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41594 のレビュー-
エレベーター ~性格不安定な僕とみよちゃんの物語~一昔前のレトロなゲームを思い出すグラフィックとBGMが魅力的です。懐かしいゲームを実際に遊んでいるような感覚でプレイできました。 一部、攻略に時間がかかったエンドはありますが、無事全エンドを回収することができました!完成度が高いので、どうやって作られたのかとても気になります。 @ネタバレ開始 エレベーターの中でとる行動によって主人公の性格と結末が変わる仕組みがとても面白かったです。 へんたいエンドでとても笑わせていただきました(笑) 途中でみよちゃんと課長の仲に怪しさを感じ始め、「ん…?これはまさか…」と思っていたのですが、本当にラストでそうなるとはww 除け者にされる主人公にもツボです。 けっこんエンドはとても素敵でした! みよちゃんと結ばれないエンドを先に見たので、エンドロールにたどり着けたときの感動も大きかったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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Sea glass(シーグラス)柘榴雨さんの過去作『BRADLEY(ブラッドリー)』をプレイしたときにも感じたのですが、ノベルゲームという媒体でこれほど洋画っぽい雰囲気を作れるセンスに憧れます。 今回も映画を見ているような感覚で楽しむことができました! グラフィックやBGMが作風にとてもマッチしていて、心地よかったです。 @ネタバレ開始 一週目は彼女のファン目線、二週目は彼女目線で語られるのですが、同じ映像なのに語られる心情が大きく違っている点に驚きました。 一週目ではキラキラとしていた美しい世界が、二週目ではどこか不穏な雰囲気に。 有名人の目に映る世界はなにもかもが美しい、と思われがちですが、実際は…と、色々なことを考えさせられるストーリーでした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
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君と二人で歩くことが主人公の青年・優介と、彼に引き取られた中学生の少女・凛の物語です。選択肢はなく、前後編30分程度で読了しました。 @ネタバレ開始 とても温かい物語でした。2人が一緒に生活をするまでの間には様々な事情があり、なかなか重たい部分もあります。しかし、2人の根底には間違いなく相手に対する優しさが入っており、最後は穏やかな気持ちで読み終えることができました。途中で登場した高島さんの言葉には、個人的にハッとするものがありました。自分も「相手の一面的な部分しか見てないのでは?」と思ってしまう時があり、高島さんのような考えを少しでも意識していきたいですね。 @ネタバレ終了 あと、すごいと感じたのはイラスト・立ち絵の変化がとても多かったことです。不穏な部分・コミカルな部分など、様々なところで多くの一枚絵が使われており、視覚的にも非常に楽しかったです。素敵な作品をありがとうございました!
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君と二人で歩くことがすごくいい話でした……! 温かい気持ちになれる優しいお話でした。 @ネタバレ開始 けれど、虐待や事故など、仄暗い部分もあり、ただ優しいだけのお話ではなくて、いろいろな感情に心を揺さぶられました。 想いをうまく伝えられないもどかしさや、罪悪感、様々な想いの葛藤……それらを乗り越えて、二人の心が少しずつ近づいていくのが上手く描写されていて、お話に引き込まれました。 @ネタバレ終了 また、完全シリアスだと思っていたのですが、クスッと笑えるカットがちょいちょい入ったのも可愛かったです。
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ヤドカリプレイしました! お話に緩急があって、短いながら読み応えのある作品でした。 多くを語るとネタバレになってしまうので割愛させて頂きますが、題名の意味を回収した時に「あ、この回収の仕方、好き」と思いました。 一つ、もの惜しいと言いますか… 最後から一つ前の選択肢が別の側面をもう少し見て見たかったなぁと思いました。 文章も読み易く区切っていらっしゃるので、読み易かったです! 楽しい時間をありがとうございました。
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軍議でござる切羽詰まって後がない! 垂れ流されるグダグダ感! プレイヤーはそんなしょっぱい軍議の真っ只中に放り込まれます。 プレイヤーは、トンチとユーモアで戦局を切り拓く…… ……ということは一切なく、主人公はひたすらお偉いさん方をアグレッシブに煽りまくります。 別の意味で緊張感が走ります(笑) 諦めの境地か、一か八かのウケ狙いか、はたまた単なるKYか…… 御家老と姫は、会社でいうなら取締役レベルでしょう。 普通だったらつまみ出されるどころか、クビになるヤツですね。 この時代だと斬り捨て御免もありえます。 いつまで経っても何も決まらず。 「で、今日の会議って結局なんだったん?」って、会社の会議あるあるですね!(笑) もう解散でよいかと。 シュールな笑いが最高な一作でした!!
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ラヴ・シルエットシンドローム冒頭から始まるどこか挑戦的な……試すようなBGMがとにかくプレイヤーをあおってきてめちゃくちゃ好きでした…… ぶっとんでるのに分かりやすい世界観設定で初っ端から物語に引き込まれていきました。 アイキャッチの演出がテンポの良さを引き出していて、スタイリッシュ! それに合わさってUIも世界観にピッタリで統一感がありました。 メタ的な表示も「コントか……?」と思わず笑ってしまいました…… そして見えない時に限って外見の質問wwwとほんと終始笑ってしまいました。 この作品、めちゃくちゃ面白いです
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ラヴ・シルエットシンドローム良い!!!!!!!!!良きラブコメ!!!!!!!! まだ注目されていないのが勿体ない!!!!!!!!! 私がラヴシルのパイオニアになりましたね…!!(?) センスの良いタイトルに良作の予感がした所、やはり! 感想コメント一番乗り失礼しまーっす!!!!!!!! 恋した女の子がシルエットに見えてしまうという発想が斬新! 濃いピンク色で統一したUIに、画面遷移のSEとフレームイン演出! おまけに選曲もいいんですよね~~~~~!!!!!! 全エンド回収、おまけシナリオも後書きも堪能しました!! @ネタバレ開始 アナザーエンドで全部持ってかれたと言っても過言じゃないですね。 アナザーエンドで分かった素のアイチャンと、それでも アイチャンを「好きな気持ちに変わりはない」主人公君! 素のアイチャンを「今までの中で一番可愛かったな」って…! 話しかけるなと言われて口パクで話しかける主人公君~! 仏像の封筒やラーメン屋を探してくれる主人公君~! お似合いのカップルでしたね!お幸せに!! @ネタバレ終了 アナザーエンドとおまけを含めて完結する作品ですので、 ぜひ開放してみて下さい! 自分はそれで本作への評価がぐっと上がりました!! ラヴシル~~~~~!制作お疲れさまでした☆彡
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スミレちぇんじ時折画面から目をそらしたくなりながら、 しかし目が離せなくて結局続きが気になり一気に読んでしまいました。 @ネタバレ開始 しかも最後のオチ?の部分も突き抜けていて凄かったです。 漫然と読んでいると気づけないなと思いました。 @ネタバレ終了 短いながら、ここまで強い印象の作品は久しぶりでした。 制作お疲れさまでした。&ありがとうございました。
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クローネとはぐるまのしま
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ひまわりの迷宮プレイしました。 探索とは全然関係ないですが、序盤の絵画講座が勉強になりました。登場した絵画がクレジットで所蔵美術館と一緒に明記されているので、気になった絵はすぐに調べることが出来ます。生前は売れなかったゴッホのモチーフがああいった形で回収されるとは思いませんでした。ヒロイン(ピンク髪!)のイラストとタイトル画面で流れるBGMがお気に入りです。
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セリカ・リドル失われし文明の謎を追い求める古の魔導士セリカ。 これは、彼女の旅の記録を辿る壮大な叙事詩である…… という重厚なファンタジーになるはずの設定や素材が揃ってるのに、展開されるのは、しょーもない下ネタやパロネタのオンパレード!! ○ん○んとか、ムー○ンとか、う○こブリブリとか……オイオイオイオイ! も〜〜〜…… こんなの…… こんなの…… 大好き!! 爆裂級におもしろいので全部オッケー!!(笑) 登場する幻獣と、彼女らが問いかける謎(リドル)は有名なものばかり。 プレイヤーは、案内役のななみさんと最初にリドルの答え合わせをした上で、「さあ、セリカはどう切り抜ける??」と記録を辿る物語構成になっており、ストーリーの先に興味をそそられ、読むのがやめられません。 ……まあ、全然切り抜けられてないんですが。 シナリオのレベルがほんとに高いです。 一話ごとの序・破・急が美しいほどにスムーズ。 キャラも個性があふれまくってインパクトがすごい。 しかも揃いも揃って巨乳だと!? ハレンチな!けしからん!ありがとうございます!! ヨグさんとは、良いお友達になれそうだ……。 「イービルウィッチ」シリーズの世界線上の物語なので、最後までワクワクしながら楽しめました! あかねちゃんの活躍もお待ちしてます!!! おいらもドリームランドに行きてえなあ……
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人間らしくストーリーにグイグイ引き込まれました。 ……からの、最後に残された「とある仕掛け」に、鳥肌が立ちました。 読んで良かった……
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飛びたいの様々なエンディングに分岐する、少し不思議なお話です。 @ネタバレ開始 エンディングは可愛いものから 感動するもの、残酷なものまで様々です。 二人の過去や設定などは 明示されませんが、もっと読みたいと思わせるような 魅力的なお話でした。 絵(スチル)も力が入っていて良かったです。 @ネタバレ終了
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贋作のゆりかご。怖いよ! ニコニコしながらなんの話してるんですか燈さん!! 所要時間10分ほどのショートエピソード。 ミステリアスな燈さんの独白を聞くだけの物語ですが、その話の内容があまりにもあけっぴろげであまりにも不気味。 サイコパス道まっしぐらな感じが、すがすがしさすら感じます。 しかし最後まで彼女の話を聞けば、なぜそこまで壊れてしまったのかがわかります。 苦悶の末たどり着いた暗黒の境地。 おそらく彼女の心は穏やかな夜の海のように静かなのでしょう。 彼女に魂の救済があらんことを……。 帰り道はボディーガードを雇いたい! ((((;゚Д゚)))))))
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旅人とほのぼのカフェ作中のキャラ、食べ物、アイテム、背景、音楽…どれも魅力的で優しい気持ちになれるゲームでした。 昔好きだった絵本のような懐かしさと優しさに溢れています。 @ネタバレ開始 ハイイロさんが出てきて、なんだこいつ!と思っていたら予想外の切ない描写にびっくりしました。 旅人さんもハイイロさんもよかったね…本当によかったね… 思わず泣いてしまいました。 @ネタバレ終了 私もほのぼのカフェに行かせてくれ~;;
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こと国シスターズ!!腹違いの妹3人に自宅を占拠されることから始まる物語。僕は4時間ほどで2エンドとも見ることが出来ました。 @ネタバレ開始 本作品の大きな魅力の1つは、生き生きとしたキャラクター達だと思います。特に、3人の妹は大変魅力的で、彼女らについては正直甲乙つけがたいです(笑) 前半で好きになったのは、シェンメイとノーラでした。シェンメイは外見と芯の強さが良いですね……! 彼女に「兄さま」と言われるたびに胸がときめいて、途中不整脈みたいになっていました。ノーラは、ものすごく魅力的なのに、本人がそれに気が付いていないところが素敵です。彼女の悩みを聞くお話は、特に好きなエピソードの1つです。また、カリナについては後半で一気に好きになりました。彼女は、楽観的なところ(達観しているなと思うこともありました……)、そして、他者に対する思いやりを持っているところが大きな魅力だと思います。前半では「なんか末っ子っぽいな」なんて失礼なことを思っていたのですが(笑) 大切なところでお姉ちゃんっぽい一面を見せてくれたのがとても良かったです。 個人的には、この3姉妹との何気ない日常を描いた前半部分が大好きです。かなり笑える展開やテキストも多くて、クリアした後もまたプレイしてしまうほどの中毒性がありました。「こんな可愛い妹たちがいたら、そりゃモノクロの世界もカラフルになるっしょ……!」なんてアホなことも思っていました(笑) また、ストーリーで重要な役割を果たす由乃葉も、等身大の人物として魅力的に描かれていたと思います。余談ですが、由乃葉さんはショートヘアも良く似合いますね……! なお、彼女らの魅力は、イラストや声優さんによって高められているところも大いにあったと思います。イラストは、率直に言ってめちゃくちゃ好きです。というのも、イラスト担当の1人である乃黒さんについては、前作「ハロー、神様Worker」の時からのファンでして……。今回は特に、3姉妹の制服姿が大変尊かったです。 また、声優さんも素晴らしい仕事をされていました。みなキャラクターにぴったり合っていたと思います。ノーラの片言の演技なんかはかなり難しかったと思うのですが、違和感なかったです。また、お菓子作りのシーンでは、声優さんのすごさを見せつけられました(笑) さて、ワイワイと楽しい雰囲気で始まる本作品ですが、後半は別の一面を見せてくれます。ある人物の登場で、喜朗は大きな決断を迫られるわけですが……。そこで見せる登場人物たちの成長こそが、本作品のもうひとつの大きな魅力だと思います。 ラスト付近では、悩み苦しむ喜朗にかなり共感してしまいました。 「他者と誠実に向き合うとは、どうすることなのか」 「何が優しさとなりえるのか」 そんな問いについて、自分も深く考えさせられました。 一例をあげると、「自分の正直な思いをどこまで相手に伝えるべきか」という問題。これは非常に難しいですよね……。もちろん、気を使うあまりに何もかも黙っているのもどうかと思います。相手としては「正直に言ってほしい。頼ってほしい」と思うのも無理はない。しかし、相手を思うからこそ黙っておくのも、時として誠実な態度になりえる気がします。何が誠実な行動になるのかは、時と場合による。だからこそ、普段から相手とよくコミュニケーションをとることが大切なのかな、なんてことを思わされました……。 また、「目の前の人に、別の人を投影しているかもしれない」という問題。これに悩む喜朗を見て、自分はハッとさせられました。程度の差はあるでしょうが、人はみな、目の前の人に誰かを投影しているような気もします。だからこそ、そのことを謙虚に受け止め、目の前の人を知ろうとする努力がとても大事なのだと思いました。 エンドは2つありますが、どちらも誰かとリスタートする点は同じです。喜朗は、本当の自分を知ってもらい、そして、相手の本当の姿を知ろうと決意するわけです。 「西川喜朗はリスタートする必要があった」 それが制作者様のお考えであろうし、自分もその通りだと思います。難しい問題に対して誠実に向き合い、世界をカラフルに変えてみせた喜朗には、尊敬の念を抱きます。明るい未来を感じさせる2つのエンドには、大いに勇気を頂きました。 @ネタバレ終了 総じて、大変かわいらしいキャラクターと、人間の普遍的かつ本質的な悩みを描いたシナリオが魅力の力作だったと思います。なお、同じく創作をする者としては、これだけのスタッフで協力するのは多くの苦労もあったのではないかとも思いました。素晴らしい作品をご制作頂き、ありがとうございました。
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愛しのフランケンシュタインエンディングを見終わった直後は言葉が出ませんでした。登場人物の過去、それらが絡み合って始まる主人公アダムのストーリー、お話の舞台である街の幻想的なビジュアル、サウンド、演出、それら全てが圧巻でした。 優しく少し寂しいお話でありながら、選択肢にはプレイヤーを少しハラハラさせるものもあり、また探索を進める毎にアダムの心のかけらが集まっていき、同時に世界観を読み解く手掛かりが増えていく様はアダムとプレイヤーが一緒に冒険しているようでもあり、とてもわくわくしました。
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オークションの5分後に前作知らずにプレイしましたが、ノリとツッコミが良くサクサク楽しめました!
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堕獄の花園、嘱目の人鳥。~Sanatorium・Garden~前作の「横行する饅頭、独白する人鳥。」をプレイさせていただいた折にいろいろな意味で心に残るものがあったため、続編である今作をプレイするのを楽しみにしておりました。 主人公の曼殊沙華は一緒に暮らすアルビフロラのことを知るために自身らが暮らしている研究所の研究員たちにアルについて訪ねて回るわけですが、話を聞いた職員全てが過去に失った「愛」のために研究を続けていて、それが一般常識で考えれば「おかしい」ものであっても純粋な気持ちで取り組んでいる姿が、私には何ともやるせなく危うい存在に映りました。「そうするしかない」という思いをひしひしと感じました。 そんな研究者たちの心情を知った曼殊沙華も、自身の気持ちについて考えたり感情を吐露したりと、前作より生き生きとしていて嬉しかったのですが、後に判明する曼殊沙華の秘密を知ってからは手放しでは喜べないなと思ってしまいました。 曼殊沙華もアルももっと早くきちんとお互いの気持ちを丸ごと打ち明け合っていれば関係がこじれてしまわなかったのではないかと思いましたが、そうは上手くいかないのが世の常というもので、結果的には想いを伝え合えて本当に良かったと思いました。ラストの約束を交わすシーンはとても感動的で 「おめでとう」と思わずつぶやいていました。 法律や倫理観等で考えればあの2人は歪んだ存在で、大手を振って認めてはいけないのかもしれませんが、私は紆余曲折あった2人が幸せならそれでいいのだと思いますし、2人の新たな門出を心から祝福したいと思いました。 ある意味最強の2人だと思います。この2人が幸せで平穏な日常を送れますように……! 最後に主張させていただきたいのですが曼殊沙華がミィを抱いている立ち絵がとてつもなく可愛かったです……! 素敵なゲームをありがとうございました!