ティラノゲームフェス2020参加作品
10042 のレビュー-
土の中のわたしと双子少しおどろおどろしく残酷な雰囲気でしたが、素敵なゲームでした。 とても綺麗なビジュアルが拝めます。 ストーリーは先読みがとても難しいタイプの意表を突く作品だと感じました! @ネタバレ開始 生と死がこういう形で表現されているのは面白いと思いました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。
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コインランドリー派手さはないものの、とてもじわじわ怖い作品でした。 淡々とした語り口ながら、徐々になんだか不気味な気配が増していきます。 効果音や音楽の使い方がとてもお上手だと思いました。 @ネタバレ開始 異常な現象だと思っていたのに異常なのは自分の方だった、 という足元が急に崩れ落ちるような感覚が味わえました。 @ネタバレ終了 不気味な作品をありがとうございます。
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lovers' suicide印象的な作品でした。内容は作品のあらすじの通りです。 全く異なるカップル2組の話が存在していた、 どちらもかなりストーリーの異なる2ルートが存在します。 登場人物の心情に共感できないからこそ、 そういう考え方もあるのかもなぁ、と考えさせられました。 興味深い作品をありがとうございます。
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マスケラ・ファンタズマ王宮で行われる仮面舞踏会を舞台としたお話です。 「限られた情報の中で相手が誰だか当てる」という発想は面白いと思いました!
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狭間の館グラフィックはとても綺麗で展開も気になるのですが、 いかんせんED2と3しか見られなかったです。なぜ! ちょっと検討が必要そうなのでまた頑張ってみます。
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AgainLove天使と悪魔のシルエットが印象的な作品でした。
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Eat-Tsuke!ゲームを遊んでいるのか? ただ、現実を見ているだけなのか?……色々と訴えかけてこられる作品でした。 @ネタバレ開始 ゲームと現実の境目が曖昧になってくるのが怖かったです。頭がバグります。 シンプルな画面構成なだけに、効果音も際立ち、様々な演出が強烈に襲ってきます。 あぁ、某大型掲示板のこう言う雰囲気、流れ、あるあるだなぁ。ホラーも良い感じに怖いなぁ。 あくまでも、そうやってゲームを見ていた/遊んでいた筈なんです。 でも、気が付いたらそれは現実に侵食してきていて、最初に受けた印象の怖さとは違う怖さがいつの間にか目の前に広がっていました。 @ネタバレ終了 面白かったです。 様々なホラーが体験出来る、とても濃い作品でした。
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手は口ほどに物を言う確かに新感覚青春乙女ADV! イケメンの画像が出る作品や、文章だけで想像するのとはまた違った感覚でした。 表情や性格などが手だけのイラストから伝わるの凄い。主人公の照れた手も可愛いのです♪ 最初に攻略したのはイケメン転校生。どう考えてもこの人最強でしょ。最後に取っておけば良かったな~なんて思ったのですが、残りの方もやり手(?)でした! 個性的で暖かい作品をありがとうございました(*´∇`*) ファンアートは男性陣の好きな手の形を描いてみました。先輩の手、難しっ!
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忍者爆発忍者さんが数々の障害を躱しつつ、学校に爆弾を仕掛ける楽しいお話でした。 ずば抜けたギャグセンスと敷き詰められた笑いに、プレイ中は顔が緩みっぱなしでした。 ゲーム起動時、取り敢えずタイトル画面にロード画面とかあったらまず覗く派なのですが……。 システム面等も作品流に変更されていて、しかも、面白い。こう言うの大好きです。 テキスト、BGM、効果音、画像、そして演出。 全てに勢いがありサクサクプレイ出来ました。 コメディで面白さだけを投げっぱなしではなく、ストーリーとしてもタイトル回収なども含めて纏まっていて凄く面白かったです。 「ぶちこんでいくぜ!」がとても気持ちいいですね! 楽しい作品でした!
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お前のスパチャで世界を救えこんにあ~! 実況で全エンド拝見させていただきました! 時流にのったテーマとクオリティの高いデザインで 気になっていた作品でしたが、期待を裏切らぬ面白さ…! “にあちゃんを救うために画面の前の俺達が出来る事は何か?” “にあちゃんに何があったのか?黒幕はいるのか?真相は?” 冒頭からにあちゃんの失踪というインパクトある出来事を プレイヤーに見せて謎を提示しラストまで読ませる優れた構成に、 実際に存在するゲームのパロディや、SNS上のやり取り、 コミュニケーション能力が低く日々に疲れ癒しを求める社会人という リアルな描写で主人公とプレイヤーを一体化させる手腕がお見事です。 気付けば画面の前の貴方も「にあらー」として奔走している事でしょう。 @ネタバレ開始 にあちゃんが男性だと知った後も「彼女」を好きだった 気持ちを否定しなかった主人公に好感を持ちました。 個人的に好きなのはVエンドとCエンドです。 にあちゃんとtanakaさんと人を癒す存在を目指す結末は微笑ましく Cエンドはいわゆるバッドエンドに近いですが、 かたラーメンさんとの友情を感じられて良かったです。 @ネタバレ終了 初見の印象通りクオリティの高い作品でした。 おつにあ~!
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フードにジャムにされるゲーム普通に考えると怖いとかグロい内容のはずなんですが、なんだか癒されました。可愛さと優しさのおかげかな? そして美味しくなれた時には喜んでしまうという、おかしな思考に……。 ボイスの方も聴かせていただきました。あちらは怖くて確かに寝れぬ(笑) 不思議な感覚で楽しかったです。ありがとうございました!
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まもののたおしかたもし、まものと意思疎通ができなかったら、普通に脅威として倒しますよね。言葉がわからない動植物人間も同じ、ですよね。ただ未知の存在だと恐れてはいけない。環境問題、SDGsなど深く考えさせられました!
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ごめん、待った?(背後から爆発音)やばい…めちゃくちゃ面白かったです…… えええめちゃくちゃ面白かったです…… ええええええ………(右往左往) もう最初からテンポ良くシレっとおかしい会話がもう「PDF」で吹き出した瞬間から心掴まれてしまっていやほんと面白かったです…… まさか「暗き夜よ、汝の名は女なり」と同じ作者様とは今もにわかに信じがたく、その振り幅に感動しています…えええええ……(右往左往) @ネタバレ開始 タイトルの「ごめん、待った?」を聞いた瞬間、こんなにも、爽やかな、風が吹くなんて、思ってもみなかっ……そこに「全然、今来たとこ」って……マブのダチじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 粋すぎる!!このお二人、一生良き友達でいてほしいです…!! @ネタバレ終了
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嘘つきジョアンナと春の雪じょばじょばに泣きました……… 読みやすい文章、すんなりと入ってきた雪の設定で一気に読んでしまいました…!!まきおくんのイラストがすごく可愛くて、暗い部分もあるのに少しずつ元気も貰うような…。しかし起承転結の転が容赦なく訪れる、そこからがもう、もう、もう…怒涛の……顔面洪水…… @ネタバレ開始 スイトくんが悲しくてリビングで泣いた瞬間、全く同じタイミングで泣いちゃったのですが、それだけで済まさないこの物語よ…!! まきおくん、もしかして自転車にエンジン括りつけたの見せるつもりじゃ…!?と思っていたら「花の箱庭」の話を覚えてくれてたという…!そしてそれがスイトくんがもう一度降ってほしかった雪と重なるという…!ここでじょばじょばに泣いてしまってもうだめでしたこの物語はスイトくんの学校の図書館で貸し出すべきだと思います… @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!!
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崇高なテロリストSNSに風刺系のイラストを上げたら今までより反応が良く、そっち系のイラストを上げるようになった女の子のお話でした。 主人公の女の子の"言動が若い"と言う印象が強く(実際に若い)、現実的にいるよね、そう言う子。と思いました。 登場する人物が嫌な感じにリアリティーがあって生々しさを感じます。 風刺のイラスト等もとてもセンスがあります。 自分の欲求と他者への影響、風刺と中傷の差異は何か? 作品を遊んでいる最中よりも、こうして遊び終わった後の方が作品と向き合っている感じがするような、そんな、不思議な作品でした。
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対象She-11に関する記録主人公と彼がが受け持つことになる人造人間の少女「シェル」、二人の交流と真実を通して描かれていく、荒廃した世界の希望…暗い世界観と、切なくも真っ直ぐな人物描写がとても胸を打ちました。 シェルや機動兵器「ノエーシス」など、神秘的さに加えSFらしさ溢れるビジュアルも美しく魅力的でした!
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いろさがし
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篠目村田舎の風習を主軸にしたホラー+男子大学生二人の青春を見れるお話でした。 「篠目村」の名称由来や風習が現実的にもあり得て面白かったです。 エンディングが二つありますが、どちらもホラーならではの面白さがあります。 バッドに登場する人物等、物語の流れからそうなると、怖さが増しますね。 風習との向き合い加減がすんなりと解る一面もあり、凄いなぁと思いました。 トゥルーは爽やかさの中にも怖さがあり、こちらは胸に刺さります。 怖さと哀しさ、そしてそこに混ざる青春。 三つ目のエンディングがあって欲しいと、願ってしまいます。 素敵なお話をありがとうございました。
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吹き溜まりの彼女結論から言います。最高でした。 ここまでプレイヤーをどん底まで突き落とすゲームにはなかなか巡り合えないので、個人的には嬉しかったです。このくらい尖った内容が好きなので。 @ネタバレ開始 終始救いようのないお話なのですが、安直にハッピーエンドにならないところがリアリティがあって良かったです。 ですが、やはり主人公と紗雪ちゃんには幸せになって欲しかったな…などとも思いつつ。 そして極めつけはクリア後のタイトル画面! 物悲しげな音楽と、それに相反する笑顔の紗雪ちゃんのイラストに心がグッと締め付けられました。 @ネタバレ終了 ゲーム制作お疲れ様でした。素敵な作品をありがとうございました。
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きみとほしをみる。地下都市にある施設。長いコールドスリープから目覚めた主人公の里香は、以前の記憶を失っていた。そんな矢先、同じ施設にいた少年のハルタと出会い、願い事を叶えるために地上に出て星を見ようと決めたことから始まる物語です。選択肢はなく30分弱で読了しました。 @ネタバレ開始 物語の舞台が近未来で自分好みだったこともあり、その辺りの世界観をひっそりと考えながら楽しく読むことができました。里香とハルタの交流はすごく微笑ましく、ハルタのちょっとそっけない感じが特に良かったです(笑)。 終盤の星を見る場面が一番好きです。地上の環境は大きく変わってしまったけど、夜空の星は変わることない。だから、里香は遠い昔の記憶を取り戻すことができたんじゃないか、と勝手に想像してしまいました。楽しい時間をありがとうございました!