ティラノゲームフェス2017参加作品
1336 のレビュー-
春の姫いいお話でした。最後の方もうにやにやしまくりでしたw いいなー!潮見さんかわいかったです。潮見さんだけでなく、雪夜君もその周囲の登場人物もみんな温かくて、それぞれの生活や事情がありつつも心配な時にはちゃんと配慮する感じが、本当にいいなーと。癒されました。また日常の描写と進行スピードのバランスが良く、ラストまで気を削がれることなくプレイできました。ラストは雪夜君に頷きまくりでした。潮見さんかわいかった!
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不思議な世界からの帰還1「お茶会準備」ありすちゃん5歳がお茶会の為にケーキを作る話。 ほのぼのコメディのシナリオに、メニューまで凝られたイラストとぴょこぴょこ動くアニメーションがとても可愛かったです。 デフォルメの立ち絵もだけど等身絵の一枚絵がまた可愛い! また短編ながら選択肢の回収が分かりやすいステータス画面も便利でした。 なお読んでいて、りりーの「困『えい』ましたわねえ」の台詞部分こちら誤字かなと思ったので一応ご報告とさせていただきますね。
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Doll's現代社会の孤独感に苛まれていた青年の出会いの話。 最初は音楽の話から始まり、人工知能や視点差など、プレイ中は色んな要素に触れながら進んで行く物語だなあという印象でした。特にオープニングの音楽が時代により速くなっているという事柄からの一連の流れは考えたことがなかったので、なるほどなあと。 これからプレイする方には是非バッジの取得意思に関わらず「バッジが獲得できるようになる」までプレイしていただきたい構成ですね。 全体的にシリアステイストの物語ですが、タイトル画面も含めて色んな仕掛けがあって楽しくもありました。しっかり既読スキップも設定されていたので二周目の際も読みやすかったです。 あとバッドエンドのイラストが美しくも可愛らしくて好きでした。
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はじめての!あかねとジョーキョーパズルしくじり回数26回で、やっとのことでクリアしました。内容はとても面白かったですが、さすがにこの回数ではプレイ感は正直キツかったです……。 この手のパズルゲームで一番つらいのは、文字入力のヒントが少ないことだと思います。最初のひらがな7文字のところで20回ほど詰まってしまいました。可能でしたら、2~3回間違えば、ちょっとずつでも、あかねややまとがヒントを出してくれる(もしくは「ヒントを聞く?」→はい/いいえ、で、効きたい人だけ聞ける)という救済処置をとっていただけると、より遊んでクリアまでしてくれる人が多くなるのではと思いました。ヒントも最終的には、「RPGの主人公でありがちの…」くらいの、誰でもわかるような簡単なものにまで落としてもらえると、推理物が苦手なライトなプレイヤーさんも、最後まで遊んでもらえると思います。
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彼の止まった時間と過ぎ行く彼の季節なんだかとても懐かしいような、自分のお話でもあるような、何とも言えない不思議な気分になりました。 因みに、坂を登ってから階段を登りましたが、この順番で見て良かったです。逆だとちょっと辛かったかも。 心にしみるお話をありがとうございました。
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モンスタービタミンツイッターのようなものをテーマにした掌編。イラストが妙に愛らしく、内容のブラックさを柔らかく包み込む物語運びが楽しい作品でした
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白夜想UIがめっちゃ可愛いです~~~。 あとがきやパズル、仮絵バージョンなど、おまけ要素も豊富で楽しかったです。 とあるルールに縛られた会話のはずなのに、違和感が無くて凄いなぁ~と思いました。
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ぼくはゆうしゃになりたいよ…予想外の展開。これは確かにホラー。 キツネさんが、なんというか…かわいそうなことにしかならなくて切ない( ノД`)
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怨あそびめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ怖かったです!!!!! エンドは二つ見ましたが、女の子が二人助かるルート途中のたたみかけて来る演出が怖すぎてギブアップしてしまいました…。すみませんorz エンド二つまでの段階では、ストーリー自体の恐怖はそれほどでもなかったので、音と映像の使い方が上手いと思いました。
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獣人<記憶欠落>少女獣人と少女の日常はとてもほのぼのとしていて微笑ましいのですが、実はとてもとてもハードな世界でした…。 全て読み終わると、スタートボタンやセーブ画面のデザインはそういう事かーと解る仕掛けが良いなぁと思いました。 あと、お風呂のシーンでドキドキしてしまいました…すみません私は変態です。 少女の年齢の描写を読み飛ばしていたのかもしれませんが、たぶん思ってたよりずっと幼いのでしょうね(汗)
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無限論の教室;Re四年に一度しか誕生日が訪れない少年の零した一言から始まる非日常の話。 夕日に彩られるようなグラフィックと切なく流れる音楽が、見えない未来に対する少年少女達の不安を美しく演出されているように感じる作品です。 リメイクによって追加されたのが雅尚ルートとのこともあり、どちらかというと立夏ルートを先にプレイした方が作品の本題に入りやすかったかな、という印象でしたが参考までに。決して立夏ルートが先でなければ話が分からないということでもないので。 一秒先に未来は存在するか、一歩前に世界は存在するか、少し本題から逸れるかもしれませんが世界五分前仮説などをプレイ中には思い出していました。反証できない事象に対する漠然とした不安、というと何だか自分も幼い頃に抱いていた気がするなあとぼんやり思い返したりなど。 それでも確かに過去はあり未来もあるのだと信じて生きていく、その足取りの先にこそ希望を灯した無限の可能性があるのでしょうね。 あと主人公のビジュアルがとても可愛くて好きです。
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お父さんのPCクエスト面白かったー。エンドロールのスペシャルサンクスはなんとなく想像できたが(っていうか自分も自分が作ったゲームでやりそう^^)ちょっとうるっときたー。
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罰のある村子供に対して行われた「罰」という村の風習に関する話。 久し振りの帰郷に際して、嘗て主人公が子供時代に体験してきた「罰」について思い出す話がメインとなっています。いくつかの短いエピソードを淡々と語っていく形式で、決して内容は明るくはないですが、どこか他人事のように、あくまで思い出として語られる距離感もあって暗く沈むほどではなく短編として読みやすかったです。 あまり深く彼等の心情を想像してしまうと可哀想で仕方ありませんが。しんどそう。 そうして大人となり「罰」を与える側になった主人公が、その裏側を初めて知る訳なのですが、いやあ、まあそうだろうなあという予感はしつつもそんななあ……。やたら良い笑顔で最後の台詞が言われる姿を想像して何とも言えない気分になりました。いっそ笑うべきか。
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「ステッチ・ガール」心の傷を塞ぐ為に自身の身体を縫い続けてきた少女の話。 全編イラストで構成された画面に手書き文字のようなフォントがよく合っていて、また、ただ台詞部分をボイスとして起こしただけじゃないボイスの入れ方にまで凝られていたのが良かったです。 あまり痛々しい話は得意ではないので今回のようなフェスがなければ説明文で避けてしまっただろうなあと思ったのですが、辛い環境に翻弄され悪循環に陥りながら傷付き続けてきた少女による、けれど優しいお話でした。 あまり本編中では恋人について語られなかったので後日談の方を読むとまた少し印象が変わりますね。初見時のプレイ印象では単に風変わりな人なのかとばかり。 あとクリア後のタイトル画面がまた良いなあ……。
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ある母子の亡命ステキなビジュアルノベルでした。シナリオと演出が重く重くのしかかって… :(´;ω;`):キャラクター紹介のところもとても好きです。
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RUN WILD無限エネルギー製造装置である「永久機関」を破壊する為に世界を敵に回す青年と天使の話。 第一章終盤の展開に惹かれて最後まで一気に読み切りました。もっと膨らますことや引き延ばすことも出来ただろう世界観設定を、しかし読み手の集中力が続く丁度良い長さに収められてた印象です。 まだ人類も含めて生命は存在しているし大地だって荒廃していないけれど、どこか一種の終末世界のように感じられる世界で、ひとつの終焉の引き金を引く為に進んで行く青年。しかし悲壮感はなく、天使と軽口を叩き合いながら生命力の欠けた世界を歩いていく姿はきっと希望的でもあって。 しっとりと印象に刻まれる作品でした。展開に合わせて切り替わる様々な音楽も良かったです。
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紅乙女すごく美しいグラフィックと世界観にすっかり飲まれてお話に夢中になりました。
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名犬アイボリー紙芝居のような雰囲気や、謎解きがありとても面白い作品でした。話の展開にはかなり驚かされました笑
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Dの探索Ⅲディスアスターの剣面白かったです。最後こうなるのかー!と驚かされるとともに熱いな!となって、クリアした時は達成感が満ち溢れました。イラストが全体的に頭身低めで可愛くありつつも、敵には敵らしさがあって楽しいです。背景の色彩が統一されていて、本のようで素敵でした。要所の敵が長い名乗りをきちんとあげているのがツボでした(笑)。律儀だ! 魔導師が思った魔法を使ってくれないAI感にうおおおともなったのですが、昔のゲームを感じられる懐かしさもありました。仲間が思うように動いてくれると思ったら大間違いなんだ! でもその分期待通りに回復などしてくれたりすると、個人的な好感度がダダ上がりでした(笑)。仲間によって階を降りた後のセリフなどが変わるのも性質が出てていいなあと。合間合間のちょっとしたイベントも雰囲気がよかったです。戦闘バランスもシビア過ぎず、でも歯ごたえがありました。ラストのあたりの乱数に燃えました。 繰り返しの探索を楽しめるゲームなので、もう少し全体のウェイトが短い方がプレイはしやすいかもしれないなと感じました。主人公の攻撃で敵が倒れた時には仲間の行動はキャンセルされた方がスムーズかなとも。クリアしてから説明ページのヒントを見て「なるほど!!!」となったので、もっと潜ってみたいと思います。
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ある母子の亡命短い中で凝縮されて描かれる、時代に翻弄される一つの家族、その時代を作り動かし動かされた人々の物語が、とても手ごたえのある重さをもって伝わってきました。皆が皆強くて聡明なわけではない、それでも生きようとする、その弱さと強さが響きます。イラストの量が本当に多くてすごいのですが、文章がそれに依存しているわけではなくて、文章とあわせた上での演出が見事でした。世界と人物が余韻を残しながらも描ききられているのがもうすごいなあと思います。すごかったです。