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35370 のレビュー
  • Want To Kiss You
    Want To Kiss You
    初キス達成を目標に彼女と過ごすデートの話。 名前のイメージからツンツンした性格なのかと思いきや、少し素直になりにくいだけの可愛くて優しい良い子で、特に照れた様子なんて本当にベリーキュートだよツン子。ツン子ォ! 実際にチャレンジするかしないかのタイミングはあるのですがトライキスボタン自体は大体どのタイミングでも押すことが出来るので、メッセージのワンクリックごとに試してみたりなどしてました。たのしい。 ゲーム全体のUIもポップな雰囲気で、どことなくミニゲーム感があってワクワクしました。 なおブラウザ版とWindows版でプレイしましたが自分の環境ではゲーム画面内にバッジ獲得ポップが収まり切らず取得できませんでした。それと同時にポップを消すことも出来ないのでエンディングの度に再読み込みしてタイトルに戻る形を取ったのですが何か解決法とかあったのかな……。
  • J しかばねジャックと氷の心臓 R-15制限版
    J しかばねジャックと氷の心臓 R-15制限版
    愛の為に苦しみながら失われた心臓を探す人達の話。 エリザベスルートに行けなくて五時間以上は彷徨ってきましたッエーイ諦めて総当たりした!(貧弱) きっと疾うの昔から昏く濁った底なし沼に胴まで沈んでいた人達のいくつもの思惑や感情が絡み合いながら奈落に堕ちていく。そんな愚かに醜くも愛の為に生きている人間のさまが、美しいビジュアルや音楽と共に描かれていきます。 二周目以降では主人公以外キャラの視点エピソードが随所に追加されるので、既に選択肢等でセーブデータを作ってあっても最初から読み返してみることをオススメします。 先のコメントにもありますが、ちょくちょく変化をもたらしながらも全体の雰囲気と流れを崩さない画面構成がシンプルながらも非常に優れていて、特にイラストが多く演出に凝られた序盤は、その美しさも合わせて一層に印象深く感じました。 良くも悪くも愛の物語です。きっと愛に苦しんで愛に喜んで愛に生きて愛に死んでいく人達の物語なのでしょう。 押し付けがましくも盲信を願うような恋をしているメアリーという一人の女が好きでした。あとリービー老が推しです。
  • J しかばねジャックと氷の心臓 R-15制限版
    J しかばねジャックと氷の心臓 R-15制限版
    メアリ―ルートのエンディングに行きつきました。文字の読みやすさに気が配られていて、テキストウィンドウはシーンごとにスタイルが細やかに変化する。そうしたものに、プレイ中度々気づかされます。度々、というのは多くはストーリーの進行を追うのに集中していて、はっと画面構成の魅力に気づかされ、その繊細な仕事ぶりにどれほどこの作品が手間を惜しまず制作されたかに想いをはせつつ、また世界に没頭しなおせる、ということです。そしてサウンドが耳に心地よいです。本作はサスペンスとして進行していきますが、緊張感のあるシーンでも不穏なときにもサウンドが美しさを喪うことがないので、頭が疲れにくくて助かります。物語の内容は他の方の楽しみを奪うので控えますが、プレイ中はずっと楽しく過ごせました。
  • 順路の女神
    順路の女神
    どんな結末になるのかドキドキしながら進めました。主人公の感情描写がうまく、どっぷりと物語に浸かって楽しみました。
  • 向日葵に添えるアイリス
    向日葵に添えるアイリス
    ごくごく短いお話だけれども、「言葉」よりも「花」で語られるのが雰囲気と心情が伝わって素敵な作品でした。
  • ねこ探偵 最初の事件
    ねこ探偵 最初の事件
    すごく可愛らしい、ほんわかした雰囲気の探偵ものです。 トリックがとにかく、面白い!全く荒唐無稽なのではなく、ちゃんと世界観を活かしたもので、見事です。 そして、最後までプレイすると、プレイヤーが感じているであろう違和感もしっかりと解消され、すごくすっきりした気持ちでプレイを終えることができました。 他の事件も見てみたいな、と強く思わされる惹きつけられる作品です。 メイドさんの顔芸と助手ちゃんの毒舌が最高でした!
  • ピーピングプール
    ピーピングプール
    等身大の高校生のひと時を描いたゲームです。 説明文にいじめなどの要素があるとありますが、一歩引いた視点から語られるため、そこまでえぐくはありませんが、人によっては十分な胸糞要素だと思いますので、ご注意を。 やや歪んだ独占欲、あるいは友情についてのリアルな感情が描かれていて、ちょっとしんどくなるところもありますが、事の真相が後になって描かれることで、正に昔の友人と久しぶりに会って話しているあの時のような、妙な懐かしさに浸れます。 あとがきまで読んでみて、主人公は自嘲的に語るけど、絶対、めちゃくちゃむっちゃん好きだっただろ!と思いました。一筋縄ではいってないけど、ある意味で最初の狙い通りの作品になっているのでは、と思います。 イラストも独特なサイズで、あえて画面一面に広がる訳ではないところが、味わい深かったです。全てのイラストがこのサイズなので、必ずしもそういう狙いがあった訳ではないかもしれませんが、「覗き見」というタイトル通り、全てが描かれないからこそ効果的だったのだと思いました。
  • 本能 :いのちのない詩 :
    本能 :いのちのない詩 :
    雨音がすごく印象的なサウンドノベルでした。 不気味な「死神」に追いかけられる恐怖を味わっているかと思えば、本当により恐ろしいのはどちらだったのか? 作中で明確に語られる内容が少ないため、かなり読み手の想像に委ねられることになるかと思いますが、タイトルを改めて見て、ああ、そうなのだろうか、と思うところがあります。 イラストが不気味で、かつ哀しく、かなり効果的に働いているように感じました。
  • おばけアタック!
    おばけアタック!
    紹介文通りのクリックするだけの簡単な操作で、かつティラノでこういうことができるんだ、と思うほど自然に遊べるゲームになっています。 ちょうど10月のハロウィンが近い時期にプレイしたので、時期もよかったですね。結果をツイートできるので、ついついやりこみたくなります。
  • サマー・ロビン・ガール
    サマー・ロビン・ガール
    とても良い作品でした。 引き込まれました。 子供は無邪気で、何も悩みがないように見えて 誰でも悩みを抱えている。 そんなことを気付かせてくれる作品です。 自分が子供だと思う。 あるいは、大人になりきれていないと思う方は ぜひプレイしてみてください。
  • まっしろの城
    まっしろの城
    ブラウザ版でプレイしましたが冒頭のやり取り以外セリフウィンドウが表示されずきちんとプレイすることが困難でした。世界設定やゲーム内容共に魅力的でした。
  • ゲームオーバーできません!
    ゲームオーバーできません!
    再読いたしました。 なかなかに「ひどい」タグがぴったりのカオスな作品です。(誉め言葉) ファンタジー要素とやたら現代チックな要素がいい感じに混ざり合っているのが魅力的な作品でした。 発想の幅が広いのもすごいなと思います。 地味に作者様のちょっとした知識が所々文章に表れているのも好きです。 きっちり最後で話を締めており、家族というテーマも合わさり読後感がよかったです。争いの元は他集団のステレオタイプ化だなあとか思いながら読んでいました。 動く背景も中々かっこよかったです。 ありがとうございました。
  • テバドリカナメがグレたワケ
    テバドリカナメがグレたワケ
    髪を金髪に染めて反抗的な態度を取るようになった少年に大学生の姉ちゃんが勉強をさせる話。 サムネを見た時には全く予想していなかった乙女ゲームの単語を二度見しました。何らかのミステリ要素が入ったゲームかと思ってました。それはそれで三人前の焼きそばがキーワードになるミステリとは。 強烈な個性を持った主人公の勝己ちゃんが語りを含めて本当に良いキャラをしていて、とにかく読んでいくのが非常に楽しかったです。とにかく文章センスが素晴らしい。 またLive2Dモーションも含めてゲームとしての細部演出も丁寧に作り込まれている印象で良かったです。 コメディ中心に面白い掛け合いが重ねられますが、それでいて主人公が常に真剣であったこともあって終盤の展開にも自然に入っていけていたのが上手いなあと感じました。 やっぱり筋肉は最高だぜ。あと個人の感想ですがプレイ中とても甘い物が食べたくなったので深夜プレイの際には間食に気を付けてくれよな!
  • 青い鳥は籠の中
    青い鳥は籠の中
    きっとどこにも飛び立てない兄妹の安寧を求めた話。 まず妹視点で物語が綴られ、エンド回収後に兄視点の物語が追加される形式となっています。 人によって感じ方は違うかもしれませんが大凡プレイヤー視点ではバッドエンド的なテイスト。初っ端から飛び出てくるのでネタバレじゃないと思って言うのですが監禁要素等が含まれます。 なんというか、たぶん最適解ではなかったよなあ、と。 どういう意図であっても相互理解を得ていない状況による監禁は恐怖だし恐怖は不幸だ……。 それにしても小鳥ちゃんの言動が本当にビジュアルを裏切ってくる。つよい。
  • 本能 :いのちのない詩 :
    本能 :いのちのない詩 :
    モノクロにまとめられた絵や筆跡がすごく良くて、サウンドと縦書きの文字のほのぐらい演出が素敵でした。
  • まっしろの城
    まっしろの城
    キャラクターと世界観が魅力的でした。BGMも各部屋にあっていて本当に良かったです。考察ゲーム好きにはたまらない作品です! なんでもっと早くプレイしなかったのか後悔してます。 本当に素晴らしい作品でした!
  • モンスタービタミン
    モンスタービタミン
    ゼリーマンに癒されました。
  • ピーピングプール
    ピーピングプール
    恋人が出来て自分達のもとから離れていった友人について語り合う話。 最初ゲーム説明文を見て重い話なのかなと思っていたのですが、美しいグラフィックや澄みやかな音楽に、光に反射するプールの印象も合わさって寧ろ爽やかな感慨を味わえる物語でした。 恋とか友情とか、自尊心とか独占欲とか、たぶん誰もが大なり小なり抱える感情について特に女子同士の何とも言えない奇妙な結び付きで以て描かれていて、ううん何というか上手く言えないのですが、とても良かったです。覗き見シーンの主人公の横顔が堪らなく好き。 むっちゃんの視点で見たらまた違うのかもしれませんが、たい焼きのシーンなど、あまり自分でも分からない趣味を否定されず認めてもらえたこととかは、きっと純粋に嬉しかったんじゃないかなあ、って。 青春と称すには未練がましくて、ガラス越しに覗き見ることしか出来なくなった澄んだブルーの思い出。自分の手元から離れていってしまった、うつくしいものを、だけどいつかは上手く消化して、過ぎていく時間の中で未練も後悔も偶にしか思い出せなくなっていって、そうして彼も彼女も大人になっていくんだろうなあ。 とても素敵な作品でした。ありがとうございます。
  • ちー兄はちっさい!!!!
    ちー兄はちっさい!!!!
    お兄ちゃんでいたい幼馴染の「ちー兄」と基本的に要領が良く育った主人公の話。 複数エンディングですが道中選択肢でそのまま分岐していく形式なので回収しやすく、またコメディ要素が強いため全体を通して読みやすく楽しかったです。ちょいちょい慌てて声が裏返ってるみたいな台詞で笑いました。 あと全年齢ではありますが、ほんの少し背後注意チックに見えるスチルもあります。そんな名状しがたいエンド3が、なかなか意味不明で個人的には好きです。笑 まだまだ前途多難だけど、見守っていたくなるような微笑ましい二人の物語で良かったです。ポンコツ兄ちゃん可愛い!
  • 紅乙女
    紅乙女
    美しい言葉と文章が純文学のような雰囲気で主人公と紅姫の濃密な時間や関係がこちらにも伝わってくるようでドキドキしながら読みました。 少しゾクっとする想像を搔き立てられるエンディングがすごくすごく好きです。 まさに魅入られるという言葉がピッタリのとても素敵なノベルゲームでした。