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サスペンス

2227 のレビュー
  • 彼岸の花は夜に咲く
    彼岸の花は夜に咲く
    尾猫シリーズを制覇するぞ!とワクワクしつつ実況動画としてプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 作品紹介のあらすじだけを見ると一作目を思わせるような不穏要素もあり、実際に本編としても途中まで「これは葦島さん激怒案件か…?」と不安になりつつ進めていました。 いきなりバーで盛り上がる場面から本編は始まり。 元・財閥の坊ちゃんという凪さんが取り巻きを囲んで盛り上がろうとしている場面、それを探しに来たであろう葦島さん。 面識はあるような感じだったので、今回はどういう知り合いなのか? ストーリーを読み進めてみれば、先程までのテンションは作り物だったとばかりになる凪さんが言えに帰りたくないと語り出す。 初見の際には、婚約者を妊娠させるだけさせて失踪をするなんて随分身勝手な父親がいたものだ…と女の目線から憤りはありました。 が、全てがわかると失踪というより結婚前にもう死んでいるのだから(表向きは失踪扱いとしても)そりゃ、そういう事になってたんだなぁと納得。 ……何で、お前みたいなのが、俺の連れになってたんだっけ? この部分で、一作目のように認知を歪ませてそう思い込まされているパターンだろうという事は理解しました。 となると、葦島さんにとって何かしら目的があって近づいたパターンという事も予想はできたので話の焦点となる『凪が父親のような人間だろうと思い悩んでいる事』と『そこから起こる/想定できる展開』に対してに用があるのだなと。 凪さんとしては、自分には父親と同じ血が流れており見た目としてもその特徴を色濃く受け継いでいる。 父親としての責任を果たさず失踪した父親のように、見た目だけでなく内面だってそっくりなはずなのだと思うからこそ立派な人達と一緒にいる事が辛く感じてしまう。 だから冒頭のような、悪く言えば金持ちの腰巾着をして恩恵を授かりたいだけの空虚な取り巻きの中にいる時が彼にとって現実逃避のできる時間だったのでしょう。 しかし、独身時代ならともかく結婚をしているなら家庭もある以上ある程度責任や行動も慎むべきというのがあるべき形なのでしょうか。 きっと、凪さん自身もそういう意味で家にいる方が正解なのはわかっている上で…それでも自分とは違う伴侶のような立派な人達といる事から逃げようとしている。 正直、個人の考え方として親がクズだったとしてもその子もそうなるかは別だと思ってはいます。 悪い意味の英才教育として、親のクズな部分を学習した子供はそうなる可能性が上がりそうですが凪さんの場合はまず父親の顔も知らない訳ですし。 元であれ財閥の坊ちゃんという事は、母親である名家のお嬢さんとされた人が育った環境で育てられ教養は学んでいそうです。 だから心配しすぎといえばそうだと思いますが、大事なのは凪さん自身がどう思っているのか。 日本人では見かけない色素の薄い髪と特徴的な瞳。 その外見が嫌でも血を感じさせてしまう、現実を突きつける鏡になってしまう事。 そこから悪い方向へ考えが囚われた彼は、ただ事実から逃避をしたくてたまらない。 そして場面は変わり、凪さんの妻である薫子さんと葦島さんが会話をする場面へ。 時間帯は昼という事でしたが、どうやら夜だけでなく日中も家にいたくもないとばかりに凪さんは外へ出ているようで。 それに呆れた様子を見せる葦島さんと、擁護をする薫子さん。 そこで唐突に明かされる、薫子さんが現在妊娠二週間という事実。 葦島さんの正体が産まれる事のなかった胎児と考えれば、そういった事を見抜く能力があるのは想定できましたがまだ外見での判断も全くできないのに言い当てた事は何も知らない人から見れば不思議な事でしょう。 葦島さんの言葉に、それでも普段の夫は良い人だと反論する薫子さん。 ここは作中にある通り、伴侶を否定されて気分の良い妻は居ないといえばその通りですが…。 「――――私の母も、同じ様な事を言っていたんですよ」 葦島さんからの、この台詞はあまりに実体験だからこその重みが違い過ぎた。 彼の、彼を腹に宿したまま亡くなった母親だってきっと最初はあの男を良い人だと思っていたのでしょう。 少なくとも、運命の相手とまで思っていたのに…結果的には、自身を死に追いやったのですが。 だからこそ、葦島さんの薫子さんの力になるという言葉は自分のような不幸な子供や母親をこれ以上出さないという覚悟の表れでしょう。 今度こそ、というのも自分の母は救えなかったけれど他の母親となる存在は守りたいのかと。 ここは後から読み返すと、そのままの意味でも解釈できますが葦島さんにとっては彼の父親から続く因果でもある。 だから、今度こそというのはあの男から続く不幸な母親と子供という連鎖を断ち切る為にという意味での今度こそでもあったのかなと…。 さらに場面は進んで、薫子さんの妊娠を知った凪さんと口論になるところへ。 凪さんは自分だって知らなかった事なのにと言いたげですが、まず普段家にいない彼に薫子さんが相談なり言葉を交わせる時間は少なかったでしょう。 葦島さんは能力という形で先に知っていた特例としても、もし凪さんがまともな父親になりそうなら何も言わなかった事を合わせ。 「俺だって知らなかった」と言おうとしたところで被せられる「知りたく無かったんだろう?」という確信。 君は父親にそっくりだ、父親になるべき男じゃない等の言葉から「あ、これ死んだな?」と予想しましたが、正直この先は想定外の展開でしたね。 だったら死んでしまえとなる展開と予想をしていたので、凪さんが何故判っていながら「言うな」と止めようとしなかったのか? と思いきや…堕胎を提案される事になった。 確かに、早期ならばそれだけ母体の方も負担は少ないのでしょうがそれでも堕胎という事は命を奪う行為でもあるのに…。 自分が責任から逃げたい、それだけの為に、自分から言い出して責任を背負いたくないから誰かが言ってくれるのを待っていた…? 父親が失踪し、歪んだ経緯ながらも財閥の息子となったとなれば当然周囲からの視線は冷ややかな物だったでしょうしそれ自身は凪さんの責任でも罪でもないでしょう。 だけど、父親になる覚悟もないのに行為に及び妊娠をさせてしまえばその責任から逃げたいというのは紛れもなく彼自身の問題。 なのに彼は、その言葉をのんでしまった。 表面上は笑いながらも、自分なら案内もできるから安心するように言う葦島さんとしてはどんな気持ちだったのか。 この先、凪さんが責任に耐え切れなくなり母親諸共亡くなるように仕向ける可能性よりは良かったから? 確かに彼なら、以前にも黄泉平坂に行けたので命を奪われる赤子に対し彼岸への案内はできるでしょう。 だけど、自分のように誕生を望まれないまま目の前にいる父親であるはずの男が我が子の死を望んでいるのに……。 ここを思うと何とも複雑な感情が入り混じります。 何事もなく産まれる事ができ、祝福される権利はどの命にだってあるはずなのに。 でも、凪さんが責任を取れないどころか最悪の場合を想定するなら今子供は犠牲となっても薫子さんが生き延びる可能性を残した方がいい。 しかし、それを産まれる事すらできなかった葦島さんにさせるというのはあまりにも残酷すぎる話ではないのか? 凪さんが意識を失い、次に目を覚ますとそこには凪さんの望みを叶えようとベッドに横になる薫子さんの腹へ手を伸ばす葦島さんの姿が。 意識が、映像が鮮明となり目の前で何が行われようとしているか認識した凪さんは頭より先に身体が動き薫子さんと葦島さんの間に立ちふさがる。 口から出る言葉は情けなく、まともに発音できてもいないのに。 顔だって青褪めて、震えているというのに。 「……如何して?君が自分で言ったんじゃあ、ないか」 考えてはいても、責任を負いたくないから誰かに言って欲しかった。 我が子という責任から逃れる為に堕胎をしてもいいのだと。 なのに、それを妨害しようとする今の行動は明らかに矛盾している。 「気の迷いだった?そうかな?生まれて来た子は、後悔するかも知れないよ?君みたいにね」 他でもない、凪さん自身が無責任な父親のせいで苦しんだ被害者でもある事。 それを、その愚痴を今まで話していたという記憶。 ここも個人的な意見ですが、子供は親も自身が産まれる環境も選ぶ事はできない。 ただ、生物の仕組みとして作られる条件が揃えば生命は宿ってしまう。 それを後天的に理由をつけているだけで、本当に子供自身が親や環境…全てを理解し産まれる事を望んでいるはずがない。 芥川龍之介の河童でもないのだから。 実際、凪さん自身だって産まれる事こそできたけれど後悔の多い道のりだった。 自分は別に産まれたくなど無かった。 失踪する位なら、何故自分を産ませたのだと悩んで悩んで…全ての重圧から逃げたくてたまらないと考えるようになってしまった。 それでも 「――――産まれる前に死ぬなんて、可哀想じゃ無いか!」 後悔があまりに多い人生だったとしても、それでも産まれなければ悩むという事すらできない。 生を受けるという事は幸せな事ばかりではなく、当然悩みの連続でもあり。 それを痛い程知っている凪さんでも… 後悔すら、出来ないなんて、そんなのは、余りにも。 それが、これまでの道を歩んでも彼が持っている考えだった。 この言葉は葦島さんも想定外だったのか、表情が固まり今までに見せた事のない色を見せ…そして、悲しそうに笑った。 凪の言葉を聞いて安心したのでしょう、凪と凪の父親は違う人間なのだから大丈夫。 君は、大丈夫だよと言ってどこか安心したようにも見える様子でした。 そして、それからどれ位の月日が過ぎたか。 凪さんと薫子さんの間には可愛らしい少女が産まれ無事に育っていた。 両親とはぐれ、葦島さんと会話をし両親のいる場所を教えてもらう瑠子ちゃん。 変な格好のおじさんに会ったと報告し、その特徴を説明すればその人物が葦島さんだとすぐに気づく凪さん。 おとうさんも会ったことある人?と聞かれれば彼は答える。 お前の名前は、其の人から貰ったのだと。 …凪にとって腹違いの兄であり、産まれる前に死んでしまった蛭子から貰ったのだと。 だけど、娘には『昔からの友人』と伝え。 瑠子ちゃんは、今度会ったら自分の由来を教えようと言い。 その顔は凪さんが苦しむ事となった青い瞳が美しい顔立ちだった。 血は、時に逃れる事のできない呪いになるかもしれない。 だけどそれに打ち勝てるかは、今を生きるその人の覚悟次第だった。 ◆感想総括 あとがきに目を通し。 言われてみると、確かに3作目のあとがきで毎回男がクズなのも~とか変化球が~と書いてあったような?とここで思い出しました。 クズにちゃんとした立ち絵(容姿がしっかりわかる物)はいらねぇ!!というこのノリ好きだわ~…と一発で惚れたと言いますか。 あの演出?が結果的に今回の伏線になったのは素直に凄いなと思いました。 そこで不明だったのもあり実は凪さんが伊皆と顔が同じというのも、推理できる要素がなかったので外見が判明してもそういう人もいる程度で読み進めていましたが…。 考えてみれば、今回語られていた凪さんの父親に関する情報(家庭環境)を含めると何故あの男が美貌に恵まれていたのか? 自分の生い立ちでお涙頂戴ができるというのも具体的にはどんなエピソードだったのか? ここに対する解答が得られました。 一作目と繋がっている事を疑っていれば…確かに伊皆は葦島さんに処されたので失踪扱いにならざるを、はその通りでしたね。 (これ、結果的に被害は減らせたかもしれないけど失踪事件に関してなら、腹違いとはいえ実の弟にも結構根深い問題残してない?葦島さん……というのは結果オーライとして) 単に葦島さんの出自を考えれば無責任な父親というのは憎むべき対象だから辛く当たっていたのだろう。 そして、母親となる人物の身を案じるのも当然だろう。 その程度で読んでいましたが、相手があの男の血を受け継いでいる自分の弟だからこそ同じ間違いをする可能性を高く見積もっていた。 だから悲しい事だとしても、自分や自分の母のような被害者を“今度こそ”出したくなかった。あの男から始まった事としても。 でも、葦島さんも言っていた通りに似ていたとしても別の人間である事。 何度自身が人生の中で産まれたくなかったと思い後悔を繰り返し逃げたいという欲求に負け続けていたとしても、肝心な部分からは逃げなかった。 その上で「産まれる前に死ぬなんて、可哀想じゃ無いか!」 そう言い切ったのなら、その血は顔に色濃く表れていても間違いなく違う人間である事の証明でしょう。 あとがきで作者様も述べている通り、この言葉は葦島さんにとっても本来なら父親に言って欲しかった事も合わせ救いがありました。 葦島さんに対する救済でもあり、後悔の多い人生の中を歩んだとしても…それでも産まれる事もなく後悔すらできないよりは良い事なんだと凪さんが言った事は。 前述した通り、子供は自身の意思で産まれたいかを選べない。 その上で、当人に落ち度はないのにどうしようもない理不尽に遭遇する事だって珍しくはない。 凪さんもまた、そんな一人でありながらも辛くとも生を授かるという事を肯定してくれた。 だからこそ、言葉に対する重みというのでしょうか。 気持ちの上で救われたと思える部分がとても大きく感じます。 最後の場面で、娘に葦島さんの名前から貰って瑠子と名付けた事。 それは凪さんにとって、産まれて来る事もできなかった兄の名を貰うという事で家族として過ごしていく意味でもあり…。 疑似的ながら、あの時産まれる事のできなかった葦島さんが疑似的に生を受けているようでもあり。 ジャンルである、産まれて来なかった君に「また会える日を楽しみに」 これが彼岸花の花言葉にかけているのも合わせて好きです。 本編の内容としても様々な彼岸花に関する要素を入れつつ、そう思える終わりにしているという点が本当に大ッ好きです。 @ネタバレ終了 折り畳み部分が長々としましたが一言にまとめますと 「ただ、感謝しかない」 全てはそれに尽きます。 今回も素敵な作品をありがとうございました。
  • ヤンデレ卒業宣言
    ヤンデレ卒業宣言
    ヤンデレ卒業宣言!!! 一体全体、なんで「片目が髪で隠れてる」のと「服装が独特のセンス」なだけで、一発でヤンデレだとわかるんでしょうか……神秘!!! @ネタバレ開始 こういうもの様の創る作品たちには、まともなキャラなんていないのか…!?(褒め言葉) ビジュアルはテンプレ通りのヤンデレと、陰に歪んだものを抱えているタイプのヤンデレと、なんかもう闇の深い感情に飲まれた病み少女(ヤンデレに分類できるのかはよくわからないが病んでることは確定だと思う)。 うーん、どいつもこいつもろくでもないね!でもとても魅力的! ガイくんは、あの一連の流れを永遠に繰り返した挙げ句、浦島太郎状態でほっぽりだされることになるのだろうか……うーん、これ無期懲役や死刑よりもつらくね? よく考えてみたら、ガイくんはカッとなって殺したんだよね?すぐに警察にバレるんじゃない?そしたら無期懲役になるし、別にあんな苦行を強いなくても…… 闇堕ちは人の視野を狭めるのかなあ……みんな救われてくれ……
  • ヤンデレ卒業宣言
    ヤンデレ卒業宣言
    ヤンデレを理由に好きな人にフラれてしまったわたしちゃん。 真っ当な人間になるべく、謎のお店の謎のお薬に手をそめてしまいます。 しかしまぁ、何かをそっくり無かったことにしたとて、全てが丸く収まるわけもなく。この作品に関してはさらに悪化するという。 人の好き嫌いってそんなに単純ではないよなぁと思いながら、エンド1を笑って迎えていたのですが…選ばなかった選択肢分岐を見ていくと、物語はそれはもう二転三転。 予想を超える結末と、ある種の伏線回収が巧みで、最後の最後までプレイヤーの心を揺さぶってくる面白い作品でした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • counseling
    counseling
    可愛らしい娘に惹かれてプレイしました。ミステリアスでキラキラしてるBGMとイラスト、そしてストーリー全てが噛み合っていてめちゃくちゃ良かったです!!!プレイを終えてもこの施設の全てが判明するわけではなく、だからこそ妄想が捗ってしまいますね、きっとまたここにきます。
  • 友閉メイズ
    友閉メイズ
    感想が遅くなりましたが、配信にてプレイさせていただきました。 スマホで連絡を取りながら、廃ビルに監禁されている相手に指示を与え脱出を助けるゲームという面白そうな題材にとても興味を持ちました。 ビデオ通話なので、画面に映るレイちゃんに画的動きがあるのも軽度の手振れや生きている人間相手に通話をしているリアル感があり緊張感をもって楽しめました。 @ネタバレ開始 いきなりスマホに電話がかかり、出てみれば隣の席の女子から助けを求められる事に? そして、グループ通話となったのかもう一人の協力者であるユウヒちゃんとも会話をする流れとなってレイちゃんが現在知らない場所に監禁された事が判明。 しかし…ユウヒちゃんだけでは難しい状況とはいえ他に頼れる相手がいないか?から隣の席で一回挨拶をしただけの自分が指名されるという部分でレイちゃんの交友関係を察せました。 警察に電話をすれば殺されると手紙があり。 そもそも居場所がわからなければ通報しても助けはこない。 レイちゃんの両親も頼れる状況ではない事から他の協力者を探すのは本当に難しかったのでしょう。 部屋の中がどうなっているか等、情報はビデオ通話に映る画面から手に入れ推理を行うという方式はなかなか斬新です。 役割分担という事でこちらが指示を出す係、ユウヒちゃんは得られた情報から場所を割り出す係という事で謎解きに専念する事へ。 まずは手錠の鍵を入手し、動けるようになってから廊下へ。 窓の外から見える観覧車から、近くに遊園地がある場所…?なのはわかりますがそれだけではまだ特定も難しいでしょう。 現在地は5階という事で、とにかく地上に近づくため階段へ。 4階は部屋が3つあるようなのでとりあえず手前の部屋から。 ガラクタの山にカメラを向けていると突然顔認証が反応し、幽霊がいる!?とレイちゃんが慌てますがどうやらストラップの顔に反応したようで真ん中の部屋の鍵を発見。 とりあえず情報は多いに越した事はないと半券やレシートも見てみると、今までレイちゃんがヨルちゃんという人物と遊びに行った時のチケットやレシートが置いてあり…。 ユウヒちゃんの発言から、どうやらそのヨルちゃんという人物はレイちゃんに執着しているようで彼女がこの誘拐の犯人なら自分との思い出の品を置いておくのも独占欲の表れとして理解できます。 レイちゃんとしては、ヨルちゃんの事を悪く言わないで欲しいと言いますが本当に誘拐し監禁した犯人なら庇う余地はないと思いますが…。 次は鍵を手に入れたので真ん中の部屋へ。 どうやら髪についていたのは髪飾りでなくメモだったようで、それを確認すれば矢印の書かれた内容が。 そのまま金庫に使用しても駄目という事で鏡を調べてみれば、インカメラでは画像が反転するという情報から逆向きに矢印を入力し解除成功。 中身は…ラジオ? 最後に、奥の部屋へ行くとここは調べられるのが冷蔵庫だけらしくキッチンタイマーが張り付いているようです。 初見の時は、下手に触らない方がいいかと思った結果後程痛い目を見ましたが一度引っかかれば「あの時のだ!」とすぐに理解できたので特に謎解きで詰まる事はありませんでした。 そして、いざ部屋を出ようとするとこちらへやってくる気配が!? 急いで隠れなくてはと焦り、うっかり最初から開いていたロッカーに入り見つかるドジもやりましたがやり直して何とか回避成功。 ロッカーの隙間から見えるヨルちゃんの様子を見るがなかなか緊張感を煽ってきます。 ヨルちゃんが隣の部屋を調べている間に、急いで下の階へ移動開始。 ユウヒちゃんも最初の部屋から見えた標識を含め情報を絞れないか頑張っているようですがまだまだかかりそうです。 しかし、自作プログラムで検索をしているという辺りかなり頭がいいんだな…?とこの状況の中では頼もしい限りです。 窓からラジオの電波を少し拾えた事で情報も増え、そのまま階段を下りる事はできないようなので入れる部屋を探索に。 壁にはこれ見よがしにロック解除のナンバーに見える番号が書かれてますが…果たしてこれを素直に入れて正解なのか? 棚を調べようとしたところ、何か斜めに走っている線?のような物が見えたのでよく調べてみるとそのまま触れたらトラップが発動するようです。 これ、油断すると初見殺しだったなぁ…とハサミを手に入れてから棚のトラップを解除。 すると中にはブラックライトが入っており、もしやと壁に使用すれば正しいナンバーを読み取る事に成功。 やっとの思いで2階まで到達。 コンパクトの仕掛けは解決しましたが、初見ではここでタイマーを仕掛けなかった為発見され終わりました。 何故10分の猶予があるキッチンタイマーだったのか…、その意味を理解しやり直しから同じ場面へ。 タイマーをセットしておくと何とか先に進めるようになり後は1階に降りてからどうするかという勝負です。 しかし、初回プレイでは居場所に対する情報が足りなくなる仕様になっているようで…。 1階まで到着し、出口へ向かうもそこはしっかり封鎖済みで出られる様子はない。 スプレーの音がしたかと思えばレイちゃんから反応がなくなり、ヨルちゃんが画面に映ったと思えばこの回における万策は尽きたようです。 そしてレイちゃんとヨルちゃんはたった二人で誰も来ない遊園地へ…。 バッドエンドではありますが、その中で比較的マシに見えるのはこれだけならまだ当社比平和に感じるからなのかどうか。 そして、このエンドを見る事で「廃遊園地」という情報が解禁。 この情報を持った状態だと、場所の特定が可能になるようで話も進行しそうです。 その上で、エンド分岐に関する重要な選択肢が3つ。 「やっぱりヨルが大事なんだ」 「日常を変えたくないんだ」 「前と同じにはならないよ」 レイちゃんとしては、警察は母親を奪った轢き逃げの犯人を裁かなかった対象であり。 だけど、今の状況で警察に頼らないというのはさすがに限界もあります。 自分が被害者であると言わなければ、ヨルちゃんが犯罪者になる事もないと考えているようですが本当にそこまでして庇う必要はあるのか? レイちゃんとしては、ひとりだった自分に声をかけてくれたヨルちゃんに感謝をしているようですが…誘拐や監禁といった行動をした時点でもう、友達というには無理がある関係でしょう。 何より、本当にヨルちゃんの事を思うのなら彼女の罪を認めさせ更生させなければならない。 このままでは、誰の為にもならないのだから。 だから、ヨルちゃんが逮捕され自分の前からいなくなったらまた前と同じになるという懸念はもう元に戻らない一線を越えた以上通じない前提なんですよね…。 エンドコンプの為に全ての選択肢を見ましたが、正規エンド以外は何かしら闇を抱えての終わりというべきか。 三角関係のもつれであろうユウヒちゃんがヨルちゃんを突き落とす「救済」エンドが好きです。 何故ユウヒちゃんがレイちゃんを助けようと思ったのか?恩返しとは何を示していたのか? その理由も明かされストーリーとしても全ての情報が出揃うという点からも。 正規エンドに繋がる選択肢を選んだ場合、出口の閉鎖は同じながらも今度は堂々とヨルちゃんが待ち受けている展開へ。 何とか建物から逃走し、外に出てから捕まったか?と思うも警察の到着が間に合った! バッドの場合、ここで警察がまさかこんな少女が犯人と思ってないであろう事を利用して架空の犯人をでっち上げる流れで終わりますがちゃんと犯人はヨルちゃんだと告発する事にも成功。 そして後日談へ。 レイちゃんはヨルちゃんが自分から離れる事を恐れていたからあんな行動に出たとは言ってますが、確かに発言からヨルちゃんが母親の影響を悪い意味で受けているのは感じますね。 手錠をつけて拘束しないと大事な人は蒸発してしまうという発想だったり、だけどそのせいで手首に痕がつけばそのせいで嫌われる事をとても恐れていたり。 自分は母親とは違うと言いながら、だけど不安に負けてしまい母親と同じように大事な相手を拘束せずにはいられない。 ここはちゃんと、然るべき専門家なりに頼るべき問題と思うのでレイちゃんは面会に行くつもりのようですが一旦見守る方向で大丈夫でしょう。 あの脱出劇の事もあり、すっかりレイちゃんと距離が近くなった主人公。 もう友達だと思っていたと返しながら、平和な日常に戻っていく終わりへ。 @ネタバレ終了 スマホのビデオ通話機能という設定を活かした謎解き要素。 探索において罠もそれなりに仕掛けてあり、無事にエンドを見るまで安心のできない展開の数々。 やりごたえのある面白いゲームをありがとうございました。
  • SuddenDeathLoop
    SuddenDeathLoop
    タイトルからして興味を惹かれるテーマでした。 キレのよい画角、演出の見せ方がとにかくカッコよく、次から次へとテンポよく展開していく真相に、抜群の読み応えを感じました。 @ネタバレ開始 オチで気持ちよく意表を突かれました。 @ネタバレ終了 印象的な作品をありがとうございました!
  • 脱出サスペンスゲーム エリア33
    脱出サスペンスゲーム エリア33
    プレイさせていただきました。 エンドの数が多いのでコンプリートまではできなかったのですが @ネタバレ開始 シークレットエンドには自力でたどり着けました。 シークレットまでにアメールに出合ってなかったので、右の女子は誰…Σ(・ω・ノ)ノ! となってました。 分岐とかとても多いので、もうちょいセーブスロットが欲しかった…! フラグもどこが何なのか見つけるのが難しかったですね。 ウィリアムが出てきた瞬間、表情というか見た目が怪しすぎてちょっと怖かったです(笑) 何が何だかわからない中であの部屋に入ってアルビンの話を聞いてやっと謎が解けてすっきりはしました。 ウィリアム踊ったら陽気になって出てくるのも、情緒不安定で怖かったですw 街で焚火を発見したそののちが気になりますね…5人はどうなったのか… @ネタバレ終了 楽しませていただきました! ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
  • 完全犯罪
    完全犯罪
    オープニングかっこいいです。そしてグイグイと引っ張られて読み進めるうちに二転三転するスピード感が非常に気持ち良かったです。 プレイ後、これってどういう罪になるの?ってわからずしばらく考えさせられました。完全犯罪かもしれません。面白いゲームをありがとうございました。
  • 完全犯罪
    完全犯罪
    短くてテンポがよく、サクッとプレイできる作品です。 @ネタバレ開始 兄の性癖がわかった瞬間、とてもゾクッとして…面白かったです!! @ネタバレ終了 OPが映画のようでかっこよかったです。 楽しい作品をありがとうございました!
  • 完全犯罪
    完全犯罪
    うわータイトル演出びっくり! 映画の広告でも流れたのかと思いましたw なんだかとっても犯罪臭を感じて武者震いしちゃいました…… @ネタバレ開始 弟さんによる完全犯罪かと思いきや、お医者さん視点での完全犯罪になったわけですね…… お医者さんからしたら兄より弟の方がよっぽどマトモに見えただろうなあ…… マトモに育ったはずのお兄さんは一体どこでどう歪んでしまったのでしょうね…… やっぱり弟を蔑ろにするような親だったから……? 1つ歪むとみんな歪んでいっちゃう気がする…… ほんとに、マトモってなんなんでしょうね…… @ネタバレ終了 エンディングも相まって、ほんとに短編映画のような素敵な作品でした! ありがとうございましたm(* _ _)m
  • 完全犯罪
    完全犯罪
    はじめまして、SOALのスカと申します。 刑事モノやミステリーが好きなので血が騒いでしまいました! 完全犯罪…難しいぞ…! @ネタバレ開始 弟の視点で物語を追っていく中で、いや、これで完全犯罪と言うには心もとない…。 すぐにバレてしまいそう…と思っていたんですが、 視点が変わってから、なるほどこれは完全犯罪かも…!!となりました。 いや、手を下していないのだからもう…犯罪に手を染めたとも言い難い…。 完璧パーフェクトラッキークライム…! 確かに後味のいい物語ではありませんでしたが、刑事ドラマ見すぎてるのか 「お…おもしろ!!!」と叫んでおりました。脳がバグってる。サイコ野郎じゃん。 *追記* 作者様のコメントを拝見したうえで、もう一度プレイさせていただきました! 確かに薬を盛っているから、完全に手を下していないわけではないですね…。 「殺人」という観点のみでコメントしてしまいました…! お兄ちゃんがあまりにもクs…マトモじゃなかったので ついそれぐらいされても仕方ないと思ってしまったかもしれません…。イカンイカン。 詳しく司法解剖されればワンチャン薬物反応がでるかもですが…難しそう…。 そういう意味では完全犯罪ですね。 一卵性双生児なのに能力差がすごくて、自分がおちこぼれだと思っていたけれど 兄貴のほうがヤバヤバだった…。自分がころころしなくても 別の人が…と思うとなかなかに弟さんは可哀想だなぁと思います。 どうにか情状酌量の余地があればいいんですが…難しいかな…。 15年ぐらいは食らっちゃうかもしれないですね…。 @ネタバレ終了 短いからこその美しいどんでん返しを食らい、気持ちよかったです! ありがとうございます!とても楽しませていただきました!
  • ヤンデレ卒業宣言
    ヤンデレ卒業宣言
    @ネタバレ開始 お店の可愛らしい商品からは思いもよらない暗い過去が明かされていくのでゾワゾワしていたら本当のヤンデレは…と次々明かされる展開が面白かったです!そしてガイくんやばいですよその性癖は…!しかも殺人まで…なんてことを…!友達ちゃんのビジュ・主人公想い・ガイくんを地獄に落とすための執念(そりゃ恨む…!)がツボだったのでFAを描かせて頂きました♡完成後に気づいたのですが違う方のFAの構図と若干被ってしまっていてすみません泣 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 月を見上げて
    月を見上げて
    何とかしないと彼女が飛び降りてしまう―― 緊迫したシーンからの始まり。 徐々に過去や状況が明かされて行く構成が面白かったです。 @ネタバレ開始 最初は足音や脈の速さ、深呼吸するなど、肉体があるかの様な表現がされていたので、まさか……と。 でも最後段々薄くなって行ってるようだったので、最初はある程度現実にも影響が与えられていたのか……? でも彼女を直接止められなかったよな……? 一体どんな存在だったんだ……? とぐるぐる。 事故の時も彼女が自分を責めるような原因が何かあったのか……ケンカでもした……? 等々、色々と考えてしまいます。 少し切ないですが、簡単にたどり着けてしまうBADを超えて、TRUEENDで生きてくれ……彼女……。 @ネタバレ終了 しっとりしたお話でした。
  • 教室に巣食う悪魔たち
    教室に巣食う悪魔たち
    ずっと気になっていた作品で、フェス終盤ギリギリですが、ついにプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 想像以上に闇深い物語で、決して良い結末とはいえませんが、とても面白い作品でした。 途中で「たまに背景や人物が傾いてるの何でだろう……?」と一瞬思ったものの、「雰囲気出すためかな?」とスルーしたのが悔しいです。伏線あったのに! 地の文がなく、会話文だけで物語が構成されており、とてもテンポよく読み進められ、先が気になって一気にプレイしてしまいました。まさか、こんな結末になるとは……! 本編だけでなく、資料やメッセージアプリの部分など、作り込みが素晴らしいです。 登場人物は主人公も含めもれなく全員、好感の持てる人間ではなかったです。まさに『悪魔』。ですが、自分の都合がいいように話したり、嘘をついたり、他人を批判したりなど、とても生々しい人間模様がリアルで、物語に引き込まれました。 @ネタバレ終了 たくさんのゲームを作っている作者様ですが、いつもと違った作風で、多才な方だなぁと感じました。 面白い作品をありがとうございます。
  • 脱出サスペンスゲーム エリア33
    脱出サスペンスゲーム エリア33
    誠に悔しいですが、これ以上は見つけるの厳しいなと思い感想コメントさせて頂きます…!回収出来たENDはシークレットエンド含む28END。うあー悔しい!!シークレットエンドは見つけたのにトゥルーエンド見つからないの何故?!何故なんですかぁぁぁ…!(膝から崩れ落ちる) いわゆる脱出ゲーですが、エンディング数が33個と莫大だったのが気になりプレイさせて頂きました!皆様のおっしゃる通り、むちゃくちゃ難しい印象です。でもそれ以上にエンディングを見つけるのが楽しいので苦ではなかったですね! 俺こそが全部見つけてやるぜ!というやる気に満ち満ちた方、是非全END見つけて下さい!私の仇を討って下さい~~~~!!(心の叫び) @ネタバレ開始 まずゲームシステムの誘導がお上手で、隠されている選択肢の場所を把握しやすかったのがゲームにのめり込む一つの大きな要因なんだろうなと思いました。 詰まっていたのに話が進んだー!と嬉しく思えば思う程どんどん色んな選択肢を探したくなっちゃいますし、逆に慣れてくると選択肢の多さに己が振り回されている・してやられてる感が、自分の事ながら大変面白可笑しかったです。 全ての隠されている選択肢に意味があるのだと思って、執拗にご飯引っくり返したり、私だよん!と壁に穴を掘った挙句初対面で茶目っ気に声を掛けたり、私が黒幕だ!と高らかに危険視される言動をとったりと…いつの間にかすっかりこってり不審者です有難う御座います! 1つ1つの選択肢という名のフラグ管理がハンパじゃなく、細かすぎて脱帽です…!たまたまウィリアムさんのお部屋で冷蔵庫の飯をありったけ食べる事が出来たのですが、その理由がしばらくわかっておらず、暫くの間502号室でご飯をひっくり返しまくりながら、のちに3人分の食事が運ばれているのをしっかり眺めてから555号室に何度も足を運んでました(気付け) スプーン万能ですね!!部屋の壁をスプーンで掘れたり、大抵首目掛けてぶっ刺せたり、電球破壊したりとめちゃくちゃやってました!…あれ?よくよく考えてみると、主人公がスプーン使いの特殊能力持ちなだけかもしれません…(?) クローン兵さん、無暗矢鱈にぶっ刺してごめんね…! エリザベスちゃん、初めは主人公に対して警戒心MAXなのにゴンゾウさんよりも頼りにしちゃうの、ちょっと天然ですよね可愛い!ふひいいい!って叫んじゃう所も可愛いです…!END No.0回収後のお話で、私可愛いから!って言えちゃう所も含めて愛しいです…! そんなエリザベスちゃんエンドで、結構最後まで中々到達出来なかったのがEND No.17でしたね!どうあがいてもスプーンでぶっ刺してベスちゃんを救出していたので、END No.18ばかり行っちゃってました…。「両手を挙げて降参→502号室脱出→555号室で白煙→3人部屋」って行けると知ったのが遅すぎましたね…まだまだだなぁ…。トゥルーにも到達出来てないしなぁ…(悔し涙) あ、無事到達後は、クローン兵さんを気絶させた後ベスちゃんを殴ってました…ごめんねベスちゃん!私としましては、クローン兵さんと同じくらいの強さで殴ったつもりだったんです許して!(てへぺろ)(許されない) ゴンゾウさんは一緒に行動するのめっちゃ楽しくて、わざとベスちゃんを怖がらせるような事ばかりしていたのをここで懺悔します…ごめんねベスちゃん! ゴンゾウさんのノリの良さがサスペンスな部分をほんのり和らげてくれるイメージがあるので好きです。魔法みたい!扉を壊せばいい!みたいな発言してちゃんと拾ってくれる所、本当に大好きです。なんなら「眠りたくない」を素直に受け取って眠る役をしてくれる所も好きです。なんだこの良い人! ゴンゾウさんを起こした時の寝言が地味にわかってなくてモヤモヤしています…何かしらのヒントな気はするんですけど…ゲームを起動した時のタイトルに近い寝言ですし…!くっ…わからない…! ゴンゾウさんの勇姿は私も見て見たかったですね!どんな感じでクローン兵さんを大人しくさせたのか想像するのも楽しいです! ユー シーちゃんの笑顔と笑い方が尊いのと、主人公の為にキーを渡し、今度は逆に主人公によって救われる感じが、まさにメインヒロインですよね!(彼女とのエンディングに真実への欲求ENDがありませんし!) 地味に部屋を覗ける所が好きです…なんだかいけない事をしているような気がして…(ぇ)。 あ、主人公が手を血に染めてでも助けようとしに行った時のユー シーちゃんの対応も好きです!血の匂いがする…!と言われて拒否られちゃって打ち果たしちゃう主人公の、一方的で独りよがりな感情が垣間見えて良きですね…!(ユー シーちゃんも、せめて話を聴いてくれればまた話は変わったのかな…と…。主人公が彼女の為にと歩んできた道次第では。主人公の頑張りが少し切なくて…そう思わずにはいられません…)。何はともあれ、主人公とユー シーちゃんの関係性、大好きです!! ウィリアムさんは、フラグを理解するのが未だに難しいです…個人的に一番の難敵認識ですね(ぇ)。ワインを飲んだ時、冷蔵庫のものを食べた後、トイレで用を足した後…。一体何のフラグを立てれば煙が出るor出ないのかがわからなくて、ウィリアムさんが握っているエンディングは見つけるの難しかったです。 あ、でも…トゥルーを見ずにシークレットを見た身としましては、どこでも踊り明かしてくれたうちの主人公には感謝しっぱなしですね…!(?)最初の502号室、3人部屋でもそうでしたが、必死で踊る事によってダンサー系エンドを回収出来るなんて普通微塵にも思わないじゃないですか?思ったとしても、ダンサーエンドなんて1つだけだろう?…ってなりますよね?でも、そうじゃなかった…!!なので、どこでも踊り明かしたうちのダンサーな主人公には感謝感謝です…!(??) ウィリアムさんのお部屋の机、ボタン範囲がやや小さいので見つけるのに時間がかかってしまいました(笑)。左右対称、シンメトリー…とぶつぶつ言いながらプレイしていた時に見つけたので(ぇ)、作者様の最初のヒント、慣れてきた時にこそ真価を発揮される気がして大変有難かったです…! あ、ウィリアムさんの掴めない性格はともかく、一緒に踊ってくれるようなノリの良さは大好きです!そして、私もウィリアムさんの立場であれば「残る」選択をすると思うので、任務で主人公の相手をしただけのウィリアムさんを殴っちゃったのは本当に申し訳ありませんでした!ごめんねウィリアムさん! アメールちゃんが本当に謎で…!私が見ていないだけで実は研究施設内のどこかに居て、彼女を見る事が出来ました~!的なルートがあるなら是非辿ってお会いしたかったですね…(例え亡くなっているのだとしても、夢の中で沢山ヒントを下さったのでお礼を直接言いたかったのが本音です…!) トゥルーを見ていないので詳細は不明ですが、アルビンさんも作られた=この世に生まれたが故に、人間が滅びても考え動き続けるの…切ないですね…。エネルギーがある限りずっと稼働し続けるのか、それともいつか理想郷を作り上げたら停止を望むのか…アルビンさんの今後が地味に気になりました。せめて、シリアルキラーエンドみたいな悲しみは背負って欲しくないですね… 主人公は何者にもなれるのであまり何も言えませんが、お腹空かせたまま培養室?に行くとお腹が鳴ってバレちゃうの、一周回って愛しくなりました(笑)! 因みに、シークレットエンドを先に回収してからゲームをはじめる画面に表示される各ENDを回収する事によって表示される画期的な鳥肌もののヒントを見たので…。ウキウキしながら見つけたぁ!と思って選択したら、まさかのシークレットENDまでのヒントだった時のショックたるや…(笑)。そのシンメトリーの位置にある選択肢こそトゥルーへのヒント!と思って選択したのですが、トゥルーに到達出来ない自分が全ENDは流石に無理だと、志半ば諦めてしまいました…。1人で5つのキー集めるだけではアルビンさん教えてくれないですし…アルビンさんにダンスの披露も出来なければ空瓶でも殴れないですし…(ぇ)。これは詰んだな、と…。後日、時間がたっぷりとれた時に再チャレンジしようと思います!!打倒、トゥルーエンド!!!(ぇ) あ、見つけてないENDはNo.8、9、15、24、32です。あともうちょっと感が凄いので、時間取れ次第やっつけたいですね…! @ネタバレ終了 ゲームとしても凄く面白く、システムやヒントも画期的で大変楽しかったです!素敵な作品を有難う御座いました!
  • counseling
    counseling
    ゲーム実況させていただきました! @ネタバレ開始 ほんとに近未来にありそうな…カウンセリングアンドロイド… 思い通りにいかないとエラー起こしちゃうつむぐちゃん可愛いです!ありがとうございました! @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 二郎と三郎
    二郎と三郎
    サムネに惹かれてプレイさせていただきました。 さっぱりよくわからない状態で週かいしましたが、 @ネタバレ開始 やっぱり皆さんのおっしゃるように多重人格なんでしょうか? 作者様の解説が気になります(笑) なんとも言えない怖さがあり、楽しませていただきました。 @ネタバレ終了 ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
  • HAPPY END DRUG
    HAPPY END DRUG
    こちらのゲームを実況させていただきました! @ネタバレ開始 まさか画面の前の自分がゲームの中の人物に語りかけられるとは思ってませんでした! メイがなんか見られてる?ってこちらを意識してきたのでいつかこちらの存在がバレてしまうのではないかと終始ドキドキしてしまいました(マモリにはバレますが…) アキトが想像以上にヤバい奴でメイが逃げても全力で追ってきそうで逃亡後のメイが平和に暮らせることを祈るばかりです… @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!!
  • 話せばわかる!コンビニ強盗
    話せばわかる!コンビニ強盗
    遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 強盗さん話せばわかる人でよかったです。@ネタバレ終了
  • PetrichoR
    PetrichoR
    大変面白かったです。終始、食い入るように読み進めていました。 3人の視点から描かれる群像劇のドラマで、これは構成が見事だったと思います。シリアスでサスペンスな物語でありながら、ラストの切なくも明るいあの雰囲気の着地は読後感が抜群で、とても良いものを読んだと思わせてくれました。一本の良質な映画を見終わったような心地です。 @ネタバレ開始 サスペンスとあったので、scene1の時点で「彼女は彼の死に関わっているんだな、この後いなくなるんだな」と推測はできるのですが、そこで実際には何があったのかが気になって、強烈に引っ張ってくれました。 登場人物がみんな良い人なんですよね。決して利己的でなく、自分よりも人の幸せを願うタイプの。そんな中で起こしてしまった悲劇から、自分が全てを被ろうとしたり、迷惑が掛からないように姿を隠したり、重みを一緒に分け合おうとしたり。そういったことが積み重なって、綺麗に落とされた結末が非常に感動的でした。 個人的には誠空さんの存在感が良かったですね。ガラが悪い地域の元締めっぽいのに義理堅く誠実で、豪快に笑うことで現実から逃避している事実をごまかしている、みたいな機微の表現が上手いなぁと感じました。 @ネタバレ終了 とても面白く読むことができました。ありがとうございました!