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ゲーム実況OKの作品(実況前に必ず作品の概要や規約を熟読してください)

49242 のレビュー
  • ボクだけがしっている
    ボクだけがしっている
    @ネタバレ開始 繋がりがあるとは知らずに何気なく読んでみたら @ネタバレ終了 ギャン泣きしました。どうしてくれるんですか。凄くいい作品ありがとうございます。 PS.おまけって何ですか、おまけって泣かせにこないでくださいよ  (ほんっっっっっっっとうにありがとうございます)
  • ヘルメネウスの箱庭
    ヘルメネウスの箱庭
    @ネタバレ開始 言葉が通じない・異種な「彼」にどんどん愛着が湧いていき、心から絆を深めたいという想いが溢れる素晴らしい作品でした…!言語の解読というシステムが本当に面白い…。「彼」の表情や文脈から言語を読み解いていく(試行錯誤を重ねながら)ことで、徐々に心を通わせていく感覚と物語の目的である「人間とライカンの戦いを止める」ために奮闘している感覚をたっぷりと味わえました。そしてクリア後のタイトル画面の演出にキュン…二人の幸せを願っています。 @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました!
  • はじめての!デスゲーム・マスター
    はじめての!デスゲーム・マスター
    ようやくエンディング回収できました! アプデ後のヒント機能わかりやすくて好きなキャラクターと簡単に会いやすくなってよかったです! 攻略のボタンを押すと具体的な条件を教えてもらえるので困ってる時は活用してください〜! デスゲーム主催!やりたい!人の生死を握りつぶしたい!と思ってプレイしたのですが、それぞれのキャラクターと交流して背景を知っていくと、思った以上にダークな世界観と激ヤバ倫理観で楽しー!と思って押していた人殺しボタンを押す手が止まりました… それくらい命とは人生とは法律とは…と深く考えさせられるよいゲームでした。 @ネタバレ開始 不具合があるとのことでアプデを待っていたのですが、アプデで追加されたヒントがわかりやすくて助かりました!(攻略ボタンを押さないと条件が出ないということになかなか気がつけませんでした笑) 特に勾留されている人たちの手紙や罪について知った時にそのキャラクターが白黒からカラーに変わっているところが、デスゲーム参加者から1人の人間と認識した描写なのかな?おしゃれな演出だなぁとか全員カラーにするとエンディング条件になるのかなと思ってました。エンディングはそんなに関係なかったです笑 マスさんとコシュミエさんのエンドがとてもイイですね…好きです。 質問の数も想像以上にたくさん用意されていて、ギャグからシリアスまで幅広くて、ちょっとずつ不穏になっていって怖くてよかったです。 また作品を作られるご予定はあるのでしょうか?次回作も楽しみです
  • 午前0時の私たち
    午前0時の私たち
    私にとって、始めてのノベルゲーム♫ 右も左もわからないままタップしてみると‥ 湿気を感じるBGMが揺らいだ時空へ誘い、気がつけば壮大な世界にどっぷり! 大作映画を見たような読了感を味わいました♫
  • せんせはアタシのxxx
    せんせはアタシのxxx
    @ネタバレ開始 イラスト+ボイス+一週目終盤の暴露、二週目の本音モードが可愛すぎる…。おませな言動と服装は大好きな先生の彼女がギャルだと勘違いしていたからなんですね~!先生との年齢差はあるけれど叶ってほしいと願わずにはいられないくらい魅力的な子ですしギャルちゃんと同じ微笑ましい気持ちで見ていました♡EDでは素朴な卯月ちゃんや勘違いした時のエピソードまで見れて最後まで楽しかったです! @ネタバレ終了 ホントのホントにハートフル!素敵なゲームをありがとうございました!
  • 10月32日のハロウィン
    10月32日のハロウィン
    気になったのでプレイさせていただきました…! ハロウィンというテーマが好きなので選びました。 キュルビスちゃんかわいいですね! しかし、そのかわいさに裏がないはずがなく… @ネタバレ開始 なんとなく、彼自身もさまよえる霊なのかなと予想していましたが まさか母の代わりだったとは…! 生きるためにしてきた、ぎこちない行動のひとつひとつが 最終的に母の罪の意識を思い出させることになろうとは。 とはいえ父も母も相手を何一つ見ていなかったので こうなって仕方のないことなのだろうな、と思います。 愛なんて言葉だけで全部嘘っぱちというのが見てて辛い… 来世では幸せに生きられますように。 それはそれとして服装の趣味はいいんですよねえ ハロウィンだから、というのはありそうですが。 @ネタバレ終了 素敵な作品をありがとうございました!
  • 十三階段
    十三階段
    バッチ5つともいただきました。 語られるお話はどれも美しくて素敵でした。AIで絵もBGMも作れるんですね。透明感があってストーリーにとても合っていると思います。ストレスなく分岐を見て回れて楽しく遊べました。ありがとうございました。 byウニクリのketata
  • パーフェクト・バーガー
    パーフェクト・バーガー
    全エンディングプレイさせていただきましたがすごく楽しいゲームでした! レシピを忘れてしまった店長がメニューの写真を見ながら注文を受けていくゲーム…かと思えば後半はお客さんの注文に合ったバーガーをつくっていくという少し頭をつかうゲームでエンディング回収も面白かったです! ハンバーガーの具材やお客さんはダークだけど可愛くて馴染みのあるような、個性ある世界観で、イラストも可愛くて好きです! @ネタバレ開始 個人的にextraエンドの隠し方?ヒントの出し方?がおしゃれで気がついた時天才だと思いました! 後はサンプル画像にグッドエンドへのヒントを隠していたり… 同時期に開発していたんですかね?別作品との繋がりも綺麗で無料で遊ばせていただいてよいのですか?と…。 エンディング回収向けに飽きさせない作りも細かくて楽しい素敵なゲームでした…!
  • はじめての!デスゲーム・マスター
    はじめての!デスゲーム・マスター
    マスさんがすごく可愛くって反応が楽しかったです、、こんないいゲームプレイできて嬉しかったです
  • まいるど☆デスゲーム~暗闇観察実験~
    まいるど☆デスゲーム~暗闇観察実験~
    わーいデスゲームだーと大喜びでプレイしました。 @ネタバレ開始 主人公のこと、ギャルゲだからこういう子なのかなと思っていたらとんでも野郎でそれだけでもやばいのにデスゲーム後の彼はさらにやばくて驚きました。 どんでん返し2回ですごく楽しかったです。 クリア後にもう一度最初から遊んでみると……という仕掛けも好きです。 @ネタバレ終了 女の子たちの可愛さが悲惨さに拍車をかけていると思います。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 彼岸の花は夜に咲く
    彼岸の花は夜に咲く
    尾猫シリーズを制覇するぞ!とワクワクしつつ実況動画としてプレイさせていただきました。 @ネタバレ開始 作品紹介のあらすじだけを見ると一作目を思わせるような不穏要素もあり、実際に本編としても途中まで「これは葦島さん激怒案件か…?」と不安になりつつ進めていました。 いきなりバーで盛り上がる場面から本編は始まり。 元・財閥の坊ちゃんという凪さんが取り巻きを囲んで盛り上がろうとしている場面、それを探しに来たであろう葦島さん。 面識はあるような感じだったので、今回はどういう知り合いなのか? ストーリーを読み進めてみれば、先程までのテンションは作り物だったとばかりになる凪さんが言えに帰りたくないと語り出す。 初見の際には、婚約者を妊娠させるだけさせて失踪をするなんて随分身勝手な父親がいたものだ…と女の目線から憤りはありました。 が、全てがわかると失踪というより結婚前にもう死んでいるのだから(表向きは失踪扱いとしても)そりゃ、そういう事になってたんだなぁと納得。 ……何で、お前みたいなのが、俺の連れになってたんだっけ? この部分で、一作目のように認知を歪ませてそう思い込まされているパターンだろうという事は理解しました。 となると、葦島さんにとって何かしら目的があって近づいたパターンという事も予想はできたので話の焦点となる『凪が父親のような人間だろうと思い悩んでいる事』と『そこから起こる/想定できる展開』に対してに用があるのだなと。 凪さんとしては、自分には父親と同じ血が流れており見た目としてもその特徴を色濃く受け継いでいる。 父親としての責任を果たさず失踪した父親のように、見た目だけでなく内面だってそっくりなはずなのだと思うからこそ立派な人達と一緒にいる事が辛く感じてしまう。 だから冒頭のような、悪く言えば金持ちの腰巾着をして恩恵を授かりたいだけの空虚な取り巻きの中にいる時が彼にとって現実逃避のできる時間だったのでしょう。 しかし、独身時代ならともかく結婚をしているなら家庭もある以上ある程度責任や行動も慎むべきというのがあるべき形なのでしょうか。 きっと、凪さん自身もそういう意味で家にいる方が正解なのはわかっている上で…それでも自分とは違う伴侶のような立派な人達といる事から逃げようとしている。 正直、個人の考え方として親がクズだったとしてもその子もそうなるかは別だと思ってはいます。 悪い意味の英才教育として、親のクズな部分を学習した子供はそうなる可能性が上がりそうですが凪さんの場合はまず父親の顔も知らない訳ですし。 元であれ財閥の坊ちゃんという事は、母親である名家のお嬢さんとされた人が育った環境で育てられ教養は学んでいそうです。 だから心配しすぎといえばそうだと思いますが、大事なのは凪さん自身がどう思っているのか。 日本人では見かけない色素の薄い髪と特徴的な瞳。 その外見が嫌でも血を感じさせてしまう、現実を突きつける鏡になってしまう事。 そこから悪い方向へ考えが囚われた彼は、ただ事実から逃避をしたくてたまらない。 そして場面は変わり、凪さんの妻である薫子さんと葦島さんが会話をする場面へ。 時間帯は昼という事でしたが、どうやら夜だけでなく日中も家にいたくもないとばかりに凪さんは外へ出ているようで。 それに呆れた様子を見せる葦島さんと、擁護をする薫子さん。 そこで唐突に明かされる、薫子さんが現在妊娠二週間という事実。 葦島さんの正体が産まれる事のなかった胎児と考えれば、そういった事を見抜く能力があるのは想定できましたがまだ外見での判断も全くできないのに言い当てた事は何も知らない人から見れば不思議な事でしょう。 葦島さんの言葉に、それでも普段の夫は良い人だと反論する薫子さん。 ここは作中にある通り、伴侶を否定されて気分の良い妻は居ないといえばその通りですが…。 「――――私の母も、同じ様な事を言っていたんですよ」 葦島さんからの、この台詞はあまりに実体験だからこその重みが違い過ぎた。 彼の、彼を腹に宿したまま亡くなった母親だってきっと最初はあの男を良い人だと思っていたのでしょう。 少なくとも、運命の相手とまで思っていたのに…結果的には、自身を死に追いやったのですが。 だからこそ、葦島さんの薫子さんの力になるという言葉は自分のような不幸な子供や母親をこれ以上出さないという覚悟の表れでしょう。 今度こそ、というのも自分の母は救えなかったけれど他の母親となる存在は守りたいのかと。 ここは後から読み返すと、そのままの意味でも解釈できますが葦島さんにとっては彼の父親から続く因果でもある。 だから、今度こそというのはあの男から続く不幸な母親と子供という連鎖を断ち切る為にという意味での今度こそでもあったのかなと…。 さらに場面は進んで、薫子さんの妊娠を知った凪さんと口論になるところへ。 凪さんは自分だって知らなかった事なのにと言いたげですが、まず普段家にいない彼に薫子さんが相談なり言葉を交わせる時間は少なかったでしょう。 葦島さんは能力という形で先に知っていた特例としても、もし凪さんがまともな父親になりそうなら何も言わなかった事を合わせ。 「俺だって知らなかった」と言おうとしたところで被せられる「知りたく無かったんだろう?」という確信。 君は父親にそっくりだ、父親になるべき男じゃない等の言葉から「あ、これ死んだな?」と予想しましたが、正直この先は想定外の展開でしたね。 だったら死んでしまえとなる展開と予想をしていたので、凪さんが何故判っていながら「言うな」と止めようとしなかったのか? と思いきや…堕胎を提案される事になった。 確かに、早期ならばそれだけ母体の方も負担は少ないのでしょうがそれでも堕胎という事は命を奪う行為でもあるのに…。 自分が責任から逃げたい、それだけの為に、自分から言い出して責任を背負いたくないから誰かが言ってくれるのを待っていた…? 父親が失踪し、歪んだ経緯ながらも財閥の息子となったとなれば当然周囲からの視線は冷ややかな物だったでしょうしそれ自身は凪さんの責任でも罪でもないでしょう。 だけど、父親になる覚悟もないのに行為に及び妊娠をさせてしまえばその責任から逃げたいというのは紛れもなく彼自身の問題。 なのに彼は、その言葉をのんでしまった。 表面上は笑いながらも、自分なら案内もできるから安心するように言う葦島さんとしてはどんな気持ちだったのか。 この先、凪さんが責任に耐え切れなくなり母親諸共亡くなるように仕向ける可能性よりは良かったから? 確かに彼なら、以前にも黄泉平坂に行けたので命を奪われる赤子に対し彼岸への案内はできるでしょう。 だけど、自分のように誕生を望まれないまま目の前にいる父親であるはずの男が我が子の死を望んでいるのに……。 ここを思うと何とも複雑な感情が入り混じります。 何事もなく産まれる事ができ、祝福される権利はどの命にだってあるはずなのに。 でも、凪さんが責任を取れないどころか最悪の場合を想定するなら今子供は犠牲となっても薫子さんが生き延びる可能性を残した方がいい。 しかし、それを産まれる事すらできなかった葦島さんにさせるというのはあまりにも残酷すぎる話ではないのか? 凪さんが意識を失い、次に目を覚ますとそこには凪さんの望みを叶えようとベッドに横になる薫子さんの腹へ手を伸ばす葦島さんの姿が。 意識が、映像が鮮明となり目の前で何が行われようとしているか認識した凪さんは頭より先に身体が動き薫子さんと葦島さんの間に立ちふさがる。 口から出る言葉は情けなく、まともに発音できてもいないのに。 顔だって青褪めて、震えているというのに。 「……如何して?君が自分で言ったんじゃあ、ないか」 考えてはいても、責任を負いたくないから誰かに言って欲しかった。 我が子という責任から逃れる為に堕胎をしてもいいのだと。 なのに、それを妨害しようとする今の行動は明らかに矛盾している。 「気の迷いだった?そうかな?生まれて来た子は、後悔するかも知れないよ?君みたいにね」 他でもない、凪さん自身が無責任な父親のせいで苦しんだ被害者でもある事。 それを、その愚痴を今まで話していたという記憶。 ここも個人的な意見ですが、子供は親も自身が産まれる環境も選ぶ事はできない。 ただ、生物の仕組みとして作られる条件が揃えば生命は宿ってしまう。 それを後天的に理由をつけているだけで、本当に子供自身が親や環境…全てを理解し産まれる事を望んでいるはずがない。 芥川龍之介の河童でもないのだから。 実際、凪さん自身だって産まれる事こそできたけれど後悔の多い道のりだった。 自分は別に産まれたくなど無かった。 失踪する位なら、何故自分を産ませたのだと悩んで悩んで…全ての重圧から逃げたくてたまらないと考えるようになってしまった。 それでも 「――――産まれる前に死ぬなんて、可哀想じゃ無いか!」 後悔があまりに多い人生だったとしても、それでも産まれなければ悩むという事すらできない。 生を受けるという事は幸せな事ばかりではなく、当然悩みの連続でもあり。 それを痛い程知っている凪さんでも… 後悔すら、出来ないなんて、そんなのは、余りにも。 それが、これまでの道を歩んでも彼が持っている考えだった。 この言葉は葦島さんも想定外だったのか、表情が固まり今までに見せた事のない色を見せ…そして、悲しそうに笑った。 凪の言葉を聞いて安心したのでしょう、凪と凪の父親は違う人間なのだから大丈夫。 君は、大丈夫だよと言ってどこか安心したようにも見える様子でした。 そして、それからどれ位の月日が過ぎたか。 凪さんと薫子さんの間には可愛らしい少女が産まれ無事に育っていた。 両親とはぐれ、葦島さんと会話をし両親のいる場所を教えてもらう瑠子ちゃん。 変な格好のおじさんに会ったと報告し、その特徴を説明すればその人物が葦島さんだとすぐに気づく凪さん。 おとうさんも会ったことある人?と聞かれれば彼は答える。 お前の名前は、其の人から貰ったのだと。 …凪にとって腹違いの兄であり、産まれる前に死んでしまった蛭子から貰ったのだと。 だけど、娘には『昔からの友人』と伝え。 瑠子ちゃんは、今度会ったら自分の由来を教えようと言い。 その顔は凪さんが苦しむ事となった青い瞳が美しい顔立ちだった。 血は、時に逃れる事のできない呪いになるかもしれない。 だけどそれに打ち勝てるかは、今を生きるその人の覚悟次第だった。 ◆感想総括 あとがきに目を通し。 言われてみると、確かに3作目のあとがきで毎回男がクズなのも~とか変化球が~と書いてあったような?とここで思い出しました。 クズにちゃんとした立ち絵(容姿がしっかりわかる物)はいらねぇ!!というこのノリ好きだわ~…と一発で惚れたと言いますか。 あの演出?が結果的に今回の伏線になったのは素直に凄いなと思いました。 そこで不明だったのもあり実は凪さんが伊皆と顔が同じというのも、推理できる要素がなかったので外見が判明してもそういう人もいる程度で読み進めていましたが…。 考えてみれば、今回語られていた凪さんの父親に関する情報(家庭環境)を含めると何故あの男が美貌に恵まれていたのか? 自分の生い立ちでお涙頂戴ができるというのも具体的にはどんなエピソードだったのか? ここに対する解答が得られました。 一作目と繋がっている事を疑っていれば…確かに伊皆は葦島さんに処されたので失踪扱いにならざるを、はその通りでしたね。 (これ、結果的に被害は減らせたかもしれないけど失踪事件に関してなら、腹違いとはいえ実の弟にも結構根深い問題残してない?葦島さん……というのは結果オーライとして) 単に葦島さんの出自を考えれば無責任な父親というのは憎むべき対象だから辛く当たっていたのだろう。 そして、母親となる人物の身を案じるのも当然だろう。 その程度で読んでいましたが、相手があの男の血を受け継いでいる自分の弟だからこそ同じ間違いをする可能性を高く見積もっていた。 だから悲しい事だとしても、自分や自分の母のような被害者を“今度こそ”出したくなかった。あの男から始まった事としても。 でも、葦島さんも言っていた通りに似ていたとしても別の人間である事。 何度自身が人生の中で産まれたくなかったと思い後悔を繰り返し逃げたいという欲求に負け続けていたとしても、肝心な部分からは逃げなかった。 その上で「産まれる前に死ぬなんて、可哀想じゃ無いか!」 そう言い切ったのなら、その血は顔に色濃く表れていても間違いなく違う人間である事の証明でしょう。 あとがきで作者様も述べている通り、この言葉は葦島さんにとっても本来なら父親に言って欲しかった事も合わせ救いがありました。 葦島さんに対する救済でもあり、後悔の多い人生の中を歩んだとしても…それでも産まれる事もなく後悔すらできないよりは良い事なんだと凪さんが言った事は。 前述した通り、子供は自身の意思で産まれたいかを選べない。 その上で、当人に落ち度はないのにどうしようもない理不尽に遭遇する事だって珍しくはない。 凪さんもまた、そんな一人でありながらも辛くとも生を授かるという事を肯定してくれた。 だからこそ、言葉に対する重みというのでしょうか。 気持ちの上で救われたと思える部分がとても大きく感じます。 最後の場面で、娘に葦島さんの名前から貰って瑠子と名付けた事。 それは凪さんにとって、産まれて来る事もできなかった兄の名を貰うという事で家族として過ごしていく意味でもあり…。 疑似的ながら、あの時産まれる事のできなかった葦島さんが疑似的に生を受けているようでもあり。 ジャンルである、産まれて来なかった君に「また会える日を楽しみに」 これが彼岸花の花言葉にかけているのも合わせて好きです。 本編の内容としても様々な彼岸花に関する要素を入れつつ、そう思える終わりにしているという点が本当に大ッ好きです。 @ネタバレ終了 折り畳み部分が長々としましたが一言にまとめますと 「ただ、感謝しかない」 全てはそれに尽きます。 今回も素敵な作品をありがとうございました。
  • 怪異ホラーミステリー×コマンド選択式アドベンチャー「星影の館殺人事件」
    怪異ホラーミステリー×コマンド選択式アドベンチャー「星影の館殺人事件」
    レトロな雰囲気にひかれてプレイさせてもらいました ちりばめられた謎もすべて最後の推理のときに回収できてとてもきもちがよかったです 怪異とミステリーがほどよくまざりあい クリア後に残るちょっと物悲しい気持ちもよかったなぁと思います 素敵な作品をありがとうございました!
  • アンガー・マネジメント・ファンタジー
    アンガー・マネジメント・ファンタジー
    面白かったです。 絵と会話の内容がミスマッチなのがまたいい。 楽しい時間を過ごすことができました
  • アリシアちゃんと〇〇〇〇しないと出られない部屋!
    アリシアちゃんと〇〇〇〇しないと出られない部屋!
    おもしろかったです!!
  • 夜梟伝
    夜梟伝
    面白かったです。 戦闘シーンがとても作り込まれていてすごかったです。 墨で描いたような演出も、すごかった
  • まいるど☆デスゲーム~暗闇観察実験~
    まいるど☆デスゲーム~暗闇観察実験~
    面白さとガチガチに震えました @ネタバレ開始 俺くんが違和感あるナルシスト系主人公かなと思ったらガチでヤバい俺くんだと分かりとにかく読んでいるだけで震えました。 みくにちゃんこそ主人公してますね 俺くん、身近にいたら嫌なタイプというかいて欲しくない人間ですね そして最後に俺くんを利用した施設の人すら殺すのは開いた口が塞がらないというか俺くんサイコ通り越して怪物では? と思いました とにかく面白かったです!
  • Q.この人は幸せですか?
    Q.この人は幸せですか?
    質問の答えが意外な答えだったりして、はっとさせられることがありました。 @ネタバレ開始 最後の質問も「どうなんだろう」と思いながら回答しました。追加の質問では少し切なくなりました。 @ネタバレ終了 とても良いゲームでした。ありがとうございます。
  • Charon -The mind overcomes the body-
    Charon -The mind overcomes the body-
    プレイさせていただきましたー! アンドロイドの淡い恋心良き…! 朝食のシーンの見た目を自由に変えられる設定も大変面白かったです。 @ネタバレ開始 1本道なのに「イブを連れて帰るべきか否か、どっちの選択肢を選べばいいんだ…!」と悩みました。 個人的にはいや、我々の愛は未来をも変える!と連れ帰りたいところでしたが そこは機械としての冷静で確実な判断と、機械にしかできないやり方で共にいることを選んだのがとてもよかったです @ネタバレ終了 素敵なゲームをありがとうございました。
  • まいるど☆デスゲーム~暗闇観察実験~
    まいるど☆デスゲーム~暗闇観察実験~
    公開前から完成を楽しみにしていたので、早速プレイさせていただきました! 可愛い幼なじみが朝から起こしに来る…そんな理想の学生生活を送る主人公でしたが、ある日突然デスゲームへの参加を強制されて…? しかもこのデスゲーム、何だか様子がおかしいです…。 @ネタバレ開始 まず最初に…俺君、びっくりするほど気持ち悪いなぁ…(褒め言葉) 謎に上から目線だったりして、日常パートから既に一般人とは感受性が違うな?とは思っていましたが、まさかガチのサイコさんだったとは…。 そんな俺君の妄想の中の【りのあ】たんですら、若干俺君に対して引いてる様子が見て取れたので、多分リアルではもっと露骨に嫌がられてたのではないかなと予想してみたりします。 両親の様子から、家庭内では甘やかされて育ったけど、運悪くいじめっ子に目を付けられて精神が崩壊してしまった…のかと一瞬思ったんですが、多分それは切っ掛けになっただけで、元来彼にはそうなる素養が十分過ぎる程あったんじゃないかな…! そんな彼に目を付けられるしかなかったりのあちゃんが、本当に可哀そうで不憫でした。 みくにちゃんも言ってましたが、「○された後ですら精神的に解放してもらえない」とか恐ろしすぎます…一体前世でどんな業を背負ってたんだとしか言えないです…。 最初のデスゲームの様子から、やたら俺君に決定権があったり、【りのあ】ちゃんが俺君に対してデレデレだったりと違和感が凄かったですが、最後の答え合わせ後に思い返してみると何もかも納得出来て、上手いなー!と素直に関心しました! 先生がなりふり構わず助かろうとした事も、みくにちゃんに対してルール違反だと強制執行された事も、全ては実験に帰結してたんですね…。 みくにちゃん自身も、途中までは俺君が無罪になるのを避けるために協力的だった節がありますが、俺君の様子を見て耐えられなくなっちゃったのが見ていて本当に心抉られました。 もう君が真の主役でいいよ…!! と思ったのに、ラストー!!そのラストはあかんやつ…! もう本当に、俺君が終始気持ち悪すぎてやべーな…!というのが、一番の感想です。 そんな彼を安易に利用しようとした施設側も、ある意味自業自得なのかもしれませんね…? 今作は初のサイコスリラーへの挑戦だと聞いて楽しみにしていたのですが、元々ヤンデレ等の人間のほの暗い部分を描くのが得意な製作者さんなので、俺君の理解しがたい(生理的に受け付けたくない)精神構造や、周りの一般的な価値観の人達がそんな彼に対してどんなマイナスな感情を抱いているかなど、生々しく描写されていて凄いなと思いました…! 最後の俺君のスチルと【りのあ】たんへのラブコールが印象的過ぎて、しばらく頭から離れないと思います…w @ネタバレ終了 心に強く残る、印象的な作品をありがとうございました!
  • 月の光の鎖屋さん
    月の光の鎖屋さん
    ハイクオリティで世界観の統一されたビジュアルと、その設定に惹かれてプレイさせていただきました! 冒頭から状況や主人公さんの心情の説明が分かりやすく丁寧で、物語の世界観にスッと入り込むことができました。 優雅で美しくもどこか物悲しさを感じさせるBGMも、作品の世界に浸る手助けをしてくれます。 @ネタバレ開始 突然現れる謎の美少年に翻弄さる展開…好きです!! 魔法の存在する世界で、得体の知れない少年と始まる新生活。さらに自分は人形の姿になってしまっているというこれまでと全く違う状況は、プレイヤーとしてワクワクするもので、魔法世界の理や様々な事情などを一つ一つ知っていくのがとても楽しかったです。 主人公さんが人形に変えられてしまっているというもの、プレイヤーが自分を主人公に投影しやすい仕組みとしてとてもいいなと感心しながら、世界観を堪能いたしました。 魔法という設定は、安易に使えば深みの無い物語になってしまいそうだな…と、自分はこれまで自作品内で上手く使いこなすことができなかったのですが、 本作ではその契約と代償に重きが置かれており、何かを得るために何かを犠牲とするというシビアな設定が、本作をダークファンタジーとして本格的なものにさせているんだな…と感じ、とても勉強になりました。 その他にもしっかりと専門用語を使って魔法世界の事象が説明されており、かといってそれは難しすぎず、設定の作り込みと分かりやすさのバランス感覚に感服するばかりでした。 主人公さんとルミエル君がそれぞれ抱えている孤独や苦悩は、二人だからこそ共有し分かり合えるもので…その唯一無二の関係性は甘く妖しく美しく、とても魅惑的で、プレイ中その関係性なってからは終始うっとりとしていました。 トゥルーエンドは手放しにハッピーエンドと言えるものでは無いかもしれませんが、それでも今の状況で考えうる一番の幸せを手に入れられた主人公さん。少しほろ苦い結末が心に何とも言えない感情を残し、とても良かったです。 そして単純に、ルミエル君が会いに来てくれる毎日なんて羨ましすぎる!!!!こりゃ寿命を差し出す価値もあるな…!!と主人公さんが羨ましかったです笑 バッドエンドはなかなか絶望感広がる終わり方だったので(それはそれで良い)、よりトゥルーエンドが尊く感じられたかもしれません。 ともかく、二人の今後に彼らなりの幸せが満ちることを願います…!! @ネタバレ終了 本格的なダークファンタジーの世界に浸れる素敵なゲームでした! どうもありがとうございました!!