ティラノゲームフェス2020参加作品
10055 のレビュー-
最後の手紙 ~天利探偵助手の事件簿~始まりは一通の手紙。そこから差出人の謎を追う…とても切なく、そして素敵なお話でした。 ミステリーは大好きなのですが謎を解く腕はない!そんな自分でも、優しいシステムのおかげで何とか無事クリアできました! @ネタバレ開始 登場人物がみんな優しく、心にぐっときました。 日向さんは亡くなってしまったけど、嘘をつく形になってしまったけど、でも、手紙をやりとりしている間は確かに幸せだったのでは…と感じました。 @ネタバレ終了 先述した通り、切ないお話でしたが、天利さんのキャラが非常によく、最後には爽やかな気持ちになることができました! とても楽しかったです!ありがとうございました!!
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片恋スターマインプレイさせて頂きました。 バーチャルフェスでお見かけするイケメンさんに会えました♪ この先、2人はどーなっちゃうの?って、じれったかったり、嬉しかったり、切なかったりと、恋愛に関する感情が、込み上げてきて勝手に一人で盛り上がってしまいましたw END回収もわかりやすくて、流れ良く全てのEND見ることができました。 @ネタバレ開始 先輩とのストーリーは、 『自分の思い込みだったら恥ずかしい』とかそんな恋に臆病な女の子の気持ちがヒシヒシと伝わって来ました。 臆病とも思えるし、鈍感なのかなぁ?って思う場面もありました。 恋愛の駆け引きって難しいですね。 先輩の言葉を鵜呑みにして離れてしまったら、先輩とのhappy endはなかったし・・・。 先輩とのhappy endも良かったですが、翔君とのストーリーも最高でした! ぶっきらぼうの翔君が、観覧車のなかで、『耳かわいい、似合ってると』言って何で素直に言えねえんだろ・・・。 ↑ このシーンで涙が出てきました。 私、翔君好きみたいです(*'▽') そして、翔君とのトゥルーエンドの記憶が戻るちょっと前から、またまた涙が・・・。 スタッフロールの後の仲良しな2人に嬉しくなってしまって胸が熱くなりました。 @ネタバレ終了 何だか、素敵な恋愛を体験させて頂きました。 ありがとうございました。
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graduation卒業をテーマにした短編集をまとめた作品。僕は2時間15分ほどで全て読了できました。シナリオだけでなく演出面も丁寧に作られており、至るところで熱量を感じられる作品でした。総勢29名での制作ということで、その点にも感銘を受けました。制作にかかわった皆様、本当にお疲れさまでした。 @ネタバレ開始 最初に演出面についてです。こうした短編ゲームの場合、文字で表現できることは少なくなり、その分文章以外の要素が作り出す雰囲気がより重要になってくるように思います。本作品ではお話ごとにUIやイラストが変わり、それぞれ独自の雰囲気が作り出されていました。その点がまずは素晴らしいと思いました。演出面で特に印象に残ったのは「憧憬の訃報」、「結局いつも通り」、「落葉の刹那」の3本でした。 OPムービーも素晴らしい出来栄えだったと思います。オシャレで疾走感もあるBGMと映像がよくマッチしていたと感じました。 シナリオについて。本作品は短編集ではありますが、「編集」と「先生」の交流を描いたメインストーリーも準備されています。このシナリオも大変面白かったです。 こういう立ち位置の物語には、読者を引き込み、読ませる力が要求されると思うのですが、その点も十二分に満たしていたと思います。先生が抱えている謎の見せ方が巧みで、どんどん先を読みたくなりました。教養の足りない僕は、OPを見て「先生、人を〇して木の下に埋めたのか!?」なんて思ってしまいました(笑) 先生のキャラクター、とても素敵です。先生の人間臭い一面に触れるごとに、先生のことが好きになっていきました。それぞれの成長を感じるラストも素晴らしかったです。 以下、12個のシナリオについて感想を書かせて頂きました。 憧憬の訃報 演出面が特に面白いと感じた作品です。音声が流れている最中も画像がどんどん切り替わっていくのですが、この演出によって「ラジオを流している感」がすごく伝わってきました。たかし君のラジオ、聞いてみたいですね……! オチについては全く予想外でした。「これ、妄想エンドの可能性もあるのでは?」なんて思ったのですが、さすがに考えすぎですかね(笑) 関係性を科学する 春風のような心地よさを感じる物語でした。こういう正反対の2人の関係性、好きです。2人の声優さんはキャラクターによく合っていたと感じました。手をつないだ2人のイラストも良かったです。 人間卒業記録係 オチに1番衝撃を受けた作品です。例の力の話を聞いた時も、僕は「まさか、彼女を困らせている人間を〇すつもりか!?」なんて思ったのですが……。いや、本当にすさまじい展開でした(笑) 「大丈夫だよ。僕がずっと、君を見守り続けるからね」という台詞は、最初と最後で全く違ったものに聞こえました。豹変後の立ち絵イラストはちょっと夢に出てきそうです(笑) さよならカエルさん こういう、「スポットライトの外側にいる人々」を書いたお話、大好きです……! 夢のために一生懸命頑張る人って素敵ですよね。「カエルさん」に感謝を伝えるシーンは、ちょっとウルっときてしまいました。このシーンは声優さんの演技も大変良かったです。 卒業式のそのあとで 2人のキャラクターが実に魅力的でした。弥生さん、めっちゃ可愛いですね……! 彰君にからかわれて慌てている様子が素敵です。「これはひょっとして、ずっと弥生さんがお姉さんらしく振舞う関係だったけど、最近になって彰君がからかうような仲に変わってきたのでは?」なんてことまで妄想しました(笑) すごくお似合いの2人だと思います。 結局いつも通り まるで映画のワンシーンのような、素敵な短編作品でした。何気ない会話の端々からお互いを想いあっていることがひしひしと伝わってきました。本作品は演出も素晴らしかったです。特に後半、キラキラとした光のムービーが追加される点が良かったと思います。美しく輝くこの時間にも終わりが近づいていることが表現されているように感じました。 彼方へ 別れの悲しみを真っすぐに描いた作品だと思いました。描写にもリアリティがあって良かったです。彼女も、あの言葉を言うので精いっぱいだったんだろうなあ……。少し冷たい印象も受けるUIや全体的に暗めのイラストもお話の雰囲気によく合っていたと感じます。鉛色の空のもとで咲く桜のイラストが特に印象的でした。 好きって言って! オチで悶えてしまうようなお話でした。天然のようで実は……、な優香ちゃんが素晴らしいです。RPGでよく目にするようなデフォルメのキャラ絵が出てきて、しかもそれが歩行したりする点に驚きました。ティラノってこういうこともできるんですね……! オチにつながる演出も粋だったと感じます。 過去との卒業、未来への始業 設定があまり語られていない分、想像の余地が多々ある作品です。それぞれの表情を見る限り、2人は幸せと呼べる6年間を過ごしたのだろうと思いました。状況に比して穏やかなBGMもまた印象的でした。男はこの結末に心から満足していたんでしょうね……。 春と桜 切ないお話と思いきや……、な作品。こういう裏切りは大歓迎です(笑) 個人的にすごく「春らしさ」を感じた作品で、読後は温かい気持ちになれました。桜が舞い散る演出が良かったです。 出発の刻 これまた、「その後」の妄想をせずにはいられないお話でした。ルナシィ王妃は普段からレディアのことをよく見ていて、その心の内を見抜いていたのでしょうね。これからレディアはどうなるのか。そして、彼らの国はどうなるのか……。もし続きがあればぜひ読んでみたいです。 落葉の刹那 個人的に1番好きな作品です。切なくも美しいお話で、強く心に残りました。ビジュアル面については、特にラスト2枚のイラストが印象的でした。抽象的に描かれた風景は、彼の胸のうちにある激しい感情を表現しているのかな、と思いました。 @ネタバレ終了 総じて、物語ごとに大きく異なる雰囲気を楽しめる力作だったと思います。個人的には、エンディングで作品を書いた方が明らかになる点も良かったです。「このシナリオ、あの作品を書いた作者さんだったの!?」という驚きも味わえて、最後まで大いに楽しませて頂きました。素敵な作品をありがとうございました。
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でじゃびびっど!駄菓子屋さんは、無邪気な愛里ちゃんが見れて幸せでした。 @ネタバレ開始 ハッピーエンドの、スチルが超超超可愛かったです。 夢の中の出来事を現実にしたいから、デジャヴ。なる程です! 2人の未来が楽しみです^^ @ネタバレ終了
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呪詛返シ誰かと比べられるのって辛いだろうな・・・ と思いながら読んでいました。 @ネタバレ開始 てっきり、ユリちゃんが最初に表示された子だと思っていたので 物語が進んで、あれ!?逆か!という驚きがありました。 面白かったです!! @ネタバレ終了
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指先で世界を見る無自覚に人をいじめてたり、 顔には出さないけど、意外と傷ついてたり。 色々考えながら読ませていただきました。 最後・・・ゾッとしますね。
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夕暮倶楽部レトロでポップでデザインが素敵。 セーブ画面の雪国ノムミルクがお気に入りです。 淡々と読むだけでしたが、アイコンも可愛らしくて 面白かったり、しんみりしたり、ヒミツのメモで色々 気がついたり・・・めちゃめちゃ面白かったです。 @ネタバレ開始 シルヴァニアンファミリアがカルメンさんを 襲った後、ツネオリさん一人での回想シーン 「アナタ達の魂は今もこの街にある」 のセリフ後 data「tip_data」は存在しません という表示と共に動かなくなってしまいました。 ダウンロード版でやっていたのですが、 エラーが起きたのは私だけかもしれませんので、 ご参考までに・・・ @ネタバレ終了
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最後の手紙 ~天利探偵助手の事件簿~10組の手紙を巡るひと夏のミステリーです。 何度でも手紙が見返せるようにできるシステムのおかげでエンディング前に真相に気付けました。 @ネタバレ開始 面会謝絶なのに外に出ている時点で、これ誘拐とかじゃね?とかの推理とかしてたのは秘密だ! @ネタバレ終了 楽しい時間をありがとうございました。
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かみかくしの夜プレイしました。もうメタネタは使うまいと思いました。 雰囲気づくりの非常に巧みな作品でした。背景、SE、立ち絵、BGMの一体感が素晴らしく、冬山の孤立した舞台設定と人間の恐ろしさが上手いこと引き立てられていたように思います。深夜にプレイしてよかった。システム面も凝っていました。
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申刻〜サルコク〜奇妙な配達先で、展開が気になる怖さ。 エピソード2を読んでる最中、リアルに荷物が届いて 植木さんがうちに来たかと思いました。 続きのエピソードも楽しみにしております!!!
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ありすすいーぱープレイさせて頂きました。 ありすちゃん可愛いですね♪ そして、転び方が大胆w ありすちゃんの可愛さとは逆にゲームは、慎重に慎重を重ねて・・・。 それでも、うっかり押してしまった時のショック。 飴と鞭ですね。 真剣にやっていて、時間があっという間に過ぎます(>_<) カスタムなんかもできて、自分のレベルに合わせて遊べるのでいいですね! いつか、完全攻略のバッジをGETしたいです! ありがとうございました。
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バスルームはじめから違和感があり、自分を納得させながら最後まで。 ノベルゲーだからできる表現だなーと思いました。 @ネタバレ開始 最初、この語り手は誰なのか?というところから疑問がありました。 男なのか女なのか。やけに入浴に拘りピンク色のタオルなどから女性なのかと思いきや、一人称が俺と急に現れたり。今は彼女がいないだとか。 いやでも、女子力高めの男かもしれないし、百合の女なのかもしれない。 排水溝の髪を毎回取るなんて綺麗好きなんだな…なんでポケットに? …いやしかし落ち着いてますね。初犯じゃないでしょ。 @ネタバレ終了 こういうホラーもいいですね。
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ピアノ・ルーム・ソナタピアノの音色が心地よくて、 女の子が可愛らしい。ずっとお話を聞いてあげたい。 最後のイラスト、え・・・まさか私が!? すごく微笑ましい展開でココロ温まる作品でした。
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エルシェの少年お姉ちゃんの謎行動が気になって読み進めていく手が止まりませんでした。 最後まで読んでみて、 お姉ちゃんの用意周到さが半端なくて恐ろしかったです。
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Diamond Engineプレイさせて頂きました。 熱中してしまいました。 次から次へと戦闘の攻略を入手して、ラスボスへと挑む! @ネタバレ開始 どうやったら、他のENDが見られるのか試行錯誤したのですが、降参してしまいました。 心霊写真を撮ってみたり、ゴリラパフェを食べてみたり(笑) バイスのブロマイドとか、マスコットもらったり♪ 結構楽しませて頂きました。 @ネタバレ終了 マウスをクリックしてるだけなのに BGMとか、攻撃成功した時の効果音などで、戦った感が凄かったです。 トゥルーエンドも良かったです♪ 楽しく、熱くなれる作品ありがとうございました
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Similar is BACK drop選択肢の中に、変な質問が混ざっていて これ、マナちゃんに聞いて大丈夫か・・・?と思いながら 手始めに安全な選択肢を選んでいきました。 最後の方は、少し怖くて壮大なお話でした。 とても面白かったです。素敵な作品を有難うございました!!
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独裁者打倒計画 by 帝都東京最初から、わくわくする展開! ギャグ線強めでキャラが濃いのと ネーミングセンスが好きでした。 最後のオチ、少し怖くないですか!? まさかの展開で、驚きました。 将来が、不安ですね・・・。
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海の見える窓事前情報なしでプレイしましたが、超本格ファンタジーモノでした。 冒頭のシーンでは全く状況が掴めなかったのですが、 2章以降から壮大な世界観と物語が楽しめます。 主人公コールの根本的な価値観が非常に好ましいものと感じられたため、 判断や言動に感情移入しながら読み進めることができました。 エンディングは長い物語に相応しい前向きな締めくくりとなっておりました。 あとがきやIFルートのお話も含めてたっぷりと満喫させて頂きました。 特記としてはシステム面が素晴らしく親切な作りになっております。 定評のある作者様の高いスクリプト力が炸裂しておりました。 ここまで自分好みに設定をカスタムできるなんて素晴らしすぎる! 作品世界に集中してほしいという作者様の気持ちが体現されている!! 立ち絵はないですが、抽象的なグラフィックも含めて、 背景は常にストーリーとマッチしている印象を受けました。 とても素晴らしい作品をありがとうございます。 やっぱり全画面ノベルは良いなぁ、と心から感じられました。
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人間らしく「死」に対してどう向き合うか、考える事ができるお話。 約5分程度の短編でしたが、その中身は濃ゆく、もしも自分だったらこの状況にどうするか……むしろこの状況ではなく『今』どうするか、見つめ直す事が出来る作品でした。 主人公が絶望から前を向き直し、自分なりに人間らしくあろうとした姿に感動しました。 変化したタイトル絵は、主人公が満足した最後を迎えられた……そう願いたいもので、印象強かったです。 心に残る作品、ありがとうございます。
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バスルームずっと気になってた超短編ホラー。面白かった~! @ネタバレ開始 天井を見たあと「平和に終わった……。思わせぶりでビビらすやつか、やられたぜ!」って思ったのですが、髪の毛をポッケに入れちゃったよ。嫌な予感! シャンプーの香りになるほどだったり、短いのに何重にも楽しめました! シャワーシーンの描写が細かくリアルだったので、私も浴びたくなりました。さっそくさっぱりしてきます! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!