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ティラノゲームフェス2022参加作品

8815 のレビュー
  • 『IF』がユメであるように、夢がゆめであるように
    『IF』がユメであるように、夢がゆめであるように
    まず、サウンドの良さ、背景1枚絵のレイアウトの質や細かさ、操作し易いシステム性と短いゲームながら非常にレベルが高く驚いた。(中にはフリー素材のようなものもあるらしい?未確認です。この界隈のことは何も分からないです。市販品はこんなに条件の揃うものはお高い。同人ゲーム凄い。私はただただ無知です。) 優れたBGM、画面の奥に広がる彩られた世界、軽妙なテキスト。ゲームの世界観に入り込むのに苦労することはこれっぽちもなく、違和感なく読み始めることができた。シナリオの導入が興味のある内容だったことも要因かもしれない。 @ネタバレ開始 書店にノベルゲーが置いてあるというシチュエーションが好みでそこからのお仕事ものに繋がる流れやバックヤードの話が面白かった。具体的なエピソードが次々と出てきて、自分のバイト時代も思い出す。(某オタク御用達書店の倉庫) ここから一旦挫折の流れがあり、何度か視点の切り替えがあるのだが、意外性もあり丁寧な描写も良かった。 読み終わっての通しの感想は、作者さんの考えや悩み、思いの丈を知れて良かったなということ。他人の経験や体験を追体験してるような感覚のゲームだった。加えて読み易いテキストや面白いテキスト、場面転換の意外性も諸処で感じ短尺1本のノベルゲーとしての面白さや巧さを堪能することができた。ノベルゲーを作りたいノベルゲーというメタ構造の中で、ノベルゲーの良さは光っていました。 テキストの中でも意外性のある切り返しが面白く、でも雑に感じるところもあった。作者が乗っている感じや苦労してそうな場面、全部含めて楽しむことができた。 同時にもしこのゲームに商業性を加える(余計な妄想ですが、長尺化とかしたら)としたら、もっとキャラクターを安定させて(特性や感情面等々)、キャラ周辺の描写を増やし、言動の一貫性、静から動への流れなど(助走が短いような気がした)もっと劇として膨らませる必要があるのかもしれない。 明らかに余計なテンプレート的指摘で申し訳ありません。商業作を楽しむことに慣れ切った私がプレイしながら思いついたのはそんな些末なことで、作家さんの伝えたい思いの前ではただただ白ける揚げ足とりでしかない。しかし余計であるが言いたくなってしまった。(作者さんが恋愛も盛り込みたそうな色気を出していたのを感じたのもあるかもしれない。) @ネタバレ終了 総じて貴重なノベルゲーム体験だったので作者さんに感謝したい。ノベルゲームのことを色々と考えるきっかけになる1本でもあった。
  • キミのニセモノに恋をする
    キミのニセモノに恋をする
    はじめまして。YouTubeにてアップさせて頂きました。絵も可愛く ストーリーもとてもハマりました!曲も含めて 心にのこる作品です!
  • 天使のロマンホリデー
    天使のロマンホリデー
    この一回のためだけにこの立ち絵を描いたのか!?という驚きがまず最初にありました。差分も豊かですごいとしか言いようがないです。トゲトゲのついた天使の輪っかのデザインが好みです。 @ネタバレ開始 メタフィクションのエンドが印象的でした。天使はプレイヤーのことで神様は制作者様のこと…? @ネタバレ終了 面白い作品をありがとうございました!
  • 猫ノ目のような世界で
    猫ノ目のような世界で
    不思議な世界観でした。 色合いも登場するキャラ、そしてBGMも素晴らしい。 ねこちゃんの表情が変わるのも可愛らしい! とても素敵な作品をありがとうございました♪
  • 【公開終了】世界征服はティータイムのあとで
    【公開終了】世界征服はティータイムのあとで
    壮大な世界の中に存在する小さな、けれど唯一無二の物語という感じでロマンチックでした。 @ネタバレ開始 可愛さとかっこよさを兼ね備えたイケメンはやはり良いなぁと実感しました。アポロ様のビジュアルが本当に素敵です。 ミルファに関しては、モノローグから滲み出る可愛さにニヤリとしていたのですが、最後のCGでドキッとなりましたね。魔王と村人、立場は違えど似た者同士でお似合いの2人だったんだなと。 寿命的に、アポロよりも先にミルファが天寿を全うしてしまうのは避けられない運命だと思うのですが、それでも愛を信じるというところにロマンを感じます。 この後どうなったんだろう……という想像を掻き立てられるような終わり方が心憎い演出だなと思いました笑 @ネタバレ終了 ありがとうございました。
  • 生きるその先に -覚醒編-
    生きるその先に -覚醒編-
    ギャルゲーと伝奇バトルの融合! 「3部作の2作目」という位置付けですが、作品紹介にも記載されているとおり、この作品単独で楽しめる内容になっています。 今作は第1部と比較して、バトルシーンが多めな印象です。 他作品からのゲストキャラとの共演など、アツい展開も多数あります。その分、BAD ENDだと血がたくさん流れます。 もちろん、感動的なシーンもたくさんあります。 攻略難易度はやや高めなので、行き詰まってしまった時は攻略ページを参照することを推奨します。 人と鬼が歩んでいく道の物語、恋愛ものとしてはもちろん、伝奇やバトルが好きな方にもおススメです!
  • 白無垢の決意
    白無垢の決意
    明治時代を舞台にした姉と弟、そしてそれを見守る一人の男性の「決意」の物語です。 自由ではない大変な時代に生まれながらも、己の大切なものを守るために「決意」を固めた3人の生きざまが描かれています。 手紙に秘められた人間ドラマが垣間見える作品です。
  • Bon appetit
    Bon appetit
    かなり面白かったです! 物語が進むたびに雲行きが怪しくなっていく感じ、登場人物への見方が大きく変わっていきました。 True ENDのルートに入ったときは、映画やドラマのような感覚になり、終わった後の満足感がすごかったです!演出がぴったり! 謎だらけの状況に対して徐々に理解度が深まっていくストーリーはワクワクしますね! イラストも謎めいた本作にとてもぴったりで、音楽も臨場感を搔き立てました! あの音楽が流れたときは「あ,,,」ってなりました笑 素敵な作品をありがとうございました!
  • 機械仕掛けのマーセネリア
    機械仕掛けのマーセネリア
    ゲーム実況させていただきました。 ぐっと引き込まれるストーリーで、途中何度も涙しそうになってしまいました。 ひとつひとつの記憶を丁寧に受け止め、自分や誰かの「心」と向き合おうとする姿は、切ないけれどとても美しいと感じました。 マーセネリアちゃんの幸せを心から祈ります。 素敵な作品をありがとうございました!
  • おもいをつたえるプログラム
    おもいをつたえるプログラム
    異世界で冒険するよりも、現実で告白するほうが大変! 与えられたミッションに対して、最適な選択肢を予想して選ぶことで進んでいく短編ゲームです。 ハズレの選択肢に対しても、しっかりリアクションが用意されている点が好印象です。 選択肢を間違えても、タイトル画面から選択肢に直接ジャンプできる親切設計です。 選んだ選択肢が「正解なのか? 不正解なのか?」のハラハラ感が楽しいゲームです。
  • きみはもうほかの誰かのもの
    きみはもうほかの誰かのもの
    すいません、ファンアートを描かせていただいたので、連投失礼します。 東くんが、空を通して彼の想い人に 手をのばしている感じです。 彼の儚さが出ていたらいいな、と思います。ありがとうございました!
  • 明日転校するまえに山田さんに告白するぞ~!!
    明日転校するまえに山田さんに告白するぞ~!!
    ポップな明るいノリで進む、選択肢いっぱいの短編ゲームです。 選択肢を間違えると即ゲームオーバーになりますが、手前の選択肢からすぐにコンティニュー可能なので、 何度もやり直すことで最高のエンディングにたどり着けるシステムになっています。 気軽にプレイできる内容なので、多くの人にオススメしたい作品です。
  • きみはもうほかの誰かのもの
    きみはもうほかの誰かのもの
    プレイさせていただきました! まずタイトル画面の美しさに驚きました。 そして東くんの見た目に反して男らしいそっけなさや豪快さが好感を持てました。 @ネタバレ開始 全ルート回収しましたが、バッドエンドの方のホラー感が強烈でした。それでも仲がいい東くんは本当に優しい子なんだと思いました。 エンディングが美しすぎて見とれました。 @ネタバレ終了 素晴らしいゲームをありがとうございました!
  • プレアデスをさがして
    プレアデスをさがして
    この作品を遊ぶことを楽しみにしておりました。心があたたかくなる、いいお話でした。 プレアデスとは? 主人公と一緒に、託された謎を追いかけて、いろんな住人たちとお話をして……と、ドットで描かれる世界をたっぷり楽しませていただきました。音楽もとても好き。(夜のBGM、癒されます) @ネタバレ開始 悩みましたよー! どうすれば、ねえさまにお会いできるのかを。ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら、マップに出て来たときは嬉しかったです。 たくさんのキャラクターがいて、このキャラクターも素敵だし、この関係性もどれもいいなと思いながらプレイしておりました。なんだかんだで淡々とマイペース素直な主人公が好きです。 たぶん、新しい関係性ができたとしても、“ぼく”は、かあさまのことを思い出すのだろうな、とか。物語の余韻を楽しんでいます。 対になる人物、物語があって、彼らを繋いでいったり、緩衝材となったり。運ぶ、結ぶ役としての郵便屋を中心に織られていく物語の構成も素敵だと感じました。 @ネタバレ終了 続きがあることが可視化されているので、試行錯誤の楽しみもあり、バッジもいただけて嬉しかったです。素敵な作品をありがとうございます。
  • 彷徨う空腹 –サマヨウ クウフク–
    彷徨う空腹 –サマヨウ クウフク–
    こんな展開になるとはと思わせていただきました。 ストーリーはもちろんですが、雰囲気、実写の使い方など惹きつけられる作品でした。 動画でも紹介をさせていただきたいとおもいますので、どうぞよろしくお願いいたします。 とても素晴らしい作品をありがとうございました♪
  • 白無垢の決意
    白無垢の決意
    手紙の内容(物語)だけだと正直前後関係が分かりにくい部分もあったので、おまけまで読むことをお勧めします。 @ネタバレ開始 基本的には白無垢を着た彼女を中心とした、三者三様の気持ちの揺れ動きをテーマにしていました。姉弟の心情に関しては明治期〜の時代感覚でもあるんだろうなと。夫さんに関しても、恋愛結婚ができない部分は時代背景があるんだろうなと。ある程度、歴史を知ってる人からすると共感できる部分ではあるんだろうな〜って思いました。一個あげるとするなら、そこまでされてもなお、なぜ夫側が結婚したいと思ったのか、おまけを見てもあまりよく分からなかったです。私ならヤベェヤツ判定をし、距離置きそうです。 @ネタバレ終了 他の作品と比べると、短めで、一本道なので、比較的に読みやすい印象です。 面白い、というか、三者三様の気持ちを考察する楽しみがある作品かなと個人的には思いました。
  • 彷徨う空腹 –サマヨウ クウフク–
    彷徨う空腹 –サマヨウ クウフク–
    残業深夜、申刻もプレイ済みのヨルミチさん作品のファンの一人です。 モノクロの部分が印象的で、赤やピンクで効果的に「こわっ」という気分にさせられました。 傷跡の加工や、主人公が正気を失っていくのが文面で表現されていてすごかったです。 短編なので気負わずプレイできますが、それぞれのルートでしっかりズシッとした気分になるのも秀逸だと思います。 追加エピソードも楽しみにしています! @ネタバレ開始 ネタバレというほどでもないかもしれませんが、偶然プレイ前に外出先でラーメンを食べてきまして、ちょっとゾクッとしました(笑)@ネタバレ終了
  • プレアデスをさがして
    プレアデスをさがして
    動きのあるドット絵やUI、8bitBGMなど、作者様の作られたあれこれが抜群の雰囲気を演出。世界に浸り、出会った人々と素敵な時間を過ごすことが出来ました。 回収したストーリーはチャプターで見れるのも嬉しい作り。クリア後にリプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 今も好きなBGMを聞きながらコメントを書いていて、特に夜のBGMやたら聴いちゃってます。「……かあさま」の語りもたまらんです。 最初はエンド回収の仕方が分からず、めっちゃ途中で終わった!と驚きましたが、3回目くらいで理解。ペアで解放のされる仕組みも凄く良かったです! 最後に「だからみんなの×××があんな感じだったのか!」という感覚も、気持ち良かったです! しかもみんな良い人。それぞれの幸せを願ってしまう、素敵な世界! そして、総じて、顔が良い……!! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました(*´ω`*)
  • 終末吸血鬼。
    終末吸血鬼。
    皆さま、吸血鬼は好きですか? 私は大好きです。 終末世界は好きですか? 私は大好きです。 そんなあなたには、この「終末吸血鬼。」がオススメです!!! 「終末」「吸血鬼」「コメディ」タグでピンときたらやりましょう。想像通りに、そして想像以上に面白いです。 特筆すべきはビジュアル面。 AIを用いて生成された写実的で荒廃した背景と、キャラクターのかわいらしいイラストの、いい意味での『ミスマッチ』。 それは、荒廃してしまった静的な世界と、動的に動いているキャラクターの対比具合でもあり、暗く退廃して閉ざされた未来と、あくまでも明るく、可能性に満ち溢れた主人公の対比でもあり。 お話もコメディ調で、大部分を軽いノリで気軽に読めます。終末世界モノには珍しく、主人公がとにかく明るい。そして可愛くて愛すべきばk……ば……万物に打ち勝つ、つよい吸血鬼。 大変にやにやしながら読むことができます。特に3話は死ぬほど笑ってしまいました。ひとしきり笑った後、そこに時折差し込まれる、退廃した背景の「ああ、そう言えば世界滅んでるんだっけ……」という寂しさ。 良いです。大変良い。終末モノで、なおかつコメディで、そして終末モノとして楽しく読める。 技術的な面から言えば、やはりAI背景の使い方がすごくうまい。 我々製作者が背景素材を検索する時、「荒廃」「世界」「SF」的なものを探すとどうしても枚数が限られてしまったり、用意する労力が大変膨大なものにになってしまったりします。 しかしこのお話で使われる背景素材は1枚も「被り」がありません。しかも、話ごとに荒廃した雰囲気がやや違ってくる。 この荒廃した世界が、本当に永遠に永遠に続いていくんだな……という絶望感と、「それでもどこかに人間がいるかも」という希望が、すごくいい具合に被さってくるのです。そして世界を見渡すような、カメラワークが入ってくる所もとてもうまい。とても良い。ヴィエリイちゃんかわいい。 私もノベルゲームを作ってみたくなりました。これは最上級の誉め言葉です。創作意欲を掻き立ててくれるゲームは良いゲームです。 ということで、私は特に3話が好きです。すごく3話が好きです。これを読んでいる人は3話まで読んでみてください。
  • ひつじさんへっどふぉん ふしぎな島のなかまたち
    ひつじさんへっどふぉん ふしぎな島のなかまたち
    Eテレで普通に放送していそうな内容とクオリティ! しかも全てをお一人で作られているのが恐ろしいです。 ストーリーはとても心の温まるお話で、キャラクターはもちろん絵柄もストーリーによく合っていてかわいいです。 音楽もとても素敵でした。 @ネタバレ開始 ありさんの声、とてもかわいかったです。 ちなみにキャラクター診断は亀でした。当たってる! @ネタバレ終了 素晴らしい作品をありがとうございました。