ゲーム実況OKの作品(実況前に必ず作品の概要や規約を熟読してください)
48239 のレビュー-
手紙の先には泥棒、その行為は決して肯定してはいけないし無論褒められた行為ではないのですが、心底腐った奴ではなさそう。説明文にあった通り、明るめの良い話でした。
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ある日、天使が楽園から落ちてきた。プレイ時間は1時間程でしたが、長編を読み終えた後のような満足感がありました。面白かったです! 学園青春ラブコメかと思っていたら、シリアスになっていく感じが好みでした。 トゥルーエンドは必読ですね。 立ち絵がLive2Dで滑らかに動くので、表情の変化がとてもかわいかったです。 @ネタバレ開始 先にハッピーエンドを見てからバッドを回収していったのですが、 タイトル画面の変化やひび割れ、トゥルーエンドの演出にはびっくりしました。 選択肢を間違えるのにも意味があるのが良かったですね。 演出の意図なども分かるのであとがきも読むことをお勧めします。 個人的に空花ちゃんが好きです。 でも末那ちゃんも良い子でしたし、主人公も含めみんな幸せになってほしいです。 あと同じ作者さんの別作品をプレイしていると、にやりとできるポイントがあって楽しめます。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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かえりみちパステルカラーにドット調のデザインで構成された非常に可愛い作りのゲームです。主人公の台詞は最低限で、相手の子が会話を進行してくれます。 @ネタバレ開始 どの子もガツガツアプローチするのではなく、自然体で会話をする中に、ほんのり主人公への特別な思いが見え隠れする按配が非常にツボです。 少し意地悪な返しをしても、優しくかわいく受け止めてくれて、みんな良い子たちばかりだと癒されました。 個人的には後輩るい君の背伸びするけど無邪気さが隠せないところが大好きです。主人公の前を後ろ向きに歩くモーションが可愛い過ぎて悶えました。 どの子もこの日だけではなく今後も主人公の"かえりみち"に付き合ってくれることでしょう。 @ネタバレ終了 癒しをありがとうございました!
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トキゴエ列車からの脱出プレイさせて頂きました。 一言で言うと商用作品なのではと疑いたくなるような面白さで楽しませて頂きました。 「トキゴエ列車」の異世界空間の描写や重厚なシナリオに加え、探索パートのゲーム性もあり、章を進めるごとにびくびくしながらも真相の究明に辿り着けたと思います。 @ネタバレ開始 怒涛のラストは興奮しました。再乗車したら……怒涛の展開が。。 @ネタバレ終了 探索パートも簡単でnoteに攻略記事もあるので迷わずTRUEENDに辿り着けました。 ありがとうございました。
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そしてパンになる(ADV版)お馴染みの素材ばかりの背景、字だけの地味な画面で油断していたら、これはとんでもない作品に出会ってしまいました……。 舞台は、パンで全国的に有名な町、八紘町。私立八紘学園にこの春入学した、パン作りの天才波良嶋亮が主人公。幼馴染でパン製造会社の社長令嬢、八千代心音と、八紘学園に「ベーカリー研究同好会」を作るところから、お話が始まります。 出だしは、題材こそちょっと捻っているものの、王道の青春ものです。実際、3つあるヒロインルートのうち、恵美ルートは青春ものとしてレベルの高い物語でした。また、甜瓜ルートは恋愛と青春と家族愛を上手くブレンドした非常に上手い構成のシナリオ。ラストの投げっぱなし感だけ少し気になったものの、これもよくできたお話です。 そして心音ルートからトゥルールートへの流れで、「そんな馬鹿な」と呆然とする羽目に。リアリティの面ではツッコミどころが多数ですし、ついていけない人もいるかも知れません。しかし、「これはこういう世界、こういう設定の物語なのだ」と思って読みましょう。とにかく驚くような展開に目が離せなくなること間違いなしです。 ラストは、「世界一美味しいパンを作る」というテーマにも綺麗に決着がつき、非常に重厚な読後感でした。もちろん、文句なしのハッピーエンドとは言えませんが、とにかくずしりとした満腹感のある物語が味わえることは、私が保証します。 私は読了まで6時間40分でした。今年150本くらいのフリーノベルゲームを読んできましたが、インパクトではこの作品が今の所ナンバーワンです。見た目の地味さで敬遠せず、ぜひ読んでみてください。
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トキゴエ列車からの脱出重厚なストーリーパートに加え、探索パートのゲーム性もしっかりと練られていて、主人公の立ち位置でトキゴエ列車の世界を楽しむことができました。 異世界空間の作りこみや描写が丁寧で、各駅や車両のビジュアルもエピソードに準えたものになっていて、章を進むごとにドキドキ感が増していきました。 熱気や路面状態を、SE、描写、アイテム、体力などさまざまな演出で表現しており、自らもその環境にいるような臨場感を味わいました。 キャラクター同士の時系列や繋がりが明らかになるタイミングが絶妙で、回想切符等の演出で、読み手に伝わりやすい工夫が散りばめられていました。 @ネタバレ開始 絶望的なノーマルエンドを迎えた後、1週目を踏まえた"再乗車"で伏線を回収していくとともに、これまでの過去が"なかったこと"にしていく作りがとても見事でした。 賢治さんの死は覆らないにも関わらず、2つの恩を返すために立ちあがる姿にじんと来るものがありました。 聡志は霊化し晴れて下半身が動かせるようになったのにも関わらず。生前に鉄道への愛を教えてくれた大介のために力を分けてあげたというバックグラウンドに感動しました。キャラ設定でその理由を伏せていたのが非常に気になっていましたが、想像以上のドラマがありました。 また、ラストに二人が敬礼する姿に鳥肌が立ちました。二人の晴れやかな笑顔に鉄道マンとしての矜持を見せつけられましたし、死してもなお鉄道への愛を持ち続けていると感じました。あれほどおぞましいと思った4両目背景もCGイラスト中で美しく描かれていて、どんな逆境でもこの二人なら変えられるという強い意志を感じました。 @ネタバレ終了 今でもどこかで大介と聡志の"トキゴエ列車"が走り続けているのかもしれません。
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私を人間にしてくださいドキドキしながら遊ばせていただきました! バッジを集めようとしていたんですが、次回更新時だったんですねw またその時もう一度遊ばせていただこうと思います! @ネタバレ開始 もう痛いことするのやめてあげたい思いで何度も死んでましたw ぞくりとしたのは娘になってた時ですね…… @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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トキゴエ列車からの脱出ホラー・探索と事前にツイッターの方で 聞いていたので、どんな作品になるか 全く見当が付きませんでした。 探索パートは簡単で、さらに攻略記事も noteの方にあるので、迷わずにエンディング回収できます。 @ネタバレ開始 最後の方とか、めっちゃ熱いですね! みんなイケメンだ……。 それぞれのキャラクターに 思いや感情が強くあって、 すごく生き生きしていましたね。 この作品では、絵を描くことに関する話が出てきます。 最初の頃は、周りの評価なんて 気にせずに純粋に楽しんで描いていたのに、 フォロワーが増えたりした途端、 評価や人気が気になりだす……。 もちろん、絵に関することだけでなく、 評価と楽しむことの両立の難しさは あらゆることに言えると思います。 ですが、聡志君や大介のように 電車(列車)を純粋に愛する。 自分が好きなことを愛していれば、 道を誤らずに済むのではないかと思いました。 聡志君の最後のセリフは、絵の上達に関する ことも示唆しているのかな、と思いました。 私自身、絵の上達で悩んでいるので 背中を押してもらえたような気がします。 @ネタバレ終了 グラフィックや演出なども良かったです。
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腐った果実 ‐Rotten Fruit-衝撃のラストでした。まさか、そんなオチとは……。 ミステリアスな少女の雰囲気や、まちのさびれた雰囲気が絶妙で、素敵な作品だと思いました。 シナリオを読み進めるのが怖かったです。 @ネタバレ開始 白い少女のデザインが好きです!
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深夜徘徊のための音楽 beats to relax/stray toTGF2020にて部門賞を獲得した本作、タイトル通り最高のリラックスムービーでした。 Lofi Hip Hopと兄妹の会話のテンポがとにかく心地よいです。かつ、何気ない会話に見えて二人のバックボーンがしっかり見えてくる作りが秀逸で、雰囲気だけではない作品だと感じました。 会話にはいろんな文芸や雑学のネタがちりばめられていて(お恥ずかしながら知らないことがたくさんあったのですが)コーデリア・グレイでテンション上がりました。使い方のセンス!! Lofi Hip Hop好きはもちろん、午前二時、深夜のコンビニ、日常、小説、といった言葉にエモさを感じる方にはぜひプレイをおすすめします。
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殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者ハラハラドキドキ、すごく面白かったです。 @ネタバレ開始 選択肢が「殺す」一つなのに分岐も多く、何度も迎えるゲームオーバーに戸惑いつつも夢中になってプレイしました。 エクストラを見ると更にゾッとしました。 @ネタバレ終了 凝った演出やムービーも世界観に合って素敵でした! 素敵なゲームをありがとうございました!
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ある日、天使が楽園から落ちてきた。期待どおりの作品でした。真実を突きつけられた前はふいとヒロインちゃんは何かのご加護ありと思っていたこともありますが。なんとなく大分昔の商業ゲームを思い出した。あれは「私は生涯を賭けてあなたを愛しましょう」のヒロインの一人と「生涯をともに生きようじゃないか」の主人公がいって、ほとんどの人の推しはあの悲劇的なヒロインでしたが。私としては、のほほんなハッピーエンドもドラマチックなバットエンドも縋らせてくれない物語も称賛に値すると思います、この『ある天』みたいに。
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涙恋花2~徒花の恋慕~【完全版】前作プレイ済みです!涙恋花2はボイス付きの豪華仕様・スチルの多さにボリュームもたっぷりということも相まって、前作同様、それ以上に物語の世界を堪能できてとても楽しかったです……! タイトルにあります通り、各キャラクターにはそれぞれモチーフの花言葉がありまして、花言葉が嫌いなオタクなんて居る訳がなく(クソでか主語)漏れなく私もその一人なので、花言葉とストーリーラインを照らし合わせて、「成程、こういう花だからこのような展開になるのか(大方絶望)」とある種考察しながら物語を読み解くのもまた一興で、毎分毎秒キャッキャしながらゲームを進めていました(*'ω'*) また何といっても悲恋ENDがとても良きです!幸せなENDもあるのでただ悲しいや鬱で終わるのでは無く、希望もちゃんとお見せしてくれる所も素敵だなと思いました(小並感) @ネタバレ開始 trueが悲恋ENDということは、この物語の正規ルートは悲恋で終わるんだな(私には何も救えない)といった絶望感も私は独りでに味わって、楽しんでいました。幸福な白昼夢的な…… @ネタバレ終了 また、キャラの推しで言うと、私は紫野陽太さん√に出てくる姫恵ちゃんという女の子が最推しです。可愛い、可愛い(限界オタク)エゴは純愛だと思います。 また前作をプレイしていた事によるお楽しみ要素は、個人的にとても嬉しかったです! @ネタバレ開始 葵くん生きてるんだね!?!?!?良かった。それだけで嬉しい。結ばれてるのもうれしい。 @ネタバレ終了 悲恋要素が好きという方にはぜひぜひお勧めしたい作品です!素晴らしい作品を有難うございました!
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白い日傘とアンデッド王道抑えたいい話でした。 @ネタバレ開始 やっぱり一番良かったシーンはひまわり畑の結婚式。夏が舞台のループ解除の方法としてこれほどロマンティックで直球ある?????案外ないと思うな!!ここら辺泣いてしまったのだわ!!作者本人が触れてたご都合主義……に関してはやっぱり王道ハッピーエンドが一番だと思うのでアレでいいと思いますね。消える直前二人が交わしたやり取り通りの若干切ないハッピーかビターも見たいと思いましたが。(あそこのずっと君を好きでいる、生まれ変わったら~ってやり取り好きなんですよね……)アレはアレで。他のバッドも切なくて好きです。殺される心中エンド的な奴が性癖でした。@ネタバレ終了 夏らしい良いお話でした!
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Judasplus(ユダプラス)―アンドロイドには感情があるのか―人間と相違のないユダの情緒を、台詞、演技、モーション、CGイラスト、描写で美しく表現されていました。 @ネタバレ開始 開発者がプログラムしない、アンドロイドが活動する中て生まれた情動であればそれは間違いなくアンドロイドの"感情"と言っても差し支えないと思いました。本作をプレイするまではロボットは永遠の命というイメージがありましたが、人間の身勝手な都合で簡単に廃棄されてしまう悲しい側面があると感じました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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スタラノ~スタイリッシュカードバトル「ラノベ」~エンディングまでプレイしました!シンプルなルールで爽快にプレイすることができました。対戦相手のAIの技術に驚きました。あかねちゃんややまとくんの回転やパーティクルプラグインのこれでもかというアツい?演出の重ね掛けに笑ってしまいました。 @ネタバレ開始 ティラノ博士とは一体……!! @ネタバレ終了
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儚き魔術師は虚無に棲む数学に対して愛憎に近い気持ちを抱いているのでプレイさせて頂きました。(お世話になってるし今の所お付き合いも長いが難しくて許せねぇという気持ちです) 数学の知識に関しては主にある程度高校数学で収まる範囲(多分?)で、プレイしながら「あーこんなのあったなー」みたいな懐かしい気持ちになって楽しかったです。 ただ「lesson5写像」は知らない知識でして、検索したら高校の「論理と集合」の範囲(教育課程でなんか色々変わってる分野?)と出てきたので、人によって受け取り方が違いそうだなと思い、これまた楽しくなりました。 物語に関してはもうハチャメチャに格好いいセンスの塊でした。個人的に虚数の落し入れ方が好きです。また物語道中にも数学小ネタ(積分の複雑性等々)が含まれていて、魔法の納得性・説得性が高くて凄いなぁ・楽しいなぁと感じました(小並感) また物語を彩るキャラたちも魅力的で、私は特に猫さんが推しです。格好いい……可愛い……(ズボンのバッジ?が積分になってるのもキャラデザの細部まで凝られてるなぁと感服しました) 作者様の数学愛がひしひしと伝わってくる楽しい作品でした……!やっぱ数字とか法則性って格好いいですよね……!素晴らしい作品を有難うございました!(*‘∀‘)
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やっぱ世の中金だよなァ!!サクッと終わる短編ゲームでした!主人公のゆるっとした喋り方や守くんのキャラが好きです!マルチエンドですが全部簡単に回れるので楽しかったです!
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僕の神様に捧げるある一人の少年が「神」に語り掛け、卒業するお話。 タイトル画面から惹き込まれました。 @ネタバレ開始 彼の話す言葉はあまりにも真っすぐで、「分かる分かる」と頷いてしまいました。 人間の狡い、弱いともいわれてしまう部分も素直にさらけ出していて、 それはまさしく「神」とも通じた「こちら側」の人間にしか分からない精神だと思います。 その一部の人しか通じない精神をもった人たちの、 創作物を通した出会いというのが新鮮でした。 「神」の作品に出会えたことが少年にとって少しでも救いであったなら (その出会いが「卒業」のきっかけになってしまったのですが)幸いに思います。 @ネタバレ終了 それはそれとして……色白黒髪赤目男子、グッドです!!
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カノジョクイズ違和感からのまさかの結末と真相…。掌編でサクッと遊べる怖面白いゲームでした!ああいうオチ大好きです!遊ばせて頂き、ありがとうございました!