コメント一覧
62853 のレビュー-
俺とお前のお葬式余命わずかな主人公が老猫と最後の日々を過ごすノベル。 小さな島に移住してから育まれる住民との温かなやり取り、 猫のミチクサとの微笑ましい様子が日記によって描かれています。 短いながらも、心にグッとくる感動する話でした。 こんな晩年だったら、決して悪くはない。むしろ羨ましいほど。 温かくて切ないノベル、ありがとうございます。
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眠れない夜眠れない夜にどう過ごすか。優しい日常ノベルゲーム。 上手く寝付けない時って、確かにこんな気分になるなぁと思いました。 朝まで寝れなかった時のじれったさや、その時にどう対処するかの方法には納得です(スマホやPCは眠れなくなりますよね、私もついついやりがち)。 私的には最近は読書して、すぅーと眠りに落ちることが多いかな。 優しいノベルありがとうございます。
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HackU天才鬼才勢ぞろいの作品です。いわゆる「ポスドク問題」などについては大筋を押さえているつもりなのですが、若手研究者の置かれる描写や状況にとてもリアリティを感じました。そのため序盤から興味を惹かれました。 出てくる人間がみな癖があり(人名も変わってます)、語られている内容も難解でどの程度理解できたかは分からないのですが、凡人からするとやはり天才たちの物語は物珍しくかつ興味深く感じられました。
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ウミガメのスープに劇薬を不穏な概要文を読んで期待していた通りの作品でした。このなんだか気付けば足元にぽっかりと穴が開いていて足場がなくなっている、みたいな展開は大好物なので非常に楽しめました。 また、「水平思考ゲームをするゲームではない」との注釈がありますが、個人的には十分に水平思考ゲームそのものも楽しめたという感覚です。水平思考ゲームを遊びつつ、本筋のシナリオが展開していくホラー系ノベル、といった感じでしょうか。面白かったです。
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意味がわかると怖い30秒怪談起動直後のタイトル画面からして動画組み込みがカッコ良い本作。30秒で完結する意味が分かると怖いショートホラーを10本収録していますが、いずれもナレーションに合わせて動画やアニメーションがふんだんに用いられていて本編も映像表現が凄いです。出題⇒解決とテンポ良く進んでいきますし、1エピソードが短めなのでスキマ時間のプレイにもおススメです。サクサク遊べて面白かったです。
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Moral序盤の選択肢でその後の内容が大きく変わるのですが、どちらもビックリするくらい極端!やっぱり人間ほどほどが一番だよなぁと改めて思うのでした。ちなみにエンドロール流れる前の動画がメッチャカッコ良いので必見です。その後の演出もお洒落です。
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savonバチャフェスで素敵なブースを見かけたのをきっかけに遊ばせていただきました! 開始直後から演出がスゴすぎてワクワク感爆上がりでしたw @ネタバレ開始 ミズキ君めっちゃくちゃ健気……! お風呂の知識、たくさん調べて丁寧に用意してくれたのですね〜素敵〜!! お風呂用のぬいぐるみ気になるー! 俄然欲しくなってしまいました そして気になってたうどん!!! まさかのお風呂の中で食べるのですね?? とっても面白い文化だ……! すっごく穏やかに尽くしてくれるけど、なんだが言葉の節々が切羽詰まっていそうにも見えて…… 主人公は生きているのだろうかとか、ミズキ君ヤンデレだったりしないだろうかとか…… 色々なことを勘ぐってしまいました そしてミズキ君の正体を知り、涙を見て…… 私のことしか愛せなくて泣いちゃう存在愛おしすぎないか? ナチュラルにそんな感情を持ってしまいました ヤンデレは私だったようです かけたい言葉は全部かけてきました こんなに真っ直ぐ私に対して思いを伝えてもらえたのも、私の言葉をこんなに喜んでもらえたのも初めてな気がします また一から始めることになるとしても、同じやり取りしかできないとしても、また声を、気持ちを届けに行きたいな @ネタバレ終了 素敵な思い出をありがとう、ミズキ君!!!
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アヤコのお見合いかわいい~~~!! イラスト、背景、キャラクターに物語、UIに至るまで全部可愛いくてとっても癒されました。 ゲームとしても謎解き要素が含まれていて楽しかったです! @ネタバレ開始 どの白百合少尉と結婚しても幸せに暮らしているのが素敵ですね。 結婚生活にそれぞれの個性が感じられて好きです。 @ネタバレ終了 可愛さあふれる素晴らしい作品をありがとうございました!
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約束出会いと別れを繰り返して人生を歩んでいることを、改めて感じさせてくれるような、少し切なくて温かい、そのような気分になりました。
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菊花と雨以前から気になっていた作品を、この度拝読させて頂きました。 本っ当に月並みな表現になってしまいますが、そこに描かれている何もかもが美しい作品でした。 @ネタバレ開始 繊細で巧みな文章とそれを彩る音楽、静かに石畳を叩く雨の音。 全ての要素が噛み合いすんなりと心に沁みこんで来て、情景や動作がイメージしやすかったです。 文章から“香り”を感じたような気さえしたのは、本当に生まれて初めての体験でした。一生読んでいたい。 綺麗な文章に感動しつつ読み進め、まだ中盤にもいかないような、なんでもないシーンでふと涙が出て来てしまった時は自分でも驚きました。 正確には覚えておりませんが、多分体験のお会計してる時にはもう泣いてました。 なんと言いますか、この一つ一つのやり取りが最終的に辿り着く場所の「予感」みたいなものを、おそらくこの時点で感じ取っていたんだと思います。 浅葱さんという非日常との出会いに浮き立ち始めていた碧衣さんと同じように。 普段ならエモエモのエモ~~!!とか言いながら床に突っ伏して泣いてるところなんですけど、この感動を正確に表現出来る語彙を持ち合わせていないのが、さすがに今回ばかりは残念でなりませんでしたね。 最初は凛とした雰囲気が目立ち厳しめな先生なのかな……?と思っていた浅葱さんは、話せば話すほどとっつきやすく行動的な「若者」であることが分かって、併せ持った古風な生い立ちゆえの品の良さとのバランスがなんとも不思議な魅力を醸し出す男性でした。 少しでも碧衣さんの中に何かを残したくて贈ったはずの「傘」を、彼女を抱き締める為に容易く地面に投げ出してしまったり……。 一度は傘に託して“思い出”で満足しようとした密やかな想いを、手が届くかもしれないと思った瞬間に自ら奪い返しに行くような浅葱さんの行動の変化がとても格好良くてよかったです。 改めて噛み砕いてみると、浅葱さんはわりと始めから単純明快な動機で行動しているのに(※褒めてます)、言い回しが洒落ていて穏やかだからなのかあまり強引さを感じないんですよね。不思議。 欄干に身体を預けながらの「俺、結構ぎりぎりのところにいますよ。」は、彼の為人とこの作品が持つ美しさが最もよく表れている台詞(個人的な意見)だと思いました。 名前や職業、生きる場所、性格、趣味嗜好。 この二人が悉く「僅かな接点でのみ繋がる正反対の人間」であることの比喩や対比が作中のあちこちで描かれていて、彼らが惹かれ合う理由と、もしも「そうなった」後の不安が同時進行で描かれていたのが本当にもう、超絶技巧というかなんというか……!!! 客観的な立場にいる読み手としてはどちらもすごく理解出来てしまうので、心の底から応援したいけど、ちょっぴり出来なくもある……という絶妙に悩ましい気持ちを抱えながら読み進めるのが大変でした。 結局のところね、お互いが“非日常”だっただけなんですよね。まだ今の時点では。 今後の二人の行く末は気になりますが、反面、どこか結末を知るのが怖いような気持ちも微かにあります。でもやっぱり……知りたいな。 覚悟が出来ましたら(?)この続きを読ませて頂きたいと思います。 蛇足ですが、世間がコロナ禍になる直前、最後に旅行に行った場所が京都でまさに今作の舞台となっていた場所の周辺だったので、そういった意味でも共感と臨場感がありとても懐かしくなりました。 @ネタバレ終了 心にほんのりと雨の香りを残す素敵な作品を、ありがとうございました。
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月明かりと夜風のワルツとても素敵な恋のお話でした♪ 名前入力に本当の名前を入れたので、とても幸せな気分になってしまいました(*'▽') @ネタバレ開始 最初は自信がなかったレナート君が、徐々に自信を持って、そして主人公(私)を愛おしく思ってくれる様子がたまらなかったです(*^_^*) そして、ラストの可愛らしいスケベ君♪ 純粋でキラキラしている2人のやり取りに、恥ずかしいやらウキウキやらで幸せな気持ちでいっぱいになりました♪ 素敵なスチルもたくさんあって、見入ってしまいました。 @ネタバレ終了 素敵な時間をありがとうございました<m(__)m>
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大正占術奇譚大正時代というキーワードに惹かれてプレイしました! 言葉選びや舞台、アニメーションなどの演出から、大正浪漫にどっぷり浸れる作品です。 @ネタバレ開始 ノヴェルの人物たちの顔が描かれていないことが答えに繋がるとは…! 謎が解けた時はとても爽快でした。 一番好きな短編をあげようと思ったのですが、どれも面白くて迷ってしまいます。 たくましいヤエコさんの再登場にテンションが上がった「賞」 ツルバさんの名探偵ぶりがかっこいい「焼」 サスペンスにハラハラした「転」 の3つを並べておきます。 いや、でも「典」も夢があって捨てがたい… @ネタバレ終了 素敵な物語をありがとうございました!
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蝋燭の照らす先はバチャフェスでブースにお邪魔してどんな流れのお話なのか気になったので、プレイさせていただきました! 正体不明のダンジョンの調査に訪れた主人公と、幼馴染の二人。 そんな二人の前に、試練を課す存在が現れて…? @ネタバレ開始 まず、BGMとダンジョンの雰囲気がマッチしててとても好きです! 物悲しいけど、どこか懐かしいような…ダンジョンや回廊と言うより、誰かの屋敷に迷い込んだようなそんな錯覚に陥ります。 初回は何も解らなかったので、比較的やる気のあるガーベラちゃんに全てをお任せしてたらBAD ENDに直行でした…。 これはよろしくない流れだったので、2周目はアイゼンから始まり、交互に試練を受けて負担を均等にしました。 一応脱出は出来ましたが、結局後遺症が残ったままなのでこれも非常によくない…もういっそ、全部アイゼンに頑張ってもらうか?と、全てアイゼンに引き受けてもらった3周目。 ようやくTRUE ENDに到着出来ました…! この3周目の時は、やたら主が「美しい蝋燭」だと絶賛してたので、ガーベラちゃんに押し付けない自己犠牲の精神が大事だった…? そして綺麗な蝋燭だからこそ、二人の身に降りかかった試練の代償が解除されたという感じで良いのでしょうか…? 中途半端にお互いが代償を負担した際は、元に戻りませんでしたもんね。 思い返せば、主の前口上で「蝋燭は感謝されることなく辺りを照らす」というようなニュアンスの発言があったので、ここがヒントだったのかもと思ったり。 ただ、色々解釈に自身がなかったのでその後も数周し何度かガーベラちゃんに試練を受けてもらったのですが、音楽家以外の場所で試練を受けると大体○される…っ! ガーベラちゃん自身は強がってるorアイゼンに負担を掛けたくないという負い目で率先して試練を受けようとしている節があったので、アイゼンに比べて精神を蝕まれる速度が速かったのかな?と思います。 色々考えすぎて、取りとめのない感想になってしまいましたが、色々考察出来て楽しかったです! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
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The HotelThe Bondをプレイ後にこちらをプレイさせて頂きました♪ この順番でも十分に楽しめました! @ネタバレ開始 Hotelでは、例の場所にヒントになるメッセージがあったので、時間もかからずバッジ獲得できました! なんといっても、立ち絵は無いけれど 鳥乙女ちゃんと蜘蛛男さんとノノちゃんの様子が他の作品をプレイ済なので頭に浮かび、楽しませて頂きました。 そして、またThe Bondを改めてプレイしました。 @ネタバレ終了 ブー・ブー・ドールズへ行って、鳥乙女ちゃんと蜘蛛男さんに会いに行ってきます!
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Dear Journey:Happy Birth Day世界観・グラフィック・BGM・セリフ全てが好きでした。 この作品に出会えて良かったです!素敵な作品をありがとうございました!
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The Bondハマってしまうことを想定して、プレイさせて頂きました♪ ところが、結構すんなりとループが終わりました! 自分でもビックリです。 作者様の作品に免疫が付いてきたと実感しています♪ とても不思議なお話ですが、新たな道が開ける度に喜びがありました。 こちらのループが終わってから、The Hotelもプレイさせて頂きました。 自分では、この順番も良かったかと思いました。 @ネタバレ開始 洞窟での鳥乙女ちゃんと愛しの蜘蛛男さんの登場に嬉しくなり。 任意の自然数では、大笑いをしましたヾ(≧▽≦)ノ 逃げられない....と恐怖のあとの五千円とか、笑いどころも満載でした。 そして、ループが終わった時にThe Hotelをプレイしなくてはと思いプレイさせて頂きました。 The Bond→The Hotel→The Bond→The Hotel.....と、これまたループになっている(;'∀') とても、興味深いお話ですね。 @ネタバレ終了 とても不思議なお話ですが、所々の文章に心打たれる言葉がたくさんありました♪ 楽しい時間をありがとうございました<m(__)m>
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僕の真ん中に君がいるバーチャルフェスのブース(のラジカセと日記)に笑ったのと、まほおしとmellow fellowをクリア済なので、面白さは約束されている!!と確信しつつプレイしました。 主人公・千沙ちゃんにボロカス言われている弦一郎さんですが、あの飄々としたつかめない感じが私にはツボでしたし、毛の長い大型犬みたいで可愛いと思いました。 千沙ちゃんも、口は悪くてもギャグタッチでプレイヤーが気にならないように描かれており、また弦一郎さんが全く気にしていないこともあって、ふたりの関係性が微笑ましいなと思いました。 @ネタバレ開始 私もおばあちゃん子なので、途中から千沙ちゃんに共感しながら進めていました。 ほのぼの系のストーリーかなと思っていたため、中盤の急展開は「えっ!?嘘でしょ!嘘だと言ってえええ」と叫びたくなったものの、真実を知って安心しました。(笑) 千沙ちゃんがカセットテープを死守しようとするところがめちゃくちゃかっこよかったです。作中屈指の名シーンだと思います。 ラストでちゃんと結ばれて安心……!! とても良い関係性のふたりで、もっと見ていたいなと思いました。 @ネタバレ終了 期待通り、すっごく面白かったです。ありがとうございました。
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常夜渡(とこよわたり)全エンドを拝見をさせていただきました 最初は全員の話を順番に聞いていって終わった直後にヒヤッとする 不思議なお話だなと思いました ですがルートを進んでいくと最初のお話に続いて ゆっくりじんわりと怖さが忍びよってきます 学生という彼らの等身大の感覚にとても懐かしい思いを感じるほど話し方などの人物描写が素晴らしく物語にひきこまれていきます @ネタバレ開始 優等生のようなナオキくんはそんな思いを抱えていたのか! アイちゃんは胸の内に激しさを秘めていましたし 最後のあのシーンはほかの人から見たら星空に美しさに、と見えるのでしょうがその内面を想像すると実に醜くどろどろしている、けれど歪んではいるけれど純粋な思いもないわけで、まさに星空のようだなと思うとても見事な演出で大好きです! そしてカオリちゃんの話が最恐かと思いきや、もう一段落としてくると思いませんでした @ネタバレ終了 怖いのが苦手な方はひとりずつ良質な青春ホラーを味わっていただいて ホラー好きにはぜひすべてを見届けていただきたいと思います! とても怖くて素敵な作品をありがとうございます!
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4日後に死ぬ!どの点を見ても非常にクオリティが高く、しかも凄く面白い作品でした!グラフィックもシナリオもシステム周りも演出も、全てが素晴らしかったです。全部凄いと思いましたが、特にゲームシステムとシナリオ構成がうまく融合していると感じられたところが特に好きです。おたすけ探偵事務所のコーナーもとても好きです。いやホント、何度助けられたことか。オカルト世界観にワクワクし、キャラ立ちしまくっている登場人物たちの掛け合いを楽しみ、ラストに向けて盛り上がる展開には胸を熱くしました! バッジコレクターなので5つもバッジがもらえちゃうのも嬉しいです。
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お料理革命C.C.C3つのキーワードを入れるだけで奇想天外な料理を作ってくれる夢のようなAIが登場するお話です。ドットグラフィックで出てくる料理がなんとも可愛らしく、アイデアに富んだものになっています。料理が出てきた後のコメントもどれも面白く、コンプ欲がめちゃくちゃ刺激されます。ちなみに料理の数はビックリするくらいあるのと、外れの組み合わせが思っていたよりかなり少な目だったのが嬉しかったです(コンプする場合は思い付き順ではなく順序立ててお料理を作っていくのがベターです)。 お料理作りましょうゲームではあるものの、微ディストピア世界に生きる人々の交流やそこで垣間見える価値観や悩みがとても興味深かったです。 人の生き方、あり方を変える可能性をはらむ「AI」をテーマとして描いているので、AIについても考えさせられました。とても面白かったです!!