heart

search

ミステリー・謎解き

2679 のレビュー
  • メモリ - 学校の怪談 -
    メモリ - 学校の怪談 -
    クリアしました。とても面白かったです! 『メモリ - 迷い犬 -』の続編である本作は、前作同様クラシカルな文章とモノクロームなグラフィックで、未来の世界なのにどこか郷愁にかられる世界観を持っています。 百合子さんに先生というおなじみのキャラクターに、ミチヲ先生をはじめとした新キャラクター達。 そして新たに表れた日常の謎。 次から次へと訪れる興味深い展開に引きつけられ、最後まで息つく暇もなく読み終えてしまいました。 @ネタバレ開始 怪談が生まれた理由と、松村君の過去に衝撃を受けました。 「無自覚に善良で残酷」 松村君の台詞が心に刺さりました。 松村君も百合子さんも、完全記憶が当たり前の世界では、忘れたくても忘れられない辛さを抱えてしまうのかなと感慨にふけってしまいました……。 山田さんの解決策にしびれました。 J・ティプトリー・ジュニアが好きなので、彼女の言葉に驚き&感動しました! そしてまた現れた「青い花」。 百合子さんにはなにか秘密があるのでしょうか? それとも百合子さんへの秘密? ……続きがとても気になります! @ネタバレ終了 素敵な物語をありがとうございます。 次回作も楽しみにしています!
  • マスケラ・ファンタズマ
    マスケラ・ファンタズマ
    なんて上品で美しい世界観なんでしょうか!かなり好きです! BGMもとても綺麗で、ベネチアが好きなので舞踏会の衣装も楽しめました。 完全な乙女ゲーじゃなく友情で皆が結ばれている所も好きでした! 初めに一気に登場人物がでてきて 最初は覚えられなかったので、概要欄のファリアメモがとても助かりました! @ネタバレ開始 一人だけ誰かわからなくて、幼馴染達の台詞選択肢を 色々聞きまわっても先に進めなくて困っていたら ペンドさんを正解するのを忘れてただけでした…! この方は主人公が好きな感じを醸し出していたけど ただのリップサービスで本当はそんなに興味なさそう… 間違っていたらすみません。 香りを匂ったり、ダンスで翻弄する選択肢が 特に雅やかで素敵な感性だなと感じました。 死者と会えたのも粋な演出でした。 彼がどんな人物かもう少し知りたい 幼馴染の話も後日談でいいのでもう少し知りたい と思える位、ゲームの世界観に浸りました。 @ネタバレ終了 幻想的な優雅なひとときでした。 素敵な作品を有難うございました。
  • KOKUTOU - 鐘塔の幽霊 -
    KOKUTOU - 鐘塔の幽霊 -
    プレイさせて頂きました。 日常ミステリー第4弾!今回もとても楽しめました。背景もUIも作り込まれており、とても楽しかったです。大満足でした。
  • 擬態する群衆
    擬態する群衆
    同じ前提から始まる短編集で、どれも途中から雰囲気がガラッと変わるような、驚く物語ばかりです。ストーリー展開の抑揚がとても巧みで…! 「なるほど、こういうことね!」と「擬態」の意味がわかってきたとき、話を読み進める手が止まりませんでした。どれもこれもスッカリ結末を知ってしまいたい衝動に駆られます。そして思わず二回読んだりなんかして。 ジャンルも様々で、個人的には「疲れた様子の会社員」のお話が好きです。二回目読んで、なるほどね! と理解しました。最初は私も主人公のように混乱してしまいました… きっと必ずお気に入りの話があるはずなので、誰にでも触れてほしい作品です。
  • 熟れない果実
    熟れない果実
    とある事件の調査で町外れの洋館を訪ねた主人公、ハルキの物語。最初から数多くの謎があるため、ずっと、「続きが気になる気になる超気になる!!」と思いながら、ワクワクしながらプレイできました! @ネタバレ開始 BGM、効果音がそれぞれのシーンにマッチしており、丁寧な作りだなと思いました。また、5日目が赤文字で書かれていた点もGood。素晴らしい演出でした! ストーリーも最高に面白かったです。丁寧な伏線回収がお見事。主人公の正体にも驚きです。「魔獣」という存在が大きく関わってくる独特の世界観も良かった!猫が突然喋りだしたのにも驚きました。 続きがあるかも、という終わり方で、勝手に続編がほしいな、なんて思ってます。 そして、謎解きも楽しかった! @ネタバレ終了 僕個人の好みに合う、非常に面白い作品でした!素晴らしい作品をありがとうございました!
  • メモリ - 学校の怪談 -
    メモリ - 学校の怪談 -
    作者さんの語彙力の高さ、そしてその力を軽快に当てはめていく文章に惹き込まれる作品でした。 前作から引き続いて独特な世界観の中、まるでパズルを間違える事無くはめていくような推理が爽快です。 超記憶があっても、そこから何を感じ取ってどう思い、行動するのか……見落としがちな大事な事を知れたと感じました。 @ネタバレ開始 エピローグを含め、松村君と先生のかけあいがハラハラしました! さながらライバルのようなあの関係、好きですっ。 @ネタバレ終了 残る謎は次回で描かれるのか、百合子とみんなはどうなるのか、次回が気になって楽しみです♪ 素敵な作品をありがとうございます。
  • KOKUTOU - 鐘塔の幽霊 -
    KOKUTOU - 鐘塔の幽霊 -
    とても面白かったです!おススメです! まずは改めてグラフィック周りが凄いです。 実写と思われる背景の雰囲気や立ち絵にあった加工。 テキストウインドウのオシャレさと表示演出の細やかさ。 イベント絵の尋常じゃねぇ!と思えるほどの美麗さ。 システム周りやED演出がパワーアップしているので、 過去作プレイ済の人もより楽しめます。 ストーリーもとても面白かったです。 今回はアリスと輝夜の先輩組にスポットライトが当たってました。 2作目の伏線回収がある程度進んだのと、アリスのキャラが良かったです。 @ネタバレ開始 でも御手洗さんの出番が1ミリもなかったのが不満です。ぷんすか!! 序盤で再登場したカレーの話題にはほっこりしました。 @ネタバレ終了 素敵な作品を毎年作り続けて頂いているおかげで、 後からやって来た新参者としては一気に遊べるので嬉しい限りです。 継続的な作品制作をありがとうございます。今後もお願いします!
  • KOKUTOU - 御伽倶楽部 -
    KOKUTOU - 御伽倶楽部 -
    本作も面白かったです! テンプレっぽいお嬢様も現れ、画面が美少女で埋め尽くされて眼福でした。 今作では黒十さんはサポートキャラな感じになり、柚葉は主に稲餅さんとペアで行動します。 ADVでは恒例のマップ画面が出てきた時はテンションが上がりました。 分岐エンド回収のために敢えて間違った場所に何度も行くことになるのですが、 本筋と関係ない場所にも適切な背景と専用の会話が用意されており、丁寧な作りに感動しました。 カレー好きにはたまらないエピソードが見られて満足です! あと、強くお伝えしたいのはタイトル絵の素晴らしさ。 不思議の国のアリスモチーフで柚葉が落ちている構図とかホントにセンスの塊だなぁと。 他のシリーズ作もタイトル画面はやたらと素敵ですが、個人的には本作が一番好きです! 3作目まで進めて改めて感じたのはキャラクターのボイスがピッタリだということと、 本当にグラフィックが綺麗だな、ということです。 勝手を言えばクリア後にCGモードがあればなお嬉しいです! @ネタバレ開始 本作は御手洗さんのセーラー服と男装がどちらも堪能できるので最高でした。 飴宮さんも捨てがたいですが、やはり御手洗さん一択ですね(何の話やねん) @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。
  • KOKUTOU - 招かれざる常連客 -
    KOKUTOU - 招かれざる常連客 -
    前作に続いてグラフィックが本当に綺麗だなぁ、と感じました。 メインキャラが立っているので、何気ない会話も楽しく読めます。 テーマとなっている謎は本作中で解が示されますが、 ストーリーそのものは風呂敷が広がりつつまだまだ全貌が見えない感じです。 次作も楽しみです。後からやると一気に遊べて幸せですね。 こちらも全EDを拝見しました。 素敵な作品をありがとうございます。
  • KOKUTOU - 消えた初恋の謎 -
    KOKUTOU - 消えた初恋の謎 -
    前から気になっていた作品でしたが、フェスに最新作が出ていたのでプレイしました。 日常に潜む謎系のストーリーで、とても面白かったです! メインとは別にもう1つ隠されたおまけ的な謎があるのが良いですね。 ちなみにそちらは金田一少年の事件簿で鍛えられたおかげで無事に初見で気付きました! 何よりもグラフィックが背景を含めとても美しく、 実写加工と思われる小物類のカットも良かったです。 ボイスもとても良い豪華な作品で、あっと言う間に全ED拝見しました。 個人的には御手洗さんがお気に入りです!可愛い! 素敵な作品をありがとうございます。
  • 真実とイデア
    真実とイデア
    むっちゃ面白かったです 次回が待ち遠しいです
  • 擬態する群衆
    擬態する群衆
    非常に面白い作品でした。 同じシチュエーションから始まる5つのオムニバスとなります。 各エピソード間には関連性がありませんが、 だからこそ各話が独立した様々な趣向が楽しめました。 読む順序は自由で全く問題ないのですが、 並び順にも意図を感じましたので上から順が良いのかな、と思いました。 あと、タイトル名とタイトル画面がとても印象的です。 @ネタバレ開始 話によって主人公が変わるのは面白いですね。 殺人鬼から警察官、男女や年齢にも幅があって飽きずに楽しめました。 4話目はもしや!?と思いつつも空になったペットボトルの描写に安心しました。 そりゃ都合よくここぞという時に出ないですもんね。 こんな窮地に救ってくれる年下のおとこまえの男の子、惚れて当然っすね。 @ネタバレ終了 面白い趣向の作品をありがとうございます。
  • ツキ博01
    ツキ博01
    途中でプレイできるミニゲームが楽しかったです。 イラストもムービーも凝っていて良かったです。 遊んでいると確かに博物館に行ってみたくなります。 ディズレーリの名言もその通りだと思うので納得でした。 世界史選択だったのでもちろん親しみのある人物だったのですが、 そんなこと言ってたのは全く知りませんでしたね。気が合いそう。 面白い作品をありがとうございます。
  • メモリ - 迷い犬 -
    メモリ - 迷い犬 -
    「超記憶力」という設定があるからこそ説得力のある推理、そして残る謎が気になるお話でした。 モノクロであるだけでなく、思い出を語り聞かせているような文体が特徴的で、独特な世界を感じる事が出来ました。 一匹の迷い犬を巡って繰り広げられる推理には舌を巻きました。 先生いったい何者……? @ネタバレ開始 そしてエピローグ! 続きが気になってしかたありません。 @ネタバレ終了 三部構成のようなので、続けて読ませて頂きます! 素敵な作品をありがとうございます。
  • マスケラ・ファンタズマ
    マスケラ・ファンタズマ
    仮面舞踏会で一緒に踊った相手の正体を暴くゲームです。ダンスの腕前や体格や匂いといった特徴から、相手が誰なのかを推理するのが楽しかったです。概要欄に書かれている各キャラクターの特徴を読みながら、消去法で推理していたのですが、一部当てられなかったキャラもいて一筋縄じゃいかないな~と感じました。面白い作品をありがとうございました!
  • メモリ - 学校の怪談 -
    メモリ - 学校の怪談 -
    いろいろな意味で明と暗を感じさせられる作品でした。 一作目では百合子と先生とのやり取りが主でしたが、今作では一気にキャラクターが増えたことでまた違った面白さがあり、楽しかったです。 次回作でどのような結末を迎えてしまうのか…とても楽しみに待っています。
  • セリカ・リドル
    セリカ・リドル
    クトゥルフ関連の作品といえば、私は怖いとかシリアスな作品をイメージするのですが、こちらはギャグてんこ盛り。何度も笑ってしまいました。 なぞなぞは易しいですし短くてテンポもいいので、かなりお手軽な作品です。 楽しい作品をありがとうございました!
  • KOKUTOU - 鐘塔の幽霊 -
    KOKUTOU - 鐘塔の幽霊 -
    骨董品店の店主・黒十と、彼の店にいつも遊びにくる女学生・柚葉。彼らの周りで起こる「日常のささやかな謎」を黒十が解き明かしていく日常ミステリーシリーズの第4弾です。今回は柚葉が通う学校にある礼拝堂の鐘塔で起こった幽霊騒動を解決していく物語になります。全3エンド、2時間程度で完走しました。なお、これまでのシリーズは全て読了済です。 おしゃれなUIデザインやイラスト全般の美しさはもちろん、今作は礼拝堂を舞台にしているので全体的な背景がとても美麗で、普段の日常とちょっと違う世界にいるような気がして、物語への没入感がとても高かったです。登場キャラクターもみんな可愛くて、女の子4人が同時に出てくる場面は無駄にテンションが上がってしまいました(笑)。黒十と柚葉のやり取りも、ニヤニヤできる部分がたくさんあって良かったです。 @ネタバレ開始 もちろん、本題のミステリーの部分もすごく面白かったです。鐘塔の登り方については伏線もしっかりあって、「なるほどなぁ⋯⋯」と思いました。また、齧られたクラブサンドのエンドには大きく感動しました。ある意味、エピソード2の完結編といいますか⋯⋯。アリス先輩がめちゃくちゃ格好良かったです。ますます好きになりました。 @ネタバレ終了 エピソード1から読んでいる身として、今回も大満足の内容でした。次回以降も楽しみにしています!
  • 擬態する群衆
    擬態する群衆
    電車内で隣の人間のスマホを覗き見ることから始まる、「擬態」をテーマにした5つのオムニバス形式の短編集です。50分程度で完走しました。 とても面白かったです!基本的には文章のみで進行していきますが、だからこそ表現できたギミックも多数入っており、物語の豊富なバリエーションもあって、あっという間に読み終わってしまいました。ミステリー系が好きという方はお勧めしたい作品です。粒揃いの短編でしたので、いったん文章を閉じて、1つ1つネタバレ感想を書いていきたいと思います。 @ネタバレ開始 『パーカーを着た男』最初は「どうなるんだ?」とハラハラしながら読みましたが、次第に主人公の行動に疑問符がついて、終盤の展開に「あーっ⋯⋯」となりました。主人公の意味深な言動にも納得しました。 『疲れた様子の会社員』5作品のうち、最も想像力を使いそうな内容だと感じました。電車に轢かれたのは誰なんだろう、と考えれば考えるほど(良い意味で)嫌な想像しか浮かんできません(笑)。 『ミニスカートの女性』個人的に最も面白いと思いました。ハラハラしつつ、最後はすっきりとした終わりで心地よかったです。どんどん移り変わっていく主人公の立ち位置と、躍動感ある展開に目が離せませんでした。 『うつむく女子高生』主人公に「漢」を感じざるを得ない、青春要素のある物語でした。自分が同じ立場だったらトイレのドアを激しくノックして、何としてでも中にいる人間を引っ張り出す方を考えるかもしれません(笑)。 『キャップを被った男性』すっかり騙されました。某名作ミステリーを思い出しました。彼の体つきは病気だからと思っていたら、まさかの⋯⋯。読後感も良く、最終話に配置してたのも良かったです。
  • セリカ・リドル
    セリカ・リドル
    キャラクターがとっても魅力的でした! セリカちゃんは後世では偉大な魔術師と伝わっているのに、その実態はちょっと天然な放っておけない子。なぞかけするお三方も優しすぎる!ムー〇ンもどきとお花畑には笑いました。 笑いだけではなく最後のシーンの演出も良かったです。セリカちゃんの成長が感じられます。 @ネタバレ開始 ヨグ=ソトースの登場シーンはおお!と一人で盛り上がってました。「いあ!いあ!」を見れるとは!力を合わせて退けるシーンは胸熱ですね。 @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました。