ドラマ
9859 のレビュー-
僕らのノベルゲーム僕らのノベルゲーム読了しました。プレイ時間3時間半。 学園、青春、創作、サクセスストーリー! 綺麗なイラスト、練られたシナリオと完成度が非常に高いです。 開始直後の演出や、UIなど大変拘って丁寧に作られています。 また、ストーリー序盤~中盤でキャラクター毎にスポットが当たる場面があるのですが、誰と何をしているのかを明確にしている点も工夫を感じました。 シナリオの見どころのひとつとして、創作をしている身としてはあるあるの部分から、闇の部分までが詰まっている点。 プレイしていて思っていたことは、「これを書ける九州さんのメンタルすげぇ」でした。 人によってはゴリゴリとメンタルを削られるかもしれません。 @ネタバレ開始 一番好きなシーンは最後の屋上。 窮地の場面で誰が助けに来るんだろう?と色々と考えていたんですが、なるほどそう来たか。 製作者としては一番嬉しいやつですね。最後までエレナを守り抜いた樋口がかっこよかった。 読了後、「あとがきは!? あとがきはないの!?」ってなりました。 Twitterで呟いていた最後まで悩んでいたワンシーンの部分や、前述の屋上の場面で他に助けに来る人の候補があったかなどが個人的には気になります。 きっと自身のブログに上げる準備をしているのでしょう。お待ちしております。 @ネタバレ終了 3年間の製作本当にお疲れさまでした! 最後に、マイベストフェイバリットキャラは鬼瓦くんだというどうでもいい情報を書き込んで締めさせてもらいます。 え? みんなも鬼瓦くんに立ち絵付けて欲しいって一度は思ったでしょ? -
僕らのノベルゲームまさしく創作の明と暗、軽と重といった二面性を併せ持つ制作者にも響く物語だったと思います。 切り口は学園ものの王道で、スッと彼らの日常に入り込めるテイストがとても多くの人にお勧めできる作品だと感じました。 僕は読むスピードが遅いので、読了まで5時間くらい掛かったと思いますが「読みやすさ」と緩急の利いた飽きさせないプロットで、時間の長さは気になりませんでした。 小説を書く方も、ノベルゲームを制作する方も、ぜひ青春という甘酸っぱいフィルターを通して「あるある」を感じつつ、彼らの物語を見守ってみてはいかがでしょうか。 ひと夏の思い出を、ノベルゲーム制作の合作に懸けた彼らの人間ドラマもお見逃しなく! @ネタバレ開始 【2軸のストーリーライン、二面性】 主人公、樋口新平の頭の中にずーっと住み続けていたエレナ。 彼女をメタファーとして、創作上の物語と新平の日常がうまくリンクして並列進行していく造りがとても面白かったです。 頭の中に断片的にあった彼女の想像が、鬼瓦くんの手によって具現化されたり、段々創作上のシナリオが組みあがっていく中で、本当にファンタジー小説を読んでいるかのような描写にゆっくり溶け込んでいくのが素晴らしかったです。あ、もうストーリーは動き出しているんだ。。と、エレナと先生たちの掛け合いを見て思いました。 また、新平たちの日常もコミカルさと青春の甘酸っぱさが丁寧に織り込まれていて、やっぱり創作の日常風景っていいなと再認識する世界でした。 それと「創作あるある」や制作者なら分かる進捗とか合作の大変さというライトな描写が”明”とするなら、新平が抱える絶望と挫折と過去のトラウマが”暗”という感じでヘヴィーな側面もしっかりと感じることが出来ました。 こうしたストーリー性や描写の幅などで、要所要所に二面性を感じたので、ひょっとしたらこのスタイルが九州壇氏さんのスタイルなのかな?とすごく面白いなと思いました。 【読み手を意識した丁寧なシステム面】 フォントの読みやすさもそうですが、基本的なADV形式で進みつつも、単独テキストだったり、色々テキスト面でも趣向を凝らしていたと思います。 あと個人的に良いなぁと思ったのが、バックログが非常に見やすかったです。背景がグリッド線なのは、そういう背景を選んだのか、あえて背景を入れないとそうなるのかちょっと検証したくなるくらい、シンプルイズベストみたいなバックログ画面でした。 それからTips機能も新設設計。創作アイデアをたくさんいただきました。僕も単語とかのTIPSを入れたいなと常々思ってる人なので、そうそうこういうのやってみたかったんだ! と、膝を打ちました(笑 ちゃんと「フライテキスト」と言いますか、その説明まであって至れり尽くせりですよね。素晴らしいです。 【馴染みの音楽からシーンを想起できる楽曲まで】 フリー音源でも本当に素晴らしいものがたくさんありますが、その多くが耳に残っている素敵な曲ばかりでした。 個人的にいつか使いたいと思っていた「ワスレナグサ」なのですが、感情の発露という意味ではここがこの物語のクライマックスだったなと、僕は思いました。「ワスレナグサ」のシーンは、ホント印象深かったです。 【立ち絵とイラストの力】 こちらも触れておきたいことの一つです。僕はあまり作品に立ち絵やスクリーンショットは使わないのですが、イラストの力を見せつけられました! 一枚絵ももちろんなのですが、今回立ち絵の表情がすごく繊細でした。 例えば、会話文で掛け合いをしている中で、新平が突然思考(独白)した時に表情が変わる、というタイミングがちゃんと話を聞いてる感があって、そういう細かいところの演出が素晴らしかったです。 【青春≠恋愛 あっさり目 でもラストでにやり】 学園もので青春なら、恋愛を絡めるのも定石だと思いますがこの作品ではしっかりしたそれぞれの相関図は見えつつも、誰と誰がくっついて、誰と誰が結ばれて、みたいなのがくどくなくて、一見あっさり目にも見えました。 しかし、「4つのタスク」を消化する際に、それぞれの人物にスポットライトを当てて主人公とサシにする演出もまた面白かったです。 でも実際タツは、美央が好きで。。というのは分かるようになっている。どこかで行ってました「いらない部分は削ぎ落す」というのを見た気がします。その関係性は分かるからあえて描写しない、という風でした。 それが、ラストの8年後。エピローグ的に先輩と新平が空を見上げながら話すところで生きていた気がします。 ああ、新平と美央は上手くいったんだな。とか。先輩は最後まで先輩だったなとか。谷口さんもきっと今も頑張ってるんだなとか。連絡はしてないけど、知らせが無いのは良い知らせ的な新平とタツの仲直りとか。 最後まで、みんなはみんなでした。 @ネタバレ終了 めっちゃ長くなってすいません。。 「読んだ後に語りたくなる物語」この作品もすごく胸が篤くなりました。 創作のヒントや、様々な可能性を教えてくれた素晴らしい作品をありがとうございました。 -
僕らのノベルゲーム文芸部の高校生達が文化祭に向けて 協力してノベルゲームを作る、というお話です。 @ネタバレ開始 クリアして思ったのは 創作の暗さやつらさが予想以上に描かれていた と感じました。 創作は良いことばかりではありません。 公開する以上、嫌な感想なども時折目にします。 それでも最初に抱いた思いを 忘れなければ、創作はきっと自分に微笑んでくれる。 そう思いました。 私が好きなライトノベルに 「創作が人に馬鹿にされて恥ずかしいのは、自分らしいからだ。 自分らしくないものは馬鹿にされても恥ずかしくない」 というようなセリフがあります。 創作は自己表現だと思います。 新平は木下達に小学生時代、創作を馬鹿にされて とてもつらい思いをしました。 ですが、最終的に自分の作品を守る為に立ち向かいました。 自分の作品を守ることは自分らしさを守ることだと思います。 そういった意味で、つらいことも苦しいことも経験して、 新平は創作者として成長できたのではないかと思います。 創作の魅力を一度知ったら、創作はきっと長い間 形のない友達になってくれるはずです。 友達なので、いつも仲良しというわけにも行きません。 時に喧嘩したり、口も聞きたくないこともあるかもしれません。 ですが、こちらから歩み寄れば きっとさらに深い仲になれます。 そんな素敵な友達と一生付き合っていきたいですね。 制作お疲れ様でした! ありがとうございました! @ネタバレ終了 -
too late but拙作「too late but」が200ダウンロードを達成していました。サムネやプレイ画面を見ればわかるように地味で「華」の無い作品ですが、それでも、興味を持ち時間を費やし、プレイされた方に感謝いたします。 ちなみに、公開から100達成まで約15日。100達成から200まで約50日でした。 -
白き野に咲く花の名はお嬢様然とした百合花と近寄りがたい雰囲気を放つのばら、2人を調べどちらが男に成り済ましたかを探るお話でした。 調査を進めるうちに、それぞれの環境やうちに秘める思いに触れていくのが面白かったです。 背景にある独特の社会が折々に呈示され、SF的な楽しみも感じました。 -
さらば劇薬>やまさきこうじさん 感想ありがとうございます! 黒鳥は悪い子ではないのです…ちょっといじわるなだけの乙女なのです… -
人間らしくゲームの世界の出来事が、今の世の中で起きてしまっているようだと、ずっと感じてました。 屍食鬼も怖いけど、目に見えないウィルスも、本当に怖いですね。 それから、"人間らしく"という題名にも惹かれました。 私も、今以上に出来ることがあるのではないかと、再認識しました。 -
僕たちが爆発するまで あと1分演出が細かく、デザインも統一感があってプレイしやすかったです。 独特のテンポだと思います。 -
さらば劇薬全ルート(分岐)回収しました。 最初、ソワレちゃん視点で観て行き、ED付近で「えっ!?」となって、ED回収してスタッフロールが出た時に「ああなるほど!」と唸ってしまいました。 ソワレちゃんもマチネちゃんも平田さんもみんな素敵です!が、個人的には黒鳥ちゃんが一番好きです。劇中とは言え、報われてほしかった…! どのEDが正解というのはないのでしょうが、個人的にはED2が刺さりました。何故でしょう。自分でもよくわかりません。が、わかるのは、素晴らしい舞台だったということですかね。 スポットライトや演出の一言など、隅々まで楽しかったです! 素敵なゲーム…いえ、舞台をありがとうございました!! -
さらば劇薬【アップデートのお知らせ】 ED1を見た後に読めるおまけシナリオを追加しました。 -
夢幻の秋他の方のレビューで気になって読ませていただきました。 お話の視点は二分割されている構成で、エピローグを含め「鶺鴒」との結び付けがある「寂しい秋」のような内容でした。 分岐無しの30分ノベルとのことでしたが、 美しい写真と音楽、さらっと読める文体で長さは感じられず、一気に読めました。 短いお話ですが、読者をひきつけて読ませる構成が良かったです。 前半の気になるシーンを読者に印象付けたまま後半に入りますが、 後半は追体験のような文面が多く、丁寧な描写に惹きつけられました。 「鶺鴒」「秋」「手紙」というキーワードが生きていて、短いお話でしたがメッセージ性のある深い内容でした。ありがとうございました。 -
さらば劇薬>渡辺 葉さん 感想ありがとうございます! 物語に入り込んでいただけてとっても嬉しいです! -
さらば劇薬>たろきちさん 感想ありがとうございます! 平田は罪なオカマですね…ww -
さらば劇薬>豹牙晃さん 感想ありがとうございます! イラストや演出等褒めていただき光栄です! -
さらば劇薬テーマである「演劇」が作品の演出と展開に活きていて、 最初から最後まで1人の観客として舞台を見るように物語に入り込めました。 鮮やかで雰囲気のあるイラストも作品の雰囲気にとてもあっていると思います。 両エンド見て最後の選択肢の意味がわかったときに思わず唸りました。とても面白かったです! -
ちゃーちゃん事件です!読ませていただきました。 間のとり方が素敵です。 立ち絵が可愛いですね! 切ない気持ちと暖かい気持ちが入り交じる物語でした。 ちゃーちゃんとミワちゃんの信頼関係が読み取れます。 先生の涙が印象的でした。 ED凄いですね! 素直にしんみり感動できる作品です。
-
さらば劇薬平田の魔術に嵌りました…! -
夢幻の秋趣を感じるタイトル画面だったので、読ませていただきました。激しい主張をせずに物語を引き立たせている背景画像、雰囲気に合った見やすいフォントなど、丁寧な作りでした。 @ネタバレ開始 冒頭小夜さんが鶺鴒を踏みつぶしたときに、「私は私を」という描写が出てきます。怪我をして逃げることのできない姿が、自分と重なって見えた。だからその自分を消すために、小夜さんは鶺鴒を踏みつぶした。 この部分から察するに本来の小夜さんは、鶺鴒のような、教鳥、恋教鳥、嫁教鳥と似た側面を持った存在であったのだと思います。そう考えると、美樹さんが小夜さんを美しいと感じていたことも、豪農の人間であったことにも納得ができました。 しかし鶺鴒は、周りの目を気にして何もできなくなっていた。その人間は、羽を怪我して尾を振るばかり。 物語の展開としては、自分を踏み潰したから小夜さんはこの結末を辿ったように思えます。しかし小夜さんは、自分を踏みつぶす前から既に、理不尽さを感じていました。 「めそめそ泣いていないで、シャキッとしなさい! お姉ちゃんはしっかりしているんだから、もっと見習うのよ!」 セリフにしか描写されていないですが、この段階で小夜さんは泣いていますからね。 これを踏まえると、踏みつぶす前からこうなることは決まっていたのではないかとも思いました。 もし違う道があったとするならば、あのとき踏みつぶすのではなく、助けていた場合でしょうね。鶺鴒は小夜さん自身ですから、自分で自分を消すのではなく、救うことを選んでいれば、鶺鴒が持つ側面を、その在り方を持ちなおすことができたのではと思いました。 しかし小夜さんは、自分を消した。自分が持っていたものをすべて消して、理不尽から解放されるはずだった。 しかし現実はそうはいかなかった。友を失い、輝いていた時間を失い、わずかな希望も潰えて、居場所もなくなって、そして今度は、きれいに自分を消してしまう。 手描きの文字から人の心を感じることを好んでいた小夜さんが、その文字によって傷つけられるというのは皮肉な話ですね。 あなたは知らないうちに、誰かを傷つけてはいませんか? 最後の最後で、それを身をもって美樹さんに教えてしまうというのが、何とも。人間よりもはるかに一生が短く儚い存在が、その命を終えた姿を見ているような気分でした。 手紙を見たあと、「顔を上げると、窓の外を鶺鴒が飛んでいた。」とあります。これはあのとき、自分をつぶしていなかったらあったのかもしれない、「またね」の続きなのかなと思いました。自分を消さずに、ゆっくり時間をかけて羽をなおした場合の、小夜さんなのかな……。 @ネタバレ終了 丁寧に組まれたお話でした。 ありがとうございました。 -
夢幻の秋【夢幻の秋】読了させて頂きました。 とても上質で、とても上品な装丁のされた物語を読ませて頂いたように感じます。タイトルバックの背景の様に、静々とした物悲しさを湛えつつも、どこか郷愁を感じる鮮やかな世界に浸ることが出来ました。ありがとうございます。 作中の写真がとても鮮明で、1枚1枚に趣あるチョイスなのですごく目に優しかったです。思わず背景が変わるたびにメッセージウィンドウを消して、その場面に彼女たちを投影しました。 昔懐かしい立ち絵無しの「サウンドノベル」で、グッと心を惹きつけて先を読ませるお話です。30分程度で読めますので、短時間で良質なシナリオを読みたい方にはぜひおすすめです。 -*-*-*-*-*-*-*-*- 以下、ネタバレあり -*-*-*-*-*-*-*-*-*- @ネタバレ開始 ◆ 秋空の物悲しさを感じる良質なプロット ◆ 最初の独白から彼女、白雪小夜の物語りかなと思わせつつ、主人公(視点)は矢草美紀の目線から語ることで、このプロットにミステリアスな謎が散りばめられました。 なぜ、彼女からの手紙が来なくなったのか? なぜ、あの時彼女は足元を気にしていたのか? なぜ、彼女は自らその道を選んでしまったのか? そういった小さな謎(意識)が読み手の心をくすぐって、一気に最後まで読むことが出来ました。あっという間の30分の出来事で、上品な甘さの食後のデザートのような感覚です。 最後まで読み終わって、時系列を整理すると腑に落ちる。という構成が見事でした。短い時間ながら程よく過去の思い出が差し込まれて、それがクドくなく、彼女たちの想いに触れることが出来たと思います。 ◆ 美麗な背景と落ち着いた音楽 ◆ 写真選びの大変さは身に染みて理解しているのですが、サイズとか鮮明さはなかなか欲しいのがないので今回全てしっかり選んだんだろうなと推察します。 今回の背景はどれも素敵でした。音楽も落ち着いたものが多く、夜に晩酌をしながら読む読書としても最高でした。 ◆ 「鶺鴒」が誘う結びのお話 ◆ 本編が終わって、タイトルに戻ってきたときに鶺鴒のアイコンがいた時に、えもいわれぬ感動がありました。 きっと誰もがクリックしてしまうと思いますが、そこから始まるその後の結びが、教訓的でもあり、最初のオープニングに回帰するということもあり、素敵な結びでした。 -*-*-*-*-*-*-*-*- 以下、ネタバレあり -*-*-*-*-*-*-*-*-*- @ネタバレ終了 システム面で思ったことが一つあります。バックログの背景が、文字と同系色なので少々見づらかったです。 あの古文の印象的な背景ではあるのですが、私のようなバックログをよく見返す人(少数だと思いますが)には少し不便でした。 この物語の最後の余韻として、読んでみたいストーリーは後日談より、きっと美紀の人生の分水嶺であっただろうあの日、小夜と一緒にいることを選んだ美紀のIFストーリーでしょうか。 どちらの視点でも、幸のあるストーリーであることを願っています。 素敵な物語をありがとうございました。 -
1MINUTE IRREVERSIBLE(ワンミニッツ・イリバーシブル)短いながらも雰囲気を強く感じさせる作品でした。背景やBGMや効果音、演出が凝っていてこだわりが感じられました。

ねこの/milkcat
吉田優蘭
浦田一香
m某
アリエール真白
ひとさじ
ma,marine
中野カカオ
やまさきこうじ
moge-moge-kun
渡辺葉
雑纂
たろきち
お風呂かこ