力すれば、最後のやり取りが始まります。 あなたは真実を答えますか? それとも挑戦しますか? 真実を選べば最後の質問の内容は…。 「私の事は好きですか?」 これもやはり、はいといいえどちらも駄目だったので強制的に挑戦になるのは確定なのでしょう。 しかし問題はその内容であり。 「今からあなたの元にナガシマタツオさんがやって来ます。そこであなたにとって一番良い選択をして下さい」 待ってくれ、それってあの父親の事だよね…? と思う間もなく鳴り響く玄関のチャイム。 まずどうやってここの住所を知ったのかすらもわからないのに、今度はドアを激しく叩く音も響き渡り。 息を殺してやりすごそうにも、何故か開いてしまった鍵。 とっさにドアチェーンをしようにも間に合わず男が中に飛び込んできたしまった。 永島は問いかける、お前はエイジの親友なんだよな?と。 あいつは今どこにいるんだ?お前なら知っているんだろう?と。 やはり少年法により裁かれなかった事が親としては無念だったのでしょう、エイジの居場所を突き止めて殺すつもりなのは行動から丸見えであり。 同時に、その為なら手段を選ぶ様子もない…知らないと本当の事を言っても頬に走る痛み。 「真実を答えろ!」 まるで、今までやっていたゲーム『真実か挑戦か』のように。 だけど今度は失敗をすれば自分の命がないというリスクがあまりにも高すぎる理不尽極まりない状況です。 ここで最後の選択肢、親友なのを認めるのか否定するのか。 主人公からすれば少なくとも、勝手にそういう事にされただけで親友と思ってはいないのでは? エイジはそう思っているとしても。 でなければ、少年とのやり取りの際に心の中とはいえ『クラスメイトの話』なんて表現はしないでしょう。 根底にあるのは、ただ自分はいじめに加担したくなかっただけ。 なのに、周囲に頼れる大人はいなくてその負担は気づいたら自分に重く圧し掛かっていた。 付き合いはあったとしても、それを親友と呼べるのか? とはいえ、恐らくこれは否定する方がバッドエンド扱いでしょうから初回は「いいえ」を選びました。 結果として主人公は殺され、さっきまでリアル件が出ていたあのサイトは初日の状態に戻り件の姿も当初のデフォルメされた姿へ。 7日目までゲームをクリアすれば、何でも真実を1つ答える。 この狂気に飲まれた永島にとって、欲する真実など決まっており…恐らく挑戦するという事なのでしょう。 「はい」を選べば、促されるままに語った結果事件の後にエイジは引っ越していったのでその後の事は本当に知らない事を話す事に。 そして、血走った目でこちらを見る永島は本当にここには手掛かりがないと知るや無表情で部屋を出て行った。 助かった事に一息…と思えば、それを見計らったかのように聞きなれたあのサイトの曲が部屋に響き。 どうやら、これが一番良い選択だったようで完全にゲームをクリアしたようでした。 しかし、こうなると当初の目的だった超人気実況者になる方法なんてふざけた事を聞く気にはなれず。 かといって今の自分に知りたい事はない。 もうここまでくれば、命が助かっただけで充分というか…これ以上関わりたくないというのが本音でしょう。 結果、強いて言うならと入力されたのは『エイジの現在』という言葉。 確かに彼はあの後どうなったのか連絡も取れていない以上不明です。 ある意味元凶というのか、さっき命を狙われる原因にもなったのだし気になるのは自然な流れと思ったのですが… 「なるほど。親友の事を気にかけてくれたのですね。ならばそれに答えましょう」 「安心して下さい。あなたのお友達はすぐそばにいます」 …もしやこれ、もうすでに死んでいて背後霊になってるとかそういうオチじゃないよな? なんて思った私が浅はかでした。 「今は隣の部屋で、あなたとまた話せる日を楽しみに過ごしています」 つまり、あの時に見た引っ越しのトラックは…そういう事で? あの時から、ずっと隣の部屋にエイジはいた…? 「これからもずっと一緒にお話ししようね」 件が最後の台詞を言い終わると聞こえる玄関のチャイム。 あぁ、今度はエイジがきたのか……。 ◇エンド各種等 結果1:詰み ゲームを途中で止め、別のゲームで遊んでいると何者かが部屋にやってきたエンド。 4~5日目で止めた実況者は生き延びているとあったのでワンチャン助かるかと思いきやそんなことはなかった。 結果2:非常停止 何かの衝撃で線路に突き落とされた主人公エンド。 宙を舞い次の瞬間真っ赤になって飛び散った。(彼岸花だけにか?と顔を引きつらせつつ) 誰か線路に落ちたから非常停止ボタンを!という声があったので本来はその意味合いの言葉なのでしょうが、この場合はゲームを非常停止させた結果という点にもかかっているエンド名としては好きです。 結果3:終わり 入力でミスをした場合のエンド。 先2つのような場合もあるのでしょうが、恐らく消息不明になった実況者もこのように無の空間に取り込まれたのかなぁ…。 結果4:コンテニュー 殺されてしまいゲームオーバーとなった主人公の代わりに…なエンド。 果たして永島は7日間を突破できるのか?それ以前に捕まりそうなのでどのみち無理な気はしますが。 このどんどん次の挑戦者を招き入れて続くのが伝染していく都市伝説という面として良い味を出したエンドだと思います。 結果5:無限ループ ズッ友エンド。 正直、これだけは人怖案件ですね。 他は都市伝説に関わった事で中断できないか試練を越えられないなら死あるのみ!という感じだったのに対しゲームが終わっても何も解決はしていない。 むしろ、下手をすれば知らない方が良かったまである後味の悪さ。 とはいえ、このゲームにおける背景を思えばハッピーエンドがある方がおかしいとは思うのでこれは仕方ないのでしょうね。 主人公がされた質問や挑戦を振り返ってみれば 「では、自分の犯した最も重い罪を答えてください」(忘れているエイジ関連) →駄目だったら困ってる人を助けろ(エイジを連想させる少年との接触) 「今日ついた嘘を答えろ」(少年への言葉?) →駄目だった場合はイケボで「安心しろ、俺はいつだってお前の味方だ。お前の為になら何だってできる。だからそんな顔するなよ」(エイジの言って欲しかったろう言葉) 「あなたは偽善を貫き通せなかった普通の人間と悪人、どちらの方が罪が重いと考えますか?」(主人公自身の罪) →「明日乗る電車はいつも乗る車両の右隣にして下さい」(永島との接点を作る) 「あなたは悪い人ですか?」(どう答えてもアウト) →「今日会った人達の中で一番印象的だった人について話す」(永島深掘りフラグを建てる) 「あなたが昨日会った男の人ですが、見覚えがあるでしょう。それは誰ですか?」 →「昨日話した男の人が誰だったのかを明日のゲームまでに思い出す事です」(さらに深掘りさせる) 「あなたの友達が窮地に陥っていたとします。その窮地を脱するのはとても困難で誰かの助けが必要です。あなたは友人を助けますか?」(エイジは助けて欲しい) →「最後のゲームまでに『私』を思い出す事です」(エイジを思い出せ) 「私の事は好きですか?」(どっちもアウト) →「今からあなたの元にナガシマタツオさんがやって来ます。そこであなたにとって一番良い選択をして下さい」(親友と認めなきゃ死ぬ) と、段階を踏んでエイジの事をちらつかせつつ女児の父親である永島との接点を作り何かしらの手段で主人公の家に向かわせた。 その上で、エイジを親友か問われた際に「はい」と言わせ最終的にはエイジはもうすでに隣の部屋にいると判明する。 引っ越しのトラックがきた時点でもう居場所が割れている点で逃走不可能ではありましたが、あのAI件とエイジがリンクしているなら彼は主人公が親友だと言ったのを聞いた上で部屋にやってきた。 そこからは逃れられない無限ループに入ると思うと、ある意味否定して死んだ方が救われたまであるのかもしれないのが難しい所ですね。 最初から、この都市伝説に関わらないのが一番良い選択だった。 とはいえ…恐らくこのゲームの存在を教えた『。』は匿名でこそありましたが、恐らく主人公があの時の親友だと気づいた上で誘導したエイジの気がするのでお隣さんになる前から色々割れていたよなぁと。 それとも選ばれた1割の人は全て『。』(匿名にあたる何かの名前)によって誘導された人だけだったのか。 件がエイジだった事を思えば、主人公だけをピンポイントで狙った内容に思えますが発狂した実況者もいた辺り何かしらの後ろ暗い物を持った人だけが選ばれるようになっている可能性もありますね。 その人にとって、主人公へのエイジみたいなそういう何かがその人におけるAI件の正体になる。 現代らしいAIにちなんだ都市伝説の怖さとしては充分楽しめました。 そして、個人的にもう一つのテーマというべきか…果たして主人公の行いは罪となるのか?等といった部分。 これは正直、周囲の大人がまずどうにかするべきだったのに先生が知らんぷりをしたのが一番マズイと思った事。 エイジの母親としては再婚相手である夫に暴力を振る舞わない為にエイジが殴られるのを黙認するしかなかったのでしょうが、本当なら通報するべきだった事。 問題が学校だけの話でなく、家庭も絡んでいる時点でエイジはもっと早期に保護され然るべき処置を受けていればあそこまで心が壊れる事もなかったでしょう。 なので、この辺は完全に大人の責任だよなぁとは思います。 難しいのは、いじめに加担したくないけど面と向かって言う事もできない。 ただ、嫌な奴になりたくないだけの偽善を貫けなかった主人公はどうなるのか? 大人になれば一度関わるなら、助けるつもりなら最後まで手を離してはいけないとかちゃんとした機関に連れていくよう説得するなり判断もできたでしょう。 大人でも子供でも自衛手段として、自分の手に負えないと思えば見放すのも優先度として考えれば仕方ない話ではあります。 だから、何をすべきだったかしっかり対応できなくてもそれを責めるだけなのも違うとは思います。 元々、いじめに加担したくないからだけで行動していた以上主人公は悪者にはなりたくないからやっているだけという心理がうかがえますし。 そうなれば、エイジがすでに心が壊れているので殺人はしていないと説明をするにあたり自分が責められる事を恐れるのも理解はできます。 正直、大人でもそこで真実を切り出せるか?は難しいと思うので無罪とは言えないけど許されないと言ってもいけない程度。 が恐らく落としどころなのかなと(エイジからすれば親友に見放されたと思っているでしょうが) どのみち、結果5の後の世界では実質のバッドエンドが続くので今度こそ何ができるのか? そこが試されるのでしょうね。 @ネタバレ終了 元々、牛の妖怪である件は予言をする能力を持っているという点で何でも知っているAI都市伝説に妖怪の姿を合わせるならちょうどいいチョイスだと思いました。 本来なら予言をした後すぐに件自身が亡くなってしまうという問題も、ネットの世界に本体がいるならきっと解決しますし妖怪的にも案外ちょうどいい場所なのかもしれませんね。 現代らしい都市伝説としてのおそろしさやストーリーの背景。 素敵な作品をありがとうございました。