コメント一覧
62824 のレビュー-
贋作のゆりかご。殺人犯の話を聞く。本当にそれだけのお話。 …のはずなんですが、「それだけ」では終わらないのが本作の魅力だと思います。 「火々地 燈がなぜ殺人に至ったのか」、という話(自供)から始まり、最後に彼女から「あなたは誰かにとっての真作なのか?」という問いで締めくくられる。 燈ちゃんの話を聞いていて、確かに真作や贋作って決めつけるのは他でもない自分なんだろうな、と思いました。 「愛されたいから、真作になりたい」、けれど自分自身がそれを否定してしまう。 それは明らかに燈ちゃんの周りの歪んだ環境が原因だとは思うんですが、「真作になりたい」と思うがあまり、自分自身でも基準を高くしてしまう感じが、読んでて辛かったです。 ストーリーもですが、演出として所々変わる奇妙で不気味な背景も素晴らしい。 真っ黒に塗りつぶされて表情も読めない燈ちゃんの、その心情を表しているようで怖かったです。 そして、おまけのストーリーもとても好きです。(ギミック含め) 揺り籠ってそういう意味なのか!と。 でも多分、燈ちゃんが揺り籠の存在を知る機会は一生ないんだろうなと思うと切なくもなりましたね…。 濃密な15分でした。ありがとうございました!
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ヤドカリ50分ほどでEND回収しました。面白かったです! ラブコメ感たっぷりの日常パートと予想外の展開もあり、最初から最後まで楽しめるストーリーでした。 大食いで強い美優さん、かわいいです。 イラストがないので他のキャラもどんな外見だったのかな…と想像しながら楽しみました。 あと、店に入ると唐突に流れる戦闘BGMにじわじわきました。 説明文にある通り、選択肢は間違えるとBAD直行なのでセーブ要です。 BADを全て回収してから正規ENDを見たんですが、 クリア後にBADのセリフはあの人のものだったんだな…と気づけるのもよかったです。 ありがとうございました!
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小さなおくりもの可愛らしい、暖かいタッチのイラストが多数使われています。 更にフルボイスで文章を読み上げてくれるので、 労力はプレイ時間よりもかなり多くかかったのではないでしょうか。 ストーリーも微笑ましい、暖かなものでした。 制作お疲れさまでした。&ありがとうございました。 最後の妹の笑顔が素敵でした。
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まもののたおしかた短いけど、よくある設定の是非について考えさせられた。
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還る「還る」のタイトルと画面から伝わってくる不思議さ。 主人公はなぜ「ここ」にいるのか? どうして帰ろうとするのか? 物語が進むにつれて主人公に何が待っているのだろう、とどきどきしながら 結末を追いました。 主人公が呼ばれていたとき、振り返っていたら、立ち止まっていたら、 何が待っていたのだろうと色々と考えてしまいますね。 素敵な作品でした。ありがとうございました。
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土の中のわたしと双子アリスの世界観と現実が交差する不思議な雰囲気を味わえました! 双子が可愛く、またかっこよかったです! アリスちゃんも怯え顔が可愛かったです(*´ω`*) どのスチルも妖しく色っぽい魅力がありました。 マウスカーソルなどUIの細かい部分までおしゃれでした。 @ネタバレ開始 現実との関係性についてはいろいろ解釈できそうで考えさせられました。 ダムと思わしき少年との会話に萌えました(*‘∀‘) @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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嘘つきジョアンナと春の雪優しさがいっぱいの作品で、思わず涙してしまいました…! 切ないですが、心温まる優しいお話です…。 これからの彼らの未来が、素晴らしいものであることを願ってます。 素敵な時間を、本当にありがとうございました…!!
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てんがいちかく周回プレイをギミックに取り入れた作品! これからも制作がんばってください。
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和泉くんと三姉妹。前に通常コメントの方で感想を書いてしまったので改めて! しずくちゃん推しです!にこにこプレイできるかと思ったら『あ!え!?』って展開や『そんな……!』って過去が明らかになったりと、気持ちのジェットコースターを味わえます。 しずくちゃん推しですが、頼れるお姉さんあまねさんも、元気可愛いくるみちゃんも大好きです! 短編も公開されている本作品ですが、いつか結婚エンドまで作って欲しいな。 しずくちゃんは私の嫁です。素敵なゲームありがとうございました!今後の展開も期待しています!
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市にて~ある夏の一日~【完全版】すごく面白かったです。 @ネタバレ開始 冒頭の友達が登場したところから、テンポ良く物語が進んでいって 次は何が起こるのだろうと、わくわくしながら進めていきました。 特に、「主人公」と「友達」の関係がすごく気になって、 2人の会話のやり取りから、今までどんな風にすごしてきたのだろうと とても気になりました。 もっとこの2人の関係が知りたい!!2人の話が読みたい!! と、本当に切望しております。作者様の中で続きや構想があるならぜひ プレイしてみたいです。本屋さんの存在も気になりますし、彩香さんが現れて からその後どうなったのか、もすごく気になります! @ネタバレ終了 ここで終わってほしくない!もっとこの物語の続きが読みたい! と思わせてくれる丁寧に作り込まれた本当に素敵な作品でした。 ありがとうございました。
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ぶれいんぼむ全エンド見たい!と思わせてくれる素敵な作品で、周回も楽しくプレイ出来ました。 主人公含め、キャラクターが活き活きしていて可愛い。 緑河ちゃん推しです。
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悪癖2かなり面白い作品でした。ホラー演出が中々に怖いです。後、絵柄が結構好きです。
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彼女を取り戻すために、僕は……プレイいたしました 短いながらも良く出来た作品だと思います エンディングの演出はかっこよかったです
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篠目村オカルト研究部の主人公と友人が、 心霊スポットの「篠目村」へ調査に行く物語です。 タイトル画面の雰囲気に興味を惹かれる方、 田舎の村を題材にしたホラーモノ、 村に伝わる古い伝承などが好きな方には、バッチリな一作です。 20分ぐらいで遊び終わる短編で、とてもコンパクトにまとまっています。 友人とのテンポ良い会話で進行していき、非常に遊びやすかったです。 @ネタバレ開始 個人的にBAD ENDルートの際に、野菜を分けてくれたおじさんがいたのがGoodすぎました。 あの描写によって、村人全員がグルになっているというか、 ローカルな伝承・信仰が根強く残ってる不気味さを感じ取れて、 とてもいい描写だと思いました。 あと余談になりますが、最近『犬鳴村』という映画を観ました。 こちらもいわくつきの心霊スポットになっている村の話で、 詳細はさておき、映画なので結末は1つです。 対して『篠目村』は結末が大きく変わる分岐点があります。 ゲームだし当たり前と言われたら当たり前…なのですが、 自分の選択で話を変えられるという点に、 映画とは違う「ゲームならでは」の良さを感じ、そしてその良さを再認識できました。 『篠目村』の分岐先の話が、どちらも魅力的だったことも、そう思えた理由だと思います。 異なる視点から見る伝承、結末…素直に楽しかったです。 @ネタバレ終了 短時間でノベルゲームの良さを感じ取ることができる、良き作品だと思いました!
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夕空の下、屋上へ切ない物語でしたが、面白かったです
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ロストフレンド姉の協力のもと、失ってしまった友情を取り戻すお話。 お姉さんが積極的に協力してくれるので、おねーさんに惚れそうになりました…いやん、めっちゃイケ姉やん… 実際の問題ですと、許すのは難しい問題かもしれませんが… それでも取り戻したいと思えるくらい大切な友達だったんですね。 とても切なくていいお話でした。 スタッフロールの演出もしんみりしていて好きです。
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崇高なテロリスト制作者様のセンスに終始圧倒されっぱなしの時間でした。とにかく作品全体のグラフィックが、とてもおしゃれに出来上がっています。 物語は、絵を描いている女の子が風刺のきいた絵を描いたことから始まります。多少の探索要素がありますが、20分程度で無事に完走できました。 SNS時代特有の風刺のきいた内容になっており、心がざわざわする部分も沢山ありますが、グラフィックのセンスが作品の鋭利な部分を絶妙に中和していると言いますか⋯⋯。下手な言葉で恐縮ですが、それくらい作品の世界観に没入してしまいました。探索パートも独特な世界を彷徨っているような、そんな不思議な感覚がありました。本当に、本当に素敵な作品でした。ありがとうございました!
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ぶれいんぼむ主人公の紺助は夢の中で黄魅と名乗る存在から突然、好きな女の子への「好意だけ」を忘れてしまう呪いをかけられる。呪いを解くためには、その日のうちにその女の子を見つけて告白しなければならない。そこから始まる物語です。20分程度で無事にトゥルーに辿り着きました。 とても面白かったです!1人1人のキャラクターが魅力的に描かれているので、彼女たちとの会話を楽しみながらプレイしました。制限時間のある選択肢がありますが、すぐに戻れる親切な設計をしているので、気軽に再スタートできました。シンプルでおしゃれなUIデザインも素敵でした。 @ネタバレ開始 「みんな好き!」と声を大にして言いたいですが、強いて言うなら祈赤が好きです。ちょっと不器用な感じで告白した部分が個人的に打ち抜かれました。主人公と共に末長く爆発してください(笑)。
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タイトル無しタイトル無し・画像なし・音なし。あるのは認識(文字)だけ。細かい概要は伏せますが、「何もない」ことを逆手に取ったユニークな作品でした。人間には刺激が必要とされていますが、ここまで徹底的に「無い」と勝手に不安な感情が芽生えてしまうんですね⋯⋯。ある意味、今までにない体験ができた印象的な作品でした!ありがとうございました! @ネタバレ開始 個人的に最もゾクっとしたのは、最初のゴミ箱を削除していく部分です。「削除する」「削除しない」の2択だったので後者を選んだら、次は「削除する」の選択しか残りませんでした。考えてみれば当然ですね⋯⋯。
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このボタンを押すとテュティパティし出すハイセンスなゲームで、ぽかーんとしてしまいました。ぽかーんとしつつもボタンを押すのが止まらない。そんなゲームでした。とても面白かったです。