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63717 のレビュー-
夏色のコントラスト【リメイク版】非常に素晴らしいゲームで、プレイして良かったと心から思えました! 丁寧に作られた、ノスタルジーに浸れつつもそれだけじゃない心温まる作品です。 ストーリーは冒頭から興味を惹かれてグイグイと読み進められました。会話シーンは軽妙で、キャラクターたちが躍動しています。イベント絵も複数用意されていますが、まずは水着グラで佐倉さんに心を鷲掴みにされましたし、終盤の情景が印象的に表現されているCGは心に染みました。 @ネタバレ開始 それまでも様々な部分で主人公や佐倉さんの状況についてヒントが散りばめられていましたが、クライマックスの告白シーンは圧巻でした。佐倉さんが今どういう状況なのか、昔は今と比べても特に楽しい過去を過ごした相手には言いづらかったと思うのですが、やっぱり語っておきたいと思った佐倉さんがなんとも健気でした。一方で、語れるような状態になったということなのかな、と安心しました。主人公の現在の状況については最後まで具体的には語られませんでしたが、語れないということは現在進行形で主人公は悩みの真っただ中なのだろうな、と。きっとこの後、また再会した時に主人公がそれを過去にできれいれば語られるのかな?なんて期待を込めて思いました。佐倉さんに勇気をもらって心の中で一歩踏み出した主人公ならきっと大丈夫なはずです!そんなに簡単にうまくいかなかったとしてもそれはそれで人生です。 主人公の悩みもそうですが、文章表現として具体的に描写しない部分でストーリーに奥行きを出すところが素晴らしいなと思いました。主人公たちの両親同士の会話や1つしかないグローブと買い換えないゴムボールなど、想像させられることで印象が強くなりました。 @ネタバレ終了 なお、ストーリーだけでなくゲームそのものもノスタルジックな気持ちにさせてくれる雰囲気満点でした。グラフィックもなんだか懐かしい雰囲気に浸れるような素敵な作画でしたし、BGMも懐かしい曲調・音源で癒されます。リメイク版というのも大納得です。システム周りもティラノ製の雰囲気じゃなくてNスク?っぽかったです。 最後にガワの工夫として、文字表示が素晴らしく読みやすく工夫されていました。多くのゲームを遊んでいますが、格別に読みやすい!と感じましたので画面領域やフォント、文字サイズなどは確実にかなり吟味されたものと思います。すみません。参考にさせていただきます!なお、UI周りもゲームの雰囲気に合いつつ大変分かりやすい作りになっていました! そうだ、最後に健児が真っすぐ育ちすぎで、田舎育ちの器の大きい少年そのものでした。絶対イイ男&大物になりますね。まだ子どもなのに、既に男も惚れる漢です!
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がんばれ!ヤマトくん「なにこれ面白すぎる。」この一言が感想のすべてです。それくらい面白かったです。現実の文房具たちを用いたストップモーションアニメによる心躍ること間違いなしのストーリーです。 冒頭でも書いた通り、面白すぎました。 文房具好きにはたまらない内容でもあり、子どもには是非見てほしくもあり、大人にも遍くプレイしてほしいゲームです。 自分の中でツボにハマり、文房具たちが動いている様子が大変リアルでした。 オチまで完璧で笑いが止まらず、最初から最後まで童心に帰ってワクワクしかない純粋な気持ちでプレイできる稀有で素晴らしいゲームでした。 自分の家でももしこんな感じだったら……と思わずワクワクします。 我が家ではどの子が長老ポジなんだろう……とか考えると止まらなくなってしまいますね! 最後に。 長老ぉおーーーー!!!!(おまけの紹介部分まで見て笑いました。なるほど、ゲーム的にはあなたが長老か!! かわいいです!!)
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迷子のアレスくんアレス君が超絶美少年で、なんで男なんだ!とまず思ってしまいましたが、これだけ美少年だったら男でも全然イイや!ぐへへ!となりました。結果、主人公にとっても感情移入できました!!アレス君を筆頭にキャラクターたちがなんと麗しいこと!皆さん透明感があってお美しすぎました! ストーリーの本編はあらすじの通りの掌編作でしたが、自分に正直な主人公のおかげでとても楽しめました。一方でおまけはファンタジー世界観が楽しめる本格的なものでした。本編をプレイしていて何だかやたら世界観がしっかりしているな?と思いましたが、制作中の本編のスピンアウトということで納得しました。 3日で制作されるだなんて天啓って凄い! なお、プレイ後に注意事項を見て、「流血表現があります」でウケました。確かにあった。
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【第1弾】劇団ほしえび「この世は間違っているのだ.vdo」8bit系のノリの音楽に個性的なキャラクターたちが画面内でわちゃわちゃしているのがとてもかわいい楽しいゲームでした。 音楽のノリノリさとともにビビッドカラーなゲーム画面全体にも元気があって、とても個性的な世界観を際立たせていました。 他には絶対にないなという画面作りが本当に素晴らしいです! 撮れ高が重要な意味を持つ戦闘シーンは、初めは理解が進まず親指が下向きになっていましたが、回数を重ねると攻略法が見えてきて「いいね級」を少しずつもらえるようになりました。 個人的にはあんドーちゃんが特にかわいいお気に入りさんです! 編集の合間合間に挟まれる劇団ほしえびのメンバーたちのやり取りが本当にかわいく面白いゲームでした。 素敵なゲームをありがとうございました!
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メロンソーダになりたいと聞いている初回プレイで私の大好きなプリンを使用したプリン・ア・ラ・モードになる診断がくだり、むしろ本望です!! やったぜ!!とガッツポーズでした! @ネタバレ開始 メロンソーダにはなれず、初回からプリンになった後で今度はミルクセーキになったりと……メロンソーダとは縁がないのでは?と思う離れっぷりでした……。 どの飲み物に転生するかという発想が面白く、転生先の飲み物を模索する物語とそれぞれの飲み物に付属する物語とで一度に二度美味しいゲームでした。 プリン大好きな身としては、飲み物とはいいがたい気がするプリン・ア・ラ・モードになることができて本当に嬉しかったです! @ネタバレ終了 画面を覆うメロンソーダの色と揺れが印象的で美しい、どんな飲み物になるのかワクワクする面白いゲームでした。 ロアさんとのやり取りも全体的にほのぼのしていて、飲み物になった後で画面下で二人で会話している部分は特に毎回楽しみでした。 素敵なゲームをありがとうございました!
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この変なのをかぶるとナップ!ナップ!チェミスルー!が湧き出る確かに新進気鋭のサウンドノベルでした! サムネにもある上司と部下の会話のシーンなんて特に斬新だったかと。 また、遅刻の理由劇場のアニメーションが非常にツボでした。 @ネタバレ開始 あれだけ待たされたのに結局情報量ゼロ! @ネタバレ終了 やはり定期的に味噌谷さんの作品は触れておきたいですね。今作も面白かったです!
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げきやくをつくろう!思った通りに劇薬を作ろうとすると難しい……!! メモを取るという半ばリアル実験記録をつけている状態になりつつサクサク進めるようにして、(爆発したりしながらも)なんとか目的の劇薬を作って、結末に辿り着くことができました。 @ネタバレ開始 初回はこれはどう考えても陽だろうなーと思ったら陰になったりして、ただのポーションになりました……当然のようにこの役立たずー!!とループすることに(泣) 難しいからメモ取るかーとメモを取ってちまちまと進めたら、他のエンドにも辿り着けました。 クリア後に変化するお花畑が素敵でした。 選択肢の陰陽にちまちまメモを取っていたかいがありました……! 変化前の迫力あるタイトルも素敵です。 @ネタバレ終了 劇薬制作の道もやはり最初はメモを取って繰り返し実験してみることから……!という、成功には失敗や試行錯誤が必要になるちょっとしたリアリティもある面白いゲームでした。 ありがとうございました!
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お弁当作ってきたの屋上で大好きな彼氏とお弁当を食べてラブラブするゲームだと思ってプレイしたら、一転。晴天から突如として発生した巨大な竜巻に襲われ、盛大に飛ばされて地面をゴロンゴロン転がったような「こんなことってある?」という気持ちに……。 @ネタバレ開始 ラブラブどころかまさかの不穏要素たっぷり大盛ゲームでした! 恋の危険なスパイスの一つヤンデレ要素でも入ってくるのかなと思ったら、主人公がとても重たい過去と陰謀を胸に抱えて打算的に近づいたという……ラブラブおにぎりに噛り付いたら、中から出てきた具材は不穏だったー!!という衝撃を受けました。 「ああ、やられた!」となる面白い衝撃でした。 タイトルもラブラブ度が分かるものから、もう引き返せないぞ……となるサスペンス風味のものまで、選択肢ごとに変化するこだわりにも脱帽でした。 ハートのキラキラ演出がとても素敵です。 @ネタバレ終了 良い意味での「裏切られたー!」と胸が弾むとても素敵なゲームでした。 ありがとうございました!
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Collection某テレビ番組『世●も●妙な●語』が好きな方であればオススメしたい、ちょっと怖かったりちょっと世界が一瞬ズレたような気持ちになったりする5分ほどで読める短編が集まった短編集でした。 隣りの枕が特に良いなぁと思いました。 世界線が一瞬ズレたような感じの空気があり、ちょっと脱力気味な音楽と相まって、奇妙な感じのするお話でした。 最後に明かされた三日目の「何故」には、なるほど!と思いました。 終わりも非常にあっさり書かれていますが「しーん……」とした虚無感がどことなくあって、作中に感じていた不思議な感じを保ったまま終えられたのも個人的にはとても良かったです。 連作などではなく独立しているので、ちょっと隙間時間にサクッと一つ読もうかなと気軽にプレイできるところも本当に良かったです。 どの短編も独特の雰囲気があり、お手軽に読める素敵なゲームでした。 5分後に○○といったような手軽に楽しめる小説を、映像と音楽つきで楽しんでいるような贅沢さでした。 素敵な作品をありがとうございました!
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4月、図書室を出る。主人公の加隈くんは「友達がほしい」けれど人と話すのが超絶苦手。転校生の八王子さんと図書室でお話しする機会があり……から始まる、友だちを作るためのきっかけと友だちであり続けるための大切なことのお話でした。 陽キャ陰キャ……学校では自分がどちらであるか嫌でも知ることがあり、コミュニケーション能力が高くなければならないような空気がありますが、友だちを得るにおいて何が大切かを教えてくれる良いお話でした。 @ネタバレ開始 八王子さんに世界シリーズを借りてもいいかと聞かれたとき加隈くんの反応が面白過ぎました。 「ふぁっふぁ。い、いいよ。」という日本語の持つ力よ(笑) 初回でトゥルー(仲直り)に辿り着いたので本当に良かったのですが、三番目の選択肢はいくらなんでもないだろうと「やめるんだ加隈くん!!」と見た瞬間になりました。 トゥルーの後でロードして試しに選んでみたら(鬼か)、やっぱりねーという結末に……。 噛み合ってなさというか勘違い感が出ていて、選択肢としてはとてもリアルでいいなーと思いました。 @ネタバレ終了 加隈くんは弄られるというか、虐められやすいタイプのようですが、八王子さんとこれから先は楽しい学生生活を送れたらいいなと思いました。 一番良い結果を出した加隈くんならそれができるはず!と信じて。 素敵なゲームをありがとうございました!
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おねがい! 悪魔ちゃん★★★自分の魂をかけて悪魔ちゃんと対話し、選択をすることで未来を掴み取るお話です。 魂と交換で叶えてくれる願いが「悪でなければならない」という設定がまず面白いと思いました。平凡な願いや、ぬるい「悪」の願いではダメというところが興味深かったです。 @ネタバレ開始 例えば復讐のような悪い願いを叶えようとしてくれるのは、 最後に後いの残らないよう悪魔ちゃんが配慮してくれたのかな? ED3での悪魔ちゃんの涙を見るとそう推察できる気がしました。 また、結末としてはBADよりなのかもしれないED4が個人的には好きです。 ひとりでなく二人で…というのが幸せだと思えたので。 (ただ悪魔ちゃんに死は訪れるのでしょうか?でないと主人公独り死になってしまう) でもED6の、「悪魔ちゃんというお迎えが来る日」に希望を見出せたエンドも素敵でした。 辛い日々でも、悪魔ちゃんという最後の砦ができたことで少し前向きになれた主人公を 応援したくなる、一番幸せなエンディングだったと思います。 @ネタバレ終了 内容自体も面白かったですが、 悪魔ちゃんのツンデレ気味なかわいらしさや、人の善い主人公など キャラメイクが非常にうまく、設定こそファンタジーですが身近に感じられるキャラ達だと思います。特に悪魔ちゃんは表情がコロコロ変わり、悪魔だけどとても人間味あふれる魅力的な存在でした。 悪魔ちゃんは悪魔か救世主か?色々な解釈のできる、 考察しがいのある素敵な作品でした。ありがとうございました!
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METORY立ち絵が美しく、背景画にインパクトもあって、 どんな物語が始まるのかとドキドキしていましたが、 お陰様で、無事生還し、バッジをいただきました♪ 群像劇のように、 登場人物それぞれの心象が描かれ、 それが巧みに交差して 美しい物語を織り上げていて 感動しました。 素晴らしい作品を作ってくださり、 ありがとうございました!
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ボクとセカイの二人きりポストアポカリプスもので楽しめました。 超能力はヤバいぞう シナリオにこだわっていてすごいと思いました。 ワイも超能力やるぞう
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あべこべりーちゃん絵柄以上にgifの表現と世界観に惹かれました さぞ苦労したと思います。。。 どちらを選んでも嫌な予感がする、そんなテキストも秀逸でした
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はじめましてボクのカノジョEDによって「ボク」と「カノジョ」の関係性は大きく変わりますが、どのEDもあり得そうで不思議な感覚でした。現実世界でも選択肢1つで自分の人生が大きく変わっているのかもしれませんね。 素晴らしい作品をありがとうございました!
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TELL ME YOUR NAME(間違えて下のコメント欄に書いてしまいました・・・) 鏃のカーソルから始まり、驚きの連続でした! 素材集め、好感度UP、バトル・・・と こんな様々なことが全部詰め込まれていて、 (「飛び出す絵本」と下には書きましたが) 楽しさを思えば、キャンディーボックスのような ゲームでした♪ 楽しませて頂きました! ありがとうございます。
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TELL ME YOUR NAMEマウスの矢印が鏃になっている!!! というところで まず驚き、 さまざまな場所で好感度を上げたり、 素材を集めたり、 しかも、戦ったり・・・ 軽快なBGMに乗って こんなさまざまなことまでティラノでできるとは!? 驚き通しでした。 立ち絵も背景画も綺麗で なんだか「飛び出す絵本」を見ているような ワクワク感がありました。 素晴らしい作品を作ってくださり、 ありがとうございました♪
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あかねくずしブロック崩し……ピンク……可愛い女の子……うっ頭が。 となりながらもなんとかクリア ティラノでこれだけ出来るのかと驚きました。 クリアするだけなら難易度は程々に優しいと思います ただノーミスクリアはかなり難しいです 特に二面で壁反射ループに入った時は死を悟ったと思いましょう。 でも再チャレンジはしやすいです 目指せノーミスクリア!!! 素敵なゲームをありがとうございました!
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闇のCM作ろうぜ!悪の組織のCMとは…?とわくわくしながらプレイさせていただきました!色んなCMが作れて楽しかったです! @ネタバレ開始 ボスが恋しくなったって帰ってくるメンバーたち可愛すぎませんか!?これはボスの人徳があってこそですね… ベイビーちゃんたちをCM撮影にあずけられるあたり、部下たちへの信頼もうかがえます。 でもインタビューを改変しちゃうのはさすがwwさらっと高いブツを売りつけていく怪しい人、かなりの悪なのでは…?と訝しみました プレゼントで前作要素がでてくるのもクスっとなりました。個人的にボスのUSBがほしいです!かわいい! 知名度があがって皆が喜んでる様子もほんとに愛おしいです…!ぜひこのまま頑張っていただきたいですね! 動物の赤ちゃんは癒されますよね。わかります。なにもなくてもちゃんとヒーロースーツで待機してるヒーローたちもえらい。 ほのぼのとした世界観にたくさん癒されました。ありがとうございました!
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混同仮面一体俺は何をプレイしているんだ……(困惑) 色んな意味で高度なゲームです 考えるんじゃない、感じるんだ。 それはそれとして細部は凄い拘られています ミニゲームやOPは凄い凝ってます。 逆に下ネタやギャグ部分があそこまで振り切っているのでバランスが取れているかもしれない(なんの?) 社会の嫌なことをすっかり忘れることが出来るゲームでした、ありがとうございました!