コメント一覧
63786 のレビュー-
嘘のように、赤い空の下でとある研究所の屋上。記憶喪失の少年ユイは、夕方の時間に余命がわずかな少女セナと出会ったことにより始まる物語。選択肢はなく、約40分程度で完走しました。 「問の章」では、ユイとセナの出会いから仲良くなる流れが丁寧に描かれています。そして、「解の章」で、とある真実が判明します。「問の章」で散りばめられた伏線を、「解の章」で見事に回収しています。真実が分かった時は「ああ、そういうことか!」と納得してしまいました。 個人的に秀逸だと思ったのは、真実が判明する原因となった道具の部分です。また、ユイが生きる意味について答える場面のやり取りは、真実を知るとより一層心に迫るものがありました。未プレイの方は、ぜひ夕方の物語を読んでみてはいかがでしょうか。
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ブキヤ武器屋を訪れた主人公が、そこの主人の質問に答えていき、武器を選んでもらうゲーム。1周5分程度で武器をもらうことができます。質問はたくさんあり、用意されている武器も多様です。 主人との軽快な会話を楽しみつつ、いろんな武器を手に入れることができました。余談ですが、自分が最初に渡された武器は「ねこぱんち」でした。⋯⋯これで戦えるのかなあ(笑)。
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Lechenaultia -レケナウルティア-「初恋のお兄さん」を探してとあるカフェでバイトしている主人公と2人の男性のお話です。 物腰が柔らかくて優しい春市さんと、ぶっきらぼうだけど何だかんだ言って優しい直さん、どちらも魅力的でした。 初恋はそれだけで大事で輝いて見えるものですが、「今」という瞬間、関係も大事だよなあと思いました。 どちらのルートでも結局初恋のお兄さんが強くてほほえましかったです。 素敵なゲームをありがとうございました!
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いつまでもフリンタイム「いつまでもフリンタイム」をプレイいただきありがとうございます! 今回のアップデートによって、イベントも一部大きく変化いたしました。 >不倫をしなかったが故の不幸が待ち受けているとは!? このエンディングも変化しました! 変更する前のエンディングの続きの未来を観ることができます。 >二股かけたかったんですがちょっと時間と体が足りませんでした、忙しい! 二股イベントももちろん追加いたしました! たまには早く帰ってみましょう。 おそらく迎えられましたルートのエンディングも、変更されております。 ということで、奮っての再プレイをお待ちしております!
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かなりあは唄わず挑戦的な作品だと思います。 同時に、この世界観を描けることに羨望も感じました。 デジタルな媒体だからこそできる動く絵本に、 語られる実在の童話も、アナログチックな立ち絵も、 またキラキラと動く演出もたくみにマッチしています。 子供が見たら「悲しいお話」で終わるような物語でも、 大人が見るといろいろ考えさせてしまうような、 とにかく巧い作品だと思いました。 こんなに夜明けが恐ろしいものだなんて。 私が抱いた印象はこうでした。 夜にしか生きられない生き物だって居て、 こんなにも夜が明けないことを望んでいた人たちもいたのだなと。 ゆがんだ笑顔がすごく印象的で、 ああなんというか、感想があふれてうまく言葉にできないです。 キーパーにとってきっとかなりあたちは大切で、逆もまたしかりで、 でもキーパーはそれ以上に抱えられていない重みがあって…… 是非プレイしてほしい作品です。 人によって受け止め方が違うと思います。 私は、気持ちがあふれてしまいました。【セチル】
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巡る少女と彼女の望み-記憶喪失と少女アリサの謎を巡るサスペンス。読み進めていく内に大体の予想として察せられはしますが、やっぱり作中で明確に真相が暴かれるとドキドキしますね。ワクワクして面白かったです。 選択肢は虱潰し総当たりで念の為に二周分+@ほど確認してきたのですがEND2を見……見た……? 見たかな……見てない気がする……。途中から同じ選択肢を選んでも違うENDに行き着き始めたので分かんない! タイトル画面の表示演出が好きです。アリスちゃんの可愛らしくも時に闇を感じさせられる言動も全体的にバランスの良さを感じられて良かったです。 (以下若干ネタバレ含) アンナちゃん、記憶を失う前の方が倫理観がない……ような感じがするのが何とも言えない虚しさですね。その辺の倫理観を失う程の境遇を経てないが故に受け入れられないのかな、というか。どうしてこんなにも人間性がありすぎた……。 END3ラストのイラストがかわい~くて切ないです。
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天使のしくみ背景まで可愛らしい豊富なイラストに、蝉の声のBGM、湿りを帯びる肌、そんなじめじめとした夏の空気感がとても良かったです。メニュー画面のアイコンイラストも可愛い~! 何故かエンディング数を二種類と勘違いしていたので、HAPPY→BITERで見た後に途中のテキストだけ確認しよ~と思って選んだTRUEENDをスキップしてしまって最後にえっ待って待ってそのスチル知らないえっエンディング三種!?(三種)と慌てるというようなことを初見でやってしまいました。笑 どのエンディングも読み手の感覚次第でハッピーエンドの定義が変わり得るような一概には言えない雰囲気のあるエンディングだと感じましたが、それだけに二人の執着が強く感じられて、どのエンディングも良いなあ、と思えました。 探索モードや一部スチルなど、お喋りする時に逢瀬くんが視線をこちらに向けてくれる所が好きです。あとアヒルさんが予想以上に多くてふふってなりました。
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未来に舞う蝶の色は素敵で儚げなサムネイルからプレイを始めました。 どうしようもなく、だからといってそこには想いがある、切ないお話でした。【リオン】
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狸が出るか火薬が出るか[コメディ/30分/]それぞれ別々の妄想を有する2人の物語。45分ほどで読了できました。2人とも妄想によって社会生活に影響が出ているようなので、正直どこまで笑っていいのか分からない感じもありましたが……(笑) 全く違う妄想を持っているのに、時に変にかみ合ってしまう様はお話として面白かったです。特に自分はお笑い芸人のアンジャッシュさんが好きなので、こういう知的な構成は好きですね。キャラクターとしては徳田さんが良い味出してました。
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はるのうみにしずむ二時間ほどで読み終わりました。 展開としては王道ですが、独特な設定が物語に深みを与えています。 切ないラストも私の大好物です。 また、キャラクターの作り込みがすごかったです。 春海くんのチャラさにもちゃんと理由があってよかった…。 服装パターンもかなり多くて、表情も豊かです。 素敵な作品をありがとうございました。
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マンホールぴょんぴょん残念ながらクリアできなかった。マンホールの上でぴょんぴょんはねてるのが意味もなく怖くなってきた。
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むち。無知だからこそ罪を犯してしまう。最後ちゃんとママにあえてよかった。これから気をつけていけばいいなんて軽々しくは言えないけど、二号を大事にしてほしい。
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墜恋意思や感情の絶対量を有限であるとする考え方は良くあることで、女性の不安を上手く描写していると思う。 この先をぜひ見てみたいと思える作品でした。
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イヴの迷宮外の世界が存在しない館。主人公の少年トーマはそこで目を覚ますが、以前の記憶を失っていた。その直後、少女イヴと出会ったことにより始まる物語。全4ルート。40分程度で完走しました。ジャンルはホラーですが、いきなり驚かすような演出はありません。 冒頭からいきなりイヴは「私を殺しなさい」と言って、自身の首元にナイフを突き立てます。印象的なオープニングのおかげで、一気に作品の世界に入ることができました。その後はホラーにふさわしい展開や、いきなりバッドを迎える選択肢もありますが、トゥルーエンドはすっきりするような余韻がありました。2人の立ち絵・スチルも、とても綺麗で素敵でした⋯⋯!
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ミルとメル可愛いペットたちのグラフィックと可愛いボイスで繰り広げられるほのぼのしたストーリーに癒されました。 ミルちゃんもメルちゃんも可愛かったですが、失敗ばかりしてもご主人様のことを健気に想うミルちゃんがお気に入りです。 この2人(匹)がいればご主人様は寂しくなくていいなあと感じました。 ペットとしての実際の姿も見てみたいと思いました! 素敵なゲームをありがとうございました!
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トワコ「僕」の告白から始まる、ミステリアスな同級生トワコさんとのお付き合いのお話。 僕視点と永遠子さんの独白が交互に綴られていく構成で、 何かを抱えていそうな永遠子さんの心情が気になりどんどん魅かれていきました。 永遠子さんの名前がとても綺麗で、 イラストも瞳とふわりとしたショートヘアーが印象的で素敵でした(*´ω`) タピオカのシーンが特にすごく可愛かったです。 (※以下、ネタバレを含みます) 終盤は自分の中でマイナスな方へ考えすぎてしまう永遠子さんの心情がとても辛かったです。 私もなかなか学校に行けなかった人間で周りに「僕」のような人はいなかったので 「普通の人は…理解できない。絶対に無理。」という言葉には重みを感じました。 それでも永遠子さんにとって「僕」の存在は救いになっていて、 HAPPYENDは「良かったなあ…!」と晴れやかな気持ちで読み終われました。 ありがとうございました!
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虹色の家虹色の家、プレイさせていただきました。 色々謎が多いですし、一番トガッた作品に覚えました。 また解説をいただけたら幸いです。 ありがとうございます
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メンヘラ赤ずきんと過保護なオオカミ可愛らしいタッチの絵に惹かれてプレイをはじめました。 いきなりネタをぶっこんできたかと思えば選択肢によっては酷い結末を迎えてびっくりした短編でした。ハッピーエンドで癒やされましょう・・・ フェス用の方で投稿してなかったことに気づきましたので再度コメント失礼いたします。【リオン】
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星見る人びと大学で天文同好会に入った主人公と2人の先輩との交流を描いた物語。45分ほどで読了できました。キャラクターの造形や作品の描写が程よくリアルなところが本作品の大きな魅力だと思いました。慧の底知れない感じは読み手としても不気味でしたね……。良い人なんですが、こういう人を先輩として持つと、確かに距離をとってしまいたくなりそう……(笑) また、同好会の描写もけっこう生々しいです。「伝統だから」という理由で酒を……というシーンは、僕も身に覚えがあるので強く印象に残りました(笑) 大学のサークルって、ホントこういうところありますよねぇ……。 しかし、こうしたリアルな描写を大事にしているからこそ、先輩との距離が縮まっていくシーンがより印象的になったと思います。主人公。クマ先輩。共に魅力的な人物ですが、傍から見るとちょっと「イタい」ところもあるんですよね。でも、それをお互いに受け入れつつ絆を深める展開には説得力があって、2人を応援したくなりました。ちなみに僕は、ふたりが音楽で仲良くなるシーンが特に好きです。僕はスピッツが好きなんですが、2人が好きなアーティストも同じような雰囲気を持っている人なのかもな、と勝手に思っていました。続きがあるようなので、そちらも気になるところです。素敵な物語をありがとうございました。
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百合の間に男が入ってはいけないシュールな笑いを禁じ得ない作品。10分ほどで読了できました。いらすとやの絵が象徴するような緩めの雰囲気で始まりますが、選択肢を間違う(?)と……! タイトル通り、「百合の間に男が入ってはいけない」ことを強く実感できる作品です。馬鹿馬鹿しいことを熱量こめて語るこの作風、癖になりそうです(笑)