コメント一覧
62905 のレビュー-
NOAどこか物憂げな雰囲気があり、扱われているテーマもとても考えさせられる作品でした。 @ネタバレ開始 いきなり家に押し掛けてくる謎の男に、最初は事情が分からず困惑していましたが、徐々に全貌が見えてきてなんとも言えない気持ちが込み上げてきました。 プレイ後はタイトル画面のノアくんの笑顔に胸が痛みます。 第三者視点でこのテーマを聞いたりすることはありましたが、最初に自分の名前を入力することで、被告人視点で考えさせるような作りになっていて、とても秀逸だと思いました。 素敵な作品をありがとうございます。 @ネタバレ終了
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月明かりと夜風のワルツ魔術×恋愛×ファンタジック社会問題!! ……ファンタジック社会問題!!????? 商業レベルのビジュアルや甘い恋愛を匂わせるスチルの中、作品タグの「ファンタジック社会問題」が異様なオーラを放っており…… しかし読了した時には私も真剣のこの国が抱える問題を考えていたし、その中で生きていく2人に思いを馳せずにおれませんでした。 @ネタバレ開始 (クリア後から2日ほど経過したら逆に煮詰まってしまったのですが)魔界から漏れた魔素を使って発展していること、魔術が使える使えないで人生が左右されてしまうこと、そしてそれが当たり前になっていること…あまりにも社会問題すぎて世界観に脱帽いたしました…… その中でリシュアちゃんもトヴァルさんも恐ろしく優しい心の持ち主で、その柱には遠い地で療養している魔素自体が身体に毒だった大事な人の存在があるのかなあとか、魔術学校には行ったけど魔術は好きじゃないと言うジェイさんが幼少からずっとトヴァル一家と共に居るのはかなりドラマなのでは…とか、魔術学校すら行けなかったのにあんなに良い子のレナートくんの半生はいかに努力まみれか…とか、本当に色々考えてしまうんですううう!!!!! 「しっとり、コミカル、ちょっとハラハラ」のハラハラのフラグが立ったあたりで家事が入ってしまい、うおおおんこの優しい人たちに何かあったら僕は私は俺は……という感じだったのですが安心安全のななづこさんシナリオというか、むしろ糖度たっぷりで帰らされて僕は私は俺は……… 魔物が沢山攻め込んでくるとか魔導師でも倒せない奴が出てくるとか、そういう発展をしないのが本当に胃に優しいです。 それだと単なるファンタジーになってしまうので、この作品は始まりと終わりでとりまく環境が変わらないけど格差を愛と研究で乗り越えていく過程を見せてもらったまさに「ファンタジック社会問題」を取り扱った作品だなあと改めてしんみりするのでした…… しかし本来の見せ場とズレてしまうのですが、ジェイさんとトヴァルさんの関係が良すぎて呻きました…「お父さんが困った時は誰がお父さんを助けるの?」からの「……ジェイかな」で私は胸を抑えて倒れ( 本当にトヴァルさんは優しいけど苦悩も多そうなので(劣等感とか色々と越えてきたのだろうか、その上で)ずっと見守ってきたジェイさん…推せてしまう…… 一番にならなくていい、いつも近くに居る方がいいとレナートくんの背中を押した話も、魔力格差で照らし合わせるならトヴァルさんにとってはジェイさんのことかな?と思ってしまったり…違ったらすみません… トヴァルさんに休みをあげたい……(魔素を一旦落として奥様に会いに行ってほしい……) リシュアちゃんの研究が上手くいってほしい……(ついでに悪用されないでほしいし上級層から反発されても負けないでほしい……) くっ…結局のところ私はリシュアちゃんが一番崇高だなって思ってますね……世界の宝!! レナートくんは最後の「スケベ」の話(超語弊)で自分も触れたいと思っているあたりでやっと自分の欲を出してくれた!!と思ったのでそこが一番好き… @ネタバレ終了 リベヒロ・はこみこのどちらもプレイ済の私にとって今作は両者の総決算のような上質な時間でした!!一本道で1時間なので気楽に読むことができますし、UIはもう意味分からんほど丁寧ですごいので……(iPadでプレイしましたがサクサクでした!)Tipsが横からニュッと出てくるのテンション上がりすぎる。 コミカルシーンの「カコンッ」の効果音も好きです笑 あとギャラリーでスチルを見るとその時にかかってたBGMが再生される配慮!そして一部背景も自作とのこと…すご…… 素敵な作品をありがとうございました!!
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+fence年の差恋愛をえがいた作品。 心理描写が細かく丁寧で、とても感情移入できました。 @ネタバレ開始 年齢だったり親戚だったり、様々な障害を『fance』として表しているんだなと思って、表現力がすごいと思いました! リスクが無いならフェンスを飛び越えていきたい……そんなもどかしさが感じられました。 『wall(壁)』ではなくて『fance』を使用されているのも、向こう側が見えているのに手が届かない感じがして、なおさら心苦しくなりました……! エンドの展開、「もしも桜さんと少年が同じ年代だったら」の世界線かなと勝手に想像して、生まれた瞬間にすでに様々な『フェンス』があるんだな……それの有無でこうも世界が変わるのか……としんみりしました。 @ネタバレ終了 恋が終わったり始まったり、それが続いていくのかなと思う作品でしたが、ともあれみんなの幸せを願う内容でした!
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ボクハソトニデタイ
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savonゆったりと進んでいく物語。 不思議で幻想的な演出と映像から始まり、ミズキさんからの献身を受けて癒されて……けれどなにか謎があり、どのような展開になるのかなと気になって読み進めていきました。 @ネタバレ開始 まさか、ゲームのキャラとして作られた存在だったとは……! 愛するように作られた存在にとって、それを自覚した時、悲しさや寂しさを感じながら、それでも愛そうとしてくれる想いに、こちらまで悲しさや愛しさを感じました。 全エンド見させて頂き(答えのおかげです、ありがとうございます!)、『忘れない』のエンドで、最後にミズキさんが「またね」と言っているのが印象的でした! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます。
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奇妙系ホラーノベルアドベンチャー「怪話2」本当に怖かったです。 身の毛がよだつ………まさにそんなお話がいっぱいでした! @ネタバレ開始 ちょっと昔、昭和のレトロな時代背景で、昔聞いたことあるような花子さんの噂から、今なら絶対NGなセクハラオンパレードな職場環境のOLの話など、昔あるあるにちょっと懐かしみを覚えました(笑) おばあちゃんのおつりのお話は本当に怖かったです(><) @ネタバレ終了
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二郎と三郎サムネに惹かれてプレイさせていただきました。 さっぱりよくわからない状態で週かいしましたが、 @ネタバレ開始 やっぱり皆さんのおっしゃるように多重人格なんでしょうか? 作者様の解説が気になります(笑) なんとも言えない怖さがあり、楽しませていただきました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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【修正済】『鳥かごとひな鳥。』最初から最後までとても楽しく遊ばせて頂きました!素晴らしいゲームをありがとうございますー!! @ネタバレ開始 ほんわり柔らかキュートな雰囲気のベールの下にドロッドロの執着と狂気が隠されてるのが滅茶苦茶良かったです…!主人公との些細なすれ違いからのヤンデレフラグに「まって!それ言葉に出して言って主人公ー!!」となったり、ほんわかお兄さんの過去にああ、闇&病みの原因これですか!!となったり心が動かされまくりでした…!! タイトルがピッタリしっくりなのも本当にすごくて…!ほんわかでろ甘激重ヤンデレお兄さん、最高でしたッ!! @ネタバレ終了 今までヤンデレものはあんまり触って来なかったのですが、沼に引きずり込まれそうです…!
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スウィートフォンデュの蠱毒姫やはり、絵が美しすぎるのとダーク要素を含みつつも、スッキリとした落ちに引き込まれずにはいられませんでした。 途中、途中で幕が下りることで、まるで演劇でも見ているかのような錯覚に陥ります。 素敵な作品をありがとうございました。
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LENSゲームが進むにつれて、不穏な空気が流れていましたが、とても優しい気持ちになれるストーリー展開でした。 1本道ルートなので、迷うことなくプレイできますし、途中で写真を撮る演出が凄く凝っていらっしゃって、魅力的です。 素敵な作品をありがとうございました。
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吊り餌予想と全然違うゲームでした! @ネタバレ開始 私、この人たちすごい浮気でもしたクズ男なのかしら?とプレイ前(Xでお見かけした時)思ってたんですけど。 説明読むと無断侵入か〜どっちにしろ〜ってなって、最初の画面で規約や説明などを確認。 不穏な画像などになんだろって思って吊るしました。 簡単につるせちゃった… @ネタバレ終了 クリックはできたはず…?と思いつつ、予想外の考察系の作品。ありがとうございました…!
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僕らの都市伝説プレイさせていただきました。 四人それぞれにテーマがあり、それらを組み合わせてヤバい都市伝説が生まれるのにはゾクゾクしました。 @ネタバレ開始 エマラ・テッド教団は先生が大変なことになってしまいますが、果たして何を見てしまったのか。 教団は本当にいたのか、はたまた神隠しにでも遭ったのか。 宮白橋のおばあさんは…あれは実在したお話だったというオチ。 まんまとお話として作らされてしまったのは怖かったです。 女生徒の幽霊は…あれはもしかして実体験だった…?呪いは危険ですね。 宇宙人おじさんはさすがに荒唐無稽だろうと思いきや、学くんの様子が…。 もしかしてひっそりと毒牙にかかったのでしょうか… そして河童の幽霊。 まさかのギャグ回かと思いきや、衝撃的な結末に。 あれは…橋から落ちた子が河童になってしまったのかな。 個人的に一番怖かったのはガラガラ男です。 都市伝説を流行らせることに躍起になりすぎて、自分自身が都市伝説に取りつかれてしまう。ある意味最悪の結末ですね…これぞオカルト。 真エンドは何事もなく大人になった彼らが描かれていましたが、本当に何もなかったのかどうかは作者様のみぞ知る…と思いました。 @ネタバレ終了 尾ひれはひれつくと誰も責任おえなくなるので、 噂話はほどほどにですね。 素敵な作品をありがとうございました。
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真実か×××か配信にてプレイさせていただきました。 シュールさの漂うタイトル画面、謎のような…含みのある作品名。 都市伝説としてAIに関する物が出てくるという辺りに現代らしさを感じ期待しながらいざ挑戦。 @ネタバレ開始 名前入力から始まったのでとりあえず自分の名前を入力。 結果、ゲームの中に同じく実況をしている彼岸花(男)が爆誕しました。 ◇ゲーム1日目 もしかすると、実はこの実況題材のゲームを教えてくれた『。』さんの正体は…?という部分も全てのエンドを見た後では疑わしいですね。 主人公は声だけ収録に入れているタイプの実況者という設定でしたが、もし環境音やそれまでのトーク内容に彼へのヒントになるような情報があればと思うと。 配信題材として選んだのは、AIがお題を出す『真実か挑戦か』に7日間連続で挑戦し、クリアをしたら何でも1つだけ真実を教えてくれる質問をする権利を得られるという都市伝説。 主人公は実況者らしく「登録者数100万人を超える超人気実況者になる方法」を聞く事を目的として挑むという動機もわかりやすい物です。 所々入る、主人公のPC画面を操作する部分がまさに自分が主人公としてこのゲームに挑戦しているという雰囲気を演出するのに良いと思いました。 0時になるまでは404という表示だったのに、更新ボタンを押したらトップページに切り替わる演出もただ読ませるのでなくひと手間をプレイヤーにさせてみるというのが良いです。 セーブやロードといった通常ならメニューから出す物もデスクトップのアイコンとして配置する事で世界観を崩さずに取り込んでいる演出もなかなかです。 いざ、ゲームを始めればデフォルメされた牛のマスコットキャラが登場しこのゲームについての説明をしてくれる流れへ。 初日だしまずは質問に答える(真実と入力)と気づくのに若干ボケて手間取りましたが、初回からなかなかヘビーな質問ですね…。 「では、自分の犯した最も重い罪を答えてください」 これは主人公の目線でありえそうな事を答えようにも何もわからない。 じゃあ素直に自分の事で該当する内容を…と思うも、大真面目にどれかを考え解答。 AIがどういう基準で判断しているのかはわかりませんが、嘘を吐いたと判定され挑戦をするという事に。 挑戦内容は「明日、困っている人に遭遇します。その人を助けてあげて下さい」という物。 あれ?主人公ってゲーム実況者だから現実パートというか、カメラを持ってその部分をやったと証明する動画は用意できないよね? と疑問に思いましたが、あくまで裏作業として行いまた実況動画を撮影…これを完結まで毎日繰り返すというつもりのようです。 ◇ゲーム2日目 主人公は大学生という事で、朝の通学場面へ。 配信者としての悩みを持っているようで、だからこそ真実を知る権利の内容も本気半分位で考えてるのかなと察します。 前日言われた通り、不自然な位置にしゃがみ込んでいる小学生を発見。 心配して近づいてみると、何やら体には痣や傷があるようで…。 家庭か学校か、何かしらに問題を抱えた子と判断した主人公は昔自分もそういう子供だったからと少年に語り掛けます。 本当は俺じゃなくてクラスメイトの話との事ですが、安心させる為にここは必要な嘘でしょう。 「かといって友達の所にいるのも居心地が悪くて教室でずっと本を読んでいたんだ」 友達の部分が強調されているのが気になりましたが、これも後々考えれば理解してしまったというか。 確かに、学校でいじめをされている方の問題だった場合は友達がいない場合の想定をした嘘にするのは自然と思いましたが、全てを考えるとこれは…予防線だったのかもしれませんね。 まるで主人公自身に何かがあったような独白。 環境が変わればどうにかなる、自分が変わるしかないというのは同意なのですが…どうも何か裏というかこれしかないしこれで合っていると自分に言い聞かせるような語り口が気になりますね。 どちらにせよ、少年は学校に行けば友達がいるから大丈夫と学校へ向かいました。 しかし、主人公は少年の言っている事が本当か疑問に思っているようで…もしかして、気を遣って学校なら大丈夫と返してくれたと思っている?かと思えば… 「皆は本当に優しくしてくれているのか? この子の言う友達は本当に友達なのか?」 そこまで考え「いや、違う」となり 「そう思ってるだけなんだよ……」 何故、思わずそんな言葉が出てきてしまったのか…。 以前に、グループ内でいじめられっ子の立ち位置をしている子が自分達は友達だと思い込むようにしていたという話を読んだ事があったので、もしや少年もいじめられている事を遊んでもらっているとか受け入れられていると自分に言い聞かせている? 当初はそんな予想をしておりました。 少年に重なるあいつの姿。 10年前、主人公に何があったのか? そしてゲーム収録パートへ。 今日ついた嘘を答えろと言われたので少年に対し自分の事として語った事?と入れてみるも嘘判定に。 でも、もし本当の事を言ってもどうやってAIはそれが嘘か本当か判断しているのかも謎ですし初回はともかく、今回は主人公視点での解答としては間違ってないはず。 とはいえいくらAIが有能だとしても仕方ないか…と再び挑戦をする流れへ。 内容は、イケボでの台詞読みという人によっては羞恥心で大変になりそうな物。 確かにイケボでこんな事を言われたらときめくかもなぁ?と思う内容でしたし、私自身も配信でプレイしていたのでノリノリで読みましたが…。 「安心しろ、俺はいつだってお前の味方だ。お前の為になら何だってできる。だからそんな顔するなよ」 やはり、全てを知っているとこれはただ無作為に選ばれた台詞ではなく『言って欲しかった事』だったのだろう。 もうこの時点からすでに足音というべきか、現実への侵食が始まっていたのだろうと思わせてきます。 精一杯のイケボで対応する主人公、それを感知したのか挑戦クリアというAIの件。 さすがに恥ずかしすぎてリトライしたいとルール違反は承知で画面をリロードし別のお題に挑戦しようとするも、画面は404になってしまう。 ゲームの進行状況がブラウザに記憶されていると思いあれこれ試してみるも、全く解決はせず。 仕方がないので、もう一度編集中に自分のイケボを聞かないよう無編集で本日は投稿する流れへ…。 ◇ゲーム3日目 朝、家を出るとアパートの前に引っ越しのトラックが止まっている場面を目撃。 誰かが引っ越してきたようですが、一人暮らし用のアパートで近所づきあいなんてものもないという事で気にせず学校へ向かう事に。 そして、ここから主人公の投稿した動画再生数に変化が。 ナナヨノユメガタリ実況は今までにない数字の再生数を1日で達成し、初回に至っては1000再生を越えるという1年かけて出した最高スコアの3倍強をたった2日で達成するという勢いの良さ。 もしかしたら、有名実況者が同じゲームの配信をしていてそれの影響で伸びたのか?と検索をしてみれば確かに1つ該当する物を発見。 0時前からスタンバイしていたようで、404画面から始まったのは主人公と同様のようですが何故か時間になって更新してもゲーム画面に切り替わらない…? どうやらこのゲームにはアクセスできる人とできない人がいるらしい。 けど何の為に?どんな条件で選ばれている? 都市伝説として有名になったサイトという事で、雰囲気作りの為かと主人公は推理をしているようですが何とも不気味ではありますね。 他のちゃんとプレイできた人の動画を確認すれば、そちらでは質問をした結果ちゃんと正解をしている様子。 正解と不正解が出る判定もやはりわからず、そもそもランダム設定という可能性もあるのか? 質問内容が絶対に誰にでも証明できる計算問題等ならまだしも、その人に関する情報となれば大前提としていくらAIでも成否を確かめるなんて無理があるはずですし。 疑問は残る物の、本日の収録としてまたプレイへ。 どうやらプレイした人に関する記録は残っているらしく、件もお話をするのは3回目とカウントをしていますね。 そして、少しずつあなたのことがわかってきました。とも。 今日もやる事としては質問を選択。 「あなたは偽善を貫き通せなかった普通の人間と悪人、どちらの方が罪が重いと考えますか?」 まぁた難しい問題が出たな…? 偽善を最後まで貫けないという前提がどちらも共通ならそこに違いは大きくないというのが個人的な考えではあります。 しいて言えば、普通の人間の方が不満を持たれそうですが悪人なら元の印象からそこまで悪印象には繋がらないだろうという差が生まれる程度で。 そうしてやはりどう答えても嘘判定をされ挑戦をする流れに。 「明日乗る電車はいつも乗る車両の右隣にして下さい」 挑戦内容の指定も、初回からですが本当にやったのかやはりAIに判別が難しいのではないかと思える内容。 というか、もし主人公が電車を利用していない人ならどうなるのか? それに、通学で電車を利用する際っていつも乗る車両を決めている物なのか? これが普段電車を利用しない者としてはまず疑問だったのですが、指定されるという事はあるのでしょう、きっと…。 ◇ゲーム4日目 どうやら私の心配した事は杞憂だったようで、主人公は駅まで徒歩だっただけで電車通学をしていた様子。 それに決まった車両を利用しているようで、番号が1つずれた位置に並んでいるようです。 知らない電車が着たりしたら面白かったのに、なんて主人公は思っているようですがそれは完全にあっちの世界に行くフラグなので回収しない方が幸せだよ!? と結構真面目にツッコミを入れつつ。 しかし、ある意味車内はいつもと違う電車だったというのか女性専用車両に乗り込んでしまったらしく。 この主人公男だったよな!?あ、これはまずい…。 周囲の視線も冷たいから移動をしたいのに、車内は空いているのに何故かドアの周囲だけ人が固まっているので別の車両へ移動する事もできない! 誰かここから俺を出してくれ~~~!! そして、時間が経過しそれまでと違う視線を感じた主人公が顔をあげれば目の前にはまっすぐにこちらを見つめる知らない男が。 異様な形相をしており、そもそも人の事は言えないけどここって女性専用なのに何で男性が他にもいるのとか。何でこっちを見てるのとか…。 不思議な事や言いようのない恐怖を感じながら顔を伏せ、ドアが開いたのを確認後ホームへ飛び出し別の車両へ乗り換えた主人公。 家に帰宅し確認すれば、初回の動画はさらに大きな再生数を出している様子。 他にも有名どころな人がサイトの接続に挑戦し話題を呼んでいるという事で、伸びやすい題材なのは違いないのでしょう。 とりあえず、今日も今日とて真実を選択。 「あなたは悪い人ですか?」 これもまた難しいというか、何を基準において答えればいいのか悩みますね…。 誰かにとっていい人だとしても誰かにとっては悪い人に思われる事はありますし、じゃあ1度も小さな悪い事もした事がないかといえばそれはありえないでしょう。 子供の頃なんてそれこそ平気で喧嘩になれば誰かを叩いたり、遊びで虫を殺すとかやりかねませんし。 対象が虫というなら、人間にとって不快とかそういう理由で殺すのもどうなんだ?と定義をまず問いたい所。 まぁ、無難に答えるなら「悪い人」でしょうか。 嘘と判定されましたが。という事で本日の挑戦は? 「今日会った人達の中で一番印象的だった人について話す」 またこれ、挑戦をやったかどうか音声で判断するのでしょうかね…? ちょうど話題としてあの電車で遭遇した男性の事があったのでそれを話題として語る主人公。 ホラゲメインの実況者なのだからこういう時は怖い感じで話した方がいいかもしれないと思いつつ、オカルト的な現象として結びつけたくないという理由から笑える話っぽく語ります。 いや、そこは根性見せようよ!?と芸人魂を求める私のツッコミが入りましたが、オカルトにおける定説を破る事であの男性を紐づけないで終わりたい気持ちはわからなくもない所。 挑戦にクリアすると、AI件が意外な発言を。 どうやら話に出てきたその男性にとても興味がわいたとの事。 「せっかくなのでその人の正体について考えてみて下さい。これは個人的な興味なので強制ではありません」 と言われても偶然出会った相手の正体なんてわかる訳がないよなぁ…と思っていれば、どうやら先にこのゲームの7日目を配信しようとしている実況者がいるようで。 ここでその配信を見るか見ないかの選択肢が出ましたが、初見ではやっぱり自分でやって新鮮な反応を収録するのが一番と見ない方を選びました。 全エンドを回収後、もし見た場合にどうなるのかが気になったので見る方を選んでみたのですが…。 どうやら最後の質問にクリアした場面に立ち会えたらしく。 今度はAI件がその実況者の質問に答えてくれるようです。 その質問用に別窓が開いたらしく、その実況者の環境では別窓がキャプチャできないという事で入力後にカメラで直接モニターを写すようです。 そして、質問を入力し終えたようでここからカメラを用意するのかと思いきや…どうやら答えがすでに出ているらしい? 内容としては本当に真実らしく、その実況者からすれば何故知られているのかわからないといった様子なのがうかがえます。 そして、奇声を上げる実況者。 主人公は怖くなり一旦ページを閉じるも、再び開いてみればそこには404画面と右上に顔出しで映っていた実況者が椅子だけを残し消えている様子が…。 シークバーを巻き戻して確認すれば、ドタドタと遠ざかっていく足音と、微かに聞こえたガラスの割れる音。 …もしかして、発狂しながら部屋から逃げようとしてベランダ戸サイズ位の大きなガラスに体当たりした? もしくは何かコップなりを落としたのか、どちらにしろ正気でないのは確かですしその実況者を知る人曰くそういうドッキリや奇声をあげる人でないという事から何かがあったのはほぼ確定。 このゲームを7日目までやったら発狂するような何かが起きる…? ◇ゲーム5日目 収録前にSNSで七夜の夢語りについて検索をすれば、体感的に1割程度の人がアクセスに成功しゲームに挑戦しているらしい。 選ばれないと駄目というのは知っていましたが、それにしても倍率がおかしすぎるような…? さらに昨日の実況者以外で7日目を終えた人はまだいないのか見つける事はできなかったという謎が深まる状況に。 大体4~6日目で止まっており、4と5日目で止まっている実況者はSNSで今も活動しているのを確認できましたが6日目まで投稿した実況者はSNSもぱたりと更新が止まっている。 つまり、7日目に挑んだら何かが起きた? 主人公としても続行すべきか不安のようですが、ここでやめた方がもっと悪い事が起きるような予感がするのと純粋に先が気になったので続行へ。 そして安定の正解できないのはもう前提で真実を選択。 「あなたが昨日会った男の人ですが、見覚えがあるでしょう。それは誰ですか?」 ここはフラグが建たないと正解を入力しても駄目みたいですね(再プレイにて確認) どのみち、本来は知り得ない情報なのでわかる訳がない。 という事で今回の挑戦は無茶ぶりとも言える内容ですが… 「昨日話した男の人が誰だったのかを明日のゲームまでに思い出す事です」 いや、ほんっとうに知らないんだけど…どうしたらいいのこれ!? 思い出せという表現から、面識があるような言い方ですが主人公は覚えていない様子なのでこれは絶望的としか言いようがない。 強制的に挑戦失敗になるのでゲームオーバーになるのではないか…。 しかし、このまま続行した場合を恐れていた主人公としてはむしろ無理難題でクリアができないからこそ逆に安心できるというのがまた素直だなぁと思える心境ですね。 ◇ゲーム6日目 それでもあの時の状況を思い出してみれば、あの男性はスーツを着ていた事から恐らく毎日通勤手段として同じ時間の電車を利用しているはず。 全ての車両を確認すればまた会う事はできるのではないか? ここで再び諦めるか続行するかの選択肢が出ますが、ここまで来たら突き進みましょう!! 電車は次の駅まで10分はかかる快速。 だから探索する時間は充分にあるはずと車両を移動し、あの時の女性専用車両も通過だから!それだけだから!と気まずさを感じながらも突破。 そして次の車両に到着すればあの男性を発見。 今日は普通の顔でゆったりと座席に座りスマホを触っている様子でした。 あの時の表情も、もしや間違えて女性専用車両に乗った気まずさからだったのか?等と考えていれば停車駅に到着したようで男性は降りてしまい。 やはり見覚えもないしどうしたものかと思えば、男性は降り際にポケットから定期入れを落としてしまったようでした。 それを拾って渡そうと思うも、その前に閉じてしまう扉。 仕方なく、自分の降りる駅で落とし物として届ける事にし何となしに定期入れの表面を眺めてみると。 『ナガシマ タツオ』という持ち主の名前がそこには表記されていました。 こんな形で彼の名前を知る事になろうとは……。 いざ、ゲーム収録パートに入るかと思いきやなかなか勇気の出ない主人公。 一応男性の名前は判明しているのでどうにかなりそうではありますが、無関係なサイトを眺めるだけでついつい足が遠のいてしまう。 もう今夜はあのゲームをせずに寝よう。 ×ボタンを押して画面を閉じてみれば、その後ろに隠れていたデスクトップにある新しいショートカットが…。 AI件の頭のアイコンに、お話しようという名前。 試しにそのショートカットを選択すればサイトのトップに接続され。 しかし、こちらも右上の×を押せばちゃんと閉じるボタンは機能しているようです。 PCもそのままシャットダウンする事ができるようなので、本当に忘れて寝てしまう事もできるし挑戦する事もできる。 …もし、ここでシャットダウンをしたらどうなるのかなと思ったのであえてこちらのルートへ。 主人公は絶対オカルト的な何かと思いたくないらしく、これだけ手の込んだ細工をしているサイトなのだから勝手にショートカットが作られる仕組みがあってもおかしくない。 と言っていますが、それはもうPCを侵食されているという点ではウイルスと大差がないような…。 すると、本来は7日目と日数が進むはずなのに何かの鳴き声と共に赤い文字で表記は6日目にさかのぼり……。 逃げる事はできなかったか。 暗い部屋の中で輝く光源であるPCモニター。 何故かヘッドホンを繋いであるはずなのにモニターのスピーカーから流れるあのサイトの音楽。 曲は同じですが、どこか不協和音な響きもあって不気味な雰囲気が漂います。 しかも今度はPCを終了させる事はできず、選べるのはあのショートカットのみ。 仕方なくアクセスすれば、まずは挑戦の解答として男性の名前を入力する流れに。 初回はここで度忘れをしてゲームオーバーになりました。 定期にあった名前を入力すれば、クリア判定になったようで本日のゲームが開始。 ひとまず、真実を選択。 「あなたの友達が窮地に陥っていたとします。その窮地を脱するのはとても困難で誰かの助けが必要です。あなたは友人を助けますか?」 まぁたこれは難しい問題を……。 まず、その窮地の前提と友達が誰かを教えてくれ。 それによって最適解が変わるから!!と、その上でガチな解答をしたいと思うも、どうあがいても嘘判定のようで。 ここでようやく、最後の挑戦を出されます。 「最後のゲームまでに『私』を思い出す事です」 『私』…?ってこのAI件の事だよね? 実在する人物であるあの男性ならワンチャンまだ問題としてわかりますが、今回ばかりはもう答えようがないのでは? AIの名乗る名前、件とは牛の妖怪です。 さすがに妖怪相手に接点があるとは思えないとこれには主人公も悩むばかり。 そして、画面を閉じればデスクトップにはタイトル画面にいたリアル件が!? もうこれ演出とか仕込みとかそういうレベルじゃない。 絶対都市伝説というか、怪奇現象のそれしかありえない内容でしょう。 個人的にテンションは上がりましたが、主人公としては恐らく寿命が縮んでいるのは想像に易く。 ◇ゲーム7日目 もう日数を表示する際の色が赤い…。 いよいよ最後とはいえ、さすがに妖怪の知り合いなんている訳がない以上無理がありすぎます。 そして主人公はようやく気付いたようですが、何故男性と主人公に接点がある可能性をAIは知っていたのか? 電車にある監視カメラの映像をハッキングでもして情報源にしたとか?他にも個人を識別する何かがないと難しい辺り前提は不明のまま。 7日目を終えた実況者は発狂をした。 6日目までしか終えていない実況者は消息不明になった。 今回の結果がどう転ぶとしても、高確率で主人公もこのどちらかの仲間入りをする可能性は高い。 何か助かる方法があるはずだと最後の足掻きをするしかない。 ここで、ショートカットができてから使っていないインターネットのショートカットが選べるようになっているのを発見。 検索サイトのページが出てくるので、ここで件について調べれば助かる手段があるのではないか? 初回はとりあえず思い当たる限りを試してみましたが、検索をかけても文字化けになってしまい何もわからずにバッドエンドを回収しました。 となると、他に情報として与えらえているワードは…男性の名前? すると、どうやら当たりらしく件としても名前がわかるなら後は主人公が自分で正体を調べられるから正解判定にしてくれたのだと理解しました。 そして出てきたページをみれば…一番上にはニュース記事があり『女児殺害事件』という物騒な言葉が。 10年前に起きた事件であり、被害者の少女の名前は『永島ゆみこ』 逮捕されたのは10歳の少年だったが両親の思いも虚しく極刑になる事はなかった。 そしてページをスクロールすれば現在の遺族の姿として出てきた『永島達夫』の画像。 ここで、主人公は件が誰だったかを思い出したようです。 内容として、とても忘れられない位ショッキングな物とは思いますがだからこそ自己防衛として記憶を忘れていたのでしょう。 10年前、クラスにいたエイジといういじめられっ子に対し自分もいじめに加担したくないからと席が隣だったのでよく教科書を見せていた事。 いじめっ子に向かって苦言を呈するような度胸はないが、いじめには加担したくない。 自分はそれなりに真っ当に生きているつもりであれば、そう思うのはわかる範囲です。 学校という閉鎖空間の中ではどうしてもその中だけで人間関係が完結してしまう。 だから矢面に立てば自分の立場が悪くなるので強気には出られない。 誰だって自分が可愛いから。 だけど、見て見ぬふりをすればそれは実質いじめを黙認している事であり加担しているのと大差はない。 だから主人公は中立でありながら、できる範囲でエイジを助けていた。 本来ならここで、先生なり大人がしっかり動いて指導なり解決をしなければならないでしょう。 けれど気の弱い先生はいじめグループの保護者を恐れて見て見ぬふりをしていた。 …教育者が、一番やってはいけない事を。 そして、グループ行動の時になればエイジの腕を引き面倒見の良い生徒に押し付けて自分は知らんぷりをするように…誰かこいつの教員免許はく奪しろ!! そうやって段々負担は増えていき、いつしか主人公はエイジの親友という事になっていた。 主人公を親友だと思ったエイジは色々な事を話しましたが、その内容はあまりにも荒んだ家庭の事情。 本来なら見えない場所とはいえ体に無数の痣があるのだから証拠もある以上即刻虐待として通報してもいいでしょう。 どのみち、小学5年生の子供にはあまりにも重たすぎる問題です。 やがて主人公はエイジと距離を置くようになり、できるだけ他の友達と遊んで一人になる時間を作らないようにした。 それでも、朝の待ち合わせもしていない登校時間になればエイジは家の前にいる。 とうとう限界を迎えた主人公はそこでエイジを拒絶する言葉を伝え、彼を残し一人で登校をする事に。 そして後日、全校集会が開かれあの日…あの後空き家でエイジが女児を殺害した犯人として捕まった事が話される展開へ。 突き放しこそはしたけれど、主人公はエイジが殺人をするような奴ではないと思っておりすでに心が限界でおかしくなっていた彼はただ死体にずっと話かけていただけだと思った事。 それは主人公が相手の時も、返事をしなくてもずっと話を止めなかった時と同じようにされていたのだろうと。 だけど、その事を主人公は大人達に言う事ができなかった。 もしもそれを言えばエイジの事を突き放した自分が悪者にされる気がして、どうしても言う事ができなかった。 だから俺のせいじゃないとずっと、ずっと記憶を奥の方へ閉じ込めていた。 そして、自動的に立ち上がるサイト。 そこにいたのはいつものデフォルメされた件ではなく、あのデスクトップにいたリアルな件…エイジであり。 件の正体がエイジであると入力すれば、最後のやり取りが始まります。 あなたは真実を答えますか? それとも挑戦しますか? 真実を選べば最後の質問の内容は…。 「私の事は好きですか?」 これもやはり、はいといいえどちらも駄目だったので強制的に挑戦になるのは確定なのでしょう。 しかし問題はその内容であり。 「今からあなたの元にナガシマタツオさんがやって来ます。そこであなたにとって一番良い選択をして下さい」 待ってくれ、それってあの父親の事だよね…? と思う間もなく鳴り響く玄関のチャイム。 まずどうやってここの住所を知ったのかすらもわからないのに、今度はドアを激しく叩く音も響き渡り。 息を殺してやりすごそうにも、何故か開いてしまった鍵。 とっさにドアチェーンをしようにも間に合わず男が中に飛び込んできたしまった。 永島は問いかける、お前はエイジの親友なんだよな?と。 あいつは今どこにいるんだ?お前なら知っているんだろう?と。 やはり少年法により裁かれなかった事が親としては無念だったのでしょう、エイジの居場所を突き止めて殺すつもりなのは行動から丸見えであり。 同時に、その為なら手段を選ぶ様子もない…知らないと本当の事を言っても頬に走る痛み。 「真実を答えろ!」 まるで、今までやっていたゲーム『真実か挑戦か』のように。 だけど今度は失敗をすれば自分の命がないというリスクがあまりにも高すぎる理不尽極まりない状況です。 ここで最後の選択肢、親友なのを認めるのか否定するのか。 主人公からすれば少なくとも、勝手にそういう事にされただけで親友と思ってはいないのでは? エイジはそう思っているとしても。 でなければ、少年とのやり取りの際に心の中とはいえ『クラスメイトの話』なんて表現はしないでしょう。 根底にあるのは、ただ自分はいじめに加担したくなかっただけ。 なのに、周囲に頼れる大人はいなくてその負担は気づいたら自分に重く圧し掛かっていた。 付き合いはあったとしても、それを親友と呼べるのか? とはいえ、恐らくこれは否定する方がバッドエンド扱いでしょうから初回は「いいえ」を選びました。 結果として主人公は殺され、さっきまでリアル件が出ていたあのサイトは初日の状態に戻り件の姿も当初のデフォルメされた姿へ。 7日目までゲームをクリアすれば、何でも真実を1つ答える。 この狂気に飲まれた永島にとって、欲する真実など決まっており…恐らく挑戦するという事なのでしょう。 「はい」を選べば、促されるままに語った結果事件の後にエイジは引っ越していったのでその後の事は本当に知らない事を話す事に。 そして、血走った目でこちらを見る永島は本当にここには手掛かりがないと知るや無表情で部屋を出て行った。 助かった事に一息…と思えば、それを見計らったかのように聞きなれたあのサイトの曲が部屋に響き。 どうやら、これが一番良い選択だったようで完全にゲームをクリアしたようでした。 しかし、こうなると当初の目的だった超人気実況者になる方法なんてふざけた事を聞く気にはなれず。 かといって今の自分に知りたい事はない。 もうここまでくれば、命が助かっただけで充分というか…これ以上関わりたくないというのが本音でしょう。 結果、強いて言うならと入力されたのは『エイジの現在』という言葉。 確かに彼はあの後どうなったのか連絡も取れていない以上不明です。 ある意味元凶というのか、さっき命を狙われる原因にもなったのだし気になるのは自然な流れと思ったのですが… 「なるほど。親友の事を気にかけてくれたのですね。ならばそれに答えましょう」 「安心して下さい。あなたのお友達はすぐそばにいます」 …もしやこれ、もうすでに死んでいて背後霊になってるとかそういうオチじゃないよな? なんて思った私が浅はかでした。 「今は隣の部屋で、あなたとまた話せる日を楽しみに過ごしています」 つまり、あの時に見た引っ越しのトラックは…そういう事で? あの時から、ずっと隣の部屋にエイジはいた…? 「これからもずっと一緒にお話ししようね」 件が最後の台詞を言い終わると聞こえる玄関のチャイム。 あぁ、今度はエイジがきたのか……。 ◇エンド各種等 結果1:詰み ゲームを途中で止め、別のゲームで遊んでいると何者かが部屋にやってきたエンド。 4~5日目で止めた実況者は生き延びているとあったのでワンチャン助かるかと思いきやそんなことはなかった。 結果2:非常停止 何かの衝撃で線路に突き落とされた主人公エンド。 宙を舞い次の瞬間真っ赤になって飛び散った。(彼岸花だけにか?と顔を引きつらせつつ) 誰か線路に落ちたから非常停止ボタンを!という声があったので本来はその意味合いの言葉なのでしょうが、この場合はゲームを非常停止させた結果という点にもかかっているエンド名としては好きです。 結果3:終わり 入力でミスをした場合のエンド。 先2つのような場合もあるのでしょうが、恐らく消息不明になった実況者もこのように無の空間に取り込まれたのかなぁ…。 結果4:コンテニュー 殺されてしまいゲームオーバーとなった主人公の代わりに…なエンド。 果たして永島は7日間を突破できるのか?それ以前に捕まりそうなのでどのみち無理な気はしますが。 このどんどん次の挑戦者を招き入れて続くのが伝染していく都市伝説という面として良い味を出したエンドだと思います。 結果5:無限ループ ズッ友エンド。 正直、これだけは人怖案件ですね。 他は都市伝説に関わった事で中断できないか試練を越えられないなら死あるのみ!という感じだったのに対しゲームが終わっても何も解決はしていない。 むしろ、下手をすれば知らない方が良かったまである後味の悪さ。 とはいえ、このゲームにおける背景を思えばハッピーエンドがある方がおかしいとは思うのでこれは仕方ないのでしょうね。 主人公がされた質問や挑戦を振り返ってみれば 「では、自分の犯した最も重い罪を答えてください」(忘れているエイジ関連) →駄目だったら困ってる人を助けろ(エイジを連想させる少年との接触) 「今日ついた嘘を答えろ」(少年への言葉?) →駄目だった場合はイケボで「安心しろ、俺はいつだってお前の味方だ。お前の為になら何だってできる。だからそんな顔するなよ」(エイジの言って欲しかったろう言葉) 「あなたは偽善を貫き通せなかった普通の人間と悪人、どちらの方が罪が重いと考えますか?」(主人公自身の罪) →「明日乗る電車はいつも乗る車両の右隣にして下さい」(永島との接点を作る) 「あなたは悪い人ですか?」(どう答えてもアウト) →「今日会った人達の中で一番印象的だった人について話す」(永島深掘りフラグを建てる) 「あなたが昨日会った男の人ですが、見覚えがあるでしょう。それは誰ですか?」 →「昨日話した男の人が誰だったのかを明日のゲームまでに思い出す事です」(さらに深掘りさせる) 「あなたの友達が窮地に陥っていたとします。その窮地を脱するのはとても困難で誰かの助けが必要です。あなたは友人を助けますか?」(エイジは助けて欲しい) →「最後のゲームまでに『私』を思い出す事です」(エイジを思い出せ) 「私の事は好きですか?」(どっちもアウト) →「今からあなたの元にナガシマタツオさんがやって来ます。そこであなたにとって一番良い選択をして下さい」(親友と認めなきゃ死ぬ) と、段階を踏んでエイジの事をちらつかせつつ女児の父親である永島との接点を作り何かしらの手段で主人公の家に向かわせた。 その上で、エイジを親友か問われた際に「はい」と言わせ最終的にはエイジはもうすでに隣の部屋にいると判明する。 引っ越しのトラックがきた時点でもう居場所が割れている点で逃走不可能ではありましたが、あのAI件とエイジがリンクしているなら彼は主人公が親友だと言ったのを聞いた上で部屋にやってきた。 そこからは逃れられない無限ループに入ると思うと、ある意味否定して死んだ方が救われたまであるのかもしれないのが難しい所ですね。 最初から、この都市伝説に関わらないのが一番良い選択だった。 とはいえ…恐らくこのゲームの存在を教えた『。』は匿名でこそありましたが、恐らく主人公があの時の親友だと気づいた上で誘導したエイジの気がするのでお隣さんになる前から色々割れていたよなぁと。 それとも選ばれた1割の人は全て『。』(匿名にあたる何かの名前)によって誘導された人だけだったのか。 件がエイジだった事を思えば、主人公だけをピンポイントで狙った内容に思えますが発狂した実況者もいた辺り何かしらの後ろ暗い物を持った人だけが選ばれるようになっている可能性もありますね。 その人にとって、主人公へのエイジみたいなそういう何かがその人におけるAI件の正体になる。 現代らしいAIにちなんだ都市伝説の怖さとしては充分楽しめました。 そして、個人的にもう一つのテーマというべきか…果たして主人公の行いは罪となるのか?等といった部分。 これは正直、周囲の大人がまずどうにかするべきだったのに先生が知らんぷりをしたのが一番マズイと思った事。 エイジの母親としては再婚相手である夫に暴力を振る舞わない為にエイジが殴られるのを黙認するしかなかったのでしょうが、本当なら通報するべきだった事。 問題が学校だけの話でなく、家庭も絡んでいる時点でエイジはもっと早期に保護され然るべき処置を受けていればあそこまで心が壊れる事もなかったでしょう。 なので、この辺は完全に大人の責任だよなぁとは思います。 難しいのは、いじめに加担したくないけど面と向かって言う事もできない。 ただ、嫌な奴になりたくないだけの偽善を貫けなかった主人公はどうなるのか? 大人になれば一度関わるなら、助けるつもりなら最後まで手を離してはいけないとかちゃんとした機関に連れていくよう説得するなり判断もできたでしょう。 大人でも子供でも自衛手段として、自分の手に負えないと思えば見放すのも優先度として考えれば仕方ない話ではあります。 だから、何をすべきだったかしっかり対応できなくてもそれを責めるだけなのも違うとは思います。 元々、いじめに加担したくないからだけで行動していた以上主人公は悪者にはなりたくないからやっているだけという心理がうかがえますし。 そうなれば、エイジがすでに心が壊れているので殺人はしていないと説明をするにあたり自分が責められる事を恐れるのも理解はできます。 正直、大人でもそこで真実を切り出せるか?は難しいと思うので無罪とは言えないけど許されないと言ってもいけない程度。 が恐らく落としどころなのかなと(エイジからすれば親友に見放されたと思っているでしょうが) どのみち、結果5の後の世界では実質のバッドエンドが続くので今度こそ何ができるのか? そこが試されるのでしょうね。 @ネタバレ終了 元々、牛の妖怪である件は予言をする能力を持っているという点で何でも知っているAI都市伝説に妖怪の姿を合わせるならちょうどいいチョイスだと思いました。 本来なら予言をした後すぐに件自身が亡くなってしまうという問題も、ネットの世界に本体がいるならきっと解決しますし妖怪的にも案外ちょうどいい場所なのかもしれませんね。 現代らしい都市伝説としてのおそろしさやストーリーの背景。 素敵な作品をありがとうございました。
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怪奇!開けてはいけない扉卍明るめのホラーとは一体……?と興味を持ってプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 ホラーが苦手でゲームも下手なので迷わずEASYでプレイさせていただきました。クリアできるか不安でしたが難易度選択のおかげで時間制限に余裕があり、同時に推理パートで二人が考えをまとめてくれるのでしっかりとストーリーを追いつつ最後までクリアすることができました。途中で収集した手がかりがわからなくなってもメニュー欄から何度でも詳しく見ることができ、まさに至れり尽くせりの親切設計に存分に甘えさせていただきました。 ホラー演出に関してですが、個人的にはかなり怖かったです。突然響く激しいノックやドアスコープから見える不気味な顔などの直接的な恐怖演出はもちろん、薄暗く時間の止まった部屋の雰囲気や徐々に明らかになっていく事件の全容などじわじわと怖さを感じる演出もあり、最後までドキドキしながらプレイしました。特に開けての声がゲームをクリアした今でもたまに思い出すほど怖かったです。 とはいえ主人公二人が強メンタルな持ち主のため常に安心感があり、怖がりな自分としては非常にありがたかったです。 好きなENDはEND1とEND10です。END1では無事に脱出も出来たしかえちゃんもきっと成仏できたのだろうな……としんみりしていた後の、二人の再会のスピード感に笑いました。二人には是非おいしいラーメンを食べていただきたいです。 END10はまさか本気で踊るとは思っていなかったので自分で選択しておいて思わず「えっ?!」と声が出ました。千羽ちゃんも止めずに踊るんだ……。二人のノリの良さとBGMに自分は一体何のゲームをプレイしているのかわからなくなりかけましたが、最後普通にホラーなBADENDで終わるところも笑いました。まさかホラーゲームでここまで笑う日が来るとは思いませんでした。 FAは楽しかったEND10をイメージして描かせていただきました。鮫口探偵と助手になった千羽ちゃんのその後のお話などがあれば是非見てみたいです。 @ネタバレ終了 ホラーあり、推理あり、笑いありの盛りだくさんで楽しいゲームでした。 素敵なゲームをありがとうございました!
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まっちょのなく頃にどこかで聞いた事のあるようなタイトルと、マッチョと相反した二人の女性の素敵な笑顔が大変気になり、気付いた時にはプレイしていました…サムネバキューム感ハンぱないですね…! 何気ない日常を送っていた竜一君が、ある事を切っ掛けに筋トレをし、そこから彼の生活が急展開する――。そんなお話でした。 作者様のマッチョシリーズは何分初めましてでしたので、真剣にプレイさせて頂きました。そして3エンディング全て拝見致しました。 @ネタバレ開始 何もわかりませんでした(ぇ) わかったのは、セルジオ・オリバさんが実在した伝説のボディビルダーだという事と、チンニングというトレーニング方法と、モストマスキュラーという決めポージングでした。あ、カブトムシの腹みたいだ!はボディビルの掛け声で有名ですもんね!ドシロウトの私でも知ってる事が出て来て嬉しくなりました!(チョモランマ級だ!もそうですもんね!) ヘンタッキー、食べ放題時間無制限で500円なの最高過ぎますね…。赤字経営にならないのはマッチョ肉さんのお陰なのでしょうか?倫理的に宜しくはないかもですが、私もどちらかというと魅根ちゃんと同じ意見になっちゃいそうです(ぇ)。増殖する→記憶が消える→痛み無し、なら問題なさそう(洗脳済) 琉花ちゃんが実験体として飼っているサトゴンちゃん君は、世間で大変人気のある犬種なので個人的には実験体にするのは惜しいですね…。倫理観を取っ払ってしまえば、それこそマッチョ肉みたいに増やして売りさばくとか…人気があるので値が張りそうですし…。そうしてある程度お金を稼いでから実験に――あぁでも、竜一君に薬を投与する為にはそんな時間かけられないですもんね…?うーん流石琉花ちゃん!飛び級1才児だけある…よく考えているなぁ…尊敬します!(洗脳済2) 1つ目の選択肢で辿り着けるエンディングが、他の2つのルートと少し違うif世界な感じが特に面白くて好きですね!訳あってぽっちゃりに見せていただけ…。薬の成分量によってはその人(犬)と相反したスタンドのような幻覚が見える所も、一気に画面内が賑やかになった感じがするのも、大変楽しかったです! 2つ目の諦めちゃうルート…!はじめから鍛える、で竜一君がマッマとお話する前の台詞がこちらで流れた時は鳥肌が立ちましたね…まさか闇落ち筋肉増殖ルートの台詞だったとは…! 3つ目の本命ルート…。理解しようとしっかり読んだつもりでしたが、全くわからなかったです…筋肉への修業が足りませんでした…!豊竹さんはあっという間に筋トレに支配されて増殖ルートを辿っていたのに、竜一君は6月の例の日まで耐え続けていたの…シンプルに意志の強さが成し得た力でしょうか?だとしたら、相当格好いいですね竜一君!そりゃあペタちゃん・魅根ちゃんに好かれちゃいますよね…!また、脂肪吸引されかけた魅根ちゃんが咄嗟に取り出したフライドチキンの骨で切り離すシーン…超格好良くないですか?ペタちゃんの最初の骨がしなる程の張り手の威力もそうでしたが、骨で切るのはガチで凄いです…ヒロイン強い…!竜一君の進化したパワーも凄まじかったです…汗のパワーもヤバ過ぎますが、心臓無くても無問題な所が一番人間やめてる感が出ていて…まさに脳筋でした。ペタちゃんと魅根ちゃんの竜一君を取り巻く恋模様もしっかりここで回収されたので大満足です!ゴールデンジムに新婚旅行はパワーワードすぎる…。 凄みのペタちゃんのスクリプト書き換えやツインドリル、そして最初の張り手…。ナイフなんていらなかったんじゃ?と思わずにはいられませんでしたね… そしてまさかの魅根ちゃん尻エンドへと着地…。流石に予想出来ませんでしたね…!この後魅根ちゃんがどうしたのか気になる所です…デカ石さん、ちゃんと活躍されたでしょうか…?因みに、私はペタちゃん派です!ぽよ可愛い! @ネタバレ終了 大変面白いゲームを有難う御座いました!
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I kill youMMO題材は、それだけでも親近感のあるテーマですが、 憧れに近づこうとする、恋だけではない感情が、 二人の関係性をとても魅力的にしてくれました。 王道かつ、ここぞという時の綺麗なスチル、とてもよかったです! ありがとうございました! @ネタバレ開始 私は、学校という場所は、ランダムで集められた集団を長期に渡り監禁し、 共通の思想を植え付ける洗脳施設だと思っています。 そんな場所で皆が皆、仲良く出来るはずなどないのです。 馴染めない人は、それこそ外に踏み出すべきだと思います。 相性の悪い人ばかりの閉鎖空間に閉じ込められるのは、心を殺すのと同義です。 外を見れば、相性のいい人はたくさんいます。 そして最も身近なものこそネットだと思うし、 MMOならば感覚を共有しやすく、親しみやすい良いツールだと思います。 ネット越しでも人は人、繋がれます。 主人公も、瀧君も、抱えるものはあったけれど、それを乗り越えられるものもある。 よい時代です。 かくいう私も、昔MMOをやった事がありました。 @ネタバレ終了 @ネタバレ開始 PKがいたので、私は戦いました。 すると、後から高レベルのプレイヤーがやって来ました。 そして…、 私がPKと勘違いされました…。 ころころされました…。 乗り越えられませんでした…。 @ネタバレ終了
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来たりてモグモグそれぞれの要素を渡す度に相手からその要素の説明が入りますが、 その説明が哲学的でとても好みでした。 自分のこれまでの思い出はどうだったかなぁと 思わず自分の記憶を振り返ってしまいました。 面白かったです。 次回作も楽しみにしています!
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キミのニセモノに恋をするニケさんの作品にはどれも本当に泣かされました、、、。ほんとに最高です!めちゃくちゃ応援してるのでこれからも頑張ってください!!!
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夜梟伝和紙に筆で描かれた水墨画のような超格好いいイラストに惹かれてプレイさせて頂きました! 後日談まで一気にプレイしちゃう程先の気になる素敵なお話でした!お話読了後も、バッジ集めに熱中しちゃうくらいミニゲームが楽しかったです! バッジ取得から感想投稿に時間がかかってしまったのは、その楽しいミニゲームを堪能し過ぎるあまり、本編の記憶が一部飛んでしまい(ぇ)、再度本編をはじめから履修し直していたからですすみません! …結果的に、一度最後までお話を読んだ後にもう一度読んでから気付かされる点も沢山あったので、逆にラッキーでした!有難う御座います!(?) @ネタバレ開始 所々、ご先祖様と似たような運命を辿っているのも、また宿命なのかなと思うと感慨深いです…。 正一さんのお父様がご病気で亡くなられたのが、セキさんのご両親が疫病で亡くなった事と重なったり…。雅照さんから受け取ったカギを、継巳君はうっすら記憶であったとしてもちゃんと大切に保管していた…それが、しろ君がお父様から貰った梟のからくり箱を大切に持ち続けたみたいな感じと重なったり…。そうでなくても、その梟のからくり箱にカギを入れて保管していたって所が最高にエモくて…!!キョウ君も継巳君も大好きです!! お茶碗の持ち方は遺伝なのでまた違いますが、それでも正一さんと継巳君に受け継がれているのがほんと素敵です…!時代は移ろいでも、血は遠くなっても、あの頃から変わらずに兄弟としてしっかり繋がっているように感じて…! 雅照さんの言葉のお陰で、継巳君が小説を書き続ける事が出来ていた事と、その書き続けていた小説のお陰で、雅照さんが思い出す切っ掛けになったという事…。互いにそうしていなければ絶対に始まらなかった物語、という関係性も最高に好きです…!それもこれも、商人さん含むご先祖様たちの助力があってこそですが…! 光也君に憑依していた春告さんが、資料室で懐かしそうにペラペラだまし絵について語る所も地味に好きです。あの時キョウを助けたんだよなー!みたいな、そんな嬉しさが伝わってきます。 春告さんといえば、商人さんと詠ちゃんの会話後の、春告さんの「心配するだろ。…相手が」の下り、めっちゃ笑いました! キョウ君が記憶を思い出したタイミングもめちゃ好きポイントです。「2963」「昔同じものを見た事があるだけさ」「からくり箱と額の傷が知ってるよ。」ちょっと私の妄想になりますが…セキさん、自分でこんなにヒントを口にしていて、キョウ君が思い出せていない訳がない事は恐らく知っていると思うんですよね! 春告さんは案外思い出してるんじゃないかと言いますが、セキさんもとっくに知っていながらわざと嘆くフリをしていたんじゃないかなぁと…。素直にお礼が言えるキョウ君を知っているからこそ、キョウ君から素直に「思い出した」と話し出してくれるのを待ってるんだろうなって…。…キョウ君がそう自らが口にするのは苦手だって知っていながら、です。そう考えるとやっぱりちょっと意地悪ですね!全て私の妄想ですが!) 先祖様のお話で所々に入るムービーが、水墨画のように描かれた絵を動かしているかのようでとても綺麗で見入っちゃいました…!人物であれば、紙芝居のような味がありつつも動きに目が釘付けになりますし、情景であれば、例え色がわからなくても自然とどんな描写であるかスッとわかる程場面の動かし方が秀逸で…とにかく素晴らしかったです! 読了後のタイトル画面が、継巳君が書いて出版した本になってるのも鳥肌立ちました! クリアするまでは、タイトルをクリックすると、言い伝え・記憶としてそこにふわっとあっただけで形には残っていない=羽となって散らばっていった、みたいな演出でした。…が、クリア後は色が付き、明確に書物として形になってそこに存在する=もう消える事はそうそうない、という力強さを感じられて堪らないですね…!桜の花びらが散っているアニメも、動く梟さんも好きです…!(このゲームを継巳君が書いた本目線で見ると、中にある後日談も、あの商人さんと過ごした夜の夢の話を思い出して書いたのかなぁと思うとニコニコしちゃいます) 戦闘系のミニゲームの、背景がサッサッサッと描かれて完成してから始まる表現が凄く好きです…!そして凄く動く…!水墨画のような絵を動きのあるイラストに落とし込む技術力が純粋に訳分からなくて好きです!後、戦闘訓練で商人さんと戦えるのも、商人さんを使って戦えるのも個人的に有難かったです!商人さん格好良い…! 「後日談・夜梟伝 失」のセキさんとキョウ君の一枚絵が、角度も構図も格好良くて大好きです…!あと、場面「共闘」で2人が仕留める為にその場に登場した瞬間のイラストもめちゃ好きです!一瞬しか見れないので、何度も場面選択で「共闘」を繰り返し見て堪能しています(笑) 開け方を思い出した…!と継巳君が言った時の外れ選択肢「0296」が地味に好きです…。私自身「読み方なんぞ…?」とわからずに選んだが故に、(脳内で森進●さんのモノマネをしたコロッケさんボイスで再生された)おふくろさんに、正一さんと同じくツボに入りました…!!(正一さんは私と違ってツボが浅かっただけだとは思いますが…!) 個人的に、正一さんの金髪時代のお話や正一さんが着物の人から聞いて書き留めていたお話が気になりました…!にしても、正一さん…チャラ男時代があったんですね… また、ショタ継巳君の着ていたdooooooogTシャツが可愛くて欲しくなりました。センス良き…! @ネタバレ終了 全く纏まらず、かなりとっちらかった文章になってしまいすみません…!ご先祖様のお話も、今のお話も大好きです!高難易度のミニゲームもやりがいがあって何度も挑戦したくなるくらい楽しかったです! 素敵な作品を有難う御座いました!
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Ĉi tio estas…-人間改良計画-気になってプレイさせていただきました。 ハンコを押すだけといっても重要な任務…プレッシャーがかかりました… @ネタバレ開始 資料はなかなか衝撃的な写真も多く、人道的にこれはあかん…とか思いながら。いや、これは夢があっていい…!!って思うものにハンコ押していったら、見事ににゃんこになりました(ノ´∀`*) 何個かエンドをみたところでロボに根絶やしにされる率が高くなってしまって、攻略を見てしまいました… 一番好きなのはやっぱりエンド8ですかね。 不完全でもいいから一生懸命生きるというか、それが人間の魅力なんじゃないかなと思います。つい最近も思いましたが、不完全だからこそ関係性が生まれ、絆が生まれ、かけがえのない人ができていくのではないかと… …でも猫耳生やしたり、しっぽ生えたり、頭だけにゃんこになったり… 可愛いんですよねぇ(笑) 叶わないからこそ魅力があり、憧れる…つまりそういうことですね(*´艸`*) @ネタバレ終了 楽しませていただきました! ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ