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ティラノゲームフェス2021参加作品

8621 のレビュー
  • マッチングアプリで出会い厨してみた
    マッチングアプリで出会い厨してみた
    陰キャ大学生の主人公がマッチングアプリで彼女を作ろうと奮闘する7日間の物語です。1時間半ほどで完走することができました。 とても面白かったです!マッチングアプリというテーマをノベルゲームに上手に落とし込んでおり、終盤まで女の子の正確な容姿が分からずに進行していくので、その辺りのハラハラも含めて、構造的にも秀逸な内容でした。分岐に影響しない部分でも、こちらでアプリを操作させるような演出が多く用意されており、デザインも丁寧に作られているので没入感も大きかったです。主要メンバーの女の子もみんな可愛く描かれており、佐々木さんは当然のこと、主人公の妹も出番こそ少なかったですが、とても可愛かったです! @ネタバレ開始 アプリの女の子も気になるけど佐々木さんもすごく可愛いなあ、と思いながら選択肢を選んでいたら、不覚(?)にも初回一発でトゥルーエンドに到達してしまいました(笑)。最初は陰キャな感じを前面に出していた主人公が佐々木さんを守るために身を挺した場面は、まさに「漢」としての成長を感じ、王道で上質な恋愛シナリオを堪能させて頂きました。 他のルートも印象的でした。飲み会エンドもこれはこれで楽しい人生だよね、と思いました(どうでもいい事ですが飲み会メンバーのカズさんは、もしかして例のサイトの管理人だったのではと勘繰ってしまいました)。 さやかさんルートはどちらも怖かったです。彼女の服装の感じからして、「これ絶対に勧誘の類だよな」と己の第六感が働いてしまいました(笑)。いったん断った後の演出は怖かったですが、主人公が宗教に入ってしまった背景も非常に現代的で怖いと同時に納得もしてしまいました。そしてホラールートも個人的に大満足でした。いきなりガチホラーの演出が始まったので、オチも含めて良い恐怖体験をさせて頂きました。 @ネタバレ終了 マッチングアプリというコンセプトが光る、とても面白いゲームでした。素敵な作品をありがとうございました!
  • 恋廃トンネル
    恋廃トンネル
    主人公のくだおが、幼馴染の玉緒とさざねの3人で廃トンネルの肝試しに向かったことから始まる短編恋愛ホラーです。40分程度で全てのエンドをコンプリートすることができました。 甘酸っぱい恋愛と同時に、ドロドロした三角関係の怖さと心霊的なホラーも味わえる面白い作品でした。玉緒とさざねのビジュアルはとにかく可愛くて、純粋にくだおの立場が羨ましすぎると思いました(笑) @ネタバレ開始 印象的だったエンドは『白い恋人』と、バッドエンドです。前者は途中まで王道の甘酸っぱい恋愛を行っていたと思いきや、まさかのドス黒い策略があって衝撃を受けました。一番最初に見たエンドだったので、豹変した玉緒のインパクトは強かったです。バッドエンドは演出がとにかく印象的でした。さざねの少しセクシーなショットが来たと思いきや、まさかのガチホラー演出に切り替わったので大変驚きました。 @ネタバレ終了 とても面白かったです!素敵な作品をありがとうございました!
  • G目線上のエリア
    G目線上のエリア
    主人公のG(虫のアレ)が、家の中を探索していくミニゲームです。30分程度で完走することができました。 クスっと笑えて、とても楽しい作品でした。まさか人類の憎まれ役として君臨しているGを主役にしただけでも驚きましたが、ポップな絵柄で描かれているので、最後まで楽しく探索することができました。逃げる部分やエンディングなど動く演出も結構あり、その部分も惹き込まれました。 それにしてもタイトルが本当に印象的で秀逸ですね。BGMも『G線上のアリア』のアレンジが大量に入っており、もともと好きな楽曲なので「やっぱり超名曲はいろんな種類のアレンジがあるんだな」と驚きました。 @ネタバレ開始 印象的だったのは「その他大勢」を見捨てるエンドや、逆に主人公が見捨てられるエンドです。繁殖力がもともと強い故なのか、めちゃくちゃドライなやり取りをしているのが面白かったです(笑)
  • 筋肉、増殖中
    筋肉、増殖中
    「おんがくしつ〜のぉ」という綺麗な歌声と共に、大量の筋肉が出現した最初の画面で笑いが止まらなくなりました(笑)。 シナリオは筋トレ大好き主人公のイモージェンが、自分にそっくりな人がたくさん現れるという怪現象に遭遇したことから始まります。15分も経たずに完走することができました。 自分の脳にではなく、ダイレクトに筋肉に語りかけてくるようなブッ飛んだ内容でした(笑)。とりあえず、次にジムで運動するときはもう少し筋トレの数を増やしていこうと思います。あと、道尾先生の某名作の言葉が入ってきた部分は不意打ち過ぎて笑ってしまいました(笑)。
  • あかねくずし
    あかねくずし
    あかねちゃんと化したバーでボールを弾きながら、上にあるブロックを消していくシンプルなブロック崩しゲームです。何度でもコンティニューは可能なので、普通にプレイする分には気軽に楽しめる内容になってます。 しかし、これが完全クリア条件になると、話が大きく変わります。完全クリアのバッジ取得のために2時間半の死闘を繰り広げましたが、ノーコンクリアできませんでした。シンプルな設定のゲームなので、いったんハマってしまうと抜け出せない魔力がありますね・・・! クリアしている方もいるので、無理ゲーではありませんが、それを目指すためにはある程度の根性と運が必要になってくるかもしれません(この難易度調整は本当に絶妙だと思います)。 それにしても、ティラノでこのようなゲームが出来るとは思ってもみませんでした。ゲーム自体はとても快適にプレイできましたので、制作者様の技術力もひしひしと感じました。 とても熱中できました。素敵なゲームをありがとうございました!
  • 恋に落ちてはいけない20分
    恋に落ちてはいけない20分
    主人公のさつき(名前変更可)が残業で終電を逃してしまった矢先、同じ職場の上司・丹羽の車で家まで送ってもらうことになる。既婚者である丹羽への好感度を上げないようにしながら、夜のドライブを繰り広げていくゲームです。おまけを含めて1時間程度で完走することができました。 恋愛ゲームの王道を逆手を取った「好感度を上げない」ように会話を選択しながら物語を進めていくシステムは、とにかく画期的で面白かったです。丁寧に作られた演出や表示された好感度メーターによって、プレイしているこっちまで「あっ、好感度が90を超えちまった!」「よし、ちょっとだけ好感度が下がった!」と今まで経験したことない種類のハラハラドキドキを味わうことができました(笑)。エンド4へ行きやすくなるシステムも非常に親切で、快適に物語に楽しむことができました。 @ネタバレ開始 エンドは1、3、2、4の順番で読みました。シナリオ自体も非常に面白かったです。エンド1のリアルさを感じるビターなシナリオ、エンド2の背徳感と絶望感、エンド3の切なさ、どれも印象的でした。エンド4も非常に爽やかで、2人ならきっとより良い未来を作ることができるだろうと思えました。 @ネタバレ終了 丹羽所長についても、誠実で真面目でたまにお茶目な部分も出したりして「理想の上司すぎる!一社に一人くれ!」と思いました(笑)。とても充実した時間を過ごすことができました。素敵な作品をありがとうございました!
  • 修学旅行 ~性格不安定なまみちゃんと僕の物語~
    修学旅行 ~性格不安定なまみちゃんと僕の物語~
    丁寧につくり込まれたシステムとテキストで、終始楽しくプレイさせていただきました。 ストーリーは基本的にギャグではあるのですが、雑学や専門知識等が嫌味なくふんだんに盛り込まれていて、大変教養的であるとも感じました。 状況に応じて本当に様々な行動を取ることが出来るので、いろいろと試してみるのが面白かったです。 @ネタバレ開始 行動に応じてまみちゃんの性格が変化しますが、まみちゃんが「じこしゅちょうができるおんな」と自称しているように根本的にはどの性格でも自分をしっかり持っていてきちんと行動に移せる子だと感じたのでとても好感が持てました。 そのシーンで「あれ……? さりげなく過去作『エレベーター』に登場するみよちゃんをディスっているような……」と不思議に思ったのですが、後にみよちゃんとの意外な関係性が判明して、『エレベーター』のファンとして嬉しく思いました。 なお、エンディングには関係ないものの新幹線でお弁当を食べる際にしおりを選ぶとモブおに「おまえはヤギか!」と言われるのが個人的にツボで好きでした。 そういった進行上意味のない行動にも気の利いたテキストが用意されているのがプレイに没頭する一因だったように思います。 また、登場するキャラが皆見た目も性格も個性的で見ていて楽しかったです。 個人的にたなかせんせいがめちゃくちゃひどい教師ではあるもののお酒でころっと機嫌が良くなっちゃうところが何だか憎めなくて好きなのですが……関わりたくはないですね……!(笑) そして作中のミニゲームが非常に完成度が高くて脱帽しました。どうやってつくられているのか想像もつきません……。 クリアするのに結構苦労したのですが、最終的に自力で勝負に勝つことが出来たのでとても気持ち良かったです。 エンディングにつきましては、バラエティに富んでいてどれも面白かったのですが、やはり「さいこうエンド」が演出も凝っていて一番素敵だと思いました。 思考錯誤して晴れてまみちゃんと結ばれたときは本当に嬉しかったです。 一方でモブこと結ばれるエンディングも個人的に好きです。まさかモブキャラも攻略できるとは……! モブこはモブこで知的で魅力的ですね……! @ネタバレ終了 すべてのエンディングを拝見するために何度もプレイいたしましたが、周回する際にストレスのないようにしっかり工夫がされていて最後まで飽きることなく遊ぶことが出来ました。 大変思い出深い修学旅行でした! 素敵なゲームをありがとうございました!
  • どり~みん一瀬チェンジ
    どり~みん一瀬チェンジ
    イラストもUIデザインも一瀬くんもめちゃくちゃ可愛かったです!着せ替えが新鮮で楽しかったです
  • 逢魔時の家路(リメイク版)
    逢魔時の家路(リメイク版)
    開いてすぐ、わぁあああ~作者さんのワールドだ~!とスチルや立ち絵の配置加減、BGMの選曲など随所から感じました。懐かしい感覚。 ・・上手く言えないけれど、こういうのを〝エモい〟というのではないでしょうか? 短い中に切なさがギュッと詰め込まれた作品でした。 @ネタバレ開始 私が見たのは二人の一部分で、その前にもずーーっと時間が流れていて、きっとこの先にも物語はあると強く想像させられました。 鈍い自分は、最後の一文の意味が分からなくて三周目くらいでやっとその〝言葉の意味〟に自分なりの答えが出せました。 それからタイトルの曲を聴きながら、暫く涙しました・・。 作者さんの作品は「おかえりなさい」と言われてるような懐かしい気持ちになります、なんでなのでしょうね? 個人的にはコレが作者さんの内から滲み出ている持ち味なのではないかと思っています・・(*´ω`*)好き~ @ネタバレ終了 これからも応援しております。^^
  • wanted
    wanted
    楽しく謎解きさせていただきました! 3問目が私には難しくてだいぶ苦戦しましたが、解けたらなるほど納得でした! 指南書も置いてくださっていて助かりました。ご丁寧にありがとうございます…!
  • エソラノコト
    エソラノコト
    様々な空模様の下で不思議な女の子と話す、夏の終わりの物語。20分ほどでフルコンプしました! 静かで儚い、けれど優しい空気感が印象的でした。 イラスト、UI、言葉選び、音…作品を構成するすべてでその世界観が形作られていて、とてもよかったです。 表情がころころ変わるエソラちゃんがとても可愛かったです! 明るくて、楽しそうで…でもいつも太陽に背中を向けているのが寂し気で、印象的でした。 傍にいたらとても話しやすいんだろうなと思うと同時に、なんとなく、いつかお別れが来るんだろうなと感じながら読んでいました。 @ネタバレ開始 エソラちゃんの時間は冬のまま止まっていて、主人公の変化や空模様には時間の経過があり、その対比がとても切なかったです…! どうしてエソラちゃんは幽霊になってしまったのか、どうしてこの夏までだったのか… 物語の余韻に浸りながら、語られなかった部分に思いを馳せました。 読了後に残る寂しさがまさに「夏の終わり」という感じがして、美しかったです。 @ネタバレ終了 夏の終わりの切なさを感じる、素敵な作品でした。 ありがとうございました!
  • ※※※
    ※※※
    主人公が頼もしい! コミカルとオタクの熱さがいい感じに同居してます。 続きがきになりますね。
  • 夢限のヤミ
    夢限のヤミ
    突然真っ暗な世界に迷い込んでしまった主人公と、そこにいる真っ黒な少年・ヤミのお話。40分ほどでフルコンプしました! しっとりと暗く寂しい雰囲気ですが、とても優しいお話でした。 この世界は何なのか、ヤミくんは何者なのか、最初は何も分からないまま進んでいきますが、周回プレイを通じて明らかになって行く構成がとても面白かったです! 真相が分かってから読み返してみると、より切ない気持ちになりました… @ネタバレ開始 ヤミくんの望みと幸せを思うと、主人公が連れ出すよりも「やくそく」が果たされた時…お父さんとお母さんが迎えに来た時が、一番の幸せだったのかなと思います。 結果として「さよなら」をした時の方が彼の幸せに繋がっているのがなんとも切なく、でも「よかったね…!」という気持ちです。 しかし、太陽さんがヤミくんを守るために連れて行ってくれたあの部屋… プレイヤーが訪れた経緯を考えると、「やくそく」を破ることであの世界に行ける…と考えていいのでしょうか。 まだ隠されているものがありそうで、とても奥行きのあるお話でした。 一部、見付からないスチルがあったので、攻略記事を見させていただきました! 色がついたヤミくん、とても素敵でした。失われた時間の分も幸せになって欲しいです。 @ネタバレ終了 音楽も自作されているとのことで、作品の雰囲気によく合っていて素敵でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 謎の七不思議
    謎の七不思議
    謎解き難易度は私にとっては適度だったです。ノベルでフルボイスなことが素晴らしいと思いました。素敵な作品ありがとうございました。
  • 夏色のコントラスト【リメイク版】
    夏色のコントラスト【リメイク版】
    僕は40分ほどで読了できました。Nscripter版はプレイ済みで、10年以上ずっとHDに保存していたくらいに大好きな作品なのですが、今回久しぶりに本作品を読むこととなりました。改めて素晴らしい物語だと思いましたし、以前は意識していなかった本作品の良さを感じました。 @ネタバレ開始 読んでいるだけで心が温かくなってくる物語でした。何かものすごく特別な事件が起こるお話ではない。強烈な個性を持った作品というわけでもない。それなのに自然とストーリーに没頭してしまったのは、登場人物や舞台となった田舎の魅力によるものだろうと思います。 キャラクターは優しくて思いやりのできる人ばかりで、「この中に入れてほしい……」なんてことも思いました(笑) 自分は特に健児が好きです。小学3年生でこれだけの気遣いができるとなれば、きっと広瀬君以上にモテるのではないでしょうか(笑) また、作品全体から感じられるメッセージが温かくて、その点も大変良かったと思います。ラストは、「世界は明るい色ばかりでできているわけではない」ことの肯定的な面を感じさせてくれるものであり、今回もジーンとさせて頂きました。 次に文章についてです。文章の読みやすさ、テンポの良さについては今さら僕が言えることもありませんので……(笑) 自分は生活感のある描写について感じたことを少し述べさせて頂きます。 例えば、広瀬君と健児がキャッチボールをするシーン。ゴムボールをなくして、今は硬式のボールとグローブが1つだけあることがさらりと語られます。このシーンは、あってもなくても展開に大きな影響はないはずです。でも一方で、こうしたくだりがあるのとないのとでは作品の印象が全然違ってくるだろうとも思いました。この描写によって、「ゴムボールを買い直そうという話にはならなかったのか」とか、「グローブ1つで普段はどうしているんだろう。ひょっとして健児は……」など色々な想像が自然に働き、結果として彼らが生活している様子がリアルなものとして感じられました。あいはらさんの文章に対して、「簡潔で読みやすいのに、それでいて情景が目に浮かぶようで、すごいなあ……」となんとなく思ってきたのですが、それはこうした描写によるところもあるのかな、と今回思いました。 なお、なかなかない機会ですので、自分がHDに保存していたNscripter版と読み比べをしてみました。リメイク後は全体として文章が更に読みやすいものになっていたと思いましたし、登場人物のセリフがより「その人らしい」ものになっていたと感じました。後半、めぐみと話をするシーンは特にリメイク後の方が好きです。 @ネタバレ終了 自分にとっては約10年ぶりに再読するような形となりましたが、今回も主人公たちと共に穏やかで楽しい時間を過ごすことができました。素晴らしい作品をありがとうございました。
  • Re:quiem[Aster]
    Re:quiem[Aster]
    プレイさせていただきました! [life]のときには多かった謎が[Aster]で分かるという風になっていてスッキリしました。 @ネタバレ開始 前作をプレイしている時、現実の小百合ちゃんにはロザリオくんがいなく、不思議に思っていました。そして今作のリーリちゃんにもロザリオくんの気配がなく、あれ・・・?となっていたところにまさか別の体で現れてびっくりしました。その時の双子が抱き合うシーンかわいくてやったね!と喜んじゃいました。 女神様の子供というのはそのままの意味だったんですね…女神様も幸せになって欲しい… また、現実の小百合ちゃんと優くんがかわいくてずっと二人のやり取り見てたいです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 修学旅行 ~性格不安定なまみちゃんと僕の物語~
    修学旅行 ~性格不安定なまみちゃんと僕の物語~
    オープニングから数世代前のピコピコゲーム感たっまんねえと最高にワクワクしていたらキャラメイクだけで15分くらい経ってました。 うわっ……キャラメイクのパターン、多すぎ……? しかもキャラメイクによって一人称なども変化していく細部への拘り! 周回プレイに優しいプレイヤーフレンドリーな各システム! ボリューミイなのに手軽に遊べて、選択肢は満載、ゲームシステムへの作り込みは多彩にして多才。 ほんとに楽しかったです。さいこうエンドもさいこう~! @ネタバレ開始 バッチでかんどうエンドの存在を認知したノーヒント状態のとき、しりとりで全ての絵を消せば行けるのかなと思って、ものすごく頭を悩ませました。笑 ちなみに見るのが最後になったのはけちエンドでした。かたやぶりエンドのくだりが特に好きです。 @ネタバレ終了 失礼しました以上ミスがあったので再投稿です。削除せず編集できたんだ……。
  • 暗がりビオトープ
    暗がりビオトープ
    情景描写が丁寧で、ゲームセンターの音や空気感がリアルに浮かんできました。 私自身ゲームセンターに思い出はないのですが、なぜか懐かしさのような感情が湧いてきました。文章も綺麗で、とにかくシナリオがすごく良かったです! TIPSもすごく凝ってるなと思いました。 ゲームセンターの当時の様子を細かく知って、より作品を楽しむことができ新鮮でした。 すっかり作品の世界観に引き込まれていて、エンドロールが流れた時は感動が溢れてきて、プレイ後も余韻に浸ってしまいました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 反動のクラウドレイジ FREE BATTLE
    反動のクラウドレイジ FREE BATTLE
    追加コンテンツがあると聞いて再び参上!! フリーバトル自体も楽しかったのですが、追加の『アウト・シミュレート』一癖も二癖もある戦闘が楽しめ最高でした。紹介画面にある墨がぶっかけられた様なお三方の姿の意味もこれをやればすぐに判明します。なのでみんなやって? やるよな? やらない方がおかしい。 @ネタバレ開始 敵が鬼畜仕様すぎて泣いた。吉良さんの暁ノ天蓋を使用したくても、何故か執拗に吉良さんだけを狙い墨ベッチャーを何度も繰り返され死にました。そして何とか使用してもまさかの大事な部分でダメージ貫通……これはアカン……戦法を変えないと……。その後もあれこれ人を変えてやっていたのですが、今この人!!という人がことごとく墨ベッチャーの餌食と化し、これは何でしょう。ニトーさんが私に個人的に何か恨みがあって遠隔操作してるのでは……?と疑いたくなるほどでしたが、ラ、ランダムですよね……? 先人のお知恵を拝借し、ようやくハイスコア勝利できた時は本当に嬉しかったです。そしてここで私の推しである仙原くんが意外と使えると判明し歓喜しました。勝手に戦力外にしていてごめんなさい。 @ネタバレ終了 再び激熱戦闘できて楽しかったです! ありがとうございました!
  • カンナ 可惜夜の星廻り
    カンナ 可惜夜の星廻り
    幻想的で美しいグラフィックに惹かれプレイしました。 登場人物たちの意志の強さや、カンナに送られた言葉の温かさに、私も強く心を打たれました。 @ネタバレ開始 まず、星の問題を見事解決するのかと思いきや、意外にも悲しい結末で終わってしまったことに驚きと感銘を受けました。それでもカンナ達を責めない星の住人達(シトラスは最初こそ裏切り者だと言っていましたが)……滅びてしまうのはカンナやハティのせいじゃなくて、そこに住む自分たちの責任。住民たちの覚悟が心にぐさりと来ます。 次に、アディオを倒すという一心で星巡りを長年続けていたハティは一見カンナと対照的に見えますが、星巡りの最中で去ってしまった仲間の事で憂い悩み、それでも「」により悲惨な目に遭った人を助けずにはいられないその優しい心は、カンナと非常によく似ていると感じました。 ヒバナがカンナの背中を押すシーンと、アルシャクがハティに「誰もハティを恨んでいない」と語りかけるシーンは泣きました。 そして、カンナの星巡りを通して「他者のため」とは何だろうと、深く考えさせられました。他者の言いなりになることでも、他者の犠牲になることでもなく。 自分の本当の気持ちをはっきりとつかみ取ったカンナはとてもかっこよかったです。 アディオもただ「病」を治したかっただけだったんですよね……道を間違えなければ、ハティと笑顔で一緒にいられた未来もあったのではないかと思うと、やるせない気持ちになります。 @ネタバレ終了 とても感動的な作品です。特に獣人や宇宙が好きな人は、ぜひぜひプレイしてほしいです。