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ティラノゲームフェス2021参加作品

8619 のレビュー
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    ゲームセンターを舞台にした心温まる人間ドラマでした。 荒んだ子供がゲームセンターに居場所を求める姿は心に刺さるものがありました。 とても素晴らしい物語をありがとうございました。 またシステム面も非常に凝っており、428を彷彿とさせるようなTIPSなどもありきっとテキスト量が膨大で大変だったろうなと勝手に関心してました。
  • ヤドカリ1.5
    ヤドカリ1.5
    二人の人物のお話がそれぞれ見ることができて、 ヤドカリ1の内容がうろ覚えだったので、ヤドカリ1の方を見直すと 伊澤さんとえみちゃんのその後と過去話とつながってより楽しめました! 羽鳥さんとおおぐいかわいい。 @ネタバレ開始 そして、まって!!まって!お、おまけコーナー タピ爺がすべてを持っていく!!まさかのタピタピエンディング!! そして視線がぶつかってバトルするリバイバル感!! あまりにもおまけがすべてを持っていきましたが! 顔色豊かなタピ爺をみることができてよかったです。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
  • アイドル失踪事件
    アイドル失踪事件
     ランダムシナリオ&周回という独特のシステムが面白かったです。何度か周回してグッドENDに辿り着けました。どことなく漂う不気味な雰囲気やキャラクターの個性も短い問答の中で見え、面白かったです。素敵な作品をありがとうございました。
  • 混同仮面
    混同仮面
    タイトル画面・OPから勢いが凄い!! まるでアニメを見ているようなコミカルな動きと展開が最高です! こういうギャグが沢山ある作品、大好き! 正義とは何なのか…深い…! ミニゲームの最後は背景に惑わされて何度もリトライしましたが無事に助けられましたー! とても面白いゲームをありがとうございました!
  • 残業深夜 -ザンギョウシンヤ-
    残業深夜 -ザンギョウシンヤ-
     短編ホラー作品としてとても作り込まれた作品だと思いました。深夜に残業をするサラリーマンという冒頭から、物語が幾重にも分岐していく様はプレイしていてとても楽しく、どのエンドも名状しがたい不気味さと怖い雰囲気が漂っていました。トゥルーエンドへの分岐も単に怖いだけでなく、心に残るものがありました。素敵な作品をありがとうございます。
  • Rose Magic
    Rose Magic
    ドット絵で描かれる可愛らしい世界観ながら、クリックゲーとしてかなり歯ごたえのある難易度でした。初心者なりに奮闘しましたが途中までしかENDが見られなかったので、後日再挑戦してみたいと思います。おうじさまの台詞が可愛いです。
  • 母標
    母標
    タイトル画面のインパクトで身構えてしまいましたが、プレイしてみるとこの作品は怖いというよりも真っ先に悲しいという印象を受けました。フィクションではありますが、実際に起こり得る話。そして猟奇的な文章に思わず目を細めてしまいました。 短時間でサクサクと楽しませていただきました。
  • カエルの話
    カエルの話
     ゲームという媒体を上手く使ったメタネタが散りばめられていて、読み手に深い印象を与える作品でした。実際にカエル本人が喋ってるかのような臨場感もさることながら、メタ以外でも人生(カエル生)について考えさせられるところもあり、哲学風味も感じました。素敵な作品をありがとうございました。
  • ※※※
    ※※※
     タイトルの勢いに惹きつけられプレイしました。異世界転生をはじめとして、ところどころに散りばめられたオタク系のネタが面白かったです。冒頭のコミケの描写も、サークル参加の楽しさが伝わってきて、またコミカルな異世界の描写も好きでした。絵柄が素敵です。素晴らしい作品をありがとうございました。
  • かげろうのおとめ
    かげろうのおとめ
     五分ほどで読了しました。読みやすい文章と独特の世界観に束の間の夏の日の白昼夢を見たかのような感覚を覚えました。不思議な手触りの物語で、独創性がある作品だと思いました。文字のフォントも作品に合っていて好きです。
  • 暗がりに咲く花
    暗がりに咲く花
    全編を通して静かで優しい物語でした。 短いのですが文章の運びが綺麗で満足感がありました。 恋の結末は書かれておらず、ぞの先は読者に委ねられるような終わりでしたがそこも良かったです。 素敵な作品をありがとうございました!
  • アレジエ
    アレジエ
    女性主人公から初めて、冒頭から性癖に来るシーンに惹き込まれました! ミハイル様が高貴でお可愛らしくてとても好きです。 女ユーリも意外に強かで面白い主人公でした。 何だかんだで少しずつユーリに対しては柔らかくなっていく殿下のお姿が尊かったです。 @ネタバレ開始 ミハイル様もアルヴィナ様も別方向に極端でこの国一体どうなっちゃうの……!?とハラハラしてしまいました。 それ故に先が気になる終わり方でしたが国王陛下になられたミハイル様、とてもかっこよかったです! 男ユーリ版ではアルヴィナ様がひたすら愛く感じました。 ミハイル様と同じように、生まれ持って定められた生き方を純粋に全うしようとしているところが切なくてかっこよかったです。 男ユーリもクールで可愛かったです。 小さな秘密の結婚式が切なすぎる……バッジ獲得の文言までエモかったです。 ゴドノヴァさんやマカールさんの会話もにこやかなようでギスギスしていて素敵でした。 おまけシナリオも違った雰囲気や服装が見られて楽しかったです! ミハイル様の女装姿や酔ったお姿、最高でしたごちそうさまでした。 @ネタバレ終了 男主人公と女主人公で見方が変わる描き方がとても面白かったです。 イラストもキャラデザもふりふりの服もとにかく素敵で見とれてしまいました。 私もミハイル様の犬になりたい!! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 故郷からの便り
    故郷からの便り
    プレイさせて頂きました。 故郷からの便り…両親が子供に宛てた便りかな? どんな内容なんだろう? 3通の便りを読む事で、色々なことがわかって行くお話です。 その後、少しだけ項目が増えます。 全てを見てみると色んな事がわかってきました! @ネタバレ開始 家系図で吉井家側をクリックしたあとと アスワ王国側をクリックしたあとと、それぞれタイトル画面に戻ると 吉井家としての槙志君とアスワ王国としてのマキシ君が表れるのが楽しくて、何度もやってしまいました(*'▽') @ネタバレ終了 久しぶりに直筆の手紙が書きたくなってしまいました♪
  • マッチングアプリで出会い厨してみた
    マッチングアプリで出会い厨してみた
    月ノ委員長の実況で拝見させていただきました。 正直タイトルのスタイルとは一変し、シリアスというかリアルを反映させられる作品。短いし、一気にBEを全部クリアしてTEに向かうとこができる(default順番がおすすめです)。この場合、とてもリズム感があって、ゲーム体験の一体感が凄まじいです。 素人とは思えないシナリオの出来
  • わたしの素敵なおうじさま
    わたしの素敵なおうじさま
    タイトル名や作品紹介コメントを見て 『どんなロマンチックな物語なんだろう?』と開幕しました。 そして、ラブラブ感溢れる探索シーン♡ 『よし!最後までのろけ話を聞いてあげよう!』と覚悟しました(*'▽') ところが… @ネタバレ開始 なんとも複雑で、愛欲に満ちた切ない気持ちがたくさん出てきました。 "愛されたい!""愛しているのに振り向いてもらえない""妄想""愛されてるのに気付けない" など、それぞれの人の気持ちが伝わってきました。 その中でも、1番心に残ったのは 代役でもいいから、その相手と幸せになりたいという BestEndでした。 素敵なおうじさまになりきる。素敵なEndでした♪ そして、HappyEnd→TrueEnd→BestEndと繋がっていくのも面白かったです。 それぞれのENDでも話は完結してますが、更に奥深くストーリーを知ることができました! あと、エトセトラも拝見させて頂きました。 この作品で没になったENDの話など、そちらでも更に楽しませて頂きました。 @ネタバレ終了 素敵なおうじさまの素敵なお話をありがとうございました。
  • 夢は繰り返される
    夢は繰り返される
    (再掲失礼いたします。) 現実に侵食してくる、夢。 文字だけなので自分の頭の中で補う分 怖さが増しグロ表現がより、リアルに感じました。 @ネタバレ開始 後半怒涛の夢ラッシュで え、これもこれも夢!?と驚かされ 最終的には衝撃の事実を突きつけられました。 部屋のプレートにある名前は 「まさか・・・!?」と思ったのですが ネタバレを見て確信。やはりそうなのか・・・!! @ネタバレ終了 じわじわくる怖さが、たまらなかったです。 素敵な作品を有難うございました! p.s.おばあちゃんのカレー屋さんには 全部のせで注文したいです!
  • インビジブル
    インビジブル
    なかなかお目にかかれないレベルで力のこもった力作でした。 終盤のどんでん返し的な展開や綺麗な結末が楽しめる高品質な長編作品で、 キャラクターたちの成長が感じ取れるため読後感も良いゲームでした! プレイ時間は8時間以上はあったかと思いますが、各話完結方式の全6章という構成もあってそれほど長さを感じることはありませんでしたし、一方で長編ならではの満足感も得られました。ストーリーは様々なスパイスやひねりが効いていますが、クリア後に振り返ると本質的にはジュベナイルものだと感じました。なので、オカルトやファンタジーのような非現実的な要素が苦手な方であっても、青春モノが好きならプレイして損はないかと思います。 グラフィックはご覧の通り綺麗なだけでなく数も豊富に用意されており、立ち絵やイベントCGの数は膨大と言って良い量だったように感じました。OP動画も高品質で声優さんもいずれもお上手なので全方位的にクオリティがとても高いです。 物語を楽しむタイプのADVが好きなら満足できるはず! 長時間作品に抵抗がなければ是非プレイをおススメしたいです。
  • パラダイム・シフト-雑踏-
    パラダイム・シフト-雑踏-
    旧友との再会から始まるミステリを、ピクトグラムで描いたお話でした。 ピクトグラムだけで作品を作るというアイデアにまず驚き、 繰り返し読むことで真相に辿り着ける構成に膝を打ち、 たくさんの伏線が見事に回収された結末には、感嘆しながらもブルーになりました。 なかなかにショッキングでした。 @ネタバレ開始 女性を選んだ時には思い込みの恐ろしさを、 友人を選んだ時には自分の言動に責任を持つことの大切さを、 改めて学べた気がします。 誰しもが起こし得る、そして誰しもの身に起こり得ることだとも感じ、 そのリアリティさが怖かったです。 ピクトグラムの世界に逃げむことがないよう私自身も気を付けたいなと思いました。 @ネタバレ終了 ある意味ホラーより恐ろしい顛末だったと感じます。その恐ろしい部分も含め、 人生において大切なことがメッセージとして込められている、奥の深い作品でした。 ありがとうございました!
  • ひまわりの泪 -You Are a Part of Me.-
    ひまわりの泪 -You Are a Part of Me.-
    フォロワーさんが推しておられるのもあって、ずっと気になっていた作品です。リリスの泪を先にプレイしてからの逆順となりましたが、これはこれで先にプレイしていた分良かったと思える点も多々ありました。 リラさんの可愛さが大気圏突き抜けて地球100周するくらい可愛くて、冒頭のズバッ!ドバシャビシャ!!な展開をすっかり忘れて、夏祭りへ初デートへ行ったりして、ヒカリさんから呆れられつつも水族館のチケットをヒラヒラさせられて「すわ今度は水族館デートか!」と画面の前で前のめりになるチキンとなっていました。 ワンピも店舗制服も浴衣も、どんなリラさんも可愛すぎてアキラくんじゃないですけれど、ドキドキして緊張のあまり拭いても拭いても手汗が出てしまう…! @ネタバレ開始 ―――なんて、楽しい毎日に浮かれていたら冒頭のズバビシャドチャ!な展開で出てきたシスターさんがふらりと現れて「あー!そう言えば、楽しいだけではないアレなのありましたね!!って言うかまたドチャッ!これから先、このドチャッ!がアキラさんたちと関わってくるのかー…」と急に手汗も引きました(笑) この不穏な空気が幸せそうなアキラさんたちにどう関わってくるのかと、すこし気になりつつもプレイ継続。 ヒカリさんとまったり過ごしていたらエマさんが襲われる事態になって、ここでシスターさんと邂逅してしまって「いよいよ、来た…!」の気持ちになり、勝ってませんが兜の緒を締めました。 兜の緒を締めたのも束の間、エマさんがミナさんをーー!!!と、もうこの辺りからプレイヤーがプチパニック状態でした。 私、ちょっと前まで楽しい一時を過ごしていたはずなんだけれど???(気絶) ここから衝撃の展開で実はリラさん=シスター他諸々さんというのに「あーーそうなるのぉお!!! いずれアキラさんたちに関わってくるのかとか言わず、実は最初からいましただったのーーー!!」とショックを受けつつ、そこからさらに二転三転、次から次に押し寄せる怒涛の展開にクリックする手が止まらずTRUE ENDと表示されるまでノンストップでした。 兜の緒がどうとか言っている場合じゃなかったです(笑) リリスの泪で双子さんとの関係などは予習していた状態だったので、最後の方に登場された天使さんだったりはよく分かったのですが、終わり方が全方位ハッピーエンドとはやはりならず……リリスさんを探していた双子さんとしてはこれで良かったのかもしれませんが、リラさん的にはどうなんだろう……と考えると、もしかしてまだ何かあるのでは? 全部クリアしたら何か出てくるのでは?と思わずにはいられませんでしたが、やはりあの終わり方であるが故に本作が本作であるのだろうと思いました。 キリリンさんと叶さんがTRUEのその後どうなったのかなども気になりました。 天使さんから「ゆめ忘れるな」と釘は刺されていましたが……。 @ネタバレ終了 とてもよく練られたシナリオで、TRUEはおそらく人の数だけ感じ方があるのではないかと思う、本作が本作であるための秀逸な終わり方でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 本物の私と偽物の私
    本物の私と偽物の私
    大企業の娘として「こうだろう」と周囲から見られて演じ続ける自分とVtuberとしてある自分と…いったいどの自分が『自分』なのかに悩む女の子の心の均衡から始まったはずの物語は後半に行くにつれて様変わりし、プレイヤーもグラグラする物語でした。 眼球を焼くようなゴリゴリに殺すタイプの残酷な描写が苦手な人は、絶対に要注意です。 @ネタバレ開始 「生きている価値がない」と選択肢が出てき始めたあたりで完全に雲行きが怪しくなってきたなと思ったのですが、そこからが怒涛の展開、友人(だと思っている)が先生に轢き殺されて目玉を抉られたり、世界に二人きり状態で最後の授業が始まったり……この世界の謎が少しずつ明かされていく過程がまたゾッとしつつも面白かったです。 最後には精神的に行きつくところまで行きついたらしい私が、目覚めたときに鏡の自分を見て「ほら、私は香澄」と言って終わる姿に「ハッピーエンドではないのは分かるが、本人にとっては納得のハッピーエンドなのかしら…」と遠い月を見ているような気持ちで終えました。 @ネタバレ終了 私たちはSNSや所属する社会的組織などで自分の見せ方を変えますが、それがあまりにも度を超えると現実と幻想の区別もつかなくなり自分というものの輪郭を失ってしまうのかもしれないな……と思いました。 読み応えたっぷりの素敵な作品をありがとうございました!