heart

search

コメント一覧

63689 のレビュー
  • この愛は誰のもの?
    この愛は誰のもの?
    とても良質ないわゆる日常ミステリモノでした。 人がガンガン死ぬミステリが大好物なのですが、こういったパターンも良いですよね。 概要のところであまり内容に触れていないのでこちらも割愛しますが、 青春日常ミステリ×ナイスな読後感といった素敵な作品でした。 ただ、思春期のこういった想い出を持ち合わせていないので心はなぜか泣いていました。 登場人物たちの会話のノリが好きだったのと、 重要情報が赤字表記なのが親切で良かったです! 解決編の下りは意外性もあり、見ていて心地良かったです!
  • あかいろきみと、しあわせに
    あかいろきみと、しあわせに
    真っ赤な背景がとても印象的な掌編作品でした。 危なっかしくて無邪気で奔放なクロくんと、 感情を内に秘めるタイプの主人公の出会いと交流の端緒が描かれておりました。 2人の邂逅は幸福への第一歩なのか泥沼へ落ちるきっかけだったのか。 今後の2人がどうなっていくかに思いを馳せられる終わり方も良かったです。 @ネタバレ開始 主人公についてほとんど情報がなく想像に委ねるあたりが好みでした。 @ネタバレ終了
  • 隊員、募集。
    隊員、募集。
    パパは我が子のためならどんな逆境も跳ね返し、悪のボスとしてカッコイイ姿を見せるのだ!! お手軽サクサク遊べるシリーズ作品、今回も大変面白いゲームでした! @ネタバレ開始 初回プレイで偶然にも無作為に選んだダーク先生とダーククラウドとダークサンタの絵面が相当なダークパワーを持っていたら、本当にダークネスビームも強くて(笑)、とてもかわいい花火が見られました。 いきなりトゥルーエンドを見られたような気分になって、とても嬉しかったです。 ほにゃレンジャーさんにとても丁寧にお手紙を出すパパの姿が微笑ましくて、ほっこりしました。 ワルッと団のはずなのに、傍から見るとまったく悪いところがないのが個人的にとてもツボです。 周回プレイでは、一部キャラの組み合わせで「闇の五人衆」になっていて笑いました。 さすがにダークレンジャーにはなれないから五人衆ですね(笑) こどもたちのピュアピュアなキラキラおめめが最高に可愛いです。 みんな、このまますくすく育つんでちゅよー。 (ワルッと団のVネックシャツがヴィクトリーとヴィランのVだったとは……!!) シリーズ作品をこのティラノフェスでいくつかプレイさせていただき(本作でシリーズ3作品目)、ほにゃレンジャーさんたちにもワルッと団の皆さんにも、愛着がわいています! @ネタバレ終了 シリーズを色々とプレイさせていただいていますが、今回もとても面白かったです! ありがとうございました!
  • かげろうのおとめ
    かげろうのおとめ
    雰囲気満点のセンチメンタルエロス作品でした。 文章と間の作り方が非常に秀逸でしたし、 何と言っても全プレイヤーの思考を必ず一度は踏み止まらせるヨージョ。 確立された世界観を感じる、センスが溢れる作品です。
  • あめとはれ
    あめとはれ
    最強キャラ感溢れる義理の姉の存在感がとても強かったです。 何度も様々なBADに突入しましたが、最後は良い結末を迎えられました。 BADEND群の一枚絵の統一感や、不安を煽るデザインが非常に印象的でした。 欲を言えば、END後にタイトルに戻れると、周回プレイがしやすくてより良いと思います!
  • ロベリアの/嘘
    ロベリアの/嘘
    シーン構成がとても素晴らしい短編作品でした。 かなり印象的なシーンから始まり、なぜそうなったかが徐々に見えてきます。 特に青年のエゴたっぷりながらも奥深い愛情がなんとも印象的でした。 愛情の絶対値が物凄く大きいな、と。 世界観と言い、登場人物の相手に対する感情の深さと言い、とても素敵な作品でした。 それにしても作者さん、作風の幅が広すぎて凄い。。
  • 終生列車
    終生列車
    ホラー苦手のビビリチキンの頭がパゲるようなガッツリなホラー話がメインのオムニバス式短編ゲームでした。 4つのホラーな話をしてくれるかわいい終生ちゃんと時々雑談しながら終わりまで見届ける物語は、面白くてノンストップでした。 @ネタバレ開始 個人的には肉屋さんと骨抜き屋さんがトラウマチックでよかったです。 肉屋さんは前日に明らかなフラグが立っていたので「そうですよね、こうですよね……にゃーん……」という居たたまれない気持ちになりました。世の猫好きさんが卒倒しそうなお肉屋さんでした。 骨抜き屋さんはホラーとして話そのものが面白かったです。 骨抜きなだけに骨抜きにされました。はい寒い。すみません。 エンディングはやはり直球ストレートなEND1が好みです! @ネタバレ終了 ゲームの構成的にホラー話→終生ちゃんとのお話という繰り返しでお手軽に進むためホラー話に集中できましたし、終生ちゃんのホラー話はとても面白いのでもう少しお話を聞きたいなと思う絶妙なボリュームで、4つのホラー話を堪能して余韻をもって終えられる良い感じの終わり方でした。 選択肢によって変わる終生ちゃんと主人公の今後ですが、終生ちゃんが幸せならなんでもいいか!となるかわいさでした。 クリア後に変わるタイトルの終生ちゃんが、大好きです。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • みまわり
    みまわり
    キャラクターや背景の絵のタッチがとても柔らかくてほっこりしました。 それぞれみんなが可愛いだけじゃなくて色んな背景を抱えていて胸が締め付けられます。 みんな、悩みを乗り越えて一回り大きく成長してほしいぜ!! 好きなキャラは結井君ですが、魔性的な可愛さで周りを魅惑するタイプですよね。 選択肢とキャラクターの髪型がリンクしているのも分かりやすくて良かったです! ショタ好きの方にはたまらないゲームだと思います。
  • 陰の盗人
    陰の盗人
    あの手この手を使えない限られた状況の中からなんとかマスコットを盗み見るために奮闘するかわわい女の子のサクッとしたミニゲーム感覚の短編でした。 @ネタバレ開始 自撮りし始める波羅石さんが意外と苦戦しているのが大変かわいかったです。 NGシーンはどれもとても面白く、映り込むモブフラッシュとバニー写真の「波羅石さん起きて」の力強い掛け声が特に面白かったです。 このNGシーン見たさに全エンディングを探しました! 何気なく調べた窓の上にも「調べるなら下かなぁ」と出てビックリしました。 ブラウン管テレビの隣の机もきちんと反応があり、細かいところまで調べる面白さと丁寧に作り込まれたこだわりを感じました。 @ネタバレ終了 8bitの独特の音楽を耳にサクッと楽しめてエンドロールで流れるNGシーンの面白いゲームでした。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 雨にして人を外れ
    雨にして人を外れ
    素晴らしい世界観を持つ、独自性の高い作品でした。 美しいムービーやグラフィック、凝ったUIや演出など 引き込まれる要素が満載で、初っ端からぐっと心を鷲掴みにされました。 また、先輩のキャラクターが非常に魅力的! 外見の美しさだけでなく、話す言葉、考え方すべてが気高く麗しく、 これは惹かれずにいられない…!素晴らしいキャラでした。 そしてストーリーもミステリだけでなく、SF的要素ありでかなり独創性が高かったです。 更に主人公と先輩との文学的な会話が、現実離れした雰囲気を醸し出していると思いました。とにかく雰囲気、最高です。 @ネタバレ開始 結末はA・Bどちらのエンドもやるせなかったですが、 Bはお互いの気持ちが通じ合ったまま…の結末なので、 あれは一つの幸せの形だったのかなと思います。とても好みな終幕でした。 その点Aは、どちらかといえばハッピーエンド寄りなのですが、 先輩のことを感覚でしか覚えていないというのが切なかったです。 色が戻った世界がむしろ物悲しく映りました。 結果、A・Bどちらも切ない!に辿り着きましたが、 その切なさが世界観ととてもマッチしていて心に染み入るようでした。 そんなエンディング…からの、おまけエピソード! あのおまけを二つのエンド後に見られるという、なんとも「にくい演出」に涙涙でした。 ここが一番の泣きポイントだったかもしれません。 @ネタバレ終了 美しくも儚い物語でした。 雰囲気に酔いしれる素敵な作品をありがとうございました!
  • 非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore
    非実在都市伝説の作法 Imaginary Fakelore
    独自の世界観に心地よく浸れる作品でした。 前作でもとても素晴らしかったテキストや音楽、グラフィックなどがさらにパワーアップし、ここではないどこかに連れていってくれます。 テキストは地の文ももちろんのこと、サイトウとマエちゃん先輩(プラス1)のトークが最高でした。 制作者様曰く無駄話が多いとのことなのですが、その内容がとにかく面白いのです。個人的に無駄と感じる部分はひとつもなく、すべて好きだと思いました。 また、制作者様の作曲されたLofi Hip Hopが全編にわたって流れており、そのBGMもとっても好きで、ずっと身をゆだねていたい気持ちになりました。 痺れるほど面白かったです。 素敵な物語をありがとうございました!
  • やっぱ世の中金だよなァ!!
    やっぱ世の中金だよなァ!!
    世の中カニ・・・ですよね(笑) とてもユニークなお話で最後まで楽しませていただきました。SDキャラがいい味出してますね (*´・ω-)b
  • ファントムゾーン ダイモンズ
    ファントムゾーン ダイモンズ
    今作もとても面白かったです!真先輩に会いたかった! 導入部の赤鬼の話に始まり、どのお話も不穏な雰囲気に何が起こるのかと手に力が入っていました。イラストの独特なタッチでオカルトが協調され魅了されました!どの子も個性豊かで可愛いんですよね。 @ネタバレ開始 赤鬼は妹思いの優しいお兄さんかと思いきや思いっきり騙されました。あれ?あれ?と思っているうちに悲劇が!ダイモンズ序章が気になりますね。 陣内姉妹の紹介がメインとなる2話では相変わらずの真先輩に安心しました。オカルトで心が縮こまっているときにこういうキャラはありがたいですね!3話で霊感0なのになぜか解決してしまう真先輩が大好きです。 @ネタバレ終了 このお話は双子ちゃんは出てこないのでしょうか。彼らにも会いたいですね。完全版が楽しみです。 面白い作品をありがとうございます!
  • 点鬼簿行路
    点鬼簿行路
    一発でファンになってしまいました! あまりにも美しいグラフィック、 痛みさえ感じるほどの素晴らしいテキスト、 ゲームを構成するパーツのひとつひとつへのこだわりが 細部から伝わってきます。 あまりにも儚く、せつなく 胸が締め付けられてしまいました。 語りたいことがあるはずなのに、 なにも語りたくはない。 タイトル画面を見て、いいと思ったなら ぜひプレイしてほしい作品です。 @ネタバレ開始 つい幸せを探して、選択肢全パターン試してしまいましたが きっとこのほうがよかったのでしょうね……
  • ぽんすけ2
    ぽんすけ2
    「ぽんすけ2」 登場キャラクタも増え、 あらゆる意味でパワーアップを果たした今作 女の子のキャラクタの身に まさかそんなことが…… ぽんすけさんの器の大きさにあらためて惚れ直しました 作中に出てくる 「私の家で何かが起きようとしてるの…?」という問いには、 それならもう起きてると言いたいですw
  • プロロング・プロローグ
    プロロング・プロローグ
    患者たちの悩みは共感できるものばかりで読んでいて辛かったです。 3人の話から『M』とはどんな人だろうと思いながら読み進めたのですが、みんなの憧れる彼も、他の人間と同じで悩みがあり、表面だけ見ていたらわからない苦しみがあるのだなぁと思いました。 『面白い』という系統のお話ではないですが、とても心に残るお話でした。とても好き。 画面デザインや演出も素敵でした。
  • エソラノコト
    エソラノコト
    ペールトーンの美しい絵に魅入られました。 いや・・・エソラちゃんに、なのかな? 絵空・・・ どの絵も切り取って ポストカードにしたいような美しさです。 実は、うさ耳や赤いメガネまで見たのですが、 M1チップ搭載のMac のブラウザでは、 バッジがいただけませんでした・・・ 今度は、Windows で再トライしたいと思います! 美しい作品を作ってくださり、 ありがとうございました。
  • 和泉くんと三姉妹。~すうぃーと・すうぃーとばれんたいん♡~
    和泉くんと三姉妹。~すうぃーと・すうぃーとばれんたいん♡~
    バレンタインデーに可愛いメイドさん達からチョコを貰えるのか貰えないのか、主人公と一緒に私までやきもきしてしまいました(笑) 見事に三姉妹に翻弄されてしまいましたが、そこがまた楽しかったです! イラストも可愛くてスチルが豊富で、サクッと遊べて全部集めることができました! 素敵なバレンタインをありがとうございますv
  • 夏色のコントラスト【リメイク版】
    夏色のコントラスト【リメイク版】
    自分の田舎でもないのに、 懐かしい場所に行ってきたような感じがしました。 時折挟まれる雲の色合いの変化が とても美しいです。 色々な想いを抱えてしまうけど、 それも込みで、青春なんだなぁ、と 鼻の奥がツンとするような 懐かしくて暖かくて爽やかで でも、なぜか涙ぐんでしまう物語でした。 優しくて、素敵な作品を作ってくださり、 ありがとうございました。
  • あかいろきみと、しあわせに
    あかいろきみと、しあわせに
    独特な世界観、あるいはルールを伴った「電車」の中で繰り広げられる奇特な出会いと、それから。 お人形さんのようなタイトル画面のイラストも、夕暮れのような赤い光に照らされた本編イラストも、どちらも味があって良いですね。 @ネタバレ開始 喋らない、じゃなくて喋れない? 死んだ時に喉を切った? などと思っていたのですが、まさかの。 切符の代わりに舌を抜くシステム、かなり独特で面白いな~! 改札鋏、舌を抜くのに映えそうな見た目してますしね。いえ実際にはパンチではなく普通のハサミのようですが。 車掌さんにしてみたら乗客には絶対に危険物を持ち込ませてはいけないという教訓になる話でしたね……。 「未来」はないのに明るい未来を思わせる終わり方に、この作品の「味」をいっとう感じました。 @ネタバレ終了