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35598 のレビュー-
蝶塚 -昆虫標本慕情-とある病気を抱えている少女あかねが、薬師であり昆虫蒐集家の先生から昆虫に関する話を聞いていく作品です。30分程度で完走することができました。 あまり馴染みのなかった昆虫の生態に驚きつつ、先生から紡がれる死生観に関する言葉などに文学的な香りを感じました。また、和のテイストを含めた不思議な世界を描いたからこそ、終盤の展開も一種の美しさを感じました。素敵な作品をありがとうございました!
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画廊の横顔懸命に何かを生み出そうとしている人に刺さるお話。あたたかい光が満ちたような絵に惹きつけられました。 あのエンディングも決して不幸ではないのがリアルに感じます。 叶えたい夢とどのように折り合いをつけていくか…打ち明けて相談できるような人をもっと大切にしなきゃと思いました。
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嘘つきジョアンナと春の雪優しくて、切なくて、でも最後は心が温かくなるような、すごく素敵な物語でした。途中からは感動で泣きっぱなしでした。 @ネタバレ開始 最初はタイトルに違和感を持っていたのですが、こういうことだったのか、と後に納得できました。引き込まれるような物語展開、無駄のない文章、さり気なく散りばめられる伏線……。全てがハイクオリティでした。 また、出てくる要素も、どれもこれも素晴らしすぎました。お兄さんの優しさ、二人にしか見えない雪、雪がやむ頃には……という会話……。全ての要素が私の心に深く刺さりました。 特に、まきおくんが迎えに来るシーンと、公園のシーンがもう尊くて、尊くて……。胸がいっぱいになりました。 @ネタバレ終了 とても楽しませていただきました。ありがとうございました!
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精神研究の実験人間登場人物全員が魅力的で、とても引き込まれました!! @ネタバレ開始 話が進めば進むほど、大好きな3人が苦しむことになり、助かってほしいと願うばかりでした。@ネタバレ終了 更新楽しみに待っています!
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告白するまで@1分!プレイさせて頂きました。 このゲーム面白いですね! 最初は、『こんな文章面白そう♪』ってランダムに選択してました。 ↑ (告白ってこと忘れて遊んでしまいましたw) そして、ふと『どういう順番でENDが作られているのだろう?』なんてことに興味を持ってしまい(*_*; END1から見て行ってしまった。 全ては見れませんでしたが、『こりゃ凄い!ほんとに1000個ENDあるぞ~』って感激しました。 しかも、全て文章に合ってるオチなので、凄いと思いました。 よくこんなにたくさんのあかねちゃんのリアクションとENDのオチが思いつきますね! 拍手ものです!
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真夜中の学校七ノ怪のお話までクリアいたしました。面白かったです! ポップでキュートなグラフィックがずっと気になっていました。 お話はいじめを扱っていたり怪異が出てきたりするのですが、怖いだけではなくあたたかみを感じる内容でした。 @ネタバレ開始 ヒナちゃんは「イジメ」られていて、教室にも家にも居場所がない。 唯一自分の居場所と感じられるのが「真夜中の学校」。そこにはお話をしてくれる化猫さんや妖怪たちがいて、お昼の悪意を感じる暗闇じゃなく、優しい闇が包んでくれていて……。 お話の一つひとつが心にしみました。 ヒナちゃんはとてもたんたんと自分の境遇を受け入れているので悲壮感がなく、学校で会える怪異たちとのやりとりも怖いだけでなくユーモラスでとても楽しかったです。 化猫さんのことがとくに好きになりました。 そういえば、家にまっすぐ帰ると即「死」ENDなところに最初は驚きましたが、慣れたらむしろ今日はどんな死に方かなーなんて楽しみになってしまっていました(笑) その都度タイトル画面などが変わるのも、凝っていてすごいなあと思いました。 化猫さんの妖怪観察日記&人間観察日記も、読み応えがあってためになることも書かれていて、とても面白かったです! 最後、彼女が猫に生まれ変わって化猫さんと一緒にいるところ、じーんときました。ずっと一緒にいられますように。 @ネタバレ終了 一作目も遊ばせていただきたいと思います。 素敵な作品をありがとうございました!
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でぃふぇ~とつい、熱くなりました(*'▽') アルマゲ丼は、何とか覚えられましたが、なかなか難しかったです。 だけど、楽しかったです。 燃えました♪
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謎の黄色い生き物と道端で遭遇するノベルゲー44号可愛いですね。 そしてエンディングは、どれも面白かったです。 最短でのENDは10秒くらいでしょうか?そのスピード感良かったです。 そして、トゥルーエンドの、こういった展開好きです♪ 特に面白かったENDは選択肢の『後頭部××』のお話、面白かったです! 4号が登場する作品も見てみたいです。
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無視する世界タイトルとタイトル画面でハサミを持っている少女・・・。 ちょっと怖そうですが、プレイさせて頂きました。 全てのEND見ました。 凄く考えさせられました。 もしも私がドカン君の立場だったら、どんな行動をとるんだろうか? @ネタバレ開始 BADENDの1と2は、ドカン君にとっては、ハッピーエンドだったのかぁ? と思ってましたが、トゥルーエンドを見たときに、やはり、BADENDなのだと感じました。 トゥルーエンドで、最後まで自分を視ていてくれたドカン君と 違う世界で一緒になれて、そのあとは幸せになれたのかな? 本当に視えなくなってしまうほど、自分の存在を否定しなければならない状況って辛すぎますね。 @ネタバレ終了 ちょっと怖いけど、切ないお話、ありがとうございました。
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螺旋卵形線チェルアルコ僕は8時間ほどで全エンドを見ることが出来ました。ストーリーはもちろん、「これを1人の人間が作った」という事実にも感動してしまうような、素晴らしい作品でした。特に、徐々に真実が明らかになっていく構成は圧巻で、時間を忘れてプレイさせて頂きました。 @ネタバレ開始 僕が本作品で1番素晴らしいと思ったのは、シナリオの構成です。エンドを回収するごとに少しずつ真実が明らかになっていく構造になっており、どんどん先を読み進めたいという気持ちにさせられました。プレイ中は「あのシーンってそういうことだったのか!」と気付く快感を何度味わったか分かりません。 個人的には、カラナールエンドで明らかになる事実に1番驚きました。まったく予想外だったのですが、最初からもう一度読み返すとちゃんと伏線があったことにもびっくりしました。「記憶はあるけれど、いまいち感情が伴っていない」こともそうですし、「鞄の中身が女の子っぽくない」というやり取りすら伏線だったとは……! 本作品は、再読がこうして楽しめたところも大きな特徴だと思います。「あー、今この人はこんなこと考えているんだ。だからこんな言い方をするのか」と気が付くことが多々ありました。 各シナリオの内容も素晴らしく、読み終えると主要キャラクター全員に愛着がわくものになっていたと思います。なお、フェルシニーへの印象は大きく変化するので、自分でも大分戸惑いました(笑) それでも終わってみると、「フェルにもやっぱり救われてほしい」と思いましたね……。 また、モナカが主人公であることも、本作品の大きな魅力だと思います。過酷な運命の中にあっても。分からないことがあっても。その中で正しいと思うことを選び、一生懸命に進んでいく。そんな彼女が主人公だからこそ、この物語を冒険するのがこんなにも楽しかったのだと思います。 なお、いくつかの謎は抽象的な説明に留められており、様々な考察も可能なものになっていたように感じます。読者同士であれこれ考察するのも楽しいんじゃないかな、なんて思いました。なお、自分が気になったのは……。 ・ロクスルートで最後に出てきた子は誰だったのか?(ひょっとして他作品で説明されるのかも?) ・モナカ、フェルの妹、スリヴァ、青の巫女の関係性は、結局どういうものだったのか?(フェルの妹の魂がスリヴァに宿り、その後青の巫女になったということ?) ・クリスには何が起こっていたのか?(そばにいたクリスに知らないことが結構あったのはなぜか。一部の記憶は分け与えられなかった? ひょっとして、知らないふりをしている時もあった?) ・クリスは最後どうなったのか?(存在の成り立ちを過去に遡って否定するということは、やっぱり……?) 等々……。物語の世界にかなりひきこまれていたこともあって、しばらくこうした謎のことばかり考えていました(笑) ただ、自分の理解力が足りず読み取れなかったところもあると感じるので、また時間をおいて読んでみたいと思います。 ここからは、エンドごとの感想を少し書かせて頂こうと思います。 フェルシニーエンド 初回でこのエンドにたどり着きました。フェルシニーに対する印象は、プレイ中に大きく変化しました。正直、僕は彼のことをなかなか好きになれずにいました。が、別のエンドでフェルシニーの過去を見てしまうと、彼にも共感せずにはいられませんでした。彼の多面性をきちんと描いているところは、本作品の素晴らしい点の1つだと思います。 僕は特にED3が好きです。 ルーシャエンド 最初に「彼のエンドをぜひ見たい!」と思ったのですが、結局2番目に見ることになりました。初回プレイ時のルーシャは残念ながら……だったので、初めてルーシャエンドを見られた時は感動しました。ルーシャがモナカに向けていう愛の言葉、普段なら「ちょっと真っすぐすぎるぜ……!」なんて感じそうなんですけど。ルーシャが言うと格好良いんですよね。 ED4はおさまりの良いエンドだと思いますが、僕は特にED5が好きです。 カラナールエンド 図らずとも4番目にプレイしたのですが……。4番目に読むことが出来て本当に良かったです。本作品の大きな謎の1つに触れるルートであり、特に読むのが面白かったです。ロクスルートで示された「あの人物の不在」の答えが提示された時は、本当に驚きました。 それにしても、カラナールは一途すぎて泣けますね……! モナカのことをどんな思いで見守っていたかと思うと、今でもちょっとくるものがあります。彼は特に幸せになってほしい1人です。 ロクスルート 3番目にクリアしました。個人的にロクスが1番好きなキャラであることもあって、大変面白かったです。ロクスがそばにいる時の安心感は異常ですね(笑) 能力的に頼りになるのはもちろんですが、その人間性に惚れました。「俺の運命」という呼び方、ロクスほどに似合う男はいないだろうと思います(笑) ビジュアルについては、魔法使いのロクスも、魔法使いでなくなったロクス(と呼ぶのは間違いかもしれませんが)もどちらも格好良いです。 なお、このルートで明らかになるフェルニシーの過去も印象に残りました。 クリスルート このルートにたどり着く頃には自分のテンションもかなり上がっていたのですが、こちらの期待にこたえてくれるエンドだったと感じます。「繰り返してきたからこそ、こうしてクリスと対峙できたのだ」という点が、めちゃくちゃアツいです……! また、これまでつかみどころのなかったクリスが感情を爆発させる様子は、かなり迫力がありました。 END12でクリスはどうなってしまったのか。またモナカ達と出会えることはあるのか……。本ルートは気になることも多すぎて、クリアしたその日はよく眠れませんでした(笑) 加えて、本ルート中のロクスの台詞が素晴らしかったです。 「全ての命は、幸せになるために生まれて来るのだ」 「そしてどうか信じて欲しい。 ……それでも世界は、愛に満ちて美しいのだと」 この2つは、この作品をここまで読んできた我々に向けられているようにも感じられて、少しウルっときてしまいました。 ストーリーのことばかり述べてしまいましたが、美術面、演出面ももちろん素晴らしかったと思います。特に、色鮮やかで神秘的な雰囲気もあるイラストはどれも強く印象に残りました。 @ネタバレ終了 総じて、作りこまれた世界観とシナリオの構造が圧巻の素晴らしい作品だと思いました。この作品に出会えて本当に良かったです。ありがとうございました!
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侵入する世界今作もとても満喫させて頂きました。 主人公のドカンが学園のアイドルと付き合っている理由は腑に落ちました。 あんな展開であれば誰だって胸キュン間違いなしです。 やっぱりクライマックスの演出は何回見ても好きだなぁ。 TRUE END後にとっても驚きました。 これはシリーズのファンの全私が待望の展開になりました!応援してます!!
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Vergunty Midnight swallow本編読了後少し間をおいてプレイさせて頂きました。 チャプター選択などはなく連続して本編分岐エンドのアフターストーリーが楽しめます。 本編の各EDがハッキリした形で終わるので混乱は全くなく、 アイキャッチだけ挟んで進行するのでテンポが良かったです。 カップル成立後のアフターストーリーだけあってメッチャアダルチーな展開でした。 甘いよーオ〇ワさーん!と心の中のリトルハンバーグ師匠が終始叫んでました。 ほど良くオトナっぽいというか、人生一のキラキラ期を描いている感がありました。 泣いてるシーンでメイクを気にするなど、女子力高いというか描写がリアル! ももちゃん先輩がカメオ出演しているのもとても嬉しかったです。 色んなことに決着が付いた後の落ち着いた日常を描いているため、 各キャラの精神状態も安定していて良い部分がかなり出ていたのも満足です! @ネタバレ開始 でも榎本パイセンだけなんだか出番が少なかった気がする! もしや作者さんにハマってないのかな!? @ネタバレ終了
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泣けない兎2再プレイにて気になっていた追加分+バッジ4種取得させて頂きました。 とっても楽しませて頂きました。 @ネタバレ開始 (楽しんじゃうというとお前は悪魔か、という感じですが) @ネタバレ終了 なんていうかもう色々と胸にくるものがありました。特にHappy End。 分岐エンドがたくさんあるので、バッジ取得ルートに行くとテンションが上がりました。 引き続き3を楽しみにしております! みんなに幸せな結末が待っていると信じて!
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語部古書館承認さんのボイスがなかなかかっこいいですね。 (商人とかけているとは!) 他の方の声も良い感じです。 そして本棚から好きな本を出してきて読めるのがありそうでなくて、好きな仕様です。 @ネタバレ開始 全編通して『愚かな人間』がテーマとして描かれているもので、 音でびっくりさせるタイプではないのでその点は安心して読めます。 エンディングムービーも完備。 作品としてまとまりのあるもので良かったです。 個人的に1番気になった話は、サンタの話です。サンタの正体と目的が、想像すると身震いします。 @ネタバレ終了 楽しい時間をありがとうございました。
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高層マンションサウンドノベル形式の人間ドラマ!書斎で起きた出来事、ゾッとしました。主人公目線だと超怖かったです。各エンドに込められた優しさと毒が人生の難しさを物語ってますね。幸せについて改めて考えさせられました。面白かったです。
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好きだ!全エンド全スチル回収させていただきました。こういったゲームには必ずキャラクターの好みがでてくると思うのですが、攻略をあとまわしにした子もエンディングを迎えるころには、ア~!好きだ~!とド直球にならずを得ませんでした。三者三様+1の魅力あふれる彼らの虜です。細かな背景や表情差分、カスタムまで体験できるオマケの豊富さ!大大大満足です…作者様のこれからを楽しみにしております
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メンヘラにだって理由がある拙いながらも実況させて頂きました! 素敵なゲームをありがとうございます。
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かみかくしの夜エレベーターに引き続き、プレイさせて頂きました。 まだ1つのエンドにしか辿りついていませんが、 本作も、時代が時代ならSFCのROMカセットで販売できる商用レベルですよコレ。…いや、現代でも少しロイヤリティ的なモノを頂いても良いのでは?と思いました。 @ネタバレ開始 あとがきによると 構想が15年も前からあり、それをこうした形にして世に出す。 その達成感たるや感無量の域に達じた推測します、楽しませていただきました。 ありがとうございます。お疲れ様です。 理沙の「舌絡らみ」の文脈は、言葉で表せれない何かノスタルジック思いに馳せました。 あと、「翔自身のテントは張っていた」の件(くだり)。私こういうの大好きです。 @ネタバレ終了 別のエンドに辿り着くのも楽しみです。
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三秒前の恋人意味が分からない。すごい。 ただただ技術と演出に圧倒されました。 プレイできてよかったです。 ありがとうございました!
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君は夜明けの星になるすごく安心して楽しめる、ファンタジーの恋愛ものでした。 ファンタジーの世界ですが、魔法に憧れる明るい普通の女の子であるミアちゃんが主人公なので、物語に入り込みやすかったです。家族同然の幼馴染みでミアちゃんに想いを寄せるジオンくんと、ぶっきらぼうながら穏やかで優しい異国のルカくん。キャラクタの好感度が高いので、読んでいて安心感があります。ルカくんの序盤はちょっと取っ付きづらさがあるものの、ミアちゃんの明るさで上手く緩和されていました。 イラストも綺麗で馴染みやすい印象で、キャラの感情が分かりやすく伝わってくるのが魅力的です。しっかりと描かれた眉も、感情を表現するのに一役買っているのかな、と思いました。 中盤以降、どちらのルートでも意外な事実が明かされて、物語にぐっと押し込められるような心地でした。ハッピーエンドの後味の良さも、バッドエンドの物悲しさも好きです。 @ネタバレ開始 設定とタイトルの絡め方が上手いなぁ、と思います。そして、髪や目の色まで舞台設定に組み込まれているのは驚きでした。月の国の内情から醜さのようなものが見えてきたことで、実在感が増したように感じました。ミアちゃんたちの存在を架け橋に、両国の軋轢がなくなってほしいですね。 おまけシナリオも、ちょうど知りたかった箇所が描かれていて、高い満足感がありました。ここでしか使われないイラストなんかもあったりして贅沢な作りです。 @ネタバレ終了 とても楽しく読めました。ありがとうございました!