ティラノゲームフェス2020参加作品
9927 のレビュー-
泣けない兎2てるてるvs雨さん様 早速のコメントありがとうございます。 一話ではほぼ触れなかった内容をネチネチと書けて満足です。 楽しんでいただけたなら幸いです。これからも二人は色々ありつつも手を離さずに頑張っていくことでしょう。 バッドエンドどれも気に入っていますが、今まで書けなかった色んな秘密を描けてとても楽しかったです。一本道でなくて寄り道が出来るのがゲームの良い所ですね。これからもいっぱい寄り道します(笑) ゲームプレイと感想ありがとうございました! -
指先で世界を見る作品のテーマなどは自分もよく感じていることだったので、ちょうど共感する部分が多かったです。 @ネタバレ開始 当事者ではない少年の、的外れな正義感を振りかざしている感じの視点なんか、まさにネットでよく見かけるなーと。 実際のAさんが悪意のあるゴシップをどう感じているのか最後まで推測の域をでませんが、私はAさんのそれを表に出さない強さにすごく惹かれました。 AさんはBさんが本当のことを知っていてくれればそれでいいんじゃないかな、と私は勝手に推測しておこうと思いました。 @ネタバレ終了 -
指先で世界を見る学校内の噂やいじめにまつわるお話です。 @ネタバレ開始 あとがきで詳しく解説されるので、 お話がわからない、ということはないでしょう。 この作品はネット社会のメタファーです。 エンディング(転校)後も、Aは根も葉もない噂に 悩まされ続け、逃げ場がないという 救いのないエンディングです。 登場人物をアルファベットにしたのも、 おそらくネットの匿名性とかけたのでしょう。 また、Aの視点がなかったのも 当事者の意見や考えは無視される、 ということだと思います。 最後の演出はもはやホラーだと思いましたね。 転校しても、AとBは良い友達でいて欲しいですね。 実際の社会でも、好きなことや得意なことを しているだけなのに叩かれる、ということはよくあります。 それは単なる嫉妬だけでは片付けられず、複雑です。 しかも、見ず知らずの人から叩かれます。 こういう社会で生きて行くには AとBのように、本当に信頼できる人と 深い関係を築くのがいいのかな、と思いました。 @ネタバレ終了 この作品について難点を挙げるとしたら、 わかりやすすぎる、ということだと思います。 あとがきも含め、説明しすぎな感じがしました。 もうちょっと、わかりにくくしてもいい気がしました。 とはいえ、あんまり難しくすると 投げっぱなしだと思われてしまうので、 さじ加減が難しいですね。 ロゴや本文のフォント(おそらくデフォルトではない)など 細かい点もこだわりが感じられました。 お話を楽しむというより、考えさせられるタイプの ノベルゲームです。 勉強になりました。 -
泣けない兎2泣けない兎2話目公開おめでとうございます! 今回もとても楽しませていただきました。ありがとうございます。 前々から思っていましたが、キャラクターへの愛着がわいているのでみんな出てくるたびに嬉しくなってしまいます。みんなかわいい! 愛おしい! 今回は兄弟のお話がかなりシリアスめでダーク……ダークでした。バッドエンドもなかなか気合い入っていましたね(笑)。好きです。 今後の展開も楽しみです。これからもずっとずっと応援していますね! -
千夜一夜のシェヘラザード「エモいんだからしょうがない!」 一言で表すと、それに集約されますが、具体的に記します。 開始早々可愛らしい男の子と女の子のボイスが聴けます。可愛い声で癒されるなあと思い、作者さんに訪ねてみると......なんとご自身で当てられているとのこと! しかも一人二役! そして、イラストもイケメンと美少女です。馴染みやすいデザインのタッチです。表情も良く表れています。 BGMも神秘的な曲調の印象が強く、物語を彩ってくれます。ラストは特に。 そして、演出と伏線が上手いシナリオ。 丁寧に見ていくと、エンディングを迎えた時、実に繊細に散りばめられていたことに驚きます。 また2人の雰囲気が良いのです。 最初のシーンの会話で、「あ、これいい」と感じます。ここにも理由というか仕込みがあるのです。 恐るべきは、一部除きほぼ全て自身で作られていることです。 決して素材の否定ではありませんが、フリゲのクオリティー至上主義かの如く創作戦国時代の昨今、プレイヤーの肥えた舌と心を折る評価と周囲の強大な作品群に怯えながら多大な制作コストを掛け自作することの大変さは創作者の皆さんには説明不要のことと思います。そんな中、出来うる限り自らの手で作り出すという姿勢は、まさに自作、物作りの精神。憧れであり、尊敬に値します。 敢えて要望を挙げれば、長編で観てみたかったかなというところです。 現状コンパクトに纏まってテンポが良いので一長一短でしょうか。 最近は短いのが好まれるみたいですしね。作者さんの次回作に期待します。 そして、全てが集約されるラストシーン。 冒頭に帰ります。 「エモいんだからしょうがない!」 こうやってつらつらと駄文を並び立てなくとも、それですべて語れてしまう、千夜一夜物語の結末、最高の瞬間を、是非感じてみてください。
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泣けない兎2泣けない兎2話、今回も、楽しませて頂きました。 白夜君の身に何が降りかかったのか、また、2話は 一通りバッドエンドを通してラストを迎えると ぐっと胸に来るものがあると思います。 @ネタバレ開始 個人的には笛ちゃんが何故今の風貌に到ったのか 察せられたエンドと、2番目のエンドが好みでした。 そして…死の間際、例の場面は胸が苦しかったです。 終盤、二人の話を隠れて聞いていたみんなの 反応に、この登場キャラクター達への愛着を再確認しています。 @ネタバレ終了 はたして、この出来事からお話がどう展開されてゆくのか。 険しい道がみえます。でも、幸せな時間は必ずある筈。そんな場面 を噛み締めて続きもプレイさせて頂きたいと思っています。 -
夢の花は感想が難しい・・・ 良い作品なんですけどね! スマホ触ってたら周囲に気が付けないってことがわかりました。 自分だけの世界に入り込んでしまので、啓音に出会わなかったわけですし、 時にはテレビも良いかなぁ。ってね。 -
死ぬよりもつらいことなんだか重いタイトルに惹かれてプレイしました。 以前、浦田さんの作品の『生きていく勇気』と『あなたの命の価値』をプレイしたのですが、『命の大切さ、重さ』を描いていてとても考えさせられるお話だったので、今作も期待して始めました。 @ネタバレ開始 ……やはり、タイトルから想像できる通り、重いお話でしたね。最後は泣き腫らしてしまって、さらにラストで流れる歌で余計に泣かされました。 私が一番共感したのは、最初の、主人公の体験談に出てくる『栄一君』です。 私も、ゲーム製作に命をかけている……というか、依存している部分があり、おそらくゲームが作れなくなったら死ぬと思います。両目を失ったり、両手を失って、ずっと泣いている夢をよく見ます(両足をなくしたときは嬉々としてゲームを作っているのですが)。『ゲームを作ること』が私の生きる意味となってしまっている今、彼のように利き腕を失ってしまったら……そして、親友が作ったゲームを見せられたら……。考えただけで恐ろしいです。 真一郎君が、親友のためにゲームを作ったことは、はたから見たら良いことに見えますし、内容も栄一君を励ます内容でしたが、重要なのは内容じゃなくて、『お前は俺と違って、これからいくらでも作れる』というところに絶望してしまったのだなぁと思うと、なんとも言えないやり切れなさというか……後味が悪いですね。 放っておいても彼は自殺してしまったとは思いますが、確実に真一郎君の行動が最後の引き金を引いてしまったのだろうと思うと、主人公にイラついてしまいました。海翔君も言っていましたが、ポジティブを押し付けるのが正解とは限らない。弱音を吐いてもいい、死にたいと言うことは悪じゃない……彼にもたくさん共感しました。 最後にタイトル画面に戻ってきたときに、セーブ厨の私が一度もセーブしなかったことに気がつきました。それほど夢中で読み進めました。 ……さて、この先を書くかは迷ったのですが、浦田さんのブログで、『厳しい意見も書いて欲しい』とあったので、思ったことを少し書きます。 この作品は、タイトルからして見るからに『重い物語』です。 ほとんどのフリーゲームサイトでは、プレイヤーは『楽しく遊ぶため』に訪れる場合が多いと思います。要するにエンターテインメント性を求めて来ます。 よって、タイトルも内容も重たい作品は、なかなかプレイされづらいのではないでしょうか? ノベルゲームコレクションは、プレイヤーのほとんどが制作者の立場でもあるので、いろんなゲームをやってみようという方が多いですが、他サイトでは『いかにも』な内容は敬遠されるかもしれません。私は浦田さんの作る重いテーマをストレートに表現する作風は好きですが、ある年齢以上で、そこそこの人生経験がある大人ならともかく、若いプレイヤーには少し説教くさいと思われ、手に取りづらい物語かもしれません。大筋をファンタジーやSFにし、そこに上手く『本当に伝えたいテーマ』を紛れ込ませて伝えるというのも一つの手なのではないかと思いました。 上から目線ですみません。 @ネタバレ終了 長々と失礼しました。 いろいろ書きましたが、私にとって、とても心に残る物語でした。これから先、この物語を何度も思い返すことでしょう。ありがとうございました。 -
ショート・ショート・ショート10017人の作者が集まって 1500字程度の短編を 100本作るという企画から 誕生したノベルゲームです。 まず初めに、制作お疲れ様でした。 二年掛けて制作されたということで、 とても大変だったと思います。 理想は全部読んでもらう、ということだと思いますが 好きな作者だけ、とか あらすじやタイトルで気になったものだけ とかでもいいと思います。 (私はあとがきなども含め、全て読みましたが) 物語の楽しみ方は人それぞれです。 気軽に読んでみてください。 特に気に入った話は とある患者の診療録 アールグレイ 錯覚の懸け橋 あやかしのきみ 鬼はここにいます 私信 君だけの物語 もう逃げない 聖キャラ学園 時を止める力 いるだけでいいんだよ この11本です。 100本読めば、いろんな感情が刺激されると思います。 あなたのお気に入りの一本がきっと見つかるはずです! -
今宵、忘却列車にて。タイトル画面の美しさに惹かれてプレイしました。 切なくて、悲しくて、優しいお話でした。 橘くんが静かに語りかけてくる感じがとても心地良かったです。 とても短いお話ですし、舞台は現世ではないのに、世界観にすっと入れました。 音楽と、走る列車の音もとてもいいです。 薄幸美少年……。ハッピーエンドも切ないですねぇ……。 -
ダークネス・ボーイフレンド汐音君のキャラデザが魅力的で、プレイさせて頂きました! 主人公の強さや優しさが真っすぐで、眩しかったです。 @ネタバレ開始 けれど、その曲がらない意志は主人公の辛い過去が深く関係していると知って、 自分自身が苦しんだ経験が、いつか誰かを救うことに繋がるのだ、としみじみ思いました。 また、「男らしく」「女らしく」という言葉の呪いを解いてくれる作品だ、とも思いました。 素敵な女の子に出会えた汐音君が羨ましいです! @ネタバレ終了 とても楽しくプレイさせて頂きました。ありがとうございました! -
今宵、忘却列車にて。全エンド回収しました! 幻想的でどこかさびしい雰囲気の漂う世界観がドストライクでした……! 色んなルートを見るために何周もするという行為が橘くんを苦しめていると知ったとき、その構成の妙にあっと言わされました! 短い中に色んなメッセージが込められている素敵なゲームだと思います! -
今宵、忘却列車にて。邪魔のない画面構成で綺麗 -
鳥籠の嘘牢屋に閉じ込められてしまった主人公の物語です。サイドストーリー含めて15分程度で読了しました。 @ネタバレ開始本編は素直に読んでしまって「おおっ!」と思いました。まさに王道のショートショートですね。@ネタバレ終了 サイドストーリーでは本編の背景を丁寧に補完しており、とても良かったです。 あと最後にこれだけは⋯⋯。個人的に一番驚愕したのは、クリア後に見られる『とある仕掛け』でした。これは驚く価値があると思いますので、クリア後はすぐゲームを閉じずに、その仕掛けを探してみてはいかがでしょうか。 -
【Valentine's・Junkies】オカルト好きの主人公・純樹が、図書館で「ろこあ」という女の子と出会ったことから始まる物語です。全3ルート、20分程度で読了しました。 純樹と彼女の微笑ましい話になるかと思いきや⋯⋯。インモラルというタグに(良い意味で)ふさわしいエンドが待っていました。トゥルーエンドは「ですよねー!」と思ってしまいました(笑)。個人的には先生のキャラクターすごく好きです。 -
かぎっこお姉さんになって少年と遊ぶゲーム。選択したお好みのシチュエーションに応じたストーリーが楽しめます。ちょっといじわるな対応をしたりできるのが良かったです。 UIとかアイコンを使ったルート表示といったデザインがおしゃれかつ分かりやすい。 -
ミカヅキノヒトミ監禁生活させられている主人公が男から逃げるお話です。選択肢は2つ、5分ほどでサクサクとプレイできました。フルボイスであることとトリックが仕掛けられていたことから、短編でも満足感がありました。主人公を捕まえるために猫なで声で呼ぶボイスが不気味でサイコホラー @ネタバレ開始 かと思いましたが、実は主人公が猫だったというほほえましいオチでほっこりしました。 @ネタバレ終了 -
蜃気楼全体的にコミカルな雰囲気でサクサクと読むことができました。笑えるギャグもあり、しめるときはしめていたので良かったです。 全てクリアするのに45分くらいでした。 イラストは卓越して良かったです。顔が良いキャラは見ていて満足感に効く。 設定や関係性をもっと読みたかったので ストーリーは少し物足りなさがありました。 -
セツナワールド雰囲気が好みだったのでプレイしてみたのですが二週目からおかしくなっていってぞわぞわしました笑 最後はもう…これはぜひ前情報なしでプレイしてみてほしい作品です。 欲を言うならあの子が報われるお話が欲しいです…すみません欲張りですね!笑 -
宝石ドール自分になんのとりえもないと思っていたと詩織と怪我により与えられた使命を果たせなくなった猫目が、喫茶店をきっかけに自分の価値を見つめるお話です。 20分ほどでプレイしました。「自分の価値」というテーマが一貫していて、喫茶店での交流を通して丁寧に書かれていました。 「美味しいコーヒーを淹れる」という約束をしたことで喫茶店にやりがいを感じ自信を持っていく過程がとても良く感じました。

しろ∽うさ
机上の空蝉@ゲーム制作
浦田一香
H-Cait@はーきゃっと
N.K.
てるてるvs雨さん(他作品)
天邪鬼でも鬼じゃない
冬紀
グレうさぎ
ひとさじ
白亜
個人宇宙
アリエール真白
コバナシマチ(死神ラビット)