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65512 のレビュー-
フィルム・ラプンツェル人間の暗部の容赦ない暴き方、巧みな演出。そしてこの世界を彩る透明感あふれる音楽たち。タイトル画面からもう信仰しちゃう。 あぁもう助けて下さい。読了後の心が重たすぎる。丹さんの文章は私にとって読みたくなる文章なので文字はすらすら頭に入ってくるのに、飲みこむのがしんどい。けど続きが気になって一気に読んでしまいました。翻弄された心がまだざわざわしておりますが、クリア後の感情を書き殴っておきます。 @ネタバレ開始 祭里の出現によって良くも悪くも停滞していた時が動き出してしまった二人の末路があんまりで……はぁぁぁぁ。伊織の亡骸を発見した後のくだりにハンカチを口にくわえて引き裂きたくなる衝動に駆られました。いや去るな、帰るな。私は美麗なスチルでごまかされんぞ?? いじめられる方にも問題はあるという言葉は大変嫌いですが、祭里の場合はまんまそれが当てはまるというか。人が好き、歩み寄りたい、知って欲しいが捻じれに捻じれた面倒くさい生き物すぎて。天音を魔性のように称していましたが祭里の方がよっぽどでは?? 魔性の悪党で死神すぎないか。二人を自分の方へ引きずり込んで、二人の日常を強制終了させて、心痛めつつも自分は小絢という支えを得て日常を幸せに生きていく。 実際の人間なんてそんなものよねと思うものの……うわあああずるいよぉぉぉぉ!!(子供の様な地団駄を踏み) やりきれない……。 最後の演出で『え……祭里は天音と同じ場所に逝けんやろ……? やめて……?』と思ってしまい申し訳ありませんでした。 @ネタバレ終了 目を逸らしたいのに目が離せない、素晴らしい作品でした。作って頂きありがとうございました! -
ヤドカリ1.5前作プレイ済みです。「ゲーム」が好きでゲームばっかりやっているようなわたしに、「ノベル」の面白さを教えてくれた作品でしたので、続編を心待ちにしておりました。 すっと頭に入ってきて、40分という時間も忘れて没頭してしまうくらい読みやすい文章、面白いストーリーでした。 @ネタバレ開始 今作は演出面にさらに力が入っているなと思いました。羽鳥さんとえみちゃんが山のようなスイーツをたいらげていくシーンは、画像の切り替えスピードによって疾走感が増していき見ていて本当に楽しかったです! 3人とも紆余曲折を経て楽しくやっているようで良かったです。ほっこりしました。 対する伊澤君のお話は、ヤドカリの核心に迫る内容でわくわくしながらも、ヤドカリのためなら手段を選ばない彼の行動にはらはらしていました。 妹さんにはデレデレなところが好きです! 爺については割愛します。きっと悪い夢だったのでしょう。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました! -
巡るランドリーUIまでコインランドリーのデザインになっていたり、 別作品で選択時に出ていた言葉がEND名に使われていたり 細かいネタが仕込まれていて、ぐっと来ました。 「いま洗ってしまえば二度とここには来ない」が好きです。 刹那的な雰囲気をあらわす言葉のセンスが光っていました。 メモをして進めたので全END見られたかと思います。 どのENDも隠しシナリオも面白かったです…! -
繋ギ工芸館『ペンションおしぼり』を先にプレイしていたので、 スシさんやツトアさんにまた会えた!という気持ちです。 ドアの名前を繰り返し読んだり、 「すみません」の言葉が少しずつ変わったりと ディティールまでこだわられており、 シュールでハイセンスな世界観が強く残りました。 BADENDのあっさり加減も好みです…。 作者様の作品は一度味わうとクセになるので また次を味わいたいなぁと思います! -
終末兄妹終末の世界を旅する兄妹のお話。 雰囲気がとても好みでした! 栄えていたであろう痕跡が静かに佇んでいる風景は、寂しさや壮大さがあってずっと見ていられると思いました。 二人も悲観しているわけではなく、お互いの存在を確かめ合っている描写がなんだか「生きている」という感じがして良かったです。 曲も世界観に合っていて、より雰囲気を感じることができました。 兄妹の過去とか旅の始まり、これからどうなるのか、なにがあったのか……想像も膨らんで楽しいです♪ 素敵な作品をありがとうございます。 -
市にて~とあるお江戸の一日~市にての最新作!楽しくプレイさせていただきました!! 今回の舞台は花のお江戸ということで…さてどんな風に繋がるのだろう?とわくわくしていましたが、完全にしてやられました!!そうくるかー!! @ネタバレ開始 主人公の姿が鏡に映された瞬間、ゾクッときました。…ウツロくん!!! また、友人くんについに名前が!! 彩香さんのかいせつこーなー、楽しい!! クリア後のおまけがかわいい!! ラストの謎の少女の活躍や如何に!? @ネタバレ終了 短編に入ると思うのですが、面白さと怪異の怖さ(ドッキリ要素はありません)、その他にも色んな要素モリモリな、大満足な一作でした! 次回作も楽しみにしております~!!(*´ω`*) -
ありすすいーぱーありすちゃんをお花見に連れて行きたかったあああ~~~!!!(涙) クリアするまで感想は控えようと思っていたのですが、どれだけやっても中級以上をクリアできず…お手上げです!>< それはそうと。ものすごい技術力だなあ~と感心しながらプレイしておりました。どうやって作ってるの…!? ありすちゃんがとてもかわいくて、眼福(何がとは言わない)でした。声もかわいくって。…いつかきちんとクリアしたいですね!!(決意) 次回作も…次回作こそは、がんばりたいと思います!! 初のマインスイーパー、とても楽しませていただきました!!ありがとうございました!! -
はじめましてボクのカノジョプレイさせていただきました! イラストが綺麗で怖い要素もあって面白かったです!! -
ロストフレンド後悔とどう向き合うのかを描いた話。主人公の碧人くんの心情が丁寧に描かれており、とても読みごたえがありました。 「ダークネスボーイフレンド」はプレイしていませんが、特に問題なく楽しめました。 キャラクターでは、翠ちゃんが、かっこ良かったです。重いテーマの話でしたが、友達のヒロが良い仕事をしていて、出てくるとクスッと笑えて空気が軽くなりました。 @ネタバレ開始 分岐は、意外な結末でしたが、とても納得感がありました。「つらいときは誰かに頼ってもいい」というメッセージが心に響きました。自分も、誰かにとっての頼れる存在でいたいなんて、考えてしまいました。 @ネタバレ終了 読み終えた後は、温かい気持ちになりました。非常に印象に残る物語をありがとうございました! -
僕の愛する三匹家にいる三匹の統一感の無さやその強い個性に最初は驚き、「どういう話なんだろう!?」と思いましたが、読んでるうちに「なるほど!」と腹落ちしました。表現の仕方が、とても面白かったです。 @ネタバレ開始 猫の台詞にはドキリとさせられました。でも、最後にはやっぱり好きなんだと、明るい気持ちで締めくくられていたので、良かったです。 @ネタバレ終了 創作に関する描写は、共感できるところが多かったです。 温かい気持ちになれる読後感の素敵な作品でした。ありがとうございました! -
ラストサマー・バケーション・イン・ザ・ダーク文字通り「夏を終わらせる」作品でした。 背景が実写なので物語がリアルに感じられて、 それだけに描かれる物語は切なかったです。 @ネタバレ開始 最後に見た葵さんの顔がすっきりしていて 本当にあの夏が一番楽しかったのだな…と思いました。 一概に良かったと言っていいのか分かりませんが、 葵さんは日向ちゃんに出会えて良かったと思います。 @ネタバレ終了 -
金魚の鼓動10分程度の短編ですが、涙が流れました。 とても短い時間で人の心を動かす力のある作品だと思います。 ぼやけた背景と和風の曲の組み合わせと 色遣いも相まって、切なく訴えるものがありました。 「魚は人間に愛情表現ができない」 この言葉が印象に残っています。 @ネタバレ開始 修二を好きだから殺せない朱里。 修二を好きな気持ちしか持っていない朱里。 消えてしまった朱里。 修二はもう一度朱里に会いたいと思っていますが、 きっともう会えないのだと思います。 切ないですが、朱里はそれでも満足だった。 その気持ちは嘘ではなく、プレイヤーである自分にも 理解のできる感情だったため、染み入る様でした。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。 -
パラノイア・エラー少年は主人公に「キミにはボクしか居ない」と言いますが、 「ボクにはキミしか居ない」の意味でもあったのだと思います。 @ネタバレ開始 あちらの結末がトゥルーエンドではありますが、 ノーマルエンドで『やめない』を選んだ時に、 「ちょっとは素敵な、そんなシナリオ」と言ってくれた 彼は、選んでもらえたのが嬉しかったのかなと思い、 でも少年は作者の妄想なのだから、 作者が少し前向きな気持ちになれたのだと解釈しました。 そう思うと、この結末で良かったのかも……とも思いました。 @ネタバレ終了 -
牛系男子はみるくが出せないっ!!作者様の作品には物語がある所が好きなのですが、 こちらも年齢制限にふさわしい描写がありつつ、 結末には考えさせられるものがありました。 @ネタバレ開始 人間は牛さんの言葉を聞くことは出来ませんが、 どんな事を考えているのでしょうか……。 命を貰っている事に感謝しなければならないと思いました。 @ネタバレ終了 -
fascinoma十粒のチョコレートを一粒ずつ味わうように、 短い十のお話を一話ずつ読み進めていく作品です。 ひとつひとつのお話はとても短いのに、 改行や、句読点の使い方にすら 作者様の文章力の高さが伺えます……。 シンプルなのに非常に印象的に作られる 手腕・センスがお見事な作品だと思います。 少し苦くて、甘い恋愛を味わえました。 素敵な作品をありがとうございます…。
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Bruise(ブルーズ)柘榴雨さんの作品は、二周するとすべてが溶け出してくるような不思議な読み心地を与えてくれますが、今作もその良さが変わらずでした。何気ない描写が繋がる瞬間がとても好きです。シナリオ自体は短いですが、これまでのふたりの関係を否が応でも想像してしまいます。 「お弁当」で言い表されたあれこれにも想いを馳せつつ、一筋縄ではいかない愛情の形に心苦しくなりました…行間を考えてみるのにもしっとりとしたものを感じて、読後は茫然としてしまいました。 Sea glassとはまた違った「青」という感じがします。今作も色が印象的な作品でした。 -
市にて~とあるお江戸の一日~待ち望んだウツロシリーズの新作!! 第一作にて主人公のウツロくんをとりまく世界観に惹かれて以来、ずっと新作を楽しみにお待ちしておりました。 お江戸を舞台に繰り広げられる、面妖な世界を堪能させていただきました。 @ネタバレ開始 江戸がどうお話に絡むのか、タイトルを知ってからずっと気になっていたのですがこうくるとは……! 主人公の真の姿には思わず鳥肌がたちました。 友人くんについに名前が! 彩香さんの可愛さもさらにパワーアップ! そしてそしてウツロきゅんの可愛さよ……。 この三人がわちゃわちゃするところが大好きで、いつまでも見ていたいと思うのでした。 お姉ちゃんもついに登場し、この先の展開がますます楽しみになりました。 それと最後に出てきた謎の彼女の存在も……! 続きがとても気になります。 おまけのかいせつこーなーやおまけのおまけなど、メインストーリーのあとも楽しめる素敵な作品でした。 SDウツロきゅんの可愛さは超ド級です。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。次回作も楽しみにしています! -
夕暮れ推理俱楽部推理の言葉に弱く、遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 正統派な推理、人間関係、やられた感です。 @ネタバレ終了 これからのゲーム制作も応援しています。
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graduationティラノフェス2020佳作おめでとうございました! やっと感想書けます…! 短編集ではありますが、たくさんの方のお話をただ載せるだけでなく、メインストーリーとリンクさせる試みが面白かったです。 フルボイスで豪華ですし、BGMも綺麗、イラストも立ち絵から一枚絵までひとつひとつに心がこもっていて、短編の良さを引き立てていました! 作品それぞれが一枚絵を効果的に使ったり、光の効果やドット(ドット絵の夜景とっても綺麗!)まで使っていて良かったです。ラジオの短編のイラストの使い方が秀逸でした。 雰囲気がありました。桜の木のイラストは本当に印象的ですね。 卒業というテーマ一つでも、人の視点によってこんなに違うのだと感動しました。書き方もキャラクターも作者さんの個性が詰まっています。 しんみりしたり、心が温かくなったり、微笑ましくなったり、苦しくなったり、ぶるりと怖くなったり、たくさんの卒業が詰まっていて、濃厚なオムニバスを楽しめました。 敢えてそれぞれの作品に対する感想は述べません、述べると長くなってしまうし、全部が一つになったのがこの作品と思いますので! @ネタバレ開始 メインストーリーについて、まず編集君のお腹壊しやすいの、すごく共感! 先生が意外にも可愛らしくて、ダイビングサークルというのも。だんだん二人の関係性が出来上がっていくのはいいですね。 そして、先生の酷評されても自分が面白いと思って書いたら良い、愛する我が子だという言葉は素敵です。やはり自分が一番、作品を大事に、好きになってあげるべきですし、楽しいのが一番ですから。 編集君の夢も、共感できます。物語を自分の手で作るのは楽しいし、世界を表現するのは素晴らしいですよね。けど、ご両親の言葉…胸が痛い…。 このお話のキャラクターたちの言葉、書き手にとって心に響くものがありますね。基礎の上に個性の花が咲く、いいな。 先生の秘密とそれを支えてくれた編集君、2人の夢が一つになって叶って本当によかった! 最後の先生の笑顔と明るい声、素敵なラストでした! @ネタバレ終了 素敵な作品ありがとうございますと、いまさらで申し訳ないですが制作陣、大変お疲れ様です!
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市にて~とあるお江戸の一日~こちらの「市にて~とあるお江戸の一日~」からプレイしました。 とても面白く世界に惹きこまれました。シリーズもので前作があるということでそちらもプレイしたいと思います!

糸尾かしか
さむいそら
柘榴雨(ザクロアメ)
gawa
やまさきこうじ
れゔぃあたん
灯野ともる
丹綿樫
深山宵
片平 なにさっ!
水原梓@ルピナスパレット
弘法の筆/official