SF・ファンタジー
8001 のレビュー-
泣けない兎
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超朝が弱い僕を起こしてくださいシンプルにプレイがしやすいという印象でした。
キャラの多さゆえにルート分岐大変そうだなぁと感じていたのですが、選択できるシステムなので非常にやりやすかったです。
個人的にはまゆちゃんが好き。
毎朝一人を選ぶという遊び方もあるかも、とても楽しめました。 -
ANIMALPIA画面構成がお洒落でキャラクターも可愛く、独自の世界観に魅かれました。
各エンドを迎えた時は「ゲームを終えた」というよりも「最後の頁を開いた」という感覚で、
ダークな絵本や童話を読んでいるような気分になりました。
END2のルノの笑顔は勿論、
END3の変化していくハロの表情がとても良かったです!!
彼らの生きてきた背景や世界観や人間模様をもっと見てみたいなあと思いました。
ありがとうございました! -
致死量の**グラフィックが大変素晴らしい作品。全部で10分たらずでプレイできました。青をはじめとした色使いが素晴らしいです。僕はテロップ無し→ありの順でプレイしましたが、結果的にそれでよかったと思います。終わり方が異なるのは良い演出だと思いました。
加えて僕が興味抱いたのは、タイトルですね。「致死量の**」とは何を意味するのか。作中でははっきり明言されておりません。ここからは完全に僕の考えですが、「**」とは、作中にも出てきた言語化しがたい感情を指すのかもな、と思いました。そうなるとこのタイトルは、テロップ無し版のラストがどうしてああいう終わり方だったのかを示すヒントになっているのかな、なんて思ったり……。
いずれにせよ、さまざまな考察も可能な素敵な作品だったとおもいます。ありがとうございました。 -
臨界天のアズラーイール読了させていただきました、ネタバレしてしまうのであまり言えませんがシナリオ面や演出ビジュアル共に本当に合っていてハイクオリティな作品だと思いました。
とても感動的で泣けましたし面白かったです、ありがとうございました! -
惑星ホテルとっても面白かったです。
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かなりあは唄わず夜の世界で生きているカナリアのウナ・ドゥオ・トリアたちの物語。15分程度で読了しました。基本的には画面のイラストをクリックして表示されるセリフを読みつつ、左下にある矢印で次のページに進んでいく構成になってます。まさに、動く絵本を読んでいるような感覚でした。
キラキラとした感じの世界観なので、最初は穏やかに進んでいくのかなと思いましたが、ドゥオに異変が起きてから、どんどん不穏な方向に流れていきます。多くが語られるわけではありませんので、いろいろな考察ができそうな内容だと思いました。美しさと同時に、言葉にできない物悲しい余韻を残してくれる不思議な作品でした。 -
荒野の復讐者日が昇るアニメーションにアコースティックギターと渋い歌声のBGMで構成されるタイトル画面が、とても気持ちを高揚させてくれました。
アニメーションが多用されているのでゲームで遊んでいるというより映像作品を観ている気分でした。
西部劇というレトロな要素とSFという近未来な要素がうまく調和していて良かったです。
お互い自分の目的のために一緒に行動することになったルーシーとリンゴですが、何だかんだ言っていいコンビだなあと思いました。
最後にリンゴが助けに来てくれたシーンは胸が熱くなりました。
2人のフロンティア精神でこれからも道を切り拓いていってくれたらいいなと思います。
素敵なゲームをありがとうございました! -
雨の天秤 God and Close associate神様と側近の日常を垣間見るというお話。全部で10分ほどで読了できました。やり取りはかわいらしくて、微笑ましいですね。一方で、イラストの力もあってか、神々しさも感じることができ、雰囲気が大変良かったです。変に色々な設定を書こうとせず、二人が遊んでいる様子を描くことに徹底したところが本作の魅力なのだと感じました。読後感が良く、おすすめです。ごちそうさまでした。
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お師匠さまは弟子くんとキャラデザとイラストが、か~わいい! お師匠さまと弟子くんの押して押されてな関係がとにかく可愛かったです。
ほのぼのドタバタ日常感ある雰囲気なので、終始ライトな気分で楽しめました。
どうしても可愛いという言葉しか出てこないのですが、や~によによしてしまいますね。ました。へへ。 -
サリエンシー穏やかで優しい空気感だけれど何か強い引力で頭がぼうっとなるような、ちくちくと心を刺すような雰囲気で“moonstruck”という言葉がぴったり当てはまる作品だと思いました。
淡々としていながらも心情の機微がよく描かれている文体が、読んでいてとても心にすとんと落ちてくる感じがしました。
「サリエンシー」をはじめとする物語のバックグラウンドの描写はほのめかす程度ですが、むしろこのくらいぼんやりしている方がこの作品には合っているのではないかと思います。
月を眺めながらあれこれ考察したいと思える作品でした。
素敵なゲームをありがとうございました! -
雨の天秤 God and Close associateしんとした空間で、神様と側近が遊ぶだけのお話。
とても神秘的で美しいゲームでした。
二人も本来のお仕事があるのでしょうが、それを忘れて楽しそうにしているような感じで…
とても優しいゲームに感じました。 -
臨界天のアズラーイール「臨界天のアズラーイール」
久しぶりに泣いてしまった。心がすっかり洗われるゲームだった。 -
瞼の裏、いつかの通過点とても素敵なテーマの作品だなあと思いました。
そのテーマの全容を掴めるのが割と終盤で、そこまでは状況すら曖昧なままに流され流される形で進んで行くので(主人公自身も現状を把握できていないので決してプレイヤーのみが置き去りという訳ではないのですが)どことなく物語への入りにくさがあったのですが、そのぶん、それらの正体について理解ができた時にはスッキリしました。
説明不足の眼鏡の人、あの背景に立った瞬間に「あっ」てなりました(笑)。その場所に立たれて初めてデザインの「らしさ」に気付く……!
ゲームタイトルも、なるほどそういう意味だったんだなあ、と最後に線になって繋がるような美しさがあって素敵です。
プレイ後、はたして自分の場合は何だろう、とゆったり思い出に思考を沈めたくなる物語でした。 -
荒野の復讐者エンディングはトゥルーとバッド(死亡)を見ました。
タイトルからしてアニメーションする、3Dで魅せる背景が見事!!
ただしちょっと背景がハードボイルドすぎるというか、モブキャラが絵柄違っとるがなっていうのが気になったポイントです。
二回目のガンアクションでどこを狙えばいいのかわからずにゲームオーバーを迎えたので、そのあたりヒントが欲しかったかもしれません(額の真ん中を貫いてやる!とかセリフを入れるとか)
比較的短めの作品ですが、意外な犯人や、リンゴの飄々とした性格など、楽しい見どころの多い作品でした。 -
Storm Artsこれは本当に素晴らしい作品でした。
説明を読んで、一見「ファンタジーなギャルゲーなのかな」と思ったらとんでもなく…!
いえ、設定も独自の設定でして、普通にファンタジーなギャルゲーだと思っても楽しめます。
ただし、キャラクター各々のエンドを見て、そしてシークレットシナリオまでたどり着いて、その各々のシナリオまで含め収束していくストーリーの構成はまさに圧巻。
伏線が見事に回収されていく様は、実に見事としか言いようがなく、舌を巻きました…。
お気に入りは麗華先生だったんですが、まぁ彼女に対しては多くは語らずに。独特の口調大好きでしたww -
拝啓アリア・ユグドリオン様初めてプレイするタイプのゲーム。。それとも初めて読むノベル…なのでしょうか。。
プレイして数分は、「BGMが無く、本をめくるSEのみでまるで人の手紙を読んでいる背徳感ww」、「手紙…ということは、この後どんでん返しがあって…、実は後ろに立ってるとか?!」なんてことを考えていました。
プレイした直後は、やるせなさが勝りボーッとしていましたが。。
その後、みなさん思う通り「手紙の受け手側」について考えました。
父親との関係性は…仲良かったのか? エルフは長生きだから…?もしかして…とか。
今はサイトを拝見させていただいて、更に複雑な気持ちを一生懸命整理している最中です。
拙いコメントで申し訳ありませんが、とても感慨深くプレイさせていただきました。ありがとうございます! -
拝啓アリア・ユグドリオン様『拝啓アリア・ユグドリオン様』。
もうゲームを始める前からその言葉を何度も口にして噛みしめたい…と、そう思ってしまいました。
音の響きが良いのはもちろん、この先に展開される想像のつかない物語に思いを馳せずにはいられない、そんなタイトルだと感じます。
一度目にしたら、忘れられはしないでしょう…。
かくいう私がそうでした。
そして、手紙を読み進めていきます。
他の多くの方もおっしゃていますが、静まり返った中、聞こえるのはページをめくる音だけ。挿絵も一切なし。
それなのにどうして、こんなにも魅せられてしまうのでしょうか…?
答えはやはり文そのもの、文の構成両方が本当にお上手であるからだと思います。
冒頭で「真実を知ってほしい」「罪を告白しなければなりません」なんていう言葉を持ってくるなんて、そんな、気にならないわけないじゃないですかっ!!!
探究心を悔しいぐらい見事にくすぐられました。
その後もこの手紙の世界と人物の光景が目の前に広がるような巧みな文章で真実にだんだんと近づいていくのです。
やばい。(語彙力の欠如)
物語の結末について明言は避けますが、私はどちらかといえば希望をもてたお話のように感じます。
加えて、手紙を受け取った側の物語も気になる…!!
と思ったら「お見通しだぜ!」と言わんばかりに、公式サイトに用意されていました。
読むよそりゃあ。
もう作者さんの操り人形でいいよ…。
目を輝かせて読みました。
読み終わると目は虚ろになっていました。
なんてこった…。
でも…好き…へへ…。
これもぜひ未読の方はご自身の目で確かめてほしいです。
資料と称されている後日談小説もサクッと読める短さです。
なのにどうしてこんな心えぐるの…しんどい(褒め言葉)
プレイヤーとして、たった五分であるのにも関わらず大変楽しませて頂いたのはもちろんのこと、ゲームを作る側としても大変参考になりました。
挿絵がなくてもいいんだよと。BGMだってなくてもこんなに魅了できるんだと。
心揺るがす文さえあれば。
制作お疲れ様でした…!
長文になりましたが目を通していただけたら本望です。
最近公開された『イヴの迷宮』も大変興味深いので、期待を胸にプレイさせて頂きます! -
超朝が弱い僕を起こしてくださいゲーム概要からは全く予想していなかった序章に、もしかして別のゲームのシナリオとでも混ざったかな? とうっかり思い掛けました(そんなことはまず起こらない)。が物語を解放して行くとな~るほど。
一話一話は決して長くはなく、さくっとプレイできますが、なにせ人数が多い為とてもボリューミイに感じられました。自分は割と一気にプレイしましたが、毎日1~2話くらいのペースで少しずつ読み進めていくのが最も楽しめそうな感じがしますね。それこそ時間のある朝などに。
お知らせ画面的なデザインをメニュー画面として配置しているのが面白いなあと思いました。ソシャゲ感!
それにしても、これだけの人数と同じシチュエーションでキャラごとの差異を出していくのは本当に大変だったんじゃないかなあ……。としみじみ。
個人的には咲来ちゃんが推しです。一部、実際のボイスとテキストの差異や、同じボイスが繰り返されることによるズレなどが少し気になりましたが、こちらは現在修正中の模様かな……? -
今夜デッドラインスタートボタンは地獄行、効果音は時計の音、クレジットまでも一貫して焦燥を煽るスタイルが清々しいです。追い詰められてゆく切山くんには共感しかありません。それぞれのエンドを見て、入稿は完成本を手に取るまでが入稿なんだなぁとしみじみ思いました。
恐らくエンディングには関係しないのだろう選択肢も沢山ありましたが、こちらを見ていくことで初めて知れるような情報もあって選択肢回収が楽しかったです。笛クン(相手は人じゃないけど)人タラシだあ……。あとトイレで笑いました。
バッドエンドだけどBADEND3は色々と優しさが感じられて好きになっちゃいますね。
シーラ様はいわゆる民間信仰の方の神様だったのだろうけど、時系列上、そちらを人間が捨てた後に、恐らく院長先生達が信仰しているだろう創唱宗教の方の神様などが台頭してきたのでしょうか。それとも創唱宗教の台頭による唯一神信仰化の中で、まるで悪魔のように扱われるようになったとかだったりするのでしょうか……。そもそも神様を信じていないという笛くんでは踏み込まなそうな話題ですが、この場にいたのが院長先生など別宗教の人間だった場合どうなっていたのか少し気になったりなどしてしまいました。
閑話休題。最初はどことなくスレているような印象を覚えてしまった笛クンですが、物語を進めていく中で、その優しさや誠実さに触れられて好感を持てる流れになっているのが、きっと多くの神様や精霊達もプレイヤーと同じような流れで笛クンの印象を変えていったんだろうなあ、と思えてニコニコします。
でもやっぱりセツカちゃんとの問答がいちばん人たらし~! 主人公! という感じで好きです。メンタルがイケメン。