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63663 のレビュー
  • G目線上のエリア
    G目線上のエリア
    このゲームは、例の黒い『G』が主役です。 まさにタイトル通り、彼目線のお話。 ちなみに私は生まれてこの方、リアルGを見たことがなく、さらにいうと虫が好きなので、動画等でしか拝見したことがありませんが、彼らのことは嫌いではありません。 実際に見たら『ウッ!』となるのかもしれませんが、スリッパでぶっ叩こうという気持ちになったことがないのもあり、デフォルメG君を見て、温かな気持ちで彼を見守ろうと決意しました。 @ネタバレ開始 冒頭のGへの悲しい言葉の数々、まあ分からないでもないけど、たぶん臭くはない、よ!  彼は人間の役に立ち、ペットとして飼われたいという、謎の願望をお持ちのようです。でも、実在しますよね、G君をペットにしている方! だからきっと希望はある、はず…! 早速彼をご飯がありそうな場所に導きますが…途中、ツノありの虫が虫かごで飼われているのを見て、なんとも物悲しい気持ちに。 ホイホイに、G様歓迎と書かれていて、めちゃくちゃ笑いました! チャバネ君!! 酒に酔ってるG君! ちょっと可愛い…。 アシダカくんにもやられちゃう、G君頑張れ!この辺から、すぐにしんでしまう彼をひたすら応援する、謎の人になりました。 しかしこの家、G君の敵だらけです。 ネコチャンはまずい、ネコチャンはやばい! アイツは自分より小さき生きものを等しくオモチャと思っている、おそろしい生きものだから…。 たくさんの犠牲を乗り越え、ついにトゥルーエンドへ! G君新しい羽も似合ってるよ…。 復活エンドは、真っ当に人間の役に立ち、なんとG探偵になってしまいました。アッパレ! ある意味一番幸せなエンドですね! @ネタバレ終了 彼の運命を見ているうちに、デフォルメのG君がどんどん可愛く思えてきました。 それはきっと私だけではないはず! 頑張れG君、負けるなG君、強く生きろ! とエールを送りたくなる作品でした。
  • みまわり
    みまわり
    小学校の先生になって、個性豊かな4人の生徒の放課後を『みまもり』します。 色使い、可愛らしいタッチで描かれる4人の男の子たち、一体どんなお話が始まるのでしょうか。 @ネタバレ開始 ああああ、ショタは最高! 美ショタは世界の宝! しかも、ほんのりBLだ! 拍手喝采!!(心の叫び) ここがユートピアか……あらためて、私は彼らをそっと『みまもり』たいと思います。 いかにもスポーツ少年な起一君と、クールな優等生の承君、幼馴染の結井君、転堂君ーー関係性が既にエモい。 結井君、一番幼く天真爛漫でフワフワしていて、子どもらしい子どもだな…とニコニコしていたら、すごく大人でした。 最後のシーンを見ていた先生は、どんな気持ちだったのだろう。きっと衝撃で何も言えなかっただろうなーと共感してしまいました。 転堂君はとっても問題児、先生にイケナイシーンを見られようが、スマホを見られようがお構いなし。家庭が複雑で、だから構ってほしくて問題行動を取る…という彼ですが、きっと構ってほしいのは他の誰でもない、結井君なんですよね。 けど、彼はお兄ちゃんのことが…切ない。 屋上には起一君の姿が、一見なんの問題もなさそうに見える彼ですが、なんと裸でした! 部活でも、クラスでも、みんなに求められ、その小さい背中に期待を背負った彼の表情に、胸が締め付けられる思いです。 膝枕をした彼が、少しでも素直に気持ちを出せるように…そう願いました。べ、別にやましい気持ちはないです! まったく! あんなにツンケンしちゃっていたのに、承君は起一君が好きなよう。 さっきのクールはどこへやら、感情を曝け出してきます。 そうそう、もう少し素直になればきっと距離は縮まるから、それが余計な苦しみを生む可能性を知りつつも、まずは素直な自分を知ってもらうことが大事な気がしました。頑張れ承君。 少年たちの秘密の放課後を垣間見て、すごく、幸せな気持ちになりました。 先生、自主的にみまわりなんて……まさか、ね。 @ネタバレ終了 水彩のような柔らかいイラストの立ち絵、それにスチルも豊富で目を楽しませてくれます。 それだけで見る価値十分、可愛い男の子たちの放課後を『みまもり』たいという方には、特におすすめいたしますー!
  • ロベリアの/嘘
    ロベリアの/嘘
    何もかもわからない状況で進んでいく、ある種の推理もののようなお話でした。目の前の彼は誰なのか、私は誰なのか、そして何が起こっているのか。読み進めていくとわかっていく真相と、それでもわからない真意。たぶん読み手によって違う見解を導き出せるのではないかと思う、奥深く考察しがいのあるお話でした。 @ネタバレ開始 痛すぎるほど思い合っているのに、どうあがいても結ばれることのない運命が切なかったです。そしてとても強い思いが胸に突き刺さりました。 身を捧げる献身的な愛…と思いきや、彼女を生かすためという名目の元、彼女に自分を刻みつける身勝手な束縛。残された側がどう思うかわかっていて、それを利用する…これこそが「悪意」だったのでしょうか。演技という彼女の「嘘」をすべて無にしてでも守りたかった彼女の命。そのためにロベリアとなった彼の思いは、究極の愛と言えるのかもしれないと思いました。 生かされてしまった彼女は…きっと彼の命という鎖を引きずり泣きながら歩んでいくのだろう、と想像すると胸が痛いです。 どうか三年後、もう誰からも何も奪わず静かに眠ることができますように。彼は怒るだろうけれど、最後には笑って抱きしめてくれたらいいな。せめて二人の終着点がそんな形であったら…と願います。 @ネタバレ終了 「ロベリアの/嘘」とは一体なんだったのだろう?と読み終えて考え耽ってしまいました。そのまま「悪意の嘘」と捉えるべきか、それとも「悪意の」「嘘」はそれぞれ別の人物の思想や行動を表しているのか。その意味に込められた思いについては計り知れないものがありますが、考えながら物語を反芻し、幾度も世界に浸るのがまた今作の醍醐味のように感じます。 本来の童話のような哀しく残酷かつ耽美な世界観と、ドラマチックな展開が素晴らしい作品でした。ありがとうございました!
  • お弁当作ってきたの
    お弁当作ってきたの
    お弁当作ってきたの、彼女に言われたら嬉しい言葉、ベスト5には入るであろうこのワード。 学校の屋上で、彼女の手作り弁当を食べられる幸せを味わうゲーム……なのですが。 @ネタバレ開始 一朗君、冷凍あんぱんだけなんて体に悪い! 育ち盛りの男の子なんだから、お昼はしっかり食べませんと…! お互いがはじめての恋人、結婚を前提に…なんて頬を赤らめながら言ってくれる彼氏ーー最高。 キラキラがいっぱい散ってて、雰囲気よし! そして、二周目からは選択肢が用意されます。 恰幅いいのが好き、になってからのタイトル画面が不穏にキラキラしていてこれは……。 そして、エンド1と2が解放され、かの子ちゃんの心の中が見られ、この『お弁当』に彼女が何を込めたのかを知り、とても仄暗い気持ちにさせてくれます。 最後のタイトル画面が、全てを物語っています。 実は、アプデがある前にこちらのゲームを遊びまして、最初にエンド2にいきました。 そこで天国から一気に奈落の底へと突き落とされる、そんな感覚を味わったわけですが、その影響で幸せなお弁当エンドたちを見ても、どうにもそちらのエンドに引っ張られてしまってました。 なので、最初のエンドは3か4になったと見て、より作品の良さが味わえる良アプデだ! と思い、再プレイさせていただきました! あとがきから、ギリギリまで制作を頑張ってらしたこと、立ち絵などを差し替えたことが分かり、すごく拍手を送りたくなりました。ゲーム制作&アップデートお疲れ様でした…!  @ネタバレ終了 いろんなドキドキを一朗君と味わえる、そんな作品です…!  どんなドキドキかは…遊んでからのお楽しみ。
  • 6月のマリッジブルー
    6月のマリッジブルー
    眠りから覚めて、知らない人が隣にいたら……もうそれだけで恐怖ですが、 @ネタバレ開始 人を殺していたり話が通じなかったりしたら、なおさら怖いなと思いました。 けれど、話を読み進めると、手段がこうなってしまっただけで本心は純粋な人なんだなと感じました。 エンド1が後日談も含めて、個人的に大好きです。 自分を見てくれる、幸せを願ってくれる相手がいるのはとても幸福な事だと思えました。 @ネタバレ終了 タイトル絵が変化するのも良かったです! 素敵な作品をありがとうございます。
  • ヤリナオシ
    ヤリナオシ
    トゥルーエンドまで終わり、ようやくホッと一息しました。 何はともあれ、怖かった。SE一つ一つでびっくりさせられ、そしてとどめが逃走モードのアップ。 やめてくれえええぇ、と願いながらも覚えた道の通り進み何とか回避。 プレイした時間が深夜だったこともあり、背筋がゾッとしました。 シナリオも一癖二癖あるメンバーとのタッグで面白かったです。 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • 玉虫色のIMPRESSION
    玉虫色のIMPRESSION
    サスペンス仕立てのストーリーで大好きな全画面ノベルでした。 照真と明里の運命は一体どうなってしまうのか?と手に汗握る展開でした。 明里をなんとか助けたい一心で読み進めていましたが、 星野が主人公を追い詰めてくるのを見て何度も諦めそうな感覚になりました。 緊迫とともに進んでいく中で最後に明かされる真犯人とその本性や動機は驚きです。 見事な筆致で、個人的にはそういうことかとまんまと騙されました。 玉虫色のIMPRESSIONというタイトルもなるほどそういうことかと腑に落ちました。 (以降のネタバレ欄はプレイ前は絶対に厳禁でお願いします) @ネタバレ開始 と思ったらなんだって~! タイトルの意味合い、玉虫色どころじゃない気もしますがそういうことなのね!と。 アイデア系作品は「大体俺も(少し~大体)思い付いてたやつ~」となることが多いのですが、 今作の趣向については今まで一ミリも思い付く気配すらなかったのでビックリしました! ゲームの概要欄に記載されているプレイ時間の謎はそういうことだったのか! もちろん私が初めにプレイしたのは消えた昨日の犯人でした。 感想欄で遊んでみましたが、作者様、プレイ済の方々、いかがだったでしょうか? ここから他の作品の感想です。 ■はらからの恋 タン塩ともみじ饅頭が好きな照真くんをへへっと笑っていたら、 途中から視点変更が入って明里の悲惨な境遇が描かれ始めてこれも意表を突く展開。 自分ならあの試されているシーンでガバっといって即BADENDだなぁと凹んでいたら、 明里が滅茶苦茶タン塩ともみじ饅頭をいじってくれてなぜか報われた気分になりました。 あれで好感度上がっちゃうんだからなかなかです。天然には叶いません。 照真の境遇などの意外性を見せながらラストは読後感も良く面白かったです。 ■雨上がりの邂逅 コンセプトをきっちり実現するためでしょうが振れ幅がとても大きなギャグ作品。 私も世代なのでシルエットギャグは大好物で大いに楽しませてもらいました。 シルエットありきでテキストをひねり出す作業は作っていても面白そうです。 個人的に一番好きだったのは「フンだり蹴ったり」ですが、オチもメチャクチャ綺麗でした。 初めにこのシナリオが当たった人はどんな印象になったのかと思うと興味深いです。 @ネタバレ終了 とても面白かったですし、まだまだノベルゲームの可能性はあるんだなぁと感動しました。
  • 舌上の動物園
    舌上の動物園
    丁寧に話を追っていく中で、必殺総当たりなども駆使してなんとか全EDを拝見しました! 設定や構成や表現の完成度がとても高い作品で驚きました。 最後に真相が完全に明らかになるので、是非そこまでは到達してほしいです。 キャラクターをすべて動物で表現しているところや、 それぞれのキャラクターデザインなどの表現がとても良かったですし、 重層構造になっているゲームシステムも他では見られないほど凝ったものでした。 ストーリーの分岐点も意表をつくものでしたし、気付くと嬉しいパターンでした。 @ネタバレ開始 ちなみに1つわがままを言うと、周回プレイを何度もすることになる仕様ですので、 タイトル画面の演出は簡素なものにするか飛ばせるようにしてほしかったです! また、EDリストや各キャラのプロフィールなどのおまけが欲しいタイプのゲームでした! (各キャラの相関や真相がかなり込み入っていると感じたため) @ネタバレ終了 証言を聞くモード、推理モード、人名入力モードなど、 ミステリ好きにはたまらない趣向の作品でした!
  • 非公開中
    非公開中
    超おどろおどろしいタイトル画面を見て嫌な予感がしたのですが、 道中様々な修羅場やホラー的表現がありつつも最後はウルトラCで感動の着地を見せました。 感動して泣いたというコメントを見て???となりましたが、 確かにそれも頷けるくらい色んな感情を揺さぶるシーンの数々でした。 本編3分半のおまけが30分って何言ってんだろうと思いましたがプレイして納得です。 本編は序章のような内容で、プレイすると嫌な予感はマシマシになります。 おまけの方では少女の正体に関する真相が見られるとともに、新たな事件の詳細が描かれます。 ももかちゃん大迫力のシーンと、すっぴんももかちゃんのシーンが印象的でした。 グラフィックを印象的に用いた表現力が凄くて、ぐいぐいと読ませるテキストも魅力です。 タイトル画面でビビっときた人は直感を信じて遊ぶが吉と思いました!
  • 【第1弾】劇団ほしえび「この世は間違っているのだ.vdo」
    【第1弾】劇団ほしえび「この世は間違っているのだ.vdo」
    一度見たら忘れないビビッドな色使いとデザインのタイトル絵と、 サムネで見られる面白そうなゲーム画面に惹かれてプレイしました! プレイするとグラフィックと8bit風音源やドット風文字との相性が抜群で、 他では味わえないような世界観を構築されていたかと思います。 ただのADVではなくとても凝ったゲームパートが楽しめますが、 例によって言葉では全く説明できないタイプのヤツなので遊んでご確認ください!
  • 狐ノ嫁入ル庭
    狐ノ嫁入ル庭
    こわ~い和風の絵本を読んでいるような印象を受けた作品でしたが、 選択肢分岐が非常に多く、ルートの分岐が簡単に分からない奥深さがありました。 立ち絵・背景・イベント絵などのグラフィックが非常に綺麗で、 登場する多くのあやかしたちのデザインもそれぞれとても魅力的でした。 音楽のクオリティもこれまでの作品同様にメチャクチャ高いです。 全9種のEDがあるとのことでしたが、 何度かに分けてプレイしたこととうっかりメモを取り忘れてしまった失敗により、 全EDをちゃんとコンプできたかは微妙なところです。できたっぽいかも。 このような状況もあってチャートや攻略やEDリストが欲しくなってしまいますが、 主人公のように迷子になっちゃう現在の仕様のほうが雰囲気がピッタリだとも感じました。 和風なあやかしたちがお好きな方には特にとてもお勧めできる逸品でした。
  • 私の名前を呼びなさい!
    私の名前を呼びなさい!
    やべぇヤツに監禁されてしまうノベルゲームは数あれど、 実際に脱出をシミュレートするゲームはわりとレアめだと思います。 監禁者の目を盗んでの移動・探索・脱出のゲームシステムはしっかりしており、 見つかってしまうとかなりキツいお仕置きが待っているので手に汗握りました。 難易度はそこまで高くないので自力でなんとか脱出エンドを迎えることができました! その後、DL版に同梱のヒントを見ながら別のエンドを回収しました。 CGや回想のモードが完備されているのがとても良かったです。 1つ個人的にちょっと大変だったのは凌辱描写が結構エゲつなかったことです。 ドM体質の身には痛々しい主人公の姿を見るのは結構悲しい気持ちになりました。 逆を言えば描写がバッチリなので愛好者の方は大満足かと思いました。
  • 在庫がなくなる前に
    在庫がなくなる前に
    少し遊ぶつもりがついつい最後まで遊んでしまう程中毒性が高いゲームでした。 テキストだけではあるものの、その味わい深いテキストと淡々と進んでいくシナリオが相まってスムーズにゲーム性を楽しむことができたと思います。 @ネタバレ開始 とりあえず私は脳筋武装で固め、縦横無尽に1F・2Fのモンスターを狩りクリアしました。 一周できたらなんとなく後は手に入れた武器でなんとか周回できるようになるので、勝負は初めの一周目でしょう。 初めの手探り感はびくびくしながらプレイしたものです。 @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました!
  • meido
    meido
    ドール君推しです! こんなお店を知ったら、癒しを求めて通うのもわかるなぁ……と思いながらプレイさせて頂きました。 どのキャラも個性的で、絵も可愛らしくて良かったです。 どきどきする作品、ありがとうございます!
  • ときめきスパッツァー
    ときめきスパッツァー
    ひとつひとつのエピソードが濃くて楽しめました! 女の子もみんな可愛かったです! @ネタバレ開始 くるみちゃんは幼馴染ならではの距離感の近さが微笑ましく、 主人公との息の合いっぷりはダントツ。 ペスカちゃんは業界人ゆえの大人びた雰囲気、そしてなにより異色肌がステキ。 310ちゃんは頭が取れるしバトルモードだって搭載ずみ。アンドロイド万歳。 悪役であったメルタ君も私は好きになっちゃいました! はちゃめちゃな天才少年大好きです。 主人公への蔑称もバラエティに富んでいて面白かったです。 @ネタバレ終了 とにかくキャラクターデザインがぶっささりました。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 修学旅行 ~性格不安定なまみちゃんと僕の物語~
    修学旅行 ~性格不安定なまみちゃんと僕の物語~
    にぎやかなタイトル画面に心躍るこちらの作品、プレイさせていただきました。 全ENDクリア、修学旅行を満喫できました! 主人公キャラのカスタマイズが可能で、組み合わせが約6000兆通りもあるなんてすごすぎです。 自分好みの主人公キャラを作れます。男子にも女子にもなれる! 脇を固めるキャラクター、モブおとモブこの外見はランダム生成で、こちらもお楽しみ要素になっています。 @ネタバレ開始 まみちゃんやモブコンビはもちろんのこと、たなかやふりょう、外国人にお土産ものやの店主……キャラクターはみんな個性的で魅力的でした。 @ネタバレ終了 修学旅行のあいだにヒロインのまみちゃんとお近づきになりたい主人公が、様々なイベントを乗り越えていくのですが、テンポがよくとても遊びやすいと思いました。 テキストも面白くてノリがよくて、何度も笑ってしまいました。 条件によって会話の内容が変わるところがたくさんあって、作りこみのすごさに感服いたしました。 記念写真が各地で撮れるところも実際に撮影ができて臨場感があります! @ネタバレ開始 ヒロインの性格によって展開が変わり、いろんなタイプのエンドを見られるのもとても楽しかったです。 さいこうエンドでのまみちゃんの告白にはぐっときました。 (私はまみちゃんはカチューシャつきに決めてました! 伝説の樹の下に反応してつい……!) さいこうエンド以外でとくに好きだったのはぎゃんぶらぁとしゅせんどです。まみちゃんかっこいい!! おこりんぼのジエンドオブたなかには腹筋が崩壊しました。辛らつだなまみちゃん!w あと、おしいエンドは他のエンドと少しテイストが異なり、切なさを感じる幕切れでした。こちらもとても好きなエンドです。 とくしゅエンドなどの隠し的要素もあってやりごたえがありました! モブこも攻略できてしまう自由度がたまりません! 昨年9月ごろテストプレイヤーとして参加させていただいたのですが、ひとつENDを見られずコンプ前に時間切れになってしまったのです。 なのでまみちゃんと前作『エレベーター』ヒロイン、みよちゃんとの関係は今回初めて知りました。お姉さんかな?と推測していたのですが、正体にびっくりです。ってことはお父さんは……!(察し) ちょうどいいところでヒントがもらえたりシーンや選択肢までのスキップ機能があるなど、周回プレイが楽しめる工夫が随所に施されているところも素晴らしかったです。 細かいところまで配慮が行き届いていて、ユーザーフレンドリーだなと思いました。 懐かしさを感じるグラフィックやBGM、ふりょうとのバトルなどレトロゲームテイストな部分と、遊ぶ人を迷子にさせない親切設計が見事に融合した完成度の高い作品だと思いました。 テストプレイ時に続き今回もがっつり遊ばせていただきましたが、何度でも楽しめる作品ですね。 @ネタバレ終了 とても面白かったです。 素敵な作品をありがとうございました!
  • キミのニセモノに恋をする
    キミのニセモノに恋をする
    ゲームで泣くなんて予想もつかなかったですよっ(´TωT`)!!大好きな作品のひとつですっ!!
  • スクールシャーク
    スクールシャーク
    なぜ学校にサメが??? 興味津々でプレイさせて頂きました。 登場人物達も個性的で、良くも悪くも「いますよねこんな人!」と思えるリアリティがありました。 @ネタバレ開始 だからこそ、サメに食べられていく様子を見てなんだか罪悪感を感じる事もなく、すっきりしてしまっている自分もいて(特に探偵と教頭が食べられて良かったとも思えてしまったり)、ああ、怪異って人に求められているのかな……など考えてしまいました。 @ネタバレ終了 なぜサメが?から始まり、お話の節々に伏線も張られ、最後にはしっかり回収しつつ予想外の終わり方で非常に楽しめるお話でした。 面白い作品、ありがとうございます!
  • 雨にして人を外れ
    雨にして人を外れ
    モロクロームがにじむ雨の中、ミステリアスな先輩との相合傘ーー肩が濡れているのは、一体どちらでしょう。 雰囲気作りが、まず抜群にうまいです。世界への引き込み方が尋常ではない。そして雨の音のように心地よい会話とテキスト、しっとりとしていて、ゆっくり染み込んでくる感覚がとても良かったです。 白黒の世界に立ち尽くす主人公のイラストで前のめりになったところで、ムービーの美しさに目を奪われます。先輩の動きがとても軽やかで、アニメを見ているかと思いました。 @ネタバレ開始 雨に濡れるというのも、濡れる側は悪くなかったりしますが、それを見ている方は気になるもの。先輩とのなんともいえない会話にうんざりしつつも、彼女を案じる春也君。 その背中にーー迫る不気味な影。 翌日、何気ない会話から、あじさいを見に二人で出かけることになりました。青春の1ページ、そこに挟まれる『殺人事件』という不穏なワード。 なかなかに物騒な話です。 それでも先輩と出かけることになりーーふと、彼女との出会いを思い出すのですが、ここの会話はすごく印象的でした。先輩の不思議な人柄が表れていて、きっとお互いがお互いにとっての『風』だったんだろうな、と思える、絶妙なやりとりですね。 あじさいを見てはしゃぐ先輩の姿に、素敵なものを見ているなーーそう思いかけた瞬間、彼女が転んでしまうのです。手首がない……結局、消えたわけではなかったけど、強烈な違和感に襲われました。 もちろん、先輩のいたずらと言えなくもないのですが、なんとなく彼女はこういうことはしなさそうだな、と…。 それに、春也君が彼女に感じた怖さ、それが何なのか、気になります。 謎の怪異に目をつけられてしまい、呼び出され、恐ろしいサメのような怪物が目の前に現れます。 一気に、非日常が侵食してくる、その恐怖が画面越しに伝わってきました。 雨妖から、先輩が人ならざるもので、彼女がここに留まるために、人を喰らっているという恐ろしい事実が明かされ……。 どうするべきか悩んで、先輩の書いた文章にこの人はどんな気持ちでこの文章を書いたのか、彼女は窓を眺めているだけではいられなくなったのではないか…そんな気持ちになりました。 先輩も、別れを悟っている、けど…。 一度知ってしまった気持ちは、感覚は、そう簡単にさようならにはならないんですよね。 『死んでも』なんて、言えちゃうのは、きっと今がとても大切で、手放したくないからでしょう。 二人だけにわかる言葉で事情を伝え、先輩は陰鬱な雨を晴らします。 そして、とても美しい姿で、本当の彼女で会いに来てくれました。きっと彼女は、春也君にだけは嫌われたくなかったんでしょう。 二人で文芸室で交わす想いが合わさって、溶け合って、混じって…これは終わりだけど、ちっともバッドエンドではないな、そう思いました。それもきっと、二人のたどり着いた場所だから。 それでも生きていくと答えた先、それは先輩を信じているという意味なのだなと感じました。 けれど、雨妖は先輩を見逃しはしません。 人質に取られた春也君を前に冷静でいられない先輩、それを見て『生きてほしい』といった春也君に、ただただ涙が流れました。 そして、タイトルの意味を、ここにきて理解しました。 最後の帰り道、最後の相合傘、最後の会話、そう思うと何気ないものでも全てが特別で。 彼を生かしている人のこと、それが全て無くならなくて良かったと、思えました。 鮮やかさを取り戻した世界で、彼はこれからも歩いていけるのだと…確信しながら、雨の日に、また二人が会えれば良いと、ひたすらに願います。 @ネタバレ終了 自分の語彙力のなさに悲しくなるのですが、『雨』がこんなにも似合う作品はなかなかないな、そう感じました。 先輩と春也君の関係性がとても良かったです。 素敵な作品をありがとうございます。
  • G目線上のエリア
    G目線上のエリア
    なんというエンド数、そして小ネタ……いや、子ネタ! デフォルメされたGさんも可愛くて(可愛いって思っていいのだろうか……)面白かったですw Hit Pointの1つがわからず、攻略見させて頂きました……攻略ページありがとうございます! 突然始まる逃走劇も面白かったですw Gの生態も相まって、楽しむことの出来る作品ありがとうございます! ……プレイ後、なんだかまわりが気になります……