ティラノゲームフェス2022参加作品
8819 のレビュー-
=シリーズ最終作=【第3弾】劇団ほしえび「想いのかぎりをブチかませ.vdo」ビビッドカラーとかわいいキャラクターたちに彩られた楽しい時間も今回が最後…第二弾からそのまま飛んできました! いよいよ最後だー!私の編集技術もラストに相応しい腕を振るうわよ!と思ったら、今回は編集はないとのことで…それなら、最後までみんなと一緒の目線で楽しもうとなりました。 @ネタバレ開始 シリアス…さすがに最後ということもあって、かなりシリアスな展開が続いていました! 第二弾までの団員さんたちのわちゃわちゃ感から一転、世界の根幹に迫る緊張感のある内容で、「ピーー」だけでも今までどおりでむしろそこに安心しました(笑) 色々と大変なことになっている今回はミーロさんに「マザーの元へ連れていく」と言われたとき、とんでもないものが出てくるかと構えましたが、本当にとんでもないものでした…確かにあれは世界を終わらせることもできるものでした。 しかし、一番とんでもなかったのはミーロ教授でした…! 最後、真っ暗のまま「アプリケーションが破損しています」で止まってしまって「あ、れ…?」となりました。 20秒くらい待ちましたが動かなかったのでゲーム自体を終了…となりました。 と、いうわけでミーロ教授サイドを終えての再プレイです。 先にミーロ教授らのルートをプレイしていたので、ほしえびちゃんたちとは別のところで相手方に何が起きているのかを把握しつつのプレイだったので、いざ対決のときも話がよく分かりました。 ほしえびちゃんたちのルートは、蝶凛様無双がすごかったです…! セリフの一つ一つがイケメンでした。 ほしえびちゃん、ゆっくりお休みください…(また戻ってくるとはいえ…) 最後のハートを押したり、蝶凛さんとの会話、とてもよかったです! こちらも真っ暗のまま「アプリケーションが破損しています」で止まりました。 20秒くらい待ちましたが動かなかったのでゲーム自体を終了…となりました。 再起動させてタイトルに戻りましたが、今回はキャラクターたちのデータなどは更新されていなかったので、これで終わり…でしょうか? みんなのデータ、見たかったです。 @ネタバレ終了 タイトルでほしえびちゃんを増やしていくのが何気に楽しかったのは内緒です。 第一弾から第三弾まで、とても面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
-
【第2弾】劇団ほしえび「夢物語を手に取って.vdo」タイトルからして独創的、「この独特の空気がまず面白い!」となる作品、第一弾からさらにパワーアップしていました! あんドーさんたちとてもかわいいみんなと一年ぶりにお会いできて嬉しいです。 @ネタバレ開始 ムービーもキレッキレで、サイケデリックな感じが素敵でした。 いわゆるバトルパートに当たる部分は前作で履修済みでしたので、こちらも難なくクリアできました。 皆さんのとてもカッコイイカットインが挿入されたりと、今回も楽しかったです。 バトルモードの七星さんやさんこさんのグラフィックが好きすぎて、テンションが上がりました。 カットインが出てくると思わずガッツポーズしてしまいます。 今作もとても魅力的なキャラクターたちのやり取りが面白かったです。 クセになるBGM、とてもかわいいビビッドカラーのキャラクターたち、ピーーとなって終わる演出…ぜんぶ素敵でした! 前作にはいなかったよね?と思った狐のお面の方など、新しい子たちも出てきてかわいさ加速、楽しさ加速でした。 そして最後の最後に胸に夢が詰まっているサイズの大変キュートなナースの軟体さんが出てきて、幸せな気持ちで終えられました。 (性癖が分かるまとめ方をしてすみません) エリートさんや軟体さん、ミーロ教授たちは何者なのか…第三弾も遊ばねば!と気持ちが逸ります! クリア後もハトフルエンサー度を見たりと、たっぷり楽しめました。 タイトルからいけるキャラクターデータで異端のお父ちゃんことダイチさんの身長を見て「本当に大きい!」と驚きました。 @ネタバレ終了 終わりとなる第三弾もとても気になるので、この後すぐに遊びます! 今回も素敵な作品をありがとうございました!
-
傭兵部隊ローレライと黄昏時の涙前作履修済みでのプレイです。 今作もどんな熱いバトルが展開されるかと期待を抱いて始めましたが、今作は人間模様(恋愛模様)も複雑に絡んできてさらに面白かったです! 序盤の歩さんとのベッド・インな展開は「まさかの展開! ひゃ~!」とドキドキしていたら、違う意味の「ひゃ~!」に変わりました。 @ネタバレ開始 ローレライのみんなの命がかかる偽装恋愛、渚沙さんがやきもきする姿とヤケ酒してしまう姿がかわいい&面白かったです。 お隣の部屋から「うおー! 愛してる!」なんて他でもない春樹さんの声が聞こえてきたら、ヤケ酒も起こしてしまいますよね! 結果的には別れた二人ですが、渚沙さんが明らかに喜んでいるので画面の前で思わずニヤニヤしました。 ホットミルクも喜び増量で作ったのかなーなんて想像しました。 バトルは今作もとても熱かったです! 序盤の銃弾もビームもナイフも交えた白熱の戦い、基本的にはこちらの優位で進んでいたので「誰も戦闘継続できないほど負傷したりしなさそうでよき~」と安心しながら読み進められました。 前作の終盤が相手方が強すぎてハラハラしっぱなしだったので、ローレライ小隊のみんなは強いんだぜ!というのを改めて見られて嬉しかったです。 メアさんが登場してからは事態が大きく動き出して急展開を迎え、メアさんの特殊な力に「すごい展開~! どうなっちゃうの!? しかも弾薬が尽きかけたりしてる…! みんなピンチすぎる…!」と心配しきりからの起死回生の一手は胸熱でした! 落ち込むしかない悲惨な結果でしたが、夜のお部屋ではメアさんが「二人は家族?」と問うたのを渚沙さんが「やだ、この子ったら二人は夫婦だなんて」と願望込みの盛大なる聞き間違いをしていて笑いました。癒されました。 「ともに悪夢を」という言葉自体は不穏ですが、二人だけの秘密の言葉っぽくて好きです! 第三章は驚愕の展開でした…まさかのシャルロットさん…。 シャルロットさんだったとなった後の渚沙さんの錯乱ぶりは驚きました。 わざと殺したわけではなくてもアウトなんだ…と、渚沙さんのシャルロットさんへの思いに暫し呆然に。 春樹くんは春樹くんで死ねない理由があるので、この二人の対決はお互い勝者のいない命の削り合いの様相になっていて、見ていて辛かったです。 そして、無事に愛の告白も済ませて元通りの仲の良い二人に戻って本当に本当によかったです…!! 最後…最後ーーー!!! 殺しに、く、来るっ…!! 憎悪を糧に、ついにあの子が…先が気になります!! (メアさんもまだまだ謎が多いですし、今後どう物語に関わってくるのか楽しみです!) おわりに。 2章終わりのバレンタイン仕様のアイキャッチ、すっっっごくかわいかったです! @ネタバレ終了 今回も次から次に出てくる機体とのバトルや複雑な人間ドラマがとても面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
-
遥かなるトゥーレへの旅人異国の地というのはどうしてこんなにも魅力的なのでしょう…ヒッチハイクをするとてもかわいい女の子を車に乗せてみたり、ずっと昔から住んでいる妖精さんたちとちょっぴり怖い思いをしたり、大きな胸の谷間が突如として出てきたり…楽しい楽しいアイスランドの旅でした!! @ネタバレ開始 アイスランドを端から端まで楽しく巡る過程で、ユールちゃんに会いに行った時に巨人のお口に入っちゃう!のイベントは衝撃的でした。 最後に強く祈るのが「生きたい」か「おっぱい揉みたい」で「究極的すぎるだろ、主人公!!!!」と思わず気持ちが分かってしまい選ぶのが悩ましい選択肢でした(笑) そして、ユールさんと今まで探索できなかった未踏の地を探索できるのはとても楽しかったです! 可愛い女の子がたくさん出てくるので眼福でした! ノリがエロゲー的な部分も多くて、エロゲー好きさんには嬉しい展開も多いかなと感じました。 特に唐突なる結婚Endなどは笑わせていただきました。 エンド数が大変多く、度々「死ぬ」という選択肢が出てくるのも新鮮でした。 ストーリーとアイスランドに住む幻想的な住人たちの伝説や伝承などもとても興味深く、そういった方面が大好きなのでとても楽しめました。 途中から主人公が「ヒヒーン」しか話さなくなったのも衝撃的すぎて、緊迫!?の展開にも思わず笑ってしまいました。 無事に人間に戻れて、ユールさんとも名実ともに夫婦になってからのクライマックスも最高に面白かったです! 「木になる」など絶対に間違っていると分かっていても、既にここまで来るまでに大量の「こっちじゃない」を選び続けたこともあって選ばずにはいられませんでした(笑) 最後は無事に再会、新婚旅行からの永遠に一緒に辿り着けて良かったです。 二人とも末永くお幸せに! @ネタバレ終了 大ボリュームで楽しめるアイスランドの旅、心行くまで楽しませていただきました。 各地の探索も、メインストーリーもとても面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
-
終わりの鐘が鳴る前に Chapter.1一度死んで、とりあえず生き返ったはいいものの…タイムリミットまでに彼女を心から幸せにしなければ!と冒頭から数奇な運命を背負った主人公のお話、chapter1ということで続き物ではありますが、現在の公開範囲を楽しませていただきました! それにしてもタイトルイラストやロゴが美しいです…! @ネタバレ開始 オープニングムービーも素晴らしかったです! 菅野さんが泣いているシーンが特に印象的で、今からこのシーンを見られる日が楽しみです。 いざ菅野さんを幸せにするぜ!というのが長谷部くんかと思ったら、菅野さんは日高くんが好き、そして日高くんは…という複雑すぎる恋模様に「長谷部くん、頑張れ!!」と激烈に応援する心と「あわわわわ、これ長谷部くん、本当に大丈夫なのか」と心配する心が半々になりました。 菅野さんの想いは残念ながら実らず…で、人を好きになること、その人の大切な人になれないことの痛みがひしひしと伝わってくるシーンは思わずこちらもウルッときました。 chapter1では菅野さんの恋の行方を中心に追いましたが、今後chapter2以降で物語はどうなっていくのか、主人公の運命の行く末とヒロインたちの行く末を楽しみにしています! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
-
【怪奇ミステリー】紅島からの脱出既に「何かが起きた」ことを回想するところから始まる物語、どんなことが主人公の身に起きたのか…ドキドキしながら読ませていただきました。 @ネタバレ開始 まず、ボリュームがすごくて驚きました! 島で起きたことと冒頭で語っていたことから早々に島に辿り着くかと思ったら、島に辿り着くまでもすごく丁寧に描かれていて、読みごたえがありました。 「登場人物たちとしても最後の平穏かもしれない、皆さんとの出会いなどを堪能しておこう」とプレイヤー自身、皆さんとの時間を堪能しました。 ストーカー認知されたりするプチ悲劇もありましたが、無事に島についてからは「いよいよここからとんでもない何かが起きるんだよね…みんなで一緒に飲もうとか盛り上がっているのに…何が起きるんだろう…」と少しずつ不安になってきました。 調査に来ているのにお酒を飲むのか坂上さん、とてもマイペースな人だなぁ…と思っていたら、8時のご飯ですよーのお電話からの廊下で突如出てきた怪しい目に「なんかいますけどー!!」と心臓がギュッ!!となりました(怖) 無事にみんなと合流した後、最後の晩餐になりませんように…と思っていたら、突如の女性の悲鳴に「本当に最後の晩餐になりかけている!?」とドキドキでした。 定期船が来るまでの三日間、完全にクローズド・サークルと化した島で過ごすだけでも怖いのに、15年前に起きた不可思議な事件やメアリーさんの部屋に飾られていた絵の内容など、どんどん怖いことに…バラバラで過ごすってこういうときはフラグじゃないかなと思うのですが、皆さん期待を裏切らずにバラバラで過ごすので「すぐにまた何かが起きる…!」と常にアンテナの感度良好で読み進めました。 皆さんからの事情聴取などを経て一夜明け…仮面の方々が出てきた時は「なんかいますけどー!!(2回目)」となりました。 ロバートさんも知らないって、いったいどんな謎集団なんだよー!!と、もうこの島が謎だらけで先が気になりすぎました。 謎だらけの島で普通に夕食で二人が亡くなったときは「いきなりお亡くなりになってしまった…」とショックを受けるとともに、ロバートさんの洞窟へ行こうの提案には本当に嫌な予感しかしませんでした…そして、本当に嫌なことが…。 ここで「見捨てられるかー!」と助けに行ったら無事にバッドエンドを迎えましたが、初見として選ぶには悔いはない死に様でした。 三日目のいざ犯人当てから隠し部屋(施設)からエンディングまでの流れはもう怒涛の展開で、明かされた真実には驚愕でした。 狂人is何の部分などもしっかり明かされ、エリオットさんたち(お一人に関しては「あ、あー!!」な気分でした)の話が明かされた後もさらに続く物語に、「この島、深すぎるよ!」と最後まで目が離せませんでした。 エリオットさんともうお一方様のお話は、本作でもとても印象に残るシーンでした。 バッドエンドもすべてではありませんが、結構な数を踏んだと思います。 狂人の方々には何度もグシャッとされました(涙) @ネタバレ終了 とにかく大ボリュームで次から次に投下される謎、そして次第に壮大になっていく物語がとても面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
-
ーGarnetEscapeー選択型の探索はそれぞれの部屋の位置などを覚えるのが大変なので無事にクリアできるかな…とちょっぴり不安になりつつのプレイでした。 案の定、方向音痴の本領発揮で迷いに迷いました(スクショを取っていたのに…) 「あれ? ここどこだ?」と現在地が不明になることが多々ある徘徊具合でした。 とはいえ、粘って無事にデッド1、ノーマル1、トゥルー1、バッド1はなんとか自力で見られました。 が…ここからが難しかったので攻略情報に頼らせていただきました。 アイテムが難しかったです…自力では分からなかったと思うので本当に助かりました。 イラストレーターさんが複数参加されているので、スチルなどもイラストレーターさんごとに雰囲気などが違っていて素敵でした。 どの子もイラストレーターさんごとに魅力があって、とても豪華でした。 校舎内を徘徊する過程で、不用意に色々なところへ入ると化け物に…とデッドエンドも綺麗に踏み抜いたりしましたが、こまめにセーブをしていたので迷いはしても無事に進められたのでとても面白かったです! 素敵な作品をありがとうございました!
-
ヒスイノホシ冒頭から兄弟のとても重たい雰囲気にドキドキしました。 特にお兄さんの光の宿らない瞳と、〃病気〃が強調されていたので、それがどういったものなのか、とても気になりました。 @ネタバレ開始 〃病気〃とはそういうことかと、〃病気〃の本当の意味が明かされたときに驚くと同時に、その絶対に治すことができない〃病気〃に切なくなりました。 「ヒスイ、もう、いいよ」のお兄さんの言葉には目頭が熱くなりました。 おまけの人並みの幸せな日常ストーリーもとても良かったです。 本編では目に光のない生気のないお兄さんだったので、こちらの活き活きとしたお兄さんは本当に素敵でした。 尊かったです…! @ネタバレ終了 おまけまで読むとほっこりした気持ちで終えられる、三人が幸せであるといいなと思う素敵な作品でした。 ありがとうございました!
-
キミのニセモノに恋をするもう、感動すぎます
-
キツネ耳つくも神に何故か付きっきりで看病される話カワイイ狐ちゃんに看病されてラッキー! と布団に滑り込んだものの、病人なので移動もままならず、頼りになるのは何故か看病してくれる狐ちゃんだけ。でも、お話すると、なにか訳ありのような……? 会話の選択肢によっては様々な狐ちゃんを見ることができるので、次はどうしようかなと模索する楽しさがありますね! @ネタバレ開始 フワフワの耳が……ポコ! モフモフのしっぽが……ポコ!ポコ! と、調子に乗って何度か布団に沈められました(笑)。試される紳士的な振る舞い…… _:(´ཀ`」 ∠):_ ちょっと戻ってホラーテイストの風月ちゃんスチルが現れた時には、触りすぎて怒っちゃった?! と勘違いして平謝りしました。 会話中の「(^ワ^)ニカーッ!」とした風月ちゃんの笑顔が一番好きです! 終盤になって、主人公が大人になっていたと知った時は驚きました。忘れられてしまっても、ずっと側で看病していた風月ちゃんのことを想うと、すっごく切ないなあ……。 狐面を外すENDがとても好きです! 前日談の花鳥風月の夜も素晴らしかったです。 月見まんじゅうで時間の長さを例えていた風月ちゃんですが、食べ物は必ずしも量だけが全てじゃないですからね。花鳥くんと過ごした時間は、一つだけとてつもなく美味しいおまんじゅうだったんじゃないかなと思います! @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました~!
-
髪デス!-髪は女の運命(デスティニー)-イラストがすっごく可愛かったです! キリノちゃん、どんな髪型でもみんな可愛くて似合ってました! @ネタバレ開始 ツインテのキリノちゃん、可愛かったです。 可愛いは正義!いや、カミだけに神?(オヤジギャグ?) 大正時代のおかっぱキリノちゃんも、清楚で可愛かったですv 最後の髪型もカッコよかったですv お話的にはヤンデレキリノちゃんもよかったですv @ネタバレ終了 可愛いイラストで、色んな髪型の美少女を見られて眼福でしたv
-
市立タイマン学園 ~LEGEND OF DELINQUENTS~とっても面白かったです! 漢気Pをためてステータスを上げて不良を倒していくのが楽しかったです! 最初は舎弟の大切さをわからず逆にボコられてばかりでしたが(笑) 仲間が増えるとどんどん強くなったので、それが楽しくて魅力や器を上げまくって仲間をどんどん増やしたり。 新しい性格を覚えてイベントを優位に進めたりするのも楽しかったですv ダブルヒロインのエリちゃんとミキちゃんも可愛くて、告白のシーンも激アツでしたv なんだかんだで、主人公の性格もかっこよくて皆で一丸になって番長を倒していくお話がアツくてとても楽しかったです!
-
不幸の味を知ってるかタイトル画面の構図と題字がカッコよくて気になっていたので遊ばせていただきました。 @ネタバレ開始 「幸せは誰かの不幸の上に成り立つ」という誰かの名言で始まり、その後すぐハッピーエンドを望むかバッドエンドを望むか選択させる行為が何気なく鬼畜でびっくりしました。そしてこのルート選択でどちらを選んでも登場人物達の境遇が何も変わらないことに再びビビり散らしました。 ハッピーエンドかバッドエンドかはあくまでもプレイヤーの好みの話なので、何をどう選択してもリョウくんとゲンキくんの歩んできた過去は変わらず必然的に未来も変えられず……それだけでも悲しいのに2人の人生がナツミちゃんの目を通すことで不幸な作中作と片付けられてしまうことが一番気の毒に感じました。 どの選択肢を選んでも変わらないのは主役のナツミちゃんについても言えることで、彼女はずっとイマジナリーフレンドの意見に耳を貸しているように見えますが傍観者であることをやめる提案だけは頑なに拒み、リョウくんにもゲンキくんにも決して関わろうとしません。このあたりイマジナリーフレンド=ナツミちゃんのもう一つの人格と見ると、あとがきのキャラ設定も併せて切なくなります。が、どうもそれだけでは終わらないようで… プレイヤーは作中ナツミちゃんのイマジナリーフレンドという形で登場人物達に響かない言葉を投げかけ続けることになりますが、最後の選択肢および直前の行動だけ強制的にナツミちゃんを操っています。ゲンキくんに復讐を唆しているのもナツミちゃんの身体を乗っ取ったイマジナリーフレンドか、あるいはゲンキくんに乗り移った何者かでしょうか。そのタイミングでナツミちゃんも自分のイマジナリーフレンドを見失っています。怖。選択肢で物語が分岐するのは普通のノベルゲームと一緒なのですがメタ的にキャラクターに干渉する視点(プレイヤー→ナツミちゃん、ナツミちゃん→リョウくんゲンキくん)が複数存在することで選択肢を選ぶ行為がとても残酷な仕打ちに見えるのが面白いなあと思いました。 そして人の不幸な過去を覗く特殊な能力を持つナツミちゃんが人外的な出自ではなく普通の人間というのがまた痛ましくも面白い要素です。ナツミちゃんが人の不幸を愉しむきっかけもそういう能力に目覚めた理由も多くは語られませんが、イマジナリーフレンドの存在がナツミちゃんの人間像を裏打ちしその内情を想像しうるものにしていたと思います。一言でまとめると超エモいキャラでした。復讐エンドでは人と関わろうとしなかったナツミちゃんが"人の不幸を覗くだけじゃ満足できなくなった"という理由で人と関わろうとするのがなんとも皮肉が利いていて好きです。 あとリョウくんとゲンキくんの対称的なスチルがとても良い… @ネタバレ終了 この作品単体でも楽しいですがこちらを遊んだ後に前作を読むと温度差でチョコが蒸発します。 素敵な作品をありがとうございました。
-
OPERATION:BROTHERHOOD楽しく任務を遂行させて頂きました!終始ドキドキの展開でしたが、一発アウトにならない選択肢に何度か救われました笑 アイテム欄がバイ○の画面の様で、触っていてテンションが上がりました。ありがとうございました!
-
1=1×1「1=1×1」 とても不思議なお話でした。 @ネタバレ開始 少し違うかもしれませんが、昔道を歩いている時「今歩いているのは自らの意思で歩いているのか、もう一人の自分が足を動かせと命令しているのか。止まろうと思えばこの足は止まるのか。」と悶々と考えた事があります。 何だか唐突にそれを思い出しました。 原作も読んでみたかったのですが、ページが見つからないようで断念しました。すみません。 @ネタバレ終了 ありがとうございました。
-
レインズレンジ最後まで復元頑張りました。 @ネタバレ開始 少しずつ見えて来る世界観が楽しくて夢中になりプレイしていました。変化はあるかも知れないけれど変わらない生活を続けていく幸福もあるのかも知れませんね。 @ネタバレ終了 楽しい時間をありがとうございました!
-
ゆうれいやたい「ゆうれいやたい」 @ネタバレ開始 喉がぎゅうう…となりました。 急いで走って来たおじさま。主人公のお顔はわからないけれど、おじさまの表情を見てもしかして…と思い、呼び止めずにはいられませんでした。 @ネタバレ終了 短い文章で感動やせつなさをこんなに伝えられるとは、凄いな、素晴らしいなと思いました。 ありがとうございました。
-
ココロ・コンフリクト ~はつこいドロボーとわたし~数日に分けてプレイ致しました。 主人公のユイナちゃんが天真爛漫のおてんば娘で とっても可愛らしくて、まっすぐで、 すぐに大好きになりました。 え、これ恋愛だよね・・・?というぐらい序盤は ギャグ多めで楽しい時間があっと言う間でした。 @ネタバレ開始 マオくん 料理も出来て面倒も見てくれて、お母さんみたいな存在でした。笑 ココアのうえでのキスを左手で受け止めるシーンは笑いましたが、 その後がもう・・・キュンッキュンでニヤニヤが止まりませんでした。 「っしゃ!」という喜び方のギャップも萌えです。 (魚料理沢山振る舞ってあげたい・・・たい焼きも・・・) レオンさん ちょっと豪快だけど、頼れる存在で、逞しい! サンドイッチの具材がカオスで出る度出る度笑いました。 すごい。麺まで入れたか・・・。 普段の明るい笑顔も素敵ですが闇を抱えた暗い顔もまた素敵でした・・・!! フィンくん まずはこの人!と攻略を始めましたが、何やら フィンくんを最初に攻略すると、一生フィンくんルートしか 見られなくなる不具合を聞き、途中でマオくんとレオンさんの元に向かいました。 ツンデレ王子様で、可愛い! 濡れたタオルとこんにゃくを顔面に直撃させたのには笑いました。(ごめんね。) フィンくんルートは、終わり方が切ないけど素敵で・・・。涙腺崩壊しました。 感情見破られたかのようなユイナちゃんの泣き顔スチルのタイミングもバッチリでした。 上記3人に全く関係ないのですが、個人的にはアレクさんにパンケーキ8枚 押し付けつけたのが一番のツボでした。笑 @ネタバレ終了 胸キュンがギュッと詰まってて面白かったです! 素敵な作品を有難うございました!
-
絶対零夜ノ殺人これは!大好物のミステリー系全画面サウンドノベルだ!と意気揚々とプレイしました。作者さんが「ミステリー」のタグを用いずに、またジャンルでも事前に断っている通り純粋な意味では推理系ミステリー作品ではないものの、バッチリ楽しめました。 まず素晴らしいのがシステム面での配慮の数々です。プレイヤーがゲーム内容に集中できるように丁寧に作り込まれていてとても良かったです。長編ノベルゲーを作ろうとしている方には非常に参考になると感じましたので是非プレイしてみて欲しいです。丁寧に作り込まれていてとても良かったです。 次にグラフィックです。みんな大好き青シルエットは残念ながらゲーム中のメイン画面には出てこない(登場人物紹介画面ではバッチリ出てきます!)のですが、シーンに応じたたくさんの背景が用意されているのでその点は全く気になりませんでした。あれ?そういえばなかったような?くらいの感覚です。 最後にストーリーですが、気になる点がないではないですが冒頭から結末までずっと熱中して楽しく遊べました。みんな大好きな定番をしっかりと押さえた設定や展開もあれば、意外性やオリジナリティに溢れる部分もあり、そのバランスはちょうど良く感じました。語ろうとすれば即ネタバレになるのがこういったゲームの感想の難しいところです。 難易度については自力でフルコンプまで到達しようと思うと難易度は現状バージョンでも鬼レベルだと思いますが、作者さん自ら攻略情報を公開しているのと、探せば攻略情報も見つかりましたのでそれを参照して無事にクリアできました。 ちなみに @ネタバレ開始 みゃあすけ隊長の感想のネタバレ部分と作者さんの返信を見てひとりで爆笑してました。しばらくストーブを振り回して戦おうとしていた隊長に対して、自分はひたすらにカセットコンロを探し求めてました。かせっとこんろ、こんろ、かせっと、ぼんべ、いわたに、と色々キーワードを入れたのですが奮わず。カセットコンロはボンベ本体が高温に達すると爆発するリスクがあるというのは以前から知っていたので、そうだ!火とボンベに当たるように鉄板を上手くセットしてから着火すれば、そのうち爆発していい武器になるかもしれない!というイメージでした。無理でした。というかそれが正解ルートだったらたぶん暴動が起きてましたね。とはいえ正しい回答にはそれはそれで驚きました。いや、それさすがに思い切り良すぎだよ!スゲーぜ主人公!その発想はなかった! @ネタバレ終了 面白かったです。人が死ぬ系の全画面長編ノベルは明らかに需要>供給と思っていますので、愛好者の皆さんにはこぞってプレイしてほしいと思える一作でした!
-
絶対ギャグになる世界OPを後回しにしたのですが、もしや少数派なのか……? 某有名ギャグアニメが好きな方は好きだと思います。タイトルに偽り無し。全てをトップスピードのボケの応酬で走り切る、気持ちのいいゲームです。 (最早アニメといった方がイメージが近い感じですが) コンスタントに作品を作られている中でこれだけのクオリティ。脱帽です。