コメント一覧
63308 のレビュー-
ひまわりの迷宮ゴッホの生涯や作品を追いかけながら、気が付くと迷宮の中に迷い込んで、 迷宮の中でひとつになっていく苦悩、痛み、そして結末……。 答えを求めてさまよう作品ですね。
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てんがいちかくすごく面白かった。それしか言えない。語彙力が無くなってしまうほど面白かったです。台詞の一つ一つが素晴らしい。 周回するごとに疑問は増え、最後に全ての点が線になる。話の運びが上手くて夢中で読み進めました。 @ネタバレ開始 出会うごとに立場を変えて話すので、『とりあえずヤバい奴なのは分かった』と思っていたんですが……あぁっ献身が過ぎる……切ない。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
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難儀な哲学者想像していた以上にいろんな仕掛けが施してあり楽しめました!まだ頭の中でそれぞれのエピソードが繋がりきってないので、じっくり考えてみます。 隠しシナリオもですが、各エンドタイトルも意味深で想像をかきたてられました。 ヒントなしで攻略できる方も、攻略情報にもちょっとした世界観の解説があるので、クリア後にでも見るとより楽しめると思います。 ロボットたちが一つの建物の中で部屋を割り当てられて、おのおの好きに過ごしているというシチュエーションは何だか和みますね。
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お前のスパチャで世界を救え最高でした…!!本当に面白かったです!!
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フィルム・ラプンツェルずっと楽しみにしていて、ついにプレイさせていただきました! 期待値がかなり高かったのですが、そんなものはあっさり吹き飛ばす内容。恐れ入りました! 超美麗グラフィックに魅了され、タイトル画面や選択肢、効果音・BGMなどなど細かいところまで「素晴らしい」が詰まってる! それに暗~い主人公が良いんですよねぇ。ある意味振り切っているのにそうでないトコとか、その思考・行動の色々が絶妙でかなりツボでした。 感じ方、見え方は人によってかなり変わりそうですかね。私は普通なら幸せに思えそうな場面でさえ、素直にそう思えない感覚がつきまとっていました。重く苦しく、心をゴリゴリされる感じだったり。 @ネタバレ開始 最後が難しく再プレイやバックログなどを試しながら考えていたのですが、明確にはならず。それでも色々考えたことを書いてみます。的外れだったりするでしょうが、温かい目で見てやってください(;´Д`) 結局全てが映画だったのではないかとも考えたのですが、人生を映画に見立てた現実ってのが私の解釈です。 フィルムというはストーリー全てであり祭里くんの記憶で、ずっと彼の視点で進んでいた(いましたよね?)のも、このあたりの意味もあったんじゃないかなと。 章のタイトルの「そして、映画クルーは消えた」というのは祭里くんの最後もしくは間際で、長生きすれば22世紀もそれなりに近いかなと。 データ破損が伊織くんの登場直前ってのがまた。忘れたかったか、思い出せなくなったのか。それに天音ちゃんも最後の最後まで顔が見えないのがニクイ。この辺りから最後のシーンはあの世で再開した会話ではなく、きっと何度も行ってきた夢や精神世界での会話なのかな~と。 意味不明かもしれないことを長々と書きましたが、ガッツリ堪能したことだけが伝わればそれでよし! 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
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1MINUTE IRREVERSIBLE(ワンミニッツ・イリバーシブル)冒頭から美しい。万華鏡ずっと見ていたい。 短いながらも行間を感じさせる文章で、残酷で優しい物語に深みが増していました。 @ネタバレ開始 どうあっても死は免れないが、死に方を選ぶ事はできる。まものは何とか助けたかったんでしょうが、幸せな記憶を取り戻して二人で死ねるのは不幸ではないよなぁ……でも切ない。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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Seek a country ~彼の地を夢見て~これはまさしく「読むRPG」というべき作品ですね。 さまざまな町やダンジョンが存在する広大な世界を テキストとイラスト、そしてボイスで描いている作品です。 特に戦闘シーンの演出には、力が入っています。 仲間が増える中盤以降は、一気にストーリーが盛り上がってきます。 冒険ものが好きな方には、特にオススメな作品です。
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怠惰な天使は夢を見るとっても儚く繊細なんだけどユーモアのある世界観が素敵でした。 画面の色合いを初め、UIのデザインなどもこの世界観を構成する要因になっているかと思います。 多くは語られないですが、色の情報や画から様々なことが考察出来ます。 個人的にエンド4がイチオシです。音楽の入が素敵です。
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お前のスパチャで世界を救え
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ブルームバーナの恐ろしい風世界観はよく分からないけどこのシステムはかなり好き。別作品もプレイしてみたいな
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Eat-Tsuke!懐かしさ溢れるサムネイル、きっと爆速なんだろうなあ。そんなことを思いながら読んでいくシットリ怖めのお話。たまにこういうライブ感たっぷりの面白いのあるよね、なんて脳裏にネットのオカルト話を思い浮かべていたら… 見た目の懐かしさとは裏腹に、展開や構成は真新しくてとても面白かったです。 @ネタバレ開始 アアア心臓がヒュオッてしました…!! ゲームを起動して、「宜しくお願いしまーす」くらいの気持ちで見ていたら呪われてしまった…!! T-Suke氏、謀ったな…(´;ω;`)ブワ 怖い部分をいったん横におきますと、境遇はなんとも悲しいものですね…。社会はいつも爪弾く者を作り上げているのかも。二人分の人生が濃厚に語られていて、どちらも閉塞感に取り残されているような感じでした。エンディングを見る限り、これで未練がなくなったと思いたいものです…。 @ネタバレ終了
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忍者爆発めっちゃくちゃ楽しい作品でした!主人公の勢いが最高です!セーブせずに続きからを選択すると「忍者がないぞ!」と表示されていて吹きましたw
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タイトル無しホラーは苦手ですが、こういうタイプの恐怖はむしろ好きでした。雰囲気が独特で、プレイしていくうちにどんどんのめり込んでいきました。 @ネタバレ開始 どんどん色々なものが無いことに気付いていくのが恐ろしくて良かったです。個人的には、自分の体が無いことに気付くシーンが一番怖かったです。 ラストのゴミ箱を削除するシーンも印象的でした。「削除しない」を選んだのに……。先に進めるには「削除する」を選ぶしかないんですね。 全て消えてしまうのが悲しすぎて、ゲームをプレイしている私の中のあなたまでは消えてないからね!!と伝えたくなりました。 @ネタバレ終了 間違いなく記憶に残る作品でした。ありがとうございました!
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隠さなきゃ最初は小さな隠し事から始まり、徐々に重くなる展開に夢中になりました。 @ネタバレ開始 一番印象に残ったのは、大学生の時のお兄さんとのルートです。「隠したままでもいい。でも、嫌なことや辛いことがあったって事実そのものやそういう気持ちまで隠さないでほしい。」という言葉が胸に刺さりました。自分に辛いことがあったとき、こんな言葉をかけてもらえるといいなと思いました。 エンディングを迎えるたびに「更生」という言葉が出てくるのを見て、人は早いうちに大切なことに気付かないと、取り返しのつかないことになるものだな等、色々と考えさせられました。 主人公がどうしてここまで母親に良い顔をしようとするのか、二人の関係性がとても気になりました。 @ネタバレ終了 BGMが一つの曲のアレンジ違いなのも、印象深かったです。 素晴らしい作品をありがとうございました!
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軍議でござる策があるようで策がない。中身があるようで中身がない軍議。 それなのにゲーム自体は何周でもしてしまうスルメのようなゲームでした。 矢が飛んできても焼け落ちてきても動じないこの主人公、只者じゃない。
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一恋説明文通り、本当に1人5分で読み終わりました!そして『運命の恋は、一瞬で始まる――』確かに!5分もせずに、出会った瞬間にもうきゅんきゅんしてしまいました! キャラの名前のセンスにも笑ってしまいました。 こんなに物語短いのにイラストは綺麗だし(やっぱり絵が描けるって良いな…)、差分がいっぱいあるし、フリーで良いのかと思ってしまいました! 時間ないけど、きゅんとしたいの!って方、日々多忙で乙女心を忘れかけているそこのあなた!そんな時は【一恋】がオススメですよ!!!
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私の執事ジェラルドジェラルドさんもナタリアさんも、二人共かわいらしくて頬がゆるみっぱなしでした~! 優しくあたたかい雰囲気のお話に、心温まりました(´∀`*) お二人の幸せな未来を見れて良かったです…!! 選択によっては、立場上切ない結末もあって…それもまたほろ苦くて、心動かされました! @ネタバレ開始 ナタリアさんの結婚のお話が出た時に、いつもの冷静さを保ち切れず、事務的になってしまう所も、一人称が変わっちゃうところも、意地悪の理由もすごく萌えました~~!(*´ω`*) @ネタバレ終了 素敵なお話をありがとうございました!!
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タマキハル~序章 艮為山編~男女キャラクターが仲良しで、わいわいしている学園物が大好きなので、 とっても楽しかったです!!(´∀`*) 女の子も男の子達もみんな魅力的で…ずっと、こんな学園生活を体験していたいなーと思いました! そして、作中に登場するグルメ食べてみたいです…! かりんとうソフトすごく飲んでみたい…(*´﹃`*) @ネタバレ開始 後半の不穏な事件が起こる中でも、香月さんに癒されていました! でも、まさかあんな事に…(ノД`)・゜・。 ラストは本当に驚きました…!! 陽介君まで…ラストのお父さんの言葉も気になります…! @ネタバレ終了 みなさんそれぞれ抱えているものがありそうなので、色々推測してみたり…どっぷり世界に入り込んでます! 素敵なゲームをありがとうございました!!
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片恋スターマイン憧れの先輩、年下の幼馴染との「片恋」を描いたひと夏の物語。僕は2時間半ほどでフルコンプ出来ました。温かい気持ちになれる素晴らしい作品だったと思います。 @ネタバレ開始 本作品は大きく分けて紫季先輩ルートと翔ルートに分かれていて、2つのルートで全く異なる展開を楽しめます。が、どちらも、「自分が望むものを求める」から「相手の幸せを願う」へと考えがシフトし、その後ハッピーエンドに至る、という展開は同じです。この点が、個人的には特に素晴らしいと感じました。 なお、前作「憧れの先輩と推理クイズで以心伝心しちゃうかもしれない。」を今回改めてプレイしたのですが、この時のハッピーエンドでも「相手のために」の大切さが語られているように感じます。恋愛における大切なこと、人生における大切なことを、作品全体で見せてくれたように感じられて、今回この三部作が大好きになりました。相手のことを思って頑張る彼らの姿は眩しくて、心が浄化されるような思いです……! なお、主要3人のキャラクターはみな大変魅力的でした。幼馴染という関係性が好きで、かつ「隣の家の幼馴染に素直になれないのでラインする。」をプレイ済みである僕は、当初翔を応援していました。が、紫季先輩も素敵な人ですね……! 先輩の過去を知った後は、孤独に頑張り続けてきたであろう彼が愛しく思えて仕方がなかったです。 なお、桃耶も魅力的な女性だと思いました。不器用ながらも一生懸命頑張り続ける人って、素敵ですよね……。なお、ビッキー耳をつけた姿は反則だと思います。これ、いわゆる奇跡的相性(マリアージュ)というやつですよね? もうひとつ素晴らしいと思った点は、作品全体としてのバランスの良さです。本作品は、けっこう生々しいもの、痛々しいものも提示されますし、ENDによってはこちらまで苦しくなる展開になります。もちろん、それはそれでなかなか味わい深くもあったのですが……(END3、END5が特に印象的でした)。癒しの部分がなければ、正直つらくなっていただろうと思います(笑) その点、本作品は2つのハッピーエンドがとことんハッピーに仕上がっていたので、救われる思いがしました。フルコンプ後は、ただただ「この作品、やって良かったなあ……!」と思えました。 他にも述べておきたいと思うのは、文章についてです。個人的には、五感について描写することで感情を表現するのがお上手だと感じました。例えば、靴擦れの「痛み」の描写、翔がはねられたシーンでの暑さ、音の描写等です。中でも特に秀逸だと思ったのは、紫季先輩と手をつなぐシーンです。桃耶がドキドキしていることが分かるだけでなく、先輩の色気も感じられる、素晴らしい描写だと思いました。 以下、それぞれのルートについても感想を述べさせて頂きます。 翔ルート 先にクリアしたのがこちらでした。いきなりメタっぽい発言をしてしまって恐縮なんですが、いち読者としては「どんな展開を経て翔と結ばれるんだろう?」という点に興味がありました。と言いますのも、冒頭の桃耶の様子を見ていると、翔の入りこめる余地があまりなさそうに思えたので……。分岐ものとして見事に成立している本作品ですが、その部分には苦労もあったのでは、なんて思いました。 しかし、そんな少し冷めた目で見ていられたのも途中まででした。翔が記憶喪失になってからは、桃耶と共に、翔の一挙一動に振り回されてしまいました(笑) 個人的には、今の翔も本質的には変わらないことが描かれていること、そして「過去の翔も、今の翔も好き」という結論に一度至り、その後で記憶が戻るという展開が大変好みでした。2人が幸せになるEND4は、すでに何度も見させて頂きました。翔、本当に良かったなあ……(涙) 紫季先輩ルート 翔にかなり感情移入していた分、当初は謎の罪悪感を覚えながら読んでいました(笑) しかし、読み進めているうちに紫季先輩のこともどんどん好きになっていきました。物語としては、こちらの方が好きかもしれません。 中盤までで言いますと、紫季先輩の過去の描写が特に良かったです。ここらへんで、紫季先輩にも幸せになってほしいと願うようになりました。期間限定の恋人になった後は、桃耶とともに「なんとか先輩の両親を説得できないのかな?」なんて思っていたのですが……。それだけに、母上登場のシーンは衝撃的でした。「ここから先輩と結ばれるためには、梅子さんみたいに駆け落ちするしかないんじゃないか?」なんてことまで考えていたのですが……(笑) 伏線を回収しつつハッピーエンドに至るEND1は、ただただ感動しました。素敵なイベントスチルがたくさん登場する本作品ですが、END1で出てくる最後のイラストが1番印象に残っています。 @ネタバレ終了 いずれの要素も高レベルである本作品ですが、個人的には、「相手のために」と考える大切さを一貫して描いている点が特に素晴らしいと感じました。素敵な作品をありがとうございました。
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そして僕らは世界を壊すラストまでたどり着き、思わずうめいてしまいました。 物語の中盤からずっと、心の中で叫んでました。「なんで!?」とか「やめてくれ!」とか・・・ 作中で何度も悲しみを味わされました。それは悲しいけど、とても素晴らしいことでした。 凄まじい読書体験をありがとうございました。