コメント一覧
63716 のレビュー-
河童の花嫁ちょっと不思議でとっても素敵な伝奇的ノベル。 ゆるやかな水中の雰囲気がBGMや文章で綺麗に表現されていて、読んでいて心地よく癒されました。 悲劇になりそうなシチュエーションでありながら決してそうではない 「私」と「夫」の関係性が魅力的で、「こんな人生もアリかも」と思わされます。 短い中で伝わってくる「私」のお人柄だからこそなのでしょう。 出会いのシーンがとっても可愛くてきゅんとしました…!
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たまゆらの夜致命的ファッションセンスの神様の作った時の止まった空間に取り残された青年と、致命的ファッションセンスの神様が出会い、そしてお互い変わってゆく物語です。 柔らかで優しい線のイラストと、やはり優しい音楽gs、決して色鮮やかではない世界を静かに彩るようで、とても神秘的でした。
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マンホールぴょんぴょん暗号の作り方にものすごく親近感を覚えました。ギャグとホラーの間をぴょんぴょんしてる感じが好みです。
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先輩、私の背中を押してください自殺する人間は、誰よりも「生きたいと強く願っている」人間だと私は思っています。 生に喜び死を悲しむ。その基準が絶対に正しいとは思いませんが、どこまでいっても自殺は自殺。それ以上でもそれ以下でもありません。 彼女は家族に対する呪い事を口にしていたでしょう。 目に見える形で「自殺」した「死体」を残して周知させることは、とてつもない「復讐」であり「憎悪」に満ちていて、それだけ自分の「家族」に対する悪い意味での「執着」なのです。 彼女の「消失」だけではなく自分たちの「負の面」そのものを周囲にさらして断罪させることが目的だったのではないでしょうか。 主人公は、彼女の、単なる記録媒体のようにも感じられます。 蟻の巣が全滅する寸前に数匹の働き蟻が女王蟻を運び出して逃げるように、主人公の意識に彼女はウイルスのように残ったのです。あなたの頭に私の複製を入力したから、私ごと生き続けてくれとでも言わんばかりに。 これは一人の女の子が猛烈な憎悪を膨らませ目的を達成させる過程を、主人公の視点から描いた作品だと思います。 いろいろと考えさせられました。
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遠い海のアリア綺麗で、とても素敵なお話でした……!
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オティリーの世界>gtxさん、凄い今更ですが、済みません、そして、ありがとうございます…!
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罪咎オペレッタ>荒咲りゆさん、ありがとうございます! 執事に改心させたら面白くないぜ! 知恵を付けて人間らしくなったお嬢様なんてグッと来ないぜ! という救い様の無い性癖をいかに話に落とし込むか? という部分に拘りました(要らない解説)。 分かり易いと言って貰えて嬉しいです! お話は伝わらないと意味ないですから…! ありがとうございましたー!
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罪咎オペレッタ>龍のなさん、ありがとうございます! わーい! やったー! 清々しいとまで言って貰えたぞー! 「本当はこの人も可哀想だったんだよ!」系のクズは「うるせぇ! だからってやって来た事がチャラになる訳じゃねーだろうが!」って反発するタイプなので、徹底的に本質がクズに拘りました。やっぱり天罰覿面は良いですね!
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赤から青へ生まれながらにそうなのか。 成長していく過程で自覚するのか。 ゆっくりか、突然か、いつのまにか変わるのか。 数行のシナリオなのでしょうが、他人から見た「現象」として捉える視点は重要です。 周りの人間からすれば、「突然」の「現象」であり、当事者の「必然」を実感できない人間の「情報」としての認識、それを描けていると思います。
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罪咎オペレッタ>笹笠さん、ありがとうございます! 二人ともクズとして書くなら、そしてテーマが罪と咎なら、報いを与えなければならないよな! という思考の元、あぁいうラストになりました! 流石に前作は説明不足過ぎたなーと思ったので作ったのですが、笹笠さんの心に訴えかける物が作れて嬉しいです!
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法律か金かいろいろと現実で起きてる問題についても 考えさせられました。 昨今はネット社会の影響で、いろいろな闇が暴かれてますが 一方でネット私刑も起こっています。 理想の社会を実現するのは難しいですね。
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横行する饅頭、独白する人鳥。
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睦眼さん - hizumi2 -ガチ泣きしてしまいました。 どんどん感情移入して「サチを救いたい!」としか考えられなくて、 夢中になっていろんなところをクリックし続けました。 私には睦眼さんの眼の数が流した涙に見えて仕方がなかったです…。 七つ目の詞を手に入れられて…本当によかった。【セチル】
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真夜中のお散歩猫又さん可愛い。 この相棒がいるおかげで、ユメちゃんはどこか安心してお散歩ができるのだと思います。 子供のころに怖かったものを思い出す素敵な世界観です。
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私と兄優しい兄妹の話です。 好きです、こういう話。 特に好きなところは、自分を弱いと責める「私」を 「兄」が弱くないと言ってくれるところですね。 「私」は誰よりも正しさや真面目さを信じていて 周りと衝突してしまったのかな、と考えます。 「私」の新しい旅立ちが良いものになると信じたいです。
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アナフィラキシー・ホビー
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先輩、私の背中を押してくださいプレイ中もその後も色々と考えさせられました。 二人にとって一体何が正解なのか。…しばらく考えましたが、明確な答えは出てきませんでした。 上手く表現できない自分がもどかしいのですが、この作品は「面白い」「面白くない」という枠で括ってはいけない作品だと感じます。 「僕」は常に冷静ですし、「君」も感情を露わにすることはなく、最後まで淡々と進みます。 主人公に感情移入するのではなく、一歩引いた客観的な視点でプレイして欲しいという作者さんの意図があったのかなと思いました。二人に名前が付いていないのもそういう理由からでしょうか?(違っていたらすみません) ただ終始、「僕」が冷静なままなのが気になりました。 妹さんとの過去もありますので、「ラストシーンで思わず躊躇してしまう」「日記を読んで抑圧してきた感情があふれ出す」という人間らしい一面を出すと、それまでの冷静な「僕」とのギャップになり、もっともっと良い作品になったような気がします(あくまでも個人的な感想ですので気にしないで下さい)。 短いながらも、まとまっていて大変興味深い作品でした。 ありがとうございました。
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横行する饅頭、独白する人鳥。奈良県のとある町が舞台。 関西人的に奈良県の昭和の終わり、平成の初めの雰囲気が色濃い、今より少し昔のあの雰囲気が匂い立つ感じがたまりません。 テキストウィンドウの位置が巧妙で、これが一つの演出として働いているシーンも多いです。 ネタバレになるので詳しくはかけませんが、どこかレトロで湿り気のある雰囲気が好きな方におすすめです。
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ただのノートをもらった話10月5日の時点での感想です。 全てのエンディングを見ました。 ノートの真相が気になりますね。 英雄の名前に何度か言及しているので 伏線かな、とも思いました。 警察はどうなってしまうのでしょうか。
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罪咎オペレッタ>あびさん、ありがとうございます! 説明文が仕事してる…! 説明文の朝は早い…! 絵は頑張りました! 処女作がアレだったので! アレだったので! この二人が普通に愛に目覚めてくっ付くENDだけは、無いな……! という事は判り切っていたので、思い切り因果応報に振り切りました。 まぁきっと、二人の両親も苦しんで死んでますよ! 罪には咎が与えられる世界観なので!(にっこり)