コメント一覧
63801 のレビュー-
瞳の奥で 断つ想い過去を振り返り、母との日々を再体験する物語。は素直に選びたい選択肢を押していると、いきなりBAD ENDになりました(笑) 良くなさそうな選択肢だなあとは理解していたんですけどね……。シチュエーションの選び方が秀逸だと思いました。過去は変えられなくても、それをどのように認識するかは変えることができる。主人公には、どうか前を向いて生きていってほしいと思いました。
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遠い海のアリア商業作品として出しても遜色のない美しいグラフィックの数々に圧倒されました。 とても純粋な恋のお話で、2人は穏やかに、しかし確実に終着へと向かっていく様を「どうかこの2人に幸せな結末を」と祈るような気持ちで見届けていました。 「想い続けられるだけで幸せ」とは言えない日もきっとアリアちゃんにはあるでしょう。だけどその想いこそが彼女を生かし続けているのだなと感じます。 切ないけれど暖かい気持ちになれる読後感でした。 素敵なゲームをありがとうございました!
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Sleepy Snow Song切ないお話でした… 雪、自我って何だろう。 そしてお節介なユキノシタがなんかいいキャラで好きでした。 「またね」
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彼女を追いかけてこれ本当に青春恋愛要素あります? と途中で思ったら。思っていたら……。 発想はサイコだけどスルスルと読める語り口と予想外の結末が衝撃的で面白かったです。 それは……でも……もはや本当に運命だったんじゃないかな……。
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ナナツモリ露草くんが絶対に頼りになるという強い自信があったこと、そして先に天南ちゃんがびびってくれることで、さほど怖さは感じずに読み進めることのできる物語になっていました。 天南ちゃんはグラフィックがとにかく好きで可愛い~くて、露草くんはお父さんかな……なムーブが可愛い~くて、鏡くん! かわいい! か……かわいい! でした。 これは……もしかして……そういうことなのか……? などと思いながらも明示されることはなく終わるあれそれが、う~ん気になる! メニュー画面などデザイングラフィックも素敵ですね。 最初にEND1を見たらEND2の出し方が分からなくて大分ぐ~るぐるしましたが何とか無事に回収。 やっぱりEND1の締め方がすごく良かったです。余韻。
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ナオンちぇんじナオンちゃん第一印象は「いや苗字すごいな?」でした。いや苗字すごいな? 序盤、言うて……そこまで……ではないのでは……? と思っていたのに、すごい! クズ! マジでドクズ! でも顔が可愛いので許しそうになる! けど許したら何も反省しないんだろうな……? 思ってた以上にバイオレンスな展開で吃驚して、戻ってきたタイトル画面でヒエッとなりました。 もはや死んでも治らなそうなナオンちゃんのクズっぷりが三周くらい回って可愛かったです。何より顔が本当に可愛い。
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マリンクラブキュートなサムネとタイトルからは全く予想できないバッドエンドの弾けっぷりでした。 推しがいると人生が楽しいのは真実なんだよなあ。ただし推しは他人に強要されて作るものではない……! ところで最初におまけの選択肢まで見てから本編を開始したらマリンちゃんの立ち絵が残ったままになっていて、もしかして君が主人公くんなのかい可愛い見た目をしてるね……? と暫く勘違いしかけてました(笑) おまけ、本来の設定がめちゃくちゃほのぼのみたいなあれだったので逆にマジで!? と驚いてしまいました。その設定でこんな弾け方を!?
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ある日、男の娘に告白されたら男の娘は特別好きではないですが、 絵に惹かれてプレイしました。 全てのエンディングを見終えて、 男の娘というものについて考えさせられました。 ヒロインである雨宮いおんはいわゆるトランスジェンダーであり、 mtf(male to female)というくくりになると思いますが いおんの性別や性的指向に対する苦悩がよく描けていたと思います。 男の娘という、漫画的表現を使いつつも 「同性婚は日本では認められていない」という一文や 性別適合手術を行ったり、トランスジェンダーの方の 恋愛に関して現実的な問題として扱っているように感じました。 主人公である優も、展開によっては 「いくら好きでも自分の気持ちを押しつけるだけでは駄目」と 諭したりして、ただ惚れられたラッキーなモブではなく 人間としてしっかりとした考えを持っているように感じました。 私と同じように絵に惹かれてプレイする方や 男の娘というワードで惹かれてプレイする方が多いと思いますが 心は女性なのに体は男性として生まれた苦しみや、 普通に恋愛できない苦悩などに着目して読んでいって欲しいです。 シナリオ、グラフィック共に良かったです。 もし次回作・新作などがあれば、期待しています。
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補講帰り 君の隣まず、このサムネイルに表示されたイラスト、 夕日を背景にアイスを食べる女の子に一目惚れしてプレイしました。 画力が高いですね。 それだけでなく、表情も細かく変わりますので良かったです。 次に文章ですが、描写がとても上手だと感じました。 思春期、青春の微妙な距離感や夏の様子が 細かく書かれていて、作品に没入できました。 物語としては短く大きな展開はないのですが 細かい描写のおかげで最後まで楽しんで読めました。 選択肢を間違えると半ば強引に病院送りにされるのは笑いました。
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BEAR紹介文に「いわくつき」とあったので、呪いや恨み関係の話かな…… と思いきや、そんなことはなく、悲しくも優しいお話でした。 主人公の、物に対する想いが優しくて良かったです。 エンドロールも感動的でした。
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せめて、笑ってくれたなら。誰しもが「悲しみ」に耐える力を持ち合わせていない。 例え他人の苦しみが楽しいような人間でも、己のことに関しては騒いではいられないはず。 どんなに達観しているか鈍感そうなのかにしても、「悲しみ」を耐えられはしないのです。 そしてほとんどの人間が、悲しみの中でしか生きていけないのが現状なのです。 鳥の様に空を飛び、魚の様に水を支配し、太陽のようなエネルギーを再現し、…しかし己の体一つ満足に自由さを得られない。 私はこの作品の中で「悲しみ」に生きる人間がどう行動していくか、という深いテーマを感じさせられました。 一つの出来事を多方向から見た光景。実に内容量も豊富で素晴らしかったと思います。 素晴らしいひと時と得難い感動を、ありがとうございました。
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喰らう猫>宮守 計都さん ありがとうございます! 四苦八苦しながらUIを作った甲斐がありました! おまけの短編ノベルパート、概ね完成しましたので近日中にアップできると思います!アップデートした際には、ぜひ読んでやって下さいね^^
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赤から青へ遠距離恋愛だからこそ踏み切ってしまったのか、なんとも切ないです。 作曲に挑戦されたとのことですが、とてもゲームにもあったいい音楽でした。
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源静流の庭園トゥルーを先に見てしまったのですが、閉じられた世界が実に美しいノベルでした…。 無菌室で育てられた無垢な少年が主人公なのですが、それっぽい世界観なのかなと思ったらまさかの… バッドエンドは…これはやむなしですね。
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彼が彼女で彼女が彼で。彼女と妖精が入れ替わってしまった1日を描いた作品。基本的にはコメディタッチで笑わせて頂きました。パロディネタが特に好きでした。……なんて言ったら、誰かに怒られそうでしょうか(笑) しかし、本作は単に笑える物語では終わりません。人それぞれの価値観というテーマを描いていて、オチにもきちんとテーマが絡んでくるところが素晴らしかったです。最後の彼女が選んだ選択について賛否両論ありそうですが、僕も「この主人公となら……」と思った派です。ただ、それこそこれは「彼女の価値観」の話ですもんね。否定するより理解することから始めようと思います(笑) 面白い作品をありがとうございました!
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むち。無知とは恐ろしいもので、私も無知ゆえにペットを亡くしそうになったこともあります。 親は絶対ではありません、親の行動も無知ゆえなのかと思うと、完全に責められるものではないのかもしれないですね。 しかし「2号」って名前を付けるのには、あまりにもペットに対しての愛情を感じない気がしました。生き物と言うのは代替え品じゃないです。
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雨の天秤 God and Close associate神様と側近。美しいグラフィックの神聖感ある世界観でありながら、ほわほわするような穏やかで優しいお話でした。 これが暇を持て余した神々の遊び……!(あまり最近は聞かないフレーズ)(そして神々ではない) 二人のキャラデザも素敵で、どこか人間とは違う精神性であるような雰囲気が良かったです。
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俺とお前が愛について語るだけとにかく吉乃くんが超絶ゆめかわ~! でした。 作中だけでも髪型がころころ変わってるのが可愛い。たぶん毎日違う髪型をしてる。かわいい。 初めて一人称の揺らぎを見た時は「お?」と思いましたが、なるほどなあ。 独特なペースで愛について語り合う二人のお話でした。きっと愛も性も人間が勝手にカテゴライズしただけのものだから自由な愛で生きような。
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そんなことより2つの選択肢はありますが、5分程度で読み終われる作品。なかなかカオスな展開で、「なんだこれは」と驚くこと請け合いです(笑) エルバートが不憫……。 また、作者さんのプライベートにも興味を抱かざるを得ませんでした。余談ですが、ゴーヤチャンプルー、美味しいですよね。
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水鏡読了させて頂きました。 「心の中では百年間」「ごめんねの意味」など、とても印象深い言葉で詩的な物語でした。掌編くらいの文章量ですが、淡々とした独白のテイストに同性愛と異性愛の幸せの形をライトにピックアップしていて、それを包括するようにクラシックの音楽が包み込んでいる。 文字通り「水鏡に映る月のように」美しいモノローグでした。ごちそうさまでした。