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ティラノゲームフェス2022参加作品

8884 のレビュー
  • クピドの呪い
    クピドの呪い
    きゅんきゅんが止まらねえぜ! @ネタバレ開始 ハルちゃん最初は嫌な子だなぁと思ってましたけどラスト!もうあなた何なの!?最高かよ!皆幸せになーれ。 @ネタバレ終了 そんなゲームでした。ときめきをありがとうございました!
  • おもいをつたえるプログラム
    おもいをつたえるプログラム
    「おもいをつたえるプログラム」 あぁ…タイトル…せつない…コンプリートさせていただきました…! ピアさん、見た目も可愛いですが中身もとても可愛いです。 @ネタバレ開始 初っ端から村人さんを助けられませんでしたが、治療中の村人さん絵が凄く好きです^^ 出来ると思えば魔法も使えるぞ!頑張れ…!そりゃ無理か…! キャラクターの寿命が決まっているという設定、深く考えさせられました。 悪い子はいない、皆幸せになって欲しいと思いました。 最終章ずっと、どうすんの…アンタどうすんの…!とハラハラしながら進めました。 先生…見た目は怖いけどきっと良い先生だろう感がにじみ出ています。 勉強を教わりたい不良くんとか個人的に凄く好きです。 三姉妹の最後、最終章の最後…幸せと切なさで溢れています。 宙くん、ちゃんとピアさんにお礼とお別れ言えたのかな。でもきっとまた会えると信じてます。 AI…奥が深い…。 @ネタバレ終了 会話のテンポも良く、一気にクリアしてしまいました^^ この物語をプレイすると、自分が生み出したキャラクターも今まで以上に大切にしようと思えます。 ありがとうございました!
  • 魔法少女試験に落ちたら家業を継ぎます。
    魔法少女試験に落ちたら家業を継ぎます。
    受かる自信満々でプレイしたのですが、 試験が思ったよりむずかしくて盛大に恥をかきました。 とにかく主人公一家がとてもかわいい。絵柄もかわいい。 オープニングはもちろん脳内で歌いました。 @ネタバレ開始 筆記試験で何回落ちたか覚えていません。 教育テレビがテレ朝だという一般常識を知りませんでした。 阿呆なのでEND2もなかなか見られなくて、 漢字を間違えたのか?と20分くらいじゅげむじゅげむしてました。 弟くんの試験勉強がありがたかったです。(カナダに陳謝) お約束の全裸はさておき、途中まで、 どのあたりにジャンルの乙女風味があるのかと訝ってましたが、 ちゃんとありました。ありました。レッドくんかわいかったです。 立ち絵差分も多くて楽しかったです。特訓時の服がお気に入り。 ファンタジー設定の割にエンドは現実的な展開で、 突き落とされる温度差がすごかったです。 やっぱり一家の正体がわかったTRUEENDが特によかったですが、 END5でもかわいい服を用意してくれたり、 ママの愛情を感じて、ほっこりして好きでした。 そのママが実は暗躍していたというサイドストーリーが、 一番面白かったかもしれません。引っかき回しの度が過ぎる。 でも大団円が好きなので、すごく満足しました。 裏事情を読んだ後に本編に戻ると、合点がいく場面が多くて、 ノベルとしても面白かったです。 エンドごとにタイトル画面が変わるのも楽しかったです。 コンプリート後のEND3のあらぬ変化には、 ぎゃっと叫んでしまいました。(とてもかゆくなる絵面) ファンアートはテレ朝教育の成果で低年齢化してしまいましたが、 心の目で見てやってください。 @ネタバレ終了 全体のデザインが綺麗に整っていて、システムや演出に一分の隙もなく、 やりなおしも簡単にできたり、親切で丁寧な作りで、 さりげなく高い技術が詰め込まれた楽しいコメディでした。 とても面白かったです。ありがとうございました。
  • party!×2
    party!×2
    えっ、主人公が選べるの!?す、すごい…!まずは分からないし誰でも良いや、えーいポチィ!!……あれ?なんかこのお方々見たことある…確かバレンタインの時に見たぞ…!?という奇跡の既視感のもと、和泉くんと再会しました。 @ネタバレ開始 そして見事ノーマルエンド!!くう…スチル豊富にあるのに何故見られないんだ…悔しい!もう一回!…不発、誰もいない……なぜ私が行く先は誰も居ない……?次はぼっち回避してみせる…パーティなんだから! @ネタバレ終了 まだまだエンジョイさせていただきます。ありがとうございました!
  • つくもと空の屋台
    つくもと空の屋台
    久し振りに癒し体験をしました…! シリーズものだとわかっていながら、もうやりたくてやりたくて、我慢出来ずついこちらからプレイしてしまいました。 @ネタバレ開始 神様みんな可愛い…好き…つくもさんも可愛い…正体を忘れている神様も主さまも可愛い…何だこの可愛い世界…とニヤニヤしながらプレイしていました。 気持ち的にはファンアートを!と思ったのですが、駄目でした。描けない…うぅ… はんかち、がすぐ出てこなくて焦りましたが、もう一度よくお話を聞いたらちゃんと解けました! あぁー!となります。気持ちいいです。 音楽も好きで、気付いたら最初の画面で移り行く背景をぼんやり見ながらずっと聞いてました。 @ネタバレ終了 素敵な神様に会うために、もう一度行って来ます! つくもさんシリーズもプレイさせて頂きます^^ ありがとうございました!!
  • 埖×喋~Trash×TALK~
    埖×喋~Trash×TALK~
     最初から最後まで終始思ったのは「これ無料で遊んでいいんですか!?」って衝撃でした  それくらいクオリティが高く、フリーとは思えないほど作り込まれたゲームでした。  愛を売る恋愛ゲームというキャッチコピーとキャラクターの絵柄や雰囲気に惹かれて遊んでみたところ、想像以上のボリュームで総プレイ時間は10時間を超えたと思います。  日を分けて遊んだこともあり、とても長い期間様々な想像や考え、余韻に浸ることもできました。   @ネタバレ開始  良い意味で賛否両論分かれるゲームだと思いました。  そしてプレイヤーの性別でも感じ方が大きく異なるゲームなんじゃないかとも思いました。  沼る人はとことん沼り、過激な展開に目を逸らしてしまう人もまた出てくるんじゃないかと予想します。  自分は前者で、全てのストーリーを余すところなく見たいという欲求が押し寄せて、プレイ期間中はずっと「続きやりたいけどやるのが怖い!でもやりたい!」という葛藤に苛まれておりました。  世界、社会の不条理、性別による弊害や絶望、現実へのアンチテーゼがこれ以上なく詰め込まれた挑戦的な作風は、このゲームだけの特筆した持ち味に感じました。   ◆ミコトちゃん  個人的には誰よりも良心的で、真っ当な感性を持っている子だと思いました。  自分自身に卑屈な分、自分以外の存在に優しく接することができるというのは、過去の経験から考えるに痛ましいことかもしれませんが、その優しさは確かなものだったと信じたいです。  男なのか女なのか、存在の価値や生きる意味、多感な年頃に抱く苦悩以上の重さを背負いながらもその懸命な在り方はとても愛おしく、闇の中で消えぬよう藻掻き続ける健気な光のようでした。   ◆チカちゃん  第一印象はそれこそとても可愛い子、に尽きるので彼女からめちゃくちゃ嫌悪されてしまいそうです。  序盤は変態的な性癖の持ち主なのか?と思いましたが、シナリオを進めるにつれて過去が明らかになり、しんどさに溢れました。  男と女は対等じゃないという価値観及び固定観念は、ものすごく現代社会に突き刺さるものであり、それこそ虐げられ踏みにじられた女性を象徴させる、ある種の貼り付けられた呪いのようにも見えました。  プレイヤーとしてはユウくんと幸せになってほしいと思うのですが、二人が真に寄り添え会える可能性は限りなく低いんだろうなとも思いました。   ◆ユウくん  堅物だけの良識的な感性を兼ね備えた現代に稀に見る善人気質な子……と、最初は思ってたんですけどチカちゃんとの過去などを知ると、個人的には「やることなすこと全部チカちゃんを傷つけてるのに、それを全く自覚してないところどうかと思うな……」ってところや「とても優しくて、過去のトラウマのせいもあるけど、それでもリエさんとの肉体関係断らなかったのはちょっと……」というマイナス方面な感想を持ってしまいました。もちろんキャラとしてはすごく好きです。   ◆ハルトくん  「この子だけ違う世界観かつ全く異なる物語の子みたいやな……」と思っていましたが、あながち間違いじゃないかもしれなくて肝が冷えました。   ◆ミノリちゃん  終始痛々しくて、許せない部分もあれば頭を抱えたくなる部分もたくさん出てきて、誰か少しでもこの子に真に寄り添える人がいたならと思わずにはいられません。  鞍馬君なら彼女を救えるか?とも考えてみましたが多分無理だろうなと自問自答しました。  きっともう何もかもが手遅れなのでしょうね。   ◆リエさん  ただ一言言えるのは、ヒカルさんと幸せになってくれ。   ◆ルナさん  価値観はどうあれ、一番まともだったキャラクターで連想すると彼が浮かびます。  遊べば遊ぶほど彼のこと好きになりました。  リエさんのこと好きって焦がれつつも、彼女がヒカルさんといることで幸せになれるのならば文句を言いつつも身を引く大人な心が彼には備わっていると信じています。  あと何やかんや言いつつもヒカルさんのことも大事に思ってるルナさん、好きです。   ◆ヒカルさん  このゲームを遊べば遊ぶほど「お前だけは!お前だけはそうじゃないよな!?なあ!?」みたいな謎の信頼感を寄せてしまっていたキャラです。とても好きです。  優しすぎるがゆえに他者の痛みまで背負い込んでしまう共感性は、生々しいリアリティを感じました。  そんな彼がリエさんを救おうとやっと決断できたところは、このゲーム屈指の名シーンだと思います。  ところでヒカルさん……超絶変態謎テンションマンだけど、今までモテなかったなんて嘘やろ……あんなん異性同性関係なく惚れるわ。   ◆ジョウカ  見た目ダントツで好みです。超好きです。優勝。  このゲーム始めた理由がジョウカのキャラデザがくっそ好みだったからというのもありますすいません好きです。     ◆ラムちゃん  見た目ダントツで好みその2。わあいロリ。ロリ大好き。  ラムちゃん誕生秘話の事実があまりに切なくて、なんかもう……何も言えねえ……。  ラムちゃんとのイベントを求めて毎日のように保健室にピンポンダッシュしてすいませんでした。    ◆キョウカ  見た目ダントツで好みその3。何なら中身も一番好きかもしれない。  多分このゲームのキャラで一番好きです。劣等上等!  彼の存在はイレギュラーかもしれませんが、この物語にある種の答えを与える超重要存在だと感じました。  「うるせえ!好きだ!」なところ、最高だと思います。    もしかしなくても神ズがすごく好きです。神ズだけで外伝みたいレベルで好きですね……。           言いたいことはたくさんありますが、このゲーム、とても好きです。  これは絶対実機でやらなきゃわからない魅力、詰まってます。  みんなも遊んで頭を抱えて転げまわって、実に絶望的なカタルシス、味わおう!(ありがとうございました)  
  • アクジキ=エコロジー
    アクジキ=エコロジー
    昔懐かしい雰囲気のドット絵に普通ならば剣士とかだろう主人公が魔法使いである珍しいストーリーだなと思いながらプレイ。 @ネタバレ開始 思ったより早く決着がついてその後の生活におや?と思ってましたが、地味に嫌な呪いをかけた魔王によって少しづつ新たな魔王の生成が成されていたのですね… @ネタバレ終了 衝撃の展開でした、面白かったです。ありがとうございました!
  • 埋められたふたりの人形
    埋められたふたりの人形
    知らない土地の知らないルールって、なんで?って決まり事とかが多いですよね。我が土地にはそういうのはありませんが、それが体験できるゲームでした。 @ネタバレ開始 得体の知れない何かの恐怖と大事な人を守れなかった無力感が切なく残りました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました。
  • 最近の日常的不可思議 Monday Loop
    最近の日常的不可思議 Monday Loop
    再プレイです。ゆるーりとしたBGMとマシンガンのように紡がれるコトバ、レトロAVGのようなグラフィックスのハイセンスな融合がたまらんです。
  • メアリ・ウォージントンの子どもたち/序章
    メアリ・ウォージントンの子どもたち/序章
    ダークな雰囲気でありながらキラキラした作品、また ピアノの曲がこれまたいい、なんとメアリ・ウォージントンのために作られた書き下ろし「オリジナル曲」だそうです!(キャラクター紹介動画の曲まで!)いつかDL販売や有名音楽サブスクで全曲配信してほしい(*^^*) シナリオ、キャラクター、音楽ともにオリジナリティある素敵な作品です まだ「序章」ですが私はこの作品をしぬまで忘れないです、絶対に!ありがとうございました☆
  • 01シミュレーション!
    01シミュレーション!
    010101100110101…無限に続く0と1のワルツ、そしてチート機能を手に入れてからが本番のとても面白い作品でした。 ギミックが面白く、ちょっぴり怖くておかしなダイアログなど見せ方もお上手で、シナリオ部分もとても楽しめました。 @ネタバレ開始 初回プレイでは「揃うまで待てばいいんだよね? なんかよく分からないけれど、揃ったら「揃ったよ!」とか通知でも来るのかな?」と試行回数3000回を超えても放置し続けるというトンデモを犯しました(プレイのセンスがなさすぎる) 100回を超えたあたりで「よし、ちょっと別作業しながら…」なんてデスクトップに置いておいたのが大いなる過ち。 手持ち3000ポイントオーバーで次へと進めることとなりました。 確率操作というマジカルな世界を開いてからは、0と1ともさらに親密な関係に…いや、本当にすごいですね、この技術力どうなっているの!?と脱帽しきりでした。 最後に一言。 好き好きはぁはぁは破壊力が凄すぎました。 @ネタバレ終了 人生で1番0と1を見続けた気がします&あの独特のSEがまだ耳に残っています。 色々な意味でとてもインパクトのある作品でした! ありがとうございました!
  • ひつじさんへっどふぉん ふしぎな島のなかまたち
    ひつじさんへっどふぉん ふしぎな島のなかまたち
    なにこれかわいい!! スクショ通り、童謡の雰囲気で終始進みます。 物語も童謡らしくほんわかしつつもジーンとくるお話でした! ですが!! 一番伝えたいのは!!! このクオリティです!!!! 背景もキャラクターもみんな可愛いです。 @ネタバレ開始 途中は虫さんもでてきますが、虫が大の大苦手の私でも可愛いと思えてしまうデザインなので、虫嫌いな方にこそオススメしたい作品です。虫さんあるあるもほんわかしちゃいました。 @ネタバレ終了 更に! ボイス嫌いな方も居るとは思いますが、是非聴いてほしい……! あとがき後でもいいので!! 作者さんの作品に対する愛が見えます。 あとがきも雰囲気を壊さないだけでなく、ミニゲーム要素もあってとても楽しかったです。 あとは最後の @ネタバレ開始 歌付きムービー!! これも可愛い! しかもクオリティが高いです。ちゃんとキャラクターが動いてて、もう可愛いを通り越してます。尊いです。普通にニコニコかYouTubeにあっても違和感ないです。 素敵な曲なのでむしろ好きです! どこでも聞きたくなりました!! @ネタバレ終了 こんなに可愛らしく、愛の詰まった作品をありがとうございます。 短編とはいえ、お腹いっぱい心も満たされちゃいました!
  • 僕と君と彼女の話
    僕と君と彼女の話
    冒頭のお話からして既に不穏!と思いながら読み始めた本作ですが……プレイする人によって感じ方などが結構異なるかも?と思うお話でした。 @ネタバレ開始 個人的に、つくしさんがメッタ刺しにするバッドエンドが一番しっくりきました…10年間も自立して生活費の一つも稼げない恋人を支えてくれたつくしさんを裏切って二股かけているとか「ないわー」と序盤で既に主人公に対して厳しい眼差しを注いでしまったので。 ごめんね、主人公。君も君で人生色々あったのは分かるんだけれど……と、これは最後まで覆りませんでした。 10年も一緒にいるから心を許していると言えば聞こえはいいですが、親しき中にも礼儀ありだなぁ…と思いました。 お食事中に抜け出して唐揚げが冷めてしまったというくだりの時点で「これ、きっと用意されているであろう、つくしさんに刺されて死ぬバッドエンドがハッピーエンドでは?」と悪落ちチキンは思ったのでした。 そんなわけで、20歳でバリバリ頑張る桜花さんもかわいかったのですが、個人的には一途で健気なつくしさん推しだったので、つくしさんが幸せになる展開のエンドも良かったです。 中盤で「私に何が足りないの?どうすればいいの?」と泣いているシーンは「主人公、ちょっと殴らせてぇええ!」となってしまうくらいつくしさんが本当に健気でいい子でした。 メッタ刺しに行かないのであれば、つくしさんにはどうか幸せになってほしい…! 劇団がいざ解散の時の皆さんと主人公の現実への距離感や温度差がリアルで、夢を追いたい主人公と現実を嫌というほど感じてこの道で生きていくことを諦めている皆さんの会話がすごくリアルでした。 役者さんの世界って本当に一握り、ちょっとやそっとの努力では光ることさえできない多くの夢破れた人たちの現実がひしひしと伝わってきました。 久住さんの存在もAnotherEndできれいに回収されて良かったです。 AnotherEndはリアルさが際立っていました。 @ネタバレ終了 「この女は誰?」「説明して!」という二股修羅場展開、リアルなら絶望ものですがゲームだとこんなことを一度言われてみたい!?……そんな方にもオススメなシーソーゲーム→気がついたらジェットコースターな物語、2人の女の子の可愛さを堪能させていただきました! ありがとうございました!
  • ミアウオトコ
    ミアウオトコ
    本編開始直後、画面の前でビックリしたことを真っ先にご報告いたします…あの登場の仕方はさすがにインパクト強すぎました! @ネタバレ開始 宇宙人がいい雰囲気になることを喜ぶようなお人好しさんで本当に良かったです! 顕子さんの冷静なツッコミの数々に「確かにw」と笑わせていただきました。 はじめにゲーセンEDへ行き(この時は途中から息子さんの結婚云々ではなくて申し訳ない気がしていた…)、その後に寿司ED→自宅酔っ払いEDへ辿り着き……息子さん進展しなくてゴメンネ☆なまま和気藹々とまったり楽しんでいる様子でシメ!となりましたが、とても面白かったです。 歩いていて宇宙人を拾うとか、過去作に続いて顕子さんの存在感と最強感がすごすぎます! 過去作をプレイしているとより一層楽しめる仕様で「あ、久しぶりですー!」と言いたくなる方々がたくさん出ていて、ニマニマしました。 @ネタバレ終了 過去作をプレイしている人はさらに楽しめる、過去作をプレイしていなくても顕子さんとのキレッキレの会話がたっぷり楽しめる素敵な作品です。 ありがとうございました!
  • 水辺のカマキリ
    水辺のカマキリ
    自殺してしまった妹の桐子さんについて尋ねると「彼女の死に深く突っ込まないように…」との忠告が…これはどういうことだろうと、最後まで一気に読ませていただきました! 謎解き要素を含めて、とても面白かったです! @ネタバレ開始 トゥルーエンドのときの巻き戻しと、桐子さんが死んでしまった本当の理由は、衝撃でした。 そして、切なかったです。 名家に生まれたが故のしがらみや、婚約者の冷たい態度…桐子さんも現実の重みと理想の狭間でかなり苦悩していたのではと想像しました。 水辺のカマキリは冒頭とトゥルーエンドの真実の告白の二回出てきましたが、最初と最後ではその印象が180度ガラリと変わりました。 主人公が「溺れないようにな」とそっと水辺へ持っていく姿と、最後の大量に死んでいるカマキリと寄生虫の話とは同じ「水辺のカマキリ」でありながら、陸からと水中からとで見ている世界の違いほどの差がありました。まさにゲームの通りのような。 謎解き要素は、何をどうすればよいのかちょうどよい難易度でしたので特に難しいとは感じなかったのですが、トゥルーエンドへの入りかた(手紙の場所)だけ分からなかったので、そこだけ頼らせていただきました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 少女の神の粒子
    少女の神の粒子
    ネモフィラさんとショウくんの恋が尊すぎて、私が粒子並みに分解されて消えるところでした…或いは宇宙空間をサラサラと漂うところでした。 ネモフィラさんの無邪気さと無垢さ、ショウくんの現実への抵抗と向き合う心の強さなど、神がかっているキャラクターデザインとキャラクター性にハートを掴まれました! @ネタバレ開始 一番好きなエンドは3のプロポーズしてずっと一緒エンドです。 個人的にハッピーエンド至上主義としては、大団円っぽくて大好きです! エンド2の自分だけ記憶が残ってすべて元通りになったエンドも切なくて好きですし、誰にも渡したくないという1番のエンドももちろん好きです。 一番初めはお互い理解し合えるのか…と、画面の前でハラハラしていましたが、二人が少しずつお互い歩み寄ろうとしているところ、その距離間がすごくよかったです。 時空師さんの定期報告?のおかげで話にメリハリがあって、スルスルとノンストップで最後まで読み、そのまま周回して全エンドコンプできました。 ネモフィラさんのショウさんへの恋も、初めは自分を認知できたものへの驚きと好奇のようなニュアンスも含まれていましたが、それがはっきりと恋になり、ショウくんのためなら自分の存在さえも懸けられるという姿に「もう二人は幸せになってほしい~~!!」という気持ちが溢れてきました。 元々ショウくんとしては自分の人生をめちゃくちゃにした相手なので、はい嬉しいですとすんなり受け止めることはできず心の葛藤は深いものだと思いますが、最後は「一生恨んでやる」と言いながらも受け入れている姿、自分もネモフィラさんに惹かれていることを自覚している様子に「尊い…二人とも尊い…」とエンド3のスチルは本当に嬉しさいっぱいで見つめました。 @ネタバレ終了 ドットだけが持つかわいらしさと坂様だけが持つかわいらしさが見事に融合した本作は、過去作とはまた違った味わいを持つとても素敵な作品でした。 ありがとうございました!
  • Silent Film_
    Silent Film_
    モノトーンな画面に表示されているシンプルな「Roadshow」ボタン。 そこからどんな物語が見られるのか、ポップコーンとメロンソーダを片手にいざ上映開始です! @ネタバレ開始 希築教授たちが出てきたところで「あ、これそういうことでしたか!」と符合しましたが、この後の展開がどうなるのか楽しみな終わり方でした。 現実までは意識がこない彼がこれから先も今いる意識レベルに留まり続けるのか、それとも現実に意識レベルが上がることがあるのか…それらももちろん、探求心の極致まで走り続けていそうな希築教授がどう活躍するのか…もっと続きが読みたいなーと思いました。 狂人と正常の明確な範囲は存在しえないのではないか、その対象を理解できるか否かで狂人と正常を「対象を見る者」が区別しているだけではないか、人は自分が理解できる者は「正常」であり理解できない者を「狂人」として判じ、「私は理解できないものとは違う」と自分の立っている場所を安定させたいのではないか…などなど、終わった後は色々と考えました。 コンパクトながらすごく奥深い物語で、思考が捗りました。 @ネタバレ終了 是非この後も続けて上映お願いします!と言いたくなる、作品のもっと深部やこの先が気になる作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • よぉ!今から俺んち遊びに来ねぇか?
    よぉ!今から俺んち遊びに来ねぇか?
    前作でも高橋くんの突き抜けぶりが面白すぎましたが、今作も色々な意味で突き抜けていて面白かったです! エンドリストとエンドへのヒントがあって親切でした! @ネタバレ開始 口に金魚入れられて食べちゃうとか、どんな悪夢だよ!!と思わずエンドの画像を見て「高橋ぃいいいい!!!」と叫んでしまったのは秘密です。 今回は高橋くんが諸々の事情で幽霊ポジで、前作の窓の外に人影が!とは別の意味で面白かったです。 高橋くんが明らかに高橋くんではないと分かるこの高橋くんの唯一無二性よ…そして主人公の時々「高橋ってこういうやつだよな」によって成績が実はすごく良いとか新情報が出てきて、高橋くんがますますすごい人物としてインプットされました(笑) 見破り成功から続くトゥルーエンドへのルートでは「名前から住所を特定してくるタイプの幽霊」など相変わらずのパンチの効いているシナリオに笑いました。 高橋くんが天井から舞い降りてきた時は何事かと思いましたが、さすが高橋くん! ……と、普通にプレイしていた私は、高橋くんのさらにすごいところを目撃するまで高橋くんの何たるかをまだ理解していなかったのです!! 高橋くん視点の話もとても楽しかったです! 双子のグレイ型ってなんだよ!とかツッコミどころ満載過ぎて、私のツッコミ力が劇的にレベルアップした気がします(笑) そして、高橋くんのある意味君もストーカーではと言いたくなるGPS埋め込みやら、最後の最後の髪の毛ドリル!?(もうなんて言っていいか分からないので「伝説の高橋(髪)」とかそういう名前で呼びたい)が出てきたときは「高橋くん、君はもう歴史に名前を刻まれるアレだ!」と意味不明なことを口走る事態となっていました。 主人公サイドだけでは見られない全容に、今回もたくさん笑わせていただきました。 高橋くんの家の外観の独特さには「さすが高橋くんすぎる!」としか言えない、最後まで高橋くんでした! @ネタバレ終了 分岐なども難しくなく、すべてのエンドも無事にコンプリートできました。 一部のエンドは主人公にトラウマになってしまいそうですが(生臭いやつ) 今回も大変面白い作品をありがとうございました!
  • 孤島の灯台
    孤島の灯台
    じんわりと心に灯るあたたかな光のような物語に、ボロボロと泣かせていただきました。 主人公のエイデンさんはもちろん、ブラントンさんたち灯台守の方々もみなさんとてもやさしくてあたたかい雰囲気で、最初から最後まで気持ちよく読ませていただきました。 @ネタバレ開始 一番初めにプレイしたときは「電源を入れる」のボタンの意味を深く考えていませんでした。 選択肢として他に選べるボタンがあるわけでもなく…まさか、これが終わりの終わりで「ああ、やだーー!! これを押したら! 本当にお別れになっちゃう!」とボタンの前でぷるぷる指を震わせるようなことになるとは思いませんでした。 最後の「電源を落とす」ボタンは「落とさない」ボタンが出てくれるのではないかと30秒くらいマウスカーソルをボタンの周りでグルグル走らせる奇行に出てしまいました(無駄な抵抗) エイデンさんを深海に捕らえて離さない過去の出来事が、ライトくんとの邂逅でようやく一つの区切りを迎えたと分かる言葉の数々、ライトくんと交わした会話に心があたたかくなりました。 エイデンさんの目だけではなく、心にも灯台の光が見えたのですね。 ライトくんは無事にお役目を終えて…となりましたが、ライトくんがエイデンさんに灯した光は一生消えないと思うので、エイデンさんがこれからの人生で出会う多くの人にとってライトくんのように誰かの道を照らす人でありますように。 そして、エイデンさん自身、幸せでありますように。 @ネタバレ終了 本作は元気がないときや人生に迷っているときにも読みたい、こころがとてもあたたかくなる物語でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 秋波~Beside the Autumn Heaven sing~
    秋波~Beside the Autumn Heaven sing~
    記憶喪失になって周囲の人に「え、記憶がないの?」と心配されてどこの誰なのか教えられながら物語が進む…というのは一般的ですが、本作の主人公は自分がどこの誰なのか分からない状態から日記を頼りに演じているというのが変わっていて、印象的でした。 紹介文には3時間以上とありましたが5~6時間くらいは読んでいた気がします。 主人公が景さんとして演じながらも自分は景ではないと葛藤する姿には苦しいだろうなと感じつつ、自分を取り巻く人々との日常はたっぷり描写されているので読みごたえも抜群でした。 途中から少しずつ不穏な空気が漂い、謎も散りばめられて…と、どうなるのかと思っていましたが、最後はきちんと収束してやさしい終わりかたでよかったです。 結構などんでん返し感があって、中盤以降の展開には度肝を抜かれました。 @ネタバレ開始 理事長さんとの話が進んだあたりから物語の加速度が上がり、読む手が止まりませんでした。 記憶喪失そのものを(2回目ということを除いても)隠しておくことが果たして本当によいことだったのかどうか…というのは、家族の確執などを見ても感じましたし、読んでいて常に頭の端に感じていました。 断章から4章へと続くなかで栞さんに強く関連してくる宗教のお話はゾッとしました。 ここは本作で一番怖かったですし、驚きました。 「(部活で)ちゃあちゃあ~」という言葉、初めて聞きました。 言葉の意味が分からなかったので「ちゃあちゃあ」で調べてみたら大阪弁で出てきたので、大阪の方言なのかな?と思いました。 一つ勉強になりました。 最後のスチルと最後の一行、ふわっとした光を感じられてとてもよかったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!