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SF・ファンタジー

8070 のレビュー
  • うらむくはぱらいそ
    うらむくはぱらいそ
    AIやロボットに好意がある人は注目ーーーー!ぜひプレイをオススメしたい作品です。 SFと芸術欲も大満足。 @ネタバレ開始 この作品をプレイして、画家ゴッホの「星月夜」と「ひまわり」のイメージでいっぱいになりました。 ヘリオスが用意した人工的な楽園に、ずっとヘリオスの献身を感じていていつ涙が零れるかグッとこらえていました。 人類のためリソースを割いて花びらを散らしてくれたり、兵器AIが作曲って…!相当ですよ!!ラッパ音がうるさそうな軍歌なわけでもなし…!ヒマワリいっぱいは花言葉+「あなたが太陽」という意味のラブサインですよねありがとうございます! AIズからの人類呼びも好きでした。 個人への好きって分からないですよね、でも「人類」の人にその人に合った配慮をしてくれていましたよね、もうそれは愛って錯覚していいですよねヘリオスさん!!! コンフィグのテキストはエンド後に考えるとデイズだったんですね。 (もし「人類」やヘリオスに当てはまるワードだったら一気に(私の中の解釈が)地獄と化す) 宗教わかんないって言ってたのに永い時間をかけて人格の発露が表れたのかな…! しかしこんな人類死滅して他AIも稼働してなさそうで産めや増やせのプロトコルもない世界で個を獲得するのは逆に地獄…! どっかで命令や規定を必要としない仕様に変化して新人類になるか、(私の中で「人類」とヘリオスは楽園にいるので※1)デイズもおいでよ! ふふふ、そうだね、今夜は夢の中でifデイズを妄想して幸せな二次創作でもしようかな! (ヘリオスと「人類」は作中で描かれきったけど、もしここから新たな変化・逆転を見い出せるとしたらデイズのみ!デイズくんならやれる!伸び代の塊!!) …眠る前くらい幸せな夢みてもええじゃろ?(大泣き) (「うらむく」の意味をAIさんに聞いたら、 「自分に対してひどい仕打ちをした人や、自分の思いどおりにならない物事や状態に対して、不平や不満、仕返しをしたいという気持ちを持つことを意味します。」と返ってきました。 「誰」とか「何の業」を考え出すと落ち込んできたのでとりあえずデイズをドタバタコメディの苦労人キャラに改変させて落ち着きます) ※1 そう捏造して納得しないとツラすぎた @ネタバレ終了
  • ネイフォロニより愛を込めて
    ネイフォロニより愛を込めて
    不思議の国のアリスがモチーフ、主人公は男子大学生で男装です。 キャラデザも素敵なイラスト、イカレたキャラも魅力。特に主人公が主人公してて、とても気持ち良かったです! ただし作品説明の5~15分と思ってプレイしない方が良いです。私のクリア時間は45分ほど。そのくらいかかると思って、落ち着いて読んでほしい作品! @ネタバレ開始 さすがに目安の時間が違い過ぎて、途中で集中が削がれたのは残念でした。 が、とても面白かったです! ミステリーな進行に立ちまくったキャラクター、イラストも素敵で背景やセーブ画面までしっかり統一感、タイトル画面変化もごちそうさまです! 俺様主人公が素敵で爽快、気持ち良かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 竹にまつわるぞわっとする話
    竹にまつわるぞわっとする話
    タケに関する豆知識やお話が少しずつ読めて面白かったです。 研究パートではどう話が進んでいくか気になっていたら壮大になり少し夢のある話でワクワクしました。 @ネタバレ開始 あっちを見てもタケ、こっちを見てもタケでは大変だ! こんどはパンダを改良してはどうでしょうか?(迷案) @ネタバレ終了
  • イモータル・ブレイブ
    イモータル・ブレイブ
    グラフィックがとにかく美しく、高い臨場感がありました。特にOPのこだわりには脱帽です……! @ネタバレ開始 あの壁画はめちゃくちゃかっこよくて個人観賞用スクショを撮ってしまいました。描かれたエクレールさん本人は嫌そうでしたが……笑 導入部から世界観の解説、ストーリーの流れも丁寧で、物語に入り込めたと思います。メインキャラも誠実な人ばかりで、感情移入しながら進められました。ふたつの種族の対立についても考えさせられました。エクレールさんのモノローグの中の「殺害された仲間に寄り添い泣いている魔族」という一文が胸に刺さりました…… どちらのルートのストーリーもすごくよかったけど、フレイさん自身がノヴァさんの魂と一緒に戦う展開が激アツだったので、個人的にはティアさんルートが好きです。 レヴィンさんが、(見た目だけなら)フレイさんと同い年と言われても別に違和感ないのもあって、エクレールさんとは本当の親子じゃないのかなと思っていました。正真正銘、実の親子で安心し……た直後に「これ安心してよかったのか???」と思いましたがw、やってることは非道でも、どうしてもレヴィンさんを嫌いになれませんでした。きっとあの事件さえなければずっと仲睦まじい家族だったのかなと思うと……エピローグで生きててくれてよかったです。異様に若いお父さんキャラという設定は私の性癖でした(?) 伏線もほとんど回収されますし、綺麗なハッピーエンドで安心してエンドロールを見られました。壁画でしか存在が窺えなかった魔王様についても、もっと知りたいと思いました。 クリア後のタイトル画面、鎖が外れて青い空が見えて……良かったです。 メンバーのみなさんによるおまけイラストも最高でした! @ネタバレ終了 とても楽しくプレイしました。ありがとうございました!!
  • この世の果てまで
    この世の果てまで
    『この世の果てまで』プレイさせていただきました! @ネタバレ開始 独特で不思議な感覚になるゲームでした このぐるぐるの先がどうなっているのかもとても気になりますし、想像するのも楽しいです 雰囲気がすごく良く、落ち着いて遊べて面白かったです @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • フィル・フルオライト
    フィル・フルオライト
    カラスの色を染めるゲーム。 これから始める方へ。死後の世界が舞台ですが、夜の灯りのような優しさがある作品なので「怖い」と言うことはないです!安心してください。 @ネタバレ開始 天の門をくぐる前にイマジナリーフレンドが会いに来てくれるっていいですね! ロマンがあって好き 空や天候のイメージを多彩に使われていて、 冒頭に述べた「夜の灯り」にはじまって「寄り添うような小雨」「空を羽ばたく青空」など多くの背景に包まれて不思議で心地のよいゲーム感でした。 ありがとうございました。 @ネタバレ終了
  • 大強盗幽霊
    大強盗幽霊
    はちゃめちゃに面白くて、気づいたら一気にプレイしてしまいました! キャラクターの魅力がこれでもかと詰まっている作品で、主要登場人物が誰一人として没個性になることが無く、イキイキしていることに感動しました Live2Dの動きがとてもなめらかで、抜刀モーションなどの切り替えのスムーズさが秀逸です! ストーリーや選択肢もよく考えられていて、素晴らしかったです! ギャラリーリストもファン垂涎の品でした! 素敵な作品をありがとうございます!
  • 幽けき花のリグヴィティス
    幽けき花のリグヴィティス
    色んなタイプの美麗長髪男子が居ると聞いて、プレイさせて頂きました! 鬼にも人にも属さない半鬼のヒロインが、真実の愛を知っていく乙女ゲームです! @ネタバレ開始 異世界中華ファンタジーが大好きなので、攻略対象全員のビジュアル最高!特に紫玉さんが癖な予感がする…と、プレイするのを楽しみにしてました。 開始すぐに流れるモノローグや、OPの雰囲気も最高だ…そして戦闘シーンの立ち絵の動きが凄いです!本当にそこで戦闘が繰り広げられてるような臨場感にドキドキしました…! 以下、攻略順にキャラとエンド感想を語らせてください。 吾妻さん 寒色系の穏やかそうなビジュアルだし、きっと優し気な儚げイケメンに違いない…笛吹いてるし(偏見)と思ったら、一番クセ強なお方でしたね…! 強かな上に、多分あんまり興味の持てる事がないまま生きてきたのかな…?主体性がないというか、掴みづらいと言うか…ついでに言うといじわるだし、現代学園物だったら間違いなく「やなやつ!」枠で、最初は凄く困惑しました。 それでも、秋鈴ちゃんの笑顔にほだされたりして人の心を取り戻していく描写にほっこりしました(ナチュラル失礼) 吾妻さんに関しては、最後まで考えが読めなくて終始驚かされっぱなしでした…! 秋鈴ちゃんをおもしれー女認定してる節がありましたが、吾妻さんもおもしれー男だよ…!と思うのは、きっと私だけではない筈。 2人が一緒に居れば、きっと退屈する事はないんだろうなぁと思います。 黄華さん 自分も聖主と呼ばれる立場の偉い方なのに…むしろ偉い方だから?なのか、ことある毎に秋鈴ちゃんを聖女認定するのに少しモヤモヤしました…! 秋鈴ちゃん自身の事も見てあげてー!! かと思えば、聖女じゃないのなら遠慮しないとばかりに強引な面もあったりとてもパワフルなお方でしたね。そういうの嫌いじゃないぞ! 黄華さんルートは、大団円感があって逆ハーやハピエンが大好きな私的に、終盤ニッコニコしながらみんなを眺めてました。 良い子には幸せになって欲しいですからね…! けど、吾妻さんだけは反省してください。 安芸さん 普段、ぶっきらぼうタイプのキャラ(見た目の偏見)は刺さらないのでノーマークだったんですが…隠れ幼馴染というやつですね!!! 昔助けてくれたヒロインの事をずっと慕っていたというのが良きですね…。 お腹を空かせた秋鈴ちゃんにいっぱいご飯を差し入れてくれるのも優しい! 先に攻略した2人が引っ張るタイプだったので、様子を見ながら優しくしてくれる様子が沁みました…。 うっかり口を滑らせたり、それで歯止めが利かなくなるのも可愛いです。 責任とって、2人でずっと連帯責任しといてもらいたいですね(?) 翠峰さん 幼馴染にのにいや!昔からの合図!! 幼馴染属性に弱い私としては、序盤のやり取りから既に最高でした…! 普段、秋鈴ちゃんに対しては穏やかで優しいにいやなのに、「自分の」秋鈴ちゃんが他の男に傷をつけられたと知って荒れまくってるのがとっても良かったです!! 普段から交流がある分、スチルのあるイベントもエッで最高でしたね…。 本筋のお話は…秋鈴ちゃん的に一番ダメージが大きいものでしたが、翠峰さん自身は「本当の家族になりたい」って言ってくれたのが救いでした。 にいやという立場を利用しつつずるい事しちゃうのも可愛いです。好き!! 紫玉さん 最高か…? やり方は強引ですが秋鈴ちゃんに対する接し方は優しさそのものだし、何よりお互いがお互いを心の救いにしていたのが尊いですね。 秋鈴ちゃんがいつも言っていた「鬼にも人にも優しい人はいる」というお話の、鬼の部分が紫玉さんだったのが個人的に熱かったです! 紫玉さんも、汚れ切った手を綺麗だと褒めてもらえたのが心の支えだったのがもうね…今までの生活環境が垣間見えて、凄く切なかったです。 キッカケは少し強引でしたが、この2人は惹かれるべくして惹かれあったんだな…と、仲睦まじい様子を見て実感しました。 丁寧に作られた作品なのにくどさがなく、見たいところの良いとこどり!というお話の作りがとっても良かったです! 周回プレイが前提の作品だと共通ルートで中だるみする事が多いのですが、ルートに入るとすぐにお相手のキャラに没入出来るの良いですね…! クリア後のEDでは全員の描きおろしイラストがこれでもかと流れてきて、こんなに贅沢させてもらっていいの…?と、良い意味で困惑しました。 眼福でした…! 最推しは第一印象のまま紫玉さんでしたが、にいやも好き…という訳で、翠峰さんを描かせていただいたので、送らせてください。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございます!
  • 真夏の妖精
    真夏の妖精
    ワクワクするファンタジー冒険譚でした。広いフィールドを駆け巡る冒険譚の趣がありますが、1つ1つのシーンは短めに構成されているのでとてもテンポ良く展開・進行していく印象です。各シーンにピッタリと合ったBGMを適切に配置していたのがとても印象的です。使用数はかなり多めのように感じました。 他にも特に印象に残ったのがサムネでも分かるような少し独特な立ち絵と、TIPS周りです。前者はプレイすれば分かるのですが、ポップでイイ感じなんです。また、後者は「魔法生物学教本」という形を取っていて、よくあるテキストの文字色が変わっているタイプと異なる方式がとても効果的だったと感じました。出てくるたびにワクワクしました!
  • この世の果てまで
    この世の果てまで
    この世の果てに向かう電車に乗り、次から次へと現れる少女と会話するお話です。受け手の想像に委ねるような、様々なメタファーが散りばめられた表現と、どこか不思議な感じの少女たち、フルボイスの雰囲気がマッチしていました。不穏気味な雰囲気で進行しますが、後味は良い感じなので安心してプレイしてみて下さい! @ネタバレ開始 どこかへと進んでいく電車、乗り降りの束の間だけ交流をする人々、電車の外は人により見え方が異なる、というような一連の表現が秀逸だと思いました。 @ネタバレ終了
  • 絨毯と炭酸水
    絨毯と炭酸水
    @ネタバレ開始 現実でも疎遠になる人はいるし、抱えた罪悪感に無理やり言葉を付けて誤魔化したり、 自分の中の大人を歪に育ててしまう人は沢山いると思っています。 @ネタバレ終了 @ネタバレ開始 言葉と裏腹に倒されたがっているように見えた無色喪失の王からそんなふうに思いました。 でも王がいるから戦士がいる構図になっていたりと否定もしていない… みすみね君の物語に色の戦士、一つ一つの要素が緻密で丁寧、 そして優しく寄り添うような作品に感じました。 ありがとうございました! @ネタバレ終了 @ネタバレ開始 私も色の戦士たちを忘れずにいたいです。 @ネタバレ終了
  • うらむくはぱらいそ
    うらむくはぱらいそ
    SFが好きなのでプレイしました!BGMやひまわりのビジュアルなど雰囲気がとても良く、引き込まれる設定でした。BGM効果音含め全て自作とのことびっくりしました。 @ネタバレ開始 フレーム問題、テセウスの船など随所の小ネタを楽しみつつ、ヘリオスさんとお話するのが楽しかったです。 デイジーベルを歌い始めた時には「その歌はアカン!」と心配になりました笑。でも今思えばヘリオスさんの内心の葛藤を表してたのかな…とも少し思いました。 最初の演出などから主人公もAIか何かなのかな?と思っていましたが、戦争の状況や人類に起こった出来事など徐々に明かされていく展開が良かったです。 叶わないことかもしれませんが、どちらのエンドにしても、いつか人類とヘリオスさんが同じ天国に辿り着くと良いなと思いました。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。
  • 竹にまつわるぞわっとする話
    竹にまつわるぞわっとする話
    大学の研究室の明るい話の合間に竹にまつわるぞわっとする話が入る、温度差もクセになる作品! 竹などの知識を得られるお得さもあります。 15分弱で読める一本道。 脅かしなどはなく考えるとぞわっとな感じなので、怖いのが苦手な人でも楽しめると思います。 ただしタケノコのてんぷらが食べたくなるのでご注意を! @ネタバレ開始 出れない竹林、行ってみたい! と思ってググっちゃいました。見つけたのはたぶん違うっぽい禁足地の竹林でしたが(笑) パンダ栄養足りないのか! ってのも驚きで、謎過ぎる生態(?)にぞわっとしました! そしてSFなラスト! 上手く管理する方法があればいいのにとか、タケノコ食べ放題は嬉しいけど顎が壊れそうなど、妄想しながら楽しませていただきました。ありがとうございました!
  • 春にならないと出られない部屋
    春にならないと出られない部屋
    楽しかったです! @ネタバレ開始 何度もしにましたw
  • 王国の行方
    王国の行方
    サムネイルと概要を見たときから「絶対に好き」を確信し、ずっとやりたいと思っていた作品。 いざプレイしてみると思っていたよりももっと内容が深くて、人生について、生きることについて、普段悩みがちな自分の心に配下達の言葉が刺さりまくりました。 @ネタバレ開始 誤った選択をすれば国が滅ぶかと思っていましたが、そんなことはありませんでした笑良かったです。 自分の中での最善案を選ぶつもりで選択していきました。 公平重視のパールさん、個人の能力向上重視のエメラルドさんに寄ってしまいがちでしたが、人間は感情の生き物だから!と感情特化でも行けそうなタイミングではヒスイさんを選んだりしました。 美人コンテストでは、どの候補者も自分の意見がしっかりあって魅力的でしたが、内面の輝きを重視し、自分という個性を大切にしているルビーさんの意志に惹かれて投票しました。 激ヤバ宗教団体トラブルでは、「言葉を否定したらお前らの教団の言ってることも無価値だよなァ!?」というチンピラメンタルでパールさんを選択。 エメラルドさんとの練習の論破が難しくて、論理的に否定できるパールさんが凄すぎました。 この部分、最後に「まあ練習しないよりマシだろう」と言われて選択ミスしたか!?と思い、クリア後にあえて逆を選んでみたりしましたが、論破方法がそれぞれ2パターンあるのですね。パールさんは凄いや。 一番印象的だったのは、パールさんが存外ノリノリのミュージカルでした。 女装は中性的な綺麗な顔した男の運命…だと思ってます笑 何よりも、悲しい気持ちで、嬉しい気持ちを無かったことにしないで、という言葉。 長い間、亡くなったペットに対してしていたことなので、深く胸に刺さって号泣してしまいました。 それから、エメラルドさんの退官も印象深いです。 彼が辞めるって言った時に「やだぁ、辞めないで」って言いました。来月自分も任期終わるのに。 ワシが女性好きなのは個人の価値観で、面倒を見てるこの子らとは違う!と言えるのは人格者が過ぎますね。大好きです。 仕事に対する心構えのことはパールさんも触れていましたが、国が良くなっていくところを見るのが楽しくて仕方なかったというエメラルドさんの言葉に感動しました。 沼出身のパールさんや孤児だったエメラルドさんと違って、恐らく良いところのお嬢様だったであろうヒスイさんが、自分は甘いのかもしれない、と言っていたところも素敵でした。 @ネタバレ終了 どのキャラクターも魅力的で、最後には皆大好きになっていました。 ワシずっとここで皆と国王やる… FAは、性格も容姿もとても好みなパールさんを描かせていただきました。 気付いたらミュシャ風になっていました。 世界観も、ゲームシステムも、登場人物も、作品のテーマも、全部大好きです。 大切なことを教えてくださったこの作品に心から感謝しています。 素敵な作品をありがとうございました!
  • 黒き竜と黄昏の書[Failed]
    黒き竜と黄昏の書[Failed]
    とっても壮大で、とっても美しい物語でした……! @ネタバレ開始 最初から最後まで……最高でした! 可愛くて懐かしい絵本の様な画面構成、だけどしっかりとゲームという媒体を駆使した演出。そのすべてが嚙み合いすぎていて、ノンストップでこの物語を読み進めてしまいました……! フォントをキャラクターや心情によって変えたり、無慈悲な選択肢や辺り一面のテキストの演出も怖さや不安を掻き立てていたり、物語を深く見る事によって手に入るtipsや図書館の本や研究資料などのフレーバーテキストも、そのすべてが世界観に没入してしまう要因の一つでした……! ルーナとクロイツ……そして竜殺しのそれぞれがとっても辛く美しかったです。 クロイツの心情、ルーナの境遇、二人の馴れ初め、とても初々しくて微笑ましい過去、それらがしっかりと描かれているからこそ、クロイツの記憶を辿る度に「何処で、何処でああなってしまうんだ!!」と内心ビビりながらプレイしていましたが、それを裏切らない悲劇、その悲劇から生まれた復讐心を噛み潰してまでルーナの意思をクロイツは大切してたのに、そのルーナの意思すらも人間に踏み躙られて……「人間の憎悪が無限に募っていく~!」とハチワレみたいな声を出しながらプレイ中に悶えていたのですが、最初は狂言回しだと思っていた竜殺しの方に物語がシフトしていくことによって、このゲームが人間の露悪や傲慢さを描いたゲームじゃないという事に気付かされました。 いや、最初の戦死者の手記で気付くべきでした……一人ひとりに人生はあった……。 竜殺しという存在が、如何に無慈悲にただ殺し続けるキリングマシーンの様な存在になってしまったのか……その過去もただただ辛く、血生臭く、罪に塗れていたその物語は本当に心がズタズタにされました。も、もう辞めてくれ……(泣) それらの結末を見届け、心も顔もぐちゃぐちゃになっていたタイミングにあのダイアログ……!読み手に訴えかけてくるあのダイアログ……第三の選択肢から繰り広げられる物語、お互いの感情、その全てが本当になんというか……もう最高でした。何も言えねえ! メッセージ性がとても強い、この残酷な物語を諦観と冷笑で終わらせず、光ある方へと紡いで行ったのも本当に良かったです。フランシスさんとソウさんの掛け合い、とっても好きです。 それに、物語を締めくくるアーロ、ルーナ、クロイツの行く末もとても心に来るものがありました、どうか安らかに。 エンディング曲も、ズタボロだった心に染み入るものがありました。すげぇ良い曲だぜ……。 @ネタバレ終了 演出もシナリオも構成も、とっても凄い作品でした!めっちゃ面白かったです!!
  • 惑わしミンクス
    惑わしミンクス
    強い能力を持った凛音ちゃんとの危ういやり取りを、ドキマギしながら眺めていました。 @ネタバレ開始 幼くわがままな女の子かと思いきや、大人びた物言いは予想外でした! もし実年齢が大人だとすると、朝のシーンや斗亜くんの出ていくシーンの意味合いが全く変わってきますね。大人びた服を試着して見せた凛音ちゃんの気持ちを思うと、胸を突かれます。 告白のシーンで吐露された凛音ちゃんの本音を聞いて、好きなように自由に生きてきたイメージが覆されました。確かに周りがイエスマンばかりだと、自分の考えが正しいのか、怖くなってきますよね……。 エンディング後の真相では、斗亜くんがひたすらに可哀そうでした……。 凛音ちゃんの成敗にスカっとしましたが、怖いので何をしたかは想像しないでおきます。 カットインの使い方が非常に上手いです。 クリア後のタイトル画面は微笑ましかったです……!やっぱり斗亜くんはカッコいいなあ、と惚れ惚れしました。 @ネタバレ終了 クリア後にミンクスの意味を調べましたが、納得でした……! 素敵な作品をありがとうございました!
  • 終末、執事と星に歌う
    終末、執事と星に歌う
    以前から気になっていた作品をプレイさせて頂きました!!!! SFをテーマにした作品をプレイした経験がほとんどないのですが、適切なタイミングで設定やエピソードを開示して下さるので、SF初心者でも非常に世界観に入り込みやすかったです!! @ネタバレ開始 SFとピアノという究極のデジタルとアナログの組み合わせがお互いを引き立て合っていたのが、主演お二人の関係性そのものでとてもよかったです。 雄大な宇宙を背景に二人で連弾をするシーンは、どうやったらこんなに切なくて美しい情景を思いつくんだろう……とうっとりしてしまいました。お気に入りのシーンです! 二人の言動や容姿についても、どれもこれも全部積み重ねた過去のやり取りから影響され形成されていったものだったことを少しずつ理解出来て行くプレイ体験が非常に楽しかったです。 戻れない過去や宇宙船での束の間の時間が美しければ美しいほど、じわじわと迫り来る現実がよりつらいものになっていく演出とストーリー構成が本っ当に天才的でした。 物語が深淵に進んでいくにつれて、つい先程まで楽しく話していたはずの回想(話題の選択肢)が一つずつ真実で塗り潰されていく演出が、夢から叩き起こされ非情な現実と強制的に向き合わされているようでとても苦しかったです。 でもそれが……メチャクチャイイから困る……!!!!!!!!;;;; エンド3で宇宙に投げ出されたリートさんと共に入るエンドロールに茫然自失としつつも、「宇宙船での彼女とのひとときを独り占めして持って行く」という、人間のような独占欲を手に入れ愛する人を守り抜いたアンドロイドの顛末が物語としてあまりにも完成度が高く美し過ぎて、正直プレイヤーとしてはどこかこの結末に納得してしまう気持ちもありました。 諦観漂うそんなタイミングで「ちょっと待った~!!!!」とでも言いたげに乱入して来るマリ姉様のトゥルーエンドにもう……思わず拍手喝采でございました!!!!!!!!!!!!!!! 冒頭からちょこちょこ匂わされていた「この世界がループしている?説」をこんな形で回収して下さるとは思っておらず……!! 「大人になったマリちゃんは素敵な女性になる」という賭けの話もここで回収してくれたのがもう最高にアツ過ぎて泣いてしまいました。天才なのか? あの頃とは全く同じではないかもしれないけれど、二人が二人のまま、もう一度今生で出会うことが出来て本当によかったです……! この先はどうか幸せになってくれ~~~!!!!!!!!!!!(大声) 若干話が逸れるのですが、到着した惑星に居たもう一人の「リートさん」も、記憶はコピーだとしても彼のデータを受け継いで(上書きして?)いる以上現状「リートさん」であることには違いないのに、誰の視点から見ても「偽物」のような立場になってしまっていることがちょっぴり切なかったです。 本物が目覚めたトゥルーエンドの後の彼のことが、個人的にはとても気がかりですね……。 あわよくば彼も一緒に可愛がってあげて……欲しいな!!そういうのはだめか!?だめなのか!?!?!?(強欲) @ネタバレ終了 どの部分を取り上げても、これほどまでに緻密で美しい作品を作ることを可能にした作者様の技術力にただただ感服する思いです。 つらい場面も多々ありましたが、まごうことなきハートフルSF乙女ゲームをありがとうございました!!!!!!!!!!
  • 思い出の晩餐
    思い出の晩餐
    @ネタバレ開始 2つのエンドみれました~! 最初にステーキを断ったとき「コック早乙女に殺されるのかな、、」とドキドキしていましたが虚ろな表情のイラストに笑いました。ごめんなさい…。 気を取り直して右上のメーターを上げていき…ハッピーエンド! おいしいものをたくさん生み出して、たんぽぽくんが食べてください! ダークで可愛いお話でした、ありがとうございました! @ネタバレ終了
  • 機械仕掛けの嘘と夢
    機械仕掛けの嘘と夢
    綺麗なグラフィック、UI、キャラクターの思考パターンとそれを作り上げる世界観、どれも素敵な作品でした。 @ネタバレ開始 作者様の他二作品をプレイ済ですが、この作品はしんみりとした作風でギャップに驚きました。 カットインや、かわいいブリキうさぎちゃん、19番のとぼけた反応等の気を抜ける箇所と、ほの暗い世界観と先輩や394番さんとの関係とのギャップにも驚きました。 @ネタバレ終了 全体的に雰囲気がとてもいい作品でした。素敵な作品をありがとうございました。