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41757 のレビュー-
十二月のパスカひりひりとした痛みの残るボーイミーツガール。魅力的なイラスト、世界観を支えるBGM、緊張感を伴う語りが見事にマッチしています。また、充実したUIのお陰でストレスなく遊べました。 プレイ後にタイトルの意味が知りたくなり、調べてみたのですが、なるほど復活祭…パスカ…と一層唸らされました。少年が「卵料理」をおいしいと思えるシーンがお気に入りです。 大団円とはいかない結末は、歪んでしまった二人が辿り着くにふさわしいものであったように思います。素敵な作品をありがとうございました。
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問凄い!途中で…あれ?とはなったのですが、最後にゾクっとなる作品でした。 思わず2週目をプレイして、なるほどなぁ…と感心しました。 デザインも全て仕掛けになっていて凄い作品だな、と思いました。 おまけの1枚絵が泣けますね…。 あと、感想とは関係ないのですが、プラグインご利用頂きありがとうございます!(*'ω'*)
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いつも仲よしボクの家子どもにとってとても辛い選択。最初にパパ、次にママを選びました。演出が素敵で、どきどきさせられました。
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contract of memory沢山の手書きイラストで彩られた作品でした。 スチルの数がとにかく多かったりLive2Dがメインの男性キャラに使われていたりと愛を感じる作品です。癖は少しあるのですが、首や手の少しごつごつした感じなど中々味のある絵だなと感じました。 場面転換などで使われるアイキャッチが特徴的で、場面ごとにアイキャッチが違ったりと色々工夫があったのも楽しめました。有名絵画のパロディには「おおっ」となりました。 ストーリーは、Bestエンドと同等に力の入ったBadエンドがこの作品の魅力だなあと思いました。 チャラチャラした感じの橋谷・生真面目な伊波、各キャラの裏に隠れる弱さや脆さが露骨に表れてしまうBadがあるからこそBestエンドでほっとした気持ちで読み終えることができました。 燕の騎士・サーカスの少年のお話もいい味を出していると思います。 ただ、選択肢が表示されている画面でセーブをしてその画面をロードすると正常に動作しなくなってしまう点と、Live2Dの動作が結構重い点が少し気になりました。 紹介の「君が彼を、作り変える。」という言葉がぴったりの作品でした。ありがとうございます。
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十二月のパスカ特徴的なメインキャラクター二人と、緊張感漂うシナリオテキストで、さくさく読み進めることが出来ました。 イラストや音楽、シナリオなどすべての要素が一つの創作物として上手く重なり合った作品でした。 個人的にはメインキャラ二人を最後まで好きになれませんでした。フィクションのキャラクターだとわかっているけれど、許容できないものが彼らにはありました。まさしくサイコパス・ノベルでした。 それでも、『十二月のパスカ』が面白かったのは確かです。 素敵なゲームをありがとうございました。
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select主人公と幼馴染の暖かいお話でした。 ちょっとしたすれ違いから離れてしまった幼馴染と主人公の距離感がストーリーを追っていくごとに色々変わっていくのですが、それがなかなか巧妙に描けているなと思いました。 神にしてはちょっとコミカルな神とのやりとりも楽しく、ストーリーも起伏があるので、それらが相まってお話を満喫することができました。 「機会」がない、とかは僕らよく言ってしまうけれども、無数に身の回りに転がっている「機会」を「機会」と認識せず見なかったことにしてしまうのは僕ら自身なんだなと、そんなことを考えながら読んでいました。 エンド名はないのですが、個人的にはCG左下のエンドが結構好きで、一歩踏み出す勇気を与えてくれる気がします。 あと、おまけシナリオがいいなと思いました。色々と腑に落ちるし、キャラが一層魅力的になりました。おまけ1のセンスも個人的にはかなり好きです。 まとまりがよくて充実感のある作品でした。ありがとうございます。
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select読了までおよそ1時間弱。 タカヒロと《神様》、そして《神様》のことが見えていないはずのユズ、 この3人のやりとりが軽妙に描かれていました。 本編では明らかにされなかった読んでいて一番気になっていた部分も、 クリア後のシナリオで補完されたので、大変満足。 一点だけちょっとわからなかったのが、物語後半の主人公のセリフ 「【●●●●●●●●●●●】なんてルール、今まで聞いたこと無いからな」 です。このルールはかなり前半で説明されていなかったかな⋯⋯ 記憶違いかもしれませんが、このセリフ前後がぴんと来ませんでした。 読み終えてみると、山あり谷ありでとても良いお話だったなあと思います。
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発情婆2ネタのチョイスが他人事とは思えません。 最後にマイトレーヤが絡んできたことに一人納得しておりました。
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冷たい夏の日冷えた夏の日に死んだ姉を想い続ける話。 累の立ち絵はカラーなのに草葉の立ち絵はモノクロなのが何となく過去に囚われ続けている感が出ているなあと。またピアノ音楽や蝉の声が雰囲気に合っていて良かったです。 死人には敵わないものですよね。どんどん思い出も美化されてしまいそうだ。 それと同時に五年六年は依存で毎日のように心を傾け続けても、唐突に十年目くらいで自分の足で歩けるようになることもあるので、これからどうなるかは本当に累の行動次第な気もしました。がんばれ生半可な気持ちじゃ通じないぞ。 どうにも自分本位な行動の目立ってしまう主人公ではありますが、本人認識による「大人」になってしまう前に、何かしらの転機が訪れることがあったらいいですね。きっと現在の本人にとってはよくないにも程があるのでしょうが。大衆意識による希望の押し付けだ。
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まっしろの城キャラクターやUIの可愛さに惹かれてプレイしましたが、作中では思っていた以上に動いていてびっくりしました!個人的には肩車しているところがすごく好きです。
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いつも仲よしボクの家現代ならではの恐怖感。 今ではこの「ボクが決断をする事になった理由」も珍しくありませんから、この言い様の無い苦しさと選択を恐怖と共に迫られた方も少なくないのではないでしょうか。 短い中でのリアルな恐怖感と、間に挟まるおもちゃの演出が良かったです。
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問私が「問いかける」ゲーム。 エンド後、呆然としてしまいました。なんだこれ凄い…語彙力が死ぬくらい凄い…。 もう一度遊び、全てに意味があると分かると、彼女の様子が全く異なって見えました。 この1,2分でここまで心を動かされるとは思わなかったです。面白かったです。ありがとうございました。
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ねこ探偵 最初の事件王道な短編推理物をメタと毒舌でピリッと仕上げた作品。児童書にあるような絵柄はとても懐かしく味わい深いものがあり、ねこ探偵もそういう意味ではド直球なキャラなのだが、横に付き添う助手がかなりのクセ者で、二人の掛け合いが作品のメリハリを気持ちよく際立たせていました。面白かったです。
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天使の願うもの暗くなりすぎない病院もののお話しでした。 まず、BGMがすべて自作なのに驚きました。いずれも物語にあっていたと思います。個人的にはメインテーマ・EDテーマ・冒頭の曲あたりが特に好きです。 あとやはり力の入ったEDムービーがとても魅力的でした。一枚絵はどれも素敵です。 病院系の話だとテーマが重くなりがちで、その重さをしっかり支えられるシナリオを書くのはとても難しいと思います。この作品は書きたい内容・結末のアウトラインがしっかりしているだけにテーマの重さにシナリオが少し負けてしまっている気がして少々勿体ないと感じました。 例えば、前半の展開で主人公・ヒロイン・周囲の大人の葛藤をもう少し長く詳しく描いていれば、後半の主人公の決意やそこまでの過程がもっと生きてきて感動的になったのではないか、とか個人的には思いました。 少し辛口になってしまいましたが、意欲的で夢・約束を軸にした暖かな作品だったと思います。 ありがとうございました。
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いつも仲よしボクの家タイトルからは想像もつかない恐怖感です。 逃げられない子供の運命。 周りの人間は自己中心的で、おそらくどちらについても主人公にはよい未来はないだろうな、と思いました。 短いですがギュッと内容の詰まったゲームでした! ありがとうございました!
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いつも仲よしボクの家ゾクッとなりましたー。
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問「問いかける」というボタンを押すたびに、少しずつ主人公が不気味になっていき、ついに最後で…! こんなに短いストーリーなのに、ここまで深く心に残るとは、素晴らしいです! ありがとうございました!
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発情婆こ れ は ひ ど い(褒め言葉) 先ず、タイトルがまんまで、内容も其のままで 「マジかよ……」となったのですが 驚くべきは、立ち絵です。名画の絵なのかな……?(詳しくない) 其れを此処で使っちゃうのかよ……!!! 的な。 驚くべきセンスです。其の発想は無かった。本当に無かった。 実はフェイクエンドしか迎えていないのでアレなのですが セーブ機能が欲しかったです……(人類が5回ぐらい滅んでしまったぜ!)
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青い鳥は籠の中己の記憶や目に見えるものまで書き換え続けなくてはいけないくらい、この二人にとっては世界は苦しく悲しいものなのでしょう。 はたしてこれが二人にとっての幸福か不幸は、傍観者である私にはわかりません。 ただ、歪んだのは二人だけのせいではないことだけはわかります。 幸せの青い鳥。幸せはかごの中に閉じ込められてしまうものなのか、かごの中のものだから幸せなのか。 深く考えさせられます。 愛というものの意義に一石を投じる物語をありがとうございました!
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テバドリカナメがグレたワケキャラクターが皆個性的・魅力的な作品でした。 キャラのせいで「勝己ちゃん」という言葉自体中々パワーワードなのですが、勝己ちゃんとカナメの少しズレたやりとりがとても楽しい作品です。 また、カナメ母が会話に参加してくるタイミングが絶妙で、それがよいアクセントになっていると感じました。 ギャグだけでなく、最後タイトルを回収しながらしっかりと着地するので、すっきりとした読後感のよい作品でした。 あと、live2Dのモーションがとても多くて、キャラがかなり動いたり動く一枚絵があったりしたのにはとても驚かされました。 楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます