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ティラノゲームフェス2021参加作品

8619 のレビュー
  • 残業深夜 -ザンギョウシンヤ-
    残業深夜 -ザンギョウシンヤ-
    前作の「申刻」のホラーな雰囲気そのままに、ビジュアル面での演出が増えた感じのする、パワーアップ作品でした! どちらかの作品が好きな方には、そのままもう一方を勧められると思います。 少しずつこの「残業深夜」の謎が繋がっていくので、すべてのストーリーを読むのが楽しく、次々に進めました。(欲を言えばバックログが欲しい…!) 色んな枝葉があれど、トゥルーエンドがとても良かったですね…これは是非読み切ってほしい…! @ネタバレ開始 私だったらどっちを選ぶかな?とちょっと考えましたが、平凡でもなんだかんだ仕事の話をしてくれる山口さんのいる世界がいいですね! たくさん出て来た人たちはとても不気味だったのに、視点を変えるとこんなに印象が違うんだ…と思って、演出のみではなくストーリーにも感慨深いものがありました。 それにしても夜中ひとりで残業、私も結構やるのですが、今度から色々考えて怖くなってしまいそうです。誰にも会いませんように! 素敵な作品有難う御座いました。 @ネタバレ終了
  • 堕ちた恒星、朽ちた嶺岸
    堕ちた恒星、朽ちた嶺岸
    ストーリーが始まって1行目で「うんうん」となる鈴木くんの捻くれ解像度の高さ…口上が非常に文学的な桑原さんワールドが好きな私にとっては今作も楽しく拝見しました。 オーソドックスなノベルゲームの作りで、ビジュアルは背景しかないのですが、文章だけで目の前に情景が浮かび上がるような、小気味よい作品です。分岐は2EDで、それこそが物語の大きな転換となっていると思います。 白塗りが好きなので、いわゆるピエロも大好きなのですけれども、峯岸くんの所作やふるまいを想像して拍手でもしたいような心地でした…文化祭でピエロをやるという設定がもう心を鷲掴みにされますね。私からしたらものすごい立派に思える…! 物語を噛み締めたくて、どちらの選択肢も複数回見てしまいました。鈴木くんが空白にしていた数年間、峯岸くんが何をやっていたのか、そんなストーリーも欲しいと思ってしまいます。 短時間で考えることがたくさんある、素敵な作品でした!
  • nail lain
    nail lain
    随分とストーリー性の強い、破壊力のある乙女ゲーでした。 こちら、ネタバレに繋がると興をそいでしまう恐れがあるので、プレイ前にゲームの概要を良くご覧いただくことを推奨です。面白そうと思える方は満足すること間違いなし。大満足でした! 攻略対象と呼ぶべきなのか、メインの男性キャラは3人です。自身が記憶を失っているので3人の素性はおろか自身の素性も不明。3人の自分に対する態度の理由や登場人物の過去はストーリーを進めると明らかになります。 なんだか何を書いてもネタバレに繋がってしまいそう!! というわけで以下大人しくネタバレ感想です。 @ネタバレ開始 まずは3人をいわゆる「攻略」すべし!と思って足繁く通ってみたのですが、 ジャック卿が3パターンでぐちゃぐちゃに潰されるBADシーンと、 何の解決にもならない?メリバの3連発でこれは一筋縄じゃ行かないぞ、と。 その後、他のパターンを試すことで無事にNormalとTrueを拝見しました。 まさかそこまで大きな過去と罪を持った4人とは驚きでした。 傾国の美女という表現がありますが、クセスゴ3人衆を骨抜きにするクセスゴ姫。 奇跡的な巡り合わせで国1つ滅ぼすことになった上に肝心の姫がそれを全く望んでいないという悲劇。 シンプルなのか複雑なのかとらえにくい登場人物のキャラクター造形はそれぞれに愛着を湧かせますし、そんな彼らの口から過去の事実を姫に対して語らせるという非情な展開も良かったです。 隠しエンドはなかなか見つけられなかったので、 実況を探してなんとか拝見することができました。 以前作者さんとコラボ配信も行っていた実況者さんです。あざます! @ネタバレ終了 エンディングを重ねる度に解放される様々なおまけ要素も楽しめます。 ファンシーなキャラクター紹介画面は作品の答え合わせ感もあって良かったです。
  • AMN(N)ESIA
    AMN(N)ESIA
    とても面白かったです! 沢山悩みましたが、ヒントを見ながら脱出することができました!つまったりすんなりいけたりとゲーム全体のバランスがよくて楽しかったです。 面白い作品をありがとうございました!
  • ちがうひと
    ちがうひと
    「ちがうことを受け入れたい」という言葉が気になってプレイしました。どのルートも衝撃的かつハードな内容で、プレイ後は色々なことを考えさせられました。 @ネタバレ開始 テオンくんルートでは、テオンくんが救いを求めるシーンが印象的でした。簡単に与えられるようなものではないことを、テオンくん自身も自覚した上で求めていたような気がします。 あなたは僕の救いではなかったけど、少しの喜びではあったという言葉が印象的でした。最後に、ユユさんがマリアさんに打ち明けられて良かったなと思います。 ルーさんルートの過去の凄惨さに目を覆いたくなりました。復讐心と、これまでの自分を恥ずかしく思う気持ちと、ユユさんたちのような優しい世界に憧れる気持ちが、ないまぜになってるところに、かなり心を揺さぶられました。ここのモノローグがめちゃくちゃ良かったです!ルーさんの、口は悪いけど、根は優しいところが素敵でした。最後は、希望を感じさせる温かい終わり方で良かったです……! 次にモトさんのルートを見たので、衝撃でした。モトさんの大変な過去と、それを少しでも償いたくてユユさんを助けたけど、次第に大切な存在になっていったところに、心温まりました。モトさんが、ユユさんに気持ちを向けられても、冷静な対応をしていたところに好感が持てました。このエンディングが、一番平和でホッコリしました。 @ネタバレ終了 壁にぶつかった時に、周りの人はきっかけを与えることしかできなくて、結局は本人がどうにかするしかないのだな、と改めて思いました。誰かが誰かを完全に理解することはできないし、救うなんて簡単にできるわけないけど、寄り添うことくらいはできるのだな、などと考えていました。 ハードな現実を丁寧に描写しながらも、ご都合主義的にキャラクターを救わず、それでも最後はどこか希望を感じられる終わり方になっていた点が、非常に好みでした。 色々と考えるきっかけになった良い作品でした。ありがとうございました!
  • これってモテ期ですか!?
    これってモテ期ですか!?
    文章表現がとても良く、テンポよく進めることができました! 行動するシーンとか、え、この文章量でここまで動かせるのか… ってなりました笑 @ネタバレ開始 唯ちゃんの甘々いちゃこらからツバキさんの大人な恋愛まで書き分けれているのがすごいなって思いました。 特に唯ちゃんのシーンでは、声を出して「かわいい…」 ってずっと言ってました。 最後の審判では、そういうことかぁ… となりながら読み進めていって、誰に弁明するかでちょっと変わるのがまた細かくて面白かったです。 先にリスタートを押してしまって、もう一度スキップして見るかぁ…… と思っていたら、急にこっちに語りかけられてびっくりしました笑 (攻略ページをみて、キャラクターが押せることを知って、次は珠莉ちゃん……と思って矢先だったので笑) @ネタバレ終了 終始、ドキドキしていました。 素晴らしい作品をありがとうございます!
  • ちがうひと
    ちがうひと
    スポンサー賞が贈られているのを拝見してプレイしましたが、非常に素晴らしい作品でした。 登場人物がそれぞれ異なる背景を持っており、みな辛い経験を経ています。だからこそ人に優しくなれることもあれば、傷つけてしまうこともある。そういった人と人との関係性を丹念に描写しておりストーリーに引き込まれました。 亜人と人間が暮らす世界では人間社会にもそのまま通じる課題が顕著に表れており、様々なことを考えさせられます。 グラフィックも綺麗ですし、システムも洗練されていてプレイしやすかったです。 また、様々な意味を内包した端的なタイトルが素晴らしいと感じました。 以下プレイ順の個別感想です。 @ネタバレ開始 ・モトさん 本作で最も好感を持てたのが彼です。 見た目のキャラクター造形が素敵過ぎる。。 性格も不器用な優しさというか、 感情を排していることでとにかくフェアというか、 基本ブレない姿勢が素敵だなぁ、と。 ユユの気持ちは受け止めて欲しいですが、 そこは自己肯定感の現れなのかな、と感じました。 血が繋がってないなら100%OK派なので結ばれてほしい! ストーリー展開は痛々しくて心がえぐられる思いでした。 ・テオン 甘えた坊やかと思ったら過酷な運命を背負った少年でした。 このルートは回想シーンの形なので既に結論は出ているのですが、 なるほどそういうストーリーだったのかと深く納得しました。 これではユユが心に長く悲しみを抱くのも当然ですね。 私はこの論点についてはややドライなので、 本人の意思を尊重して見守った上で罪悪感もあまり持たない気がします。 と理想を言っていますが親しい相手ならそんな割り切れないよなぁ。 最後のやりとりのおかげで読後感はだいぶ良かったです。 ・ルー 別ルートを先にプレイしたので好感度最低からのスタートでした。 しかし、彼の育った境遇を考えると暴力衝動は仕方がない。。 絶対許されねえだろ!!ばっきゃろー!!からのスタートだったのに、 最後は仕方がないと思えるだけの境遇は重すぎでした。。。 いくら何でも過酷すぎる。。 差別相手の少年に暴力をふるうシーンではかなりスカッとしました。 暴力では何も解決しない、というのは分かりますが目には目をは気持ちいいです。 ・ユユ 最後に主人公。 スチルで描かれる姿を見てあまりに成熟しているのに驚きました。 育った環境により精神面での発達が遅めなのだと勝手に理解しました。 この外見だと確かに女性一人で治安の悪いところや夜道は危ないです。 もっと警戒心を持ってくれないとモトさんじゃないけど心配だ! モトさんももう少しユユに気を付けろって言ってあげてー!! ・ミツル ちょっと触れないのもかわいそうなのでやっぱりおまけでミツルくん。 序盤のやりとりで話のキーになる悪人だと睨みましたがあまり出番がなかったです。 あのモトさんが快く思っていないので心根が曲がっているかと思いきや、 特にそんな描写はなかったような気がします。(あっても少し微妙くらい) あれはモトさんが自覚していないだけで嫉妬?嫉妬なのかー!? 一方、ミツルルートで前髪ふぁさっからのあら美少年!ということもなく、 立ち絵が用意されているのにあまり見せ場がないので逆に愛着が沸きました。 @ネタバレ終了 非常に面白かったのでお勧めです!
  • 死と月は寄りそって眠る
    死と月は寄りそって眠る
    プレイ時間としては手軽に読めるものの、ふたりの人生を書き切った一作です。自分も物語に寄り添うつもりが、ふたりに先を行かれてしまったなと寂しい気分になりながら画面を閉じました。それに加えてほっこりしてしまうような場面も幾つもあって、これが生きるってことなのかもしれないなと思わせられます。 お話の中では、「生の亡者」という相反する言葉や、何度も繰り返されている「傲慢」という言葉が印象的でした。もしやアニマアニムス的なものもモチーフなのだろうか… ビジュアル的にも細かな演出があり、一本道ながら飽きずに次々読み進められる素敵な作品でした。 以下は内容を含むので畳みます。 @ネタバレ開始 10年後のルナちゃんがめちゃめちゃ美人でしばらく眺めてしまいました…! ルナちゃんは始まりから死生観が人とは違っていたので、こういう終わり方もまた必然的なのかなと感じました。我々からすれば「どうして…」と悲嘆に暮れてしまうのですが、きっと横から口を挟むことではないのだろうな… 内容は結構な死人が出るショッキングなものですが、そんなこの世界においても奴隷殺しのモルスさんの感覚が鈍っていく瞬間というのは、非常に感慨深いものがありました。人の心が動いた瞬間に立ち会っているという感覚でした。 素敵な作品有難う御座いました! @ネタバレ終了
  • AMN(N)ESIA
    AMN(N)ESIA
    謎解きと脱出にどっぷり浸かれるゲームでした! ほぼ全編が暗号を解く謎解きで、ボリュームもたっぷりです。 これほど暗号が多いと、途中で詰まって進行不能になりそうなものですが、ヒント機能に助けられました。この機能のおかげで、頭の固い迷探偵も解き進められました。 @ネタバレ開始 個人的に好きな謎解きは、騎士の像を叩くやつです。いよいよ分からなくなった時にはタップしまくってストレス解消しておりました。 @ネタバレ終了 もし次作があるなら、プレイしてみたいです。 面白い作品をありがとうございました!
  • 恋に落ちてはいけない20分
    恋に落ちてはいけない20分
    ノベコレ歴数ヶ月ですが、初期の頃に「社会人!上司!…き、既婚!」と 主人公の心情を痛いほど加味してプレイさせていただきました。 初回はBAD覚悟で好感度カンスト。 100振り切っても鳴り響く効果音に想いが溢れます。 @ネタバレ開始 部屋に招く理由のネックレスに「そうきたか!」と少しワクワクしながら、 本当に落としていたとは思わなかったので、咄嗟に閃いたんだと感心しました。 罪悪感で閉じこもってしまった彼女が手紙だけでも読んでいたら、 指輪外した丹羽さんとくっついたんじゃないかな?とも感じます。 どちらにしても同僚に見られてますから、 心からの幸せな生活にはならないのでしょうね。 END4の選択肢解放した時は、問答無用で答えを選んで突き進みました。 過去の姿もかなり好みなのですが、ファンアートを描くのに 立ち絵を見直したら、今の姿「三つ揃え」じゃないですか!と ワンランク上の男を演出するのには必須だよねと頷いていました。 お付き合いを始められてよかったね…という、幸せな気持ちで すぐに読んだせいか、私の中ではExtra1が一番印象に残りました。 男女関係において運命が嚙み合わないもどかしさってあるよね…と 丹羽さんの気持ちを想うと切なくてしょんぼりです。 @ネタバレ終了 支店と営業所って遠いのかな?すぐに会えるのかな??という気持ちも ありましたが、ファンアートは「仕事帰りに夜桜を見るふたり」です。 暗いニュースばかりで花見もままなりませんが、 食事をした後、小さな公園の桜が満開でちょっと寄っていこうか… みたいなイメージです。捏造ですみません。 こんなデートを重ねて仲を深めていったらいいなという妄想でした。 素敵な作品をありがとうございました。
  • 死と月は寄りそって眠る
    死と月は寄りそって眠る
    何のために生まれて、何をして生きるのか。答えられないなんて、そんなのは嫌だ! そんなお話です。しかし決して、某ヒーローのように明るくはありません。 堅物おじさんが少女を育てていくうちに愛情が芽生えてハートフルになるのかなぁと思ったら、全編かなりダークでした。 ルナちゃんも、善人ではないです。ただ、酷い仕打ちを受けて育った少女の心情として、リアルさを感じました。 勿論、二人の交流に和む場面もあるので、疑似親子ものとしても楽しめました。 設定や謎はかなり多いですが、ほぼ全て伏線回収されます。お見事でした。 結構な数が自作背景のようで、スチル差分有り、アニメーションも有りで、グラフィック面でも見応えがあります。特にエンディングは音楽と相まって素敵でした……。 結末を受け入れられるかは人によって分かれそうですが、読んだ人がどちらであれ、感情を揺さぶられると思います。 プレイ時間は後日談まで読んで90~100分程度でした。 ファンアートは枷の外されたあのシーンで。ルナちゃんが初めて自由になった手でしたことがとても好きです。 以下、本作のテーマについて…… @ネタバレ開始 モルスさんの最期は仕方のないように思えたのですが、ルナちゃんの最後の選択については、「受け入れられない」というより、「受け入れたくない」と感じました。 「人生における目的をやり遂げれたのであれば、死んでも構わない。」そのように思っている人も世の中には少なくないでしょう。 しかし、ルナちゃんの生の放棄は、モルスさんの願いへの「裏切り」でもあると思ってしまいました。彼女がもし、生と死の結論として自死を正しいとしたのならば、そんなことを考えないほうが良かったとも思います。 ソースは忘れてしまったのですが、こんな話を聞いたことがあります。 ある若者に、ひょんなことから仲良くなった老人がいました。戦争の体験を聞いたり、色々話をするうちに、ある日若者は、「自分が生きている意味かわからない」と呟いてしまいました。すると老人は、こう答えました。 「君は、『意味』のために生きているのかい?」 意味のために死んでしまうのなら、意味のために生きてはならない。こんなことを言ったらモルスさんには生贄にされてしまうかもしれませんがw、私はそう感じました。 自分が心の中に「死」の概念がよくいるような人間なのもあると思います。 だいぶ自分語りでコメントに載せるか迷ったのですが、テーマに対して感じたことなので述べさせていただきました。論点がずれてたらすみません(汗)不都合等あればこの部分は削除致します。 @ネタバレ終了 以下本編に関係ないコメント @ネタバレ開始 お誕生日おめでとうございました!!昨日に間に合わせたかったのですがレビュー書くのに40分以上かかってしまい、気づいたら過ぎてました……。今後の制作も応援しております! @ネタバレ終了
  • 残業深夜 -ザンギョウシンヤ-
    残業深夜 -ザンギョウシンヤ-
    滅茶苦茶怖くて面白かった!
  • アカイロマンション〜ホラー編〜
    アカイロマンション〜ホラー編〜
    面白かった!
  • INNOSENCE 異能新世界戦線
    INNOSENCE 異能新世界戦線
    個性が濃縮されまくった作品で、凄く尖っている!というのが率直な感想です。癖のある文章や思い切った表現を多用しているので刺さる人には物凄く深く刺さるかと! 普通のノベルゲームの枠に収まらない作品だと思います。 こう書くと少しプレイしにくいようにも読めてしまいますがそんなことはなく、異能バトルものとして王道ともいえるような展開が楽しめます。次から次へと新たな能力者が登場し、それぞれ納得感のある形で決着が付いていきます。全44章からなる長編でプレイ時間はかなり長めなのに、徹頭徹尾スピード感のある展開でどんでん返しに次ぐどんでん返しといった趣でプレイヤーを飽きさせません。 特徴的だと思ったのは言葉遊びのセンスです。異能や異能者のネーミングセンスが大変に面白く、発想力が素晴らしいです。 「電波」というタグがつけられていますが、その看板に偽りない怪作と思います。フェスにメ〇ィスト賞部門があれば受賞間違いなし!と感じました。
  • 涙恋花2~徒花の恋慕~【完全版】
    涙恋花2~徒花の恋慕~【完全版】
    タイトルの通りに涙無しでは見られない恋物語。 悲恋がテーマですが悲しいだけではなく魅力的なキャラクターとの甘くて胸ときめく素敵なシチュエーションが味わえるのも魅力的です! 真白くん→四葉くん→陽太さん→黄希くん&紅希くん→要さん→エデンさん の順でプレイさせていただきました! @ネタバレ開始 真白くん プレイ前から気になっていたキャラです!! 興味のある事になると一直線な変わり者な天才キャラは本当に私に刺さりました…… 頭が良すぎる故に周りと会話が噛み合わなかったり理解されなかったと思うと……! 最初は塩対応ですがその分デレた時の破壊力が半端無く糖度の高いイチャイチャがかなり良かったです♡ ずっとこのまま…とはいかず金の亡者父がやってきて!!この!!ちょっと表出ろ!!となったのは私だけではないはず こんな親でも愛して欲しかったのかなぁと思うと切ない気持ちになるしデレた後の幼さも相まって心臓が痛くなりました…… 四葉くん こんな小さな子に一体どんな事が……、?! とビビりまくりながらプレイ。 身構えていなのにも関わらず復讐の道具にされているなんてそんな…… 四葉くんは無垢で純粋ないい子だからこそ悲惨さが浮き彫りになります。 先生の気持ちはわからないでもないけど関係ない子を巻き込まなかったって……!と思ってしまいますがトゥルーでも語られる先生の葛藤や苦悩をみると何も言えなくなります…… トゥルー→ハッピーの順でクリアしたのですが先生の事情を知った後だとクズな親元に帰って欲しくないなとどうしても思ってしまいますね…… 陽太さん 売れないお笑い芸人!?テーマは紫陽花? 絶対二股するでしょ!!!!!と最悪な先入観のもと始まりました。 騙されない……と疑いながらプレイをしていましたが彼は本当に一生懸命で面倒見の良いお兄さんで本当に申し訳なくなりました…… 人を信じれないと言いつつコンビを組んだ時は本気で夢を2人で追いかけるつもりだったのでしょうし今までもそうやって裏切られてきたのかなと思ったり キエさんはかなり印象的なキャラでしたね!好きと言いつつ相手の気持ちをまっったく考えてない&タガが外れた時の暴走っぷりが…… 陽太さんのヤンキー時代のビジュアルがめちゃくちゃ好みでした! 紅希くん・黄希くん お互いに無い物ねだりな双子でコンプ拗らせてる感じがかなりエモいなー!!、と思いました! 主人公ちゃんは最低と自嘲しつつ双子との関係を変える気はなく……というまあまあな罪深さ! オマケでもふれていましたが確かに女の子に嫌われる女の子感ありますね!でもなんかそういう女の子がモテるんですよね何故か…… 紅希くんなチラチラ独占欲の強さが見えていましたがまさか後半であんな大暴走をするとは……! そしてなんといっても最後まで1番になれない黄希くん…… 選ばれない方をどうしても贔屓したくなってしまいますね! 要さん 戦時中という過酷な環境での出会い。 自分の事に精一杯で他人の事なんてもってのほか、特に女子供には殊更厳しい現実ですね……! そんな中手を差し伸べてくれる要さんの聖人っぷりはすごいのですが助けた理由が「一目惚れ」というのがかなり人間味溢れててバランスがいいなと思いました! 疎開してきた家族も次々に亡くなり残された2人で生きていって欲しかったなぁと思いつつそれをするには要さんの責任感が強すぎる……という切なさ…… お互いの絵を半分ずつ持っているというシチュとても良いです!! 告白シーンで「言わせて」という要さんの男らしさにときめきました! エデンさん 特殊な主人公ちゃんの生い立ちにミステリアスなエデンさん…… 天然気味な紳士かと思いきやまさかの裏の顔を持っています! 私はダリアの髪飾りに発信器か盗聴器が付いていて証拠隠滅の為に取ったのかとめちゃくちゃな邪推をしましたごめんなさいエデンさん…… 主人公ちゃんに出会う前から罪を犯してしまっているのでどうやっても幸せになれなさそう……と思っていたのですが作者様次回作にハピエン後が出る……!とのことでワクワクしています! 作者様の前作キャラもゲストで出ていて前作未プレイの人間はうわーー気になる!となりました!(黒宮さんが好きそう) @ネタバレ終了 声優さんの演技も素晴らしく心に残るシナリオでした! 素敵な作品ありがとうございました!
  • 夢見た少女のニルヴァーナ
    夢見た少女のニルヴァーナ
    とても面白かったです! ただその一言に尽きます。絵のグラフィックも絵師さんに依頼されているということで可愛く立体的に表現されていて素晴らしく、ストーリーも長いのに途中飽きることなく日常パート・本編パート程よいバランスで展開されていて引き込まれるばかりでした。 何回も「このゲーム無料!?」と思っちゃいました。 この作品がもっと沢山の人に届くことを願っております! 次回作を出すこともあればまたプレイしたいと思いますのでよろしくお願いします!
  • Holy Sonnet  ~ホーリー・ソネット~ ローレンス編
    Holy Sonnet  ~ホーリー・ソネット~ ローレンス編
    神に愛されし子でありながら魔女として処刑されたはずのロザリンドさんが意識を取り戻すと、なぜか2年前に戻っていた……今度はあの未来を回避してみせると、誓いを新たに魔法の腕を磨くことに―――から始まる、好きな魔法を磨きながらストーリーが進むとロザリンドさんら登場人物の秘密が紐解かれていく奥深い物語でした。 コーラス系のBGMが効果的に使用されていて、コーラス系BGMが好きな私には耳まで幸せでした。 @ネタバレ開始 1月上旬に一度プレイさせていただいていたのですが、完全版になるまでレビューは待ってほしいとのお言葉が紹介文にあったので、あたためていました。 遅くなりましたが、寄せさせていただきます。 前世から引き継いだものが、それぞれのキャラの根幹にも関わってきている設定が秀逸でした。 途中で見る夢の断片も効果的で「これはいったいどういう物語なのだろう?」と気になって、気がつけば初めから最後までセーブもせずにプレイしていました。 魔法は炎と聖とエーテルの三種類に偏らせて育成していました。 魔法をポチッと選んだ後の習得中画面でそれぞれ演出が細かくて素敵です。 小さなロザリンドさん、かわいかったです。 ロンさんが最初から最後までロザリンドさんのことが本当に好きなんだなと、セリフや態度の端々から伝わってきました。 特に序盤の恋人設定でいこうの件のときの嬉しそうな顔といったら…! ロザリンドさん、罪な女…!と思いました。 ロンさんの満面の笑みと赤くなった頬に可愛いという気持ちと、ロンさんに愛されてるな~という気持ちで心がぽかぽかしました。 最後は二人ともがワルツを踊りながら幸せそうな顔で見つめ合っていて、本当に良かったと思いました。 御二人とも、お幸せに! (クリア後のタイトル画面のスチルも美麗でした!眼福です!) @ネタバレ終了 今回はロザリンドさんとともに歩む未来ではなかったクリストファーさんたちとの未来も気になります。 素敵な作品をありがとうございました!
  • イロハニホヘト
    イロハニホヘト
    大正時代のカフェーの女給が主人公の乙女ゲームです。 美麗なグラフィックに攻略対象キャラは全員イケボのフルボイス。 素晴らしいOP・ED動画まで完備された超豪華な逸品でした。 店の推薦を受けて美男子大会に立候補してくれるイケメンを確保する!という冒頭から始まるのですが、協力を依頼する候補者6人はお店の常連さん。既に顔見知り以上の関係にはあるので各ルートともに話が早いです。色んなタイプを取り揃えたメンズたちとの恋愛ワールドが楽しめます。 EDを迎える時点までの糖度はキャラクターによりそれぞれで、これから本格的に付き合う感じのものからもうガッツリ距離が詰まったものまで様々。イチャイチャするシーンは、なるほど淑女の皆さんは身悶えするに違いない!という超胸キュン仕様。後日談では一歩踏み込んだ糖度更に高めのストーリーが楽しめるのも大満足でした。 乙女ゲーの主人公の女の子が可愛いのはやっぱり良いなぁと感じたのと、登場人物全員どこかで見たことがあるような名前なのは雰囲気の醸成に効果的だと思いました!
  • みまわり
    みまわり
    立ち絵やスチル、タイトルやメニューのタッチがとっても可愛らしくて素敵でした! 一方で子供たちの内情は少し危うく、そのバランスが心地よかったです。 @ネタバレ開始 語り手に全面的に心を許す訳ではなく、時には壁を作るような子供たちの語りが、彼らの繊細さと魅力を演出しているように思います。 @ネタバレ終了 秋から冬くらいの空気感にとても楽しくプレイさせていただきました。 ありがとうございました。
  • 殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    殺すしか選択肢を与えられなかった異世界転生勇者
    「殺すしか選択肢を与えられなかった」ってそういうこと!? とても斬新で、臨場感のあるストーリーでした! @ネタバレ開始 ノベルゲーム、異世界転生というメタ設定そのものをうまく利用しており、とても面白かったです!オチも最高です! 運命に抗う主人公、実は魔王側も、、な構図も良いですね! @ネタバレ終了 面白かったです。ありがとうございました