heart

search

チップを送付できる作品

37296 のレビュー
  • こうちゃん愛してるって言わないで
    こうちゃん愛してるって言わないで
    不倫だめ、ゼッタイ。 ということで何がなんでも暴いて、罪を償わせてやると意気込み(笑)進めていきましたが ハッピーエンドを迎えた今は、とても穏やかな気持ちです。 本当に不倫しているのか?! これはやっぱり勘違いパターンか?? と見せかけて、ガッツリしてるやつやんけ!!? などなど、振り回された挙句に初回はBADに直行しました。 @ネタバレ開始 あの女は誰よ!!! ……と、誰もが選ぶだろう選択で。 えっ、皆さん選びますよね!?っていうか、むしろ発見した時点で現行犯逮捕です!!!!(笑) @ネタバレ終了 ただその終わり方がちょっと謎な感じで。 「ん?」と思ったのですが、その理由は別エンドで明らかになりました。 なるほどです。 @ネタバレ開始 不倫女と血みどろのファイティングをしたのかも知れないと一瞬思いましたが……そういうことでしたか。 全てが分かると、序盤からの彼の発言1つ1つが切なくなりますね……。 結婚半年(でしたよね?)で離れ離れなんて、ほんと辛かったと思います。 愛してるって…言わないで っていうのは奥さんの優しさだったんですね。 じーんときました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • 人生にXXは必要なのだろうか?
    人生にXXは必要なのだろうか?
    制作時からずっと楽しみにしていたゲームでしたが、本格的な力作ADVでとても楽しめました。 まず、開始冒頭のOPムービーがメッチャオシャレで素晴らしかったです。 感動して立て続けに3回見てしまいました。冒頭に力のこもったOPが流れたことで本気度が伝わり、没入度がググッと上がったように感じます。 ストーリーは非常に正統派なADVです。恋愛要素ももちろんありますし、ルートによっては主人公の心理的な成長が大きく見られました。往年の名作ADVのような安心感がありました。 グラフィックも非常に綺麗です。特に素晴らしいと感じたのは、ヒロインの新田さんがコテコテの萌えキャラ、現実離れした超美少女でなく実際クラスにいそうな自然に可愛い女の子然としているところです。内面の魅力が滲み出るような雰囲気がありました。サムネでも拝める運動しているシーンや、おでかけでおめかしする新田さんは非常に魅力的で、主人公のドキドキとシンクロするようなグラフィックの数々がとても良かったです。 @ネタバレ開始 大きく分けて新田さんルートとそうでないルートがありますが、真実の判明度や主人公の内面的な成長を考えるとそうでないルートこそが本線なのだと思いました。作者さんとのシンクロ度が高いのか、「他の部屋には行かないでね」的なセリフを見た瞬間に本作の真実をほぼ全て見抜いたのがちょっと自慢だったりします。主人公はどのルートを見ても察しが良くなくて、新田さんの気持ちも分かって!なぜ自分の姿が崩れている不定形がいたかを感じて!お前と同じなんだよ!というのはずっと感じたところですが、TRUEっぽいルートのその後で素を出すようになった新田さんと関係性を築けるものと信じています。 ちなみに、ベッドで向かい合った時の「いいよ」というセリフの破壊力ったらなかったです。もうそんな状況は今世では発生しないので、モニター前で思わずニヤけてながら太ももをバシバシ叩いてしまいました。あと、浅倉南ばりの1人称+フルネームからの告白も堪りませんでした。最後に、新田さんルートでのお泊まり翌日の朝チュンスズメ効果音!これはもうマンガでも古来から伝わる規定演技なので作者さん分かってらっしゃる!と拍手喝采でした。 @ネタバレ終了 OPもEDも非常に高品質でしたが、ゲーム中のいくつかの背景やイベントCGが動いていたのもとてもテンションが上がりました。臨場感がとてもありました! 最後にどうでもいい話ですが、主人公の名前をうっかり「富井サカナ」でプレイしたため、終始「サカナくん!サカナくん!」と呼ばれてギョギョッ!?となりました。蛇足でした。
  • 赤のガランサス
    赤のガランサス
    非常に良質なディストピア~ポストアポカリプスモノでとても面白かったです! SF関連の設定はとても骨太でしっかりしており、そこそこのSF好きとしては大満足のお話でした。設定に無理も分かりにくいところもなく、SFに馴染みがなくても十分に楽しめる内容だったと思います。冒頭から結末まで、意外性あり納得感ありの中編作品でした! グラフィックはエレクタが魅力的なのはもちろんのこと、背景のMidjourneyがとても効果的だったと感じました。ファンタジーや未来が舞台の場合、集合知であるAIは非常に有用なツールだなと改めて感じた次第です。 @ネタバレ開始 個人的にはエレクタのスタンスはヤンデレ感一切なしの超純愛と感じられたので、両EDを見るためとはいえ、足を撃ち抜いたのは心が痛みました。 @ネタバレ終了
  • 運命未定
    運命未定
    終始テンションMAXのゲームでした。 ストーリー中は効果音と画像演出がこれでもかと襲い掛かってきます。周回要素があったり全3EDを見るとおまけが解放されたり、最後にビックリな展開が始まったり、テンションだけのバカゲーではなく凝った作りで驚きました。 タイトル曲の印象がやたら強いなぁと思っていたら、その曲以外も全曲自作ということですし、大量にあるグラフィックの数々も自作とのことで驚きました。最後に突然ですが妹が可愛かったです!
  • 埖×喋~Trash×TALK~
    埖×喋~Trash×TALK~
    愛を売るという一風変わって斬新な物語、紛うことなき「恋愛ゲーム」でした! 愛を売るために攻略するゲームである痛烈さにマッチする毒っ気が滲むシナリオとキャラクターが非常に刺さります。 いわゆる乙女向け恋愛ゲームのようなふわっとしていてキラキラしたものではなく、人間の内包するドロドロとしたものやもがき苦しむ痛みみたいなものをも軸に築き上げられた愛と「愛を売る」という取り返しのつかないある種の損壊行為の融合が他の作品にはない唯一無二の魅力を作り上げていました。 とにかくボリュームがすごい作品で、すべてをコンプリートしようと思うと数日がかりとなりますが、難易度も高くなくて遊びやすかったです。 @ネタバレ開始 プレイするぞー!とプレイし始めてちょぱつから「ミコトさん、気を強く持つんだ! 流されかけているー!」と、妹背さんにググッと引き寄せられている姿にちょっと心配になりつつ、ユウさんやルナさんなど登場人物が増えていくにつれて「あ…」「あああ…」とおかしな声が出ることが増えました(震え声) ジョウカ様たちから鋏をもらうところでは、ゲームのやりすぎで「選択肢! 選択肢!」と瞬間的に選択肢を選ぶ魔にとり憑かれました…鋏を選ぶんだよ!!と自分で自分を叱咤する事態に。 終わってみると、元々のテーマゆえ理解はしていても全体的に救いがなくてつらみでした…! 情緒が迷子になりました…。 とのあえずヒカルさんが緩衝材というか、清涼剤というか…ヒカルさんのおかげでヘシ折れかけていた心に添え木をして最後まで進めました、ありがとう…! 立ち絵のイラストはコミカルポップな感じでかわいいのですが(特にギャグっぽく表情が大変なことになってガクガク震えているところなどは思わず笑ってしまいました)、シナリオに大変エッジが効いていることもあり、そのギャップが魅力的でした。 一周終えて「ボリュームすごい…!」と感じて一度シナリオのリストを見に行きました…ら、全体ボリュームに驚愕でした! 思わず非常口のコケる姿になりかけました。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 二縄村に冬が
    二縄村に冬が
    弟から姉への愛の濃度と量がとにかくすごいと総括したくなる、萩平くんが一番印象的な恋愛ゲームでした。 主人公のためならなんでもやる・できると言っても過言でないくらいの気概を見せてくれる萩平くん、お姉さんを心から愛していることがあらゆるセリフの端々や行動に出ていました。 @ネタバレ開始 「どんな色でも似合うに決まっているだろ」など他の人のルートでも会話の中に的確にお姉さんLOVEを注入することを忘れない萩平くんのルートに真っ先に辿り着き、しかもハッピーエンドに辿り着いたためか、本作ではこのエンドが最も印象的でした。 一緒に一夜を過ごした時の思い溢れた暴走っぷりも見ていて「お姉さんに対するこの愛の量よ!」と感じ入りましたが、いざ姉弟でありながら夫婦の関係にも発展したときは「幸せになってね!」と思いました。 最後の2人で手を繋いでいるスチルはもう本当に素敵だったのですが…エピローグは驚くしかなかったです。 本当に何でもやっておられた…。 藤左さんは、頼りがいのあるお兄さんという感じでしたが…想像以上に肉食系でした。 見ていて「いい…すごくいい…」と呟いてしまうシーンが多かったです。 特にHappyEndは主様のことを考えただけでお布団で寒さ凌ぎをすることになるとは…いや、大好きです!! 大好物です! 白無垢もすごく美しいですし、ウインクは反則すぎてキュン死してしまうところでした。 印象的だったのは萩平くんでしたが、個人的には藤左さんが一番好みでした。 梅太郎さんは、実はとってもかわいい人だったのだなーとルートへ入ってから感じました。 他のルートでは神様だけどよく掴めない御方だな…とも思っていましたが、ご事情が分かってからはむしろとても親近感が湧きました。 なんと言うのでしょう…主人公さんの1000年に一度くらいは喧嘩をするかもしれないけれどまた話し合って~に始まる圧倒的な包容力があればこの2人はずっとずっと幸せにいられると思わせてくれるルートでした。 人の身では到底叶わない長い時間だからこそ、幸せになってもらいたい人でした。 すべてを読み終えた後のタイトルにポンッと推された判子、かわいくてちょっと嬉しくなりました。 @ネタバレ終了 一度見たエンディングは回想からも閲覧可能で、エンディング数も残りいくつあるのか目安にもなって親切でした。 また、章背景やUI、ロゴなどもとてもオシャレでした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • となりのクラスの知らないあの子は天使になったんだ
    となりのクラスの知らないあの子は天使になったんだ
    不思議なタイトル、独特のモノクロの画面、どことなく漂う陰鬱な雰囲気…世界観がとてもしっかりしていて、どっぷりと作品世界に浸からせていただきました。 @ネタバレ開始 掬い上げたいと思ったものが、ぜんぶ次から次に零れ落ちていく感覚というのでしょうか…画面がモノクロであることがさらに作品全体に漂う救われなさみたいなものを引き立てていたと思います。 合間合間に入る誰かの言葉もとても印象的なものが多く、刺さるものばかりでした。 また、主人公の家に天使になりたいと押しかけてきていた女性などのほんの少しの脇役にも「ああ、救われたいんだな…」と分かる縋りつきたい気持ちなどを吐露する人がいて、そうした救われなさも世界の持つ残酷さに拍車をかけていました。 1→3→4→2の順番でエンドを見ました。 自分の知らないところで死んでしまう命も、自分とともに歩もうとしてくれる命も、どの命の重みもとても重たくて尊く感じました。 特に令城さんの「初めてあったときからずっと、生きてていいって~」のシーンの「バッカじゃねぇの」は本作でもとりわけて心に残ったシーンです。 その直後の二人の会話と「愛だよ!」の涙の結末が本当に救われなさすぎて…プレイヤーとしては本当にひたすらに落ち続ける感覚が辛かったです。 @ネタバレ終了 読み終わった後はハッピーエンドのあたたかさとは無縁ながらも、灰色の雨の中で澄んだピアノの音を聞いているようなしっとりとした余韻が残りました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 輪状スターゲイザー
    輪状スターゲイザー
    とてもかわいい絵柄と美しい星々の背景に、田舎の村で可愛い女の子たちとゆっくりする物語なのかと思ったら、違いました…エピソード1が始まる直前に「ちがーーう!!」と震えることになりました。 @ネタバレ開始 前半の星鳴村に戻ってきて既知の方々と懐かしむところから村長さんが殺されたところで180度ガラリと異なる展開が来て、そのまま夏姫さんたちまで…とショッキングすぎて、暫し放心しました。 待って…まだ再会したばかりだよ…みんな、死なないで…。 とても怖いサイクル事件が始まったのではないかとゆうきさんと話し合っているシーンでは「ワンチャン存命」との言葉に「そんな御年いくつのご老人が人生のラストにワンチャン花咲かせよう的なことしてたら怖すぎるよ!」と戦慄しました(もちろんそんなことはなかったのですが)。 その後、夜になって「星空が美しいとか眺めている場合ではないよ二人とも危ないよー」と思っていたところにまさかの展開で「どうなっちゃうのー!?」と状況が呑み込めないまま、エピソードが終わりました。 「え…し、死ん…?」とやはり、暫し呆然としました…。 プレイヤーが大いに困惑しているうちに、くるっと回っていざ2回目。 ゆうきさんとの「隕石がアクセサリーに~」の部分で「星の光に狂わされたとかそういうこと?」とぼんやり思っていたら、何かを知っているらしい子の名前がミーアさんと判明して、ちょっぴり嬉しいシーンでした。 初登場のときから「とてもかわいい女の子だー、お名前なんて言うんだろう…ずっと???だけれど…」と気になっていました。 くるっと回って早3回目となったときにはプレイヤー側に与えられる情報も格段に増えたためか「あのアクセサリーをなんとかしないと、千花子さんは無限ループから抜け出せないのでは…頑張って!」と応援したい気持ちになりました。 また、3回目からイレギュラーとして現れた亜梨子さんの登場で物語が大きく動き出したことが分かったときは、とてもワクワクしました。 この残酷なループからのどんでん返しがあるといいなと期待せずにはいられませんでした。 記憶の保持者が増えたり、レイナさんのいうあの子だったりと変化と新情報が増えるにつれて、終わりまでが気になりすぎてノンストップで読み続けました。すっごく面白かったです。 最後は無事にループが終わり、次の朝を迎えられてホッとしました。 また来年、二人が同じ場所で星空を見られますようにと思いました。 驚くほどスチルが豊富で、特に正子さんが崖の上から「感染者は、いない」と落ちるために振り返ったシーンのスチルと、皆が手をつないで川で横になっているスチルは飛び抜けて好きです。 アイキャッチで千花子さんや明里さんがこっくりこっくり…したりするのもとても可愛かったです。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 私の声が聞こえますか
    私の声が聞こえますか
    ハロー、灯野さん。高峰先輩と黒木くんの心に響くやさしい物語、癒され元気をいただきました。 感想、聞いてくれますか? @ネタバレ開始 皆が想定する「普通」の枠から少しズレていると扱われる二人に大変共感・感情移入して、EXTRAのバッジ獲得までノンストップで読ませていただきました。 「聞こえていますよ」の言葉が自分の世界にもたらされることを高峰先輩がどれほど切望していたかと思うと、先輩の涙には画面の前の私も一緒になって涙が出てきました。 プレイ中、長野くんの存在は物理的以上に精神的に大きいな…と思いました。 誰か一人でも「いや、黒木は黒木だし」という態度で接してくれる人がいるかいないかは、本当に大きいことだと。 クラスメイトや先生が、からかったり、もっと頑張れ=もっと普通になるように努めろと黒木くんを「これが普通だと思いたい側」に合わせるように強要するのと異なり、長野くんは「声が小さいからもっと声を出せ」みたいなことを言わなかったですし、彼自身がそのままの黒木くんと話をしたい・黒木くんが何を言っているか聞きたいと思っていたのかなと感じました(聞くことにだけ意識を向けているわけではなく、黒木くんそのものに意識を向けて話している・聞いている感じでしょうか) 長野くん自身が生きづらさみたいなものを感じていたので、特にそう感じました。 普通ってとても難しい言葉で、「普通はこうでしょう」「普通こうするよ」(+「出る杭は打たれる」≒「出る杭は打たれても仕方ない」)と人生で何度その言葉を叩きつけられたか。 私も普通からズレていると扱われる側だったので、本作はとても心に響きました。 もっとこう…本作から感じ取ったものをたくさん言葉として書きたいのですが、フィーリング的な言葉にできない形で感じるものか多かったので、自分の中でほんわり灯った光のようなこの感情を大切に胸にしまっておきたいと思います。 黒木くんも高峰先輩も「なんでもっと普通にできないの?」みたいな言葉をたくさん叩きつけられる側だったと思うので、エンディング後の二人には苦しんだ以上にたくさん幸せになってほしいです。 これから先の未来にも、二人ともが自分の持つ個性が相手の世界に受け入れられにくいときもあると思いますが、どうか世界が色々な個性を持っていることに今以上に寛容になってくれるように願います。 起ち上げたときの先輩の美しいスチルに始まり、手を差し出したり一緒に花火鑑賞だったり…先輩の数々の美麗スチル、見る度に「う、美しい…! 先輩、素敵!」と心が弾みました。 長野くんとの友情スチルも「こういう友だちがいるっていいよね! サイコー!」と二人の楽し気な様子に自分まで楽しい気持ちになりました。 エンドクレジットの見せ方が素晴らしく、本編で一度見た後で、EXTRAからもう一度見ました。 先輩が口にしていた友人たちとのすれ違いなどがシルエットで効果的に描かれていたのも、黒木くんの受験が厳しいスタート地点から始まって付箋たくさんの赤本で追い込みを頑張る様子も、セリフなどは何もないのにすべてが伝わってくる見せ方、心にストレートに響いてきて大好きです!! @ネタバレ終了 プレイし終えた後、とてもやさしい気持ちになり、そして自分の心まで癒される素晴らしい作品でした。 「私って、なんで皆と同じようにできないんだろう…」 「私って普通と違うのかな…おかしいのかな…」 そんなことを感じている方には、特にプレイしてほしい作品です。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 呪いのビル
    呪いのビル
    本作は冒頭に物語が動いた直後から「なにかヤバイ感じのものがいるー! そして追ってきてるっぽい!」とホラー苦手なビビリチキンはすぐにビビリを発揮し「来ないでください! 選択肢きたー! あー、バッドエンド! 主人公、ごめんー!」とバッドエンドを綺麗に踏み始めました。 やり直し→またバッドエンドを踏みぬきをしつつも、読み進めるにつれて壮大な物語が待っていて怖いだけではない読みごたえがある面白い作品でした! @ネタバレ開始 行く手を阻む影犬さんたちをどうするかのシーンの「※トマトです」は笑いました。 ビル内で意図せず何回か死亡エンドを通過し、どうせならエンドリストを埋めよう・バッドエンドのために選択肢を総当たりしていこうと決めたので、すわまたバッドエンドかと思ったらトマトで笑いました。 その後、ノーマルエンドを挟んで自分で石を掴んだ際の水龍さんの「何度も時を巻き戻した」のセリフには「あ、お世話になってます」とペコリと頭を下げたい気持ちでした。バッドエンドを見るため選択肢を総当たりでしたので、水龍さんも「こいつ、死にすぎでは?」と思っておられたのではと…。 また、そのバッドエンドからの復帰さえも物語の一部だったと知ったときは「(物語の運びが)すごく上手いなぁ…!」と思いました。 みんなで学校へ行くぞー!のときも安定の「トマトです」に笑い、そのまま疾走する皆さんと同じく疾走する熱い物語をノンストップで読了となりました。 おまけでは葵さんにちょっと振り回されている主人公が面白く、初めは怖かった物語も最後はちょっとクスッと笑って楽しい気持ちで終えられました。 クールビューティーな葵さんの話し方がキリッとしていて好きです。 物語にはたくさんは登場していなかったものの「トマト1つ98円だった」と命の危機にお値段の話をしたりする伯父さんたちの会話もちょっとわちゃわちゃ感があって好きでした。 本作の制作は夢を元にして~とのことでしたが、重要人物である葵さんもとある悪夢に出てきた方だと拝見し、葵さんが出てきたという悪夢も気になりました。 ファンタジー作品のリメイクもあって大変だと思いますが、続編が出るのなら楽しみです! @ネタバレ終了 バッドエンドになってしまっても直前の選択肢へすぐに戻れるシステムがとても親切で、終始ストレスフリーでプレイできました。 選択肢そのものの難易度もちょうどよくて、細部まで練られた深い物語そのものを純粋に楽しむことができました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 私の声が聞こえますか
    私の声が聞こえますか
    ドキドキしたりウルウルしたり。恋愛だけでなく悩みやコンプレックスについても描かれており、考えさせられる内容でした。 素敵な作品をありがとうございました(*´ω`*) @ネタバレ開始 人それぞれコンプレックスがあると思いますが、他者から見れば意外と良い部分だったりしますよね。卓也君と箔斗君の「よく喋る」×「聞き役」な部分は身近な話で、ほんとそうだよなって。 私は特別耳が良いわけではないのですが、時計の音などがうるさく感じることがあって、家じゅうの時計の電池外して怒られた過去がありまして(笑) それだけでも気が狂いそうでしたから、もっと色々あった高峰先輩すごく辛かっただろうなって、胸が苦しくなりました。 灯野様といえば素敵な男性キャラのイメージがあるのですが、高峰先輩もめちゃくちゃかわいかったです! 浴衣姿からの値札強がりとか、かわいすぎ! 余談ですが初登場のとき、高峰先輩めっちゃ耳良いから、高性能な補聴器してるのかもという真逆なことを考えてました(笑) そしてさすがのイラストにムービー、ニクイ終わり方、エクストラなども素晴らしかったです! 幸せな気持ちにしていただき、ありがとうございました!
  • とらうまごっこ
    とらうまごっこ
    どんよりとした怖さが凄いと思いました。 イラストもBGMもボイスもどんよりな怖さを盛り上げていて凄く緊張感があって楽しかったです。 実際にありそうなシチュエーションが多いのでそういう意味でも題名通りだなーと思いました。 不安の煽り方が抜群にうまいのでそういうのを求めてる人はぜひおすすめしたいです。
  • 探偵のとある推理は世界の再構築を引き起こすか?
    探偵のとある推理は世界の再構築を引き起こすか?
    ゾクゾクする動画演出から始まる、雰囲気たっぷりの不思議な作品でした。 顔がない「推理ちゃん」とのやりとりで、世界の謎を解き明かしていく物語……ではなく、再構築する物語。 上にも書きましたが、とにかく動画演出のセンスがすごくて、毎回鳥肌ものでした。 特に後半はゾクゾクが止まらず。 なんか、とんでもないことが起きてる!!と目が話せませんでした。独特の雰囲気が物凄い! 水色の文字をクリックするとTIPSが出るというのが1周目は分からず、クリア後にサムネで気づいてもう1周しました。 特にカフェのメニューについての理解がすっごい深まりました!!(笑) 今後、エンド分岐や演出をさらに追加される予定ということで 「一体どうなっちゃうんだろう!?」というワクテカが止まりません。 素敵な作品をありがとうございました。
  • 君の生に、祝福を。
    君の生に、祝福を。
    生の意味について考えさせられる作品でした。 どうして生きなければいけないのか どうして死んではいけないのか それはその人生を生きている人それぞれが答えを持つべきだと思っておりますが 仮にその答えが出せなくても、誰か1人との出会いで見えてくるものもあるんだなぁ……なんて思いました。 たった1人との出会いで価値観が変わってしまうこともあるのですから、ほんと「人生いろいろ」ですね。 タイトルの意味が分かる主人公の言葉は、とっても素敵なものだと思いました。 @ネタバレ開始 最後に、幸せ指数がギュンと上がったグラフを見て、私も嬉しくなりました。 素晴らしい先生に会えて良かったね、咲ちゃん!! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました。
  • DIE OR SWING
    DIE OR SWING
    物の名前と意味を教えてもらうだけ……ですが、色々考える余地のある物語でした。 最初は簡単だったのですが、2問目、3問目と進むごとに縦横無尽に動きまわる物体を捉えるのに必至でした。 単語カードVSマウス 全ての選択肢(?)を見ましたが、中には「えっ」と思う物あり それがその説明になった経緯を色々と考えました。 @ネタバレ開始 特に気になったのが、辞書を「武器」と言い切ったこと。 そして、それまで選んだ物体と、何が関係あるのか。 彼女の左半身の、不自然に切れた髪。 色々勘ぐってしまいます……!! ともあれ、最後は気持ちよくフルスイング決められたようでよかったです! @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました。
  • テスト返し
    テスト返し
    何度やり直しても先生にはいやり直し〜と言われ、じゃあどうしたら良いんだ!?と怒り任せにプレイしておりましたが、落ち着いて(最後までエンドをしっかりと見て)プレイすることって大事だなと思いました。 @ネタバレ開始 陶山くんは10年も悩み続けていたのだから、もう充分苦しんだ。あとはせめて少しでも長く幸せな夢に浸ってほしいなと思います。 @ネタバレ終了
  • LOST AT SEA
    LOST AT SEA
    シックな色合いのイラストに惹かれて、遊ばせて頂きました。 ピコピコ音のかわいい、けど悲しげなBGMと合わせて、静かに展開していくお話に引き込まれます。 @ネタバレ開始 お話自体は短いめですが、テーマとなっている「食肉」は自分達人間にも当てはまる行為で、自分の友人がそんな目に遭ってしまったら…?と考えるとなんともやるせない気持ちになりますね… @ネタバレ終了 静かで少し欝で、素敵な雰囲気の作品でした。
  • 市立タイマン学園 ~LEGEND OF DELINQUENTS~
    市立タイマン学園 ~LEGEND OF DELINQUENTS~
    タイマン張りまくりました! 賑やかで、やり込み要素が豊富で、セリフの1つ1つに爆笑してしまい、とても楽しい時間を過ごすことができました(*'▽') そして、懐かしさ! ドット絵もそうですが、所々に懐かしいゲームの要素を感じました♪ 更に、作者様の以前の作品からのキャラも続々と出てきて、お祭り騒ぎそのものでしたヾ(≧▽≦)ノ @ネタバレ開始 私が1番頼りにしていたのは、だいそん君です! 彼が登場すると『ホッ』としました(#^^#) そして、エリちゃんには、とことん癒されました♪ きっと長期戦になるだろうと、時間があるときにプレイさせて頂きましたが、やはり通算で10日はかかりました。 しかし、やめられないのです。 色んなイベントがあるし、1度手に入れた性格も消えちゃったりとか、ほんと楽しませてもらいました(*'▽') @ネタバレ終了 楽しい作品をありがとうございました♪
  • 救えないボクら
    救えないボクら
    ほんとうに、作者様。ありがとう。描いて、書いて、創って、声を当てて、たくさんの、本当にたくさん準備をして、この作品と出会わせてくれて、ありがとう。
  • クリムゾンレッドの死神
    クリムゾンレッドの死神
    面白かった! @ネタバレ開始 キャロルとレオが幸せになりそうで本当に良かった。 ハードボイルドというジャンルからエグい展開も覚悟していただけに、余計にラストで胸が震えた! @ネタバレ終了 テンポも良くて、素晴らしい作品をありがとうございます!