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ホラー・オカルト

7462 のレビュー
  • 点鬼簿行路
    点鬼簿行路
    「折る」か「折らない」か。 それがどんな意味を持つのか。 ……を分からないまま選択するのが醍醐味でした…! 分かった状態で選択していたら、エンディングはきっと情緒をボコボコにされずあっさりと迎えていたかもしれません。(フルボッコ) エンディングは両方とも見るのをおススメしたいです。 得てしてフルボイスばかりが丁寧な作品と思われがちですが、この作品のように効果的に使うと一気に主題が光りますね…!「演劇」へのこだわりを強く感じます。ただの小説ではないんだよ、と…… @ネタバレ開始 読み上げられていく日記、次々と出てくる日にちに(私の記憶力がなさすぎて)時系列がうまく繋げられなかったのですが、まさしくそれも折りこみ済みだったように思います。エンディングAで明かされた先輩の日記が「あの日」に繋がった時、鳥肌が立ちました。 でもエンディングBでは首を持ち去った時にどんな気持ちだったのかが明かされて…こちらもひとつの真実として読めました。 淵上くんより先輩の方がヤバかったのも意外なポイントでした(やはり安定の地獄の窯)でも紙芝居を持っていた理由はただただ泣きますね…!! コンフィグ画面が黒板なのも設定が細かくて素敵で、画面がザザッ…となるのも首が降りてくるのもびっくりで、スクリプトってすごい………と呆けています… @ネタバレ終了 他作品に比べ圧倒的に短い時間でお得に地獄の窯を開けられます…!!是非……!!
  • 実話系怪談 深海からの足音
    実話系怪談 深海からの足音
    旅館の雰囲気と、登場人物同士の本当にありそうなやり取りがとても好きです。そしてプレイ前に想像した万倍怖かったです…。 東北を舞台にしたホラー短編です。個人的にホラーの中でも漁村や海の話が好きなので、とても興味深く読みました。 選択肢は「大筋は変わりありません」とのことですが、それぞれ面白いので、プレイ時には是非すべての分岐を覗いて頂きたいなと思います。 日常に忍び込むようなリアリティのある印象で、細かな描写を想像してはウッとなっていました…(廊下を確認する瞬間おいおいまじか開けちゃうのかと思って震えました…) モノクロの背景も作品に合っていてとても素敵でした◎
  • トリカゴセヴンデイズ
    トリカゴセヴンデイズ
    カレンと過ごす七日間のお話。 笑顔なカレンちゃん、眼鏡なカレンちゃん、目に光のないカレンちゃん…とても可愛かったです!静謐な雰囲気のヤンデレゲーが好きな人にオススメです。 作中でヒントも出ますが、トゥルーエンドにたどり着くのは攻略を見ないとなかなか難しそうだなと感じました。(攻略見ました)ぜひトゥルーの「終わり」まで見届けてほしいです。
  • 人形遊び(完全版)
    人形遊び(完全版)
    最初にいちこちゃんを選んで、しまった怖いやつだったか!?とドキドキしましたがなかなかコミカルな展開で笑いました。そしてすごく独創的なお話…。先が読めなさすぎる…。ウパーイーツ、かわいい…。 ブラウザ非推奨とのことでしたが問題なく進められました。いろいろ試してみたすぎるのでまたプレイしたいと思います!!面白い作品をありがとうございました!
  • 幽暮れの禊
    幽暮れの禊
    失踪した少女を探すため謎の村を調査していくのですが、戦闘や入力など様々な仕掛けや演出があってゲームとしてとても面白い作品です。 双葉兄妹が好きです!二人のキャラクター性が魅力的で、失踪事件の謎とともに過去のエピソードなどもあり読んでいて楽しかったです。おまけも充実! 個人的にかなり好きな作品でした。面白いゲームをありがとうございました。
  • 西の森には化物がいる
    西の森には化物がいる
    ほっこりとした展開なのかと思った瞬間のホラー展開に驚きました。化け物の正体が気になります。何でそういう行動をとったのか、色々想像してしまいます。
  • 還る
    還る
    ただ「帰る」ことに執着していた「自分」が「声」を聞き、自分のしてきた「過去」を思い出して「ここ」がどこなのか理解するに至る。とてもリアルで現実味のあるホラーで、最後のほうはぞっとしました。よくこういう人いるよなあと実感しながらも、その「自分」の結末たるや…。自業自得なんでしょうかね。世にも奇妙な物語的な展開でビビりつつも真剣に読ませていただきました。短編でかつ良作をありがとうございました!!
  • アブノーマルハァト
    アブノーマルハァト
    乙女ゲー風ホラーということでかわいいキャラクターイラストとともにサスペンス・シリアスな雰囲気のお話が楽しめる作品です。表情差分やスチルも多くて素敵でした!それぞれに秘密があり、どれも「アブノーマル」な物語になっています。面白い作品、ありがとうございました!
  • GHOSTEACHER
    GHOSTEACHER
    レトロな音楽と画面でレトロゲー好きにはたまりませんでした。チャイムの音がずれてるのがお化けの学校っぽくてとても良いですね! 教師としてお化けの生徒たちを教えていくのですが、可愛いところもちょっとグロテスクなところもあり楽しめました。 フロッピーの話が気になって、そればかり選んでしまいました。 素敵なゲームをありがとうございました。
  • ブルームバーナの恐ろしい風
    ブルームバーナの恐ろしい風
    無音で読み進める手記の内容が昔の外国の小説を和訳したような何とも独特な文章でいつの間にか手を握り締めて読み進めていました。 淡々と同じことを繰り返す日々なのですが、そこに姿の見えない恐怖が付きまといます。目的も何もわからないのが、逆にこの世界観を魅力的にしていると思います。かなり好きです。
  • 女中浮世の怪談
    女中浮世の怪談
    女中の浮世さんが怪談を語っていくホラー短編集。浮世さんかわいい!キャラクターも画面も、デザインがとても良い…特にタイトル画面が素晴らしいですね。 どのお話もそれぞれ怖くて面白かったです!ノガミくんのお話と数字の悪魔が特に好みでした。
  • ブルームバーナより
    ブルームバーナより
    主人公が父の残した記録を読む。物書きの父がイギリスのとある村に立ち寄った時のこと。怪しげな宗教。繰り返し見る夢。 あの人は怒っていたかもしれないけど、あの場にとどまって話を聞きさえすれば…舞台は外国?のようですが、ジャパニーズホラー的な湿度を感じるお話でした。 pixivのイラストも拝見しました。作中、最初の方のテキストが難しそうだったので、イラストと解説を先に読みました。よりイメージが湧いて、じっくりと作品に浸かることができました。
  • 旅籠屋の小女ちゃん -あるひとの旅 編-
    旅籠屋の小女ちゃん -あるひとの旅 編-
    本当に「ひ」で驚きました!その発想はなかった!「ひ」の魅力がヤバいです、可愛すぎました。まさか文字がこんなに可愛く見える日が来るとは… オープニングの怪しい雰囲気からのテンポ良い会話のあとに、「ひ」との遊園地デートのような交流に微笑ましさも感じていたのが怒涛の展開に驚きました。平仮名の「ひ」がこういうことになるとは… 演出も素晴らしかったです。少女の妖しさと可愛らしさと会話での昔風な語り口が良かったです。彼女のことも気になりますね。 @ネタバレ開始 火が燃え盛る中、メニューのアイコンが下に落下する演出がとても素晴らしかったです。 @ネタバレ終了 「ひ」と会話している主人公は第三者から見たらどう見えたのか心配になりました。 素晴らしいゲームをありがとうございます!
  • 還る
    還る
    読み進めていくうちに、心がひやりとしました。一般的なホラーは苦手ですが、この手のホラーはむしろ好みでした。 @ネタバレ開始 何度も記憶をなくし、繰り返し絶望する展開が恐ろしかったです。男が誰かと心を通わせようとすれば何かが変わったのだろうか、男は永遠にこれを繰り返すのだろうか、これが地獄なのだろうかと想像が膨らみました。 @ネタバレ終了 短い中で、色々と考えさせられました。ありがとうございました!
  • 裏表旅館
    裏表旅館
    イラストが可愛くてプレイし始めたのですが、内容は怖い!豹変するとギャップが凄い!クリアするたびにタイトル絵が変わるのも良かったです。続けて話を聞いていけばどんどん変化する結末が面白かったです。 @ネタバレ開始 タイトル絵の変化は最初見たとき不意打ちで驚きました。付き合ってた二人があのような結末を迎えるには何があったのか気になるところです。 @ネタバレ終了 女将のキャラとメッセージウィンドウの紫陽花が素敵でした。 面白い作品をありがとうございます。
  • サイコロサイコ(完全版)
    サイコロサイコ(完全版)
    ヒロイン全員サイコパス! サイコパスものではありますが女の子たちそれぞれの過去もしっかりと描かれているため人間ドラマとしてとても面白かったです。そして絵がめちゃ可愛くてスチルがいっぱい…BADエンドも必見です。 @ネタバレ開始 第一の出目…ボクっ子斉子ちゃんかわいい!猟銃にびっくりしました。めたろーが優柔不断だからこんなことに!過去シーンが好きです。 第二の出目…セクシーな才子先生!遺体埋めエンドめっちゃ怖い…そして血文字が衝撃的でした…過去が辛いです。 第三の出目…幼めな骰子ちゃんかわいい。他と比べるとちょっと異質で悲しい雰囲気のお話で面白かったです。 第四の出目…ユーチューバー祭子ちゃん。どうやってサイコな感じになるのか気になっていたら…とんでもない展開でした。 第五の出目…ピンク髪かわいい災子ちゃん!ビジュアル一番好きです。サイコパスというよりかわいそうな子でした。 第六の出目…後輩キャラ罪子ちゃん。七七ちゃんがなかなかひどい目にあっているような… ろうごく…彼女たちの可能性と七つ目のお話。とても良かったです!壮大なお話だったんだなあ… @ネタバレ終了 全ルートクリア後のタイトル画面は絶対見てほしいです!
  • エンドロールが終わる前に
    エンドロールが終わる前に
    読み終わったあとにタイトルの意味のことを考え、この子たちは本当に無事なのだろうか?と想像してしまいました。 映写機のところでまず1回ゾクッときて、最後のセリフにまたゾクッとしました。 @ネタバレ開始 今度から映画泥棒を見ると少し怖くなってしまいそうですね。 @ネタバレ終了
  • 可惜夜のからくり屋敷
    可惜夜のからくり屋敷
    南風原さん、露骨なトラップって触ってみたくなりますよね! 実際にこんなところへ連れて行かれようものなら、謎解きどころではなく部屋の隅っこで震えることしかできなさそうです。 ストーリーは短編ながら謎解きのボリュームがあり、エンディングを迎えた時の達成感が心地よいです。 そして謎解きに主軸を置いているのにもかかわらず、南風原さんや助手子さんといったキャラクターがしっかりと印象に残り、もっと物語の続きが見たいなぁと感じられる面白さもあって楽しかったです!!
  • バスルーム
    バスルーム
    ホラー苦手なので寄せられたコメントを見てから自己責任でシャワーを浴びに行ってみました……! あ、あれ……?入浴ASMR……?心地良い文と効果音……と思っていたのですがひたひたと迫る何かの正体が………え………!!!! 短い時間で体験できる良きポケットノベルでした!ありがとうございました!
  • みちのく怪奇譚 3話
    みちのく怪奇譚 3話
    僕は30分ほどで読むことが出来ました。気軽にプレイできる伝奇もので、小難しい設定は全然ありませんでした。あまり伝奇ものに馴染みのない方でも問題なく楽しめる作品だと思います。 @ネタバレ開始 とても楽しく読める物語でした。 本作品には、なんだかほっとしてくる雰囲気があったと感じます。キャラクターは良い奴ばかりで、読むのがしんどくなるところはほとんどなかったです。また、主人公たちの学生らしい言動を見ていると、自分が大学生だった頃のことを思い出しました。「子供の遊び」を、あえて本気でやりたくなったりしますよねぇ……(笑) 伝奇ものとしての読み応えもありました。当初僕は「蛇」が悪さをするものとばかり思っていたので、「彼」にはとにかく謝りたいですね(笑) 過去の友情が今なお生きているのは、格好良すぎると思います……! 個人的には、この手のお話を「30分でお手軽に読める作品」にまとめ上げているのが素晴らしいと思いました。伝奇ものって、どうしても語るべきものが多くなってしまうし、制作側としては沢山語りたくなっちゃうジャンルだと思います。また、専門用語をどこまで使うのか、なんて細かいところの案配もなかなか難しいと感じます。その点、本作品は「キャラクターが親しみやすい」、「必要以上に難しいことを語りすぎない」といった特徴のおかげか、ストレスなく読むことが出来ました。キャラクター紹介を作中に入れたことも含め、細かいところまで読み手への配慮が行き届いた作品だと思いました。    @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!