ティラノゲームフェス2021参加作品
8621 のレビュー-
インビジブル異能を手にしてしまった若者が真実を求めて戦う!主人公は自分の失くした記憶も求めて戦う!青春の葛藤が正面衝突to和解!話がきれいに終わる長編投げっぱなしジャーマン無し!安心して葛藤しようぜたまに死ぬがな!(復帰は容易) 読了まで10時間ほどかかった長編ですが、細部まで行き届いた工夫で物語に引き込まれたまま完走しました。 「とにかく面白かったから話を聞いてくれよ」の気持ちで良かった点を羅列しようと思います。 ・長編を飽きさせない構成だから長編に尻込みしてる人もやってちょうだい エピソードは6つに分かれ、一つのエピソードの中でも場面転換が適度なところで挟まれます。 体感的に言うと20分に一回くらいは区切りポイントがあり、プレイヤーも頭を整理するタイミングになります。 おかげで設定も登場人物も盛りだくさんの長編なのに、読んでいくプレイヤーへの負担は少ないです。 でも終盤まで行くとプレイヤーが前のめりになっているから 「今日のプレイはここまでなんて言っていられないのよ……!」 ってなるんですよ!(ラスト付近めちゃくちゃ夜更かししてしまいました。ギルティ……) ・安心のキャラ設計でとっつきやすい!深掘りもバッチリ 登場人物の初見の印象はアニメやマンガでおなじみの人物造形です。 主人公・如月つぐみはプレーンな普段着キャラ(でも行動力は十二分!)としてプレイヤーに近い立場にいますが、 つぐみが出会う人物たちは (序盤) 「ゆるふわツインテールの一見クール・でもお姉さま(主人公)にはベタベタの天才お嬢様」 「自他ともに認める脳筋男子」 「いつもひょうひょうとしているオカルト研究家」(着流し着用) といった感じで、この「良く知っている味付け」のおかげでキャラクターの特性がスッと頭に入るので混乱しません。 「諸事ダルそうでヘラヘラした目が細い男」はちゃんと期待された通りの立ち回りを見せてくれます。 誰が何と言おうと、これはエンタメで超超大事な所だと思います。 この鉄板の基本を押さえたうえで、「でも実はこんな一面が~」とキャラクターの内面を開示していく展開がとても丁寧なのにスピード感がある!そして皆に強い愛着と魅力を感じてゲームを終えることができる!それがすごい! みんな、目が細い男は期待の立ち回りをした後からまだまだ……(ネタバレしないので見て下さい。目が細い男が好き勢は特に) @ネタバレ開始 キャラクターは皆魅力的ですが、やっぱりつぐみが行動力と優しさと不安を抱えた主人公としてしっかり立っていてイイ!と感じました。 真実に到達するまでの道のりは「えっそうなの!?」の連続で、ダイナミックなストーリーに振り回される喜びを味わいました♡ どんでん返しの連続なのに最後に「た、確かにそうだ」と大納得のストーリーは本当にただただため息です。 あと、美弥子ちゃんの「すごくいい子でちょっとめんどくさい」加減がとてもデリケートに書かれていてよかったです。 普通のいい子(誉め言葉)が学校生活につまずいて、たいへんな事をしでかしてしまうけどそれを受け止めて立ち上がる描写が丁寧で 彼女の物語に一番少年少女成長物語感を覚えました。 彼女がもう少し「(プレイヤーに都合が)いい子」に寄っても、こじらせ暴走異能少女に寄っても作品の空気感がダメになってしまう。 すごく微妙な所でストーリーが成立していて、作品の繊細な所のよすがになっていたと感じました。 @ネタバレ終了 ・BGMもグラフィックもUIもかっこいい たちあげてチャプター選択ぐるぐるしてる時の高揚感がある……プレイまわりも快適! 「快適」以外あんまりコメントできなくて申し訳ないけど、これって大きい。イベントスチルもかっこいい可愛いがいっぱいです。 ・怒涛の終盤 ネタバレできないところだから!気持ちを書くしかありません! ほんとに「こんな感じでしょ」をガンガンに裏切りながら同時に盛り上がる奴だから! やって!(馬鹿っぽい感想しか出なくてすみません) ・ちゃんといい話 もう何も申しません。ココ大事ですよ大事。多くの人とこの読後感を味わいたい……。 大作、堪能いたしました!ありがとうございます!
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常夜の品さがしタイトルbgmの和み安心感が凄いです。背景画像のみのスクリーンショットからシリアスホラー系と勘違いしたのですが感想欄で暖かい作風とコメントが多かったのでプレイさせて頂いた所、タイトルbgmを聴いてほんとだわ…と思いました。 @ネタバレ開始 怪しげな夜店のひとつひとつのお話が怖面白く非常にスリルがあり(ホラー苦手な身として)安心感のある作風でありながら迂闊な行動ができない冷や汗感が新鮮で、そういう隙を見せると危険な世界で何故か助けてくれる存在の謎もあり…気になって最後まで楽しかったです! 特に良いと思った所は夜店の設定が練られていたり、うれんさんの主人公を助ける理由が納得できるものであった事が、世界に命の感じる夏祭り怪奇世界だと感じました。タイトルロゴも素敵です。それからプレイ前は怖そう見えた背景絵もプレイ中は雰囲気にマッチしていて幻想的に見えました。 @ネタバレ終了 仄暗い不思議な夏祭りに迷い込んだ系物語なのでホラーが苦手な方も問題なく楽しめます。まずはタイトルbgmを聴いてみてください笑 素敵な作品を有難うございました。
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新任神様の考える幸福登場する3人の女性とキャッキャウフフできるゲームと思いきや、 予想の斜め上をいく展開の数々にかなり意表を突かれました。 各ルートを見ながら状況が判明していく様が面白かったです。 以前の作品でも感じましたが、ボカロ曲の制作スキルが更に上がったように感じました。 OPとEDで2曲もムービーとともに流れるのでそれだけでもプレイする価値あります! 素人なので詳しくはないのですが、神調教師で間違いないかと! システムも非常に凝っていて、フローチャートがデザインも機能も素晴らしすぎ!! このフローチャートの出来栄えはプレイ経験上トップクラスに素晴らしかったです。 エンド回収がノンストレスどころかより楽しくなりました!最高です。
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Dragon's Friendsど派手な演出の戦闘シーンが印象的な中世ファンタジーものでした。 テンポ良く進行し、結末にもとても意外性があってとても面白かったです。 貪欲に勝利を欲する主人公のシアナがとても健気で可愛かったのと、 今フェス中は特に親よりも声を聴いているちるひさんの熱演が光ってました。 ED曲を筆頭にRPGっぽいBGMの選曲も印象的でした!
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美少年の下僕(?)になりました美少年は確かにとても美少年でしたが、主人公も負けず劣らず美少女でした。 あれだけ可愛かったら超絶シスコンになるのもそれは必然というものです! そしてお兄さんも美少年のお姉ちゃんもみんな揃って美形が過ぎる!! テンポ良くコミカルなストーリーが楽しめましたし、 クリア後の声優さんのトークとおまけシナリオがとても嬉しかったです!
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僕ハ君ヲ永遠ニ愛ス村人と吸血鬼のボーイミーツガールものですが、 状況が状況だけに少しでも選択を間違えると即BADの餌食となります。 シナリオとスクリプトの2人がメインキャラを演じられていて、 エンディングで流れるテーマ曲まで歌っているという珍しい作品でした。 作者自ら作詞・歌唱されているだけあってゲームにピッタリなED曲がとても良かったです!
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心霊スポットスタンプラリー両エンドとも無事に拝見しました。 スタンプカードが導くままに様々な怪談を集めていくシステムが面白かったです。 任〇堂のSwi〇ch、そりゃほしくなりますよね。 @ネタバレ開始 主人公にとって幸せな結末が用意されていて一安心です。 @ネタバレ終了
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夢限のヤミヤミくんの目の色だけがとても色鮮やかで印象的な静かで暗い世界に惹かれてプレイしました。 周回前提の作品とのことで、この部屋はいったいなんなのか、ヤミくんとは何者なのかなどの謎が少しずつ開示されていくタイプかな?と、どっしりと腰を据えてプレイさせていただきましたところ、繰り返しヤミくんに話しかけるうちに辿り着ける真相に、とても切ない気持ちになりました。 @ネタバレ開始 今まで眸以外色のないヤミくんと話していたら、突如色がついている上に外見がどう考えても悪魔な方が現れたときは「カラフル!(意訳:色がついている!)」なんて思ってしまいました。太陽さん、ごめんなさい。 太陽さんが現れるまでに周回→既読スキップしていたら特定の箇所で完全停止してアプリを再度立ち上げてやり直し×3を挟んでいたので「す、進めたー!!」という気持ちもあって、ちょっぴり感動しました。 フォンセくんの本当の幸せを思えば、「一緒に行く」よりも「さようなら」でご両親が迎えに来てくださった時が彼が約束を守り続けた真意に直結するものでもあり、一番幸せな結末だったのでは…とも思うのですが、太陽さんの「人間はどれも髪の色が違うくらいだと思っていたのに、いつの間にか我が子のように愛しくなっていた。フォンセ(くん)を幸せにできたのか。」という感じのフォンセくんに対してとてもやさしい気持ちを抱いているのも見捨てがたく、全方向が幸せになれる形がほしかったと、ハピエン脳では歯ぎしりしたい気持ちに…! 物語の背景にある「魂を狙われていた、脅威が過ぎ去るまでは迎えに来られない」という部分が気になりすぎて、もっと知りたいと思いました。 @ネタバレ終了 周回前提でのお話ということもあって、色々と仕掛けが大変面白かったです。 記事で少し読みましたが、周回が前提だからこそ色々とご苦労もあって削られた機能などもあったとのこと、制作本当にお疲れ様でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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迷惑ユーザー成敗迷惑なユーザーさんのイラッとするフルボイス(褒めています)が成敗待ったなしに拍車をかけてくれる、タイミングを合わせてボッコボコにするゲームでした。 成敗成功時になぜか画面に向かってぶつかってくるので「こっちに来るなー!!」という言葉が浮かんでしまいました。 タイミング合わせが成功し、梅干しを食べたときの口みたいに顔面にめり込んだ時は思わず笑いました……。 難易度がやさしく、タイミング合わせなどが苦手な人でも十分にクリアできて楽しめるスタイルになっていたのがよかったです。 @ネタバレ開始 エンドロールの無限百叩きを見るために成敗し続けたと言っても過言でないくらい、本当にコミュ障まみれでした……。 3人ともが3人とも相当こじらせていて「うわぁ…」となりました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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怪異幻妖見聞録 小噺 食べ物ウプヌシーさんが霊媒体質なのか、度々ノンフィクションで奇妙な体験をしておられることは存じ上げつつ、そろそろリアル世●も奇●な物語なのではないかと思い始めました。 ファミレスでもラーメン屋でも、どちらでも「なぜそんなことが」という感想しか出てこないようなとても奇妙なお話でした。 @ネタバレ開始 ファミレスで様子のおかしい友人じゃなかった人の首がしゅぽーんと飛んだ時は「いやいやいやいや、ウプヌシーさん見えないんですか? 小さいおじさんたちは見えたのにこっちは見えてないんですか? これ、結構衝撃的な絵面だと思うんですけれど! ウプヌシーさん、平然としすぎてて怖い!」とツッコミを入れました。 ラーメンの話でもどう考えてもよくない異界だ…と、街角のカフェならぬ街角の異界にスススス~とナチュラルに遭遇してしまうウプヌシーさんがやはりすごいなぁと思うのと当時に、よくぞそこで食べようと食欲が湧きますね…ともう感心なのかさえ分からない感情を抱きました(笑) @ネタバレ終了 タイトルからは「ホラーかな?」という雰囲気が出ていますが、ホラー要素はほぼない「不思議な話」なので、ホラーが苦手な人にもプレイしてほしい作品です。 素敵な作品をありがとうございました!
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神と似て非なる少女一週間少女を預かってほしいと胡散臭い友人に言われ預かることにした主人公の前に現れたのは「ウロボロス」と呼ばれる少女。この少女にお注射する? それともしない?など、物語の先やエンドによる差異が気になって、複数のエンドを頑張って回収しようと奮戦させていただきました。 @ネタバレ開始 香苗さんは角だけ生えた段階が一番かわいかったです……打ちすぎると画面からかわいい女の子が消えて「なんだこのクリーチャーは」としか思えない香苗さんが映ってショックでした…くすん…。 初回は「何が何でも打たん!! 打たなくて悲惨な結末を迎えるにしても、とにかく打たんぞ!」と打たないまま進めて、変化を角だけで終えたので、周回で「腕が!! 今度は体から何か生えてきた!!」と注射打つごとに「香苗さんの原型が!!」と香苗さんの姿がどんどん大変なことになっていくので、先にこっちの全部打つほうを見ておけばよかったかもと思いました……。 5種類のエンドはどれも大団円ハッピーエンドとはなりませんが、個人的には主人公がウロボロス細胞を使用して半年間の猶予を得たエンドが、半年間の期限に間に合えばHappyに近いのかな…とも思いつつ 完全に神となり、すべてを滅ぼすエンドも、いつか目覚める日まで眠り続けるエンドも、ある意味ではハッピーなのかな?とも感じました。 @ネタバレ終了 ハッピーエンドのカタチは色々でOK、ヘビーなお話好き!!という方にオススメです。 素敵な作品をありがとうございました!
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夏が過ぎてもきみを…かわいい女の子の世界で起きている石碑がもたらす厄災を解決するため、いざ主人公の謎解きが始まる! 出会いは突然、でも「私の世界を救ってほしい」と頼まれたら断れないやさしい主人公が辿り着くのは―――。 終盤で突如として起きる大逆転に衝撃を受ける物語でした。 謎解きもありますが、いずれも難易度がやさしく、謎解き初心者さんにもオススメです! ネタバレは絶対にNGとのことなので、多くは語れませんが、タイトル画面どちらの女の子もかわいい! これは間違いないです! 素敵な作品をありがとうございました!
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交響曲第十番「融合」ダウンロードしたフォルダを解凍して中身を見て「Read Me Family 第七番「一族」かな?」と思うほどのリドミ家族の多さにビックリしました(笑) しっかり正解して読ませていただきましたので、プレイさせていただきます! 上質な小説を読んでいるような、それも文庫本などではなく、しっかり装丁された単行本の本に触れているような肌触りのする物語でした。 人類が歩んできた道はすべて次世代に命を繋ぐことで存在してきたものだと思うのですが、他者との交流と融合がなければ生まれてこなかった人類のすべての歴史を想起させる、まさに「人間讃歌」の物語でした。 思い起こせば、そもそも地球の位置が今の位置にあることそのものが奇跡であり、そこから生命が生まれたことも奇跡だったのよね…と思いました。 本作はただ自然のままに上から落ちて下へと流れる雨粒のように自分が感じた感覚をそのまま大切にして、あえて言語化させずに自分の中で昇華させるに留めて終わらせるのも一つの在り方だと思う壮大な作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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リュクとポチカの箱庭ミニエスケープかわいいリュクさんとポチカさんが脱出するために、おやつをモグモグ・楽しくおしゃべりしながら鍵を探していくシンプルかわいい脱出ゲームです。 初回で奇跡的にトゥルーエンドに行けました。 やっぱり手元でリアルメモをとっていたのが功を奏しました…これは絶対に何かあると信じてた(笑) @ネタバレ開始 序盤は体力がないので「何もないわね…」が連続で3回続いたときは、一瞬ゲームオーバーになるかなと思いましたが起死回生の偉大なるプリンのおかげで首の皮一枚を繋ぎ、その後は奇跡的にトントンと進めて良かったです。 二人にはずっと二人で遊んでもらっていたので、最後も仲良く脱出してそのまま二人で自給自足の生活となりました。 途中で某日記を見ていたので、リュクとポチカさんってそういう子たちだったの!?と驚きつつ、売買の現場を見てしまい「一秒でも早く脱出しなければ!」という危機感とセーブ機能オフ状態の緊張感はスリルがありました。 オマケの二人がいかにお互いが好きかというチョコレートよりも甘いシナリオなども堪能させていただきました。 普段「好き」と返してくれない・あまり言ってくれないポチカさんが「好き」とダイレクトなメッセージをリュクくんに投げたときは特別可愛かったです! まだ全エンドは未到達&おやつが冷蔵庫にコンプリートできていないので、もう少し頑張ろうと思います! @ネタバレ終了 リュクとポチカさんは先に別のゲームでお会いしていたので「あ、二人ともお久しぶり!」という感じで、また二人に会えて嬉しかったです。 素敵な作品をありがとうございました!
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マッチングアプリで出会い厨してみたマッチングアプリしたことのないチキンがマッチングアプリしてみたよ☆(語弊) どんな女の子と仲良くなれるかなー♪わーい……わーい? あっ、これ一番初めから噂のホラールート選んでしまったやつですか!? アッ―――!! ……という、その子だけで2度の「マッチングしたら人生色々な意味で変わってまった…」を体験しつつ、本命はリアルに出会える佐々木さん!! 佐々木さんと仲良くなりたいお茶行きたい趣味の話したい遊びに行きたいと、頭の中は佐々木さん一色でした。 @ネタバレ開始 主人公の性格にちょいちょい不安を抱えつつ、先に他の子のエンディングを迎えておいての念願の佐々木さんルートを迎えました。 佐々木さん、やはり可愛いかったです!! 佐々木さんはマジ天使。 他のマッチングアプリで会えた女の子たちも、どの子もリアルなところがあって良かったです。 個人的には佐々木さんと別世界線のMさんのエンドだと主人公も幸せなのでよかったのかな…と思いつつ。 初回プレイでサヤカさんのルートから入ってしまった時に、マッチングアプリの現実を見たので、やっぱりマッチングアプリは簡単に手を出さないでおこうと心に誓いました。 エテルノ・ワチャーン☆ @ネタバレ終了 マッチングアプリで女の子と仲良くなるぞー☆などと夢を見ていると、それ以外にも色々あるということを体験できました…現実でもナチュラルにありえそうな展開が盛りだくさんで、面白い&勉強になりました。 素敵な作品をありがとうございました!
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四次元堂奇譚 二冊目 時戻りの時計~愛と執着雰囲気も好きだし、導入のBGMにも気持ちが惹かれプレイしました。 何かが始まるワクワク感満載で、 始まってみるとどうなっていくのかハラハラしました。 セリフの伏線を全部回収し、 おおおおっ!と感嘆しながら読み続けました。 ハッピーエンドになるのかどうか不安になりながらも選択したら、 無事に安堵の結末になってくれて、 幸せな気分です。 ・・・が、どうやらもう一つの選択の方は・・・ 選択は怖いですね。 時と人生がかかっている選択は特に。 素敵な作品を作ってくださり、 本当にありがとうございました♪ ショーコさん、サバサバしててイカす姐御です〜♪
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暗がりビオトープ過ぎ去った1990年代の雰囲気や、 人の温もりを感じるノスタルジックなドラマでした。 前作ヤドカリをプレイした時から 作者様の読みやすい文体や展開の速度に 惹かれているのですが、今作も健在ですね。 画面の色遣いや選曲にもセンスを感じます。 登場人物たちはシルエットで表されますが 成長に合わせて変化したり動きがあったりと、 とにかく丁寧に作られた印象を受けました。 @ネタバレ開始 個人的にユーキちゃんのサクラバさんへの感情を はっきりとは明示しない終わり方、 すぐに恋愛に結び付けない描写が好きでした! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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ウソからはじまる物語4月1日、ウソの花ほころぶ物語(フィクション) そんなイメージでファンアートを描かせていただきました。どこかお目に留まるような箇所がありましたら幸いです。 @ネタバレ開始 先にこちらのゲームへ感想をいただいたとき、物書きさんかな? と感じる文章でしたが、本当に作家さんでしたね。納得です。 あとがきもふくめて、概要欄に描いていらっしゃったとおり、ちょうど1.5時間くらいで読み終わりました。 「read me」もひらがなで書いていらっしゃいましたし、明朝体も音楽も、とても馴染みのある落ち着いた場所に来たみたいで、ゆったりとした心地良い読了感でした。 どの物語から読む? と訊ねられると、最初から、上からを選びがちなのは、性格が出るのでしょうか。最初から、はじめから、順を追って少しずつ、ひとつずつ。 かなり感覚的で伝わるかどうかわかりませんが、空間(奥行き)を感じる物語でした。一人称ではあるけれども、語る人物の少し右後ろに視点のあるような。そのせいもあって、爽やかで落ち着いた読了感を覚えるのかもしれません。 私はこういった視点での書き口が好きなので、他の作品も読みたいと感じました。 @ネタバレ終了 わたしたちはウソを吐くなと教えられるけれども、物語(フィクション、虚構)は人の心を安らげ、ときには距離と距離を大切なものへ変換し、真実に気づかせる役割がある。そういったことを想起します。 素敵なおはなしをありがとうございます。またいつか、あなたの物語にお会いできることを楽しみにしています。
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送別会話は唐突に終わります。ですが、話が終わったとき、このあとの展開を勝手に深読みしてしまう自分がおり、非常に肝が冷えました。 会話形式でサクサクと進むストーリーですが… @ネタバレ開始 話の途中から常識の通じない相手に対して、危機感を感じてしまいすごく怖かったです。 しかも、設定からして主人公は相手と密室にいます。相手は退学処分され、送別会には一人しかこず、自暴自棄になっている可能性もあるのです。
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電気をください!デンキちゃん、しさくきさんのために電気を探して駆け回り、賢かったり、たくましかったり、行動力のある色々な面が見られて楽しかったです。 @ネタバレ開始 肉まんも好きだけど、しさくきさんの名前の意味が解るエンドも真相が垣間見えてよかったです。 一緒に住めて良かったねw なぜ接触NGだったのかは解りませんが……。しさくきさんの無事を願います。 @ネタバレ終了