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29970 のレビュー
  • 土者の足音
    土者の足音
    最初とりあえずで隠れて即バッドエンドな愚行をかましたのですが、怖さはありつつも「どういうことなんだろう?」と思わせられる終わり方で、そのまま腰を据えてプレイしていました。無事ラストを迎えられた時には「そういうことだったのかー!」という感動と「よかったー!!!」という喜びで、満足感がすごかったです。しっかり探していけば分かる作りだったので、プレイもしやすかったです。ホラーが苦手でもとても楽しめました!
  • 十二月のパスカ
    十二月のパスカ
    愛とは何か、そんな感じの作品でした。 この作品には数種類の形態を伴った「愛」がでてきます。何をもって「愛」を定義するかは客観的に評価できないものなので、恐らくこれは愛ではないと思うものがあるかもしれないし、実際に僕も作中で似たような感情を覚えました。 一方で、作中人物が「愛」を定義する際にそのように定義しないといけなかった背景と必然性があるはずだと思うし、それを鑑みると「愛」は各々全く別の感情を覆い隠すベールのようなものかもしれないとも思います。 主人公たちの過去が印象的に語られる上、ほぼ一貫した匿名性など、少し引っかかりを覚える部分が各所に出てくる作品なので主人公たちの行動原理などをついつい考えてしまう作品でした。 ちなみに個人的に特に好きな場面はchapter1の過去回想です。 また、チャプター式で既読チャプターをメニューから読み直すことができて遊びやすかったです。BGMやイラストも世界観に寄り添うものでよかったと思います。 構成力が高くて、何かとプレイヤーに考えさせる面白い作品でした。ありがとうございます。
  • 卯月のオリ
    卯月のオリ
    独特なキャラクターデザイン「オリ」が魅力的です。 シナリオは、進むに連れて徐々に不気味さが侵食してくる。 周回する際の配慮もされており、楽しく遊ぶことが出来ました。
  • 主人公の一日を無事に終わらせてあげて。
    主人公の一日を無事に終わらせてあげて。
    初見でエンディングまで行けましたが、間違うと悲惨ですね……。 ツール作成な為キャラの顔の印象が似ている事や一部画像が出ないことが気になりました。
  • 発情婆2
    発情婆2
    諸々がギリギリでアウト。 発想し、形にして公開する所まで持っていけるバイタリティーとメンタルの強さには拍手を禁じ得ないです。 オープニングデモ的な演出から始まり、今回は少しマイルドかな?と思いましたが全然そんなことはありませんでした。 あと、名前の改編具合が前作も今作もツボです。お気に入りのステージは芸人さん。 本当に酷い破壊力をもったある種の素敵な作品です。
  • 発情婆
    発情婆
    初っぱなの演出から引き付けられ開始した本編に関しては、期待以上に良い意味で酷いを連呼したくなる作品。 以前にもプレイした事があったのですが、2をやる前に再プレイ。 解っていても酷いと言う言葉と共に笑いが込み上げてきます。 個人的にはセミファイナルからファイナルの流れが最高です。 頭を馬鹿にして楽しくなりたい。そんな時には本当に素晴らしい作品です。
  • 僕の隣の天使
    僕の隣の天使
    最後のほうで見方がかわるゲームです。タイトルの意味にびっくりしました!
  • おばけアタック!
    おばけアタック!
    アクションゲームという、ノベル・アドベンチャーゲームの対極にあるようなゲームが ティラノゲームフェスで見られるとは思いませんでした⋯! 結果をTwitterで共有したくなる、そしてそれを見た人がプレイしたくなる、 そういう仕組みになっている点がとても良いなと思います。 わたし自身、他人のつぶやきを見て「やってみよう」となったクチです。 個人的には、スコアアタックが好きかな! どのまとまりから攻めるかというささやかな戦略性があって。
  • 断罪オペラ
    断罪オペラ
    自分も、もう少し続きがみたいです。また機会があったら…と思います
  • おあずけ彼氏
    おあずけ彼氏
    身長が高い方の素直な後輩と、身長が低い方の男前だけど臆病な先輩の、卒業式から始まった関係の話。 現実としての環境や価値観に葛藤したり、始まった後の関係の終焉を怖がったり、どこか苦しげに切なく綴られながらも甘く関係を築いていく物語です。直球でBLな感じ。 一部心情と台詞部分フルボイス。句点でクリック待ちが発生しますがボイスは台詞ごとに流れる模様です。ここは個人の好みにも依るかもしれませんがクリックタイミングに合わせてボイスを区切っても良かったかな、と少し思ったり。 とても上質なグラフィックも伴って、短編ながら豪華な作品となっています。まるで商業作品のようだ……。 終盤選択肢で場面が分岐。それぞれ異なる時系列の話ではありますが、どちらが先とも明確には言い難いこともあり好きな方から読んで大丈夫です。 リアルで繊細な葛藤と甘酸っぱい恋愛を楽しみたい方にオススメ。
  • 「ステッチ・ガール」
    「ステッチ・ガール」
    影のあるモチーフを扱いつつも、丁寧な描写であたたかな結末を描いた作品。しかも膨大なイラスト(かわいい)と豪華なフルボイス。物語への没入感が段違いでした。 個人的に、創作において、短く美しくまとめることは至難の業だと思っています。そして、それを華麗に提示してみせた作者様には脱帽です。 後日談も拝読いたしました。不器用な二人の幸福を祈らずにはいられません。素敵な作品をありがとうございました。
  • 十二月のパスカ
    十二月のパスカ
    ひりひりとした痛みの残るボーイミーツガール。魅力的なイラスト、世界観を支えるBGM、緊張感を伴う語りが見事にマッチしています。また、充実したUIのお陰でストレスなく遊べました。 プレイ後にタイトルの意味が知りたくなり、調べてみたのですが、なるほど復活祭…パスカ…と一層唸らされました。少年が「卵料理」をおいしいと思えるシーンがお気に入りです。 大団円とはいかない結末は、歪んでしまった二人が辿り着くにふさわしいものであったように思います。素敵な作品をありがとうございました。
  • 獣人<記憶欠落>少女
    獣人<記憶欠落>少女
    雨が降る森で記憶を欠落した少女を獣人が拾った話。 少しだけ素っ気ないけど優しい獣人と、寂しがり屋で純粋な少女が織り成す、穏やかな日々の記憶とそれからとそれまでを綴った物語です。クリア後シナリオまで含めるとプレイ時間はそこそこ。 どうして少女の記憶は欠落してしまったのか、この雨が上がったら彼等はどうするのか、そんな過去や未来に想いを馳せながらも続いていく生活の中で、少しずつ距離を縮めていく二人の姿が微笑ましかったです。 そうして平和は犠牲を土台にして。 また初見から凝ったバックログ画面でいいなあ、とは思っていたのですが物語のテーマに合わせた面白い使い方をされていたのがこれまた。 その他にも色々と画面に動きがあって楽しかったです。揶揄い屋だけど面倒見が良い梟人さん好き。
  • いつも仲よしボクの家
    いつも仲よしボクの家
    子どもにとってとても辛い選択。最初にパパ、次にママを選びました。演出が素敵で、どきどきさせられました。
  • Doll's
    Doll's
    一枚絵の魅せ方が綺麗でした。瀬奈ちゃん可愛い。 クリア後の演出も面白く、一通りプレイした後に良い満足感を得られました。 個人的にはバッドエンドのシナリオの流れが好きです。
  • しあわせの夢
    しあわせの夢
    冷凍睡眠したはずの少女とドライブする物語。いささか状況の理由付けに難はあると感じるものの、ぎっちりと詰まった心理描写の果てに辿り着くとある風景が視覚的にもとても鮮やかで美しく、印象深い作品でした。
  • 白雪舞う夏の日々
    白雪舞う夏の日々
    ほのぼのとした作品で、穏やかな気持ちで安心して見られる作品でした。 妹ちゃんが可愛いです。 時折入るボイスもうるさすぎず良い塩梅で、より可愛らしい演出になっていました。 パスワードを入力して見られるお話は、本作品の穏やかな雰囲気がありつつも締めとして程よい引き締めがあり、シナリオ構成のバランスの取り方が素敵でした。
  • contract of memory
    contract of memory
    沢山の手書きイラストで彩られた作品でした。 スチルの数がとにかく多かったりLive2Dがメインの男性キャラに使われていたりと愛を感じる作品です。癖は少しあるのですが、首や手の少しごつごつした感じなど中々味のある絵だなと感じました。 場面転換などで使われるアイキャッチが特徴的で、場面ごとにアイキャッチが違ったりと色々工夫があったのも楽しめました。有名絵画のパロディには「おおっ」となりました。 ストーリーは、Bestエンドと同等に力の入ったBadエンドがこの作品の魅力だなあと思いました。 チャラチャラした感じの橋谷・生真面目な伊波、各キャラの裏に隠れる弱さや脆さが露骨に表れてしまうBadがあるからこそBestエンドでほっとした気持ちで読み終えることができました。 燕の騎士・サーカスの少年のお話もいい味を出していると思います。 ただ、選択肢が表示されている画面でセーブをしてその画面をロードすると正常に動作しなくなってしまう点と、Live2Dの動作が結構重い点が少し気になりました。 紹介の「君が彼を、作り変える。」という言葉がぴったりの作品でした。ありがとうございます。
  • 十二月のパスカ
    十二月のパスカ
    特徴的なメインキャラクター二人と、緊張感漂うシナリオテキストで、さくさく読み進めることが出来ました。 イラストや音楽、シナリオなどすべての要素が一つの創作物として上手く重なり合った作品でした。 個人的にはメインキャラ二人を最後まで好きになれませんでした。フィクションのキャラクターだとわかっているけれど、許容できないものが彼らにはありました。まさしくサイコパス・ノベルでした。 それでも、『十二月のパスカ』が面白かったのは確かです。 素敵なゲームをありがとうございました。
  • 白雪舞う夏の日々
    白雪舞う夏の日々
    兄妹ものですが、恋愛要素のない日常系作品。 コミカルなシーンはパロディやネットスラングが中心で少々人を選びますが、高校生と中学生の兄妹と考えるとむしろ“らしさ”が増していて、微笑ましかったです。 選択肢が結構多いのですが、妹のキャラクターが立っていて面白いので、反応を見たくてついついすべて試したくなりますね。 それだけに、個人的にはもっと冒険した悪ふざけ選択肢も欲しかったところですが……作品の空気や主人公の性格的にそれはあまり合わない気もしますので、悩ましい。 エピローグの締め方が良いので、これからプレイされる方や途中の方には、ぜひ最後まで読んで欲しい作品です。