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ティラノゲームフェス2020参加作品

10034 のレビュー
  • 彼女を取り戻すために、僕は……
    彼女を取り戻すために、僕は……
    プレイいたしました 短いながらも良く出来た作品だと思います エンディングの演出はかっこよかったです
  • 篠目村
    篠目村
    オカルト研究部の主人公と友人が、 心霊スポットの「篠目村」へ調査に行く物語です。 タイトル画面の雰囲気に興味を惹かれる方、 田舎の村を題材にしたホラーモノ、 村に伝わる古い伝承などが好きな方には、バッチリな一作です。 20分ぐらいで遊び終わる短編で、とてもコンパクトにまとまっています。 友人とのテンポ良い会話で進行していき、非常に遊びやすかったです。 @ネタバレ開始 個人的にBAD ENDルートの際に、野菜を分けてくれたおじさんがいたのがGoodすぎました。 あの描写によって、村人全員がグルになっているというか、 ローカルな伝承・信仰が根強く残ってる不気味さを感じ取れて、 とてもいい描写だと思いました。 あと余談になりますが、最近『犬鳴村』という映画を観ました。 こちらもいわくつきの心霊スポットになっている村の話で、 詳細はさておき、映画なので結末は1つです。 対して『篠目村』は結末が大きく変わる分岐点があります。 ゲームだし当たり前と言われたら当たり前…なのですが、 自分の選択で話を変えられるという点に、 映画とは違う「ゲームならでは」の良さを感じ、そしてその良さを再認識できました。 『篠目村』の分岐先の話が、どちらも魅力的だったことも、そう思えた理由だと思います。 異なる視点から見る伝承、結末…素直に楽しかったです。 @ネタバレ終了 短時間でノベルゲームの良さを感じ取ることができる、良き作品だと思いました!
  • 夕空の下、屋上へ
    夕空の下、屋上へ
    切ない物語でしたが、面白かったです
  • ロストフレンド
    ロストフレンド
    姉の協力のもと、失ってしまった友情を取り戻すお話。 お姉さんが積極的に協力してくれるので、おねーさんに惚れそうになりました…いやん、めっちゃイケ姉やん… 実際の問題ですと、許すのは難しい問題かもしれませんが… それでも取り戻したいと思えるくらい大切な友達だったんですね。 とても切なくていいお話でした。 スタッフロールの演出もしんみりしていて好きです。
  • 崇高なテロリスト
    崇高なテロリスト
    制作者様のセンスに終始圧倒されっぱなしの時間でした。とにかく作品全体のグラフィックが、とてもおしゃれに出来上がっています。 物語は、絵を描いている女の子が風刺のきいた絵を描いたことから始まります。多少の探索要素がありますが、20分程度で無事に完走できました。 SNS時代特有の風刺のきいた内容になっており、心がざわざわする部分も沢山ありますが、グラフィックのセンスが作品の鋭利な部分を絶妙に中和していると言いますか⋯⋯。下手な言葉で恐縮ですが、それくらい作品の世界観に没入してしまいました。探索パートも独特な世界を彷徨っているような、そんな不思議な感覚がありました。本当に、本当に素敵な作品でした。ありがとうございました!
  • ぶれいんぼむ
    ぶれいんぼむ
    主人公の紺助は夢の中で黄魅と名乗る存在から突然、好きな女の子への「好意だけ」を忘れてしまう呪いをかけられる。呪いを解くためには、その日のうちにその女の子を見つけて告白しなければならない。そこから始まる物語です。20分程度で無事にトゥルーに辿り着きました。 とても面白かったです!1人1人のキャラクターが魅力的に描かれているので、彼女たちとの会話を楽しみながらプレイしました。制限時間のある選択肢がありますが、すぐに戻れる親切な設計をしているので、気軽に再スタートできました。シンプルでおしゃれなUIデザインも素敵でした。 @ネタバレ開始 「みんな好き!」と声を大にして言いたいですが、強いて言うなら祈赤が好きです。ちょっと不器用な感じで告白した部分が個人的に打ち抜かれました。主人公と共に末長く爆発してください(笑)。
  • タイトル無し
    タイトル無し
    タイトル無し・画像なし・音なし。あるのは認識(文字)だけ。細かい概要は伏せますが、「何もない」ことを逆手に取ったユニークな作品でした。人間には刺激が必要とされていますが、ここまで徹底的に「無い」と勝手に不安な感情が芽生えてしまうんですね⋯⋯。ある意味、今までにない体験ができた印象的な作品でした!ありがとうございました! @ネタバレ開始 個人的に最もゾクっとしたのは、最初のゴミ箱を削除していく部分です。「削除する」「削除しない」の2択だったので後者を選んだら、次は「削除する」の選択しか残りませんでした。考えてみれば当然ですね⋯⋯。
  • このボタンを押すとテュティパティし出す
    このボタンを押すとテュティパティし出す
    ハイセンスなゲームで、ぽかーんとしてしまいました。ぽかーんとしつつもボタンを押すのが止まらない。そんなゲームでした。とても面白かったです。
  • 謎の黄色い生き物と道端で遭遇するノベルゲー
    謎の黄色い生き物と道端で遭遇するノベルゲー
    面白い作品でした。最後の怒涛の展開には思わず笑ってしまいました。
  • タイトル無し
    タイトル無し
    最初は、怖いの苦手だけど黒いだけだし大丈夫!って思いながらプレイしましたが、精神的にじわじわと来ました。先に進めれば進める程、暗いのが怖くて何かを見つけたくて仕方なくなります。 @ネタバレ開始 しかし、もう何もなかったのですね。ほんの少し残った意識の欠片。こんな形で意識が残ってしまったらとても怖いなと思いました。 @ネタバレ終了 考えさせられるゲームでした。
  • チョコバナナもう一本
    チョコバナナもう一本
    面白い作品でした。なんだか、こっちが悪いように感じてしまった。
  • 告白するまで@1分!
    告白するまで@1分!
    一体何が正しいんだと思いながら、ついつい沢山遊んでしまいました(笑)とても楽しかったです!
  • さらば劇薬
    さらば劇薬
    主役の座を競う2人の少女のエチュード(即興劇)。 なんと、役者2人の物語と、彼女らの演じるエチュード、 2つの物語が楽しめてしまう。 役者の思いがあった上で舞台上でどう動くか、という面白い構図です。 どこまでが演技なのか、そもそも現実と演技の境界はあるのか、 そんな考えが頭を過ぎる迫真のストーリーでした! そして演出が凄いです! 公演ポスター、チケット選び、開演前の挨拶、 章間のイラスト、パンフレットなど凝ってる! 選択肢の選び方も斬新でした。 素敵なイラストを画面いっぱいに使って、 鏡写しのようなそれは内面の変化を暗示しているようにも思えました。 @ネタバレ開始 私の読解力では理解が追い付いていないかもしれないのですが、 最後の選択肢が一際印象的です。 何をしてもマチネが止まるイメージが湧かず、ドキドキ! エンド2には茫然としました。 役に入り込み過ぎて現実となった悲劇なのでしょうか。 後から考えると、マチネ王子役を抜けてもマチネ役としての激情が 彼女を突き動かしたように思えました。 エンド1は、張りつめていた緊張が解けて、 現実に引き戻されるような感覚でした。 「女子高生たちがエチュードを演じる」というお芝居だったのかなと。 ○○役の××ですという、役を解除したときの安心感、好きです。 @ネタバレ終了
  • Sea glass(シーグラス)
    Sea glass(シーグラス)
    プレイさせて頂きました! 一周目はリゾート気分なBGM・美しい青の背景・動画がふんだんに使われ、画面越しに見るファン目線で美しく完璧な彼女が語られていきます。でも………な作品です。 @ネタバレ開始 1周目で感じた彼女や描写への違和感が、2周目でどんどん文章になっていくところにはぞくぞくしました! 2周目を読むと、青の美しい背景が、色あせて寂しく、でも彼女を救いで包んでくれるように感じ方が変わりました。 他人に幸せと思われることが幸せ。誰にも弱みを知られることなく幸せと思われたままで死んでしまいたい。 個人的にすごく共感出来てしまいました…。 彼女のストイックさや纏う煌めきとは程遠い人間である自分ですら共感する点があるのですから、持っている彼女にとってそれが崩れることへの恐怖は、自分が思うより余程大きいものだったのだと思います。 背負うものが大きくなって、出発点を忘れて、自分を偽って。そんな彼女が唯一本当に好きだったのが絵を描くこと。そう考えるとしんみりします。 誰も気にせず思うままに描いた、彼女の絵が見たかった。 @ネタバレ終了 本当に考えさせられ、心に残る作品でした。ありがとうございました!
  • レディ・ブルー
    レディ・ブルー
    オシャレな画面構成だなーと思って読み進めました。 全体的に使われている青が最後の哀しい雰囲気と溶けるようで良かったです。 (かつての2カラムHPのような雰囲気で懐かしみを感じてしまったりしましたが……!) なんだか彼女の様子がおかしいと思いつつ、それを指摘しない彼氏さん。 愛ゆえなのかもしれませんが、やはり言わなければ伝わらないこともあるんだなあとしみじみ。 終わってしまったあの頃の回想で、本当にのんは幸せだったんだなと解るだけに、心がぎゅうとなりました。 花言葉と2人の絵を見て、未来に光あれと祈ってしまいました……。 短い話ですが胸にズドンとくる1作でした!
  • 指先で世界を見る
    指先で世界を見る
    こういう人ネットで見たことある……と思いながらあっという間に読み終えてしまいました。伝統に縛らず実力を評価していた顧問はすごいと思いますが、軋轢が生じてしまうのも確かなのでもうちょっと上手くフォローしてあげれば……などと考えていました。Aさんの活躍と幸せを願うばかりです。
  • 消灯コーヒー
    消灯コーヒー
    サムネイルの雰囲気に惹かれてプレイしました。 終始おしゃれで、コーヒーが飲みたくなってきますね。 作中「えっ!?」と思う所もありましたが…これは、無糖ちゃんを信じていいのかな?と、ビクビク。 でも、最後はほのぼのとしていて、クスッときました。 フルボイスもBGMも雰囲気も、とにかく全てが心地よかったです!
  • タイトル無し
    タイトル無し
    画面が真っ暗なおかげで、主人公の動揺とプレイヤーの動揺がリンクし、 脳とゲームが直接繋がっているような錯覚を感じました。 選択肢の内容や出すタイミング、文字を使った演出が素晴らしい作品です。
  • なんでも代行いたします
    なんでも代行いたします
    短いながらも美しい起承転結!オチも皮肉が効いていて、とても気持ちの良い読後感です。特殊な設定のお店に対して、主人公の悩みが現実の私たちと近いので、自分だったら。。。と考えずにはいられませんね。面白かったです。
  • 犬語
    犬語
    本当にワンワンしか言葉がなく、想像力を働かせて4文字を入れてみたのですが無念……! 絵柄からファンシーな話なんだろなという先入観に見事敗北しました……。 翻訳版を見ると答え合わせのような気分になれて面白かったです。 なんとなくですが、ワンワンが音声だったら分かるような……気がしなくもないかもと思いました。 (でも分からないと思いますが)