コメント一覧
63017 のレビュー-
兄よ!1分でハッピーにしてくれ!タイトルとサムネからどういうゲームなのだろうと思いましたが、なるほどそういうことか。コンセプトが面白いですね。 内容も即興的な合作の楽しさが感じられる作品でした。特にフラミンゴの急ハンドルっぷりがお気に入りです。
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泣けない兎 短編集クリアいたしました。泣けない兎シリーズにふれるのははじめてです。 文章、キャラクター、演出、音楽など美麗で魅力的な珠玉の物語が、いつつ収められていました。 @ネタバレ開始 どのお話も情感あふれる文章でつづられていて、心をかき乱されるような悲しみや苦しみ、痛みにあふれていました。 ですがだからこそ、残されたものを大切にしようという彼らの気持ちも伝わってきたように感じます。 辛い目にあってきたぶん、これからの彼らの人生(神生?)に幸せがきてほしいと祈る気持ちです。 どのお話も素晴らしかったのですが、特に印象に残ったのは花言葉で話すイリスさんとシオンくん、セージさんとシオンくんの義兄弟の絆、そして悪魔の最後まで悲しい物語です。 @ネタバレ終了 もっとシーラ様をはじめとした、神様たちのことを知りたくなりました。 他の作品もプレイさせていただきます。 素敵な物語をありがとうございました!
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エルシェの少年面白かったです! 読み終えて「こういうのがあるのか!」と溜息が出ました。まさに狂愛ですね。 @ネタバレ開始 明かされた時に納得できる要素が全て仕込まれているので気持ちよかったです。外に出た時に、アニメーションや環境音で広がりが感じられるのが感動でした。川の水なんて流れていますし。 そして、ファンタジーではなかったという箇所で、完全にやられたなと思いました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました!
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フィルム・ラプンツェル僕は2時間30分ほどでシナリオの最奥に到達できました。作品紹介ページを見ればすぐにわかる通り、大変美しい作品でした。また、感情を大きく揺さぶられるストーリーも魅力的で、クリア後も何度かプレイさせて頂きました。 @ネタバレ開始 「ゲームというより、芸術作品と呼ぶべきでは?」と思うほどに美しい作品でした。細部までこだわられた演出に、僕は終始圧倒されていました。特に、天音の女神のような美しさは、プレイヤーである自分の理性をも狂わすほどに鮮烈でした。彼女を崇拝する祭里の気持ちは良く理解できました。 天音が第2章でお金の話をしてくるシーンも印象的でした。信仰の対象でもあった彼女が下界に下りてきて「人間」のように振る舞っている。それを見て、「彼女も普通の女の子なんだなあ……」と当たり前のことを実感し、この時は夢から醒めるような心地になりました。 演出面についてもう少し言わせて頂きますと、バックログのシステムも素晴らしかったと思います。作品紹介にもあるように、本作品はバックログのみでしか見られない文章がいくつかあります。それを確認するのが楽しくなってしまった僕は、結局全文をバックログで確認しましたが……。そこで追加されていた文章がまた良かったです。本編では抽象的にしか語られなかったものが端的な言葉で表現されており、見つけるたびにゾクリとしました。この演出のおかげで、作品への理解はさらに深まった感じがします。 ストーリーも大変良かったです。登場人物らの生き様に、終始感情を揺さぶられていたように思います。彼らの行く末を見届けずにはいられなくなり、一気にプレイしました。 個人的には、祭里という人物に強い興味を持ちました。彼なしには、「フィルム・ラプンツェル」というお話は生まれなかっただろうと思います。 「祭里はなぜこんなにも自責的なんだろう」という疑問は序盤からずっとあったので、終盤に明かされる彼の一面を見て納得がいきました。彼は自らを「何にもなれない無色」と評価していて、おそらくそんなあり方を気に入っているところもあったように思います。しかし、彼もまた「人間」として生きていくしかなかったんですよね……。本作品は、「人間」に絶望しながらも「人間」として生きていくしかない悲しみを描いた物語としても読めるように思いました。 小絢というキャラクターについても、色々と想像が膨らみました。「人間」も悪いものではないと教えてくれた彼女は、祭里にとって天音や伊織とは異なるもの、有彩色の象徴であったように思われます。彼女がどうして彼に惹かれたのかはしばらく考えを巡らせました。小絢は、祭里自身が見ないようにしていた彼の「人間」らしい一面を好きになってくれたように思います。 文字化けで始まるラストの展開の意味は、自分の力不足のため十分に理解できていません。そもそも僕は、「フィルム」というワードが本作品で何を意味していたのかさえ正確に理解できているかあやしく、全くの見当違いのことを考えているかもしれませんが……。この物語は「未来の祭里が思い出している」という形で展開したものであり、最後の展開は、そんな祭里が夢として見ている光景なのかもしれないなあ、なんて思いました。 いずれにせよ、ラストの演出は非常に印象的でした。第四の壁が壊れ、何かがこちらに向かってくるような恐ろしさがありました。「データが破損しています。修復しますか」の文字が出た瞬間は鳥肌が立ちました。 @ネタバレ終了 総じて、作者様の表現力に圧倒される作品で、何度も読まずにはいられない魅力がありました。今の自分では見えていないものもあると感じるので、時間を空けてまた読んでみたいと思います。 素晴らしい作品をありがとうございました。
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ヘリアンサスのジャンケンFIGHT!向日葵畑で薔薇の歌うたってる………。 100%カドナくんが悪いのに勝負してあげるヘリアンサスさんの優しさに泣きました。訴えていいんだよ…。 ゴリラのパフェからこちらにきましたが、カドナくん相変わらずサイコですね…。いい…。「玉子焼きのストラップ!さっき下水道で拾ったんだ!汚いからヘリさんにあげるよ。」←何一つとして理解出来ませんでした。DOUIUKOTOなの…。 叩いたスチル、叩かれたスチルがそれぞれ豊富であえて負けてみたくもなりますね。まぁ向日葵の恨み晴らすべく本気でやりましたが。何せ相手は暗殺者(!?!?!?)気を抜けばやられる。 たたジャンなのに会場がリングだったり、当たり前のように司会がいたりとツッコミどころが満載です。二人の掛け合いも試合も楽しませて頂きました。
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エルシェの少年短いのに大満足! 探索パートは超親切設計でありながらドキドキしますし、美形な二人は見ているだけでありがたくなっちゃいました。 そして包み隠さない「監禁」という状況に、不安と真実を知りたい気持ちがわいてきて……。 @ネタバレ開始 と言いつつ、一周目は迷うことなく部屋に帰りました。 だってお姉ちゃんが大好きなんだもん!(`・ω・´) ……そして二周目、仕方なくお外へ。そうきたか! 狂愛であって純粋。私は怖さよりも彼女の愛の深さを感じました。上手く洗脳されちゃったんですかね? だってお姉ちゃんが大好きなんだもん!(`・ω・´) @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
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ファーストジェードめちゃくちゃ良かったです! この短いプレイ時間でここまで感情が揺さ振られるとは思いませんでした。主人公の心情がしっかりと描かれているので、深く感情移入できました。 独特の色味を持った豊富なイラストで作り上げられた切ない空気感がいいですね。文字枠や文章の表示位置など、作りがとても丁寧で、物語に浸れるのが好印象でした。 不器用な二人がこれからも幸せでいられますように。
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飛びたいのエンディングのバラエティに富んだゲームでした。幼い主人公が「飛びたいの」としか喋らない謎の女性の手助けをするところから現れる選択肢で物語が色々な方向に変化します。 短編ですが、いろんな展開が楽しめるので時間以上の充実感が楽しめました。エンド毎の雰囲気に合わせた1枚絵が凄い! 多彩! 特にデフォルメのイラストが可愛くて好きでした。 選択肢の中には、おいおい絶対に無理だよ無茶言うな……みたいなものもありますが、主人公の無邪気さと女性の嬉しそうな笑顔を見ているとそれもどうでも良くなって2人を応援したくなりますね…… 上記のような微笑ましいものもあれば主人公の悪気のない行動に薄ら寒さを覚えるようなホラー展開も。君のその無邪気が怖い 女性の正体がわかる正規ルート?では綺麗なBGMも影響して心が洗われたような気分になりました。 素敵な作品をありがとうございました。〇〇のって言葉遣い、個人的に滅茶苦茶好きです。かわいい。
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バスルームホラーノベルということで、覚悟しながら読み始めました。 ゲームが始まってタイトルが出たすぐのBGMの大きさにまずビクッとなりました。 @ネタバレ開始 恐怖を紛らわすために、脱衣所の電気消してお風呂に入るんだ、男の人も甘いにおいのシャンプー好んで使うんだ、ピンクのスポンジ、使い終わった後も綺麗にするなんて偉いな、などどうでもいいことを考えていたのですが、脱衣所から出る際に髪の毛をティッシュにくるんでポケットに入れたのとこで初めて疑問を感じ、そこからの展開には「こうきたかー!」の驚きでした。やられましたね! @ネタバレ終了 男性のお風呂場での行動を細かに描写することで、こんな効果的に驚きを与えてくれました。 面白いゲームをありがとうございます!
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還る最初は一生懸命にひたすら歩き続ける男性を応援していたのですが、最後まで読むとガラリと雰囲気が変わりました。 BGMがないのが逆に何もないのだと印象付けられ良かったです。 @ネタバレ開始 途中で聞こえる声に対して、なんとなーく上から目線を感じる男性の本性が最後にわかり、虚しい人生を考えました。 色んな作品に触れて思うのは子への親からの影響の大きさです。自分が子を持つ親の立場だからでしょうか…この男性も親からの影響が悪いほうに出てしまった結果なのだと、ぐるぐる考えてしまいました。 @ネタバレ終了
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残り1分! 魔王城!選択肢の数う!!!と突っ込まずにいられない大量の選択肢、どう足掻いても爆発なのではというほどに爆発エンドに行きつき途中から「こうなったら脱出選ばずに全部爆発エンド見るぞ」という謎のやる気に走りました。 大変楽しめましたありがとうございます。
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ファーストジェードご馳走様でした、と頬が緩んでしまうような不器用同士の恋人たちのお話でした。差し込まれるイラストも話の雰囲気にぴったりで途中で流れた曲にもなんとなく納得してしまう選曲でした。 ありがとうございます。
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赤ずきんラブ・ルートファンタジーで画面いっぱいに綺麗なイラスト…大満足です!! 2人とも良かったけど、優しいルーディが好きです!でも…コンラートさんのルーディ編バットも好きです。 楽しかったです。素敵な作品をありがとうございました☆彡
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ラヴ・シルエットシンドローム発想の勝利。シルエットの女の子を攻略するとは、とんでもない難易度のゲームに出会ってしまった……と思いきや、随所にヒントがあるので悩むことなくクリアできました。 この主人公、もしや自分か?というくらい心の声を代弁してくれるのでよりストーリーにのめり込んでしまいます。 なによりデザインがかっこよくて、クリック待ちの矢印やタイトル画面のボタンのエフェクトがおしゃれ!ずっと見ていられます。 @ネタバレ開始 アイちゃんはどんな姿でもめちゃくちゃかわいかったです。アナザーエンド後ストーリーで泣きました。一生幸せでいてくれ……! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
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大体一分でいろいろ平和にかたずく話友人ーーーー!!!と突っ込む暇さえも与えずに(たぶん)平和になる物語でした。 本当に短いのにその中に楽しい要素がきちんと入っていて楽しかったです。ありがとうございます。
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ピアノ・ルーム・ソナタタイトルの通りピアノが奏でる音色とともに綴られるショートストーリー。自分で曲を選択できるのが斬新でした。 ストーリーは少し切なくもあるもののきっとあの『友達』は彼女の元にこれからも訪れてくれるのだろうなと感じました。 ありがとうございます。
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ファーストジェードおお、美しい! 不器用な恋愛とイラストが素敵。余韻に浸りながらブログも見させていただきました。 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
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ピアノ・ルーム・ソナタピアノの音が心地よい雰囲気ですが、少女が可哀そうでした。話を聞いている「私」は何者かとおもいきやまさかの展開でびっくり。でもその時の少女の笑顔が本当に良かった。
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残り1分! 魔王城!大ピンチな状況で突然現れる大量の選択肢に混乱しました。こんなに爆発オチがたくさん見られるゲーム初めて…!最初に普通に逃げ道を探したら怒られました。笑
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最後の手紙 ~天利探偵助手の事件簿~ようやくプレイできました。 『事件簿』と付いてはプレイしないわけにいくまいとプレイし、読み終わりにほうと息を吐くような物語でした。 途中推理パートが2箇所あるのもそれまでのストーリーなどをきちんと読んでいればわかる難易度なのもあり詰まることはなかったですがミステリとしてしっかりされている作品で唸らされました。 少し切なさも残りつつ天利さんのクールさが必要以上に暗い雰囲気にさせないようなところを担ってるのも好感触でした。 ありがとうございます。