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59402 のレビュー
  • 改元
    改元
    改元という今ホットな話題を取り扱ったことと、それ自体をゲームに落とし込んだという発想にまず感服。 独創的で可愛らしい世界観を基に、コミカルかつテンポよく進んで行くので結構量の多い分岐も軽快に楽しく読み進めることができました。 「選んできた分岐パターン」を「結晶というモノを集めてきた」というコレクション要素的に振り返ることができるのも一工夫利いていて面白い! 余談ですが自分のアイコンがチベットスナギツネなので、キツネのジッキーくんには親近感(?)を覚えます。だからどうしたっていう感じですけど、なんとなく言いたくなっただけですハイ。
  • ペンションおしぼり
    ペンションおしぼり
    なんというか…独特の雰囲気とノリが癖になりそうな作品です。舞台の描写がとても丁寧で、自分も旅をしているように感じられます。プレイしやすいような配慮も随所にちりばめられていて、とてもありがたかったです。
  • そうだね、その夏の日の話をそっと君にしようじゃないか
    そうだね、その夏の日の話をそっと君にしようじゃないか
    思っていたよりエグい内容の話とかもあって少しびっくりしました。各話の選択肢も、その内容からは予想できない展開になったりと、面白かったです。
  • 初雪が降るころ
    初雪が降るころ
    すっご~く可愛らしかったです。 イラストが可愛いのは勿論のこと登場人物達の人柄が可愛くて物語が可愛い。初くん後ろ髪を結んでるの可愛いな……。 こんな時間ですがオムライスが食べたくもなってしまいましたね。 初雪の日の心が温まるお話でした。おまけの設定や一言もまた可愛くて温かい~!
  • むち。
    むち。
    無知である罪。夏休みが解放ではなく閉塞だった子供の地獄。 読み始めた最初は連作短編のような感覚で物語の行き先が掴めなかったのですが、途中から流れが変わってきたな……、となって。しんどみでした。 無知であるからこそ愚かで、そして愛おしいもの。子供。しかし愚かであることが許されなかった子供はどうすればよかったのだろう? 教えてくれる大人もいなかったのに。 イラストと手書きの日記が沢山で、無知と勇知による断絶こそあるけれど、出来る限り女の子の感情にも寄り添える形になっていたように感じました。個人的にはおまけページのイラストが一番すきです。 おまけにある本編には出てこなかった日記のページ、女の子の複雑な心情と極限状態が更に伝わってくるようですね……。
  • 壊れた世界で君とイチャつく
    壊れた世界で君とイチャつく
    「性交渉をコミュニケーションとして行う」存在が人間だった、という文章を何かの小説で読んだことがあります。実際には知能の高い動物に関しては人間に限らず、また異性同士、同性同士に限らずコミュニケーションとして行っていることは生物学における常識です。 よく「生産性のない行為」として蔑視だけではなく排除されることもありますが、「関係の変化」がきちんと「生産」されているではありませんか。 この二人は「互いの関係性の前進」という「生産」に成功していて、よほど「人間より人間らしい心」を持っているんだな、と思いました。
  • 俺とお前が愛について語るだけ
    俺とお前が愛について語るだけ
    セクシュアリティ、マイノリティ、などなど。 恋愛対象の方向性としての分類は数あれども、「この人だから好きなのだ」という次元はなかなか考慮されません。 この作品で語られる「愛」こそが、「本物の愛」なのだと胸に刻まれた心地がしました。それは私にとって大切な感覚です。 この素晴らしい感覚をありがとうございます。
  • 愛と救いの塔
    愛と救いの塔
    宗教の恐ろしい所は、 総ての事象に「意味」を見出し、 己の存在を「特別」なものと錯覚し、 真実や正当性に「階層」があると思い込み、 他人が口にしただけの「神聖な存在」を崇拝し、 自身のものであろうがなかろうが「資本」や「命」を平気で捧げ、 同類を半ば強制的に取り込んで「集団」をつくり、 盲目的に自分たちの主義主張に会わないものを「処置」していき、 その信仰によって利権を独占する「至高の存在に祀り上げられた詐欺師」の思うがままに行動する。 でも、それは宗教だけでしょうか? 宗教は、何かもっと大きい規模のものの縮図ではないのか? そもそも宗教は、人類の集団から生まれるものなのでは? …と、そんなことを考えながらプレイさせていただきました。
  • ヤンデレ妹は愛したいっ!
    ヤンデレ妹は愛したいっ!
    昔ヤンデレキャラを作ろうとしてよくわからなくて断念したことを思い出しました(笑) こう、何か語ろうとするとネタバレになりそうで書けないもどかしさがありますが、女の子たちは可愛くて、そしてそれを受け入れる?主人公すごい。 「何か語ろうとするとネタバレになりそう」なストーリー、気になる方は是非!
  • チャップとマヨ~のバカンス
    チャップとマヨ~のバカンス
    画面がとっても可愛くて癒やされました~!穏やかでほんのり物悲しい雰囲気がすごく良かったです。死ぬ前にこんな風にバカンスが過ごせたらすごく素敵だなぁって思いました。 色合いや不思議なキャラクターたちがなんていうか、エモいです…センス◎…浜辺のカップルが何となく好きです…幸せであれ…
  • 海の彼方で消えた空
    海の彼方で消えた空
    とにかく幻想的なイメージのゲームです。 無邪気でかわいらしい少女の真紀ちゃんがするお話はどれもふわふわとしていて、彼らのいる場所と相まって夢の中にいるような気分になりました。 真相やバックグラウンドがきちんと全て語られるわけではありませんが、それぞれのエンディングを見、それから真紀ちゃんのお話を振り返ることで彼らに何があったのかをつかむことができました。 むしろあまり語られない方がこの美しい世界観を壊すことがなくて良かったのだと思います。 個人的に一番最初に見たエンディングの演出がぞわっときましたが好きです。 素敵なゲームをありがとうございました!
  • 動物の謝肉祭
    動物の謝肉祭
    動詞になるという不思議な撮影の中起こった殺人事件のお話です。基本人物はシルエットで進むのですが漫符などで演出されてて表情豊かです。緊迫する空気の中ご飯をおいしそうにパクパク食べる陽子さんが癒やしでした!笑
  • Last Resort
    Last Resort
    ※このレビューにはネタバレを含みます。 暖かさと寂寞が心に残る作品だなと思いました。 イラストの可愛らしさもさることながら、背景も手描きで統一されており、世界観に没頭できます。 シンプルなアドベンチャーなのでゲーム性は高いわけではありませんが、『選択』というテーマがとてもアドベンチャーゲームと親和性があった様に感じました。行動とストーリーの変化の因果関係が実感できるというか、選択肢によって何か出来た、あるいはしてしまったという感覚があって、選択肢ごとに緊張感が楽しめました。EDを回収しようと結局全部の選択肢を試すわけですが! テーマ性は重いものの、EDによっては清々しい気持ちにさえなれましたので、ぜひたくさんの方に遊んでみてほしいと思います。 「○○て生きてくれ」といった彼の気持ちを思うとどうにもやりきれなくて、けれど安心もできて、色々な感情に耐えながら読んだあのシーンが一番心に残っています。複雑な気持ちになるんですけど、何度も読みたくなるくらいすきなシーンでした。 素敵な作品をありがとうございました!
  • おるばり! 7K
    おるばり! 7K
    主人公の大学生・庵が、ヒロインやサークルの仲間たちと同人誌を作るために奔走するラブコメ物語。選択肢はなく、2時間程度で読了しました。『おるばり!』というタイトルのシリーズは他にもありますが、この作品からでも問題ありません。ヒロインの奈那が制服(?)を着ているので、読む前は高校が舞台かなと思ってしまいましたが、登場人物は全員大学生です。 とにかくキャラクター・シナリオが素晴らしい作品でした! ストーリー自体は王道ですが、メリハリの効いた展開で長編ながら全くダレることなく、ラストまで一気に読むことができました。 男性恐怖症を抱きながらもムードメーカーとしてサークルを引っ張る奈那、人見知りの性格でオカルト・ホラーに精通している静香など、個性的なサークルメンバーの掛け合いは読んでいて本当に楽しかったです。登場するキャラクター、みんな生き生きとしてました。 個人的には友人のカズナリがすごく好きです⋯⋯! 普段は冴えないオーラを出していますが、いざとなると庵の背中を押してくれたり、頭の切れる行動(たまにミスってしまうけど)を起こしたりと、一筋縄ではない部分がとても魅力に感じました。 ストーリーも途中から主人公の庵にすっかり感情移入してしまい、後半の展開には「おおおっ⋯⋯!!」と心の中で唸り声をあげてしまいました。でも、最後はしっかりと締めてくれます。 いろいろと苦難を味わった末、最後に奈那から「隣にいるとすごく安心する感じ⋯⋯それが、本当の恋」という言葉が出た途端、心がすごく暖かくなりました。作品全体をギュッとまとめてくれる、素晴らしい言葉だと思います。 長くなりましたが、最後まで飽きさせない正統派のラブコメストーリーでした。 未プレイの方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
  • もんすちゃっと ~人魚姫の場合~
    もんすちゃっと ~人魚姫の場合~
    素敵なお話でした。 ヒロインであるリエッタはとても可愛く 直接の会話ではありませんが、やりとりは 見ていてとても微笑ましかったです。 選択肢を選ぶのも楽しかったです。 グラフィックも良かったですね。 システムも実際にスマホを扱っているようで 一日で作れるのはすごいと思いました。
  • Eat me
    Eat me
    ゆるく可愛らしい絵柄と短めのプレイ時間だったので、軽い気持ちでプレイを始めたのですが、とても重くて深いSFでした。この世界で何が起きてるのかもっと知りたくなって、ED全て回収してしまいました。面白かったです! モノクロームの画面とシンプルな線が世界観にぴったりで、『ジョウシ』の顔が『上司』なのもすごく、言葉にできないのですが、何というか必然なんだなあという気持ちになります。 そして、NSFみんな可愛いからより辛いけど、辛いからより可愛く見えちゃう……。
  • あの教室で見た夢、それを見た夢。
    あの教室で見た夢、それを見た夢。
    読み終わってとても切なくなりました。 夢というものはいつか必ず覚めるものです。 ですが幸せな夢なら、いつまでも覚めないでほしいと思いますね。 10分以内に読み終わる短編ですが伏線もきちんと回収しており キャラクターも書き分けられていて、お話の質が高いと思いました。
  • 睦眼さん - hizumi2 -
    睦眼さん - hizumi2 -
    イラストとBGMが悲しい物語を引き立て没入感を演出しており、短い時間で作品の世界観を味わわせて頂きました。
  • 都道府県を覚えたいから-北海道・東北地方編-
    都道府県を覚えたいから-北海道・東北地方編-
    え、え、ええ?!!! すごい統一されたグラフィックの強さと最後まで突っ走る 完成度の高さ。脱帽。 そして凶器…それ…柄だと思ってたよ!!! 始めた途端、ないにやら聞き覚えのあるボイスによるBGM… ん…あ、これはウピ・ドゥピ・こちょこちょしないで~ くすぐったいから~のあの方!!! 忘れられない別作品を彷彿とさせました。 今作はストーリーパート(会話があり) 都道府県にも詳しくなれるという深まった作品。 犯人を選ぶときにうたわれている歌も好きです。
  • 改元
    改元
    テーマに独創性があり、日本人ならではの知性が身につく豆知識もありの可愛らしいミニゲームです。背景写真の色使いが美しく、素敵だなと思いました。