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35386 のレビュー-
私を見て可愛いネコ(?)達のお話を聞く作品。 どちらのエンドも見て、プレイ後に「ああ、私を見てってそういうことか……」となりました。 冒頭の意味深なナレーション(声ありで驚きました!)も、エンドを見た後に考えるとゾッとするものがあります。 @ネタバレ開始 どちらの選択肢を選んでも結果がかわらず、しょせん自分は空気のように扱われて、目の前で仲の良い様を見せつけられる……自分は必要なのか悲しくなってしまう内容で、怖さもありました。 @ネタバレ終了 日常に潜んでいそうな怖さが演出された作品だと思いました。 ありがとうございます。
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gniledomeR emaGお誕生日をお祝いするお母さんとみぃくんとの一日をほのぼのと、そして欝々と描いた作品です。 作品概要やタグの不穏さから薄々わかってはいたものの、 予想を上回る鬱な展開にメンタルが削られました…。 思っていた以上にキツイお話です。 @ネタバレ開始 どんどんエラー発生し壊れていくゲーム画面と共に、 明らかになっていく真実が哀しすぎました。 永遠に続く苦しみを昇華させるにはあの方法しかなかったのかもしれませんね。 私も命は命でしか償えないという考えの持ち主のため、 少し気持ちがわかるような気がしてしまいました。 それでみぃくんがうかばれるわけではないだろうに、 お母さんはもうそうすることでしか自分を保てなかったのかも? と想像すると、とてもやるせなかったです。 …と普通に本編をプレイした後は思っていたのですが、 隠し要素の存在を知り追記しています。 うーん、こちらを読むとまた色々と見方が違ってきますね。 このお話のすべてが彼女の願望だったということでしょうか。難しいです。 でも「みぃくん」なのになぜ発見されたのが「彼女」? と思っていた部分が判明してスッキリしました。 私は作者さまのツイッターで隠し要素について知りましたが、 知らない方が多そう(気付くことはほぼ無理と思いますし)なので、 作品概要に書かれてはいかがかな?と思いました。 作者さま、よろしくご検討ください。 @ネタバレ終了 読み終えた後、タイトルの意味を考えたり結末のその後を推察したりと、 色々考え込んでしまうお話でした。 また内容に加え様々なホラー演出の相乗効果もあり、心底怖かったです! 芯から冷えていくような、真のホラーを見た気がしました。 とても凄い作品でした。ありがとうございました!
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桜影に揺蕩う神作すぎます。 何回プレイしてもラストで号泣してしまいます…。 ありがとうございます!ずっと大好きです、、、!
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オモイデオンラインゲームの中でVR体験という設定が斬新でした! しかも、その場所は廃校になった小学校。 電脳世界で一つずつ消えていく思い出の場所・・・のシーンが 印象的でした。 軽快なピアノやムーディーなサックスを効かせたジャズのBGMが ストーリーを読ませる推進力になり、どんどん引き込まれていきました。 1990年代のサイバーパンクの香りと、 現在(2021年)を「過去」として描く未来の浮遊感と 廃校になった小学校という郷愁あふれる世界とか綯い交ぜになって ほろ苦いラストとともに、痛みと切なさとほの酸っぱい甘ささえ思わせる 不思議な読後感でした。 素敵な作品を作ってくださり、 ありがとうございました!
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さよならをセカイにこれは……切ないです。切ない。自分の小学校時代を思い出しました。 好きな子と一緒に帰る時、恥ずかしさよりも嬉しさのほうが勝るあの感じ……懐かしいです。 大人になったらなんでもないようなことで、なんだか気まずくなってしまう……分かります。 純粋で、それでいてもどかしい感じが、なんとも小学生らしい、淡い恋物語です。 @ネタバレ開始 でも私は思ってたんです。 これはフィクション。1度距離が離れるのは演出で、成長したら運命の再開を果たすだろうって。 確かに再開は果たしました。でも……そこにあったのは、変わらぬもどかしさと、切なさでした。 初恋は実らないものといいますが、本当にリアルです。 だからこそ、胸うたれるものがあります。 最後(最初)のシーンは、なんとも言えない究極の切なさにおそわれました。 キーホールダーのこと、最後まで言えなかったね。 だけど、もうそれは二人にとっては言っても言わなくても変わらないような、些細なことになってしまったんだね。 そう思うと、胸がぎゅーっと締め付けられます。 @ネタバレ終了 きっとこれからも夏樹くんは、彼女のことをたまに夢に見ながら生きていくんだろうなあと思いました。 素敵な作品をありがとうございました。
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私を人間にしてくださいフルボイスでかわいい悪魔と対話! それなのに、最初はすぐに死んでしまい、 あの手この手で生き延びました。 面白くて8エンドくらいしたのですが、 Macのせいか(M1チップ搭載のせいか)、ブラウザ・ゲームではバッジがいただけませんでした・・・ それだけが残念です。 面白可愛くちょっと怖い、素敵な作品を作ってくださり、 ありがとうございました!
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リリスの泪とても印象的な紹介画像に魅かれてプレイ開始。 そして、驚きました。神話ですね、これは。短いながらも壮大な話なので、とても色々と想像させられます。 しかも、作中の画像が綺麗で、、。なんでこんな綺麗な絵が描けるんだろう、、。 作者様が、この作品がどれだけヤバイかプレイすれば分かるとツイートしてましたが、本当にヤバかったです! 個人でもこういう神話みたいな話が書けるんだ!と勉強になりましたし、綺麗な画像をみて、とても幸せな気持ちになりました。
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黒い獣と契約の夜とある事件により全てを失ってしまった主人公が、人の寄り付かない屋敷に辿り着き、そこで天使のクロと悪魔のシロと出会ったことから始まるホラーファンタジーです。3時間ほどで全エンドを回収することができました。 バッドエンドの数が非常に多く、出だしから衝撃を受けてしまいました。最初は自力で頑張りましたが、3日目あたりの判定ですっかり迷ってしまい、そこからは攻略サイトを参照しました。 シナリオの面白さ・魅力的なキャラクターはもちろん、イラストも非常に綺麗でした。特に立ち絵のクロは怖い絵本に出てくるキャラみたいな、そんな可愛らしさと怖さが一緒に出ている感じがありました。 @ネタバレ開始 最初は死にゲーなのかなと思っていましたが、シナリオが進むにつれ彼らの織りなすストーリーにも夢中になりました。個人的にはクロが好きです。嫉妬とか独占欲とか、そんな欲望を剥き出しにしているところに魅力を感じました(天使ではありますが、実に人間的な部分も多いんですよね)。あと、自分と同じ立ち位置にいる者が、自分より酷い目に遭っているから安心できるという防衛本能も特に印象に残りました。 もちろんシロも魅力的でした。見た目と相まって最初は悪魔という印象は薄かったですが、彼のルートの終盤では「まさに悪魔」と感じさせるような思考を出していて、この辺りは印象的でした。 トゥルーの展開は衝撃的でしたが、どちらも安らかな内容で、綺麗なイラストと相まって個人的には終わりにふさわしい内容だと感じました。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。素敵な作品をありがとうございました!
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止水 -しすい-幼馴染の巫女ヒロイン&好みの絵柄で、ずっとプレイするのを楽しみにしておりました。王道の純愛物(サービスカットあり)で大変好みでした! 美しいグラフィックに和風のUI、魅力的なキャラクター達(ボイスもぴったり)、コメディパートと切なく儚い恋物語パートとでがっつり抑揚のついたシナリオなど、大変クオリティが高い作品だと思いました。(こなみかん) 止水ちゃんがもう可愛くて可愛くて…!「萌え」の王道をひた走っている感じが「ありがとうございます!」と思わず拝みたくなります。 貧乏って言ってたけどおっぱいにしっかり栄養が…!(←おい自分、思考がイワくん並だぞ。) 私服の差分も豊富だし、ちっちゃい頃の止水ちゃんも可愛かったです。 止水ちゃん…すごくいい子に育って、つかささんも男手ひとつで止水ちゃんのことをすごく大事に育てていたんだろうな。(ストーリー途中は気が動転して暴走してしまいましたが…。) 止水ちゃんはもちろん姉御肌で実はお嬢様なまひらちゃん(ギャップ萌え。必殺技持ち。) お調子者でいじられキャラのイワくん(まひらちゃんと幼馴染。まひらちゃんと幼馴染。←大事なことなので二回言いました。) たまに毒舌になるイケメン瑞樹くん(バッサリ言い放つ時のボイスが笑いを誘って好き。) そして主人公の了くん。みんな大好きです! コメディパートはギャグセンスがキレッキレでした。王様ゲームの時とか超笑いました! ふたりっきりのパートでは、了くんも止水ちゃんも子供のころからずっとお互いを想い続けていて大好きだったのがひしひし伝わってくるだけに、互いを想って気持ちを押し殺していたのがとても切なかったです。 @ネタバレ開始 止水ちゃんが命がけで病院を抜け出して了くんのために神楽を舞うシーンと、了くんが抑え込んでいた真っすぐな気持ちを止水ちゃんに伝えた熱い告白シーンがすごく好きでした。 止水ちゃん頑張ったね!了くんカッコ良かったぞ! @ネタバレ終了 了くんの涙があふれた時に画面がぼやけたり @ネタバレ開始 止水ちゃんのいない世界を想像した了くんがどんどん病んでいく時に画面に色が無くなったりと @ネタバレ終了 主人公の視点から見える世界の演出がとても凝っていて、声優さん達の声もキャラクター達にぴったりで、ストーリーへの没入感も抜群でした! 最後にエンディング、三種類とも見せていただきました。 大吉エンドでは @ネタバレ開始 EDでびっくりした後、第十一章こと後日談!子供の頃の神様へのお祈りの言葉が全ての付箋になっていたとは…すごい!そしてタイトル画面が変わった! @ネタバレ終了 大吉エンドも良かったですが、切なくも美しい中吉エンドも好みでした。 素敵な作品をありがとうございました!
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竹取物語
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ヤドカリ登場人物らの穏やかな日常のシーンから始まり、シリアスなシーンへと移ったので「平穏な学園生活が終わっちまった」と思った矢先に、ヒロイン同士の熱い戦いが繰り広げられたりと序盤から心を揺さぶられる展開のオンパレードでした。 ラブコメとシリアスの塩梅が絶妙だったのと、簡潔で読みやすい文章というのもあって、一気に最後までプレイする事が出来ました。 タイトルになっている『ヤドカリ』のと登場人物らの設定や言動を照らし合わせ、考察しながら読み進めていくのが非常に面白かったです。素敵なゲームをありがとうございました。
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じごくのインターネッツネットがらみで起こる怪異、暴走が恐ろしかったり面白かったり。不思議と起こり得そうな感覚もあって好きです! オカルトでありながら軽快なやりとりやキュートなイラスト、演出、BGM、フォントetc……好き! そしてラストのエンディング分岐もたまりません! 怖さもありながら楽しくてかわいい作品、ありがとうございました(*´ω`*)
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ノアの審判前情報で「面白い」とは伺っていたのですが ミステリー、推理大好きなのでもう本当に・・・ めちゃくちゃに面白かったです! トイレ以外席立たなかったんじゃないかなって ぐらいに、1日中プレイしてました。笑 0章と1章なのにもんのすごいボリューム。 なのに、ずっとハイクオリティで遊べるので これ・・・フリーで良いんですか?って レベルで感動してます。 推理も自分の頭で推理出来る難易度なので 終始楽しめました。 @ネタバレ開始 最後に証拠品、ズバッと突きつけた時はめちゃ 気持ちよかったです。笑 犯人さんの残した台詞も気になるし、 ダニエルの素顔も気になるし、 2の部屋の中の人も気になるし・・・で もう続きめっっちゃ読みたいです!!!! @ネタバレ終了 個人的には、のらりくらりして若干スケベな ダニエルと、クイーンが好きです! アップデートで2章追加され次第、舞い戻ってきます!! 末永くお待ちしております!! 素敵な作品を有難うございました!
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君と話したいゲームならではのギミックと言いますか、素晴らしいアイディアでできたゲームです。このゲームはクリアしてからが本番の二度美味しいゲームでした。 @ネタバレ開始 心理テストと称して主人公を誘いに来る本編の彼女ももちろんかわいいのですが、チュートリアルちゃんとのルートがあるとは……!! 生成されたシステムセーブデータ類を捨てる日が来るとは思いませんでした。 チュートリアルを何度も何度も選んだら出てきました、チュートリアルちゃんのセリフ…! チュートリアルって初めから飛ばされたり、読んでも一度きりが多い中、健気にも待っていたこちらこそ本当のヒロインなのでは?と思いました。 作品の紹介ページにも「〜記憶を消してでも、君と話したい〜」とありましたので、こちらが真のヒロインなのかなと。 ノーヒントでしたが答えは既に示されていたので、入力する言葉はボックスが出たときには分かっている状態でした。 とても面白い仕掛けでした。 @ネタバレ終了 アイディアが素晴らしすぎる素敵なゲームでした。 ありがとうございました!
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オモイデオンラインVRの「オモイデオンライン」という仮想の小学校で、叶わなかった学生時代の思い出を再構築していくお話でした。 仮想空間で再会した幾田くんと綾瀬さんの短くも甘酸っぱい思い出作りが、 主人公達でなく第三者の視点から淡々と綴られていきます。 第三者目線で描かれることで「主人公達を俯瞰で見ているような感覚」を覚え、 より一層仮想空間らしさが出ているように感じました。 また主人公達のキャラや背景が3Dなところも、 VRの仮想空間をモチーフにした作風とマッチしていると思います。 @ネタバレ開始 そんな仮想空間が舞台ですが、お話はとても現実味がありました。 サービス終了に伴ってだんだんと思い出の場所が壊れていく様は、 特にリアリティがあり切なかったです。 オンライン上にすら思い出を残しておけないという展開に、 現実の厳しさを突き付けられた気がしました。 そして二人の結末!まさかの展開で驚きました。 てっきり再会してそこから恋が始まるのかと思っていたのですが、 現実はそう甘くなかったですね…。いい意味で裏切られました。 女性のほうが現実と非現実の切り替えがスパッとできるものなのかも? そういえばオモイデオンラインをどうにか残そうと画策したのも幾田くんのほうでしたし、 仮想空間と現実の境目が曖昧になってしまっていたのかもしれませんね。 現実に引き戻された幾田くんを少し気の毒に思いましたが、 最後には美しく輝く思い出たちを胸に新たな一歩を踏み出せたようで良かったです。 ほろ苦さの中にも、前向きな光を感じる爽やかな終幕でした。 @ネタバレ終了 VRや仮想空間という先進的な世界が舞台ですが、 お話としてはむしろ郷愁にあふれ、 自分の思い出をも掘り起こしてくれるような物語だと思います。 色々と過去を振り返り浸ってしまいました…。 現実味がありながらもどこか温かな、ステキな作品でした。 ありがとうございました!
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高対称のi「二次元のシンプレティックは、まさに俺なんだからよ」……しっ、痺れるーーーっっっ!!!!! 高換°という表記が既に胸をくすぐるハートウォーミングすぎる数学の世界……さんかく先輩がカッコ良すぎではないですか! 生粋の60度……間違えました、生粋の兄貴肌で仲間思いでやさしいとかパーフェクトすぎる60度です! 冒頭からテンション高めで失礼しました。 とても楽しく本作をプレイさせていただきました。 なんてったってSO(2)の対称性、証明がワイルド、トガった生き方……などなど、この作品ならではの表現がとても面白かったです。 攻略対象が図形ですがしっかり乙女ゲームでしたし、数学用語&知識がたくさん出てきますがスラスラと読めました。 社会に出てからはこの知識たちと触れ合う機会もあまりないので、少し懐かしく思うとともに大変新鮮でした。 数学にしかない独特の雰囲気に満ち溢れていて、プレイ中は今までにゲームでは経験したことのないこの雰囲気にどっぷりと浸からせていただきました。 @ネタバレ開始 主人公さんが自分が誰であるのかについて、タイトルで全力のネタバレをしていたので「大丈夫かな?」と思っていましたが、杞憂でした。寂しそうにしていたので、杞憂に終わって本当に良かったです。 特に好きなシーンが、さんかく先輩の「見えるもんが全てだと思ってちゃ、デカルト座標しか見えないぜ」という言葉からの一連の元気づけでした。 複素数平面がここで出てくるとは……さすが数学の乙女ゲーム!!と思いました。 ガウス平面というとてもカッコイイ呼び方が実は大好きだったりします。 ○、□くんのルートでも主人公の居場所を数学的に教えてくれる展開が素敵です。 (□くんは特に四字熟語にも詳しくなれるので、数学とともに国語の勉強までできました…!) @ネタバレ終了 これは数学好きにはたまらない作品だなーと思いました。 数学苦手な方だと出てくる単語だけで「うっ!頭がっ…!」となるかもしれませんが、とても面白いので苦手な人にも楽しんだもらえたらなぁと思う、とても素敵な作品でした。 ありがとうございました!
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ときめきスパッツァー初見からポップで可愛らしいイラストとスパッツが印象的な作品でした。 プレイ前にう〇こネタが多めと聞いてもいたのですが、 想像の10倍くらいはう〇こを中心とした下ネタ祭りで驚きました。 が、コロコロ(う〇こネタではない)くらいの下ネタなのでスッキリ爽やかです! ギャグとお色気とハートフルラブストーリーが楽しめました!! 以下個別ルートの感想です!!! @ネタバレ開始 くるみルートは絵に描いたような幼馴染との物語!誰も間に入れないほどの関係ってメッチャ憧れます。熟年夫婦並のツーカーっぷりなのに異性としての関係は進展せずにやきもきしましたが、最後は自然で気取らない感じでくっついたので末永く爆発しろと思わざるを得ませんでした。くるみのスパッツは破壊力が尋常じゃなく、知ってか知らずか挑発してくるので煩悩を押さえるのに必死でした。自分は相当歴の長いブルマ派戦士なのですが、この年になって新しい性癖に目覚めそうです!どうしてくれるんですか!! 310ルートは絵に描いたようなロボットとの物語!メルタの存在が本ルートの真骨頂だと思います。主人公のあだ名のエスカレートっぷりが相当にツボでした。いや、かなり序盤でもう原型なかったよ!前述の通りブルマ派なので、BADエンドではこれもこれで一興だぜ、ぐふふとよからぬ感情を抱いてしまいました。博士!私も耐久試験を手伝いたいであります!フリー素材のパワーも見せつけられました。 ペスカルートは宇宙人というあまり見ない設定でしたが、全身ペインティングがマニアの間で流行っていると聞いたことがあるので地下アイドルとしてはアリかも!?なんて思いました。ペスカの性格が謙虚で控えめかつ優しくて元気という絶妙なバランスでなんて良い子なんだ!となりました。壮大な展開も良かったです。 @ネタバレ終了 全ルート通じて胸糞即BADルートが搭載されていますが、こちらは是非見ることをお勧めです! そこまでの鬱展開はなくギャグやお色気が楽しめるので必見です! 戦闘シーンも全ルートあってどれも楽しめました。特に310ルート。 明るく爽やかな下ネタと爽やかなストーリー、綺麗なイラストが楽しめるゲームでした!
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ワイの名は。カスゲーと銘打たれていますが、個人的には(良い意味で)カオスゲーでした。何もストーリーが思いつかないんやーと唐突に始まったような終わったようなストーリーを進めると、なぜか教室について詳しくなりました……フリゲ界隈では親の顔より見た背景ではありますが、そういう造りなのねーと思いました。 特に採光率のくだりは「へー」と思いました。 ストーリーがないと言いながら豪華にもボイスがしっかりフルで入っていて、ちょいちょい入るその甘噛み感にちょっとだけクスリと笑いました。 作者様による全部俺ボイスがじわじわくるゲームは、唯一無二だと思います(笑) 次回作に向けてストーリーがたくさん思い浮かぶよう応援しています。 とても勢いのある作品でした、ありがとうございました!
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時計のある部屋一問のみの謎解きゲームです。部屋にあるものを調べて謎を解いてドアを開けようというシンプルなゲームで、難易度も(個人的な体感では)かなり簡単な部類に入るため、サクッと解けました。 @ネタバレ開始 椅子を見た時点で何をすればいいのか瞬間的に分かったので、先にプレイしていた「wanted」に比べて、本当にやさしい問題でした。 脳をちょっと緩ませたいときに最適な問題でした。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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オモイデオンラインメチャクチャに切ないお話でした。 「さよならをセカイに」もそうですが、3Dと切ないお話は相性が良いのかも!? ゲーム内容ともピッタリな3Dのキャラクターが印象的ですが、背景ワークも見事でした。 終盤の画面の特殊効果のシーンのなど、とても臨場感がありました。 テキストだけでなく画面で表現されると印象が強まります。 テキストは情景描写の装飾が少なくシンプルなのが印象的です。 淡々と書かれるからこそ深く染みるなぁ、という気持ちになりました。 伏線回収とプレイした場面の回想の挿入がとてもお見事でした。 そして、ラストシーンでは思わず脱魂してしまいました。 @ネタバレ開始 幾田!バカ!綾瀬の連絡先を聞け!何をもたもたやってるんだ!! お前は山本に直撃だろ!!二次会に誘うなりデートに誘うなりしろこのボケ!! と妙にエキサイティングしていたら3年が経過したので頭を抱えてしまいました。 まずい!3年はまずいよ!でも不安とともに一縷の望みを抱いてラストシーンに突入。 作者のサドーーー!!!!と叫ばずにはいられないエンディングでした。 でも、これって圧倒的にリアルですよね。やっぱり~!という。 片想いの相手や付き合ってた彼女が結婚してたり、子どもができてたり、それが人生っす。 正直なところこれはこれでハッピーというほど私は大人にはなり切れませんが、 読後感はバッドという印象ではなくなんだかしんみりしました。 幾田!!まだまだ30代だからこれから頑張るんだ!!という気持ちにはなれました。 @ネタバレ終了 熱くなってしまいましたが、とても印象深い作品でした。