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62995 のレビュー-
狐の窓尾猫シリーズを制覇するぞ!とワクワクしつつ実況動画としてプレイさせていただきました。 見えない方がいい世界だってこの世にはあるんだよ…という期待感。 しかし、内容としてはホラーっぽく思わせてホラーではないという文言通り心の温まるお話でした。 @ネタバレ開始 前作から連続で遊んでいた為、葦島さんと思われる人物が出てきた時点ですでにテンションが上がる部分もありました。 が、何より彼が後に人の優しさへ触れる事があったという事に心の涙腺が緩みました。 >今は作り物のような顔をした蛭子さんが今後生きていく中でどんな顔を得ていくのか…そんなところに思いを馳せてしまいます。 と、いかにも長き別れとなった友を思うかのような気持ちから速攻の再会という後日談を知れたので勝手に驚いたとも申しますか…(とても良い意味で) 上記の部分に関して、表面的な顔(肉体という意味での)に変わりはなかったのでしょうが、子供らしい純粋な心を持ちながら生きていてくれた。 それだけでただ良かったと思えました…ほんっとうに……。 話を本作の内容へ移しまして 子供ならきっと好奇心で試したくなるであろう狐の窓。 私が子供の頃も何かしらおまじないやそういった不思議な呪文のような、オカルト要素のある物は流行っていた記憶があるのでここだけを見るならどこかにある日常ですね。 本来なら怯えて逃げ出してもおかしくないような容姿の大人に話しかけられても平然としていた主人公。 これは子供だからこそある意味大人以上に物の本質が見える、悪いものではないという事を察知できたというべきか。 それとも警戒心が足りないだけだったのか、単なる彼女自身の性格としての話だったのか。 「此方が見えるなら、彼方も見える」 狐の窓は単に見えない物が見えるようになるだけでなく、彼方からも視認されるようになってしまう事の危険性を教えてくれる葦島さん。 その場はその注意に納得したはずなのに、数日もすればその事も忘れてしまい狐の窓をしてしまった主人公。 このおまじない自体は狐の窓により異界を透視する隙間としての意味があるという事でしたが、逆に言えばこちらはあくまで正体を見破る事ができるというのみ。 隙間ができる=此方と彼方の壁を取り払う、という事になるのなら視認していない間は害のなかった妖が襲ってくるようにもなる事で…。 忠告された通り、窓の中に見えた黒いもやのような塊。 それはこちらを視認した瞬間、襲い掛かろうとする事に…。 結果として、葦島さんが助けてくれた事で何事もなく終わりはしましたがなかなか危ない場面だったのでやはり忠告は守っておくべきですね。 黒いもやに触れられるという事に対し驚いている主人公に対し、それ以上にいっぱいツッコミどころというか色々あるよね!?となりながら。 考えてみれば、狐の窓を使用した当人以外には恐らくあの黒いもやは見えていないでしょうしこれも葦島さんがそういう性質の人物だから介入できたと考えるともう二重三重に危なかったなぁ…となりました。 犬のような姿に見えたので、野良犬か何かの低級霊と判別されていましたがいくら低級霊でもそれに蹴りを入れて撃退できる葦島って結構強いな…? 会話や仕草がやはりどこか子供のような葦島さんにほっこりしつつ、彼の事情を知らない子供のやる事らしいといえばそうですが お兄さんは何なんですかと聞いて、答えを濁された結果から思いつきで狐の窓で葦島さんを見ようとしてしまった事。 ここは前作をやっていると、この後がどうなるのかが恐ろしく「やめるんだ!!」としか言えない展開でした。 人間とも人外とも言えない彼は間違いなくそのままの姿で見える訳がない。 じゃあ、それを見てしまったらこの主人公がどんな反応をするのか? それに対し葦島はどうしてしまうのか? というか、結果として問題がなかったですがもしこれが気まぐれで助けてくれた妖怪の化けている何かだったら知った事で口封じなり食べられても文句が言えない展開だよね? となかなかにハラハラしつつ。 葦島さんは産まれる事もできなかった胎児、それが何故かこうして生きている存在。 ならば見えた結果については当然そうなるよなぁと。 しかし、意外だったというのかそこで彼がとった行動は狐の窓をやめさせようと手を叩いた事のみ。 本来なら、勝手に人の秘密を知ろうとした上に恩人に無礼な行為をしている事も合わせ主人公が謝るべきなのに謝罪をして去っていってしまった。 そこで終わるなら、教訓と悲しみで終わりだったのですがさらに物語は続き。 大人になった主人公はあれから名前も知らない葦島さんを探し続けていた。 体に関してはきっと現状が完成系なのでしょう、服装は変わってもそれ以外は変わらない彼を見つけ再び狐の窓をする主人公。 ここでそうきたか!というのか、救われた…という気持ちもあったというのか 主人公は本当の姿の葦島さんに対してお礼が言いたかったというのがとても意外でした。 勝手に正体を見た事に対し謝罪をできなかった事も、本来するべきだったお礼をする事もできなかった事も悔いるのはわかります。 だけどそれだけなら彼を見つけ、ただその時できなかった事を伝えるだけでも良かったでしょう。 「本当の姿の貴方に」 子供にとってはトラウマになってもおかしくないような事でも、彼女は受け入れてくれたんだ。 その上で、葦島さんという一人の人物と真正面から向き合った上で伝えたいと思ってくれたんだ。 だからこれは、葦島さん当人でなくても嬉しくても涙が出るというのが痛い位感じ取れてしまってこれを書きながら私も涙腺とも戦っております。 子供のように純粋で、知らない事もある彼にとって嬉しくても涙が出るという知識がなかった事。 同時に、それはそういった経験が今までなかった事も意味しています。 母親は仕方ないとしても、父親にも愛される事も望まれて産まれてくる事もできなかった命。 そんな彼と向き合ってくれる人がいたのなら、それはとても幸せな事なのだなと。 何故、彼が主人公を助けたのか。 理由として声が母に似ていたとの事でしたが、やはりまだ赤子である葦島さんにとって無意識ながらも母親という存在は大きいのでしょう。 同時に、それと関係なかったとしても彼には子供の純真さ、故に人を助けられるような善性があると信じています。 結果的に、互いに名前も明かさないまま流れる歳月。 主人公が子供の頃から姿の変わらない葦島さんはきっとこれからも長い年月を過ごすのでしょう。 だから、そのうち忘れてしまうだろうから最初から覚えられない方がいい。 でも、自分は彼の事を覚えておこうと思い…きっと生涯を終えたであろうモノローグ。 けど、主人公がそう思う一方で葦島さんもまた主人公の事をなるべく覚えておこうと思っていた。 時代が流れて、誰もがあの人を忘れても。 今手元にある、返しそびれてしまったハンカチの元の持ち主を思い出せなくなる事はあってもそれは大切な思い出に違いない以上。 互いを相手を忘れないように思いながら、それでも名前は知らないままだったというのが何とも切ない終わりです。 そして『人間よりもずっと人間らしい』という彼女の葦島さんに対する認識には私も全面的に同意します。 最後に、あとがきにて前作同様結構ノリと勢いで作品が作られたという経緯が語られていますがその結果名作が生まれているのだから私としては「いいぞ!もっとやってくれ!!」 というエールを送らせていただきます。 それと『父親の血』というよりは子供らしく『母性を求めた結果』という方が認識としてはしっくりきたので、その辺の事は多分大丈夫と信じてます…! また、今後も妖怪ネタや伝奇ネタの際には葦島さんが出るかも?との事なのでそちらも期待させていただきます。 @ネタバレ終了 未プレイの方には是非、前作の『尾の無い猫は夜に哭く』をプレイした上で遊んでいただきたい。 すぐに読み終える事ができる事と、得られる栄養素が倍増するという意味でも。 と、心が浄化されました。 それでは素敵な作品をありがとうございました。
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悪役令嬢はワンマップで婚約破棄を回避したい悪役令嬢ものの攻略ゲームに惹かれてプレイさせていただきました! ティラノで探索ゲーム?って思いながらやったのですが、ドット絵もかわいくてエンディングも盛りだくさんでゆっくりと楽しませていただきました。 画面もゴージャスな雰囲気で、選択肢がレイ様のセリフみたいになってるのがとっても好きでした! @ネタバレ開始 BESTENDにたどり着いたとき、「婚約破棄って何!?!?両思いじゃん!!!」って気持ちになりました。レイ様があまりにも男前。タマノさまとガリー君も幸せになってほしいし、ノウキンって名前になってるのに、全然脳筋じゃない騎士くん。昔から二人が両思いなの気が付いてて、笑ってすべてをごまかしながら生きてるのあまりにも有能な人材過ぎる。 エンディング全部回収するのにHAPPYEND/TURUENDの回収が難しく、完全攻略がおまけに記載してあってとっても助かりました。 全ED回収して、個人的に好きなキャラが魔王様と王弟殿下でした。お二人と別エンディングを見たいっていってTUREENDがあるので、結ばれるエンディングがとワクワクしていたのですが、二人そろってきっちり失恋してました!! 真実の愛じゃないとループ魔法終わんないもんな、そうだよな、レイ様は王太子と幸せになってください(´;ω;`) @ネタバレ終了 どのエンドもおもしろく、楽しい時間を過ごさせていただきました!素敵な作品をありがとうございました!!
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常夜の国のアリス再度のコメントすみません。 お兄ちゃんが好きでファンアートを描いてしまったので、今更ですが送らせてください…! 初プレイから半年近く経った今でも、ずっと心に残っている作品です。 素敵なキャラクターや物語を生み出してくださり、本当にありがとうございました!
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みちゃダメ! パンチラは絶対阻止せよ再度のコメントすみません。 今更ながらファンアートを送らせてください…! ユキちゃんが可愛すぎて描きたくなってしまいました。 描くためにユキちゃんを眺めていたのですが、やはり天使ですね。 こんなにかわいい子を生み出してくださり、改めてありがとうございます!
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4日後に死ぬ!再度のコメントすみません。 今更ながらファンアートを送らせてください…! 初プレイ時にはうまくかけず断念しましたが、エマちゃんの可愛さがずっと心に残っていて、思わず描きなおしてしまいました。 これほどの素敵な物語とキャラクターを生み出してくださり、本当にありがとうございます!
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尾の無い猫は夜に哭く実況動画としてプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 赤ん坊の泣き声と猫の鳴き声は何故かとても似ているように感じる…。 そんな日常で体験する既視感を上手く落とし込まれたお話だと思いました。 (また、最初の方で今回の犠牲者枠こと伊皆さんのお名前を素で読み違えていた事をここにお詫びいたします) 猫の鳴き声と思っていたのは、本当は何だったのか? 深夜に突然訪問する友人、しかしいつ出会ったのか…記憶をいざ辿ると何も思い出せない恐怖。 顔が口元以外わからない演出もそういう手法と思わせてからの、という意外性。 顔という部分が作られていないのなら、その部分を果たす其れは作り物のようなカタチになってしまうのかもしれない。 短くもぞわっとさせる展開に演出を詰め込まれた、ホラー的な栄養が濃縮されておりました。 作中でずっと伊皆が聞いていた、猫の鳴き声と表現していたのは正しくは赤ん坊の泣き声だったのに罪を認めない彼にとってはそれを正しく認識できていなかったのだなともう一度頭から読み込むと軽くぞわりとする物と少々の悲しさがありますね。 余りの回数の多さ=それだけ父の情を求めていたり与えられていたチャンスだった、と解釈すると。 雰囲気ホラーという記載から、最初は葦島さんと会話をするうちに怖い話でもする流れになるのか?と予想をしておりましたが予想外の方向できましたね。 本来なら、このこの~(えいえい!)と小突く時も肩とかダメージが入らない部位にするイメージがあったので、鳩尾を突いている時点で変人というか…個性的なご友人なのかな?と初見では思っておりました。 けど、この辺は本当に本人曰くの「妬みと憎しみ(自分と母親を捨てた上での幸せに対して)」と、まだ精神的に未熟なせいでそういう時に選ぶべき部位がわかっていない子供らしさもあるのかな?と解釈しました。 葦島が訪ねてくる前に聞いた声から罪を認めていれば一番傷は浅く。 彼に「捨てられた恨みを吐き出している様じゃないか」と赤ん坊の泣き声に聞こえてくると言われた際に認めればまだギリギリ許された。 しかし、綺麗な生き方をしていないと肯定しても「其処までは」という表現を使ったのが完全に破滅へのトリガーでしたね…。 挟まれる伊皆の過去、そして耐えられないというように吐き出される言い訳。 女を享楽の餌としか思っていない彼にとっては、相手の気持ちも宿った命もそこに価値はなく。 たった一回でも妊娠はありえて、しかも時代的に昭和初期となれば今以上に諸々の事情的に妊娠もしやすいと考えた時に否定できる要素なんてない。 それまで女相手には有効だった伊皆の表情も、捨てられた子供にとっては何の効果もなくそりゃ蹴られますよねという納得しかなかったです。 何より、それは葦島にとって「自分はお前の父親ではない」という拒絶の言葉だったのが一番致命的すぎて…。 七つまでは神のうち。 では、産まれる前に死んだ赤子は『何』になる? これも、後から水子ではないか?と思いましたが定義としては流産や人工的な中絶により死亡した胎児という意味で該当はしなかったんですね。 もしそうなら、天国へいける可能性はあったのに母親と同じく殺されてしまえばそれは何になるのか? それに対するアンサーとして『人間でも妖怪でもない存在』となると出されたのは好きな解釈です。 単なる神の子でもない、産まれてもいないのだからそれにすらなれない何かという半端にされてしまった事を思わせてくれます。 “顔”は社会で生きながら作られていく仮面でもあり、肉体の意味としては本来産まれるまでに形が作られているはずの物だった。 そう考えると、今は作り物のような顔をした蛭子さんが今後生きていく中でどんな顔を得ていくのか…そんなところに思いを馳せてしまいます。 最初、タイトルにある『尾の無い猫』は猫と鳴き/泣き声が似ている赤ん坊の比喩だろう程度に想定しておりましたが、まさか『臍の緒のない』という部分も含めての意味だったのには脱帽です。 臍の緒を失ったままこの世に生きる何者かになってしまった蛭子さんを意味するのなら、これはまさしくと言えるタイトルですね。 @ネタバレ終了 短いからこそ読み返しては意味を何度も反芻し思いを馳せる事ができる。 本当、短編だからその分栄養が濃縮されておりました。 素敵な作品をありがとうございました。
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ウワサの子ノベコレアカウントの新着ポストでお見かけして、気になって早速プレイさせていただきました! とってもおもしろかったです〜!!物語もサクサク進められて、しかもたくさん1枚絵があって、文章だけでなく目でも楽しませていただきました。 @ネタバレ開始 花子さんやくねくねといった広く普及している怪異を作品の世界観に合わせて入れ込み、更にそこから設定を発展させて「ウワサの子」の物語に馴染ませているところがとっても私好みでした!そのほか、(おそらく)独自の怪異もたくさん出てきていて、読んでいて楽しかったです。 余談ですが、テレビランキングの時の「怪談」が「階段」になっていたような気がします(気のせいだったらすみません汗) @ネタバレ終了 まだまだ続きが遊べそうな雰囲気の物語でした。続きが出たら、またプレイさせていただきたいです。 素敵な作品を遊ばせていただきありがとうございました✨
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正しい感情についてママ…ママぁ……(ママと聞いてすぐホイホイやってきた)。 カードガチャで引いて飛んできました。 このウゴウゴルーガやせがれいじりを彷彿とさせる懐かしい感じ…個人的にすごく居心地が良いです。 そして動く…こんなに動くって思いませんでした! @ネタバレ開始 手が滑りまくると質実のある結果に行ける。ママの誘導通りにいかないものですね…でもそれが子育て。私はママ目当てでホイホイやってきたのに、気づけば親側の視点に立っていたのかもしれません。ママ、がんばれ。お目め、ちょっと怖いけど…。 @ネタバレ終了
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Serpenters紹介画像から何かただならぬ物を感じてプレイさせて頂いたのですが…ここまでドストライクなゲームだったとは!! 異常な事が起こり、異常な空間に溢れ、異常な人しかいないブラック企業とかなんかもうそんなレベルじゃないブラックホール企業、ケプロン社。 カオスを煮詰めてこねくり回してかろうじてゲームの形にしたような本作ですが…それがもう、めっっっちゃくちゃに楽しくてハイセンスでかっこいい!!!!! 演出や展開の一つ一つを、会話の一文一文を味わう度、頭と体が痺れるような感覚に陥り、脳に何らかの快楽物質を与えられているのか!?とすら思いました笑 @ネタバレ開始 一見、突拍子もなく脈絡もないゲームのようですが、ストーリーを進めていくと、その根底に何かしっかりとしたテーマ性が見えたように思います。 自分は本作のテーマは「就活」なのかなあ…と思っているのですが、物語終盤、ラストバトル(?)に最終面接が来た時は「ここでこのテーマを前面に出すそのセンスよ!!!確かにこれラストバトルだ!!!」と、膝を打ちまくり、直前のどちゃくそカッコいいムービーとBGMも相まって大興奮でした。 面接後の、江戸川さんの伊志嶺さんへの評価には思わずホロリ…。めちゃくちゃな一日だったけど、その言葉をもらえただけで全てが帳消しになるような、そんな優しい救いもありました。 登場人物達ももちろん大好きで、((この人達のすったもんだを傍から眺めてられるなら、ケプロン社で働いてもいい…むしろ働きたい…!!))とすら思いました。 ダークホースだった江戸川さん(全てがズルくてズルすぎるので少し自重してください。嘘です自重しないでもっとやれ好きです)はもちろん、白奈さんやソンミさんなど女性陣は癒しの存在としてプレイ中、心の清涼剤となっておりました。 李さんもマスターもみんな好きだよ!!あ、やっぱりケプロン社に入社しよう!!! これまでいろんな意味でヤバすぎる演出や展開にノックアウト寸前の自分でしたが、トドメは他のプレイヤーさんも散々褒めちぎってらっしゃるEDムービー。 ………カッコよすぎて絶句です。一応同じゲーム制作者の端くれとして、((何でこんなイカしたもんを作れるんや…?))と呆けながら、ただただその良さに浸っていました。 クリア後も3回はラストバトルからの流れを見返しました…。良すぎる……。 単純にアドベンチャーゲームとしてもとても凝った作りになっていると感じ、社内の探索や人々と会話して情報を集めていく過程は楽しくワクワクするものでした。 パスワードのヒントが掲載されているなど救済要素も親切で、とてもありがたかったです。 @ネタバレ終了 ここまで熱い思いを綴ったつもりですが、自分の言葉では到底説明しきれないポテンシャルを秘めたゲームです!とにかく皆プレイしてくれ!!! 最高のゲームをありがとうございました!!! さらに続編あるなんて嬉しすぎる!!!再びケプロン社を訪れる時を楽しみにしております!!!(もったいなさすぎてプレイしたくない現象発生中)
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涙を止める方法優しい絵柄とちょっと切ないタイトルに惹かれてプレイさせていただきました! 絵柄はシンプルながら可愛らしく、欲しい情報がダイレクトに伝わってきます。主人公さんの服装かわいい! 音周りに関してもシンプルな分、流れた時には気持ちが盛り上がります。 @ネタバレ開始 短いお話で何か大きな出来事が起こる訳でもないのに、プレイし終わった後にちょっと驚くくらい、癒され、ゲームの内容を自分事として気付かされている自分がいました。 プレイヤーは落ち込んでいる主人公さんを励ます側なのに、いつの間にか自分自身も、日々自分が成していることや生活の楽しみを改めて思い出し、最後に主人公さんに言葉をかけられた時には、こちらが励まされ、嬉しくなっている事に気づく…。 日々の鬱屈とした気持ちが晴れるような、爽やかで優しい気持ちを味わうことができました。 そして、癒しアイテムのチョイスがまた素敵で、自分もやってみたいな…という気持ちにもなれました! @ネタバレ終了 短い時間でとてもやさしく穏やかな気持ちになることができました。 素敵なゲームをありがとうございました!!
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エフェメラは軌跡を描く美しい白髪ロングのお兄さん×SFという組み合わせに惹かれてプレイさせていただきました! 練り込まれた舞台設定はまさにSF!といった感じで、キャラクターから語られるこの世界の成り立ちはもちろん、日常の些細な描写からも世界感が伝わってきて、未来で暮らすワクワク感や少し怖い感じも存分に味わえました!! ヨスガシステムという程よくディストピアな設定と、ネビュラでの一見穏やかな日常の対比が、これぞSFの醍醐味!と言った感じで大興奮させていただきました~! 合間に挟まれるミニゲームは優しい難易度で、物語の程よいアクセントになっており楽しむことができました。しかしどうやって作っているんだすごい…!! (優しい難易度と言っておきながら、実は初手で失敗しており…失敗した時のネビュラ大爆発には笑わせていただきました) そしてキャラクターはまず全員ビジュがいい!! ジェイドさんはもちろん、レイス君やチガヤちゃんも、見ているだけで心が満たされるビジュの良さでした…(*´ω`*) 個人的に短髪のボーイッシュな美少女が大好きなので、チガヤちゃんドストライクです…!! @ネタバレ開始 美しく優しい上司と美味しいごはんに囲まれて安全に過ごす日々は、チガヤちゃんにとって何よりも欲しかったものでしょう…。 でもジェイドさんはどこか飄々としていて本心が分からなくて……そんな時に現れたのがレイス君ですよ!!!!(クソデカボイス) AIなのになんだその可愛さと危うさは!!!親しみやすさと頼りになる感と怖さとのバランスが絶妙で、魅惑的過ぎます!! 度々甘い言葉で誘惑してくるレイス君を、危険だと分かっていっても拒めない、むしろ引き込まれてしまう…! ((食虫植物に飛び込んでいく虫ってこんな気分なのかな…))と思いながら、自分もずぶずぶレイス君にハマっていくのでした…。 ED1は廃人コース確定なのに((いいよね、これで…))と自分も思考停止して甘い世界に浸っておりました(^p^) 一方で、ED2ではジェイドさんもちゃんとチガヤちゃんの事を大切に思っていることが判明し、ほっと一安心。 こちらはED後の二人がどうお近づきになっていくのか、とても気になるところです……!! @ネタバレ終了 未来の世界で紡がれる、不思議でややディストピアだけど穏やかな日常と、そんな世界の恋模様を堪能させていただきました! 素敵なゲームをありがとうございました!!
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うさぎユニバース可愛すぎるキャラデザがずっと気になっており、ついにプレイさせていただきました! まずは何といってもこのキャラデザ!!! 星や宇宙を連想させるSFっぽさもありつつ、乙女が大好きなモチーフがたくさん散りばめられた爆裂にかわいく素晴らしいキャラデザで、デザインに統一感がありながらもちゃんと各々に確固たる個性が宿っており、ただキャラを眺めているだけで満たされます…!! キャラの見た目だけで様々な想像が膨らむ、本当にドストライクなデザインです…!!! そんな自分はゲーム内でキャラクター図鑑を発見し大歓喜。しばらく食い入るように各キャラを眺めておりました…(^q^) スライドパズルは最初苦手意識があったのですが、「次はどんな王子様なんだろう!?」とキャラクター見たさで必死に解いている内に、「あれ?なんか楽しいかも…」から「もっとやりたい!」に変わっていき、このゲームで自分にパズルを楽しむ心があったのだと気づかせていただきました笑 作中で流れるキラキラとしたBGMもゲームの世界観に合っており、気分を盛り上げてくれます。パズルを楽しく解くのにも一役買ってとても素敵でした…! @ネタバレ開始 サクサク進むシナリオはパズルゲームと相性がいいですね。 色んな王子様との様々な恋模様を楽しませていただきました(*´ω`) どの王子様も素敵でしたが、自分のイチ推しはプロキオン王子でしょうか…。無邪気で可愛いのに相手の事を慮る優しさもあって最高だっ!!!幸せにするからねっ!!! @ネタバレ終了 …そしてすっかり忘れていましたが、このゲーム、ティラノ製!!?? 洗練されたUIやスライドパズルのクオリティが高すぎて、プレイ中その事を忘れ去ってしまうほどでした…すごい…!! 実はまだ最後のパズルだけ解けていないので、今後もじっくりプレイして、いつかバッジもゲットしたいと思います! 素敵なゲームをありがとうございました!!
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はじめての!デスゲーム・マスター全END見たので二度目の感想投稿失礼いたします! アップデートが入って2回目以降のデスゲームでもボタン押しがいがあって楽しかったです~人の金で飲むコーヒーは美味い。 @ネタバレ開始 一周目、ボタンを押すことしか考えずにEND3へ直行してしまったので、二周目以降はじっくり真面目にプレイ。 囚人たちとも腹を据えて語り合い、徐々に個々の事情が見えるにつれて、やはりデスゲームでの刑罰は間違っていると実感。特にバロウについてはどういう感情で見たらよいやら分かりません。生まれ持った遺伝的な要因で犯罪を犯しやすいのはもうどうしようもないですよね……。だからといって他人を害してよいわけはないのですが。マスさんが遺伝学に目を付けたのはこのあたりの事情があったりするのかな。 コシュミエさんがぶっちぎりで狂っててビビりちらかしました。美味しくいただいた食べ物が実は……展開えぐかったです。ラストのスチル怖美しい。近づきたくないのに惹かれてしまう魅力がある…… そして同作者さんのバーガーゲームのことを思い出して戦慄……ベーコンの原材料…… そしてマスさんはクレイジーな人かと思いきや、熱い闘志を燃やしててビックリしちゃいました。本当はやりたくないデスゲームを開催しつつ、コシュミエさんのような人たちに囲まれて狂わずにいられる精神力、尊敬です。いやデスゲーム中に自作のくじ引いたりコーヒーブレイクかますのはやっぱ狂ってるか……? エンディングの祈りには胸を撃たれました。二人三脚でがんばれー! @ネタバレ終了 選択肢の差分が盛りだくさんで周回も楽しかったです。ブラックユーモアとセンスがマシマシの文章を味わいたくてクリックの手が止まらない。でも、面白いだけじゃなくて色々と考えさせられた……罪ってなんだ。喜怒哀楽いろんな感情を引き出されて印象深い作品でした。素敵なゲームをありがとうございました!
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マジックアワープレイさせていただきました! 普通の恋愛系のなにかかと思っていましたが、途中からおやおや…? どういうこと…? …そういう展開!? という感じでした(笑) @ネタバレ開始 途中からわけのわからない言葉を言い出して文字化けして、エラーなのかと思ってしまいました(笑) VRベータテスト中だったんですね。 睦月さん自体はどこまでが実在した睦月さんとの思いでなんだろうな… なんて思ってみていました。 切ないお話ですね。睦月さんのバックボーンが気になるお話でした。 あのヨーグルトとロング缶の睦月さんは主人公の想像の中のものなんでしょうか…それとも目撃した何か? @ネタバレ終了 色々と気になるところはありましたが楽しませていただきました。 ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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睡蓮と色続きが気になって気になって…遊ばせていただきました! @ネタバレ開始 題名の「色」をみて、初めのお話で印象に残った透明のビニール傘を思い出しながら期待に胸高鳴りました… 浅葱さんサイドからはじまり萌えが爆発しました。 「面倒くさい性格になっている」…ごめんなさい、最高。 文字にすることを好む碧衣さんと文字にするのが苦手な浅葱さんの対比がいい… 浅葱さんの存在に癒されたり待ち受け画面をお守りみたいに思う碧衣さんと、碧衣さんの存在に重めの感情があふれ出して、それをもてあます浅葱さん… 愛情を確かめるようにわざと…? 聡いです…歪んでませんか…ヒューーーー!!(落ち着いて) でも、浅葱さんが自分の色を見失っているのかのようで切なかったです。萌えて切なくて…情緒がおかしくなりました。 碧衣さんが言葉にしないのも、苦い記憶があったからなのですね… 前のお話で、おふたりは性質が似ている?と思ったのですが、やっぱり似てる気がしました。 通常版の夜はとてもドキドキしました…!(語彙) 白い睡蓮がしずくの音と共に色づいていく様子が浅葱さんのなかで何かが満たされていくように感じられてよかったです。色づくピンク色の睡蓮は碧衣さんで、ふれあって伝えることで更に満たされていくような… 彼のサインを見逃さずに彼女なりの方法で向き合う姿に、ドキドキと共に伝わって欲しいな…という気持ちもありました。 耳元で声がした気がして(幻)まるで神聖な儀式みたいで美しい…と思いました。浅葱さん敬語だけど、たまにそうじゃないところもいいですね! 碧衣さんが浅葱さんと向き合うのに怖さはあったと思うけれど、きっとそのための勇気をくれたのも浅葱さんなんじゃないかなと思いました。 「私浅葱のことが好きだよ~浅葱ががっている以上に。」の台詞は、よく言った~~~!と歓喜!!浅葱さんの「そっか」が凄く幸せな響きに感じました!!(幻聴やで) 「ずっと並んで座りたかった」も彼の本心だろうなと感じてよかったねの気持ち溢れました。最後は青く澄んだ空でよかった…( ;∀;) @ネタバレ終了 初めは疑似体験をしているような心地で、次に浅葱さんの魅力をたっぷりと感じて、最後には画面の前でふたりを全力応援してましたww この先が見たい…と思ったのは自分だけではないハズ。 癒しと少しの切なさが魅力的なこの世界にもう少し浸っていたかったです… 素敵な作品をありがとうございました!
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白詰草と靄続きが気になり、遊ばせていただきました! 美しい文章が贅沢です… @ネタバレ開始 浅葱さんが碧衣さんに会いにくる三度目の東京。 浅葱さんサイドのお話からはじまり、彼の魅力をたっぷり味わえました…! 先生をしているからか、お茶をしているからか、いえ、浅葱さんだからでしょう…寂し気に感じた彼女への気遣いが素敵だなと思いました。 そして碧衣さんのことを思いの外…めっちゃ見てるの最高。 「ふと、この人が好きかも知れないと思った。」のところが好きです…まだなにも見えていないところから湧いてくる自然な感情に思えていいなと思いました。 浅葱さん、外見も言葉使いも魅力的に描かれていて…垂れ目がちで、目を伏せただけで柔らかく微笑んだような顔なんて、碧衣さんの「ずるい」発言には笑いながら完全同意!! 碧衣さんを求める彼の心情はこちらが緊張してしまうくらい臨場感あって最高にときめきました。ありがとうございます。 深く踏み込まない気遣いが優しくて、飄々としているようで聡い…かっこいいです!! 彼女の反応が浅葱さんを追い詰めていて、違うんだよ~と思いながらも、狭い世界で生きてきたという彼に共感して切なくなりました。 彼自身、自分の置かれた環境を愛しているように伝わってくるのですが、それが彼女の前では足枷に感じられて…辛い… 爪の黒も、強いお酒も、反抗していた気持ちからでしょうか…おしゃれの可能性もありますね。 お互いに置かれた環境で培ってきた強さがあって、それが距離を感じさせているのかなと感じました。寄り添いたいのに、寄り添うには何か足りない…もどかしくて切ないです… お互いに見立て違いだったと言っているのには、ときめきつつも、ふふっとしました。 雨の心地よさから、霧のなかへ…これは晴れるのかな。 続きがある様なのでとても楽しみです…! @ネタバレ終了 前のお話で、茶室の背景や笑顔の立ち絵もお話に溶け込むようで、これはオーダーメイドかな…?と思ったのですが、改めて、曲もタイトル画面もそうだなと思いました。素敵な素材が物語に溶け込みながら、引き立てられていると感じて、美しいな…と何度も思いました。 素敵な作品をありがとうございます!
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菊花と雨ノベコレさんのトップとTLで度々お見掛けして気になっていた作品、遊ばせていただきました! @ネタバレ開始 碧衣さんの選択に共感することが多く、一緒に旅をしている心地でした。 浅葱さんの古臭いのを気にしているところとか、人となりが丁寧に描かれていて、会話のやり取りも細やかで、どんな風に笑ってどんな声か伝わってくるようでした。 茶道は経験がないのですがやってみたいことのひとつなので、興味深かったです!着物に袖を通すと自分の輪郭がはっきりする…といった表現が素敵で印象に残っているのですが、碧衣さんのもっている一面が表にでてくるのかなと感じました。 茶道体験が終わり、ここで分かれてしまうのか、もったいない、もうちょっと一緒にいようよ…と思いながら見守っていたので、浅葱さんが案内してくれることになった時は思わず画面の前でやったぁ!と言ってしまいました嬉しい。 碧衣さんの傘を選んだ理由を告げないところがいじらしいですね… 雨のなか、おふたりが距離を縮めていく描写にときめいて…ドキドキしながら行方末を見守っていました。 希望を感じる終りに碧衣さんの気持ちも少し晴れたように感じて嬉しかったです。傘と一緒に碧衣さんにも色がついたのかなと思いました。 うまく言えませんが、感情を断定しないような表現に想像力を駆り立てられましたし、真っ直ぐで美しい文章だなと感じました。 雨音がとても好きなので癒されましたし、碧衣さんの心に寄り添うような選曲がずっと心地よくて…もっと物語の世界に浸っていたい!と思いました。すき! @ネタバレ終了 旅先で、こんな素敵なことが起きたらいいな…を疑似体験したような気分で、読み終えてからも暫く興奮でふわふわした心地でした。 素敵な作品をありがとうございます!
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梅雨模様高校生彼氏&社会人彼女のリアルな恋愛話だとお伺いして、とても気になったのでプレイさせていただきました! 一見幸せそうな二人だけど、実は彼女は…?な、どんでん返しがある切ないお話でした…。 @ネタバレ開始 最初、とっても幸せそうな二人のデートシーンから始まったので、ここからどんな恐ろしい展開が…?と、ビクビクしながら読み進めていたんですが、そういう事ですかー!! 回想シーン…学生の内ならまだしも、大人になると好きなだけじゃお付き合いが上手くいかなくなる事の方が多いですもんね…。 ただ、修羅場を見た後に当の本人に優しく声を掛けられる隆史君、イケメン過ぎません…? そしていくら歳の差があると言えど、紗香さんが隆史君の気持ちを心苦しそうに全否定するシーンに違和感を覚えたんですが…紗香さんの職業を知って全て納得がいきました。 そりゃあ告白されたら怒るし、どれだけ好きになっても形にしちゃダメですよね…。 それでも結局惹かれあって、どんどんお互いに決めた線引きがゆるくなったが故に事件が起きちゃったんですね…楽しいデート後の出来事だっただけに、余計心を抉ります…。 離れようと頑張る紗香さんと、彼女へとたどり着こうとする隆史君の対比の描写が凄く切なかったです。 5年後の約束も「きっと来ない(来てほしい)」なんだよなぁ…辛いよなぁ…と、読み進めながら頭を抱えました。 実際問題、若い頃の5年って体感時間が凄く長いので、隆史君自身も自分の気持ちがずっと続くか疑問に思ってましたし、多分普通の人なら身近な誰かと新しい恋に発展しちゃうと思うんですよ。 けど、隆史君の中で心が晴れない梅雨模様の事を「彼女が心の中に居続けてる証」だと表現されていたのが、詩的でとっても素敵でした…! 紗香さんも隆史君と同じ思いだったからこそ、再開の際に瞬時に隆史君の言葉を理解してくれたのが凄くエモかったです…5年後ならお互いに自分の行動に責任が取れる年齢ですし、一生仲良く過ごしなさいよ!お幸せに!! あと、2人の仲を取り持ってくれた榊君が本当にGJ過ぎました…! 彼にも素敵な出会いがある事を願ってます!! @ネタバレ終了 ほろ苦くも暖かい、素敵なゲームをありがとうございました!
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☓☓☓に捕まったので助けてもらっても良いですか?すごくワンダフルなお話でした! とっても楽しかったです!
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狼とティータイムプレイしごたえのある物語でした。 エンドをひとつ見届けるたびに、新事実が出てきて、そこでは解明されない謎もあって、読み進める手が止まりませんでした。 登場人物それぞれに抱えた想いがあり、ただ大切な人を守りたくて。手段として苦しい道を歩まざるをえなかったと思うと、切なかったです。 @ネタバレ開始 個人的に印象に残ったのは、「妹にとって本当の一番は自分ではない」と 考えながらも、鈴ちゃんと共にあろうとする鶴くん。 そして復讐相手と、母や妹との間にたしかな絆があったと知ってしまい、 衝撃を受けた雀さんですね……。二人ともやりきれない。 雨くんエンド、雪くんエンドでもそうですが、鈴ちゃんが一緒にいることで 彼らの危うい部分をそっと包み込んでくれるのではと思いました。 過去は変えられないけれど、つらい経験をしたぶん、明るい未来でありますように。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。