コメント一覧
63697 のレビュー-
パーソナル・スペース壮大なSFでいながら、現代に生きる人々と変わらない愛情に焦点を当てた素敵なノベルゲームでした。 概要にある通り『バラバラになった記憶のデータを繋げていく』というお話なのでストーリーは時系列順には語られていきませんが、とてもわかり易く、そして先が知りたくて仕方なくなるように構成されているので、どのチャプターもワクワクしたりドキドキしながら読むことができました! SEの臨場感もとても印象に残っています。 また、SF好きとしてはワープ理論やコピー人間などについてもっと情報が欲しいなという気もしましたが、読みやすさを優先すると今の形が一番なのかなと思います。 登場人物はみんなそれぞれに意志を強く持った素敵な人たちだなと感じましたが、私にはやっぱりシロエちゃんの健気さがとてもいじらしく、可愛らしく感じられました。だいすきです! まさに星空のような美しい物語をありがとうございました。今後のご活動も、陰ながら応援しております!
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東雲に霞むこれは、男性が読むと かなり痛いんじゃ・・・ すごく重たいお話ですが 少しだけ光があるお話でした。 @ネタバレ開始 管理人は誰だ!冬馬か!?なんて思ったのですが そこまで、深くは語られておりませんでした。 推理するお話じゃありませんでした。 優くんの優しさが お姉ちゃんを生かしたのですね。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!!
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食卓戦隊調味レンジャー~悪の組織編~砂糖、塩、ブラぺと我が家の三種の神器は悪の組織に集結していました。 入隊編に引き続き、ほのぼのとした雰囲気で楽しかったです。 わかりやすく反応があるから良い選択だというわけでもなく、メンバーによっては反応の良し悪しが判断しかねるので、もっと相手のことを知りたいなーと思わずにはいられません。 そしてマスタードくんの身も蓋もない発言や無味様のシュールな存在感が面白すぎる。 @ネタバレ開始 砂糖くんと塩くんの温度差、そしてコチュジャンちゃんのゆるさが個人的に好きなポイントです。生足魅惑のマーライオン。 それにしても、勝手に他人の部屋に上がり込んで躊躇いもなくアルバムを開くプレイヤーの図太さよ。 @ネタバレ終了 今回も素敵な作品をありがとうございました!!!
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隠さなきゃある日のフェス会場、カーネーションが飾られた机がものっすごい勢いで突進してきて、そのまま通り過ぎて行ったのがめっちゃホラーだったため、この作品もずっとホラーと信じてました(違いました) 一人の少女の息苦しいまでの選択の積み重ねに、胸が痛くなりました。ゆっくりと減ってゆく数字が恐ろしく、いくつもの救いの道に背を向けて狡猾になってゆく様子が、ひたすら哀れでやりきれず…そして出てくる豚汁バッジ。なんでやねーん!(笑
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ラヴ・シルエットシンドロームコンフィグのテキストスピードからして既におもしろかったです。あとがきの一行目も作者様のコメディ魂を見ました。 しかも最初から飛ばしまくりの鬼畜(笑)選択肢で、主人公君を応援せざるを得ない展開に同情しつつ大爆笑。 痛む横隔膜を抑えながらアナザーエンドに突入したら、こうきたか!という意外性と納得のフィナーレに満足です。楽しいゲームをどうもありがとうございました!
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ごめん、待った?(背後から爆発音)ギャグと思っていたら、なんということでしょう。乙女ゲームでした。 タイトルに凝縮された日常と非日常の絶妙な交錯…なんて小難しい解説は一切不要。読めばわかるプレイすればハマる!スノウさんの全身像が気になってしかたありません。 LINEってツッコミアプリだったんだ~と新しい発見もあって、本当に楽しいゲームでした。
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不死身の英知動く怖い動く怖い動く怖い…気がついたら一気読み。 Hくんとiちゃんの絆に泣き、流血っぷりにぎゃー!と叫び、容赦なく追いつめられる2人にドキドキしながら、プレイさせていただきました。 Live2Dの演出も「動いてる」ではなく「生きてる」と表現するしかない溶け込み方で、すばらしかったです。でも腕がピーする場面、本気で怖かったです。ぎゃー! 彼らの今後を知ることができる本編を読もうとしたら、クリーチャーがうごうご蠢くホラーとのことで、ひるんでおります。知りたいでも怖いどうしよう(笑
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贋作のゆりかご。素直な印象はかなりダークな作品ですが、実は精神的にプラスなメッセージが含まれていると思いました。 主人公の罪は許されるものではありませんが、同情が強く、肯定してあげたい気持ちで読んでいました。 @ネタバレ開始 ですが2週目を読み終えて、タイトルの「きみ」がプレイヤーである私自身を指していると考えた時、彼女への肯定が自己肯定へと変わる感覚がありました。 そもそも本物とは……など考えさせられる内容が多く、上手くまとめることはできませんが、とても深く、有益な作品でした。@ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
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1週間3END+おまけ2ストーリーも含めて 全部読みました! 最初に、END分岐の説明が出る親切設計で 回収しやすかったです。 @ネタバレ開始 まずは、一週間足繁く通わせて頂きました。 おお!これぞ、ハッピーエンド!と呼べるような (彼女の未来は変えられませんが・・・)感じでした。 次に、1日だけ通ってみる。 その次に全く通わない。 なるほど。私は彼女の活力の源だったのですね。 おまけは、IFSTORYでこんな未来に行きたかった・・・ 息子、めちゃカワでした。 乗車券は、ちょっと甘酸っぱい。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました! 資格試験頑張ってください!!!
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願い星は少年の形をしているお星さまがテーマなんて綺麗~ と思ったら、心も体も痛いお話でした。 でも最後は素敵。目頭が熱くなりました。 めちゃくちゃ悩ませる所で選択肢が出て ずるいな~、と思いました。 @ネタバレ開始 でも、イオリくんが死んでまで フーコを支えてくれたんだもの 私はもう大丈夫だと思い体に戻りました。 一瞬映るイオリくん・・・ 本当は、死んだままでもいいかも! なんて、思ったけどね!! もうフーコは大丈夫だ!!! @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!!
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女中浮世の怪談これぞ、ホラー!怪談! というのが詰まってました。 女中さん、 寝る前にお話する内容としては怖すぎます。 逆に眠れなくなりそうですよ・・・。 追加要素を知らず、 いきなり「狂気の物語!」を 選択してしまったのですが 1話完結の物語なので何も問題は ありませんでした。良かった。 @ネタバレ開始 1,すず子ちゃんきゃわわ~、からの裏切り 2,アンリちゃんは呪われました。 3.それは、捨てたらアカン奴や・・・ 4. メンチカツ出来上がりました! 5, 明るい未来はあったでしょうに。 @ネタバレ終了 面白い作品を有難うございました!!
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エレベーター ~性格不安定な僕とみよちゃんの物語~エレベーターから脱出しました。 画面やセリフ回しなどが完璧にレトロでした。すごいです。 みよちゃんとかちょうさんの表情がころころ変わって可愛かったです。 あれこれ悩んだ結果、とんでもない性格になりました。 @ネタバレ開始 最初はしゅせんどエンドにたどり着きましたが、 かちょうさんと一旗揚げるのも楽しそうだなと思いました。 おしいエンドに至ったあと、どこで間違えたのかわからなくて、 その次は「しんせつでげどう」になってしまいました。笑いました。 そして、エンドロールがとてもきれいでした。 ひとつだけ攻略情報を頼りましたが、エンドはすべて見れました。 ようかんを全部食べても意味がなかったり、とことん振り回されました。 @ネタバレ終了 面白かったです。ありがとうございました。
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ハコノナカノコ理解するのは難しいですが、春らしい優しく温かい作品だと感じました。迷っているときに導いてくれるというより、寄り添ってくれる感じ。 言葉にするのは難しいですが、とても素敵な作品でした。 ありがとうございました(*´ω`*)
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マスキング・ネセシティたった1分でこの満足感! 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*) @ネタバレ開始 可愛いけど生意気な感じの女の子に少しのイラつきと、デレへの期待。 だけど恋人の存在を告げられて「もう君に用はありません」なんて思ったわけですが……。ラストの可愛さよ! 悔しいけどめちゃくちゃ可愛いぜ! @ネタバレ終了
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嘘つきジョアンナと春の雪僕は20分ほどで最後まで読了できました。強く心揺さぶられ、とあるシーンでは涙をこらえられませんでした。読後感も良く、多くの方にお勧めできる作品だと思います。 @ネタバレ開始 実に完成度の高い作品でした。読みやすい文章、シンボルの使い方の巧みさなど、本作品には素晴らしいと思う点が沢山あります。その中でも僕が特に感動したのは、スイト君の心の変化の描写でした。 「変わりたくない」と「新しい世界をみたい」の間で揺れるスイト君には、終始共感していました。彼の中でまきお君の存在が大きくなっていき、お兄ちゃんは少しずつフェードアウトしていく様子は説得力があり、だからこそ切なくもありました。 まきお君と中央公園にやってくるシーンは圧巻でした。スイト君の独白を読んでいるうちに、涙があふれてきました。なお、ここで流れるBGMも素晴らしかったです(あまりにも良い曲だったため、プレイ後にこの曲について調べました。「Escort」というタイトル名であることを知って、これまたジーンときてしまいました……!)。 イベントスチルも大変良かったです。どれもキャラクターが生き生きと描かれており、ぐっと引き込まれました。僕は特にクリア後のタイトル画面が好きです。 @ネタバレ終了 総じて、切なくも温かい気持ちになれる素晴らしい物語だったと思います。ありがとうございました!
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天海のメッセージボトルもう読み進める手が止まりません。 最後は予想してない展開で涙腺が緩みました。 @ネタバレ開始 最後に一通だけ残す天海ちゃん素敵。 きっと、この後は再会ENDが 待っているのだと信じております。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
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鳥籠の嘘見事に騙されました……!! かわいいイラストに釣られて始めたらこんなお話だったとは……。 ラストの演出にゾクっとしましたね~……。 @ネタバレ開始 子供らしい無垢な声の調子が、より恐怖を引き立ててくれました。 どこが好きって、サイドストーリーでこうなるに至った経緯がしっかり描かれていること……!! このサイドストーリーを読むことで、どうして彼がこんな考え方になったのか、どうして事に及んでしまったのかの説得力が生まれて、なんともいえない気持ちになりました。 終わりが来ることを悟りながら幸福を享受するというのは切ないですね。 @ネタバレ終了 そしてそして、プレイ後の“とある仕掛け”にもしっかり驚かされました。 気をつけてたつもりなのに、またゾクっとさせられましたよ……!! 説明文に書かれている『微サイコホラー短編ノベル』として、これ以上ない出来の作品だと思います。 素晴らしい作品をありがとうございました!
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夢幻の秋言葉が、時折凶器にもなる事。 この作品を通して改めて実感しました。 @ネタバレ開始 小夜ちゃんの遺した手紙の端々が、 心にも思っていない建前で痛い。痛すぎる。 小夜ちゃんの体が子供を宿せる体だったら、 未来はもう少し明るかったのかな。 @ネタバレ終了 素敵な作品を有難うございました!
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イミテーション-Imitation尻切れトンボな結末に思わず「え」と 声に出してしまいました。 @ネタバレ開始 アーサーに問いかけられて、その後 どうなったのか・・・続きが!!気になります!!!!! @ネタバレ終了 面白い作品でした!! (続きがもしあれば、 何卒宜しくお願い致します・・・!!!)
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シリアルキラーの名前読了後に時計を見たらプレイ開始から5時間が経っていて、時間を忘れるくらい没頭していたことに自分でも驚きました。 それくらい濃密で、面白い物語でした。 第1章は、主人公である赤石環樹の視点で物語が始まります。 ジョンは誰なんだ? なんで赤石をマリモと呼ぶのだろう? そんな疑問が冒頭で生まれ、次第に明かされていくマリモ(赤石)とジョンふたりの様々な面に惹かれてゆき、気が付けば、この独特の世界に連れ込まれていました。 私は、ジョンの視点で物語が別の一面を見せ始める第2章が特に好きです。 赤石視点と同じ会話をしている箇所でも、演出やモノローグでここまで見え方が変わってくるのかという点が面白かったです。 @ネタバレ開始 そして開示される、ジョンが行っていたあること…。 私は犯罪心理に関する書籍や犯罪手記を趣味でよく読むのですが、ジョン視点で描かれた、彼が見ている世界、生きづらさ、衝動性と理性の描写が素晴らしく的確で、不謹慎ながらも、『これこれ!』と思わずにいられませんでした。 一見不可解に思える行動も、彼なりの理論や思考があるんですよね。 そして、そんな彼を許容できる人間は稀だからこそ、赤石の眼差しがいかに温かなものだったかを思い知らされました。 @ネタバレ終了 最初に赤石の視点があったから、目撃者である私もジョンという人間に魅力を感じられたのかもしれません。 あの結末は、ジョンがきちんと自分を見つけて自分の犯したことと向き合えた結果だと考えると、良かったのではないかと思います。 絵、音楽、声、演出のすべてが一体となって物語の世界を彩り、ノベルゲームという媒体をここまで活かせるのかという驚きをくれました。エンドロール後の演出も、やられた~という感じでしたね……。 ふたりにとって共に過ごした時間がどれほど美しいものだったか……。 すばらしい物語の目撃者になれました。最高の作品をありがとうございました。