ドラマ
8406 のレビュー-
記憶を消す旅強くて真面目なおじさんが辛い記憶を消すために奮闘するお話。 楽しくて素敵なストーリー、選択肢や分岐の使い方、贅沢過ぎるスチル、キャラの良さ、スキップも可能なミニゲームなど……とても満足感のある作品でした! 私は自力でスムーズに回収で約一時間半。ゲーム内にヒントもあります。 同作者様の作品である「平穏な?魔王の日常」や「魔物とLOVE」を知っているとさらに楽しめるので、先にプレイをおすすめ。ですが知らなくても問題はないと思います。 @ネタバレ開始 記憶を消すか消さないかの選択に考えさせられたり、最終的に繋がる2ルートが匠! 流石のイラストにキャラの良さ。元魔王様達はもちろん、強くて優しいジークおじさまとリアちゃんが特に好きです! タイトル名から悲しい終わりを覚悟していたのですが、温かくて良かったです! 自分を攻めてしまうことや辛さを抱えて生きることなど、メッセージ性・考えさせられる内容であるのも素晴らしかったです! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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自称お助けキャラの末路ここがギャルゲーの世界だといつから錯覚していた? 親友とヒロインをくっつけるための最高青春計画。 ものすごく聞こえのいいワードですが、その計画の目的は永眠。 この歪さを隠すことなく初手で示せるのがこの作品の強い所だと感じています。 ゲンキの奔走する様子、振り回される様子は見ていてかわいいねぇ…と思う一方、その対外的な明るさとその身に抱える暗さのギャップに、どうして…とも思ってしまう。 この辺りのプレイヤーの感情が作中キャラクターとリンクする部分があり、非常に巧みで憎い演出だと思いました。 本編の裏で進行しているサブストーリーにも力が入っており、世界観の理解も謎も深まってとても楽しめました。 こういうものワールド全開の、素晴らしい作品をありがとうございました!
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しらない研究所としらないコイツ面白かったです!
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君と世界の終わりまで短編小説を見ているようで、でも自らが会話を進めてい感覚がまたゲームですごく楽しかったです!
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一生のお願い素敵なお話でした! 人生で一度だけ何でも叶えられる力「一生のお願い」 @ネタバレ開始 私だったらきっと、子供の頃におバカなお願いをして「うわ〜!使わないでとっておけばよかったー!」ってなりそうですが(笑) 主人公は全然違いましたね! めちゃくちゃ良い人生を歩んでる………! 最初はテロの時に使って、それから使ったり使わなかったり。 使っても使わなくても、すごく良いエンディングでした。 この方は、ものすごく素敵な人生歩んでる………! 最初は男性同士で一緒にいる人生の時の周りの反応と女性になった時の周りの反応の違いに小さくショックを受けたのですが、それでもどちらも良い人生だった………という感じがしてすごく良いなって思いました。 全部みたあとの真エンドが、うわー凄い大団円だ!という展開も嬉しくて好きでした。 @ネタバレ終了 短編でサクッとプレイできますが、素敵な世界をたくさん見られて嬉しかったです!
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NOAどこか物憂げな雰囲気があり、扱われているテーマもとても考えさせられる作品でした。 @ネタバレ開始 いきなり家に押し掛けてくる謎の男に、最初は事情が分からず困惑していましたが、徐々に全貌が見えてきてなんとも言えない気持ちが込み上げてきました。 プレイ後はタイトル画面のノアくんの笑顔に胸が痛みます。 第三者視点でこのテーマを聞いたりすることはありましたが、最初に自分の名前を入力することで、被告人視点で考えさせるような作りになっていて、とても秀逸だと思いました。 素敵な作品をありがとうございます。 @ネタバレ終了
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savonゆったりと進んでいく物語。 不思議で幻想的な演出と映像から始まり、ミズキさんからの献身を受けて癒されて……けれどなにか謎があり、どのような展開になるのかなと気になって読み進めていきました。 @ネタバレ開始 まさか、ゲームのキャラとして作られた存在だったとは……! 愛するように作られた存在にとって、それを自覚した時、悲しさや寂しさを感じながら、それでも愛そうとしてくれる想いに、こちらまで悲しさや愛しさを感じました。 全エンド見させて頂き(答えのおかげです、ありがとうございます!)、『忘れない』のエンドで、最後にミズキさんが「またね」と言っているのが印象的でした! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。
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夜梟伝和紙に筆で描かれた水墨画のような超格好いいイラストに惹かれてプレイさせて頂きました! 後日談まで一気にプレイしちゃう程先の気になる素敵なお話でした!お話読了後も、バッジ集めに熱中しちゃうくらいミニゲームが楽しかったです! バッジ取得から感想投稿に時間がかかってしまったのは、その楽しいミニゲームを堪能し過ぎるあまり、本編の記憶が一部飛んでしまい(ぇ)、再度本編をはじめから履修し直していたからですすみません! …結果的に、一度最後までお話を読んだ後にもう一度読んでから気付かされる点も沢山あったので、逆にラッキーでした!有難う御座います!(?) @ネタバレ開始 所々、ご先祖様と似たような運命を辿っているのも、また宿命なのかなと思うと感慨深いです…。 正一さんのお父様がご病気で亡くなられたのが、セキさんのご両親が疫病で亡くなった事と重なったり…。雅照さんから受け取ったカギを、継巳君はうっすら記憶であったとしてもちゃんと大切に保管していた…それが、しろ君がお父様から貰った梟のからくり箱を大切に持ち続けたみたいな感じと重なったり…。そうでなくても、その梟のからくり箱にカギを入れて保管していたって所が最高にエモくて…!!キョウ君も継巳君も大好きです!! お茶碗の持ち方は遺伝なのでまた違いますが、それでも正一さんと継巳君に受け継がれているのがほんと素敵です…!時代は移ろいでも、血は遠くなっても、あの頃から変わらずに兄弟としてしっかり繋がっているように感じて…! 雅照さんの言葉のお陰で、継巳君が小説を書き続ける事が出来ていた事と、その書き続けていた小説のお陰で、雅照さんが思い出す切っ掛けになったという事…。互いにそうしていなければ絶対に始まらなかった物語、という関係性も最高に好きです…!それもこれも、商人さん含むご先祖様たちの助力があってこそですが…! 光也君に憑依していた春告さんが、資料室で懐かしそうにペラペラだまし絵について語る所も地味に好きです。あの時キョウを助けたんだよなー!みたいな、そんな嬉しさが伝わってきます。 春告さんといえば、商人さんと詠ちゃんの会話後の、春告さんの「心配するだろ。…相手が」の下り、めっちゃ笑いました! キョウ君が記憶を思い出したタイミングもめちゃ好きポイントです。「2963」「昔同じものを見た事があるだけさ」「からくり箱と額の傷が知ってるよ。」ちょっと私の妄想になりますが…セキさん、自分でこんなにヒントを口にしていて、キョウ君が思い出せていない訳がない事は恐らく知っていると思うんですよね! 春告さんは案外思い出してるんじゃないかと言いますが、セキさんもとっくに知っていながらわざと嘆くフリをしていたんじゃないかなぁと…。素直にお礼が言えるキョウ君を知っているからこそ、キョウ君から素直に「思い出した」と話し出してくれるのを待ってるんだろうなって…。…キョウ君がそう自らが口にするのは苦手だって知っていながら、です。そう考えるとやっぱりちょっと意地悪ですね!全て私の妄想ですが!) 先祖様のお話で所々に入るムービーが、水墨画のように描かれた絵を動かしているかのようでとても綺麗で見入っちゃいました…!人物であれば、紙芝居のような味がありつつも動きに目が釘付けになりますし、情景であれば、例え色がわからなくても自然とどんな描写であるかスッとわかる程場面の動かし方が秀逸で…とにかく素晴らしかったです! 読了後のタイトル画面が、継巳君が書いて出版した本になってるのも鳥肌立ちました! クリアするまでは、タイトルをクリックすると、言い伝え・記憶としてそこにふわっとあっただけで形には残っていない=羽となって散らばっていった、みたいな演出でした。…が、クリア後は色が付き、明確に書物として形になってそこに存在する=もう消える事はそうそうない、という力強さを感じられて堪らないですね…!桜の花びらが散っているアニメも、動く梟さんも好きです…!(このゲームを継巳君が書いた本目線で見ると、中にある後日談も、あの商人さんと過ごした夜の夢の話を思い出して書いたのかなぁと思うとニコニコしちゃいます) 戦闘系のミニゲームの、背景がサッサッサッと描かれて完成してから始まる表現が凄く好きです…!そして凄く動く…!水墨画のような絵を動きのあるイラストに落とし込む技術力が純粋に訳分からなくて好きです!後、戦闘訓練で商人さんと戦えるのも、商人さんを使って戦えるのも個人的に有難かったです!商人さん格好良い…! 「後日談・夜梟伝 失」のセキさんとキョウ君の一枚絵が、角度も構図も格好良くて大好きです…!あと、場面「共闘」で2人が仕留める為にその場に登場した瞬間のイラストもめちゃ好きです!一瞬しか見れないので、何度も場面選択で「共闘」を繰り返し見て堪能しています(笑) 開け方を思い出した…!と継巳君が言った時の外れ選択肢「0296」が地味に好きです…。私自身「読み方なんぞ…?」とわからずに選んだが故に、(脳内で森進●さんのモノマネをしたコロッケさんボイスで再生された)おふくろさんに、正一さんと同じくツボに入りました…!!(正一さんは私と違ってツボが浅かっただけだとは思いますが…!) 個人的に、正一さんの金髪時代のお話や正一さんが着物の人から聞いて書き留めていたお話が気になりました…!にしても、正一さん…チャラ男時代があったんですね… また、ショタ継巳君の着ていたdooooooogTシャツが可愛くて欲しくなりました。センス良き…! @ネタバレ終了 全く纏まらず、かなりとっちらかった文章になってしまいすみません…!ご先祖様のお話も、今のお話も大好きです!高難易度のミニゲームもやりがいがあって何度も挑戦したくなるくらい楽しかったです! 素敵な作品を有難う御座いました!
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Ĉi tio estas…-人間改良計画-気になってプレイさせていただきました。 ハンコを押すだけといっても重要な任務…プレッシャーがかかりました… @ネタバレ開始 資料はなかなか衝撃的な写真も多く、人道的にこれはあかん…とか思いながら。いや、これは夢があっていい…!!って思うものにハンコ押していったら、見事ににゃんこになりました(ノ´∀`*) 何個かエンドをみたところでロボに根絶やしにされる率が高くなってしまって、攻略を見てしまいました… 一番好きなのはやっぱりエンド8ですかね。 不完全でもいいから一生懸命生きるというか、それが人間の魅力なんじゃないかなと思います。つい最近も思いましたが、不完全だからこそ関係性が生まれ、絆が生まれ、かけがえのない人ができていくのではないかと… …でも猫耳生やしたり、しっぽ生えたり、頭だけにゃんこになったり… 可愛いんですよねぇ(笑) 叶わないからこそ魅力があり、憧れる…つまりそういうことですね(*´艸`*) @ネタバレ終了 楽しませていただきました! ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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【Valentine's・Junkies】美しいバッチに見とれてプレイしました! 短編ゲームというだけあって、サクッとプレイでき、すぐさまバッチ全クリしました!! あっさり全クリできちゃうのに、こってりとしたストーリー……たまらないです! @ネタバレ開始 苦い思いエンド 「うわあ……やるせない……受け入れておけばよかったあ……」 甘い思いエンド 「いや受け入れたら受け入れたでこうなるんかい!なんでや!ろこあちゃん、もうちょい愛の伝え方を考えて!!頼むから!!!」 永遠の思いエンド 「………まっ、まあ、ふたりが幸せでよかったね!ろこあちゃんに食べられる人間たちにはかわいそうだけど、末永くお幸せに!!」 (人間の入手ルートって、先生の研究所とかなのかな?)
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ハムスターの楽園願いと祈りが詰まった優しい優しい楽園のお話で、もうめちゃくちゃに泣きました…。琴線に触れすぎて涙が干からびています。ハルちゃんのにっこり笑顔や、プンスカしたり、よだれを垂らしたり、目をキラキラさせたり、くるくると変わる表情がずっと可愛くて、たくさんのハムっ友に囲まれて、毎日あちこち駆け回って、お腹いっぱい食べて、楽しく過ごしてるのがただただ幸せで、幸せすぎるあまり涙が止まらなくなりました…。 @ネタバレ開始 長いときを楽園で過ごすうちに、少しずつご主人と暮らしていた日々がおぼろげになっていくハルちゃんの姿が切なくて…、それでも、ご主人はずっと覚えているから大丈夫だよ…と心で語りかけながら見守っていたのですが、最後はまた楽園を旅立って、世界に生まれたいと望んでくれたハルちゃんに、さらにボロボロと泣きました。ハルちゃんじゃなくなったとしても、ハルちゃんとして生きたこと、ご主人にたくさん愛された時間はずっとなくならないんだ…とハルちゃんが言ってくれているような気がします。(ハルちゃんの一人称が「ハルちゃん」なのが、愛され大事にされてきた証のようでただただ愛しかったです。)あとがきや、他の方のコメントから作品が生まれた背景を知り、作者様のハルちゃんへの愛情を強く、強く感じて、とても優しい余韻に包まれました…!素敵な作品に出会えて、心から幸せな思いです。 @ネタバレ終了 素敵な作品を、本当にありがとうございました。
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自称お助けキャラの末路とても深みのある世界観と多くの個性豊かな登場人物の人間関係が楽しめる一作でした。「親友とヒロインをくっつけて、永眠しよう!」というキャッチコピーに集約されているように、表面的な明るい雰囲気の裏に隠せないダークさが溢れていてプレイ冒頭から強い興味を惹かれました。最高青春計画!とか言ってる主人公の名前がもうだって。。。 ゲームシステムはカレンダー進行型×マルチエンドのADVです。学校内の場所を選んで各キャラに会ってイベントを進めるこの形式、懐かしみを覚える超正統派でとても好きです。メインストーリーの他にもストーリーを深く堪能するためのサブストーリーもたっぷり用意されていますが、各イベントが短めにまとめられているので全く中だるみすることなくプレイできました。 実はフェスの初期の頃にプレイした時は先を急いでほぼ最短ルートで真エンドを見てしまったのですが、改めて再度プレイした際には漏らさず各キャラの複数EDを堪能してから真エンドを味わってみました。やはり様々な結末を経てからこその感動がありました。ゆっくり作品世界を堪能するが吉だと思います!世界観やストーリー設定が非常に凝っていて、登場キャラもイベントスチルもエンディングもたくさん用意されていて、クリア後のおまけも多岐に亘るのでになるまで遊べる一作だと感じました! @ネタバレ開始 ちなみに個人的にはマドカのキャラデザが非常に好みで超カワだと思うのですが、他の方の感想を見る限り意外と同士が少ない印象で驚きました。超カワだろー! @ネタバレ終了
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雪の黙、雨の響、ふたりぼっちの僕ら。純文学のような世界に浸れる作品でした。 殺伐としたシーンもあるのですが、テオくんがコハルちゃんをからかってるところや、コハルちゃんのあまりにも可愛い反応に和みました。 ディストピアの中での『ありきたりな日常』が尊かったです。 @ネタバレ開始 二人の過去はつらいものでしたし、どちらにも『元々のテオ』が関わっていたというところは衝撃的でしたが。 そんな環境から離れ、これからを生きていく選択をしたことにホッとしました。 二人とも目を離すと羽ばたいてしまいそうな儚さを感じたので、じつのところ、たくましい部分もあってよかったです。 彼ららしく歩んでくれますように。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
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セカンド・トゥルース物語の【真実】を紐解いて見てきました…! @ネタバレ開始 私、実は何も考えずにジンくんサイドから見ていたのですが、作者様おすすめ的には正解だったのですね! 次にアイくん→マミちゃん(この時マミちゃんを最後まで見ても別ストーリーが発生しなかったため、もう一度アイくんサイドを流して物語を進めました) 壊(アイ)して、の表現や真実とマミ、嘘。すべてが計算尽くされていてとても満足感のある作品でした!! @ネタバレ終了 すごく考え抜かれて綺麗にまとまっている物語で、素敵な作品でした。ありがとうございました!!
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そふと いなー たーもいるマヒルくんがかわいい~! @ネタバレ開始 やっぱり食べる系のエンドが世界観的にもぼくの趣味的にも好きですね true1がストーリーの流れとしても一番美しいと思います が、無事に二人が生きて逃げてHappyエンド!これで良いんです! あと強引にナンパしてきながら彼氏が出てくると悪態つきながらすぐ引き下がる系チンピラ君ちょっとすき @ネタバレ終了 マヒルくんの笑顔と同じくらい泣き顔が見た~い!
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バッドエンドの世界 -戦士-バッドエンドの世界だ~~~~!!!やった~~~~!!! @ネタバレ開始 いや~~~~~……冒頭からして辛いなあ…… レイとの確執がおさまったのは良かったけれど、その後の展開がはわわ……あわわわわ……どのバッドエンドもおつらい!! アランもアランで、己の大事な物を守るために奮闘しただけで…子供だって(おそらく新たなリーダーとなって)仇討ちをしようとして…親がころされたらそりゃ復讐するわなあ…… でもリグゼルもレイもひどい目にあうのはつらいよ~~~~~~ 必死に這って行くリグゼルが…もう…… タップシステムで不安とんでけ~をするの、ずるすぎる あまりにも演出がよすぎる……イーーン リグゼルさんが自分の進んできた道に胸をはれたこと、レイが前を向けるようになっているのが不幸中の幸いと言うべきなのでしょうか……えらいな…強い子だよ…… エンディングの演出もよすぎませんか!!?!?兄妹が過ごしてきた時間が……綺麗で……はかなくて………リグゼルさんの走馬灯でもあったのかな… そしてルイさんの不穏シーンだ!!化け物、という言葉がトリガーなのか…一体どんな過去が…!? @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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夜梟伝動く水墨画のようなタイトル画面からもうワクワクしました!フクロウにカーソル合わせると鳴くぞ!(鳥好き大興奮) 演出がハイセンスでとてもかっこよく、バトル等のミニゲームやストーリーも面白くて本編から後日譚まで一気に読んでしまいました! @ネタバレ開始 バトルは初め全然セキさんに勝てなかったんですが、先読みを取得してからは出すタイミングなどを考えつつ、勝てた時はめちゃくちゃ嬉しかったです! エンドは一本道かと思ったら色々なパターンがあり、その後日譚でもセキさんがすごくキョウ君のことを考えていたことを知れてうああ…ってなりましたし、ふたりの関係や重い過去やふくろうさんの真の姿やヤスさんについて等、驚くことだらけでした! そして何より過去と現在が繋がっていること、それをきちんと伝えようとした存在がいたということがめちゃくちゃエモいです! 手紙を読むシーンでは雅照おじさんの優しさにグッときましたし、先祖&現在の皆で宴をしている一枚絵がとても素敵でした!(ヤスさんもちゃんといる!) @ネタバレ終了 気になっていた作品でありながらフェス中には無理かな…と思っていたのですが、プレイ出来て大変満足しております! 素敵な作品をありがとうございました!
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自称お助けキャラの末路タイトルが『自称お助けキャラの末路』ということで、恋愛ゲームのお助けキャラが主人公!?気になる!と思いつつも、サムネからもう泣いちゃってるし、『親友とヒロインをくっつけて、永眠しよう!』と書かれてるので、これ絶対可哀想なヤツだ!と思ってプレイ出来ずにいました。 けれど、気になって気になって、ついにプレイしました! @ネタバレ開始 初っ端から、もう不穏な感じ! 主人公の元気君が、名前通りのカラ元気で見ていてハラハラでした。 でも、親友のリョウ君が元気君のことを好きだとわかり、救いの道があるのでは!?と色々な選択をしていきました。 物語を進めていくうちに、悪魔の話が出てきて………あれ、悪魔って私のこと!?ってなりました。 えっ、この展開神すぎる………! 最後に私の名前を呼ばれて「はへ!? 私名前入力なんかしたっけ!?」とすっかり忘れていたのでめちゃくちゃびっくりしました(笑) そういえば、契約がどうのってここの説明書きにも書いてありますね! 見てはいたのですが、乙が甲に………って言われると途端に頭が理解を拒否していました(笑) お店のポイントで回想やおまけをゲット出来るのも斬新でした。 世界設定も作者様の他のゲームで見たかもというものもあって、それもワクワクしました。 @ネタバレ終了 たくさんの人物が出てきますが、それぞれに濃い生い立ちやストーリーがあり、メイン以外のサブストーリーも全部興味深かったです! 展開が神がかっていて、イラストもたくさん出てきてとても面白かったです!
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午前0時の私たち『PUPA』をすでにプレイさせていただいています。 温かみのあるアナログタッチの画風と主人公以外フルボイスに惹かれてプレイしました。 プレイをした感想は アナログで描かれた人物とデジタルの背景が合わさったら、奥行きがあるように見えて、あまり見かけない手法に面白みを感じました。 登場人物の顔の表情も細かく描き分けられていて良かったですし、声優さんの声が入ることで、臨場感が増して物語を引き締めていたと思います。声優さんの演技、スゴい良かった! また、謎が解き明かされる終盤への展開が良かったです。 空路先生の存在が気になっていたので。 素敵なスチルが終盤に集まっていて印象に残りました。 物語が終わったあとも、余韻を残すような演出と作詞作曲をされているエンディング曲も良かった。透さんが歌ってるんだーて思いました。 全体的に手作り感あふれる、温かみと作者の熱量を感じる作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
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幻夜 - ドウラチオの暴虐 -なかなか遊ぶ時間が取れずこんな終幕間際になってしまいましたが、無事にフェス期間内にプレイすることができました。 殺人・お薬なんでもござれの街トウキョウシティで、倫理観のぶっトんだ殺し屋たちと倫理観のぶっトんだ研究者たちがそれぞれの大切なものの為に熱いバトルを繰り広げる様が最高にクールな作品でした。 登場人物の名前から作中に登場する薬や組織の名前まで、いたるところで私の厨二心をくすぐるネーミングがてんこ盛りだと喜んでいたら、名前だけでなく設定までこだわり抜かれており感服しました。10年前に出会っていたら危なかったかもしれません。 @ネタバレ開始 この作品の魅力はやはりその世界観とキャラクターだと思います。 本作品だけでは明らかにならないものも含め、世界観が細かい部分まで確立してあるのが感じ取れましたし、キャラクターは決して少なくない人数全員がきっちりキャラ立ちしており、そして何といってもみな生き様がカッコいいです。個人的には殺し屋サイドは灰人&結ペア、大学サイドは青斗君が好きでした。 さて、先ほど倫理観がぶっトんでいると評した彼等ですが、彼等も愛する人(もの)、誇り、未練、果ては生理的欲求……などなど、各々にとって大切なものの為にぶつかり合うことになります。前半、大学内では愛君や恭さんをはじめ様々な葛藤が描かれていきますが、その後そんなのお構いなしとばかりに殺し屋たちにバッタバッタと打ち倒されていきます。何とも無常を感じましたが、案外人生そんなもんかもしれません。ぶつかる理由に関しても、我ら読者視点でみればもっとこう、なにかいい方法があったんじゃないかとも思うような感じなのですが、そんなことはお構いなしに派手に血飛沫を散らしながら戦闘を繰り広げているのを見ると、なんてカッコいいんだと感じるのと共にこれはやっぱりこうなるしかなかったのかなとも思えてくるのが不思議でした。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。続編も楽しみにしています!